負けるか。 |
起業をする人は、周りの人におかしい人だと思われる覚悟をしなきゃいけない。
周りはすべて敵だ。いい話など、他人に話すときは自分が得するときだけだ。
僕は、おそらく本当の意味で友達を知らない。 それはこれからの僕にとって幸せなのかも知れない。 想像上の理想の友達を紙の上に描けるから。 僕自身が友達に絶望を教えなくていいから。 僕はダメ人間だ。 引きこもりになる勇気もなかった。 誰にも抗えなくて、自分で決めることも、責任取ることも出来ない。 こんな人間こそ、消えるべきなんじゃないかと思う。
僕は、もっと必要として欲しかった。 でも、この考えは愚かだ。 だって、僕の中で一番は僕自身なのだから。
もう、無理だ。 走ることも、不可能だ。 怖い。 真っ暗だよ。 希望も、光も、何にもない。 だからって誰かに頼ることだって叶わない。 足がすくんでもう動けねぇよ。
地震で死んでしまえよ、自分。 あぁ、助けてくれるなよ。 幸せにしないでくれよ。 失ったら怖いじゃないか。 怖い。前すら見えない。 しなきゃいけないことから逃げてるだけじゃないか。 何にも出来ないくせに。
誰かに寄りかかることは叶わない。 だから、自分ひとりで動こうとするけど、普通の人はみんなこういう。
「どうしてわからないの?」 「こんなこと普通でしょ?」
僕が振りかざすコトバは、誰かが落としていった言葉。 僕を縛り上げた。 僕の自由を奪った。 どうして僕が、他人に振りかざしちゃいけない? 普通の方々が言っていたのに、どうしてみんな泣くんだよ。 自分が言った言葉に、涙するなよ。
誰のために生きているのか。 誰のために。 この肺は呼吸を続けるのか。 誰のために。 誰のために。 何も出来ない、この両手をぶら下げて、誰のために。
もし、これが僕の人生だというなら、僕は首を括ろう。 誰のためにもならないなら、迷惑になる前に。 僕には、誰かのためになることはきっと学習できないから。 誰かが必要だと、真の意味で言ってくれるなら、それなら。 望むだけ無駄。揺れるのは当然。
白いベッドの手すりにケーブルをかけて、何度目をつぶったか。 そのまま手を離せば、意識ぐらいはなくなっただろうに。 目を覚ますことぐらいは出来なくなっただろうに。 出来ない僕は弱虫だ。 生きてしまう。薄情者なんだ。 僕は、僕が一番大切なのに、僕を裏切る。
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2006年08月30日(水)
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