日々あんだら
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2010年07月31日(土) 国立新美術館



マン・レイ展を観に行って来た。

彼が写真の歴史にどういう足跡を残した人かは知ってるつもりだったけど、そう言えば彼の写真は1枚も見たことがなかった。
彼が写真だけでなく、絵や彫像やその他の作品も残している、ということも知らなかった。^^;


凡庸。


それが彼の写真を見た最初の印象。
どこかで見たような写真ばかりだ。
どこにでも溢れていそうな写真ばかりだ。

でも、途中で気が付いた。
僕がどこかで見た、どこにでも溢れている写真の影響をマン・レイが受けているわけではない。
それらの写真が、直接・間接を問わず、全てマン・レイの影響を受けているのだ。
ポートレートも静物も風景も。
ライティングもトリミングも。
写真の加工や修正まで、彼は1920〜30年代にやってしまっている。
(ないのはスナップくらいで、その源流はもちろんブレッソンだろう)

今の僕らの目で見て、マン・レイの写真に目新しさは全くない。
でも、彼が切り開いた道を歩いている僕たちにとって、それを見ることは決して無意味ではないはずだ。

【マン・レイ展】
2010年7月14日(水)〜9月13日(月)
国立新美術館 
1500円




それに先立って、同じく国立新美術館で開催されているオルセー美術館展も見てきた。

はっきり言って、絵画については全く詳しくない。
中学の美術の時間に教わったことと、マンガの『ギャラリー・フェイク』で読んだことが僕の知識のほぼ全てだ。(笑)
でも、芸術作品を見るのに予備知識なんか必要ない。
 どう見るか。
 どう感じるか。
 どういう影響を受けるか。
 好きか嫌いか。
重要なのはそんなもんだと思う。


100点以上の絵画を人込みに巻き込まれながら見るわけで、当然ゆっくりじっくりとは見れない。
ある程度以上大きな絵は、少し離れて見ることを前提として描かれてると思うんだけど、人が多すぎてそれも無理。
それでも感じられることはたくさんあったし、おもしろかった。
入場料と、30分の待ち時間と、人込みに巻かれる苦労を差し引いても、見に行ってよかったと思う。


ただ、ウザかったのは、連れに講釈を垂れる人が多かったこと。
「この画家はこの時代どういう状況で、それがこの絵にどう反映されているか」とか「ここにこの色を使うなんて普通できないよね」とか「この玉ねぎ、すごい生命力!!」とか、そんなんどうでもええねん!!
その画家の人生なんかに興味はないし、確かにあそこのあの色を使うのは一見不自然かもしれんけど3歩下がって見たら自然に馴染んでたし、あの玉ねぎは妙にのっぺりしてて僕の目には気持ち悪かった。

感じ方なんか人それぞれで正解も不正解もないねんから、せめて周りの人間が自分なりの感じ方をするのを邪魔しないで欲しい。

ここから先は僕の考え方、というか好き嫌いなんだけど、(写真も含め)例え作者と言えども作品を見ている横で解説されるのが大嫌いなのだ。
作者が作品に込められた思いとかはあるんやろうけど、それをどう感じるかは見る人の自由でしょう?
もしそれが違っているのだとしたら、それは作品の力不足が原因なのだ。
それを言葉で補うようなことはして欲しくない。

ましてや、赤の他人である評論家や観客の解釈ならなおさらだ。
何が悲しくて、オリジナルの作品を目の前にしながら他人の感じ方を押し付けられなあかんねん。

というわけで、この展示、見に行く価値はありますが、耳栓か何かを持ってった方がいいです。
てか、美術館ででっかい声でペラペラ喋んなや。(-_- +


【オルセー美術館展2010「ポスト印象派」】
2010年5月26日(水)〜 8月16日(月)
国立新美術館 
1500円



ちなみにこの2つの展示、両方のチケットを同時に買うと2800円と少しお得です。
両方合わせて3時間くらいで見れるかなぁ。(オルセーの方の待ち時間を除く)
ただ、両方気合入れて見て回ると、最後の方で頭痛が始まります。^^;


2010年07月30日(金) ランチ


悪い笑顔。(笑) (SONY NEX-5 + ミノルタM.ROKKOR28mmF2.8)


今日はひさしぶりにsayaちゃんとランチ。
おれが担当しているお客さんの会社がsayaちゃんの会社に近くて、
お昼前後に商談が入った時なんかは良く一緒にランチしてたんだけど、
実はsayaちゃんは妊娠8ヶ月。(おめでとう!)
再来週から産休に入ってしまうので、きっとこれが最後のランチだろうなぁ…
ってちょっと淋しく思いながら。

でも半年ぶりくらいに会うsayaちゃんはお腹が大きくなった以外は何も変わらず。
相変わらず元気で、おいしそうにご飯を食べ、誰かを落とす時に最高の笑顔を見せてました。(笑)
会話が弾みすぎてお昼休みを過ぎてたけどね。^^;

生まれるのは男の子だそうで。
走り回る子供を追い掛け回してるsayaちゃんが目に浮かぶわ〜。(笑)
きっといいお母さんになると思う。^^
頑張って元気な子を産むんやで!!

「産休入ったら暇だから遊んでよー!」
その前に、部屋の片付けと出産の準備、きちんとしときやー!(笑)


2010年07月29日(木) ヤケ肉(映像追加)



今年の頭頃に思いつき、GW頃から計画し、ボーナスをつぎ込んで準備した富士登山。
豪雨で断念しました。(笑)

もうね、「もしかしたら行けるかも…」って迷いとか、「行っとけばよかった」って後悔なんか、
カケラも起こらないような豪雨。
天気予報から怪しかったんやけど、とりあえず行ってみようということで御殿場へ。
レンタカー借りて、コンビニで朝飯買って…る間にものすごい雨に。
男3人、コンビニの軒下でパンをかじりながら「ないな」「ないね」と全会一致。(笑)

でもとりあえず登山口までは行ってみよう、ということで新五合目まで行ってみたんやけど、
その道ですでにすごいのすごくないの。
ワイパーを最速にしてもフロントガラスに打ち付ける雨粒で前が見にくい。
道の上に川ができとる。
その中に突っ込もうものなら、車の屋根より高く水しぶきが舞い上がる。

雨もここまですごいと却ってテンションが上がる。
みんな絶叫&爆笑。(笑)
そして始まる「行いの悪いやつ探し」。(笑)

新五合目に着いて、車の中でいそいそとレインウェアを着込み、車の外へ。
寒い!
雨粒が顔に当って痛い!!
ここですでに身の危険を感じる。(笑)

新五合目の看板の前で記念写真だけ撮ろう、としてたら、なんと上からヨロヨロと降りてきた人たちが。
その内の1人が「帰って来れてよかった…」と呟く。
こ、怖すぎるんですけど。。。^^;
思わず「お疲れ様でした!!」って声を掛けてしまった。(笑)

聞けば、昨日の内に9合目まで上がってたんだけど、上もすごい雨で、ご来光は諦めて降りて来たらしい。
上はとんでもない寒さだったとか。途中、土石流で道が一部ふさがってたとか。
…聞けば聞くほどすごい。よくぞご無事で。。。^^;

ということで、ここで正式に富士登山は断念となったのでした。


で、五合目の山小屋でカレーとか牛丼(ホントは豚生姜焼き丼を頼んだのに…)を食べ、
せっかく御殿場に来たんやから、とプレミアムアウトレットに行き、
てか、ここのアウトレット、通路に屋根がないから結局傘いるやん、
つーか、風強すぎ!傘意味ないし!!キタっちの傘は買って10分で壊れたし!!
って感じで苦戦しつつも富士山断念記念の買い物をし(革製のペンケース買った。笑)、
とりあえず御殿場まで来たことを無駄にはすまいと悪あがき。(笑)

レンタカーを予定より早く返しに行ったらお店のおねーさんが
「富士山は逃げませんから、また来てください」と慰めてくれた。
「富士山が噴火しない限り、絶対またきます!」と宣言すると、
「富士山が噴火したら、私たちはいなくなります」って。
そりゃそうか。^^;
てか怖い。(笑)


高速バスに2時間半ゆられて新宿まで戻り、男3人焼肉へ。
焼肉、ていうかヤケ肉。
ヤケ酒じゃなくてヤケ肉。(3人とも下戸。笑)



てことで、この1ヶ月で4回目のモンシリへ。
行きすぎやろおい。そろそろ店員さんに顔を覚えられてそうな気がする。(笑)
肉だチヂミだ玉子チムだ、キムチとナムルはサービスで食べ放題だ!
初めて連れてった2人にも満足してもらえて、ホント良かった。
やっぱりあのお店は鉄板。^^
締めは松の実粥(と言いつつ、松の実のポタージュスープみたいな感じ)で締めて帰宅。


結局、今回は富士山には呼ばれてなかったってことやね。きっと。
まあまた来年チャレンジしますわ〜。
てかその前に、尾瀬かどこか行きたい。
それなりの投資をした装備を眠らせとくなんて、もったいないことができるかー!!
(…って心理で、一度山に登った人はリピーターになるんやろうなぁ。笑)



(追加)
同志の1人、しもやまさんが撮影した豪雨の模様はコチラ。
おれ、テンションが上がって変な叫び声を上げてます。(笑)

YouTube

YouTube

これを見れば、我々が最善を尽くしたということをわかってもらえるはず!!(笑)


2010年07月28日(水) Road to FUJI. final

いよいよ明日ですよ。
明日、富士登山に出発ですよ。

…が、週間天気予報、明日と明後日だけ雨。
てか、現在大雨警報&洪水注意報&雷注意報。
雨も嫌やけど、それ以上に雷が怖い!!!

ま、登山口まで行ってみて、そこで様子みてやばそうやったら引き返してきますわ。
山は逃げない。(byキタっち)

荷造りがさっきやっと終わりました。
重さ量ったら全部で14.8kgもあったー!|Д`)

その中で、持ってく機材(カメラ関係)でも書いときますかねー。
・ライカM5(メインその1)
 +ズミクロン35mmF2
 +キヤノン50mmF1.2
 +テレ・エルマリート90mmF2.8
 +カラースコパー21mmF4
・ソニー NEX-5(メインその2)
 +18-55mmF3.5-5.6
 +16mmF2.8
 +フィッシュアイコンバーター
 +ライカMマウントアダプター
・キヤノン オートボーイD5
  これは雨天用。
・富士フィルム 写ルンです1600
  石川直樹さんが「どこに行くにも使い捨てカメラは絶対に持っていく」
  と言っていたのを思い出し、最後に追加。

・富士フィルム トレビ100C(7本)
・富士フィルム PRO400+PRO400H(計5本)
  ポジはライカ用。ネガはD5用。
  最初はポジ9本とネガ3本だったけど、天気予報を見て本数変更。^^;
・SDカード、メモリースティック(計28GB分)

・ゴッセン デジシックス(露出計)


こんな感じ。
カメラを持ちすぎ…という気がしないでもない。
でもここから削れる機材が見当たらない。
(どれも軽量コンパクトなカメラばっかりやから。^^;)

ちなみに写ルンですで撮った写真はモノグラムに送って、
8/12〜22の「Summer Snap Festival」の展示に出品される予定です。
天気が良かったら「男3人富士への道」。
悪天候で登山中止なら「男3人湯煙の旅」。

…展示できるような写真が無かったらどうしよう。^^;



ってことで、明日は5時起きなのでそろそろ寝ます。
おやすみなさい。
行ってきます。


2010年07月22日(木) 世界はこんなにも美しいのに、優しくはなかった。(後編)

ということで、2日目。(の日記を今頃。笑)

朝起きて、ご飯を食べた後、1人で付近を散歩する。


今日も良い天気なのだ!
知らない街の路地を、カメラ持ってうろうろするのが好きなのだ!!(不審者)

前日、「10時に迎えに行く」言うてたmomoさんだったけど、10分遅れで到着。
「起きたら9時半やった!」て。(笑)
十分以上に合格点の到着です。^^;

…その前に寝坊しとるけどな。(笑)

この日はmomoさんの個展、には目もくれず、さぬきうどん巡りするぜ!
ということでわが故郷香川へ向かってスタート。

そして車の中で始まる恋バナ。(笑)
僕とmomoさんの恋バナ。
momoさんの浴衣姿くらい意外な展開。(笑)
そして意外なことに、僕とmomoさんの意外な共通点が発覚する。
恋人と口論になったらどうなるか、って話になった時、

「私、どんどん論理的になる」
「あ、おれも。(笑)」
「向こうが興奮すればするほど、言ってることに矛盾が出てくるやん」
「で、それを指摘せずにはいられないんよなー」
「そうそう。『これがこうやから、あなたの言ってることはおかしいやん』って冷静に言えば言うほど、相手が怒る。(笑)」
「あぁ、おれはそれに加えて自分も感情的になるから、筋道立った論理をまくし立てるらしい」
「一番タチ悪いな。(笑)」

ほっとけ。

「momoさんさー、『正しすぎて痛い』とかって言われたことない?(笑)」
「『正しすぎて重い』って言われた!!(爆笑)」
そんな台詞までかぶらなくていい。^^;

「別れる時に彼氏に冗談っぽくやけど。」
「…あ、おれは彼女に泣きながら言われた。。。」
「あはははははは!!!!」
いやー、あの台詞はおれも痛かったんやって。
いまだにトラウマです。。。(おれが悪いんやけど)

「おれらって、もし付き合ったら絶対ぶつかり合ってすぐに破局よな」
「前にもそんな結論にならんかったっけ?」
「なった気がする。(笑)」
「友達だとちょうどええんやけどな。おもしろいし。(笑)」
今がベストポジション。(笑)

そんな会話を繰り広げながら、第一の目的地、『山内』に近づく。
ここには昔、高校の同級生連中と1回だけ来たことがある。夕方やったけどおいしかったなー。
適時(お昼くらい)に食べたらどんなんやろう…ワクワク…
…って思ってたら。

ええっ!?
「本日終了」って書いてる?「終了」って?
まだ11時半やぞーーーー!!!

恐るべしさぬきうどんブーム。
正午前に玉が売り切れるってどういうことやねん!!
ちょっとこのブーム、進んでる方向がおかしくないか!?

と、文句を言ったところで始まらないのでUターン。
次なる目的地『池上』へ向かう。
多分、さぬきのうどん屋で一番有名な店主、るみばーちゃんがやってるお店だ。
実はおれ、まだ一度も行ったことがない。
ばーちゃんが元気な内に行っとかねば!!

momo号に常備?されている「さぬきうどん全店制覇2004年版」と、
昔行ったことのあるmomoさんの記憶を頼りに池上へ向かう。
近くの駐車場に車を停めてお店の方へ。

でもおかしい。さっきの山内と真逆。
人の気配が全くしない。
さぬき屈指の人気店、池上の正午とは思えない静けさ。

その辺りをウロウロした2人はある一つの結論を下す。
「お店、なくなってる」

うわー、どうしたんやろ!?
「ばあちゃんがあの歳で店を移すとは考えられんよなぁ」とmomoさん。
「…死んだか」と結論を下すmomoさん。
「…いや、体調崩したとか」ギリギリ穏当なところに落ち着けようとする僕。(人柄の差が出るね)

とりあえずmomo号で出発しながら、からっぽの胃を落ち着かせるために、
さっきパン屋で大量に買いだめしてきたベーコンエピをかじる。
まあ、おいしいし、今日のお昼はこれでもいいやー。
って思いながら、携帯で【池上 うどん】で検索。
そうしたら。

「あ」
「どうしたん?」
「『池上、移転』って書いてある」
「マジでーーーーー!?じゃあそっちに向かおう」
「とりあえず、2010年版買おうや」
「そうやねー。^^;」
「その前に、ばーちゃんに謝っとこ」

勝手に縁起の悪い想像して、すんませんでした!!!m(_ _)m

新しいお店は香川一中の近くだった。
ちょっと小高い丘の上に建っていて、僕らの頃はどのスポーツもそこそこ以上に強かった。
そのため、他の中学の選手たちからは、「いつも坂を走り回ってるから足腰が強い」とか
「自然と高地トレーニングになるから心肺機能が鍛えられる」とか言われていた中学。
(野球部だけで言われてるのかと思ってたら、サッカー部とか陸上部でも言われてたらしい。笑)

あ、話が脇にそれた。

携帯のちっこい地図を頼りに辿り着いた新しい池上では…

「うわっ、駐車場、広っ!!」
「うわー、めっちゃ並んでるやん…」
「ガードマンがいる!!駐車場整理してる!!」
いや、人気店やしいてもおかしくないんですけど、イメージ的に何が違和感かというと、
「あのばーちゃんが、このガードマンたちを雇ってるんやんな…」
そういうことである。^^;

九州から中部地方までの多彩なナンバーの車が並ぶなか、行列に並ぶ2人。
どちらも行列嫌いなんだけど、さぬきうどんのお店はなんとて回転が早い。
これくらいなら、15分か20分やなぁって思ってたら、それよりも早くお店の前まで進めた。

看板を見て驚く。

高っ!!

いや、1玉150円って言うたらさぬきでは標準的やし、他県の人から見たら激安なんやろうけど、
なんせ池上、昔は1玉70円だったのだ。(笑)
駐車場の土地代とか、ガードマン代が上乗せされてるんやろうなぁ…^^;

さて、注文する直前になって僕は悩んだ。
熱いうどんにするか、冷たいうどんにするか、である。
これは冗談ではない。
うどんは熱いのと冷たいのとで、腰が全然変わってしまうのだ。
熱い方がちょうどいい腰のうどんは、冷たくすると硬すぎる。
冷たい方がちょうどいいうどんは、熱くするとフニャフニャになってしまう。
初めてくるお店なので、どっちに向いてるかわからないのでだ!!
(もちろん、ほとんどのうどん屋さんのうどんはどちらもある程度以上おいしくて、
 その上でどっちに向いてるか、ってレベルなんだけど。)
(でも、『おか泉』は絶対冷たい方。冷たいうどんは今まで食べた中で1・2を争うくらいおいしかったけど
 熱い方はめっちゃ不味かった。あんなにギリギリのバランスを保ってるうどんは他に会ったことがない)

…と迷った挙句、僕の下した結論はコチラ。

両方1玉ずつ食べる。(笑)
熱い方は女性的な優しい腰の麺だったけど、そこに1本芯の入った冷たい方が個人的には好きかな。


ちなみにこっちはmomoさんが頼んだ釜玉。
おれ、釜揚げも生卵もダメなので、釜玉って食べたことないんよね。。。^^;

念願のるみばーちゃんとも会えました。

めっちゃ記念撮影慣れしてはった。(笑)


すっかり満足した僕らは、飛行機までまだ時間があったので徳島方面へドライブ。

気持ちのいい夏空!!
でもやっぱり冬生まれのmomoさんは「暑い」「夏嫌い」とブツブツ文句を言っている。(笑)

途中で、川の中を車が渡るポイントを見つけて(TVにも出てたらしい)引き返す。
そして次の車が来るまで10分くらい待機。
もちろんmomoさんは車の中で待機。(笑)

やっと撮れたーーー!!ヽ(´▽`)/

満足しながら車に戻ったら、ツイッターを除いてたmomoさんが、
「kazuさんのツイッター見てたら『ドライブ中』って貼られてる写真がこの辺りっぽい」と言い出した。
「電話してみたら?」

それ、おもろいなーと思って携帯を取り出す。
kazuさんは言わずと知れた徳島のハイテンション・ハイパワーかーちゃん。
僕は写真を初めてすぐくらいからお付き合いさせてもらっている。
momoさんとkazuさんは面識はないけどツイッターで繋がっていて、
この2日後くらいにmomoさんの個展を見に来る予定だった。
先にサプライズ襲撃だ!!(笑)

電話をかけたらすぐにkazuさんが出た。
「今いいですか?」
「ちょっとだけならええよ」
「今どこですか?」
「阿波紙会館」
横でmomoさんが「近い近い」と呟く。

「え?hide坊、今どこにおるん?」
「脇町の辺りです」
「あらー、帰ってきとん?」
さすがkazuさん、今さら僕が突然近くにいても驚きやしない。(笑)

「別に帰ってきとるわけじゃないんですけどねー。今からちょっと行きますわ」
「ええけど、隣に誰かおるん?声が聞こえたけど」
「ナイショ♪」
「誰?akaneちん?」
「違いますよー。ナイショです。(笑)」

そこから10分くらいのところだった。(笑)

2度目の阿波紙ファクトリー。
そういや1回目はまさしくakaneさんに連れてきてもらったんだった。(笑)
2Fに上がると、奥の部屋でワークショップに参加してたkazuさんが僕を見つけて出てきてくれた。
「ひさしぶりやん」
「どもー」
「あちらの方は?」
「kazuさん、明後日くらいに誰かの展示を見に行きません?」
「…ああっ!!!」

やっと驚いてくれた。サプライズ成功。(笑)

「そうなんやー!hide坊の日記見ながら、これはあのmomoさんかなぁ…って悩んどったんよ」
「そのmomoさんです。(笑)」

華麗にサプライズを決め、満足した僕らなのでした。(笑)
(てか、ワークショップの邪魔してごめんなさい。^^;)

満足感と、阿波紙製の扇子をお土産に阿波紙ファクトリーを後にした僕らは、
そろそろ良い時間なので空港に向かう。
その前にちょっと時間あるねー、と池上の向かいに見つけていたカフェでお茶をすることに。

さっきからずっと飲みたいモードだったクリームソーダを注文してご満悦なmomoさんを撮りまくる僕。
そして捉えた奇跡の1枚。

うわー、ちょっとどうしたん、これ。めっちゃガーリーやん!!
全然魔女っぽくない!!(笑)
momoさんにも見せたら喜ばれて「これ、日記に貼っといて!」と指令を受けました。
(はーい、貼りましたよー)

そんな、女の子らしいところを垣間見せた次の瞬間、ガラスの外にあるものを見つけて、
momoさんのボルテージはさらに跳ね上がったのでした。
「うわっ!!見て見て!カマキリ!!かわいい!!!」

大興奮で(カメラを持ってないので)携帯で撮りまくるmomoさん。
前言撤回。
全然ガーリーじゃない。(笑)



そんな感じの2日間。
…こんなくくりでいいですか?(笑)

ホント、いい展示を見れて刺激をもらえたし、momoさんと僕との変な共通点は見つかったし、
池上のるみばーちゃんにも会えたし(笑)、いい旅でした。
また遊ぼうぜっ!!ヽ(´▽`)/


2010年07月18日(日) 世界はこんなにも美しいのに、優しくはなかった。(前編)

こないだの日記に書いた通り、昨日今日とみかんの国・紙の里まで行ってきました。
カメラ魔女の個展を見るために。

【世界はこんなにも美しいのに、優しくはなかった。】
↑詳細情報がどこにも載ってません。気になる人は自力で辿り着いてください。(笑)


朝4時40分に起きて、5時40分の始発に乗り、新幹線と特急を乗り継いで着いたのが11時46分。
6時間。遠っ!!
(ただし、岡山で30分乗り換え待ち…ってことはあと30分寝てられたんか!!)

特急電車から降りたら暑い〜!!
おりしもこの日は九州と東北を除き、梅雨明けが宣言された日。
夏だーーー!!
ワクワクするぜっ!!
今年の夏は絶対楽しくなる予感!!ヽ(´▽`)/

…とお迎えに来てくれたmomoさんの車にハイテンションで乗り込むと、momoさんがげんなりしてる。
「暑い…」
本気でげんなりしてる。
「ええー、夏が来たらワクワクせえへん?」
「それはhideくんが夏生まれだからだよ」
「そんなもん?」
「冬生まれは暑いのが苦手。引きこもる」
「夏眠か。(笑)」

そんな生産性の無い会話を繰り広げながら(ちなみにこのあとも何度かこの話題になった。笑)、
まずは個展会場の某ショッピングモールへ。
このショッピングモールの渡り廊下の展示スペースにmomoさんの作品が展示されている。
「こんなところしかないからねー」と彼女は言うんだけど、結構いいんじゃないかと思う。
だって、写真とかアートとかに興味のない人にも見てもらえやん。
いろんな人に見てもらってこそ展示をする意味があると思うので、フォローでもお世辞でもなんでもなく、
こういうスペースでの展示はアリだと思う。
感想ノートとかにいたずらされるらしいけどね。^^;

展示の感想についてはノートに書いたのでここでは書きません。
そのノートも、今日僕を見送った後に見に行ったら誰かにいたずらされてたらしいけどね。^^;
ただ言えるのは、わざわざ東京から見に行った甲斐はあったということ。
そして、やっぱり自分も個展をしたくなったということ。

個展会場(という名のショッピングモール)を出て、ご飯を食べようということで意見が一致。
だっておれ、朝ご飯食べたの5時やもん!!もう13時来てるぞ!!
ということで、霧の森高原に行くことに。
ここ、以前親友がお土産で買って来てくれた、その名も「霧の森大福」がめっさ旨かったのだ。
買って実家に送ろっと。

高原へ向う山道を駆け上がるmomo号。(という響きからは想像できないくらい男らしいワゴンR)
順調!
…って思ってたら、とあるT字路でmomoさんが僕に聞きました。
「どっち?」
知るか!!地元民、しっかりしてーーー!!

ちなみに、そんなmomoさんのセルフ給油はモデル立ちだ。(笑)



外は昨日の雨で空気中の塵埃が洗い流され、夏の日差しに照らされた濃い緑の連なり。
うわ〜!めっちゃ夏の風景や〜〜〜!!と喜んでたら、momoさんがボソッと一言。
「…緑に喰われる。。。」
なんやそれ!!(笑)
「いっつも思うんよ。緑に生気とかいろんなものを吸い取られてカサッカサになりそうやん」
「…で、吸い取った木の方も葉っぱが落ちて枝が枯れ、幹が捻じ曲がり…」
「なんでよ!!」
それが魔女クオリティ。(笑)

やっと辿り着いた霧の森で、レストランを発見して駆け込む。
しかし、ちょっと待ち。
この空腹感!この空腹感をどうしてくれようか!!
…新幹線でトッポ食べといてよかった。^^;(おい)

やっと空いて窓際のテーブルに座り、メニューを開く。
「私、茶そば御膳」
おれもそれが美味しそうやなぁって思ったんやけど、隣のページにしし肉定食なるメニューも発見。
「ここはしし肉やろ。ネタ的に」
「確かに。この生肉の感じは撮っとかなあかん」

そしてやってきたしし肉定食がコレだ。

蓋閉まっとる!
既に火がついとる!!

「これ、一瞬だけ蓋とっても大丈夫ですかね?」とお店のおねーさんに聞くおれ。
「…開けられない方が。。。」困った風のおねーさん。
「…ですよね。^^;」
生肉感、撮影失敗。|Д`)
(あ、でも普通においしかったです)

食事の後、実家へのお土産を発送し(来週帰省するから)、駐車場へ戻る。
その途中の橋の上から川を見下ろすと、めっちゃ綺麗に澄んだ流れ!!

「ちょっと待って、これは撮っとかなあかん!!」
「撮っといて。そして『四国はこんなに綺麗やで』ってみんなに広めといて!」
そんなmomoさんの声に背中を押され写真を撮る。
めっちゃ気持ちよさそうやん!!おれも泳ぎたいわ。^^
子供を羨ましく思いながら数枚撮って振り向くと、momoさんが欄干の影の中に隠れて待っていたのでした。

クワガタか!!(笑)


「緑に喰われる〜」という言葉をBGMのように聴きながら、市街地まで戻り、ホテルに連れてってもらう。
そこから八幡さんへの道順を教えてもらって、ここで一旦お別れ。
この日は八幡さんの夏祭りの日で、momoさんは浴衣の着付けがあるのだ。
momoさんが浴衣て!!なんてレアなものが見れるんだ!!(笑)

で、僕は一旦ホテルにチェックインして、ちょっと休憩…
したんだけど、やっぱり旅先で昼間にホテルにいるなんてもったい無さすぎる!!
クワガタン・momoと違い、昼行性の僕はカメラバッグを肩に散歩にでかけることに。

商店街で繰り広げられてたミニ四駆(懐かしすぎる!)の大会を観戦し、
「木か?これは木やんな?」というくらい成長した雑草の写真を夢中で撮り、(←なんでか雑草好き)
八幡さんへ。

思ったより出店が多くて、テンション上がる。
やっぱこれやろ!夏は!!梅雨が昨日で終わってよかったー。^^;
まずはお参り。
そして魅惑の出店巡り開始!!
フランクフルト、綿菓子、タコヤキ、焼きソバ、串焼き、リンゴ飴、タイ焼き…という定番から、
箸巻きお好み焼き(こんなん初めて見た)、香川名物・一鶴の骨付鶏、宮崎名物・肉巻きおにぎりまで。
そんな中、定番商品に見慣れない名称がついた出店がいくつか。
それは「東京ケーキ」。
なんだコレは。買って食べて確かめてみなくてはなるまい!!
と意を決して、1袋購入。↓

えーと、これ、ピカチュウの形してるのは置いといて、普通「ベビーカステラ」と呼ばれているものですよね?
なんで東京ケーキなん?
てかなにその「田舎者の東京への憧れ」を形にしたようなネーミングは。(笑)
(※僕も隣県生まれの田舎者なので、なんとなくわからんでもないです。^^;)
誰かこのネーミングのの由来を調べてください。(笑)

あ、普通においしかったです。ベビーカステラ。(笑)

で、一人で出店を回るのも疲れ(この後晩ご飯も食べるので、ベビーカステラ以外は食べずに我慢したのだ)
ホテルの部屋で休んでたんだけど、momoさんからは連絡が来ず。
着付け終了予定時刻を過ぎても連絡は来ず。
まあ、今日みんな浴衣やったもんなぁ…着付け、めっちゃ混んでるんやろうなぁ…
って思ってたら、遠くから「ドーン!」という爆発音が。
花火、始まってもうたー!!^^;
でも部屋の窓から花火が見えたので、部屋の電気を消して1人で鑑賞。
これはこれで乙なもんやね。目の前に電線が無ければ。(笑)

そうこうしてる内に、浴衣姿のmomoさんが登場。
レアだ!!
でも意外と似合ってる!!(失礼)
「まだ花火間に合う!」ということで、momo号で出発。
しかし、
・メイン会場に向う道路は渋滞状態。
・2人とも、人込みが嫌いである。
という理由から、穴場を探すことに。(今から!?笑)
すると、momo特派員から耳寄り情報が。
「さっき通りかかった道で、おばあちゃんが家の前に椅子出して座っとったよ」
「そこ行ってみよ」
地元のことは地元民に頼る!!

近くに車を停め、歩いて行ったらおばあちゃんどころか、一族がみんなそこに出てきて眺めとる。(笑)
そこはビルとビルの隙間から花火がきれーに見えるベストポイント!


カメラを持って来てないmomoさん(カメラ魔女失格!)も携帯で撮る。


小指がオカマ持ちだ。(笑)


そんなわけで、短いながらも花火を満喫した我々は、
焼鳥屋さんで焼き鳥を堪能して帰ったのだった。
「こっちの『焼き鳥』って、串に刺して焼いてるんじゃなくて、鶏の腿肉なんよね」
「へぇ〜、変わっとるね」
ご当地グルメってやつか。
「あ、もしかして、だからHNが『momo』なん?『momoさん』じゃなくて『腿さん』なん?」
「違う違う。(笑)」

みんな、今度からmomoさんの名前を呼ぶときは『腿さん』のイントネーションでお願いします。(笑)


そして、マニア垂涎の激レア、腿さんの浴衣姿!!
…ほとんど、ブレたのしか撮れてなかった。。。
せっかくストロボまで持ってったのに〜〜〜〜!!!!(どこまでやる気?笑)
(なのに、なんで忘れてたん?爆)



一気に2日分書いてしまおうと思ってたけど、ごめん。
ここが限界です…眠い。。

続きはまた今度。
待て、次号!(笑)


2010年07月16日(金) お土産クエスト




今日はズミクロン35mmF2(第2世代)をNEX-5につけて使ってみた。
う〜ん、ちょっとハレっぽさが出すぎかな…?(絞り込めば変わるんだろうけど)
このカメラで使うなら、昨日のMロッコール40mmF2の方が好き。



明日から旅に出るんですよ。
西の魔女・momoさんが地元で個展を開催してるので、それを見に。
多分、今回が生涯4回目の愛媛訪問です。

で、今朝、momoさんに「和菓子系と洋菓子系どっちが好き?」ってメールしたら、
朝弱いmomoさんとは思えないスピードで「洋菓子が好き」という返事が返って来たのです。

「じゃあ、まずそうな洋菓子買ってくわ〜」
「おいしい和菓子があるなら和菓子で」
「どっちでもええんかい!!」
「美味い=正義やで!!」

た、確かに。
こうして今日の仕事帰りにおいしいお菓子を探す旅に出ることになったのでした。

…ん?おれもしかして自分で首絞めた?^^;



(※以下の文章の中で「 」の言葉以外は、全て心の声です。実際口には出してないからねー!!)

で、思わぬ残業を喰らって(かなりイラっとすることがあったんやけど、まあ飲み込んどこ!)
遅くなったので東京駅の大○へ。←伏字になってない。(笑)
JR東京駅の改札前だけあって、最終の新幹線間際までやってるのです。

で、金曜日のごった返すお菓子売り場をウロウロする僕。
多分5周くらいした。
なんせ朝のあのメールである。
『美味い=正義』ということは、裏を返せば『不味い=悪』なのだ。
美味しくないお菓子を買って行った日にゃ、ドラム缶+コンクリート→瀬戸内海となるのは必至。|Д`)

でも、なんでデパートに入ってるお店って、箱売りしかしてないところがほとんどなんやろ?
もちろん、中にはバラ売りしてるお店もあれば、味見させてくれるお店だってある。
でもほとんどのお店が、
「バラ売りしてません?」
「申し訳ございません。箱売りだけのご用意です」(←全然申し訳なさそうな顔で)
「味見は?」
「申し訳ございません」(←こういう表情やったら申し訳なさそうに見えるやろ、って顔で)

じゃあアレか?
お前らはどんな味かもわからへんお菓子を手土産で持って行けって言うんか!?
今のおれの追い込まれた状況を分かってんのか!?(笑)


でも仕方ないので、己の眼力を信じてグルグル回る。
多分あと3周くらいはした。(笑)
おれ、人を見る目とか、初めて行った町でおいしい小料理屋を見分ける目とかはないんやけど、
たいていのお菓子は見て予想した味から大外れはしないという特技がある。(笑)
この3年半で期待を(上でも下でも)裏切られたのは、多分3つくらいだ。(笑)

というわけで、ん?これはいけそう!って思うお菓子がもちろんいくつかあったんですよ。
で、お店の人に聞くねん。
「これ、常温でどれくらい持ち運べます?」
するとお店の人は、むしろ誇らしそうな表情で、言うわけですよ。
「常温ではお持ちできません」とか。
「2時間でございます」とか。

キィ〜〜〜!!!

生が流行ったら片っ端から生ばっか作りやがって!!
しかも悪びれてないってどういうことやねん!?
そりゃ、物によっては生の方がおいしいものがあるのはわかってる。
美味しさを追求したら生なんかもしれん。
でもそれは「美味しいから、日持ちや持ち運びで不便でも我慢する」って性格のものであって、
「日持ちしないからえらい」わけではないのだ!
誇らしげに胸張るなーーー!!!
お前ら、『博多通りもん』を見習え!!あんなに美味くて日持ちもするぞ!!(笑)


…と、別に銀座や新宿のデパートではそんなことでイラっと来たりしませんよ。
でもな、ここ東京駅やで。
全国から旅行や出張で来てた人たちがお土産買いにやってくるデパートやで。
そんなところで「常温で持ち運びできません」とか「2時間までです」とかって、どういうことやねん!!
大阪までももたへんやんかーーー!!
名古屋までか!?しかも帰ったらすぐさま完食せなあかんのか!?

「お客様はどちらまでお持ちになりますか?」
「愛媛です」
「…申し訳ございません」

って会話を何回したことか!
東京駅の駅ビルの中で、都内だけを想定した商売すんな!!!


と、かなり困ったのでした。
焼き菓子系でおれのアンテナにひっかかるのがあんまり無かったんよねー。
ホンマ、お菓子の目利きをしてるおれの目は、築地で魚の状態を見る仲買人や、
甲子園で高校球児を見るスカウトの目より鋭かった自信はある。
目利きをしてる最中に横から話しかけて来た店員さんは、
「お客様、よろしかったらこちらにパンフレ…失礼いたしました」って引き返していったもん。(笑)
まあ、自分の命がかかってるんやから、真剣勝負ですよ。

そんなわけで、一応「これなら合格点かな?」と思えるようなのを買ってきたのでした。
めっちゃ疲れた…気が付いたら1時間くらい経ってた…電車の中では腑抜けのようになってました。
ここまでして、明日網棚とかに忘れて降りてもうたら笑うなー。


…いや、笑えんなー。。。





もちろん、この日記はお菓子がイマイチだった場合に「でもこれだけ頑張ったんやで!!」というのを示し、
命乞いをするための保険なのだ!(笑)


2010年07月15日(木) LeicaM-SαEアダプター




こんなん買った。
宮本製作所のLeicaM-SαEアダプター
一昨日に注文したら昨日届くという高速っぷり。ヽ(´▽`)/

それぞれのカメラにはそれぞれのマウントの規格があって、その規格が合うレンズしかつけられない。
例えばキヤノンのレンズはミノルタには付かないし、ミノルタのレンズはニコンには付かない。
同じメーカーの中でも、ミノルタやキヤノンはAFとMFでマウントの形状を変えてしまったので、
「ミノルタのレンズなのにミノルタのカメラには付かない」ということだってある。
非常にややこしいのだ。
そして、ユーザーにとっては不便なことこの上ないのだ。

そんな我々ユーザーの不便を取っ払ってくれる必殺アイテム。
それがこのアダプターなのだ。
ぶっちゃけて言うと、金属のリングなんやけど。(笑)
規格が合わないカメラとレンズの中継役になって、本来なら付かないもの同士を結びつける。
いわば水と油を混ぜ合わせる石鹸みたいな存在なのだ。(たとえがわかりづらいわ!!)
(※アダプターを使っても付けられない組み合わせもあります)

で、今回買ったアダプターは、ソニーのNEX-5(Eマウント)にライカMマウントのレンズを付けるためのもの。
発売されたばかりで、純正レンズが3本しかないEマウントに、
世界中に無数のレンズが溢れているライカマウントのレンズを付けられるのだ!!

実はソニー純正でも、NEX-5に今までのAマウントレンズ(αレンズ)を付けるためのアダプターが出ている。
でも、それは買いませんでした。
なぜなら、無意味に小さいNEX-5に、今までのAマウントレンズを付けると、アンバランスすぎるから。
どう見ても、「レンズ交換式デジカメ」ではなく、「デジカメ付きレンズ」に見えてしまうのだ。(笑)

その点、ライカマウントのレンズはコンパクトなものが多い。(レンジファインダーだしMFだし)
NEX-5に付けた時のバランスはずっとマシ。
そして、いつの間にか結構な本数のライカマウントレンズ(ライカ以外製も含む)を持ってたりする。(笑)

というわけで、早速付けてみました。


レンズはフォクトレンダーのカラースコパー21mmF4。
元々がライカLマウントのレンズだから、「ライカL-Mアダプター」を付けた上で
「LeicaM-SαEアダプター」を付けている。アダプターの2枚付け。(笑)
まだこれでもアンバランスなんだけど(ボディをマウントよりコンパクトにする必要などなかったのだ)、
純正のズームレンズやAマウントレンズを付けるよりかはよっぽどバランスがいい。

ただ、ライカマウントのレンズは金属製が多い。
コンパクトな割に重いレンズが多いのだ。
そういうレンズを付けると、写真を撮る時のバランスはあんまりよくなかったりする。


カメラは軽量でコンパクトであればあるほどいい、ってもんじゃないのである。
聞いてるか!?ソニー!!!(笑)



…ま、そんなわけで早速今日、行き帰りで写真撮ってみましたよ。
レンズは上述の21mmと、ミノルタMロッコール40mmF2。
そしたら特にMロッコールの写りが良かった!30年も前のレンズなのに素晴らしい!!ヽ(´▽`)/
そしてプラスチック製なので、重量バランスもいいのだ。
コストダウンのためのプラ製が、こんなところで役に立つとは思わなかった。(笑)




まあ、AFは使えないわ、マニュアルでピントを合わせようとすると画面を拡大しないと見えないわ、
ピント合わせのあと絞りを絞って撮らなあかんわ、と手間は増えるけど、やっぱり単焦点・MFって楽しい!
Eマウント純正でも標準域の明るい単焦点を出せばいいのに!!

そう思いながら、ワクワクして写真を撮っていたのでした。
明日はライカのズミクロン35mmF2を付けて出社しよう♪(笑)



あとの希望は、ミノルタSRマウント(MFレンズ)アダプター。
なんでミノルタ直系のカメラやのに、誰もミノルタSRマウントレンズのアダプターを作ろうとしないねん!!
誰か早く作ってーーーー!!!|Д`)


2010年07月10日(土) 同窓会




今日は高校の同窓会。
同窓会っていうてもちょっと規模が違います。
戦前卒のおじいちゃんおばあちゃんから、今年卒の大学1年生(19歳!!)まで、
1000人が集う年に1度の同窓会。

何回出席しても、やっぱりクレイジー。^^;

乾杯前の挨拶が長すぎて、先に飲み始める僕ら。
乾杯前の挨拶が長すぎて、先にビュッフェ形式の料理を取りに行く僕ら。
そして「お料理は乾杯の後でお願いいたします」とホテルのスタッフの人に注意される僕。
…すんません。^^;

そして乾杯の直後に、会場のど真ん中に設置されているうどん(香川から空輸)のテーブルに殺到する全世代。
讃岐の高校ならではの光景やなぁ…と思いつつ、僕らも1人につき丼3つずつ抱えて自分たちのテーブルへ。
いや、ホラ、ウチの学年の女子連中のも確保せなあかんかったから。^^;

そしてそのうどんを先に食べてしまうことで、お腹がいっぱいになって
ビュッフェの方はほとんど食べられなかったのでした。
会費(7千円)の元が取れん!!!
これ、絶対幹事の作戦やと思う。(笑)

今年は久しぶりの友達が結構いっぱい来てて懐かしかったりとか。
やっぱりみんなに「めっちゃ痩せたやん!!」って驚かれたりとか。
部活の2コ下の後輩にも「めっちゃ痩せましたやん!!」って驚かれたけど、
「でも部活してた頃ってこんな感じやったやろ」って言うたら「あ、そっか」と妙に納得されたりとか。
姉貴(みたいな同級生)が連れてきてた子供(6ヶ月)が大人気やったりとか。
おれが抱っこしたら「抱き慣れすぎてる!」と言われたりとか。(だって慣れてるもん)
その様子を写真に撮ってもらったら、まるで自分の子供のようだったりとか。
「他人の子供でこんなにかわいかったら、自分の子供やったらどれだけかわいいんやろうなぁ」って呟いたら
「早くしぃや〜」って3年ぶりくらいにあった友達に突っ込まれたりとか。



その後、平成卒の学年だけで集まって2次会。
…の予定が、予約してた居酒屋に行ったら隣の部屋に昭和30年代卒の大先輩たちがいてましたがな。
今日の某駅周辺、香川人密度は香川本土を除いて全国一やったと思う。(笑)

予定よりたくさんの人が集まって、部屋がギュウギュウやったり。
ウチの学年が固まって座ってる辺りのスペースがなくなって、おれがハミゴになったり。
しゃーないから席が空いてる先輩たちのところに混ぜてもらって、溶け込もうと頑張ったり。

珍しく若い子たちも来てて、「何年?」って聞いたら「平成20年卒です」って言われて、
それを聞いた元年卒の先輩たちが「若っ!!」と一斉に反応。
もしやと思って「もしかして平成生まれ?」って聞いたら「平成2年生まれです」って返事で、
それを聞いた元年卒の先輩たちから一斉に悲鳴。
「ちょっと、リアクションがおっさん過ぎますよ!!」と思わず突っ込んでしまった7年卒の僕なのでした。
すんません。m(_ _)m

その頃、その部屋からもはじき出された同期数名は廊下の台の上に灰皿と強奪してきた料理を並べ、
薄暗い雰囲気で酒盛りをしてたのでした。
おーい。^^;



んで、今度はウチの代だけで3次会。
この時点でも15人弱残ってたんやから素晴らしい。

某駅周辺をうろつき回ってやっと見つけた居酒屋の個室に潜り込み、飲み会開始。
でも数えてみたら、まだ独身なのは5人だけ。後はみんな既婚者。
夫婦で同窓会に来てるやつらまでいやがる!!

しみじみと負け犬感を味わっていたら、既婚者たちが上から目線で「なぜ結婚できないのか」と言い始め、
「よし、じゃあ山手線ゲーム!!」
「なんでいきなり!?」
「『hideのいいところ』!!」
「やめろーーーー!!!!」

ええ、ホンマに始まりましたけどね。僕のいいところ山手線ゲーム。
…これ、ホンマいじめ。
保育園以来で一番ひどいいじめでした。(今度誰かに使おう。笑)
この拷問は5人目のOが「…ホンマに続ける?」と僕に聞いてくれて、もちろん拒否したのでそこで終わり。
O、やっぱええやつや。(T-T)
それに引き替え、2人目で「いたら便利」って言ったMのことは恨みながら生きて行こうと思います。
(てか、3人目のOさんもひどかった。「痩せた」て。それ、もっと先で褒めるところが無くなってからのネタやろ!!)

他にも、満を持して放たれたIのモノマネが腰砕けになるくらい似てなかったり、
H夫妻(2人とも同級生)の馴れ初めを、みんなで質問責めにしたり。
(てか、結婚8年目でそんなことも聞かれてもねぇ。^^;←僕も質問してたけど。笑)



そんなクレイジーな同窓会。7時間くらい飲みっぱなし。
2日続けて終電に乗れんかったんやけど、まあええわ。
今日はタクシーで帰ってきたのでした。(笑)


2010年07月09日(金) Go to Korea.

今日は会社が終わってから新宿へ。
サイジョー夫妻とサイジョーさんの同僚の女の子と4人で、またまた行ってきました。
ゴールデン街の韓国料理屋さん。モンシリ。(←お店情報載せろと友達に言われたので。笑)
この2週間で3回目というヘビーローテーション。(笑)



↑これで、実は2品しか頼んでません。(笑)

同僚の女の子が韓国の人で、そんな人に韓国料理のお店紹介するのってめちゃめちゃ緊張してました。実は。
(だって、おれが東京で讃岐うどんのお店に連れてかれたら、ハードルがかなり上がるもん。笑)
でも気に入ってもらえたようで一安心。^^;
まあ、韓国の人たちがやってるお店やもんね。

そんなわけで、サイジョーさんがお店の人に韓国語で話しかけようと頑張る。
「『イモ』っていうのはお母さんの姉妹のことなんですけど、お店の人にも使います」と教えられたサイジョーさん。
張り切ってお店の若い女の子に「イモ!」と呼びかける。
その瞬間、凍りつく店員さん。
「『イモ』って年上の女性に使う言葉です!!」と突っ込まれるサイジョーさん。
日本のお店で店員さんに「おかあさん!」って呼びかけるようなもんか?
(てか、「お母さんの姉妹に使う」って言うてたやん。笑)
慌てて謝るサイジョーさんに店員さんが「気を付けてください」と一言。
店員さんにそんな注意を受けるなんて今まで見たことがなかった。(笑)

それからも積極的に韓国語で話しかけるもなかなか通じかなったり、
韓国語で注文したのに日本語で「はい、生1つですね」と返されたりするサイジョーさん。
なかなかいい空回りっぷりでした。(笑)
でも最後の方は結構通じてた。お店出る時に例の店員さんへのお詫びも韓国語でしてたし。
言葉を覚えるってこういうことなんやな、と密かに感心していた、常に日本語で話していたhideなのでした。

…ヘタレですまん。(語学については超消極的)


そんなこんなで韓国の話を聞いたり韓国料理を食べたりしてる内になんだか韓国に行きたくなった僕。
「韓国行きたいな…」とボソっと呟いたら、「行っとく?」と食いつくサイジョーさん。
そして乗り気なサイジョー妻と、ウェルカム状態な同僚の女の子。
ということで、10分か15分で、9月に韓国に行くことに決まりました。(笑)
なんやこの20代の頃のようなノリ!!(笑)
でもこういう思い付きで始まる旅って、今まで例外なく楽しかったのだ。
俄然楽しみになってきたのでした。ヽ(´▽`)/
終電逃して途中から歩いて帰ったけど、全然苦にならなかったですとも!!


でもパスポート(まだ1回しか使ったことがない)がどこに行ったか不明。
多分期限はギリギリセーフやと思うんやけど。。。
家捜しせねばっ!!


2010年07月08日(木) 最近の悩み。


(新宿/SONY NEX-5 + 18-55mmF3.5-5.6)


今日、一緒に飲みに行ってた会社の人から、
「こないだの昼休み、会社の近所のショッピングモールで見かけたから追いついて声をかけようと思ったのに
 モールを出たらすごく遠くを歩いてた」と言われました。

「ええ、大阪人ですから」

…すんません。しれっと嘘をつきました。
香川出身のhideですこんばんは。


まあ、真面目な話、去年からダイエットのために会社の通勤で1〜2駅分くらいウォーキングするようになって
そのせいでかなりの早足なんよね。
脚が短い割には。(爆)

そんなわけで、ダイエットをやめた今でも、体重維持と体調管理のために
毎朝毎晩かなりの早足で歩いて通勤してます。

で、そうなるとこの季節に問題になってくるのは、そう。汗。
元々代謝が非常にいい(=すんごい汗かき)な僕。
朝とは言え、このクソ暑い中を早足で2駅分・約45分も歩いてたら全身汗だくなわけですよ。
顔は滝汗。
髪からも汗がしたたり落ちる。
もうグレーのスーツなんて着て行けない。(ズボンの色が変わるくらいの汗)
もちろん、Yシャツもその下のTシャツも汗でびしょ濡れ。
会社に着いて一番にするのは、野菜ジュースの一気飲みと団扇であおぐこと!!(てか仕事しろ)


まあ、そんな毎日を送っているのです。


で、そうなると最大の問題になるのは、そう!
汗が引いた後!!
汗が引いて体温が下がっても、もちろんシャツは濡れてる。ぐっしょり濡れてる。
それが冷房で冷やされるわけですよ。
寒いわっ!!
風邪ひくわっ!!
死ぬわっ!!(いや、死にはしない)
健康のためのウォーキングで健康を害しそうになってどうする。^^;


ということで、最近ちょっと困っているhideなのでした。
今日の午前中、職場で「寒い寒い」を連呼してたら、「大丈夫ですか?」という後輩たちの目が、
明らかに「こんなクソ暑い中を歩いてくるからや!」って言ってました。
ええ、ごもっとも。|Д`)


明日からポロシャツでも着て出勤するかなぁ。で、会社に着いたらすぐ着替えるか。
もしくは、いっそのこと、ウォーキングやめて帰って来てからジョギングしようかなぁ…
そんなことで悩む日々です。





…ちっちぇー。


2010年07月07日(水) 無感動


(新宿/Leica M6 + Canon50mmF1.2 + KODAK Tri-X)


最近、平日に日記を書くネタが無い。
ホントに無い。
さっきから20分くらいPCの前で今日1日を思い返してみたけど、さっぱり無い。

昔は毎日書くことがあったのになぁ…って思い返してみれば、決して毎日何かが起こってたわけではなく。
気をつけないとスルーしてしまうような小さいことを拾って日記を書いてただけのような気がする。

身の回りに何も起こらなくなってしまったんじゃなくて、
そういう小さなことを見落とすようになってしまったのだ。きっと。
そういや、昔はほぼ毎日何かしら写真を撮ってた気がするんだけど、
最近は平日はあんまり撮ってないなぁ。


これが老いというものか。(違)


毎日、小さな感動を忘れないように生きていきたいものです。



とりあえず今日から4日連続飲み会。
今日が一番つまらん飲み会やった。
明日からはきっと楽しい。はず!
まあ、楽しすぎたら楽しすぎたで日記を書く気も起こらずに寝てしまうんやけど。(笑)


2010年07月05日(月) 1週間とちょっと




日記をサボってました。すんません。^^;
ちょっとバタバタしてたりバッタリしてたり…
ということで、ダイジェストでどうぞ。

6月27日(日)
この日は女子会メンバーで高尾登山。
まあ言うてもハイキングコースに毛が生えたようなもんですよ。
そんな中、富士登山を控えた僕とWちゃんはめっちゃ本気な装備。
周りの人たちと比べて明らかにリュックがでかい!靴がゴツい!!
おれの荷物、量ったら全部で15kgあった。(笑)

「山の天気は変わりやすい」って5回くらい言った。
「2気室のリュック買ってよかったー」って4回くらい言った。(笑)←カメラを分けて入れておけるから。

雨が降ったりやんだり。霧が立ち込めたり晴れたり。
一貫してたのはその蒸し暑さ!!
Tシャツの色が変わるくらい汗をかいた頂上で飲んだビールはめちゃくちゃおいしかった!!
…らしい。(Yちゃん・Wちゃん談。笑)
おれはコーヒーで乾杯でしたけどなにか?

下山して新宿まで戻って、「サクっと飲んで帰ろう」と言いつつYちゃんが見つけた焼肉屋がめっちゃ良かった!(ていうか、韓国料理屋さん?)
結局おれの終電ギリギリまで飲み。
このメンバーに「サクっと飲んで帰る」という言葉はないということを再確認。
土曜日やったら絶対朝までコースやったに違いない。(笑)


6月28日(月)
もちろん胃もたれ。
でも課長の代理で管理職会議に出ないといけないのでいつもより早く出社。
この日に休みを取っていた計画的なWちゃんは偉い。


6月29日(火)
続・胃もたれ。
サッカーW杯の日本-パラグアイ戦のあったこの日。

開始前から予兆のあったお腹が、前半22分にとうとう決壊。トイレにこもる。
38分にTV前に復帰して応援するも、前半終了直後に今度は上から決壊する。
ハーフタイムで観戦を諦めてベッドへ。ウトウトし始める。

…がTVは付けっぱなしだったため、アナウンサーの絶叫に何度も起こされる。(消して寝ろって話)
結局、PK戦まで全部、夢うつつの状態で見てました。^^;


6月30日(水)
朝起きる。
体調は結構戻った感じ。
でも体内にまだ誰かが残ってる感じはする。
こいつは、おれが体力を失った瞬間に暴れ出す気だ!!

…絶対休むべきよなぁ…って思いながら、それでも会社に行く。
測ったら余計に疲れそうなので体温計には触れない。(笑)
半期締めのこの日中に提出せなあかん書類がカバンの中に入ってたんよ。。。
予想通り、満員電車で体力が失われ、会社に着く頃には体内のアイツが暴れ出してた。
書類を提出してそそくさと帰る。

帰って来て測ったら38.0℃。
こらあかん、久しぶりに38℃出たーーー!!と思ってすぐに寝る。
5時間寝て、だいぶ気分も良くなって、ちょっとは下がったやろと体温を測ると38.5℃。
なんでやねん。

成人以来最高体温記録を更新する。


7月1日(木)
朝起きる。
体調は結構戻った感じ。
でも体内にまだ誰かが残ってる感じはする。
こいつは、おれが体力を失った瞬間に暴れ出す気だ!!
(以上、コピペ)

前日のリプレイのような朝。
もちろん休む。迷わず休む。
月〜水と金曜が出張の課長と会えるのはこの日だけだったんだけど、それでも休む。
決済は来週月曜でもええわーーー。

この2日間は、前日の帰りに大量に買って来たパンとリンゴとバナナとプリンで命を繋ぐ。
あ、昼にうどん食べに行ったっけ?

その甲斐あってか、午後にはだいぶ復活する。
「おとなしくしときなさい」というnanaさんのメールでの静止を振り切って近所を散歩。
ちょっとくらい動いた方が体調にはいいのだ。

きっと。


7月2日(金)
会社に行くと、「また痩せた!?」とみんなから心配される。
頬がこけてたらしい。
いや、それは「痩せた」じゃなくて「やつれた」です。

ダイエット中も一度も越えなかった65kgの壁を軽々と突破して、体重が18年ぶりの64kg台に落ちる。
でも体調は完全復活。


7月3日(土)
この日は、高校の同級生が主催する体育館貸切スポーツ大会の日で、前日までは行くつもりだったんだけど、体内のアイツの気配がちょっとしたので大事を取ってキャンセル。

代わりにモノグラムに久しぶりに行ったらミーさんに「すっかり太った人じゃなくなったね!」と言われた。
この半年間、何度となく会ってるんだけどいつも驚くミーさんって、
実はとってもピュアなんじゃないかと思う。

もしくは記憶力ゼロ。(笑)

「ランチいこー」って誘ったら「他の人と約束があるのよー」とフラれたので、
駅前の天やで1人で天丼食べて帰る。
あ、六本木に寄ってフジフィルムスクエアのカメラの歴史展を覗いたんだった。
ほとんど富士のカメラだけだったけど、なかなか面白かった。
近くでやってたマン・レイ展も見たかったけど、体力が尽きそうだったので断念。
まあ、まだ期間があるから近い内に行って来よう。

さらに帰りに錦糸町で富士登山の時の高速バスチケット(4人分)を受け取る。
いよいよだぜ〜。ワクワク♪

駅前の魚屋さんが1人前の焼き魚や煮魚を結構お手ごろ価格で売ってるのを発見してテンションが上がる。
焼き鯖(250円)買って帰って、夕食はさとうのご飯とインスタントの伊勢海老味噌汁(伊勢で買った)付。
そういやおれって、平日はアホほど野菜を食べるくせに、休日はあんまり食べない。(笑)


7月4日(日)
新宿眼科画廊で開催中のポートフォリオ展を見に行く。
zooさんも出してはって、しかもそのために大阪から夜行バス往復で来てるのだ。
そりゃー、お迎えしないと。

…の前にせっかく新宿に来たんやから。と、
・中古カメラ屋5軒
・中古文具店1軒
・アウトドアショップ1軒
・アディダスショップ1軒
真剣に巡る。

眼科画廊に着いた時には既に軽い頭痛がしてましたがな。
(あ、お昼に東京麺通団で久しぶりにうどん食べたけど、めっちゃ味が落ちてた。残念だがもう行かない)

そんな状態で眼科画廊に入ってすぐの部屋に置いてあるポートフォリオを真剣に見る。
1時間半くらい。
ヘロッヘロになる。

全部見終わって、コメントシートもいっぱい書いてから奥の部屋に行ったらzooさん発見。
「どうした、hide。疲れてない?」といきなり言われる。
ええ。もう頭ガンガンしてますYO!!|Д`)

まあ、身内贔屓は別にしても、僕が見た30冊くらいのポートフォリオの中ではzooさんのが一番良かった。
(もちろん僕の好みでの話ね)

なんだろう?
「既存の枠に捉われない」ってことを目指してる作品なんだな、と思うものはたくさんあったんだけど、
「枠に捉われない」ってことを意識している時点で「枠」に捉われるんだと思う。
その結果、わけのわからんものがたくさん出来上がる。
今日、一緒にランチ食べてた会社の同期が(全く別件で)「現代芸術ってよくわからん…」って呟いてたけど、
結局はそういうことなんだと思う。
誰かの作品と似てるとか似てないとか関係なしに、ストレートに表現すればいいのだ。


…まあいいや。話が逸れた。


そんなわけで、いろんな人がzooさんとその作品目当てにやってきた。
・memyちゃんとkeeyoちゃんは相変わらずだった。(keeyoちゃんの博多弁はいつ薄まるのだろう)
・うしゃくんの彼女さんがかわいかった。
・purple4さんが僕と気付かずに目の前を素通りした。
・「purple4」の読み方が、「パープル・フォー」ではなく「パープルよんっ♪」だということを初めて知った。
・末尾の「っ♪」的な感じがポイントらしい。
・ポルコくんはだんだん東京に染まって来た。
・直未知さんは物静かなナイスガイだった。
・そして相変わらず金沢のアイツの名前はNGワードだった。

そして、夜は先週と同じ、ゴールデン街の韓国系焼肉屋さん。(笑)
・チジミが激ウマ。
・玉子チムが激ウマ。
・焼肉は普通ウマ。
・キムチとナムル計5皿がサービス。
・無くなったらお替りもサービス。
・メニューには「サイダ」「ウロン割り」等の表記が並ぶ。
・「グレープジュース」を頼むとグレープフルーツジュースが出てくる。
・でもサワーのところにはきちんと「グレープフルーツサワー」と書いてある。
そんな素敵ワールド。
気に入りすぎて、今週の金曜日にもサイジョーさんと行く。(笑)


↑これが玉子チムだ!




7月5日(月)
そして今朝も胃もたれ。
我ながら学習能力が感じられない週明け。
今週は倒れないように睡眠をしっかり取ります。^^;


そんなわけでおやすみなさい。m(_ _)m


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