日々あんだら
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(SONY α7 + CarlZeiss T* Planar50mmF1.4)
えーと、さんざんこの日記で書いて来たことですが、間が空いたのでおさらいしておくと、僕は4人兄弟の一番上です。 下に弟が2人と妹が1人います。 上2人が独身で、下2人が既婚という下剋上兄弟です。 しかも、3番目(弟)は2回も結婚してやがります。 兄貴、周回遅れです。
…また脱線してしまった。
今日は弟のことはどうでもよくて、妹の話。 妹、兄貴の影響というわけではないんやけど、10年ぐらい前からボチボチ写真を撮っています。 僕の写真なんぞほとんど見せたことはありませんが、撮る写真がどことなく似てて気持ち悪い。^^;
その妹が、数年前から島に住む同世代の女性たちと一緒に「小豆島カメラ」というサイト?ブログ?FB?を運営してます。 島に住む女性たちが毎日日替わりで島のことや生活を紹介する、という企画。 なんでか知らんがオリンパスさんがスポンサーについてて、機材を無償貸与してもらったりしてるみたいです。 羨ま…しくはない。(だって画質が…ごにょごにょ)
で、「いろんなところで宣伝しとけ」と命じられた健気な兄は、ここで宣伝します。
小豆島カメラ
僕もたまに覗いてるんやけど…最近みんなネタに困ってきてるな…とか。 ウチの実家やオカンがたびたび出て来て、プライベート垂れ流しやな…とか。(お前もな!) まあでも、僕も知らない島の風習が紹介されてたりとかして、結構おもしろいかと。
この日記を読まれているのは相当暇な人たちだと思うので、暇つぶしついでに覗いてやってくださいな。 よろしくお願いします。^^
(SONY α900+MINOLTA AF100mmF2)
桜の写真も難しいけど、梅の写真はもっと難しい。 まあまあ満足できる梅の写真が初めて撮れた気がする。
*
土曜日に、知る人ぞ知るにゃんこパラダイスな某公園へ癒されに行った。 散々にゃんこを撮ったあと、園内を散歩してたら紅梅が見頃近かったのでそっちも撮っていた。
そしたら、カメラストラップに腕章を引っ掛けた男性がこっちに寄ってきて話しかけてきた。 なんでも某新聞の記者で、梅の取材に来ていて話を聞きたい、と。 「熱心に撮られているようですので」って、まあ周りの花見客の人たちと比べたらそうですよね。^^;
「で、どうですか?」ととても曖昧な質問をされ、なんて答えたらいいかわからないまま、 「寄って撮ろうとしたら雄しべがワッシャ〜で気持ち悪い」 「離れたらまばらでこれもまた撮りにくい」 「少し遠めから望遠レンズの圧縮効果を効かせたらまあまあいい感じに撮れた」 「あとは逆光で撮るといいかもしれない」 (満開が楽しみですね、という質問に)「そうですね」 などと回答。 なんですかこの一般人の感覚からかけ離れたマニアックな感想は…orz
まあさすがにこれはボツやろう。 名前や職業も聞かれたけど形だけで、俺らが遠くへ去ったら他の人にもインタビューするに違いない。 などと連れと話していたのでした。
そしたら。
どうも昨日、その新聞の地域版に小さく載っちゃったようなのです。 名前、住所(都県レベル)、職業、年齢つきで。(笑) その抜粋。↓
都内から写真を撮りに来たhideさん(会社員・40歳)は「遠くから見てもまとまった赤い花がきれい。満開の時期が楽しみ」と見頃を待ち望んでいた。
すげぇ。 嘘はついてないけど本当のことでもない、このギリギリなライン。 誰が読んでも不快に思わない無難な表現。 そして、都内からわざわざ撮りに来ている人がいる、という地域住民へのアピール。 読者は、この男が猫を撮りに来たついでとは夢にも思うまい。(笑)
新聞記者のテクニックを見せつけられた1件なのでした。(笑)
何年か前から、山に登る時のカメラはデジタルのソニーNEX5シリーズ(何台も壊して代替わりしている)と二眼レフのミノルタ・オートコードに固定されている。 NEX5シリーズには27-300mm相当の高倍率ズームをつけ、オートコードにはTri-Xばっかり詰めている。
山に登るのに中判カメラをぶら下げて行く人はあまりいない。 過去に一度だけ、燕岳の山頂でハッセルをぶら下げた女性を見たことがある。 レンズとボディで2kg近いカメラである。そんなものぶら下げて標高2700mまで登ってくる女性は女傑memeさん以外に見たことがない!! と思って声かけてみたらそのmemeさんだったというオチがついた。(笑)
話は脱線したけど、それぐらい中判カメラを持って山に登る人はマイナーなのである。 でかいし重いしフィルム交換めんどくさいし。そもそもフィルム自体がでかくて重いし。その割に枚数撮れないし。 でも、そんな中でもオートコードは軽い方である。コンパクトとは決して言い難いが、ほぼ直方体ででっぱりが少ないので、荷物の中で邪魔にはなりにくい。 そして、スクエアフォーマットでレンズ交換できない、というのがよい。 あれこれ悩まずに、露出とピントだけ合わせて、あとはシャッターを切るしかできない。 ファインダーを覗きこんでイマイチだな、と思ったら、それ以上は何もできない。諦めて片付けるしかない。 とてもシンプルで、疲れて頭があまり回らなくても撮れるカメラなのだ。
そして、その描写はとても優しい。 山には厳しい面も恐ろしい面もあるんだけど、そんな場面では二眼レフなんてとても取り出せない。 自然と、山の美しいところ、楽しい場面だけを撮ることになる。 そんな場面を写し取ったフィルムが、もう何十本も家にある。
いつか、オートコードで撮った山の写真だけで個展を開きたいと思っている。 いつになるかはわからないんやけど…^^;
minolta AUTOCORD(Rokkor75mmF3.5、Kodak Tri-X)
明けてからだいぶ経ちますが、今年もよろしくお願いします。 このまま次の更新が年末のご挨拶、ということが無いように頑張ります。^^;
さて、もうだいぶ前の話になりますが、正月の2日に小・中学校の同窓会に出席してきました。 うちの島、男の厄年である数えの四十二歳で大きな同窓会をするならわしがあるんですよ。 四十二!四十二ですって!? 自分がそんな歳になるなんて、想像もしてませんでしたよ。。 (※満ではまだ四十です。)
高校は島の外に通ってたもので、ほとんどの同級生とは25年ぶりの再会。 25年!四半世紀ですって!?(もうええっちゅうねん) それだけ会ってないと、顔も名前もわからなくなってるやつがたくさんいるだろう、 ということに帰省してから気付き、急遽親友宅から卒アル借りてきて前夜に予習。(笑) うちの中学、学年で280人もいたもんで、覚える(思い出す)のがもう大変!! それでも、学年の半分ぐらいと同じクラスの全員はなんとか暗記して当日に臨んだのでした。(試験か!) あとはもう、この作戦に頼るしかない!!
・顔見てわかったやつ→「お前、変わっとらんなぁ」 ・わからんかったやつ(男)→「どこのおっさんかと思たわ!」 ・わからんかったやつ(女)→「綺麗になったなぁ。わからんかったわ〜」
…何回「綺麗になったなぁ」を連呼したことか。。。 「ホンマ?ありがとう!」と喜ぶやつ、「あんたは口が上手くなったな」と言うやつ、 「…はぁ?(怒)」と切れるやつ、いろいろでした。 顔見てわかったけど「綺麗になった」と思わず言うてもうたんは2人ぐらいやったかな。(笑)
でもホンマ、男女問わず、老けたやつ、若々しいやつ、いい顔になったやつ、 なんか嫌ぁな顔になったやつ、人それぞれでした。 やっぱ25年やもんなぁ。25年×365日=約9,000日。 その9,000日間どうやって生きてきたかが顔に出てると思いました。
みんなから見て今のおれの顔がどう見えたかはわからへんけど、 今度会ったに「前に会った時よりええ顔になっとる」と思われるように、毎日積み上げて行きたいな。
次のこういう同窓会は還暦の年。 別れの時の合言葉は「(数えの)六一まで誰も死ぬなよ」でした。 ホンマにな…^^;
19年後にまた会いましょう。
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