2021年04月28日(水) |
政府の不作為の罪 |
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世界各国はワクチンの接種が着々と進み、新型コロナウイルスを克服して次のステージに移行している。先進国(ともう言えないレベルだが)の中では日本だけが遅れを取っている。なぜこんなことになってしまったのか。すべて政治家の無能の罪である。この非常時に安倍晋三、菅義偉という二人の馬鹿が総理をしていたことが、多くの人々の命を奪ったのである。その無作為の罪を我々は自覚しないといけない。
どうして検査能力を拡大しなかったのか。東京や大阪では検査能力を拡大するのではなくて検査対象者を絞るという方針を取った。その結果として無症状の感染者を大量に発生させ、今の感染拡大の遠因となったのである。
大阪は医療崩壊が起きている。オレが日々感じることは「今は絶対に入院できない」ということである。もしも大阪で救急搬送されても、受け入れ病院がなくて待機させられるのである。心筋梗塞や脳梗塞ですぐにICUに入れなかったらそれこそ死ぬしかない。そんなことが今の大阪で起きてるのだ。
昔、橋下徹は「看護師の給料は高すぎる」と言ったそうである。維新の会は大阪府下の看護学校に出していた補助金をカットし、その結果で経営悪化して閉校に追い込まれた看護学校もあった。今、吉村洋文が「看護師を募集します」などとほざいてるのを見ると「おまえの親分のせいでこうなったんだろ」と言ってやりたくなる。関西のマスコミはこうした不都合な真実を全く報道しないし、吉本の芸人まで使って維新の宣伝に熱心である。この腐った連中を大阪から追放しないといつまでも大阪は維新の竹中利権の食い物にされるだけである。
GWをはさんで発令された緊急事態宣言の効果は果たしてあるだろうか。とにかく明日のことさえわからないのが今の大阪、そして日本の状況である。このような事態を誰が招いたのか。台湾、韓国、中国といった新型コロナ抑え込みに成功した国は徹底した検査体制で無症状感染者を見つけ出した。日本は厚生労働省が検査抑制に関与していたという文書が出てきている。検査して多数の隔離が必要な陽性者が出れば医療崩壊につながるというむちゃくちゃな論理で検査を抑制した結果、多数の無症状感染者が変異種を日本中に広めて今の完全な医療崩壊に至るのである。
自分の実力がないという現実に向き合いたくないから模擬試験を受けない馬鹿受験生のように、感染の実態を明らかにすることから逃げた日本政府は今その失政のために国家的な危機に追い込まれている。おそらく秋の総選挙の頃には新型コロナが終息してると自民党の連中はたかをくくっているのだろう。もしもワクチンが効かない変異種が登場したらどうするのだろうか。
金融緩和の目的は、株価を上昇させて時間を稼いでいるうちに実体経済を回復させて景気をよくすることである。ところが日本政府は株価上昇だけで満足して実態経済の回復、つまり賃金の上昇などということには無関心だった。緊急事態宣言の目的も同じである。経済を犠牲にして感染のピークを少しでも下げている間に医療体制を整えて対処するという戦略のはずが、医療体制の充実に向けて何の手も打たず、一方で休業補償のゼニもちゃんと配れてないので国民に犠牲だけを強いるという結果になった。安倍晋三とか菅義偉という無能な人間にはやるべきことが何一つ見えていなかったのである。
←1位を目指しています。
2021年04月26日(月) |
クラクションを変えろ! |
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あおり運転が厳罰化され、ドライブレコーダーの普及もあって悪質なものが次々と摘発されるようになったが、あおる側にももしかしたら理由があるのかも知れない。運転していてあおりたくなるのはどういう場合なのかということをオレは考えてみた。
まず、目の前の車の速度が遅すぎる場合である。多くのあおり運転発生の原因はこれだろうと思っている。オレのような人格者かつ優良ドライバーであっても運転中に腹が立つ場面は多々ある。追い越しできない道路を延々と時速30キロくらいでのろのろ運転してる枯れ葉マークの車に行く手を阻まれた場合などである。普通の速度で走れれば信号にひっかからずに済むのに、その低速車のせいで信号にひっかかるということは時間にして5分や10分損をするということである。それを朝の通勤時にされるとイライラは頂点に達する。思わずクルマの中で「あほんだら!このクソジジイめ」と叫ぶことになるのだ。
しかし、そこでおだやかに前の車に対してアナウンスできればどうだろうか。
「恐れ入りますが、私は大変急いでおります。せめてもう少し速度をあげてくださらないでしょうか。安全運転中まことに相済みません」
これくらい丁寧な感じで呼びかけることができれば、そのジジイも快く応じてくれるような気がするのだ。
道いっぱいに広がって歩くクソガキ、あるいは自転車で並走しているDQN高校生なんかも本当に迷惑だ。そういう時もこのようなクラクションならどうだろうか。
「どきさらさんかいクソガキ、ひき殺したろかワレ、こらボケナス」
後ろからこのような怒鳴り声が聞こえれば誰でもあわてて飛びのくだろう。もちろん罵声ではなく丁寧な言い方でもいいわけである。このようなさまざまなシチュエーションをたった一つの音色のクラクションで済ませるのが間違ってるのだ。せめてクラクションに3パターンくらいの音色を用意して欲しい。
警告・懇願・威嚇
この3種類の音を各メーカーで話し合って共通で設定すればいいかと思うのである。高速道路で先行車に対して懇願モードを使うことができれば多くのあおり運転は事前に防止可能な気がするのである。
もちろん「威嚇音」を使いまくるDQNも出てくるだろう。その場合は有料制にすればいいのである。一回鳴らすごとに税金を100円払わないといけないことにすればいい。そうすると使用をためらうことになるはずだ。
オレが腹が立つのは低速車だけではない。このような事例もある。大きな交差点を右折しようとして右折レーンに入って対向車が通り過ぎるのを待ってる時に、もしも直進車が指示器を出さずに左折していけば「むっ」とする。そのタイミングで曲がることができたからだ。これは天王寺区の小橋町交差点でよく起きることである。
北からやってきたオレはそこで右折待ちする。そして正面の近鉄ガード下から出現する車が直進なのか右折左折なのかをウインカーの点滅で判断するのだが、ときどき何も出さずに左折していくDQNドライバーがいるのである。そういう馬鹿はたいていアルファードやエルグランドのような大きなワンボックスカーに乗っていて、携帯電話で話しながらなのである。典型的なDQNドライバーである。顔も悪人顔のことが多い。むちゃくちゃ腹が立つのである。そこでクラクションを激しく鳴らしても、馬鹿は自分がどんな迷惑をかけてるかさえわからないのである。そこで「ちゃんと指示器出せよアホボケカス」と怒鳴ってくれるモードがあれば最高に嬉しいのである。せめて和泉ナンバーの車にだけでも標準装備してもらいたいのである。
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2021年04月25日(日) |
受験に失敗する生徒 |
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いくら勉強しても成績が上がらないと嘆く生徒がいる。特に英語の苦手な生徒にそういう生徒が多い。ただ、オレは英語のできない生徒と数学のできない生徒には共通点があると思っている。その最大の共通点は「考えないこと」である。
受験勉強はクイズとは違う。英単語の意味を一対一の対応でただ覚えているというのはクイズ的知識である。一つの英単語が持つ複数の意味の中から適切なものを選ぶというのは思考力がないと対応できない。日本中の中学高校の現場では英単語の小テストが行われていて、生徒は直前に暗記してきた単語の意味を答え、それが成績として記録される。テストが終わればすぐに覚えたことは忘れる。一気に覚えてすぐに忘れるというオナニーのように無意味な単語テストは日本中の中学高校で行われている。
オレは単語集で英単語を覚えるという無意味な修行を繰り返してる全国の受験生に問いたい。その知識の断片がいつどこで役に立つのかと。そんなことよりもまとまった文章を読むべきではないのか。オレは受験生だった頃来る日も来る日も英文解釈の問題を解き、リーダーの授業を受ける前に予習で全部理解しておくことを心掛けた。初出の英文を読んで訳し、また読んで訳し、とにかくどん欲に読み、美誠社の「英語構文の研究」という英文解釈の参考書に出てくる例文をほとんど覚えるくらいに読み込んだ。読んで読んで読みまくった結果、知らないうちに単語力がついていたのである。当時人気があった「試験に出る英単語」通称「シケ単」に出てくるような単語はいつのまにかほとんど覚えていた。それは文章を読む中で自然に身に付いた力である。
ろくに英文を読み込んだことのない不勉強な生徒が、「単語さえ覚えていれば読めたのに」と自分の弱点を勘違いし、さらに単語集に頼るという悪循環に陥るのである。ろくに英文を読まない彼らが単語集を見る時間を増やしたとしても、単語力がつくわけではない。根本的に英語の学習の方法を間違えているからである。
もしもその間違った勉強法で仮に単語力が身に付いたとしても、それだけでは役に立たない。思考力が身についていないからである。そこにある単語の意味を結び付けて英文として理解するという根本的な能力が欠けているから訳せないのである。英語劣等生の書く記述答案を見ると、かなり単純な英文を驚くほど訳せていないことがわかる。実力試験や模擬試験の監督をしているとヒマだからついついオレも英語の問題を解くのだが、回収した生徒の答案を見てあきれることが多いのである。
単語集を眺めるという勉強は楽である。そして馬鹿な生徒はそうして眺めているだけでいかにも自分が勉強をしているという錯覚や自己満足に陥る。公立高校に勤務していた時、「単語集命」という学習の仕方をしている生徒がいて、「試験に出る英単語」の中に掲載されてる単語をすべて覚えたと豪語していた。確かに彼はすべて覚えていたが、受験した関関同立すべてに落ちた。敗因は明らかである。彼は受験直前のほぼ半年の英語学習を「試験に出る英単語」に掲載された英単語をただ覚えることだけに費やしていて、他のちゃんとした英語学習をしていなかったのである。
単語集の役目は「まだ知らない単語のチェック」である。その9割くらいを知ってる人が使って初めて絶大な効果が上がるのである。単語力ゼロの状態から始めるような人には浪人という未来が待ってるとオレは答えたい。
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2021年04月24日(土) |
緊急事態宣言は裏目に出る |
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4月25日(日)から、政府は東京都、大阪府、京都府、兵庫県などに緊急事態宣言を発出することになった。百貨店や映画館、博物館や美術館、図書館など多くの施設が休業や閉鎖に追い込まれることとなる。
今、映画館はGWのためのさまざまな映画が封切られたばかりである。ここでいきなり映画館が閉館すればどうなるか。オレは何が起きるかを的確に予測することができる。それはさらなる感染爆発である。その過程に関して説明しよう。
今回の緊急事態宣言は日本全国で同時に発出されているわけではない。一部の感染爆発地域だけである。和歌山県とか奈良県、千葉県などは対象ではない。そうすると、人は対象地域からそうでない地域に移動するのである。大阪で『るろうに剣心』を観ることができなくても、奈良県や和歌山県では上映してるのである。どうしても観たい人はただ少し移動すれば済むだけのことである。結果として緊急事態宣言対象地域から近隣の都道府県への人の流れが発生することになる。ワクチンパスポートのない日本ではせめて検査証明書でも導入して県境をまたぐ移動を規制すべきではないのか。
感染拡大を防止するためには人の流れを減らさないといけなかった。しかし、国の政策は必要なことをほとんど行わなかった。PCR検査の拡大も進まなかったし、医療現場への支援も足りず、休業を余儀なくされ収入を失った人への補償もない。ワクチン接種も進まない。これらはすべて政治の責任である。適切な医療を受けられずに多くの人が亡くなってることもすべて政治の責任なのだ。
日本は今、新型コロナウイルスという大きな敵と戦っている。戦争中みたいなものである。ところが戦うための十分な武器を国民は与えられていない。最前線で立ち向かう医療従事者は過労死寸前まで働き必死で頑張っている。彼らの戦いに報いるためにはきちんとその労働に対して対価を支払うべきではないのか。働いた分以上のゼニを出すことが政治の役目だ。現実には収入減少で病院は経営に苦しむ状況であり、東京女子医大病院のようにボーナスをカットする病院まであるのだ。ブルーインパルスなんか飛ばすよりもゼニを配れである。そんなもの飛んでも何も嬉しくないのである。
戦争の時に一番怖いのは指揮官が馬鹿なことである。今の日本がまさにその状況である。「やってる感」しか出さない吉村洋文や、何の役にも立たないのにアメリカに行って恥をかく菅義偉など無能な政治家が偉そうにしてTVで国民に語っている。こいつらは百害あって一利なしである。さっさと退場してもらいたい。特に維新の会は竹中平蔵と組んで自分たちの身内の利益しか考えてないクズ集団である。公務員の数を減らしたとその手柄を語るが、減らした分は窓口業務をパソナ派遣に置き換えただけで専門知識も欠けていて市民にとってはマイナスしかない。
緊急事態宣言が終了した後、事態は好転しているだろうか。もちろん明日のこともわからないのにそんな先の予想なんかできるわけもない。もしも日本政府がコロナ禍を乗り切ることができたとしたらそれは政府の対応のおかげではなく、ただ運がよかっただけだとオレは思っている。
GWに国内航空便の予約はかなり入ってるという。すでに決めた旅行プランをそのまま実行する方も多いだろう。もちろんオレは引きこもるつもりでいるのだが、世間の方々はなかなかそういうわけにもいかないのである。そういうわけでGWの観光地がどうなるのか現時点ではわからない。オレにできることは目の前の事態に対して備えるだけである。自分の身は自分で守るしかない。大阪は今の医療崩壊している。コロナ陽性判定なのに自宅待機者を余儀なくされている人が1万人を超えた大阪でコロナ感染が意味するところは、もしかしたら「死」なのかも知れない。
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2021年04月22日(木) |
五輪はイスラエルで実施せよ! |
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世界各国の中で完全に新型コロナに打ち勝った国は今のところワクチン接種率が80%近くになって、マスク着用義務をなくしたイスラエルしかない。イスラエルではワクチン接種を終えた証明となるグリーンパスポートを提示すれば自由に行動できる。現時点で感染爆発で緊急事態宣言の発令を待つ日本とは大違いである。昨年末には感染者が一日1万人を超え、ロックダウンまで実施していたのに見事に打ち勝ったのである。政治家のレベルがおそらく日本とは段違いなのだろう。
もしも東京での五輪開催を強行するとワクチン接種がほとんど進んでいない状況での実施ということになる。それは選手も国民も危険にさらすことになる。それよりも日本はイスラエルと協議して、可能な限りの競技種目をイスラエルで実施し、施設がないなどの理由で実施不可能なものはしないということにすればどうか。
イスラエルへの入国前にPCR検査を実施し、入国後に全選手は2週間の隔離を経てということにし、観客はグリーンパスポートを所持する人のみでということにすればいい。いともたやすく安全な五輪開催が実現するのである。これは検討に値するプランだと思うがどうだろうか。
イスラエルのような先進国では基本的に五輪実施に必要な最低限の施設はそろってるだろうし、競技レベルも高くて審判員や会場スタッフなども容易に集められるだろう。パソナに一人当たりの日当を13万円払って、その9割をピンハネされる形でしかスタッフを集められない日本とは大違いである。
ただ、イスラエルで実施ということになると中東のイスラム諸国からの反発が予想される。中には参加をボイコットする国もあるかも知れないが、平和の祭典である五輪だからこそそれを乗り越えて開催して欲しいのである。イスラエル開催案は現時点でベストの選択であることがこの説明でわかるだろう。
日本はGWに突入する前におそらく緊急事態が宣言され、大規模な商業施設は休業に追い込まれるし、飲食店も時短ではなく休業させられる。さすがにもう一度全国民に10万円配るしかなくなるだろうし、学校も休校ということになるかも知れない。おそらくこれからもっともっと状況は悪化する。大阪は医療崩壊ではなくて社会崩壊が起きているのである。そんな状況下でどうして五輪開催が可能なのか。
日本が太平洋戦争に負けたのは国民がしっかり戦わなかったからか。否である。補給を軽視した無能な指揮官と、戦争の終わらせ方を全く考えてなかった政治や外交の敗北である。では新型コロナに負けたのはなぜか。きちんと医療体制や検査体制を整備する努力をせず、国民に精神論や我慢だけを説いた政府の責任である。この二つの敗北はとてもよく似ている。そして戦争が無条件降伏によって終わったように、新型コロナとの戦いも完全敗北の形で終わるような気がしてならないのである。
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2021年04月21日(水) |
デジタル地域通貨を作れ! |
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地域限定で発行されるお得な商品券は一度使うとそれっきりだが、今自治体の中にはデジタル地域通貨を導入するところが出てきている。これは受け取った人がまた使うことができるという形で使い続けられるので、まるで江戸時代の藩札みたいなものである。しかし、地域内だけで使い続けられるのならば大量に発行したらどうなるのか。
たとえばある田舎町が、その町の中だけで使用できる地域通貨、田舎payというものを導入したとしよう。そして町民にお祝いとして10億payをアプリ上に無償で配布したとする。商品券なら最終的に現金と引き換えることとなるので町は発行分の現金を用意しないといけないわけだが、デジタル地域通貨ならそのまま流通し続けることとなる。町民は地域内での日常の買い物などにその田舎payを使い続けることとなる。人口1000人の村に10億円分のデジタル地域通貨を配布すれば、一人当たり100万円ずつ配ったのと同じになる。町はこのデジタル通貨を回収しないで町内で流通させて使い続ければ、町民はずっとウハウハと豊かな状態でいられるのである。ただし、町内での買い物にしか使えないのだが。
この田舎payのお金の動きはスマホアプリの上だけなので、国税庁に捕捉されることもない。その町内で開業している飲食店がどれだけの田舎payでの売り上げをあげていたとしても、それは非課税ということにすればいい。町外からやってきた客の使った現金での売り上げ以外はすべて申告不要と言うことにして、日本円を介在としないデジタル塚による地域経済を確立してしまうのである。
自然エネルギーによる発電で電力を自給できるとか、農業によって自給自足可能であるとかいう田舎の町でデジタル地域通貨を発行し、ある程度の観光客を受け入れてそこから現金収入を得ることができるならどんどん外貨(日本円)を地域内にため込みつつ、地域内ではぐるぐるデジタル地域通貨を回転させることで住民全員が豊かさを実感できるのである。
町をひとつの仮想空間ととらえてみれば、その中で流通するデジタル地域はゲーム内通貨みたいなものである。我々がオンラインゲームの中でどれだけゴールドを貯めてもそれに課税されることはない。街がリアルの空間でありながら同時にバーチャルなものとなり、ひとつのオンラインゲームの中の仮想世界のようなものであると仮定するならば、そこだけで流通していて地域外に持ち出しても無価値なデジタル地域通貨に対して課税することは不可能である。そうした仕組みに対して国はどういう対応をしてくるだろうか。
オレは楽天カードを使って楽天ポイントを貯めている。この楽天ポイントは現金の代わりにさまざまな買い物に使うことができるのだが、もしも100万ポイントとか贈呈されたらそれは申告する必要のある「所得」ということになるのだろうか。年間に楽天カードで2000万円くらい買い物する人は、楽天ポイントが仮に支払額の1%だとしても20万ポイント貯まることになる。これを「所得」として申告している人などいないだろう。 ビットコインをビットコインのまま所有して、それが値上がりしたとしても保有資産の上昇に対しては課税されないが、売買益が出れば課税対象になる。それならばビットコインのままやりとりすればいいわけで、リアルの物品と永久に交換しなければいいのである。もっともビットコインのままで置いていても本人にとって何の益ももたらさないのであるが。
デジタル地域通貨には大きな可能性がある。どこかに日本円の代わりにデジタル地域通貨のみが有効な街がオープンすれば面白いとオレはあれこれと想像している。
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2021年04月18日(日) |
東京に来ないでください |
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小池都知事が「東京に来ないでください」と訴えている。エッセンシャルワーカーの人以外は東京都に来るなということだ。オレは大阪や東京のような大都市が地方に新型コロナ感染を広げていると思っていたので、むしろ逆に「東京から出ないでください」と訴えるべきところだと思ったのだが、どうやら小池都知事の考えは逆のようである。
オレは東京には行かない。もちろん東京の人から見れば感染爆発の大阪からオレなんかには来てもらいたくないだろうし、特に東京に行く理由もない。ただ、小池知事の「来ないでください」の中にはたぶんオレは含まれるているのだと思う。エッセンシャルワーカーではないし、不要不急の存在のオッサンだからである。
エッセンシャルワーカー以外は来るなと主張する小池知事は、世界中から集まるオリンピック選手に関してはどう思ってるのだろうか。おそらくそれぞれの国でPCR検査を済ませてから来るわけだが、感染した直後なら検査で陽性にならない場合もある。実際に出国時のPCR検査で陰性だったにも関わらず、日本入国時の検査で陽性になった人が出ている。五輪選手にもそうしたケースは多数あるだろう。
小池知事はいったい東京五輪についてどう考えてるのだろうか。やりたいのかやりたくないのか。やりたいからこれ以上感染が広がらないように人の流入を阻止しようとしているのか。だったらオリンピック選手はいいのか。いろんな国から選手がやってくれば、いろんな国から新たなコロナ変異株が持ち込まれるわけで、ワクチン接種が世界の先進国の中で一番進んでいない日本にとって大変な脅威となるだろう。本音のところはどうなのだろうか。都民の命とオリンピック開催とどっちが大切なのだろうか。
4年に一度の大会のために頑張ってきた選手のためには開催して欲しい。無観客での開催なら外国人の観客は入国しないから少なくともリスクはかなり減るだろう。しかし外国から選手たちがワクチン接種率の低い危険な日本に来ることは、選手たちにとってのリスクなのである。
吉村知事は「大阪に来ないでください」とは言わない。滋賀や和歌山のような周辺の県に対して看護師や医師の派遣を要請するくらいに自分たちの責任がわかってないおめでたい知事である。大阪が周りにどんどん感染を広げて迷惑をかけてるのである。むしろ大阪からお詫びの意味で医療従事者を派遣してもいいほどである。大阪が医療崩壊したのは維新の会の引き起こした人災なのに、その責任を棚に上げて看護師を募集してるのである。
なんで募集しているかというと、コロナ重症化センターで働いている医療スタッフに対して、「4月から報酬を15万円削減」と無礼な方針を伝えたために怒って大勢のスタッフが辞めてしまったからという真偽不明の情報があった。維新の会ならその程度の裏切りは日常茶飯事である。明かなクズ候補を維新の会が公認しておきながら、不祥事を起こしたらすぐに除名するというパターンがあちこちで起きてるが、クズでも公認してくれるから維新の会に加入するのであり、人物チェックの厳しい他党の候補にはとてもなれないのである。維新議員のツイッターアカウントをフォローして、その香ばしいおバカ発言をウォッチしたいのだが、オレはすぐにブロックされてしまうのである。維新ウォッチ専用の別垢を作るしかないのだろうか。
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2021年04月15日(木) |
阪神ファンはどうすればいいのか? |
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阪神タイガースが好調だ。これを「春の珍事」と冷ややかに受け止める巨人ファンや、今年こそは優勝だと息巻く阪神ファン、そんなことどうでもいいと達観している世捨て人の中日ファンなどがオレの職場にはいる。それにしても強いのである。こんなに強い阪神タイガースを見るのは2008年以来のことである。
ただ、2008年も途中から失速して優勝できなかったように、今年も今後どんなことが起きるかはわからないのである。藤浪晋太郎以外の主力選手が全員新型コロナ感染で、毎試合のように藤浪が登板しないといけないという非常事態が起きるかも知れないのだ。未来の予測どころか、明日のこともわからないのが大阪のコロナ事情である。すべて維新の会がコロナ対策よりも住民投票が大事だと党利党略に走った結果である。
大阪のコロナ感染爆発は人災だとオレは思っている。松井一郎と吉村洋文は大勢の犠牲者から訴訟を起こされても仕方がないとオレは思ってる。その無策が感染拡大を招いたのだ。コロナ重症化センターは病床の半分も稼働せず、あわてて看護師を再募集している状態である。やることはいつも行き当たりばったり、そのくせテレビに出て「やってる感」を必死で演出しようとしてるのが吉村知事である。「福島原発の処理水を大阪湾に」などと放言してるが、それは正式文書で申し入れしたものではなく、テレビの前でただええカッコして言ってるだけのただのパフォーマンスである。ただの目立ちたがりの政治家はいらない。必要なのは具体的な施策とゼニである。
大阪で感染爆発が起きてるせいで、甲子園に観に行くこともできない。オレはこの好調ぶりを観に行きたいのだが、入場者数が制限されてるので観に行けないのである。佐藤輝明のホームランを甲子園でナマで観たいのである。とにかくなんとかしてもらいたいのである。
阪神タイガースの優勝を3度観た者は死ぬという言い伝えがある。オレはもうすでに3回体験している。もしかしたら今年の優勝を観る前に不慮の事故で亡くなるという運命がオレを襲うのかも知れない。だったら優勝しないほうがオレは長生きできるということになる。命か阪神の優勝かと言われればオレは迷わず命を取る。阪神ファンのみなさまなにはまことに申し訳ないのだが、さすがに自分の命と引き換えに優勝してくれとは言えないのである。しかし、優勝するかどうかはオレの気持ちとは全く無関係に起こることである。オレはただその事実を受け止めるだけである。
今季の阪神ファンはどうすればいいのだろうか。オレは日々の試合が楽しみで仕方がないのである。
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2021年04月13日(火) |
大阪は非常事態です |
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大阪府の新型コロナ陽性者数がついに1000人を超えた。吉村知事に言わせれば「ついにガラスの天井を打ち破った」という局面である。しかも月曜日は検査数が絞られていて少ないのに陽性率が18.3%もあったのだ。そのうち感染源不明者は696人である。もはや変異種の市中感染がどんどん拡大してるという状況である。こうなるとオレは絶対になんばや梅田のような人の多いところには近寄らないのである。
重症病床の使用率は95.1%となっていてもう限界である。維新の会が意味もなく住吉市民病院をぶっつぶして、プレハブであわてて作ったコロナ重症化センターでは一方的な報酬引き下げに裏切られた看護師が大量退職で運用できる病床が13に減ってしまった。あわてて看護師を募集しているが、ゼニをきちんと払ってくれない大阪で働きたいという奇特な方がどれだけいるのだろうか。
入院できない自宅療養者も3000人以上いるという。それ以外の運よく入院できた人とホテルで隔離されてる人をそれぞれこの自宅療養者と合計すると1万人近い数字になる。人口比で考えるとたいへんな率である。「無駄を切り捨てる」という維新の会の政策のせいでぎりぎりまで削減された医療体制では、とうていこの危機が乗り切れるはずがないのである。今の大阪の状況はあきらかに維新の人災である。
昨年の秋、少しコロナ感染者数が減って落ち着いたように見えた時期に維新の会は「党勢拡大」のことだけを考え、公明党と組んで大阪市を解体して財源を奪うという野望を実現するために住民投票という茶番を仕掛けた。在阪マスコミや吉本の芸人を使って仕掛けたその組織戦に対して、心ある市民たちが果敢に挑み打ち破った。維新の掲げる「新自由主義」というゼニが万能の価値観に対して、手弁当で駆け付けた山本太郎やそれまでに政治に対して無関心だった市民たちが必死で戦ったのである。
そうして僅差でなんとか維新の野望を打ち破った住民投票だったが、維新の会は今度はその投票で否決された結果を大阪市議会で公明党と野合して押し通すという暴挙に出た。さすがに新聞が社説で堂々とその暴挙を批判した。維新の会の支持者は新聞もろくに読まない無知な大衆が多いのでおそらくそんな記事は読んでいないだろう。
大阪で感染拡大がやまないのは飲食店の営業のせいではない。まともな検査体制もなく、隔離用のホテルも足りず、多くの感染者を自宅療養と称して放置した維新の会の無策のせいである。知事として打つべき手を打たず、テレビに出まくって放言しつつ宝塚市長選挙のための広報活動にいそしんでいたのが吉村知事のせいである。幸いなことに良識ある宝塚市民は維新の擁立した候補を選ばなかった。もしも選んでいたらあの池田市のパワハラ発言連発のサウナ市長や、公用車を喫煙室にするスパ王松井のような人材が市のトップに据えられるのだ。宝塚市はぎりぎりのところでそれを食い止めたのである。
大阪は非常事態であることは間違いない。しかしその非常事態は「新型コロナ感染者が多い」ということではない。この危機にありながらトップがまともな対策を何一つ打ち出せず、「見回り隊」なんかにゼニを使い、飲食店を狙い撃ちにしてまたしても市民の分断を狙ってるという愚かさが「非常事態」なのである。大阪はこのまま滅びてしまうのだろうか。
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2021年04月11日(日) |
ワクチン接種の順序 |
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医療関係者へのワクチン接種がまだ終わらないうちに高齢者へのワクチン接種が始まるという。オレはとてもこの順序に関して不思議に思うのだが、ほとんど移動しない施設の高齢者に接種するよりも先に施設の職員に接種するほうが先ではないのか。
そして今の大阪の感染爆発の主な理由は活発に移動する若者である。若者が家に持ち帰ってそのまま家族に広がるという形なので、そうなると重点的に若者に接種すればいいということになる。接種の対象が間違ってるのだ。
以前に子宮頸がんワクチンのことについてオレは記事にしたが、若い女性にワクチン接種するのではなく、不特定多数とSEXしまくる遊び人の男や、性風俗店で働く女性にワクチンを接種するほうがはるかに効果は上がるとオレは思っている。感染を広げるリスクのある集団にどんどん接種することの方が効果につながるのである。
政策というのは常にその効果を考えないといけない。たとえば日銀が金融緩和を継続してETFを大量購入することで株価を無理やり上げてるが、それによって恩恵を被るのはすでに株を保有している富裕層や大企業である。今生活に困窮している若年者や、ワーキングプアの人たちには全く影響がない。若者は相変わらず貧困だし、金持ちは使わないゼニをさらに増やしているだけである。費用対効果を考えれば全くの愚策というしかない。
医療従事者、高齢者施設の職員、その次にワクチン接種すべきはコンビニ店員や風俗店の従業員である。日々不特定多数の相手と接触する人が感染者と濃厚接触してもそこで食い止められるようにすべきである。これは子宮頸がんワクチンを遊び人の男や風俗嬢に接種することと共通するメリットである。
多数の人間と日々接触するという意味ではオレのような教員も優先順位を高くしてもらいたいのである。生徒が感染してもその周囲の生徒に感染の可能性が及ぶだけだが、何クラスも授業をしているオレの場合は毎日100人以上の生徒と接触しているわけで、もしも新型コロナに感染したまま授業を行ってしまうとものすごく危険なのである。
性風俗店やキャバクラなどは世間で偏見を持たれがちである。しかし、そこで働く方々はマスクをすることもできず、お客さんと濃厚接触することが仕事なのである。もしもキャバクラ嬢が全員マスク姿なら客の方は楽しみが激減する。オレはキャバクラという世界には一度も行ったことがないので実際のところがどうなのかはわからないのだが、ホストやキャバ嬢がマスクを外しておもてなししていることは想像がつく。
オレの母のところにもワクチン接種の案内が自治体から届いた。ご近所の老人たちはもう予約を済ませたというのを聞いて母も焦っている。年齢の割に元気で、近所のスーパーまで歩いて行って買い物をする母は早めにワクチン接種した方がいいと思うのだが、徒歩圏内のご近所しか移動しないことを思うと優先順位がこんなに高くていいのかとオレは疑問に感じるのである。
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2021年04月09日(金) |
処理水は大阪湾に捨てさせろ! |
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福島原発の処理水を海洋放出することを政府は決めた。これはもう最初から「結論ありき」の議論だったのだろう。ゼニをケチってちゃんとした津波対策をしなかったことからはじまったこの事故は、汚染水の処理という問題もこうしてゼニを使わない方法で決着をつけたのである。これが自民党である。
オレはこの問題に関して解決案を二つ用意している。一つは処理水をタンカーで太平洋のど真ん中の方まで持って行って捨てるというやり方である。世界の批判を浴びることは確実だが、これで風評被害は出ないから福島県の漁業関係者は守れることになる。批判を受けるのは日本政府だけであり、政府なんてもともとクソの集まりみたいなものだから全く問題ない。うんこに向かってうんこ呼ばわりしてもそれは悪口でもなんでもないのである。日本はEEZの面積が広いわけだから捨てる場所はたくさんあるのだ。薄めてから捨てる必要も全くないのである。
もう一つの方法は処理水を東京湾と大阪湾に捨てるという方法である。福島原発の恩恵を受けてきた東京に、この際ちょっと汚染水を引き受けてもらうということと、橋下徹が「汚染土の受け入れ」を表明したことからわかるように、維新の会というのは自民党の悪の部分を濃縮した組織である。ゼニさえ渡せばこいつらは嬉々として処理水を受け入れてくれるのである。そうして大阪湾に流すということになる。漁業関係の風評被害は出るだろうが、どうせセニで黙らせるのだろう。
維新の会は何かこうしたパフォーマンスをするのが好きである。吉村は知事の仕事をほったらかしにしてTVに毎日のように出ている。それを愚民どもは「吉村さん頑張ってはるわ」と勘違いする。維新支持者は馬鹿が多いので選挙で勝つためにはこれが有効なのである。よく発言を聴いてると全然中味がないし、嘘ばかりだし、いわゆる「言うだけ詐欺」なんだか、誰も突っ込まないのが出演者のお約束で、ハイヒール・モモコのように阿った発言しかない人もいてほんまにあほらしい。でも愚民洗脳には役立つのである。
世の中には馬鹿の方が圧倒的に多い。維新の会が「馬鹿の支持を集める」という戦略に出たことはきわめて有効な戦略だったとオレは感心している。ここはやはり「処理水を大阪湾に受け入れる」というパフォーマンスをするべきだろう。それが維新テイストである。イシンジャーは絶対にオレのブログなんか読まないので。誰か維新関係者にオレの案を教えてやってくれよ。
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2021年04月06日(火) |
今年の阪神は優勝だぜ! |
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今期のプロ野球ペナントレースは通常開催されることとなった。開始時間が30分早まったり、延長戦がなく9回打ち切りというちょっとした変更はあるが、それでも昨年のような試合数削減がなく、フルシーズン戦えるというのが嬉しいのである。
しかも阪神タイガースが好調な滑り出しである。これは阪神ファンのオレにとってはとても嬉しいことである。阪神が優勝して巨人が最下位に沈むというのがオレの理想の展開である。もっともセリーグには中日やヤクルトのような優勝する気があるとは思えない球団もあるので、わざと最下位を狙ってもなかなかライバルが多くて困難なのである。
ただオレが危惧するのは入場者数を制限していることである。観客が少ない状態で試合を重ねていくと収入が大幅に減るわけだ。それで選手に報酬を払えるのだろうかと心配してしまうのである。これはDenaとかオリックスのようなもともとゼニのない球団にとっては死活問題だろう。
阪神にはなんとしてもリーグ優勝して日本シリーズでソフトバンクを叩いて日本一になって欲しい。大阪には「阪神の優勝を3回見た者は死ぬ」という古くからの言い伝えがある。オレにとっての優勝の記憶は1985年、2003年、2005年の三回である。言い伝え通りならばオレはもう死ぬ運命にあるのだ。もしも今年優勝して4回目を目撃といことになれば、この言い伝えも否定され、阪神ファンは死を恐れることなく応援することが可能になるのである。
2005年の優勝以降、阪神には暗黒時代が再来した。巨人に勝てない阪神には存在価値がない。対巨人の対戦成績がボロボロだった年は必ず巨人が優勝した。巨人は他球団との対戦成績が五分五分であっても、阪神戦で稼いだ貯金で優勝できるという卑怯な戦い方を続けていたのである。それも今年はひっくり返したい。巨人をボコボコに叩いて、その上での阪神の優勝をオレは願ってるのである。
こういうことを書くと必ず「それは阪神ファンの願望に過ぎない」という反論が巨人ファンから返ってきそうである。さて、どのような結果になるのか。素直にペナントの行方を見守りたいのである。オレにとっては東京五輪よりも阪神タイガースである。
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今年はほとんどの大学が入学式を行うことになっている。去年できなかった分まで実施される大学もある。この入学式というのは大学生にとってきわめて重要なイベントである。それはどういうことかというと、たまたま入学式で隣の席だったとかいう理由で時に生涯の友や伴侶に出会うからである。
入学式にやってくる男女のほとんどはまだ大学内に友達がいない。多くの大学は語学の授業を実施する関係などで暫定的なクラスを編成しているが、基本的に総合大学では授業はばらばらになる。だからこそ入学式での出会いはとても大切なのだ。
入学式の時にたまたま隣の席に座ったということからカップルになった男女は日本中に無数にいるだろう。まだ友達のいない男女がそこで最初の邂逅を果たすのである。なんと運命的なことだろうか。「何か予定ある?」「じゃあごはんでも行こうか?」事前に大学近辺のお店を偵察しておくことは欠かせないのである。そういう周到な準備が恋愛勝者への道なのだ。そういうことをできない男女がいつまでも独身のままになってしまうのである。
田舎から出てきた女子学生は「彼氏いない」「彼氏は地元に置いてきた」のいずれかである。前者なら最初の男友達の位置をとりあえずゲットしてから徐々に接近していけばいいのである。後者なら時間をかけて彼氏よりも自分を選ぶように仕向ければいいのである。いずれにしてもチャンスは目の前に転がってると思えばいい。
上記のパターンは自分の体験をもとにして「男性が誘う」というつもりで書いたが、もちろん女性から声を掛けるといういわゆる「逆ナン」でもOKだと思うし、田舎から出てきた純朴な男子学生が、都会のオシャレな女性に「ごはん行きましょ」と誘われればそれだけでもう恋に落ちる要素は満点なのである。女性から見れば、「田舎の金持ちの子弟をゲットする」というチャンスなのである。さりげなく着ているスーツや持ち物から相手の金満度を見抜けばいいのである。田舎から都会の偏差値の高い大学に進学してくる若者というのはその土地の由緒ある家柄であることが多く、実家もハイレベルな金持ちで交際相手としては申し分ないのである。
その大切なイベントである入学式がなかった昨年の大学入学者はどれほど多くの大切なものを失ったことかと思うのだ。幸いなことに今年は入学式は工夫されて実施される。新入生のみなさんはしっかりと人生の勝負をかけてもらいたいのである。
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2021年04月03日(土) |
埼玉に帰りたかった少年 |
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4月1日午後8時40分頃、東京都北区のJR宇都宮線の線路上で、10歳くらいの男の子が電車にはねられて死亡するという事故があった。10歳なら線路の上が危険なことくらいわかるだろう。どうしてそこを歩いていたのか。彼はどこに行きたかったのだろうか。
亡くなったのは千葉県市原市に住む小学5年の林武志くんということだった。午後6時半ころに自宅を出たまま帰宅せず、家族が探し回っているちょうどその時に、武志君は電車にはねられていたのである。
武志くんの一家は事故の前日に埼玉県から千葉県に引っ越していた。武志くんは家族に「引っ越したくなかった」という話をしていたという。10歳の少年にとって、友人たちと別れて別の土地で新しい生活をスタートすることは大きなストレスだっただろう。このようなことになる前になんとかならなかったのかとオレはやりきれない気持ちになるのである。
10歳の武志くんは自分なりに考えた方法で埼玉に行こうとした。現金を4千円ほど所持していたということだから、それを電車賃で使い切ってしまうとまずいと思って歩いて行こうとしたのかも知れない。道はわからなくても、線路伝いに行けば埼玉へ行けると思っていたのだろう。それで線路を歩いていたのだとしたら、電車が来たときにはうまくよけるつもりでいただろう。
武志くんはどんな思いを埼玉に残してきたのだろうか。離れ離れになってしまうお友達に、ちゃんと別れの挨拶をしたかったのだろうか。どうしても離れたくない大切なお友達がいたのだろうか。10歳の頃の自分はどんなことをふだん思っていただろうか。
亡くなった武志くんが最後に考えていたのはどんなことだったのだろうか。そしてこんな形で突然わが子を失った武志くんの御両親の悲しみはどれほど大きいことか。それをオレは思うのである。
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2021年04月01日(木) |
黄砂に吹かれたくない |
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工藤静香が歌った「黄砂に吹かれて」という曲があった。
黄砂に吹かれて きこえる歌は
忘れたくて忘れた なくしたくてなくした
つらい恋の歌
この歌がヒットしていたころ、オレは黄砂が不愉快だとも思わなかったし、そもそもどんなものなのかよくわかっていなかった。もしも今このような歌詞を書いた作詞家がいれば「あほか!」と笑われるだけだろう。
中国から飛来してくる黄砂に日本列島はすっぽり覆われ、東京や大阪の空気は白くかすんだ。クルマにはうっすらと砂が付着して見苦しくなった。本当に迷惑な飛来物なのである。こんなものがゴビ砂漠の方から飛んでくるのである。もっともモンゴルの方では砂嵐ですべての活動がストップして大変なことになってるわけで、距離が遠い分日本の被害はマシなのだが、途中で北京などの工業都市を通過するときにPM2.5という余計なお供まで連れてくるから困るのである。
この迷惑な黄砂に対して、もちろんさまざまに人々は防衛するわけだがそれにも限界がある。オレはできるだけ室内に籠って黄砂を浴びないようにし、マスクで口元を覆ってその侵入を阻むわけだが目が痛い。おそらくこの痛みもすべて黄砂のせいだろう。
どうすれば黄砂の飛来を減らせるのか。上空で何か雨が降るような仕掛けを行って、日本海やその手前でみんな叩き落す方法はないものか。人間は気象観測によって予報は行えるようになったが、まだ天候を自由自在にするところまではできていない。人工降雨という手段は中国ではかなり実用化されてるようなので、できれば日本に迷惑がかからないように満州あたりで雨と共に洗い流してもらいたいのである。
しかし尖閣の領海侵犯をみてもわかるように、中国政府は日本に迷惑をかけることが大好きなのである。きっと黄砂を雨と共に地上に落下させる技術はあっても使わず、なんとか日本にまで運んでみんな日本列島に落下させようとするだろう。いやがらせ好きというのが中国政府の本質なのだ。
日本もここは逆襲するしかないのである。巨大な扇風機を日本海上空に設置して、風を起こして砂もPM2.5もみんなまとめて中国に返してしまえばいいのである。北京の大気汚染が日本での酸性雨の原因になってるという。それもまとめてみんな熨斗付けて返してやればと思うのだ。
巨大扇風機が完成すれば、台風も日本ではなく韓国や中国に送り込める。最適な場所で風を吹かせて、どんどんコースを変えてやればいい。ついでに日本の有害物質も送り込んでやればいい。石炭火力発電所でどんどん重油を燃やして、排出ガスをじゃんじゃん西へと吹き飛ばしてやればいいのだ。これまでされていたことを100倍返しである。
こういうアホなことをどうして考えているかって、それは今日の日付を考慮すればわかるであろう。きっと読む人は最初からそんなことわかっていたはずである。そんなことできっこないのである。あきらめて黄砂を受け入れるしかないのである。気分悪いのである。
中島みゆきさんには新バージョンの「黄砂に吹かれたくない」とぜひとも作ってもらいたいのである。本当に迷惑である。黄砂なんか死ねばいいのである。
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