日々あんだら
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2007年10月31日(水) 逃げ出したい


(GR1v+EB-3、クロス現像)



今週土曜日から始まる『SNAP×2』の準備がまだ出来てません。
搬入日は明後日。
本当は明日必着のところを1日ずらしてもらって、搬入当日にギリギリ到着の予定。

逃げ出したい、今からキャンセルできればどんなに楽だろう、
そう思いながら写真展の準備をするのは何回目だろう?
毎回「参加するんじゃなかったー!!」って頭をかきむしりながら準備をしている気がする。

でも展示し始めたら「やってよかったなぁ」って思うことも、
終わる頃には「次はどの写真展に参加しようかなぁ」って考え始めることも
結局は写真展の魔力から逃れられないこともわかってるのだ。


…まるで麻薬。(笑)




写真は誰かに見てもらって初めて完成するものだと思っている。
だから人に見せることをこれからも続けていきたい。



ある写真仲間に「金曜搬入やのにまだできてない〜」って言ったらびっくりされた。
え?いつもこんな感じですけど?
(モモさんなんかはもっと崖っぷちっぽいぞ。搬入日に写真撮ってたりするらしいぞ。笑)


2007年10月30日(火) フィルム礼賛のその後





昨夜の日記を書いたあと、やっぱりこんなところで言うてるだけじゃなにも変わらへんよなぁ…って思って、
富士フィルムイメージングにメールした。
内容をかいつまんで、失礼のないように表現を少し変えて、もちろんこちらの名前と連絡先を明記して。

そしたら今日早速、ご本人からお返事をいただきました。
もちろん転載はできないけど、お侘びと説明と。
対応の早さからも、その内容からも、偉そうな言い方だけど誠意を感じることができました。

ということで、とりあえず僕は納得したかな。
言いたいことはきちんと伝わったと思います。
「今後はデジタル、フィルムにかかわらず、写真の素晴らしさについて訴えていきたい」という言葉もいただきました。
これから、この人の発言を注目して見ていきたいと思います。
富士のフィルムを買うのはそれを見てからかな。(笑)


ということで僕の中では決着しましたが、昨日の日記は残しておきます。
そういうことがあったのも、僕がそういうことを思ったのも事実なので。


ただ、こういうことがあると、自分としてもいろいろ考える機会ができてよかったなぁって思います。
もし、昨日の日記を読んだみなさんがいろいろ考えるきっかけになっていたら嬉しいです。
逆にもし、昨日の日記でかえって不快な気持ちになった人がいたら本当に申し訳なかったです。




とりあえず今週末は、久しぶりにフィルムオンリーの予定。^^


2007年10月29日(月) フィルム礼賛




今日の日記は毒舌です。毒吐きまくってます。
若干キレ気味です。そして長いです。

嫌な人は読まないでね。


























最初に断っておくけど、僕はフィルム派でもデジタル派でもない。
何度も言うとおり、そのどちらともを楽しんでいるだけで。


今日、ある写真雑誌を買った。
結構参考になる記事が載ってるし、載ってる写真の質もそこそこ高いし、値段はちょっとするけどよく買ってる雑誌。
今号の特集は銀塩フィルムについて。
最近毎月何かしらの雑誌が特集を組んでいるテーマだ。
良くも悪くも銀塩フィルムが注目されているってことなんだろう。

最近、こういう特集の時には必ずと言っていいほどあの人の記事が載っている。
今回の雑誌にもやっぱり載っていた。
で、読んだら気分が悪くなるのはわかってたんだけど、あえて読んでみた。

「あの人」というのは、最近いろんな雑誌やパンフでフィルム礼賛をぶち上げている人である。
(「擁護」とか言うレベルではない)
最近知ったんだけど、天下の富士フィルムのある役職の人みたい。クラッセWの企画にも関わったんだって。

それ自体は別にいい。1日でも長くフィルムを存続させるために頑張ってもらいたい。
でも、その頑張り方が間違ってると僕の目には映るのだ。


とにかく彼のフィルム礼賛論は「デジタルとの比較」の上に成り立っている。
もっと言うと、デジタルをけなすことでフィルムの良さをアピールしようとしている。
いろんなところで何度も彼の書いた記事は読んだけど、とにかく彼が認めるデジタルの良さは速報性とお手軽さしかない。


では、彼の主張で僕が気になったところを抜粋させていただこう。
あくまで抜粋なので前後の文脈が気になる人は本屋さんで探してください。
でかでかと「銀塩フィルム!」って書いてあるのですぐわかると思います。



「(デジタルは)調整は自分で限りなくできるわけですから、どんどん派手な色のプリントを作ってしまうわけです。」

−僕はデジカメから写真に入ったんだけど、確かに最初はコントラストや彩度を上げて嬉しがってた。
でもそのうち飽きて、逆にどんどん彩度やコントラストを下げて来ています。
そういう人間もここにいる。
誰でも一度は彩度やコントラストが高い、見栄えのいい写真に惹かれるんじゃないかと思う。
でもそこから、その路線を極める人と、逆に僕のように彩度やコントラストを落とした方が好きって人間に分かれるんじゃないか?

てか、フロンティア(デフォルト状態)みたいなプリンターを標準にしてるところの人間が、よくもそんな台詞を臆面なく言えるもんだ。




「フィルムを使う良さとして、カメラやレンズの魅力というものがあると思う」

−これはこの人じゃなくて、インタビュアーの発言。
いつも思うんだけどこの理論、偉いのはフィルムではなくて、フィルムカメラ全般でもなくて、「昔の金属製カメラ」なんじゃない?
クラシックカメラの物としての存在感・満足感を、フィルムの魅力の一環として語るのはおかしいと思う。
だったら10年前20年前のAFフィルムカメラはどうなんだ?と聞きたい。
10年前のプラスチック製のAFカメラと、今のデジタルカメラと、手に持った時の満足感は違いますか?
たいして変わらないだろう。
(もちろん10年前のプラスチック製カメラがダメと言ってるわけではなく、デジ一眼とクラシックカメラだけを見て比較して欲しくないということです。)

ちなみにレンズなら、フィルムもデジタルも同じのが使えるものが多いよ。
僕、35年以上前のレンズを、今のデジ一眼に付けられるように改造してもらったし。
ニコンやペンタックスやライカなら、古いレンズもそのままつくし。オリンパスも専用アダプターを用意している。
それに「古いレンズの味」ってことを語るなら、フィルムよりむしろデジタルの方が強い。
デジタルの方がレンズのクセがストレートに出るから。



「(デジタルカメラは)どんどん進化して3年後に燃えないゴミになってしまう状況」

−僕が今メインで使っているα-7D、発売してちょうど3年です。
僕、燃えないゴミで写真撮ってるらしいです。

こういうことを言うのは自由だし、表現はともかく中身はその通りかもしれへんねんけど、デジカメ使ってる人がそういうコメントを読んだらどういう気持ちになるか考えないんだろうかこの人は。
他の表現はなかったん?
この言葉を読んで、 「じゃあデジカメやめてフィルムカメラを買う!」って言う人がいるとでも思う?
(こういう台詞が許せるとしたら、デジタルを積極的に使ってる人が自虐的に言う時くらいだと思う。)



「プロは『仕事はデジタル、作品はフィルム』という人が本当に多い」

−それは事実としてはそうだろう。
でも、ちょっと考えてみて欲しい。
プロって大部分の人が、ほとんどの仕事をデジタルでこなしているはずだ。
仕事で毎日デジカメを使ってたら、そりゃ誰でもプライベートではフィルムを使いたくもなるよね?

それをアマチュアに押し付けるのは変な話。





…もうなんだか、挙げるのにも疲れたけど、きっとこの人はフィルムを守ろうという気持ちが強すぎて、
デジカメ使ってる人の気持ちを考える最低限の想像力も働かないんだろうね。
その程度の想像力もない人に、いい写真が撮れるとは思えないんだけど。


もし、この人が私人だったらそんなことを言ってもいい。
友達にデジタルの悪口を言うのなら、好きに言えばいいだろう。
僕に言うてきたらその場で反論するけどな。(笑)

僕だってここや他の場所の日記で好き勝手なことを書いてるし、嫌いなものは嫌いって言う。
(それで不快な思いをした方にはごめんなさい。今日の日記も含めて)
好きなものでも悪いと思うことは悪いって言う。昔の日記にα-7Dについての評価を書いたけど、
今読み返してもこんなに悪く言ってる人はおらんかったやろって思うぐらい悪く言っている。


でもこの人は、富士フィルムの社員として発言しているんだ。
しかも不特定多数の人間が読む雑誌という媒体で。
もちろんデジカメ使ってる人も読むのがわかっていて。

少なくとも、富士フィルム製のデジカメを使っている人たち(もちろん僕も含む)に対して、
どう思っているのかを聞きたい。
彼がフィルム部門の人間だとか、そんなことは関係ない。
会社の名前を背負って発言するということは、その会社全体を代表して発言するということなんだ。
この人の見識を疑うし、もっと言うと富士フィルムという会社の見識を疑う。
ちなみに僕が初めて彼の記事を読んだのは富士フィルムのパンフレットだった。
つまり、彼の意見が富士フィルムの公式見解ということでいいんですよね?
読んだら気分が悪くなって、食欲も失せたよ。。(と言いつつ帰りにソースカツ丼食ったけど。笑)


何度も言うけど、僕はフィルムも好きだ。
ネガの柔らかいトーンも、ポジの透明感のある色彩もデジタルにはまだ出せないものだと思う。
たまらなくフィルムで撮りたくなる日もあるし、デジタル中心で使ってる時期でも、
平均したら月に20〜30本くらいは使っている。


でもこんなことを言う会社からフィルムを買いたくはない。
手持ちのフィルムを使い果たしたら、富士のフィルムなんてもう絶対買わない。
今使ってるデジカメが壊れても富士のはもう買わないし、人にも勧めない。
これからフィルムはコダックとパレード一筋だ!!(いや、それ二筋…)



…あ、でもPiviのフィルムだけは買う。(だって代替品がないんやもん!!笑)



ところでこの雑誌のフィルム特集で気になったことがもう一つ。(てかその前から気になってたんだけど)

普通のフィルムとポラはそろそろ分けて考えてもいいんじゃないか?
カメピ2もそうなんだけど、なんで銀塩フィルムとポラフィルムを一緒にするんだろう?
別物でしょ?絶滅危惧種という共通項でくくってるの?



あと、よく目にする意見が「フィルムでないと心は込められない」というような言葉。

それって完全にその人の好き嫌いやん?心の持ちようの問題やろ?
自分にできないからって、他人もそうだと思わないで欲しい。
心のこもったデジタルフォトだって、世の中にはいくらでもある。
見たことなかったらおれのところに来い!いくらでも見せちゃる。(笑)



ということで、上の写真はもちろんデジタルです。
自分としては心を込めてるつもり。





<追記>
この件は、この後ご本人と連絡を取らせていただき、僕としては一応納得しました。
詳しくは翌日の日記をご覧ください。


2007年10月26日(金) 理由





なんとなくこのカメラだといい写真が撮れる。


カメラを好きになる理由なんて、それだけで必要十分。


(MINOLTA AUTOCORD + FUJI NEW PRO400)


2007年10月24日(水) メガ!!


こないだメガマックを食べたマクドの店内で。(無理矢理やなー)
(α-7D+SONY AF35mmF1.4G、ISO250、F4.5、1/50)


ウチの会社の社食は夜も営業してて、残業してる人たちが結構利用してたりする。
僕もよく使っている。
社員証で精算できるし、支払いは給料天引きだし。
なので今日のような給料日前にはとてもとてもありがたい。(笑)
メニューは少ないけど、ご飯大盛りにしても値段は変らないし。


で、今日も営業時間終了間際に食堂へ。
今日のメニューはすき焼き丼だった。
「おばちゃーん、すき焼き丼大盛り!」と頼むとおばちゃんが出てきてご飯をよそってくれる。
「ちょっと多めだったっけ?」「はいはい、かなりでもええけど。(笑)」って返して、
水を取りに行き、戻って来てみると。。。

「はい、多めにしといたよー」

そこには日本昔話ですか?みたいに大盛りな丼が。
さすがに硬直する僕に、「他の人に見せられないわねー。(笑)」そう言ってにこやかに笑うおばちゃん。
終了間近でご飯が余ってたからここぞとばかりによそってくれやがったな。(笑)
「…見せないように食べます」、そう答える以外にどうすればよかったんだろう?|Д`)



ええ、食べましたさ。
据え膳残すは男の恥。
出されたご飯を残すなんて、そんなもったいないお化けが出るようなこと…できるかーーーっ!!ヽ(`Д´)/

食べ終わる頃にはお腹いっぱい。ちょっと気分も悪くなってましたとさ。
でもこないだのメガ牛丼よりおいしかった。
これで480円。安っ!!

てゆーか、メガ牛丼よりこっちの方がよっぽどメガ!!
す○屋のスタッフさんには我が社まであの丼を食べに来い!と言いたい。
(もうええっちゅうねん。笑)


2007年10月23日(火) 空から撮る夕暮れ


(GR1v + EBX、-1EV)


最近、出張で飛行機に乗ることが多い。
で、飛行機に乗る時は絶対窓際を指定。
後ろの方でも翼の上でもいいから、とにかく窓際。

空の写真を撮るのが好きです。
飛行機の上から撮る空が特に好きです。
特に夕暮れ時だったりしたらテンションは上がりっぱなしです。

夕方に西日本から羽田へ向かう便、オススメは絶対A席。
千葉上空で左旋回して羽田に降りていくから、旋回する時に絶対夕日が目の前に来るんです。
ここで撮らずしてどこで撮る!! ヽ(´▽`)/

ただし、その頃には飛行機は着陸態勢に入りかけの頃で、電気製品の使用は禁止されてます。
デジカメはもちろん、電気式のフィルムカメラも危ない。
なので、機械式のカメラにフィルムを入れて持ってくのがベスト。
最近飛行機に乗る時の相棒はRollei35Sです。(上の写真はGR1vだけど)


でも最近日が落ちるのが早くなって来て、ちょうどいいタイミングで夕暮れが来ないねんなぁ。
しょぼーん。。。|Д`)


2007年10月22日(月) 土曜日のできごと





土曜日、大阪港のカフェ。
Mayちゃんと大工の兄ちゃんと3人での写真展巡りの途中、一休み。

そろそろ出ようかねーって頃に、感じのいいカップルがお店に入って来て、同じテーブルに座った。
うわー、撮りたいなーって思ってたら兄ちゃんが
「お二人いい感じなんで写真撮らせてもらってもいいですか?」と声をかけてくれて。
2人はびっくりしながらも、OKしてくれました。

おおっ、兄ちゃんナイス!!ヽ(´▽`)/


どさくさに紛れて僕もカメラを構える。
2人には「気にせずに普通にしといてください」ってお願いして、何枚か撮らせてもらった。

何枚か撮ってから、Piviで2枚プリントして2人に「お礼代わりに」って渡す。
2人はびっくりして、でも喜んでくれた。


お会計を済ませて店を出る時に振り向くと、彼は写真を煙草のナイロンの中に入れてくれてて、
彼女はまだじーっと写真を見ていた。

写真やっててよかったな、ってちょっとだけ思うのはこういう時。


2007年10月21日(日) メガ?

出張先で他にあんまりお店がなく、フラリと入ったお店がたまたます○屋。
これは行っとかなあかんやろ、ってことでメガ牛丼行ってきました。
注文してから、そーいや昨日メガマック食ったなぁと思い出しました。2日続けてメガってどやねんこれ。

待つこと数分。
やってきたメガ牛丼は、想像が凄すぎたせいか、思ったほど凄くなかったです。メガマックの方がインパクトあったなぁ。
ま、ふつーにお腹いっぱいになりましたが。


高校の近くに丼専門のお店があってね、きったない食堂でメシ食って出てくると服に油の匂いがつくようなとこやったんやけど、そこの丼がめちゃくちゃでかかってん。
誇張抜きに小振りな洗面器くらい。初めて行った時にはひっくり返りそうになったよ。(笑)
そこの大盛りは50円増しやねんけど、そしたら米だけが50円分増えるねん。(笑)

もちろん客層は99%男。
ウチや隣の高校の体育会系の部員でいつも混み合ってたなぁ。
安かったから学生にもぴったりやったしね。カツ丼が550円とか親子丼が450円とかやった。
洗面器サイズでね。(笑)


いまだかつてあれ以上にでっかい丼を見たことがありません。

メガ牛丼、まだまだ甘い。(笑)
「メガ」を名乗る前にす○屋のスタッフさんには高松まであの丼を食べに行ってもらいたかった。


2007年10月18日(木)


(α-7D+SONY AF35mmF1.4G、ISO250、F2、1/300)



昨日の夕焼けはすごかった。
ホント、空が燃えてるみたいで。
時々空ってものすごいものを見せてくれる。
もしかしたら今年で1番の夕焼けだったかも。

でも、仕事中だったんですよ。モロに。
就業時間過ぎてたらね、さり気なくカメラをポケットに突っ込んでちょっと抜けて撮ってくる、
なんて芸当もできたかもしれへんけど、最近の日没って早いやん?
だいたい17時前には沈んでしまって、昨日の夕焼けがすごかったのも17時5分くらい。
定時の17時半にはもう真っ暗ですよ。。。
窓から空を眺め、発狂しそうなくらい「写真が撮りたい!!」って思ってました。。。


んで、今日はお客さんと打ち合わせで外出→直帰。
まだ日が沈む前に自宅に帰って来れました。
うおー!ここは空を撮りに行かなあかんやろ!?とカメラを引っつかんで外へ。
でも今日は全然夕焼けにならへんかったー。|Д`)

人生こんなもんです。。。





ところで今日使ったカメラは、先日TさんからもらったMINOLTA XE。
ミノルタとライツ(現ライカ)が提携してたころ、このカメラがライツにOEMされて
ライカR3として売られていたのは有名な話。
ミノルタファンの間では「操作感触ならダントツでXE」と言われている名機です。

それをもらっちゃったんですよー!
しかもMC-R58mmF1.4とセットで!
さらにMD-R28mmF2もお借りしました。
うっひょ〜〜!ヽ(´▽`)/

このXEの巻上げとシャッター音が、噂に違わず、イイ!
巻き上げはフィルムを巻き上げていってもトルクはほとんど変わらず、
シャッター音は柔らかいのにキレがあって、写真を撮る気にさせる品のいい音。
たまらんです。。。

今日30分くらいの間に1本撮りきっちゃったので、明日現像に出してきます。
今週末にデビューさせようかと思ってたけど、まあ一応テスト撮影の結果見てからで。^^




さて、今週末は大阪に行ってきます。
友達のみわさんの個展を見に行くのです。


いちごみるくキャラメルがけ
・期間:10月18日(木)〜22日(月) 12:00〜20:00
・場所:ONE PLUS 1 gallery(大阪市北区中崎3-2-1)
    (市営地下鉄谷町線・中崎町駅2番出口から徒歩2分)

実は今日から始まってます。(笑)
乙女チックであま〜い写真を撮るみわさん。
実はずっと前から彼女の個展を見たいな、って思ってたのです。
それで今回、念願かなって個展開催となったので、明日の夜からパピューンと大阪に行ってきます。
お近くの人は是非!
どんな写真を出してるのかはもちろん見てませんが、この人の写真展なら見に行って損はないよと
自信を持ってオススメできる数少ない1人です。


しかし。
みわさんの写真は確かに甘い。
でも、そのタイトルは甘すぎへんか?(笑)


2007年10月15日(月) お祭りの日


(α-7D+AF17-35mmF2.8(D)、ISO100、F22、1/13)


今日は地元の秋祭りの日。
もちろん帰って参加してきました。
去年は写真を撮るためにカメラ抱えて走り回ってたので、今年は2年ぶりの参加。




島の子供たちにとって、その日は一年で一番特別な日だ。
クリスマスよりも、お正月よりも、自分の誕生日よりも、ずっと。
遠くから太鼓の音が聞こえて来ると、もう誰も先生の話なんか聞いていない。
学校がお昼で終わると一目散に家に帰り、ご飯もそこそこに法被を着て家を飛び出す。
そして町を練り歩く太鼓台について回るのだ。

島の少年たちにとって、その日は一年で一番特別な日だ。
その日は、大人たちがみんなかっこよく見える。
いつもステテコ姿で寝ている父親も、近所の兄ちゃんも、毎日酔っ払って歩いてる爺さんも、
その日だけは輝いて見える。
早く大人になって太鼓を担きたい。毎年そう思いながらみんな少しずつ大人になっていく。

島の大人たちにとって、その日は一年で一番特別な日だ。
気の早いことに、9月に入るといそいそと地区の集会所に集まって来て祭りの準備を始める。
「忙しいのにかなわんわ」と言いながら、誰の顔も笑っている。

島を離れた人たちにとっても、その日は一年で一番特別な日だ。
毎年祭りが終わるたびに来年のその日の曜日を確認する。
学校をサボって帰って来れるだろうか。
なんて言って会社を休もうか。考え始める。



小豆島にとって、その日は一年で一番特別な日だ。

人も気候も穏やかだと言われるこの島が、一年で最も荒ぶる日。



今年の春の『小豆島展』と『デザイン・フェスタvol.25』に出したお祭り写真のアルバムの冒頭に
挿入した言葉。
自分としては文章にまとまりがなくてイマイチだなと思ってるんですが、
これを読んだ島っ子たちから賛同の声がたくさん寄せられたので、
みんなの心情はきちんと表せてるかと。
(中には「文章が一番良かったです」って書き込みも…おい、これ写真のアルバムやぞ!笑)

島の人たちは本当にこのお祭りが大好きで、盆正月よりも上機嫌になります。
1歳2歳の子供たちは太鼓の音に驚いて泣いたりもするけれど、
慣れて来た3〜4歳から、70過ぎのお爺さんたちまで、みんな同じ笑顔。
ああ、この子達もこのじいさんたちみたいに祭り好きの大人になるんやろうな、とか、
ああ、このじさんたちもこんな頃から祭り好きやったんやろうな、って容易に想像できる感じ。
そして、地区ごとにものすごい一体感が生まれる日でもあります。


久しぶりに法被に袖を通して。
担き棒を担いで。
両手の筋肉が悲鳴を上げるまで持ちあげて。
喉が潰れるまで叫んで。


ああ、気持ちよかった。^^




ちなみに今年は大阪からRcafe慰安旅行ご一行様と、高松からMayちゃんが見物に来てくれました。
楽しんでもらえるか心配やったけど、大丈夫やったかな?
Mayちゃんが「こんなお祭りが地元にあるなんて、いいねぇ」って言ってくれて、
すんごい嬉しかったです。^^


2007年10月14日(日) 故郷の星空

故郷の良さは離れてみて初めてわかるもの。
良く聞く言葉だけど、本当にそうだと思う。
僕にとっての小豆島もそうやったもん。

例えば水。
生まれて19年間は水道の水を普通に飲んでいた。
「東京や大阪の人はコンビニとかでお金を払って水を買って飲んでるらしい」
って話を聞いて不思議だったものだ。
それが大学進学で大阪に出て、2日目にミネラルウォーターを買いに行った。
大阪の水道水があんなにまずいものだとは知らなかった。
その後、所沢、大阪、船橋と住んでるけど、ずっとミネラルウォーターを買い続けている。
今ではコーヒーをわかすどころか、カップラーメンでもミネラルウォーターじゃないと食べられない。
普通に飲める水道水って貴重だった。



今日はR cafeの慰安旅行でユミさんとうーちゃんと、くじで当たったYUZUさん親子が小豆島に来ていて、
みんなで晩御飯を食べた。
地の魚を使った料理とか、海鮮炊き込みご飯とか、最後には松茸の土瓶蒸しまで出てきて、
全員お腹いっぱい。ジーンズのボタンを外す人まで出る始末。
たっぷり堪能した帰り道、車に乗り込むところでユミさんが空を見上げて、
「あ、星すごい!」ってびっくりしてた。
空を見上げたら、昼間の雲がどこかに行って、星が見えている。

でもね。
こんなんですごいって言われても…
一応国道沿いの町中だったもんで、街灯とかあるんよねー。
確かに大阪よりかは見えてるかもしれんけど、こんなんを小豆島の星空って思ってもろたら困るねん!

ということで、車を走らせて5〜6分だけ山道を上った。
街灯のないところを見つけて車を止め、ヘッドライトを消す。
そこに現れた星空に、ユミさんもうーちゃんも大興奮。
本当は雲が一つもない夜に、その山道を15分くらい上ったところの星空がめちゃくちゃ綺麗なんだけど、
でもその星空にとても喜んでもらえました。
よかった。



そう、大阪に出た時にびっくりしたのが、夜空が深い藍ではなく、赤かったこと。
そして星が数えられたこと。
故郷の星空が、本当はすごかったのだということ。
そういや昔、沖縄の慶良間諸島に行った時、星空を見て「星空は小豆島も負けてないなぁ」と思ったんだった。
(海の透明度ではボロ負けやったけどね。^^;)


今度、年末に帰った時には星空撮影をしてみようか。
誰かにコツを聞いて帰らないとなぁ。


2007年10月13日(土) 充電




地元に帰省して来てます。
理由は、お祭りがあるから。
去年、カメラを2台担いで馬場中を走り回り、満場の注目を浴びてから早1年。
(ホンマに目立ってたらしい…汗)
今年はカメラは置いて、祭りに参加します。

もう去年写真撮りながら、どれだけストレスだったかという…
写真撮っててストレス感じたのなんか、後にも先にもあの時だけやわ。



今日着いて、昼食を取ってからブラリとドライブ。
小学生の頃、隣の小学校の校区の習字教室に通ってた時のことをふと思い出して。
小学生にとって、校区外は外国みたいなもん。
毎回ドキドキしながら行ってた。
もちろん友達もできず、毎週いじめられてた記憶が。。。

ま、週に1回、数時間だけのことやからたいして気にもしてなかったんやけど、
そんなわけでいつも教室が終わったら、海で1人、石とか投げつつ親の迎えを待ってたんだった。

まぁ、嫌な思い出っちゃ思い出やけど、懐かしい思い出でもあって。
ふとそこでのんびり海を眺めたくなった。



車に乗ってそっちに向かってると、途中でいきなり路上駐車の列に遭遇。
しかも片側1車線の狭い道で、両側にズラーっと駐車。
あ、そっか!今日は隣の地区のお祭りの日だった。
(島には5社6箇所の八幡宮があって、それぞれにお祭りをするんです)
ちょっと立ち寄ろうかな、とも思ったけど、
なんとなく自分の地区のお祭りの前に他所に行く気がしなくて素通り。
ホラ、あれですよ。夜のビールの1口目を限りなく旨くするために、昼間お茶を控える、みたいなん。(笑)

しかしこの両側駐車の列、警察が出てるけど全く取り締まってない。
それどころか、警官が路駐の空いてるところに車を誘導している状態。(笑)
ま、こんな日に路駐を取り締まってたら暴動起きるわな…^^;



いつもよりかなり時間がかかったけど、目的地の海辺に到着。
なんにもないし、曇ってるし、だけど潮風が心地良い。
最近思うのが、東京とか大阪とかの大都会にいても、そこから数時間で地元のようなど田舎に移動して来ても、自分の中でどちらも違和感がないということ。
都会の人ごみだけは嫌になるけど、高層ビル街のど真ん中も、海と山しか見えないところも、
どちらも普通。
おれって意外と順応性が高い。(笑)

でも、唯一、海だけはないとダメやなぁって思う。
いつもいつもでなくていいけど、たまに海の音と風にあたらないとだんだんエネルギーが減ってく感じがする。
だから帰ってくると、必ず海に充電に出かける。

今日も防波堤の上にボケーっと座りながら鼻歌歌ったり、寝転がってなにもない曇り空を撮ったり。
こっちで暮らしている時はそんな風に思ったことはなかったんだけど、
空を見上げながら波の音を聞いてると、波ってホントものすごい量の水が動いてるんやなぁって気付く。
全然大きくも激しくもない、むしろ瀬戸内らいし穏やかな波だったけど、
今の普段の生活の中では聞いたことがないくらい大きな水音でした。
文字にすれば当たり前なんやけどね。
でもそういうことに今まで気付かなかった自分と、それに気付くようになってしまった自分がいた。

そうこうしてる内に、眠り込んでしまったらしく。
手に持ったままのGR1vを落としそうになって目が覚めました。
あっぶねーーー!!
防波堤の幅は僕の体の幅くらい。
海側に寝返り打ったら打撲じゃ済まへんかったやろうなぁ…
カメラ落としてたら完全にアウトだったろうし。^^;
時計を見たら40分くらい寝てたらしい。
マジ寝やん!!(笑)


さすがに防波堤の上で昼寝してしまうとは思ってなかったけど、
誰もいないところで十分充電できた気がする。
あとは明日明後日のお祭りでそれを放電してきます!
東京に戻る時にはきっと抜け殻。(笑)



それにしても、寝相良くなっててよかった〜。^^;


2007年10月12日(金) ファインダー越しに


その2人とは2〜3回ずつしか会ったことがなくて。
それもだいたいバラバラに会っていて。
住んでるところも離れてるし。
だからそうだとは知らなかった。

ちょっと前、miigo展を見に行くために渋谷を歩いてたら、
ギャラリーの方から歩いてくる2人とバッタリ会った。
びっくりしつつ、一緒に見に行ってたんやーって思ったけど、それでも気付かないおれ。

でも「せっかくやから写真撮ろうや!」って2人に並んでもらってレンズを向けた時、




あ、そういうことやねんな♪




ファインダーを覗いた瞬間に、やっと気付いたのでした。
並び方、っていうか、寄り添い方がね。友達ではなかったんです。^^
いい意味で、笑い出しそうになったよ。



直接見ててもわからないものが、ファインダー越しだとわかることもある。
その空気が、フィルムに焼き付けられることもある。


2007年10月11日(木) カラーネガスキャン




このカフェで撮ったさくらちゃんの写真、3枚目アップ。
ここで撮った一連のさくらちゃんの写真はお気に入り。^^
これはRollei35S+PARADEで撮った写真。

http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41625&pg=20070912
こっちはα-7D+AF35mmF1.4G。ISO250。

http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41625&pg=20071003
んでもってこれがGR1v+ELITE CHROME100。


その日持ってたカメラを総動員して撮ってるのが我ながらアホなんだけど、
期せずして撮り比べみたいになってる。
ネガとデジとポジの。
ホントは背景がすごく綺麗な青空だったんだけど、
日陰のオープンテラスに座ってたさくらちゃんとの露出差じゃ
こうなってしまうのも仕方ないよねー。
ホントはRollei35Sで撮ったフィルムにはきちんと空のトーンが残ってたんやけど、
それを出そうとするとさくらちゃんの顔が暗くなっちゃうのでギリギリ階調を残す程度に
トーンカーブの中間部を上げました。
あと、色を暖色系に補正してます。


デジタルのはJPEG撮ったっきり。サイズ変更のみ。
WBは昼光。レンズの絞りは開放で+1EV。
やっぱり空の階調は全く残ってないね。


んで、GR1vのはポジ。
はっきり覚えてないけどF4か5.6くらいで+1.5EVだったと思う。



この3枚を見比べて、やっぱりカラーネガ、ええなぁって思う。
たまたまこの場面がカラーネガ向きな条件だったこともあるんやけど、
この柔らかいトーンはクセになります。(レンズが軟調だったこともあるけど)
あと、スキャンするのが楽しい!
思い通りの色とトーンを出すのに、上の1枚で40分くらいかかってたりもするんやけど。
でも試行錯誤とかしながらスキャンしてる時間そのものがリラックスタイムな気がする。

最近またフィルム熱が高まってきている、ド金欠hideの呟きでした。
…てか、未スキャンなフィルムがいっぱい溜まってるから、
休日はしばらく部屋に閉じこもってスキャンしてよっかな。^^;


2007年10月10日(水) 写真の力。


(α-7 + MC ROKKOR58mmF1.2 + PARADE、F2.8)



「誰を撮っても彼女みたいに写るよね」って時々言われる。

言われるたびに「言われてみればそうやなぁ…」って思う。

なんでかなー。わからへんねんけど。



とりあえず、ファインダー越しじゃない彼女がそろそろ欲しいです。(笑)





今日、ある人の日記で、ちょっと前に僕がその人を撮って贈った写真が、
その人にとってとても大きな意味を持つものだったと知った。
ホントに何の気なしに、いつも通りのテンションで撮らせてもらった写真。
それをその場でPiviプリントして渡すのも、最近よくやってること。

そんな何気ない僕の行動が、その人にとってはそんなに大きなものだったなんて。
とてもびっくりしたけど、すごく嬉しかった。

でも、それと同時にとても怖くなった。
何気なく撮った写真が、もしかしたら誰かを傷つけてるかもしれない、と。

正にしろ負にしろ、写真の力ってわかったつもりになっている以上に大きかったりする。



でも今日は、気持ちよく眠れそうです。^^


2007年10月09日(火) 先週末3連休のこと


(α-7+MC ROKKOR58mmF1.2+PARADE、F2.8、1/8000)



先週末3連休の日記。


土曜日は昭和記念公園へピクニック&コスモス撮影。
道端に咲いてる花はよく撮るけど、わざわざ撮りに行くのなんていつぶりだろう?

さらりちゃんと待ち合わせて駅前でお弁当を買い、昭和記念公園の芝生の広場でお昼ご飯。
そしてゴロゴロしながら2人で盗み撮りする。(笑)
ぶわーっと広くて、この木何の木?な木が一本生えていて、それは雲の流れが速くて。
ふわー、いい感じ。

そしてよっこらしょっと立ち上がってコスモス撮影。
途中でフォトサの麦茶さん・かえでさん・ひらぎさんも合流してみんなでコスモス撮影。
ここではまったのが、MC ROKKOR58mmF1.2をつけて逆光で撮ること。
このレンズ、30年前のミノルタのフラッグシップレンズでとてもいいレンズなんだけど、
現代のレンズに比べたらそりゃあ逆光性能は低い。
フレアもゴーストも派手に出る。

でもね、そのフレアやゴーストがかえっていい感じで。
フワンとした感じで花のイメージに合ってて、わきゃわきゃ言いながら逆光ばっかり撮ってました。(笑)
さらりちゃんを撮ったのも、柔らかい彼女のイメージにとっても合っていて。

昔はゴーストやフレアってあまり好きではなくて。
でも最近それを上手く生かして撮ればええんやんか、って思うようにもなった。
ブレやボケも一緒。
ブレてる写真、ボケてる写真は失敗写真、って考えが変化してきて、
時と場合によってはブレやボケがあることで写真がよくなることもある、
って思えるようになってきた。
(いつでもブレててOKとは思わないけどね)

写真にはいろんな表現の仕方や楽しみ方があるなぁ、って思う。



日曜日は土曜日の写真を受け取りにポパイカメラへ。
その仕上がりの素晴らしさに自分を天才だと勘違いする。(笑)
モクジンさんの参加しているグループ展を見て、池袋に移動してキタっちの個展へ。
たくさんの写真を見せてもらって、いろいろ感じる。
いろんな人のいろんな写真を見ると、いつも自分が撮りたい写真がどういうものなのかが浮き彫りになる。
もちろん2年半前から揺らいでいない思いなんだけど、それを再確認する。
そして、我が師匠(と勝手に呼ぶ)ハービー・山口さんの展示を見るのをすっかり忘れて帰宅。
家に着いてから思い出して悶絶する。(笑)



月曜日。
ホントは1日引きこもってスキャン&プリント作業するつもりだったんだけど、
ハービーさんの個展はどうしても見たくて外出することにする。
ハービーさんの写真を見るためだったら、その後1週間、毎日1時間ずつ睡眠時間を削ってスキャンするさっ!

さくらちゃんとアラカキさんと待ち合わせて、ご飯を食べたあと一緒に中目黒へ。


そしたら。





「Closed on Mondays」





な、なんですとっ!!

閉まったシャッターの前で硬直する僕。
全身から嫌な汗。
あわわわ、そう言えば定休日確認するの忘れてたーーー!!
My Home Townの中崎町ではほとんどのお店が火曜定休なんですよ。
んで、定休日が祝日やったりしたら、休みを水曜にずらしたりするお店が多いんですよ。
それがこっちのギャラリーは月曜定休で、祝日でも休むところがほとんどなので
うっかりするとこういうことになります。


…って言い訳。ホンマごめんなさい。


でもさくらちゃんもアラカキさんも優しい。
「じゃあ中目黒で新しいカフェを開拓しよう!」ってギャラリーの隣のカフェに入る。
えらい近場やなー(笑)、と思ってたけど古い民家を改造した、とても居心地のいいお店でした。
目黒川沿いでね、窓のすぐ外まで桜の枝が張り出してきてんねん。
桜の季節には絶対すごくいい!
また行きたいな。。

そしてそのままカラオケへGO!
さくらちゃんの歌声とダンスに轟沈する野郎2人。
ヤバかった。めっちゃかわいかった。。。
やっぱりカラオケって歌うとスッキリする。
写真展は見れなかったけど、中目黒はしっかり満喫してきました。^^


夜は自由が丘に移動し、さくらちゃんの写真をポパイカメラで受け取ってからファミレスへ。
そこでは3人で、写真についてのあんなことやこんなことを熱く語る。
いろんな人の考えに触れることで、やっぱり自分の考えの輪郭がはっきりする。
遅い時間まで語って、3人とも大満足&ちょっとグッタリで帰りました。(笑)



なんか気付いたらまた写真漬けの3日間だったけど、すごく楽しかった!
濃く、長く、熱い3日間でした。^^


2007年10月07日(日) いろいろ考えた




この週末、いろんな写真展に行っていろんな人にお会いして話して撮ってるところを見させてもらって。
自分の撮りたいものが何なのか、どういうものが撮れた時に嬉しいのか、
写真を外に向かって公開する意味はなんなのか、伝えるということは、見せるということは…
…と色々考えることができました。

それで、結論が今まで考えてたことと変わらなかったんよね。
自分の中にきちんと揺るぎない柱があるとわかってちょっと嬉しかったり。
でもそれは一歩間違うと「頑固」になってしまうんやけど。

「軟弱」は困るけど「柔軟」になりたいなぁ、と思う今日この頃。
柔軟な人って、自分の芯を本当に持ってる人だと思う。
(写真の話だけじゃなくてね。)





帰り道、友達から電話がかかってきて、コンビニの駐車場でしばらく立ち話。
主には彼女の相談だったんやけど、こっちも(写真に関する)近況報告をしたら、
「頑張ってるなぁ」って言われてちょっと違和感があった。
うーん、頑張ってるわけじゃないねんなぁ。
写真撮るのも、写真展に出すのも、こんな時間(現在AM2:52)までスキャンしてるのも、(笑)
頑張ってるわけじゃなくてただ好きでやってるだけなので。

以前、武豊とイチローが別々のインタビューで同じようなことを言っていた。
「自分は競馬(野球)の練習を頑張っているつもりはない」
「『頑張る』と思った瞬間にそれは重荷になる」
「ただやりたいからやっているだけ」

その時は頭では理解できても実感としてはわかなかったんやけど、
彼らが言ってたのはこういうことか、というのが今ならなんとなくわかる。

ま、レベルが全然違うし、そもそも彼らは自分の仕事について
そういう意識を持ってやってるってことやもんな。
おれが今自分の仕事をそういう意識でやってるかと言われればNOやし、
仮に写真を仕事にしたとしたら、その瞬間から写真が重荷になるような気がするし。
まあ武豊やイチローの領域には全然近寄れてもないんですけどね。^^;





明日は僕の師匠(と勝手に呼んでいる)ハービー山口さんの個展に行ってきます。
本当に暖かい、人間に対する愛情に溢れた写真を撮る方。
すごい楽しみ。^^


2007年10月05日(金) 新作アップしました。





おぉーい!ロマンチストが出たぞーーー!!(笑)


http://underline.under.jp/photo/78TP/78tp00.htm


2007年10月04日(木) 今週のミッション




今週は、フィルム整理強化週間!
整理ノルマは1日10本!

今日は23本片付けました、隊長!
GR1v分とオートコード分は完遂です!!

よし、明日はSRT101だー!

あ、キングファイルがもう足りません!!

なにぃ!?何冊いっぱいになったんだ!?

えーと…9冊です!!

9冊!?これ以上増えたら置くところがないぞ!!
どうするんだ!?

どうしましょう!?

どうするんだ!?

とりあえずその辺に平積み…

すでに足の踏み場もないわっ!!




とりあえず明日キングファイル買ってきます。
しかし何枚撮ってんねん、おれ。|Д`)

(※夜中のため、テンションがちょっと壊れてます。)


2007年10月03日(水) 川本真琴




ひょんなことからYouTubeの川本真琴のPVに首ったけ。(笑)
桜のPV、めちゃくちゃかわいいなー。
http://jp.youtube.com/watch?v=rwZQreqlhj0&mode=related&search=


川本真琴は声も歌い方もメロディーも顔も好きですが(笑)、歌詞がすごい好きやった。
「『絶交だ』って彫った横に『今度こそ絶交だ』って彫った」とか、
「ひとりぼっちになる練習してるの」とか、
「どこに行こっか? ここから一番遠いところ 授業抜け出した」とか、
「境界線みたいな身体が邪魔だね」とか、
「見えなくなるほど遠くにボールを投げれる強い肩 うらやましくって男の子になりたかった」とか、
「やきそばパンを食べたい!」とか。(笑)
他の人間からは出て来えへんよなぁ、こんな言葉。
彼女の独特の感性が好きやったんです。

確か、アルバム1枚とシングルも4〜5枚くらいで表舞台から姿を消してもうたんよねー。
もっとたくさんの曲を聴きたかったです。
今何してるんやろ。





  窓をつたう雨の粒みたいに 線香花火のしずくみたいに
  ひとつになったら落っこちちゃうの? 一人ぼっちでいなくちゃダメなの?





彼女の詞の中で一番好きな一節。
去年の夏、友達の車でヨセミテ国立公園をドライブしてた時に、
ステレオから急にこの歌詞が出てきてびっくりした。^^



※文中の歌詞はうろ覚えで書いてるので、言葉や文字使いが違うかもしれませんが、大目に見てね。^^;


2007年10月02日(火) 図書館




今日はちょっと調べ物があって、午後から図書館へ。
最初日比谷図書館に行って探してみたら、10年前からの資料が欲しかったのに、
5年分しか保管してないと言われて慌てる。
「どこかにないですか?」
「中央図書館にだったら…」

で、初めて広尾の街へ。
鬱蒼とした公園を抜けて中央図書館へ行ってきました。

それがめちゃくちゃめんどくさいシステムやねん。
雑誌(資料が月刊やねん)は全部カウンターの向こうにあって、
いちいち申込み用紙に書いて持って来てもらう形。
しかも何年か以上前の資料は全部地下の書庫らしく。

「この資料の何年何月号がお入用ですか?」
「平成9年1月号から今年の10月号まで。」
「…!?」

全部で118冊です。(笑)


地下から出してくるのに10分とは言わへんけど6〜7分待たされる。
でも一度に渡してもらえるのは12冊までって決まってるらしくて、
カウンターの向こうにうず高く積まれた118冊の山の中から12冊ずつ貸してくれる。
で、その12冊を調べて、戻して、次の12冊を借りて…
あ、さっきの資料で確認せなあかんところを1箇所忘れてたー。

「ではまた地下から取って来ますのでお待ちください」

…一旦返した資料はすでに地下の書庫に戻されていたのでした。|Д`)


蔵書が大量にあってこうでもせんと保管も管理もできひんのはわかるけれども。
自分で本棚探してパラパラめくって中見られる方が楽やでこれ。
おれなんか各資料で見るところ10箇所ずつくらいやもん。
本棚に並べられてたらそこをうろつきながらメモ取るつもりだったんですが。


まだこの資料は良かったんだけど、次の資料は題名もうろ覚え。
発行元と「月報」という部分だけ覚えてたんだけど、それで検索してもらっても何種類かあるようで。

「…どれにしますか?」

わかるかい!!
本棚に並べられてたらその辺のタイトルのをパラパラっとめくって中見れるやん?
そしたらすぐ見つかるやん?
ここではモニターに表示された発行元とタイトルの文字だけが全て。

「…これとこれとこれ、1冊ずつ見せてもらえますか?」

で、その3冊の中に目的の資料を見つけて、「じゃあこれは平成12年の12月号から13年の4月号までください」って頼んでまた待たされて。
全部で20分近くかかったー。(涙)

そらタイトルうろ覚えで行ったおれも悪いけどさー。
夜の7時にそんなに待たされるのも嫌やでー。
(まあ一番大変なのは受付の人とか本を取ってる来るおにーちゃんたちだろうけど。^^;)


そんなこんなで必要なメモを取り、図書館を出たのは8時前だったのでした。
…ろ、ろくじかんもかかった。。。(涙)


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