甘えた関係




甘えた関係
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2002年01月25日(金)
ココナッツ

朝起きて、誰もいなくなってから部屋を出て、一日中、ピアノ弾いたりしていた。
小学生のときに習っていたバイエルから弾きはじめて、だんだん中学生・高校生のときにやったものを弾いていった。
高校生のときに発表会もあったのにコンクールにも出まくっていたので、一番時間がかかった。
でも、あとあと思い返すと、最初に弾いていたバイエルは調子を変えて何度も弾きなおしていたので、そっちのが時間がかかっていたかも。
昼くらいから夕食のシチューの準備をした。
優雅にすごした。
ポチポチとメールを打ったりもした。
甘酒作って飲んでしまったりもして。
しまいには、なんでか疲れていたらしくって、夕方くらいからうとうとしていた。
で。
19時過ぎくらいに、目が覚めたら、ヨースケさん宅に居た。
これはカルク「拉致」ってやつではないだろうか。
「独り暮らし」と言いはっている新居の方。
あんまり見たことなかったから、しばらく、どこにいるのかわからなかった。
わかったあとも、しばし呆然。
とりあえず、家のなか空っぽで誰もいなかったので、ベッドの上でそのままごろんごろんと寝返りをうった。
で、そのまままた眠ってしまったらしい。
22時くらいに目覚めた。
家に電話しなきゃこれでもいけないのかなぁ、って思ったけれど、ヨースケさんだしそれくらいもうしてるだろーって思って、止めた。
そのまま30分くらいベッドの上でころんころんしていて、それから起きて、オフロ入った。
出たら、ヨースケさんが帰宅していた。
物音のひとつくらいしてください。
んで、あたしがオフロでちゃぷんちゃぷんしている間に、ヨースケさんは、お昼に職場のテレビで放映していた番組のなかで作っていたという「根菜おかゆ」を作ってくださっていて、夕食としてそれを食べた。
「あたしもこれ見てたよー。」
とか言いつつ。
美味でした。
そのあと、髪の毛拭いてもらったり肩揉みしあったりしながら会話して、23時からアリーマイラブ4を見た。
0時からまた眠って、何度かおきたんだけれど、隣でヨースケさんがぐぅぐぅ眠っていて、なーんか安心して、何度もころんころん転がりつつ眠りなおすことに成功。
途中で何回も病院から電話かかってきては出ていたらしーけれど、気づかず。
起きたら、ヨースケさんがまだ居たのにはおどろいたけれど。
高校終わったくらいに、一緒に居たときは、あたしが起きる朝には、5回に1回くらいしか居なかったから。
よく眠れたせいかだからかかはワカンナイけれど、26日の朝は、アタマがけっこうスッキリしていた。
ヨースケさんが出て行ったあとから、いくつか質問することがあったんだっていうコトに気づいた。
とりあえず、微熱をなんとかしなくては。

こーいう環境のなかに自分がいるのが、幸せっていうんだろう。
だから、こーいうとき、自分を誉めてやりたくなる。

□ごはん
朝:なし
昼:なし
夜:牡蠣のシチュー(あたしのほかにこれ幸いと鍋ごと持ち込んだらしい。窃盗というのではないでしょうか。)・白身魚のきのこ入りホイル焼き・コールスローサラダ(あたしは根菜おかゆと葱たくさんふわふわかきたま汁。)

■音楽・本・映画
・なし。
微熱続きなもので。
白黒の、映画がみたい。
西ドイツの、「橋」っていう映画。
戦争のやつ。
画像はちょっとボロボロなのだけれど、戦争シーンの大砲の音がやたらリアルで、耳を押さえながら観ていた。
まだ高校生の、まだ家にネットの環境がなくて、深夜映画があたしの娯楽だったとき。

□明日の予定
・熱をなんとかする。

■メル
・とくになし。

□会話
・ひみつ。

■睡眠時間
・よくわかんない。
断続的で長時間。
昨日と同じ。
でも、夜から朝まで眠っていたのは憶えているよ。さすがに。

2002年01月24日(木)
dog-ear

地雷のうえで地団太を踏んでしまったらしい。
鉛筆削りでドゴッと耳上と背に一発ずつ。
3発目はガードしていたので、ヒジに一発。
とりあえず、自室に逃げて、ドアをベッドを動かして開かないように蓋をした。
ごみ箱になった気分。
サイテー。
イライラがとまらなくって、眠り逃げをした。
けれど、1時くらいに目覚めた。
枕に血がついてた。
鏡で見たら、なんか、周辺が青黒いし、スプラッタだ。
こわい。こわすぎ。
しかも治りにくそー。
あたしこれでハタチ迎えるわけ?
ヘコむ。
とりあえず、鏡をクローゼットのなかに封印。
メールしたりして、25日の3時くらいにネットに繋いだ。
25日の4時くらいに、佐藤さん(刑事)から電話があった。
家電話からかかってきたから、一回目にかかってきたときは、知らない番号で誰だか解からなくて、怖くてとれなかった。
二回目にまたかかってきて、三回目にかかってきたら、セイリョに、
「たすけてー。こわいー。」
って電話しよーと思っていたら、三回目は携帯からかけてきたから、佐藤さんって解かって、とった。
「今さっきまで怖い電話かかってきたんだよー。知らない番号で。」
『あー、それ、僕。ごめんね、家のからかけてしまってた。』
「君かよ。」
『いや、二回目で気づいて切って、かけなおしたでしょう。ほら。』
『怒らなくても。』
「別に怒ってはないけれどー。」
で、雑談。
まるっきりの私用ではなかったのだけれど。
この人は、エリート候補になれる資格とか取ってんのにかかわらず、なんでこうも穏やかなのだろう。
「怖くない人」ってのが、あたしの周りにいる人の共通項。
なのだけれど。

□ごはん
朝:具たくさんミネストローネ(マカロニ入り)
昼:ズワイガニのマヨネーズ仕立てピザ・グレープフルーツジュース
夜:サトイモと烏賊の煮物・サーモンのマヨネーズ焼き・蓮根の胡麻和え・おしんこう・切干大根とお豆腐とお葱のお味噌汁
おやつ:あまぐり

■音楽・本・映画
・なし

□明日の予定
・なし。

■メル
・いろいろ。

□会話
・とくにはおぼえてない

■睡眠時間
・はっきりせず
断続していたので。
でも、長時間だったのは確か。

2002年01月23日(水)
エレガントな宇宙

<中華スープの作り方 (4人分)>
材料:
・たけのこ(いつも水煮)
・しいたけ(3コくらい)
・生姜(ひとかけら)
・豚肉(食べたい分のすこし少ないくらい。一掴み。)
・にら(適当)
・中華スープのモト(規定量)
・みりん・片栗粉・醤油・お酒(適量)

1)野菜は、にら以外は全て細切りにする。
2)豚肉とにらは一口大に切る。
3)お鍋に水をいれて火をつけておく。
4)豚肉を、みりんと片栗粉とお醤油とお酒をかけて、手で混ぜる。
5)豚肉を炒める。
6)豚肉の色が変わってきたら、引き上げる。
7)野菜(にら以外)を強火で炒める。豚肉と一緒に炒めると焦げやすくなるので回避したほうがいい。
8)豚肉を投入。野菜(にら以外)と豚肉が混ざるまで炒める。
9)湯に野菜(にら以外)と豚肉を投入。
10)お酒と中華スープのモトをいれて、味を整える。
11)にらを投入。火をとめて蓋しめて、蒸らす。

□ごはん
朝:ソーセージ入りスクランブルエッグ・サラダ・野菜くずスープコンソメ味
昼:なし
夜:はるさめの揚げたを牛丼の具のみにのせてレタスで巻いてたべるやつ(自分で作ったくせによくわからん。だって、動機がはるさめを揚げるのが楽しい、それだけですから。)・サトイモと烏賊の煮物・サーモンと新たまねぎとその他野菜のマリネ・お豆腐とわかめのお味噌汁・おしんこう(たくあん・きゅうり)

■音楽・本・映画
・「秘書検定試験完全独習2級」(実務技能検定協会)

□明日の予定
・とくになし。

■メル
・あんまり

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・10時間くらい
いくら大学終わって強制的の外に出る必要の頻度が少なくなったからって、安心して眠りすぎですよ、あたし。

2002年01月22日(火)
楽をする人

あたしはもう大学は終わったから、宅にいるのだけれど。
妹はまだ高校があるわけで、なのに、一日中今日も宅に居た。
なーんか、彼氏と別れそうッポイ、もっと詳しく言うと、フラレそうッポイ、らしい。
それに、同じクラスらしーから、通いにくいんだろうなぁ。
今までの間で、同じ学校の恋人と通ったことのないあたしには解からない感情だ。
しかし、高校に、「今日は○○で休みます」通告が必要なのがやっかい。
あたしの声は、他人が評すに「ロリ・ギャルゲー声」、自分が評すに「幼な声の舌ったらず」。
つまり、サボっている妹よりも下の子に判断される声。
それで、通告しても、信用なんぞされまいて。
てワケで、昨日は、セイリョに、してもらったのだ。
「兄」として。
そして、今日は、クロカワに、してもらったのだ。
「従兄弟」として。
て、従兄弟て。
従兄弟ていいのか?
思ったが、大丈夫だった。
んが、
『昨日配布されたプリントのアンケートが提出が明日までなので、受け取りによろしかったら来てください。』
電話口で言われたらしい。
「・・・あたし行く・・・けないね。」
↑高校には、姉であるあたしも風邪で倒れているコトになっている。
『あ・おー。(意訳:アイアイサー)』
てわけで、
『うなじにかぶりつきたい。』
と、徹夜勤務2日あげのさど医者さんに玄関前で今朝言われた、見目麗しすぎるクロカワくん、よーし、妹の高校へ出陣。
そして帰宅。
『あのさ、自分で言うのもなんだけれどさ、妹さん、次に学校行ったら、騒がれると思うよ。』
そう言うクロカワの服は、黒ロングコートで隠されていても解かるくらいに、乱れていた。
思わず、あお向けで寝転がったままユビさして爆笑。
『今日の女子高生、怖すぎ恐ろしすぎパワフル過ぎ色気無さ過ぎ性気出し過ぎ。』
しかも、えーと、妹の教室に入ってプリントを取ってきたっていうことは、あれですよ。
彼氏にもばっちり目撃され済み。
わー。
望んで出た効果じゃぁないだけに、すごーいおもしろーい。
その後、ヘコんでいる妹を起こして、アリーマイラブのやたら恋愛チックなとこをピックアップしたビデオを見させてた。
1stの7巻とか。
妹が泣いたのは感動のせい。
きしし。

□ごはん
朝:なし
昼:たきこみごはん(昨日の残り)・かきあげ2種(1/2ずつ)・大根の煮たの
夜:中華風スープ・挽肉と椎茸と葱入りの卵の中華風とろみ焼き・鰈の煮たの・大根の煮たの・たきこみごはん(昨日の残り)

■音楽・本・映画
・「人質カノン」(宮部みゆき)

□明日の予定
・とくになし
大学もうないから、ブラボー。
んだけれど、前書いたように、一週間に一日は強制的に外に自分を出さないと感があるので、昨日の帰り道、大学と家との中間地点にあるビデオ屋さんにてビデオを4本借りました。
これで、一週間後の月曜日は、お外に出なくてはいけない。
がんばれよ、あたし。

■メル
・とくになし

□会話
・いろいろ

■睡眠時間
・8時間
お昼寝して夕方も眠って、夜は起きていた。

2002年01月21日(月)
屈折した星屑の上昇と下降、そして火星からやって来た蜘蛛の群れ

雨がすごかった。
から、今日で最後の大学でのお昼(といっても、大学のなかで食べたことなんて入学以来2回しかない)は、学食ででした。
190円。
「安い。さすが学食ー。」
と、いっしょにお昼とっていたクロカワに値段のことを言ったら、
『それ、レジ間違えちゃう?190円って、ミニきしめんの値段のみだよ。』
わぁ。
レジのすぐ後ろの席に座って騒いでいたので、思わず自分の口を押さえそうになってしまった。
ズルズルと静かに食べることに。
座っていたとこはカウンタだったのだけれど、貧乏ゆすりをする人が近くに座っていて、こっちまでその振動がきた。
クロカワが、その振動うっとうしかったらしくて、一度、
ガンッ
と、蹴ったのだけれど、振動の主は何も変わらなかった。
貧乏ゆすりがクセの人って、やだなぁ。
にしても。
今日で春休みにはいっちゃうっていうコトもあって、クロカワは、今日はオンナノコたちに春休みの予定や電話番号やメルアドレスを聞かれて、モテまくりでした。
「モテてるモテてるー。」
と、思わず笑えてしまったほどに。
だが、クロカワくん、鉄壁です。
テキトーにスパッスパッとかわします。
「きゃー。」
『しぶいー。』
セイリョと二人で、その姿を見ていました。
わざわざ、見やすいように2階に上がって1階を見下ろして。
しかし、です。
クロカワがスパッスパッする、てことはどうなるかっていうと。
あたしにオハコがまわってくるわけです。
セイリョっていう手もあるのですが、同性のほうが自分のハナシを聞きやすいとでも思っているのでしょうね。
そこがバカです。
異性の方のハナシのが聞きやすいっていうのは、アタリマエ。
君ら、オンナだろ。
たはぁ、なカンジです。
無論、何人かセイリョのほうにも群がったらしーんですけれど。
まぁ、「群がられた」ていっても、合計で、あたしは5人、セイリョは2人、だったんですけれどね。
にしても。
あたしの電話番号や住所やメルアドレスを知っておけば、あたしと遊ぶ約束を経由するかあたしの口を経由するかして、つまりあたしを媒体として、クロカワを誘えるかな、ていう、一見凝ったようでアケスケな思惑、気持ち悪い過ぎ。
てワケで、あたし、も、鉄壁。
となるとどうなるかというとですね。
「クロカワくんと付き合っているワケ?」
「てゆーかてゆーか、あなたとクロカワくんって、ただの友達でしょ?」
「つまりー、こういうこと?オトコノコたちはべらして気分いいのができなくなるのイヤってわけ?」
「えー、だってさー、クロカワくんが誰と知り合おうがカンケーないでしょ。」
「ていうか、いーじゃん、それくらい。」
そのうち、誰か一人が、
「友達でしょー、わたしたち。」
っていうと、だいたいほかのひとたちも、
「友達ならいーじゃん。」
「わたしたちはほかでもない友達なんだから。」
決してコワくはないけれど、ものすごーくキモチワルイ目に遭いました。
頭痛までしてきました。
なので、帰り道は、クロカワに水溜りの水をかけたりして、かなりヤツアタリしました。

□ごはん
朝:なし
昼:ひじきと枝豆の煮たの・お味噌汁・ミニきしめん
夜:たきこみごはん・ハンバーグ・えのきだけのお味噌汁・蓮根と里芋と鶏肉の煮物(昨日の残り)

■音楽・本・映画
・「まるいち的風景」(柳原望)

□明日の予定
・とくになし。

■メル
・おじーちゃん(正確には祖父の弟)と。
あたしは携帯から、おじーちゃんはパソコンから。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・9時間。
17時から。

2002年01月20日(日)
長さと時間の相対性

明日が大学に行く2年生最後の日。
1年生のときの自分を思うと、ちょっと感慨。
にしても。
今は試験あるから外に出る必要が絶対にあるけれど、春休みになったら、その必要はなくなるんだよなぁ。
買い物とかはしなくちゃいけないけれど。
一週間に一度は自分を強制的に外に出す必要を作らなくちゃいけない。

□ごはん
朝:なし
昼:なし
夜:コロッケ・サーモンとサラダ菜と新たまねぎのサラダ・蓮根と里芋と鶏肉の煮物・鯵のたたき

■音楽・本・映画
・「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦)
思うに、京極のこのシリーズって、底がない。
文章はばらばらにどんどん進んでいって、最後に一点に結ばれる。
つまり、頂点はある。
図形でいうと多角錐。
というふうに、あたしは思いながら読んでいるのだけれど、他人もそう思うのだろうか。

□明日の予定
・文学と政治学原論の試験

■メル
・大学の知り合いから。
「ヤマ」を教えろとか、ほか、無理難題を色々。
<そこまであたし必要じゃないよ、君>
と、一括送信。
明日から当分大学なくて会うこともないと思うと、こんな無礼も出来ちゃうのです。
はははー。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・5時間
19日の2時から7時まで。

2002年01月19日(土)
闇よりも

今日はあたしの一度も受けたことのないセンター試験の日でした。
ていうか、あたしの周り受けた人がいない。
ヤマダもセイリョもモモちゃんも推薦入試だったし。
クロカワは持ち上がりだし。
ヨースケさんはどうだったんだろー・・・。
あー、ヨースケさんは一般だろうなぁ。
『それもまた一興。』
とか言って、カルクやってカルク受かっていそう。

19日の明け方。
『妙に落ち着かなくて。』
って切り出しでかかってきたモト中3の電話のなかで、勉強疲れでアタマがテンパっていたからかもしれないけれど、
「なんかあたしもうダメ。」
そう言ったらしい。
自分に必要な事に関する弱音は、モト中3にはもう言わないって決めてたのに。
甘えちゃうから。
あーなるのは、もう二度とご免です。
居心地よくて気持ちよくてこのままでずっといたいって思った。
もう何もどうでもいいやーって思えた。
これが続いたらどんなに楽なんだろうなって思った。
だからこそ、もうダメ。
笑うことの出来る場所よりも、泣くことのできる場所。
に、比重があるところに、居をかまえるのは、危険。
泣けるよりも笑えるほうがいい。
そのほうがつらくないもん。
危険は嫌い。
うっすらとその先が見えているくせに、わかっているくせに、
「予測不可能。」
だなんて、大嫌いです。
だからこそ、あたしのそのセリフに、何も聞かないでいてくれて、ありがたかった。
がんばろうって思えた。

□ごはん
朝:なし
昼:なし
夜:キムチなべ

■音楽・本・映画
・なし

□明日の予定
・政治学原論のオベンキョ

■メル
・とくになし

□会話
・いろいろ
久々にクロカワから電話がかかってきた。
どーでもいいことなんだろうけれど、あたしからかける時のほうが多かったから、かかってきたとき、嬉しかった。
「んー、今日は30分交代ってとこかなぁ。19日だし。」
って言って、30分経ったら一旦切って交代でかけなおしをして話してた。

■睡眠時間
・5時間
15時から20時まで。

2002年01月18日(金)
期待可能性

ヤな予感的中。
瞬間、何を起こしたら止められるのかなぁって思った。
とりあえず、コンビニの前で、佐藤さんに電話をすることにした。
中に入ってすればよかったけれど、このコンビニはヤなことがあったから入りたくないのだ。
けれど、ナンバを呼び出しているときに、なんだか怖くなって切ってしまった。
帰り道、歩いていて、何時自分の足が止まってもう動かなくなるか分からなくて、歩くのが怖くてたまらなかった。
歩きながら、携帯の電話帳を開いて何人もの名前を眺めていた。
呼び出し応じてくれるのいるかな、と、甘えたこと思っていた。
けれど、呼び出すことをあたしが出来るのは全員何か順当な用事で無理。
自分のことで、我慢できるのに泣くのはいやだ。
にしても、世界は誰の味方よ。

□ごはん
朝:ウインナ・目玉焼き・えのきだけのお味噌汁
昼:お好み焼き(海老・豚肉)
夜:天麩羅(まいたけ・さつまいも)・トマトとキュウリとサラダ菜のサラダ・じゃがいもとたまねぎのお味噌汁・おしんこ(きゅうり・なす・おだいこん)・大根と鶏そぼろの和風とろみ煮

■音楽・本・映画
・「中坊公平 私の事件簿」(中坊公平)

□明日の予定
・政治学原論のお勉強

■メル
・カナメくんに、返事いらないよーな内容のを、ヒュンヒュン送信してた。

□会話
・よくおぼえていない

■睡眠時間
・よくおぼえていない

2002年01月17日(木)
悪いひとたち

□ごはん
朝:目玉焼き・ホタテとカリフラワーとジャガイモのシチュー
昼:モス(モスチーズ・ポテト・コーンポタージュ)
夜:肉じゃが(昨日の残り)・ポークステーキ・枝豆茹でたの・大根とホタテのマヨしょうゆ和え・たこのたたきのお刺身

■音楽・本・映画
・「チェリーブラッサム」(山本文緒)

□明日の予定
・日本史の試験

■メル
・セイリョとすこし。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・8時間。
21時から18日の5時まで。

2002年01月16日(水)
誰も僕の絵を描けないだろう

うんとうんと重たい靴をはくんだ
歩いているのがぼくにもよくわかるように



買い物の帰りに、なんかヤなものを見たような気がした。
気のせいだと思いたい。
ていうか、気のせいのはず。
だから何もしない。

□ごはん
朝:なし
昼:りんご(1/2)
夜:ホタテとカリフラワーとジャガイモのシチュー・肉じゃが・鯛のあら煮

■音楽・本・映画
・「福屋堂本舗」(遊知やよみ)

□明日の予定
・オベンキョ

■メル
・とくになし

□会話
・よくおぼえてない

■睡眠時間
4時間くらい。
ホントは今日はもっと眠れるハズだったのだけれど、いざ横になったらイライラしてザワザワして無理だった。
壁蹴るとかするのは、前怒られたからしちゃいけないし。
楽になるんだけれどなぁ、あれすると。
仕方ないから、お布団のなかで、何度も深呼吸。深呼吸。


2002年01月15日(火)
don't kiss my tail

生物の試験は満点で「優」確実。
頑張った甲斐がありました。
終わったあと、関係のない数人に、<誉めてメール>を送ったのは、だから、差し引きゼロってことで。
そして、生協で予定どうり、本を買った。
で、クロコネコを病院に連れてって、処方してもらってお薬の仕方とか習って、帰宅して、今日の予定はオールクリア。
ちょっと疲れた。

□ごはん
朝:たけのこのお味噌汁・鶏そぼろ入り卵焼き・ごはん
昼:なし
夜:ワタリガニ・サーモンのお刺身・ロール白菜・ハムステーキ・茄子とトマトとモッツレラのサラダ

■音楽・本・映画
・「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦)
下巻のほうで、京極堂さんがオンナ慣れしているとこをチラリとみせるシーンがあって、そこが大好きなのですよう。
だから、上巻のこれから呼んで、焦らす。

□明日の予定
・日本史のオベンキョ
たりぃ。
・妹のマネージャーしてる剣道部の試合なので妹担当人数分のお弁当を作る。
自分でやって欲しいよーな、頼っていて欲しいような。

■メル
・誉めてメール

□会話
・いろいろ
クロカワ狙いのコから、電話番号とか仲介して、と、こられた。
こわー。
「ヤですよ、んな道理のないこと。」
お断りしました。

■睡眠時間
・10時間
21時から16日の6時まで。

2002年01月14日(月)
アングル

成人の日。
ってのにもカンケーなしで、明日の生物の試験のお勉強を、
「頑張ったののどこが悪い。」
の心意気で、カリカリカリカリ。
このまま、今日が過ぎる予定だったのだけれど。
あたしは成人式に出ないって中学のころから豪語していて、出なかったんだけれど。
夕方くらいに、
『君んとこの学区で、面白そうなことやっているよ?』
と、セイリョ(小学校は違う学区。でもって、私立に通っていた。)が宅にきて、連れ出されてしまって、ひっぱられてそのまんまそのせいにして、行ってみたら、
「わ。」
キャンプファイヤーにかこつけて、焼き芋をやっていた。
これが二次会らしい。
一応、お酒とかも缶入りのが出まわっていた。
そして、振袖やスーツ姿で、成人迎えた方々が。
あたしは当然出ないつもりで今日まで過ごしていたから、おもっきし私服だったので、かなり目立ち、
『きゃー、ひさしぶりー。えー、きたのきたの?』
『あはははははは。感激。感激。うそじゃないって。感激。』
すぐ存在がバレた。
セイリョをいちいち友達だって説明するのがすごくめんどくさいだろうなぁと思っていたら、セイリョがそれを見越していて、
『僕とこいつは友達でーす。』
酔っ払い装った口調で大声で言ったもんだから、別にそんな煩くはなくって、よかった。
一年くらい前から京都に通って振袖を作ったコとかいたのだけれど、そんなコも混ざって焼き芋を作っては食べているものだから、遠目から見ると、
「なんかさー、原始と式は変わってないってカンジ。」
あたしは私服だったから、そのなかで一番動けるっていうことで、コンビニへのパシリに3回も行く羽目になってしまった。
んでも、セイリョがそれにいちいちついてきてくれたから、まー、いーや。
出たらガチガチになってしまって調子狂いっぱなしになるんだろうなぁ、って想像のなかでは思っていたけれど、これもセイリョがいたから、現在のいつもどうりに振舞えて、よかった。
てゆか、そんなに同級生たちとオハナシしなくて、常にセイリョとともにセットで群れのなかにいたし。
も、サマサマです。
それなりに楽しかったし。
なんか、ハードルをクリアした気持ちになれた。

クロコネコは、今日は缶詰を3口くらいしか食べなくて、熱はすごくあるみたいで、ベッドの上でぐったりしていた。
明日、生物の試験が終わったら、即病院に連れていかなくては。

□ごはん
朝:ピザピタパン・くるみパン(1切れ)・ホットミルク
昼:お雑煮
夜:烏賊飯・鶏のから揚げ・マカロニサラダ・マグロのお刺身と白菜を煮たの・たけのこのお味噌汁

■音楽・本・映画
・「人質カノン」(宮部みゆき)

□明日の予定
・森博嗣の最新刊を買う。
・クロコネコを病院につれていく
・ていうか、生物の試験。

■メル
・とくになし。
成人式で会った人たちと、1・2人しか、メルアドとか交換しあわなかったし。
も、ほーんと、セイリョさまさまです。

□会話
・酔っ払い的会話をいろいろ

■睡眠時間
・2時間くらい
15日の3時から5時まで。
なんか寝つけれなかった、ので、オベンキョをしていた。

2002年01月13日(日)
マリオネット


お外から帰ってきたクロコネコがケガをしたらしくって、始終ビッコをひいていて、つらそうだった。
夜になってから、熱まで出てきちゃって、もうぐったり。
明日は成人式で動物病院がお休みだから、あさって必ず病院に連れていかなくては。
こーいうときにこそ、お年玉を消費するのにいい機会。
これはもう、使うしかないでしょ。

昨日みたいに、突然予定もいれてないくせに呼び出されるのって、嬉しい。
今が試験期間中なだけに、余計に嬉しい。
留守電に吹き込んだ言葉、信じてそのまんまに実行してくれたんだなぁって思うと、嬉しい。
あたしを信じてくれている人がいるっていうのが、とても嬉しい。
と、まぁ、やっぱ自分に帰結するのだ。

□ごはん
朝:あったかいお蕎麦
昼:カツ丼・長いもと三つ葉のお吸い物
夜:マカロニサラダ・豚汁・牡蠣のたきこみごはん・焼き秋刀魚・マグロのお刺身
おやつ:甘栗

■音楽・本・映画
・「世界児童文学集」の6巻のホビットの冒険(岩波文庫)

□明日の予定
・おべんきょ
成人式には出ませんもん。
って、中学のときから宣言していましたもん。

■メル
・久しぶりにサワベくんから。
なんか海外でカウントダウンしていたらしい。
今日帰国したんですってよ。
スキー三昧だったって。いいなぁ。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・5時間
14日の3時から8時まで。

2002年01月12日(土)
多彩にして純粋

昨日は、あんなことをしてしまったから、夜なんてもう、ドキドキの判決待ち気分でした。
のだけれど。
電話はくることにはきたのだけれど、なんか、思ってたよりも反応が薄い。
せっかく丹精込めたのに。
ノーヒットだったのかなぁ。
てよりも、もしかしたら、厭な気分にさせてしまったのかもしれない。
あたしは、やってる最中のあたしはすっごく楽しかったことってたいてい、その最中、された相手の気持ちを考えるのを忘れている。
仕事でお疲れさまのあとに、勝手に来たやつは一晩中ぐぅぐぅ眠っていて、仕方なく朝ご飯まで作って置いてお仕事に出掛けて帰宅したら、部屋のなかメモまみれだなんて、勝手にズカズカって入って好きなだけ荒らして帰宅っていったようなもんじゃないの。
ていうか、そのものでしかない。
反芻して検分して、おもっきし青ざめる。
けれど、こういうときって簡単だ。
だって、答はもう出ているんだもん。
あたしは、まだ、カナメくんの気がなくなるまでは別れたくはないっていう気持ちをもっている。
ていうことは、つまり、式は、手っ取り早く謝ってしまえば、それでオールクリア。
11時くらいならもう起きているかなぁ、と、ビクビクっとしながら、電話をかけた。
ら、1コールでとられた。
しかも、なんか、上機嫌。
なんか、杞憂って言葉を思い出したりしなかったり。
でも、いちおー、とりあえず、謝っておく。
ら、なんか、大笑いをされて、
『おいで。』
って言われたので、
「えーと、怒ってんの?」
とりあえず、現状だけはきっちし把握したかったので、聞いたら、
『おいで。』
って言われたので、行くしかなくて、行った。
で、カナメくん宅に着いて入って椅子に座って、
「あの?」
『お昼何食べようか。人ごみはパスしたいから、テキトーに作ってココで食べたいんだけれど。』
「あ、じゃぁ、とりあえず、スーパー行って考えましょ。」
怒っているようには見えないけれど、カナメくんの場合怒っているときと怒っていないときが、なかなかに判り難いからなぁ。
でも、以前あたしが躾をしたから、不機嫌になったら「あ、今不機嫌になりました」って言うようになったし。
だいたい、怒っているときはあたしを叩けって言ってんのになんで言うこと聞いてくれないわけ?
少しムカムカしたので、秒速のキス。
駐車場では、
「・・・。」
助手席ではなくて、後部座席に座ってみた。
まぁ、結局、怒ってなんていなかったんだけれどね、カナメくん。
昨夜反応が薄かったのは、眠かったからだけだったらしーんだけれどね。
「あのね、あたしね、君のこと好いてるんだから、不愉快になったら不愉快になったってすぐ言え。でもって、あたしをもったいぶらせるの禁止。」
ナゼか、自宅を出るときはビクビクだったあたしが、カナメくんをビクビクっとすこしさせてしまっていましたが。

にしても、これを恋愛っていうのかどーかはいまいちワカラナイ。
ていうより、前のときもその前のときも、「これが恋愛」とは終わってもワカラナイ。
キスをしたら恋愛、っていうワケじゃぁ、あたしの場合は違うし。
手を繋いで抱きしめあって、の延長上にあるから、赦せる人になら誰にでもする。
恋愛ってどーしてもワカラナイ。
ドキドキしたら恋愛なわけ?
それならもうしているけれど、ならこれは恋愛?
って、お付き合いはじめて2年近く経とうとした、今に言うなってカンジだが。
ただ、恋人に対峙するときは、友達を相手に会話するよりも、明らかにあたしは、感情に素直になっている。
それは解かる。
なんでかも分かる。
たぶん、それは、手に入れたいから。
そのために、いろんな策をして捕まえたりするのがオトナなんだって中学のときとかは本を読んで思っていた。
だけれど、あたしは、本当に手に入れたい人間には、そうはしないみたいだ。
どーでもいい人間には、そういう策をして、翻弄させてやりたくなるのだけれど。
どうやら、あたしは、手に入れたいならその感情を見せなくちゃフェアじゃないって、思う人間だったらしい。
見せ合うまではスタートしない、と。

ちなみに、「友達」っていうのもどーしてもワカラナイ。
だって、一人一人が同じカテゴリにどーしてはいってしまうのよ。
セイリョーはセイリョーだし、ヤマダはヤマダだし、ヨースケさんはヨースケさんだもん。
「これ、あたしの友達。」
って、他人に言うたびに、ちがうのちがうのもっとちがうものなの、って思う。
たとえば、それが、セイリョならば、
「これ、セイリョ。」
で、あたしは全てを済ましたい。

我侭かしら?

□ごはん
朝:なし
昼:みかん(1つ)
夜:海鮮塩やきそば・マカロニサラダ・ワカメスープ


■音楽・本・映画
・「鳩笛草」(宮部みゆき)

□明日の予定
・お勉強。

■メル
・とくになし。
めずらしくセイリョと長くメールしあった、くらい。

□会話
・あたし:「うん、好き。」
カナメくん宅に着いたとたん、カナメくんが、玄関先にて、甘栗をくれた。
ちなみにあたしは、まだ、靴を履いたまーんま。
『甘栗好きでしょう?』
「うん、好き。」
片手で渡された甘栗の袋を持った。
ら、カナメくんが、玄関先にて、イチゴをくれた。
『熟していないイチゴ好きでしょう?』
「うん、好き。」
もう片手で渡されたイチゴのパックを持った。
いまいちこの人はやっぱりわからない。
こーいうときに、征服欲が沸くのだ。

■睡眠時間
・9時間
13日の3時から11時くらいまで。


2002年01月11日(金)
オリジナル

カナメ宅から帰宅後、おかーさんに、カルーク理由を聞かれたので、
「失恋をした一人暮しの友達んちにおなぐさめに行ってた。」
ってお答えをしといたら、
『あなたにそんなことができる相手いたの?』
うっさい。
冷蔵庫のなかに、ナゼかおさかなが3種。
秋刀魚と甘鯛と鰤。
昨日、おとーさんが魚屋さんで買ってきたそうだ。
夕食を作ったあと、マリー・セレスト作戦開始。
茶碗蒸しとたきこみご飯とぶり大根とホイル焼きをパックに詰めて、バッグに入れて、3区間分のバスに乗って、カナメくん宅へ。
もっちろんだーれもいないわけでー。
自分で貼ったメモを踏まないように気をつけて歩きながら、朝ごはんが置いてあった卓上にそれをお皿に移してから置いて、
<ラップしてチン。>
って書いたメモを貼って、カナメくん宅を脱出。
マリー・セレスト作戦終了、イジメ文作戦も終了。
気持ちよくクリアしたので、帰り道は歩いて帰った。
角を曲がるたびに、交差点を渡るたびに、歩道橋にのぼるたびに、ちょっと出会わないかなぁって思って、すこしビクビクとしてしまった。
とーぜん出会いなんてしなかったんだけれど。
するもんはするんです。
家にてアリーを観ていたら、おとーさんがまたイライラっとしていたらしい。
綺麗に一日をクリアするのは、やっぱまだあたしには似合わないみたいだ。

□ごはん
朝:なし
昼:プチトマト(3つ)・しいたけをおしょうゆで焼いたの・おにぎり(紫蘇と梅)
夜:茶碗蒸し・筍のたきこみご飯・ブリ大根・白身魚のきのこ入りホイル焼き・長芋のお吸い物

■音楽・本・映画
・「世界児童文学集」の6巻のホビットの冒険(岩波文庫)
中学2年生のときの恋人に、クリスマスプレゼントとして貰った。
6巻だけ。
貰ったその場で開けたあたしの、第一コメントが、
「悪魔の数字?」
その人は、その場で崩れおちて笑った。
『なんつー、幼いことを、君は。』
周りなんて気にしない。
雨の日だったね。

□明日の予定
・お勉強

■メル
・とくになし

□会話
・よくおぼえてない

■睡眠時間
・3時間くらい
12日の4時から7時まで。

2002年01月10日(木)
生体模倣技術

民法と英語の試験が終わったあとの帰り道、バスのなかでぐっすり。
幸いおかしくなっちゃった人には遭わなかったからいいけれど。
起きたら、自宅前のバス停を過ぎていて、カナメくんち前だったので、これはもういくしかないですーって思って、カナメくんちに行くことにした。
昨日たっぷり眠っていたのと、今日の試験科目が二つとも出来ていたので、すっかり年齢が下がっていたのかもしれない。
日向を選んでぽてぽてと歩きながら、ぐるぐると下らないコトばかり思っていた。
例えば、
カナメくんはここに24歳のとき(同棲してた前彼女と別れたときから)から住んでいるワケで、バス停3コ分離れていただけなのに、1年近く互い知らなかったんだよなぁそれってすごくない?
とか。
いや当たり前だって。
起きて行く場所も買い物のスーパーも違うんだし歩く道も渡る交差点も歩道橋も違うんだし美容院も本屋も違うんだし、なーんも接点ないんだし。
寝ぼけアタマはどうもいけない。
「運命」持ち出す恋愛は大嫌いです。
出たら、別れる。
ま、とにかく、着いて開けて入ったものの、とーぜんだれもいないわけでー。
5分くらい部屋のなかを何を触るでもなくウロウロしたあと、夕方まで眠っちゃおって思って、ベッドに横になった。
起きたら、翌日。
11日の10時過ぎ。
とーぜんだれもいないわけでー。
「へ?」
起き上がった瞬間に、手になんか違和感、そして、
クシャ
っていう音。
紙を握らされていることに気づいた。
開いたら、カナメくん直筆イジメ文。
目線を移動したら、卓上には、カナメくん作成朝食。
ソーセージいりのオムレツにサラダにくるみパン。
『玉子は好きな人間にはいるかなぁ。』
と、前言っていて、オムレツに何かはいっているのは自分で作るときは食べたことがない、と、以前あたしがごはんを披露したときに言ったくせに。
てゆか、朝、一人のとき、こんなきちんとしたの、今、多忙なくせに、作っているワケないでしょ。
サラダ?ソーセージ入り?はい?
きちーんとラップされた朝ごはんを眺めて、そう思った。
とりあえず、もう一度イジメ文読んじゃおっと思って、読んだら、さっき読んだときに気づかなかった個所があったのに気づいた。
『追記:この手紙に気づいてください。帰ったら部屋に読まれないまま落ちていたっていうのだけは回避したい。』
だから、不手際なコトをしたんだから、あたし、ご機嫌になるの禁止。
オフロにトイレに冷蔵庫に洗濯機に窓に机にパソコンに、あといろいろなところに、一枚一枚番号ふって、イジメ文を直筆で書いて、セロハンテープで貼った。
んでもって、玄関のとこに、
<全部で15枚あるから。>
って書いたのを貼って、
玄関のドアに、コブシで一発。痛かった。
カナメ宅を出た。
そこまでしなくても、て言うの、禁止。

□ごはん
朝:なし
昼:りんごジュース
夜:なし

■音楽・本・映画
・なし

□明日の予定
・おべんきょ、と、仕返し。

■メル
・おかーさんから、
<今どこにいるの?>
というメールが5通ほど。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・18時間
16時から11日の10時まで。
試験一段落したからって、安心し過ぎです、あたし。

2002年01月09日(水)
夢の中の失楽

憲法の試験が、論述ばかり4題だったのだけれども、それなりにあたしにとって難しく。
体よく言うと、時間切れになってしまった。
レポートとかで救ってくれるような手段を作ってくれるセンセではないだけに、うーん、心配。
愛妻家のくせに。
外書購読は、全文暗記していったので、出来た。
終えたあと、床に、英文のアメリカ憲法を縮小コピをした紙が落ちていたので、
「落ちていました。」
ってセンセに提出。
そーいや、背後で、
『カンニングすればこんなの一発だ』
とか言ってたもんなぁ、始まる前に。
可哀相に。
これで君たちは試験全科目終了後学生課に呼び出され2年の全試験科目で取得した単位を削除され、留年決定。
問題解いていくときの今まで勉強した知識を放出するあのカンジ、あれの虜になれば、一発なんだけれどなぁ、カンニングしなくなるのなんて。
帰りに久々に墓場ネコを見に行ったら、なかなかに丸々と太って毛づやも良くなっていて、なんだかガックリ。

□ごはん
朝:なし
昼:ごはん・たまごのお味噌汁・たくあん・貝柱のかきあげ・茄子のぴり辛いため・金平ごぼう
夜:牡蠣とマッシュルームのシチュー・ロール白菜・鮭のお刺身・ごはん

■音楽・本・映画
・「血い花」(室井佑月)

□明日の予定
・試験

■メル
・同学年のコらと。
<出来たー?わたしダメだったー。>
とか、そーいうメール。

□会話
・クロカワ:『はい、ずどん。』
「当たり」って意味らしい。

■睡眠時間
・13時間
16時から10日の5時まで。
そんなに眠たかったのか、あたし。

2002年01月08日(火)
赤い夢

□ごはん
朝:たらこのおにぎり
昼:
夜:大学芋・ごはん・骨付き鶏肉と大豆を煮からめたの(昨日の残り)・牡蠣フライ・グリーンサラダ・えのきだけとお豆腐のお味噌汁・納豆を油揚げに入れて焼いたの

■音楽・本・映画
・「12人の手紙」(井上ひさし)

□明日の予定
・試験

■メル
・大学の知り合いと。
<どこ出るかわかるー?>
今更ながら慌てて勉強をするらしく、他人にヤマを聞こうと30分ほど頑張っていた。
雑談でかわした。
我ながら、性悪。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・4時間
9日の2時から6時まで。

2002年01月07日(月)
同姓間淘汰

一日中、憲法と民法のオベンキョをしていた。

カナメくん里帰りから帰宅。
そのまんま会社へ。
といっても、実家と自宅とそんな離れていなかったりするので、4日からもう会社に行っていたらしーけれど。
社会人ってたいへーん。
夕方、公園で少し会って話した。


□ごはん
朝:りんご
昼:なし
夜:骨付き鶏肉と大豆の煮からめたの・大根と三つ葉のお味噌汁・チンゲン菜と油揚げの炒めもの・大根と鶏肉そぼろを煮たの

■音楽・本・映画
・「脳とニューロンの科学」(荒井康充)

□明日の予定
・おべんきょ

■メル
・ハルちゃんから、バイト代のオハナシ。
っていっても、どーせ、
<お金じゃないよね、こーいうのは。今度ご飯でも食べにおいでよ。>
っていうのだけれど。


□会話
・いろいろ


■睡眠時間
・5時間
14時から19時まで。

2002年01月06日(日)
常緑樹のある部屋

カナメくん、里帰りから帰宅。
そしてそのまま会社へ。
初詣に行きたい。
別に行かなくてもいいけれど。

□ごはん
朝:なし
昼:いちご
夜:チキンとタマネギとトマトのカレー・海草サラダ・・ナン

■音楽・本・映画
・「聖邪の行進」(窪塚洋介)

□明日の予定
・試験勉強

■メル
・とくになし

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・3時間
お昼に少し。

2002年01月05日(土)
ぼこりぼこり

ちょっと熱がでた。
昼くらいに、カナメくんから電話がきた。
お布団のなかにはいったまま、楽しくて笑った。
寝ころがってだけれど、憲法の勉強をしていたので、子供ッポイかなぁと思いつつ誉めてもらいたかったから、その成果を自慢した。
誉められた。
うれしかった。
22時くらいに、予告なしでヨースケさんが玄関前にきた。
『痛い?』
って聞かれたから、
「よくわかんない。」
ってお答えした。
ヨースケさんの手は、冷たくて気持ちよかった。
あたしのその曖昧なお答えを一定の方向へ加速させるためか、
『うちんちに来るかなと思って、きたんだけれど。』
聞き流す我侭を赦してください。

お布団のなかで、おとーさんの気持ちを考えていた。
こうやって、夜中とかに時々、男友達(傍目から見て。あたしはもっと深いって思っている。)がちょろちょろと寄ってくる。
自分が買って貸している部屋の中にいるときは、いつも、ドアを閉めていて、聞こえるは、あたしの発する、自室の外では出しもしない、電話でさえも楽しそうな声。
うちのなかのペアで、おかーさんと妹、おとーさんとあたし、ってなっている以上、おかーさんとあたしやおとーさんと妹は関係をギクシャクさせても安定のままだけれど、あたしとおとーさんや妹とおかーさんが関係をギクシャクさせたら家のなかは不安定になるから、ギリギリまでいつも合わせているのだろう。
おとーさんにあたしへのストレスがたまってしまうのもわかるような気がする。
あたしが刺激をしているのだから。
でもだからって、それらをすべてやめることはあたしには出来ないから、せめて、それを受け入れていくことしかあたしはできない。
まぁ、それがまた悪循環を生むんだろうけれども。

息を吸った。
思ったとうり、空気は冷たくて、部屋のなかに居たときの暖かさが一気に、スっと冷えていった。
溜息にならないように吐いた。
「やめとく。ありがとうね。」
お返事をした。
『熱あんの?解熱剤は飲むなよ。』
苦笑したカオでそう言われて、頭と肩に手置かれた。
それから、おどけたカオで首に手。
だから、
「わぁってる。」
わざと、あたしのノドボトケが動くように、ヨースケさんの手に伝わるように、発音をした。

市販の薬を規定量飲むと、体温が下がっていって、あたしはゆっくりと死ぬ。
そうなるにつれて、視界は、ティッシュペーパー越しに見るようになっていって、ついには、モノクロの世界になる。
そのあとはあたしはまだ知らない。
もちろん家の中には家族用の市販の薬は常備してある。
不必要に知り合いにまでも、
「あたしねー、市販の風邪薬とか解熱剤とか飲むと、死ぬんだよー。」
教えている。

「おやすみ。またね。」
お別れ。

そして、また、なんて刺激的な日常。
楽しむことしか知らないようになりたいものです。

□ごはん
朝:なし
昼:なし
夜:りんご(1/5)

■音楽・本・映画
・なし

□明日の予定
・なし

■メル
・とくになし

□会話
・いろいろしたけれど、よくおぼえてない

■睡眠時間
・0時間

2002年01月04日(金)
Praying matis

夕方。
夕飯を作る前にちょっとカナメくんに電話でもしてしまえ、と思い、実行。
実は、カナメくんが里帰りしてから初めてこちらからの電話かけだったりする。
何様だよ、あたし。
で、かけた。
のだが、なかなか出ず。
そろそろ切ろうかなぁ。
てか、履歴にあたしのが残ってるのってまるであたしがかまって欲しいっていう意思表示みたいじゃないの。
しかもそのうえ放置された痕跡かよ。
と思っていたら、ついつい切る指の力がはいっていなかったらしい。
のに、呼び出し音が止んだ。
つまり、
「あ、カナメくん?」
『はい、もしもし。』
そして、誰かが出た。
しかし、カナメくんではない。
誰だ。
何か言わねば、と、思いつつ、パニックに陥り、口は動かず。
例えるならば、道を曲がった途端の出会いがしらに見知らぬ無表情の人におでこにかるいチョップをくらったカンジ。
あの時は、かるい失語症になるほどに驚いた。
そして今も。
結局、それは、カナメくんのオカアサマだった。
かなり悪い意味での「適当」な応対をし、その電話を切った。
そのご、電池パックを携帯から抜き取り、心行くまでしばらく放心状態になった。

夜半。
テレビを見ながらなごんでいたら、おとーさんが、あたしがテレビに対する評の相槌で発した、
「なまってる。」
という言葉を、自分に対する、
「だまってろ。」
と、聞き間違えたらしく、いきなし立ちあがったかと思いきや、殴ってきた。
ハラとセにヒット。あと、ウデ。
お正月、祖母(おとーさんのおかーさん)が帰ったあとは、おとーさんはいっつも機嫌が悪くなる。
というより、我慢していた機嫌の悪さがやっと滲み出てくる、てカンジ。
あたしが、いつもなんかとちがって、もちあげていたりしているから劣等感とかもっちゃったりたりとかしてるのかなぁ、とか、いろいろ推測は可能だけれど。
まぁ、これがあって、ようやくお正月はあたしのなかで終わるわけで、今年も終わりました。

にしても、横になっても痛く立っていても痛く、腹筋と背筋て偉大だなぁ、とつくづく思った。
てゆか、やはし見ているだけか、妹よ母よ。
クロコネコとオオネコは逃げた。正しい。

□ごはん
朝:なし
昼:なし
夜:あさりのたきこみごはん・里芋とお豆腐とお葱のおつゆ・海老と野菜の炊き合わせ・ポテトサラダ

■音楽・本・映画
・「生命の意味」(桑村哲生)

□明日の予定
・とくになし

■メル
・とくになし

□会話
・よくおぼえてない

■睡眠時間
・0時間
横になってはいたのだけれど、どうにもこうにも痛くて眠れず。

2002年01月03日(木)
さようなら、おやすみ

朝の5時くらいから出発して、京都へ。
その途中、家に居たおばあちゃんを、自宅まで送り届けて、グッバイ。
本家に着いたら、少し、本家にある自室で眠った。
お正月のこの部屋は、毎回、畳をはりかえたらしくって、敷布団越しに、とてもいい匂いがする。
あたしのお気に入りの匂い。
中庭に面した部屋なので、外からは鳥の鳴き声がして、廊下からはパタパタと朝ご飯を用意する人たちの歩く音がする。
ほんの少しの時間のくせに、ぐぅぐぅ眠った。
9時前くらいに起きて、しばらくお布団の上でごろんごろんと意味もなく転がったり、カーテンの隙間から顔出して、日光を浴びつつ中庭をぼーーっと眺めていたり。
そうしたら、中庭のお掃除をしていた人が、こっちを見て、一瞬ギョっとしたカオをしたあと、ぺこんとお辞儀をした。
庭から見たら、生首ッポイことに気づいた。
悪いことをしたなぁ。

夜ごはんは、おじーちゃんに、
『デートしよ。』
って言われて、お外に食べに行った。
たぶん、本家では豪華な和食がまたもや作られていたのだろうけれど、おじーちゃんが抜け出させてくれたなら、誰も文句は言えない。
さすがご当主。
つか、いいのか、ご当主。

□ごはん
・たら・長いもと三つ葉のお吸い物・海老の酒蒸し・黒豆・出汁巻き卵・たつくり
・野菜の炊き合わせ・鮭・いくらトッピング山菜ごはん・きくらげと三つ葉のお吸い物・豚の角煮・お刺身各種・おしんこう・日本酒
・カレー・ナン・サラダ・豆のスープ

■音楽・本・映画
・「4U」(山田詠美)

□明日の予定
・帰る。

■メル
・圏外だし。

□会話
・あたし:「結婚しよーねぇ。」
おじーちゃん(祖父の弟。あたしの好きな人。)は、養子だから、あたしとは血のつながりなんてないのだけれど、法律的にはあるらしくって、無理らしいけれど。
あたしは、この人が死ぬ前に、この人と法律的につながりたいなぁ、て思うくらいに、この人が好き。
「奥さん死んだらしよーね。」
っていう、条件満たしたら、頑張って出来るようにして、してくれるらしい。

■睡眠時間
・8時間
4日の1時から9時まで。


2002年01月02日(水)
進めば戻る

あたしは、いつも、眠っているときは、自室のドアをきっちし閉める。
そうじゃないと、少し開いている隙間から、誰かが今にも覗いてきそうで、覗かれているみたいで、眠れなくて、イライラがとまらないのだ。
ラジオをいつもつけて眠る。
なぜかっていうと、人の声が聞こえないと、安心しないから。
本当は、「知っている人の声」が一番なのだけれど、
「今からあたし眠るから、あなた何か喋ってて頂戴。」
だなんて我侭過ぎて滅多に言えないし、人をあたしは選ぶから、手が空いている人なんてそんなにはいない。
だから、ラジオ。
そこから流れてくるのは「声」ではなく「音」だけれど、ないよりはマシ。
ないと、これもまたイライラする。
そして、光。
電球が灯っていないと、あたしは、目を閉じることができない。
終始、部屋中をキョロキョロと見回して、「何か」を確認してしまう。
この3つがそろっていないと、いくらあたしが眠くっても、あたしは眠ることができない。

ていうのに、おばあちゃん、なんで、あたしが眠っている部屋のドアをこっそりあけて、覗きにくるですか、2時過ぎに。

□ごはん
・おせち・長いものお吸い物・お赤飯
・お赤飯・天麩羅(えび・まいたけ・さつまいも・かきあげ)・長いものお吸い物
・茶碗蒸し(食べたいと父が言うた)・蓮根と鶏肉の煮たの・大根と蟹のサラダ・たきこみごはん

■音楽・本・映画
・「アルファベットシティ」(スティーブン・ナイト 小西敦子訳)

□明日の予定
・母方の本家に行く。
京都寒そう。

■メル
・とくになし

□会話
・いろいろ。
カナメくんから電話がかかってきた。

■睡眠時間
・3時間
2日の23時から3日の2時くらいまで。

2002年01月01日(火)
Tempora mutantur, et nos mutamur in illis.

□ごはん
・お雑煮・おせち
・おせち・まいたけの天ぷら・えりんぎと豚肉のいためもの(ハルちゃん宅にて)
・牛しゃぶ・お吸い物・お餅
おやつ:たこやき(セイリョー)

■音楽・本・映画
・「女王の百年密室」(森博嗣)

□明日の予定
・とくになし

■メル
・年賀状メェルが大量にきた。
Docomoで制限されているんじゃなかったっけ。
自粛してんのに。

□会話
・ハルちゃん:『初詣に、騙されてウチにこないかなぁ。』
寺だから。


■睡眠時間
・3時間
1日の4時から7時まで。
夕方に、セイリョー宅のセイリョーの部屋で、うつらうつらと眠っていた。
眠りなさい命令を下されたので。

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