子の年齢:3歳4ヶ月
保育参加のご案内が来た。 保育参加?保育参観じゃなく?
確かにそう書いてある。 「お二階さん」(年少〜年長組)になって初めての保育参加だ。
9時ごろ一緒に登園した。 さて、どうするのかな。 ちーちゃんはママがいるので甘えてしまって、トイレで手を洗うのも忘れてしまう。
ドレッサーみたいなところに、今日の日付のサイコロが置いてある。 その日付を見て、シール帳の今日の日付にシールを貼り、ひつじ組の箱に連絡帳を入れる。 靴下を脱いでかばんにしまう。 タオル2枚をかばんから取り出して、それぞれ決まった場所にしまう。 かばんを閉めて、決まった場所に置く。 手洗いとうがいをする。
といった、毎日の日課を先生に言われて思い出す。
教室を見回すと、「おとうばん(当番)」というところに、「わたる」「しんせい」と名前を書いた紙が下げてある。 お二階さんには当番もあるのだ。横のポケットにルールを書いた冊子があるようだったので、取り出して読んでみた。 「しゅっせきをとります。○○くん、△△ちゃん・・・。」と書いてある。 「おとうばん」に当たった子はこれを読む、つまりひらがなが読めないと「おとうばん」はできないのだ。 縦割り保育なので、5歳児だけが「おとうばん」をするのだと思うが、逆に5歳までにひらがなが読めないと保育園が困るので、なんとか読めるよう
にしてくれるのかも。
さて、次は何をするのかな、と見ていると、おもちゃばこから好きなおもちゃを取り出して、遊んでいる。
ちーちゃんと同じ冬生まれの3歳児、「ゆうゆう」と「だいちゃん」も近くで遊んでいて、一人が「○○だ〜」と言って飛んだり跳ねたりすると、3人とも
「○○だ〜」と言って飛び跳ねている。とにかくバカで楽しいところはちーちゃんと同じ。
「ゆうゆう」が何度もちーちゃんにお約束を思い出させようとする。 どんなお約束かというと、保育園に来たらおかあさんとばいばいする、というお約束だ。
「おかーさんと、ばいばいしないとだめだよ!」 ちーちゃんは、それを言われると困ってしまう。 だって、同じ部屋にママが居るのに、離れていることなんてできっこない。それはもう少し大きくなった年中組さんでも同じこと。
「だって、ママ・・・。うぇ〜ん。」 「今日は先生に『来てください』、ってお手紙もらったから、いいの。」と私が言って、ちーちゃんはなんとか泣き止むが、「ゆうゆう」はその後も何度
もお約束を思い出させてくれた。
10時ごろになってようやく、全員着席して出席を取る。 「ゆういちろうくん」 「はーい」 「ともひろくん」 「はーい。」 いいお返事だ。 しかしその後の先生のお話は聞いていない。顔が反対を向いている。 かと思えば突然「ともちゃんね〜、今日ね〜公園でね〜」と大声を出す。 そのあと遊戯室でかけっこした。ちーちゃんは、笛が鳴って他の子が走り出してももしばらくボーっとしている。走るのはそんなに遅くないのにビリ。
。それから鬼ごっこになると、途中で面倒臭くなったらしく、ひとりで窓の外を見ている、こらー、何やってる!
ううむ。 私の小さい時そっくりだ〜。 目標を持って何かする、とか、今やっていることの目的は何か、ってことに興味がないみたいだ。 今やってる自分が楽しいかどうか、楽しめれば続けるし、嫌になったら止める。 そのうち仲間に入れてもらえなくなるんだよ!
家でスタートダッシュとケンケンの練習しなくちゃ。
2007年05月28日(月) |
ゲキレッドにお手紙書く! |
子の年齢:3歳4ヶ月
ママはボウケンレッドをやっていた俳優の高橋光臣にファンレターを書くことにした(笑)。 「ママね、ボウケンレッドにお手紙を書くけど、智ちゃんも何か書く?」 「智ちゃんね〜、ゲキレッドにお手紙書く。」 そういえば、土曜日にゲキレンジャーショーに行って、3人(本物じゃないよ)に握手してもらったのだった。 「ふうん。何を書くの?」 まさかそんなことを言われるとは思わなかったようで、ちーちゃんは困ってしまった。 なにしろ、お手紙どころか、ひらがなも読めない。
「お手紙書くんなら、自分の名前ぐらい自分で書けないとね。」 「まだ小さいから書けない〜。うぇ〜ん。」 「じゃあ、ゲキレンジャーの絵でも描けば。」 「ママ描いて!」 「そんなのだめだよ。それは智ちゃんのお手紙じゃないよ。」
夜になってもまだゲキレンジャーのお手紙のことを覚えている。 「ママ、書いて。」 百歩譲って代筆することにした。 「じゃぁママが書いてあげるけど、何て書くの?」 「智ちゃん、わからん。」 「何を書くのかもわからないんじゃ、お手紙書けないよ〜。」 少しは識字意欲が高まっただろうか?
2007年05月27日(日) |
ひとりでピアノ教室に行く |
子の年齢:3歳4ヶ月
ピアノ教室にはいつも、ママかパパが一緒に入って授業を受けていた。 ピアノ教室と言いながら、小さい子はよだれをたらすので、おもちゃのキーボードでドレミの練習をしていた。 4月から年少組に進級して、よだれもあまり出なくなってきたので、そろそろ本物のピアノで練習しようと思う、と先生に言われた。 ついては、ちーちゃん一人で教室に来てもらいたい。年少組さんだからできるはず。
ということだった。 そもそも家からピアノ教室に出発するのも嫌がるちーちゃんに、どうやって納得させればいいのだろう。 ひと月も前から、一人で行きなさい、いやだよう、というのを繰り返していた。 が、先週、時間ぎりぎりに到着し、車がナナメになっていたので、とりあえずちーちゃんだけ教室に入れて、車を停め直そうと考え、玄関で「靴を揃えて、先生にご挨拶するのよ、ママは車停め直してから行くからね。」と言って分かれたら、素直に教室に入って行った。 後で先生に聞いたら「大丈夫でしたよ。ちょっと大阪屋(近くのスーパー)行ってくる、とか言えば、一人で来れますね。」 そして今週、「じゃあママ大阪屋行ってから来るからね。」と言って教室の玄関で別れた。 すると、ちーちゃんは、さっ、と緊張した面持ちになって「ひとりで行くの?」と問い、バイバイして、手と手をぱっちんして教室に入って行った。 おー、やる時はやるじゃん。これもひとつのイニシエーションだ。 さて、本当にスーパーに買い物に行って、慌てて迎えに行ったら、ちーちゃんは「成し遂げた」顔をしていた。 が、急に、「これ、ママやって」と甘え出し、「ママ、ユーレイだからできないよ〜。」と言うと、泣き出した。 気を張り詰めて、疲れたんだね。
さて、帰ろうとすると、次の中学生のお姉ちゃんの授業が始まって、メリハリの利いた演奏が聞こえてきた。 すると、ちーちゃんはびっくりして、感心した面持ちで聞きほれていた。 自分がさっき弾いた同じピアノであんな演奏ができるんだ、と驚いた様子。 「智ちゃんも練習すればすぐ弾けるようになるよ。」 意外なところでモチベーションが高まった、かな?
子の年齢:3歳4ヶ月
妊娠中に粋がって、A.A.ミルンの「くまのプーさん」の原書を買ってしまった。 きれいな装丁で、いわゆる「クラシック・プー」の(ディズニーのプーさんではなく H・シェパードの美しい)挿絵が随所についている。 児童書だからと甘く見ていたが、A.A.ミルンの本業は戯曲作家。格調高い英語は正直なところ7割しか理解できない。 と言う訳で本棚の奥に眠っていたのだが、「やいろん」にからんで、「ゾゾ狩り」のゾゾの英語(Heffalump)を知りたくて、階下に下ろしていたところをちーちゃんに見つかってしまった。
ちーちゃんにはすぐに何の本か判った。
「プーさんだ、読んで。」 「え、でもこれ英語の本だよ。」 どのみち字が読めないちーちゃんは、英語でも日本語でも気にならないらしい。それがどうした?という顔をしていた。
書いてあるとおりに読んだって、ねぇ。 という話を母にしたら、「い〜じゃない。読んであげられよ、英語で。」と言う。
とりあえず、英語で1文読んで、即興で対訳を付けてみることにした。上手くできるかな・・・。 ちーちゃんは意外とすんなりと英語の物語を聞いている。 そして日本語の対訳も、意外とすんなりとできた。 考えてみると、日本語の本でも幼児語に翻訳しながら読み聞かせていることがよくある。知らないうちに自分の語彙力もアップしているようだ。
子の年齢:3歳4ヶ月
つい最近まで、ちーちゃんは「らいおん」と発音ができなかった。
動物園でライオンを見て「あれなあに?」と訊くと「やいろん」
「違う、ライオンでしょ?」 「やいろん。」 「アイロン?」 「らいろん。」 「ら・い・お・ん、言ってごらん。」 「ら・い・お・ん」 ママはすっかり「やいろん」が気に入ってしまった。 「くまのプーさん」に出てくるゾゾ(おそらく象)みたい。
それから、TVや絵本にライオンが出てくるたびに、ママはわざと「やいろんだね!」と言うようになった。
「あ、やいろんだ!」 「ちがう、ちがう。らいおん。」 「じゃぁ、やいろんは?」 「ら・い・お・んだよ。ら・い・お・ん。」
いつの間にか言えるようになってしまっている、つまらない。 ママはこっそりこの空想上の生き物「やいろん」を育てることにした。
タテガミは何でできていることにしようかな?学研のニューブロックかな? なきごえは?「ガオー」じゃなくて「かぅぃたぅぃ〜(買いたい〜)!」とか? いつも前足で穴を掘って、庭のダンゴムシを探しているのだ。
子の年齢:3歳4ヶ月
昨日は、節水問題で我が家は激震。 複合世帯で節約を語るもんじゃありませんね〜。意図せず責任のなすり合いに発展する・・・。 さて、布の店ブーケに注文したソーピング(生機の洗いざらし無染色の織物のこと)ワッフルが届いて、何を縫おうか2ちゃんにカキコしたついでに、 三上 真史(轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンブルー)のその後が気になり、移籍先が決まりブログが再開されたことが分かった。 再開とはいえ、過去の記録が読めるだけ。新しい記録なし。 早くファンの皆様にご報告せんかー。
2007年05月21日(月) |
カウント伯爵は数えるのがお好き! |
子の年齢:3歳4ヶ月
本当に数えるのが大好きなのだ。 我が家のカウント伯爵(義母)は。
ある朝、帰省していた夫と5人で食事をしていたら、「わたし、今アメリカに州が幾つあるか知りたいわ。最近増えたらしいが。旗に描いてある星の数と同じだということだけど。」とイキナリ言い出した。
アメリカの州が増えたなんて聞いたこともないが、事実だとしても、それを知ることであなたの生活に何の恩恵があるのかな? おかしくてたまらない。 セサミストリートのカウント伯爵みたいだ。とにかく何でも大仰に数えて、10まで数えるとカミナリが落ちる。 「そんなことを知って何になるんですか?」 「いや、だって、わたし知りたいわ。」 「全然興味ないな、何ヘクタールの土地から何トンのトウモロコシが獲れるか、とかも。」 「何ヘクタールの土地から何トンのトウモロコシが獲れるか、は大事だよ。」
1合(180cc)と1カップ(200cc)の違いは気にならないのにね!
2007年05月20日(日) |
ちーちゃん作品展-ブロック(貨物列車) |
子の年齢:3歳4ヶ月
近頃ブロックでいろいろ面白いものを作るようになってきた。 乗り物が主なのだが。 写真は、本人いわく、「貨物列車」。 材料になっているのは学研のニューブロックというおもちゃで、保育園でも一番人気のブロックだ。
子の年齢:3歳4ヶ月
ジャージーの予約販売のHPを見ていたら、パパが布を気に入って、予約して俺の服にしてくれ、と言うので製作したのがこれ。 布はRick Rackで、パターンは大手町服装工房のヘンリーTシャツXLなのだが・・・。トホホ・・・。
首が太すぎて、襟が持ち上がってしまっているし、とにかくムチムチ。きれいな布なのに勿体な〜い。 それにこのお腹、メタボのサンプルじゃないのよ! 服にあわせて痩せなさ〜い!
因みに大手町服装工房の型紙(メール便なら送料無料♪)は、+「わ」なし(身頃中心でちょん切られていない)+プレカットなので、ジャージーのボーダーでも裁断が超ラクチンでした。パターンひとつでここまでラクができるのね〜。
2007年05月16日(水) |
crocsのkyman(クロックスのケイマン) |
子の年齢:3歳4ヶ月
昨年夏から大ブレイクのCrocs Kyman 今年、ちーちゃんのサンダルを新調するのにあわせて、自分サンダルを新調することにし、ついてはCrocsのKymanを購入することにした。 ところが、沢山あるように見えて、実はサイズがない。23-24cmというサイズは軒並み品切れで、ネットショップに至っては販売停止されている。 すっかり諦めて、Holly Solesというカナダブランドをネットで注文しようと思っていたら、ゼビオスポーツに若干サイズがあった。 通販で靴を買うのは怖いもんねー。やっぱり店頭で試して買わないと。
そんなこんなで、何とか入手したcrocsのkymanであったが、その後自宅でも大ブレイク。 名古屋から戻った夫が早速真似をし、義母もこっそり私のを試し履きしたらしく、注文している。 ちーちゃんには違うサンダルを購入しちゃったんだよね〜。真っ先に勧めたんだけど、歩きにくいとかで却下に。
子の年齢:3歳4ヶ月
あ、写真撮り忘れた。今回は力作だったのに。 金曜は保育園の遠足だった。行き先は海王丸パーク。 遠足といえばお弁当だ。⇒恐怖。
前回、入園式のお弁当で、中身を作って詰める段になって、「これは、食べるときにこぼして暴れるかも!」と焦り、急遽メニューを変更したので、今回は、詰め方図まで描いて、献立を決めた。
小さいコロッケ(手作り冷凍済み) 茹ブロッコリー にんじんのグラッセ コーンとアスパラの卵とじ ウインナー アメリカンチェリー うーん、彩りも完ペキ。
それからゴハンはおにぎりにして、海苔をイカリマークに切って貼り付ける。
わーい、お昼が楽しみだ〜。
と張り切りすぎて、会社に着いたときには、頭痛が始まっていた。 さて、帰ってきたお弁当箱を見ると、ブロッコリーもにんじんも卵とじもチェリーも残っている・・・。 食べたのはおにぎりとコロッケとウインナーだけ。 「何で?量が多かった?」 「うん。おなかいっぱい。」
がーん。張り切り損の頭痛儲けだ・・・。 そしてその後、私の体調はドンドン悪くなり、月曜には病院に行くことになったのだった・・・。 くれぐれもお弁当は頑張り過ぎないように。
子の年齢:3歳4ヶ月
保育園に迎えに行くと、ちーちゃんの手提げに、画用紙のようなものが入っていた。 取り出してみると、人の顔が描いてあって、下に先生の字で「いつもありがとう」と書かれている。
「プレゼントだよ。」 「あ、本当?ありがとう。」 そうか、母の日ってわたしもプレゼントをもらう日なんだ(実は義母へのプレゼントばかり考えていた)。 去年ももらったけど、去年よりだいぶ女の人の顔らしくなったし、可愛く描いてある。 丸い顔、丸い大きな目、ピンク色の口は微笑んでいる。そして髪の毛は・・・くりくりパーマ?あれ? 「ママの髪型って、こんなんだっけ?」 「それ、智ちゃん。」 「え゛?」
そういえば、去年もこんな話をしたような・・・。 去年の母の日の似顔絵も、頭はもじゃもじゃだったのだ。
ちーちゃんって毎年母の日に自画像を描くの? もしかして来年も?
パパに話すと、最初はママの顔を描いていたが、ママの髪型が難しいのでついもじゃもじゃにしてしまい、問い詰められて面倒臭くなって「智ちゃん」と言ってしまっているだけではないか、と言う。 そういわれてみれば、去年の絵はどう見ても子供の顔だが、今年の絵は大人の顔に見えなくもない。 来年の母の日も楽しみだなぁ。
子の年齢:3歳4ヶ月
近頃「オバちゃん力」がついたと思う。ちーちゃんが保育園に行くようになってから。 ウチの子も他所の子も同じように叱ってしまう。 昨日もスーパーで、冷凍庫のガラス戸を開けて、内側のくもったところに絵を描いている女の子を見て 「あ、おねーちゃん、そんなことすると、中身とけるよ。」 と即座に注意。 独身のときはこの、さりげなく注意する、というのがなかなかできなかった。 マナーを注意されると誰だって多少萎縮するものなのだ。 それを「そんなことも知らないの!」といった見下ろす語調で指摘すると、反感を買ってしまう。 「オバちゃんうるさくてごめんね〜。でも気になるから言わせてね。」といった語調で言われると、「言うとるわ〜」程度には取ってもらえる。
失った物があれば得る物もあり。 「オバちゃん力」がついて、少しラクに呼吸ができる気がする。
子の年齢:3歳4ヶ月
ちーちゃんは小学生ぐらいのお兄ちゃんが大好きだ。ショッピングセンターのキッズスペースで遊んでいる小学生などを見ると、必ず割り込む。 しかも3歳のくせに、対等に遊ぼうとする。疎ましがられること必定で、ひどいときには軽く蹴りを入れられたりする。 靴屋に行ったとき、わたしが靴を選ぶのに必死になっていると、キッズスペースから裸足で飛び出したちーちゃんが、どこかのお兄ちゃんを追い掛け回していた。 鬼ごっこしているのかと思ったが、翌日ふと理由を聞いてみると、 「お兄ちゃんに、何か言われた。」 「ひどいこと言われたの?」 「うん。」 「何って言われたの?」 「・・・」 その言葉はおそらく、ちーちゃんのボキャブラリーにはなく、語調で悪口と理解したもののようだ。
不憫だ。 でも、兄弟で遊んでいるところに割り込めば、何か言われても仕方ない気がする。 どうしてあんなにもお兄ちゃん好きなんだろう。
よーく考えているうちに思い出したことがあった。 わたしもちーちゃんぐらいの頃、お兄ちゃんを追い掛け回していたのだ。 子供の頃は男の子になりたくて、女の子と遊ぶのが面倒だった。しかも、大きなお兄ちゃんのやっている、ハデな遊びに憧れていて、自分も対等にやれると思い込んでいた時期が、わたしにも確かにあった。 そして、町内で一番年上の男の子に蛇蝎のように嫌われて、顔を見るたびにいじめられた。私も彼を怖がるようになった。 ところが、最終的には彼の妹ととても仲良しになったのだ。
そこでちーちゃんにその話をしてみた。 ママもね、小さいときお兄ちゃんが大好きで、遊びに割り込んでいじめられたよ。でも妹と仲良しになったよ。 ちーちゃんも、お兄ちゃんと仲良しになりたかったら、まず弟や妹と仲良くしてみたら?
ちーちゃんはまじめな顔をして聞いていた。理解したような気がする。 ちーちゃんはまだ男の子だからいいよ。ママなんて、お兄ちゃんの真似ばかりしていて、女の子の友達ができなかったもん。
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