江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ
|
|
|
|
|
|
日記目次(検索可能)|前日|翌日
エンピツ投票ランキング
江草乗の写真日記
ブログ
お勧めLINKS
ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。
2017年07月31日(月) |
スカイツリーの悲劇 |
携帯用URL
| |
|
関東圏の住民にとっては有名な7月29日の隅田川花火大会、当日激しい雨だったので「本当にやるのか?」「中止ではないのか?」と心配する人も多かったのだが、雨の中で決行され、集まった観客たちは傘を差して花火を楽しんだのである。花火大会自体は降りしきる雨の中で決行された。傘を手にした多くの観客が雨の中で花火大会を楽しんだ。雨でも花火が上がるのかとオレは不思議に思うのだが、そこはなんとかなるのだろう。空中で濡れて消えてしまうようなものでもないようだ。まあオレのような貧乏人にとっては「花火大会」=「ゼニを払わないでも楽しめるイベント」という感覚なので、天候くらいなんでもないのである。
しかし世の中には、特別にゼニを払ってでも花火を楽しみたいというお大尽の方々が存在するのである。8月15日の諏訪湖の花火大会の時に、10万円以上払って花火の見えるホテルの客室をキープする人たちがいるように、ほんのひとときのためにゼニを払える人が存在するのだ。
隅田川花火大会を贅沢に楽しみたい方々は、それを高さ450mのスカイツリーから観覧しようと思ったわけである。スカイツリーに観覧席を設けて隅田川花火大会を眺めるというこのイベントは900人限定で、入場チケットは6月中旬頃から抽選販売された。価格は最安のプランでもなんと9800円もする。もちろん参加者にはお土産もつくのだが、もっと贅沢な人たちには展望デッキ内にあるレストランで料理とともに花火を楽しめるプランも用意されていたのである。そちらはなんと食事代込みで4万7000円だったのである。 オレのような貧乏人はどっひゃ〜と思うような金額である。
そうした金額を払ってスカイツリーで期待して待っていた人たちを襲ったのは、天候という不可抗力の悲劇だった。当日夕方の激しい雨、そしてスカイツリーを覆う分厚い雲。これだけはどうしようもなかった。大型扇風機で吹き飛ばしてくれというわけにもいかない。展望台の窓からは真っ白な雲しか見えなかった。
「ほとんど見えない!」 「真っ白で何も見えない!」
ツイッターにはこのような多くの悲鳴のようなつぶやきが書き込まれていた。高い料金を払って、特等席からの観覧を期待していた人たちは、天候という不可抗力の敵の前に涙を飲むという羽目になったのだ。
世の中にはこのようなどうしようもない不運が存在する。せっかくのデートが台無しになってしまった人もいるだろうし、結婚30周年とかの大切なイベントが失敗になってしまった人もいるだろう。もはやそれはあきらめるしかないのである。
スカイツリーの分厚い雲の中で観覧した方々は、花火大会を主に音だけで楽しむこととなった。雲は時折花火に照らされて少し明るくなったりしたが、肝心の花火はほとんど見えなかったという。中にはワンセグでテレビ中継の花火を観ていた人もいたらしい。
これが大阪なら「見えへんやんけ、ゼニ返せ!」と大騒ぎになって収拾がつかなくなるところだが、そこはやはりお江戸である。大阪とは違うのである。参加者からのクレームは一切なかったという。さて、来年はいったいどうなるのだろうか。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月30日(日) |
ああドラゴンクエスト11 |
携帯用URL
| |
|
ドラゴンクエスト11が発売となった。昔はオレも好きでドラゴンクエストをプレイしたが、最近はとんとご無沙汰である。日本にRPGというゲームのジャンルをはじめて定着させ、多くのゲーム中毒を生み、青少年の多数の時間を奪った記念碑的作品のシリーズである。
大学生の長男からは「バイトも休みを取った。ドラゴンクエストをぶっ倒れるまでやる!」というメールが届いた。なんともうらやましい話である。きっと多くのゲーム好きがこれからしばらくやりまくることになるのだろう。
心配なのは受験生に対する影響である。ちょうど今、オレは高校3年生のクラス担任をしてるのだが、クラスの生徒の中にゲーム好きな者も何人かいる。もしもこの中でドラゴンクエストで遊び始める者が発生すれば、確実に数百時間の勉強時間が奪われてしまうのだ。そうなると志望校合格どころか、滑り止めにも合格せずに浪人確定ということになってしまうのである。受験生にとってドラゴンクエストに手を出すということは、麻薬や覚醒剤に手を出すのと同じレベルで危険なのである。
受験というのは競争だ。だから自分の勤務校の生徒たちを伸ばすことと同時にライバル校の生徒たちが勉強できなくなるようにすれば自校の大学受験結果は向上することになる。ライバル校に工作員を送り込み、多くの受験生をドラゴンクエスト中毒にしてしまうことが可能ならばかなりの効果があがるだろう。自分はゲームに熱中してるふりをして同じ大学を受験する友人をだますというのも名案である。
オレはゲームが好きだ。しかし働いてるととてもそんな時間はない。いつも思うことは「定年退職して時間に余裕ができたらぶっ倒れるまでゲームをやりまくろう!」というそれこそ大学生の長男と同じレベルのことなのである。
さて、定年退職して時間が手に入った時にオレの脳はゲームを楽しめるだけのレベルを保持してるだろうか。一気に衰えてそれどころではなくなってるかも知れないのである。車の運転もそうだ。10年後には自動運転が普通のことになってるかも知れないが、確実に運動能力は低下してるわけで、運転を楽しむなんてことは今だけかも知れないのである。
オレの母親はクロスワードとか数独とかでよく遊んでいる。認知症予防だそうである。そうした遊びの中に、ドラゴンクエストを取り入れることはできないだろうか。日本中の老人施設で老人にゲームをやらせることで認知症の進行を食い止められないだろうかということである。
しかし、物事はそんなに簡単にうまくいくとは思えない。中途半端に「まだらボケ」の状態の人が現実世界とゲーム空間をごっちゃにしてしまって、いきなり道ばたの子どもをスライムと勘違いして殴りかかったり、どんなに疲れてもホイミの呪文でなんとかなると思ったりするかも知れない。「グランツーリスモ」をプレイした人がクルマを同じように暴走させたら大事故だ。
ドラゴンクエストはオレのようなおっさん世代の昭和のゲーム好きにかなりの影響を与えた。きっと今回のDQ11を発売直後に購入した人たちの中にはオレと同じ中高年世代の人も多いだろう。傍若無人な中高年が世間に迷惑をかけないことを切に願うのである。あの「ポケモンGO」の時は運転中にプレイする馬鹿のせいで死者まで出てしまった。電車の運転士や飛行機のパイロットが熱中して事故を起こすなんてことがないようにオレは祈っている。
←1位を目指しています! m(_ _)m
蓮舫が民進党の党首を辞任するらしい。なんてことだ。オレは蓮舫に期待していたのだ。なんでこんなに早く辞めてしまうのだ。民進党を完全崩壊させるというあんたの仕事はまだたくさん残っている。あんたが野党第一党を崩壊させ、自民党政権を盤石のものにするために送り込まれた工作員であることはよくわかってる。いや、もともとの目的はそうじゃなかった。日本の政治を混乱させるために第三国から送り込まれた工作員だったはずだ。二重国籍というよりは、台湾籍(心は中国)という売国キャラで日本の政治の世界にデビューし、民主党が政権をとったことで事業仕分けという国力を失わせる大きな陰謀を見事に成功させ、野田が失敗して政権を奪われなかったらそのまま日本の産業を壊滅に追い込めていたはずじゃないか。まだあんたの使命は終わっていないのだ。
蓮舫が党首でいる限り、民進党は永久に選挙に勝てない。東京都議選のような惨敗だけがただただ待っているのである。
オレは民進党が好きではない。どちらかというと嫌いである。その理由はこの党の連中が売国奴ばかりだからである。辻元清美にしても蓮舫にしても菅直人にしても、常に日本というよりは韓国や中国の国益のために行動してきたのである。こんな連中が政権をとっていた暗黒時代、株価はどんどん下がり円高は進行し、日本経済は瀕死の状態まで落ち込んだ。民主党の連中はそれを「東日本大震災のせいだ!」と主張していたが、実際は民主党幹部がそろいもそろって無能だったからである。
こんなダメな政党は存在そのモノががん細胞みたいなものだ。早く日本の政治から退場してもらいたいというオレの願望を実現してくれそうな究極の党首が誕生した。それが蓮舫だったのである。いやはや面白すぎるのである。
国会で自民党を攻撃する発言はすべてブーメランとして蓮舫自身に返ってくる。ここまで香ばしい人材もなかなかいないのである。面白くてオレはいつも腹を抱えて笑っていた。政治の世界をお笑いに変えてしまったのは蓮舫の功績だ。そろそろ選挙を落ちてただの人になるはずだから、そのときは辻元清美と組んでお笑いの世界でデビューしたらいいと思うのである。あんたたち二人は素の発言が矛盾だらけで笑える稀有のコンビである。
オレは蓮舫に民進党党首を辞任して欲しくない。せっかく民進党がここまでボロボロになったのに、ここでまともな人間を党首に据えたら復活してしまうかも知れない。オレが見たかった民進党の終焉を見られなくなってしまうのである。それはとても残念だ。そんなことにならないように、蓮舫には絶対に党首を降りて欲しくないのである。蓮舫こそ、民進党の暗黒の星である。二度と民進党を浮上させず、その輝きを永遠に封じるための最悪最強のリーダーである。彼女の手で民進党という一つの政党に引導を渡してもらいたいのである。今の社民党のように死に体になってもらいたいのである。
なぜ東京都議選で小池新党が躍進したのか。それは「自民党はいやだが、民進党には幻滅した」という多くの有権者が存在するからだ。今の自民党の堕落や腐敗ぶり、ウソをつくことを平気にしたモラルの低さをみれば、彼らもまた民進党同様に国民に支持される要素を失ったことは明らかである。要するに今の国民は「もしかしたら自民党よりもマシかも知れない何か」を欲しているのである。もっとも日本の政治家のレベルは基本的にクソなので、いくら一握りの優秀な人ががんばっても、クズの混入を防げないことは事実が物語ってる。ただ、重婚とか覚醒剤使用とか国籍法違反というレベルの犯罪者を議員にしてしまったことはまことに情けないことだ。そんなモノに比べればホテルでお泊まりしながらも「一線は越えてない」などとほざく恥ずかしい人たちは「法律には触れてない」だけマシかも知れない。不義密通でいきなり逮捕されることはなく、恋愛は原則自由なのが我が国の法制度である。
蓮舫という「自分の問題点は棚上げして人を果敢に攻撃する」面白い政治家は、もしかしたら海外ではそれなりに通用したかも知れないが、日本人は議論がヘタクソですぐに「人格攻撃」になってしまう。前川元次官が出会いバーに行ったか行ってないかということは議論の本質には全く問題ないのだが、それが問題あるということにしたい菅官房長官のような方もいる。あなたにとって何が問題があって何が問題ないのかはオレのような常識人には全く理解不能だ。きっと菅官房長官は刃物を持った無差別殺人犯を見ても「全く問題ありません」と言いそうである。
政治をワイドショーレベルの陳腐なものにしてしまった今の政治家たちは、あと30年も経てば実質的に中国の支配下になるであろう日本という国家の崩壊の立役者として歴史に名を残すかも知れない。もっともいずれ「日本」という国家が消滅して、歴史なんてものも真っ黒に塗りつぶされる中国共産党支配がやってくるのだが。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月23日(日) |
認知症でも運転できますという医師へ |
携帯用URL
| |
|
75歳以上の高齢者が運転免許の更新時や違反時に「認知症の恐れあり」と判定されれば医師の診断が必要となり、そこで「認知症である」と判定されれば免許が剥奪されるというルールがこの3月から始まった。ところがこの動きに対して医師の中に「認知症でも運転できている人はいる」と反論して、「即免許停止は乱暴」「危険運転との因果関係は証明できていない」という批判が当事者団体や学会から生まれている。
しかし、実際に認知症ドライバーの暴走によって若い命が失われているのである。登校中の児童の列に突っ込んでなぎ倒すなどという重大事故を起こしておきながら、事故を起こした老人は「何が起きたか全く覚えていない」などと答えるのである。こんな理不尽なことがあるだろうか。危険運転の可能性がある認知症ドライバーの「他者に迷惑をかけながら運転する権利」と、突然命を奪われてしまった若者の「生きる権利」を比較した場合どちらが優先されるべきか。こんな自明の理屈を前にしてあくまで「高齢者の運転する権利」などという主張をする人たちは、高齢者の事故の責任を一緒にとってもらいたい。賠償金を代わりに払ってもらいたい。殺された若い命を元に戻してもらいたい。
それができないのならば、くだらない感情論で「認知症の方にも運転する権利」などと主張しないことだ。運転というのはさまざまな場面でとっさの判断が要求されるのである。認知症になった人がそういう場合に正常な判断を下せる可能性はきわめて低い。追突を避けるためにわざわざ人間をなぎ倒すなどという判断を下すのが認知症特有の行動なのである。
オレは自分が認知症の恐れがあると言うことになれば即座に運転をやめる。認知症にならなくても著しく衰えてもはや運転することが危険な状態になればやはり運転をやめるつもりである。絶対に人に迷惑を掛けたくないからである。
今年四月、東京都内で80代の女性が駐車場で車を暴走させ、フェンスを突き破って4メートル下の駐在所に転落するという事故があった。幸い運転していた女性も軽傷で、他に巻き込まれた怪我人もなかった。なんとその女性はまもなく車を買って再び運転しているという。どうしてそんな事故を起こす人にまた運転させているのか。その事故で巻き込まれた人がたまたまいなかっただけで、もしもその場に人がいれば死亡していたかもしれないのである。どうして強制的にやめさせる制度を作らないのか。
オレは認知症だけではなくて運転の下手くそなヤツ、性格が危険なヤツ、覚醒剤中毒のヤツなどもみんな免許を剥奪すべきだと思っている。事故を起こして人を死なせるような可能性は完全に排除しておいて欲しいのだ。てんかんなどの病気で運転中に意識を失う可能性がある人は必ず事故を防止するために運転前に薬を飲むことが義務づけられているのはなぜか。
もっとも今は自動車の側が発達してきて、さまざまな事故防止システムが標準装備されるようになった。それは大変好ましいことだと思うのである。できれば60歳以上のドライバーはそうした安全装備を義務づけるとか、70歳以上の免許は限定免許にして、安全装備のないクルマは運転できないというふうにしてもらいたい。オレは今はホンダS660を運転しているが、次は衝突安全装置が標準装備されたダイハツのミライースでも買おうかなと思っている。きっと数年後にはさらに自動運転技術も進歩しているだろう。
技術の進歩によって交通事故は防げるとオレは思っている。その一方で、故意に暴走するような馬鹿は地上から撲滅してもらいたいと切に願うのである。認知症者の権利を擁護する医師たちも、どうすれば悲惨な事故をなくせるのかという前向きな視点で議論してもらいたいのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月22日(土) |
この暑さをナントカしてくれ! |
携帯用URL
| |
|
暑いのである。めちゃくちゃ暑いのである。もうクルマから降りた瞬間に熱気が全身を包むのである。こんな暑いところでよくみんな活動してるものだなとオレは驚くのである。
通学する高校生たちは駅から学校までのほんの10分ほどの間に全身汗まみれになっている。まだ早朝の涼しい時間でさえこうである。だから真っ昼間ならもう外を普通に歩く行為だけで熱中症の危険があるのだ。何でこんなに暑いのだ。昔の日本はここまで暑くはなかったはずである。
日本政府は夏の気温を下げるためのなんらかの対策をしてもらいたい。このままではとても国民の大多数は暮らしていけない。冷房の効いた室内でしか棲息できないという環境はもはや人間の居住を阻んでいるのである。夏の日本列島の都市部は、地理学でいうところの「アネクメーネ(Anökumene)」(居住に適さない土地)であるとオレは思うのだ。なんでこんなことになってしまったのか。
大都市に巨大なコンクリートの構造物を作り、そこに居住する人たちがみんなエアコンを使用することで大量の熱気が外に排出される。その結果さらに都市は暑くなる。かくいうオレも日中は冷房をガンガン効かせた場所で仕事をしていて、クルマのエアコンの設定温度は19度である。まさにオレのような人間が都市の温暖化の元凶なんだが、そんなことはどうでもいい。こんな日本をなんとかするために抜本的な対策はないのか。
たとえば人工降雨とかは不可能なのか。巨大なミスト発生器をビルの上に設置して、霧を降らせることで街を冷やせないのか。あべのハルカスのような超高層ビルの上にミスト発生器を設置したらかなりの広範囲を冷やせるような気がするのだが、そういうのはただの水資源の無駄遣いなんだろうか。
街全体が涼しかったら、個別に冷房を入れる必要はなくなるのである。だったらこの「街全体冷却」という仕組みは税金を払ってでも実現する価値のあることではないだろうか。
どうすれば街に風の通り道を作り、暑くなった空気を循環させてより快適な生活を実現できるのか、もっと研究を進めてもらいたいのである。
都市機能を引っ越すのも検討すればいいだろう。生駒山上にオフィスを移転すれば少しは涼しくなるだろうか。生駒くらいならあまり変わらないかも知れない。しかし今の日本は北海道に引っ越しても猛暑に襲われる危険がある。確実に涼しい場所というのはかなり探すのが難しいかも知れないのである。
オレは冷房をガンガン効かせた室内で快適に過ごし、冷房を効かせたクルマで通勤をしている。どちらかというと猛暑に苦しんでいるわけではない。だからオレがこのような提案をするのは、自分の私利私欲のためではなくて、公共の利益のためである。いつものオレの私利私欲にまみれた行動と今回の発言は全く意味が違うのである。「あのオッサン、偽善者になりやがった」と思われることを覚悟して、あえて今回の日記を書いているのである。
日本だけではなくて、地球温暖化で世界が今滅亡に向かおうとしている。このまま温暖化していくといったいどんなことが起きるのか。ツンドラの永久凍土が解け、南極の氷が溶け、世界の海水面が上昇していくのである。
海水面上昇という問題解決のためにはたいした手助けにはならないかも知れないが、干上がったアラル海のところに海水を引き込んでしまうという大土木工事はできないものだろうか。工夫して世界中の砂漠をみんな森林化できないだろうかなどとオレはむちゃなことを考える。世界の軍事費をもしもゼロにできれば、その膨大なゼニを人類救済のために救えるはずだ。でも実際はそんなことは起きず、中国のような覇権国家がくだらない面子のために戦争を起こし、北朝鮮のような狂った国家がそれに便乗して核ミサイルを撃ち、人類が滅亡するというシナリオがあと50年くらいのうちに起きるだろうとオレは思っている。そんな馬鹿騒ぎは頼むからオレが死んでからにしてくれ。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月20日(木) |
世界一ケツの穴の小さい男 |
携帯用URL
| |
|
度量の狭いヤツや小心者のことを大阪では「ケツの穴が小さい男」という。その逆に豪放磊落な方のことを「ケツの穴がでかいヤツ」という呼び方はしない。なんだかその「ケツの穴がでかい」というのは、まるでオカマを掘られて肛門が拡大したような誤解を与えるからだろうか。基本的にそういう使い方はしないのである。
さて、オレが今回こういうことを話題にしたのは他でもない、習近平というあの中国の情けない指導者の存在が理由である。習近平はくまのプーさんに似てるという。オバマ大統領と習近平が並んで歩く写真が、プーさんと虎が並んで歩く絵と似ているということで話題になり、さまざまなところで拡散していたというあの比較画像がいろんなところで話題になって、それで習近平が怒って検索不能にしてしまったという情けない話である。いやもう本当に情けないのである。
プーさんと雰囲気が似ていることがそんなにカッコ悪いのか。だったらダイエットしてライザップでもしてマッチョな肉体を手に入ればいいのである。そんなにプーさんにたとえられるのがいやなら、おまえがプーさんと似ていないようになればいいじゃないか。自分が努力しないことを棚に上げてプーさんを追放しようとするその間抜けな行為が世界に笑いものになってることに気づかないのか。この男は究極の馬鹿である。そして、そんな究極の馬鹿が中国という帝国主義かつ人権抑圧国家の指導者であるということは世界にとって不幸なことである。こんな馬鹿は往々にしてまことにくだらない理由で戦争をおっぱじめて世界の人を不幸にするからだ。
プーさんの画像で風刺されることをいやがって誰にもその風刺画像を見られたくないと思い、検索不能にしてしまうというのは実にケツの穴の小さい行為である。習近平、おまえのケツの穴は直径1ミリか? そんな細いケツの穴でウンコできるのかとからかいたくなるぜ。
オレのこの日記を中国の人民が見ることは絶対にないと思うが、習近平ほどのケツの穴の小さい男ならば、世界中のネットに存在する「習近平」という文字列を含む書き込みを常に監視させて、国内なら削除、国外なら工作員を使って炎上させたりスパイウェアを仕込んで破壊したりしているのだろう。
中国人民は自分達の指導者が世界一情けない人間であることを知らない。この恥ずかしさを海外に旅行で来ている中国人たちに教えてやらないとだめだ。オレの周りにいるもと中国人はたいてい母国のことを嫌っている。それは海外に来てニュースに触れることができているからである。
習近平のケツの穴が小さいことをオレはこれからも宣伝していきたい。尻穴伝説はこのままずっと語り継がれていくのだろう。カッコ悪い話である。かの国には「恥」という文化が存在しないのだろう。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月17日(月) |
パチンコ出玉規制にオレは賛成だ |
携帯用URL
| |
|
ギャンブル依存症を無くすにはどうすればいいのか。そんなこと簡単である。ギャンブルをなくせばいいのである。覚醒剤中毒を無くすためには覚醒剤を与えなければいいのだし、セックス依存症を無くすためには相手がいないような世界に隔離すればいいのである。そんな簡単なことを実行せず、なんと国が出してきた方針は「出玉規制」だったのである。オレはあまりのバカバカしさにあきれてしまったのである。
こんな規制をして喜ぶのは誰か。それはパチンコ店側である。 パチンコ依存症の方々というのは基本的に馬鹿である。トータルで計算すれば負けているのに、そして今後もその確率で負けることが確実なのにそれでもパチンコ屋にゼニを寄付することをやめないほど物事の正常な判断ができない状況なのである。
そしてギャンブルというのはそういう馬鹿がいればいるほど胴元がもうかるようになっている。これは競馬競輪のような公営ギャンブルだけではなくて、宝くじなどもそうなのである。50%も控除されて胴元にテラ銭で持っていかれるのがアホらしくてオレは宝くじなんか買わないが、世間にはそのカラクリをわかってないのか宝くじ購入者が多いのである。
さて、今回出玉の上限を規制して「大当たり」を出さなくすることで、簡単に負けを取り返せないようにしてのめり込まないようにするらしい。なんだか笑ってしまうのである。そんなことをしても、負けるヤツは相変わらず負けるわけである。これまでは大負けしてもその日のうちに取り戻すチャンスがあったが、この規制によって負けを取り戻せないようになるということなのだ。負けた客はそのまま負けっ放しということなのである。なんと理不尽なことだろう。
中途半端な状態でこのギャンブルを放置して、明らかに賭博であるのに禁止もしないで野放しにしているのはどうしてか。それは警察OBがパチンコ業界へ天下りするためであったり、もっと別の賭博に行くよりはマシと考えているからである。
2chで使われるようになった罵倒文句で「パチンカス」という単語が存在する。これは見ればわかるように、「パチンコ」「チンカス」の二つの語をくっつけたものであり、パチンコするような連中はチンカスなみのレベルだというという差別的な言葉である。
さて、今回導入される出玉規制でパチンコ依存症の方は減るだろうか。オレは全く効果はないと思っている。店ごとに大当たりの金額に上限があっても、別の店に行って続きをやればすむだけである。そんな規制は何の解決にもなってないのである。ド田舎すぎて地域一軒しかパチンコ屋のない所ならば効果はあるかも知れないが、基本的に都会にはいくらでもパチンコ屋があるからだ。
今回の規制で客の負けが大きくなることは確実だ。客の負けは店の儲けである。そういうふうに考えた時に、パチンコ業界の連中が自民党に巨額の献金をしていることは結局「ゼニで自分達に有利な法律を作らせた」というわかりやすい構図である。
出玉規制の対極にある、0.1円パチンコのようなものがもっと普及すればとオレは思っている。だったら子どもの小遣い程度の小銭で遊べるからである。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月11日(火) |
鴨川河川敷のポイ捨てを完全にやめさせる方法 |
携帯用URL
| |
|
テレビで鴨川河川敷のゴミのポイ捨てのひどさを紹介していた。河川敷で野外宴会して、そのままゴミをそこらに放置していくらしい。ひどい話である。そもそもあの場所で宴会などして欲しくない。鴨川河川敷は並んで座る恋人たちの聖地であり、宴会のような無粋な行為のための場所ではないのだ。宴会の為に使えるのは出町柳駅近くの合流点、鴨川デルタのところだけである。あそこは京大生にとって貴重な野外コンパ場である。
さて、京都市は毎日清掃してるらしい。しかし、この迷惑行為を即座にやめさせることのできる方法が一つある。それは実に簡単だ。ゴミを不法投棄されそうな場所にライブカメラを設置して24時間ネットで世界に公開してやればいいのである。ポイ捨てするDQNたちの顔を全世界にさらし者にしてやればそれで十分だ。そして「ライブカメラ設置」「あなたの行為はみんなに丸見え」と表示してやればきっとポイ捨ては激減するだろう。ライブカメラ設置費用も莫大な毎日の撤去費用がなくなると考えればすぐに回収できる。そして何より「きれいな鴨川」「ゴミのない京都」のイメージを広めることができるのだから一石二鳥である。そのライブカメラに映りたい人も来るだろうし、絶対に設置効果は大きいのである。
もちろん世の中には絶対に映りたくない人もいるだろう。指名手配中の犯人とか、不倫カップルとかである。そういう人がうっかりライブカメラに映ってしまわないようにきちんと周囲には「ライブカメラ設置」を表示しておく必要がある。それでも気がつかないようなぼんやりした奴らは自業自得である。
テレビではゴミを捨ててる馬鹿が「税金払ってるんだぜ!」などとほざいていたが、どうせそんなクソDQNどもがまともな額の税金を払えてるはずがないのである。まっとうな勤め人とは思えないクソDQNの払ってる税金なんてタバコ税と酒税くらいだろう。おまえらのかけた迷惑のために使われる税金の方がはるかに多いんだぜ。
オレはゴミのポイ捨てをする人間が大嫌いだ。タバコの吸い殻を投げ捨てるクソ野郎も嫌いだ。運転中に窓から吸い殻を投げ捨てる馬鹿ドライバーのクルマのナンバーは写真をとって晒すことにしている。スピード違反から反則金や罰金をとるのなら、こういうクソDQNからはさらに高額の罰金をとってもらいたい。あの小さな吸い殻でも自転車やバイクにとってはスリップ事故の原因になるのである。だから吸い殻の投げ捨ては殺人未遂である。オレは断じて許さないのである。
女性たちにも言いたい。もしもあなたが交際中の男が、そこらに吸い殻やゴミを投げ捨てるくそDQNならば、次にポイ捨てされるのはゴミではなくてあなたである。そういうクソはさっさと見切りを付けることだ。男性にも言っておこう。そういうDQN女と付き合ってできる子どもがまともな子どもになるとは思えない。親を見て子は育つからだ。
とにかく観光地でのゴミのポイ捨てに関しては厳罰を科してもらいたいのである。京都を汚すヤツをオレは断じて許さないのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月10日(月) |
認知症の政治家を退場させよ |
携帯用URL
| |
|
前川喜平氏が堂々とよどみなく答弁しているのに、他の連中は情けない。核心的な部分になるとなぜか「記憶にない」なのである。どうしてそんな大事なことをすっかり忘れてしまうのだろうか。
もしも彼らが知ってるのに自分が不利になるから言いたくないということならば、それはウソをついてるということだから不誠実である。そんな連中は即刻クビにすればいい。官僚なら懲戒免職、政治家なら罷免すればいい。
もしもその「記憶にない」というのが本当ならばそれは「認知症」によるものであり、そんな人間には運転免許が与えられないのと同様に政治をする資格もない。即刻退場してもらわないといけない。そうじゃないか。
とにかく「記憶にない」発言をした時点でアウトなのだ。こんな明確なルールを決めればいいのである。
オレは馬鹿が嫌いである。大事なことをすぐに忘れる連中はもっと嫌いである。自分が起こした交通事故の後で「ブレーキが効かなかった」とほざく迷惑暴走老人は大嫌いである。保身の為にウソをついてるのならちゃんと「保身のためにウソをついてるのです」と言えばいいじゃないか。それを「記憶がない」と言い張ってまるでウソをついていないようなフリをするのはおかしいじゃないか。もしかしておまえは「認知症」のフリをしてるのか?
大切なことをみんな忘れてしまう健忘症の馬鹿政治家は、そういう馬鹿が国から報酬をもらっていることを恥じるべきだ。またそんな馬鹿が国会で「議員様」という身分を振りかざすことはまことに理不尽なことであることを国民は認識すべきだ。
昔から政治家は都合が悪くなると「記憶にございません」と答える。そういうことはロッキード事件の頃からもうおなじみである。そしてその「記憶にございません」「記憶していません」という時は必ず「本当は覚えてるけど自分が不利になるから言いたくない」なのである。
人体に害のない自白剤みたいなものがあれば、こっそりとお茶などに混ぜて本当のことを言わせてやりたいと思うのである。誰かそういういたずらをしてくれないものかと思ってしまうのである。
大事なことを忘れたフリをするクソどもよ。国民を舐めるんじゃないぞ。おまえらが失った信頼はいずれおまえたちの上に跳ね返ってくるんだぜ。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月09日(日) |
ティッシュの思い出 |
携帯用URL
| |
|
どうして最近の銀行のサービスはこんなにも悪くなってしまったのだろう。口座を開設したら昔は豪華な粗品がたくさんもらえたのだが、今はせいぜいティッシュBOXとボールペンぐらいである。銀行がもうかっていないわけではない。過去最高の利益を上げている銀行もある。低金利時代で預金者から預かった資金に対してほとんど利息を支払う必要がないわけで、その一方で多くのサラ金が銀行の支配下に組み込まれてしまい、従来サラ金が得ていた暴利を今は銀行が手に入れているのである。そんなにもうかってるのならばもっと利用者に還元してもらいたいのである。無担保ローンもサラ金並みの金利を取るのではなくて、もっと低利で貸してもらいたいのである。
銀行のATMを利用してまとまったゼニを引き出したとき、そのまま現金を剥き出しで持ちたくなくて封筒に入れたいのだが、その封筒がATMコーナーにないことも多い。オレがよく利用する昭和町交差点の北東側にあるUFJのATMでは基本的にオレが利用するような時間には封筒を見たことがない。紀陽銀行などのマイナーな銀行なら封筒くらいは置いてあるのだが、UFJには本当にないのである。
そういうわけでオレは銀行ATMではなくてコンビニのATMを使ったりする。月に何回かは手数料無料になるというサービスがあるからだ。セブンイレブンなどのコンビニはまだ比較的封筒を置いてくれている。
しかし、もっと昔の銀行ATMは封筒どころかもっといろんな粗品が置かれていたはずである。オレは学生時代、アパートの家賃の振り込みのために「京都中央信用金庫」という金融機関を利用していた。元田中にあったその支店のATMをいつも利用していたが、必ずそのたびにポケットティッシュをもらっていた。ATMのところに置いてあったからである。
そこ以外にもオレは富士銀行や三和銀行の口座を持っていた。三和銀行は聖護院支店を利用していたがけっこう遠い。富士銀行は河原町今出川に出町支店があったのでそっちの方がアパートや京都大学には近かった。そういうわけで富士銀行出町支店のお世話にもなったのだが、なんとその出町支店は太っ腹にもティッシュを箱で置いていた。通常サイズの箱ティッシュの半分の薄さの、たぶん100組くらいしか入っていないと想像されるティッシュBOXである。オレはその富士銀行出町支店で、たった1000円の引き出しでティッシュBOXを一個もらっていた。金額は小さくてもちゃんと利用してるのだからオレは粗品を受け取る正当な権利があると解釈していた。
オレが大学在学中、そのATMには粗品のティッシュBOXがずっとあったような気がする。だからオレは4年間もの間ずっと富士銀行出町支店にお世話になっていたのである。若い大学生男子にとってティッシュというのはとても大事な生活必需品である。それなしには男子大学生の生活は成り立たないといっても過言ではない。
「富士銀行」はその後銀行の再編を繰り返して、今は「みずほ銀行」になっている。京都を離れたオレは大阪で暮らすことになり、最寄り駅の近くには三和銀行と富士銀行の両方が存在したのだが結局オレは三和銀行のユーザーとなって今に至る。キャッシュカードは長いこと旧三和銀行のカードを使い続けたのだが今はUFJの赤いカードになってしまった。富士銀行の通帳やカードはどこかに行ってしまったが、きっと全額引き出して放置したのだろう。もしも残金があったとしてももはや時効に掛かってるはずである。
4年間もの間オレにティッシュを与えてくれた富士銀行に感謝するならば、オレはみずほ銀行をメインバンクにしないといけなかったのだが、考えたらオレの生活圏の中にみずほ銀行はあまり存在しない。だからUFJをメインバンクにしたという選択は間違っていなかったのだろう。オレは富士銀行から多くのものを得たにもかかわらず、何も銀行の収益には貢献しなかった。なんだか申し訳ないような気もするのである。
昔東京スター銀行がUFJ銀行のカード保持者のATM手数料を値引きするというサービスを行ってUFJから報復されたことがあった。銀行にとってわずかなATM手数料は今はもしかしたら大きな収益となってるのかも知れない。コンビニで引き出す手数料や時間外手数料、振り込み手数料はかなり大きい。ほとんど利息がつかないのに、手数料はばっちりととられるというのはなんだか理不尽な気もする。
今度京都に行ったら、あの「富士銀行出町支店」の跡がどうなってるのかを確かめてみたい。そこには「みずほ銀行出町支店」があるのだろうか。ATM利用者はポケットティッシュくらいはもらえるのだろうか?
2011年5月1日に書いた同じ題名の日記
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月07日(金) |
築30年のマンションを売る人たち |
携帯用URL
| |
|
職場の新聞の折り込みチラシを見ると、中古マンションの広告が多い。安いモノで150万くらいだが、中には1億近いものもある。最近建てられたタワーマンションもあれば、築30年を超える昭和の物件も出ている。オレはその昭和の物件が気になったのである。
そもそもこんな古いマンションは、耐震基準が阪神大震災以前のままなわけで、しかも住民も高齢化が進んでるからもしかしたらスラム化してるんじゃないだろうか?という疑問をまず感じたのである。そういうマンションに居住する人は、そのまま住み続けたいと思うだろうか。多少安くても買いたい人がいる内に売り逃げしたいと思うだろう。そして手に入れた人も、少しでも値段がつくうちに売り抜けたいと思うだろう。そうやってババ抜きゲームをしているだけのような気がするのである。
いずれ家は余る。いや、いずれではなくてすでに余っている。つい先日オレは母を墓参りに連れて行くために和泉市の山奥に出かけたのだが、その集落に存在する多くの家がもはや老人だけが住んでるか、あるいは無人になってしまっているのである。それなのにやたら家はでかいのである。ふだん人がいないのでアライグマが侵入したりして大変なのである。実はオレの父の実家も駆除が大変だったのだ。
そうして無人になった村はどうなるのだろうか。たとえばそこに不法占拠する人たちがやってきたときに、行政は対応できるのだろうか。今の法律ではたとえ悪意の占有であっても20年住めば自分のものになる。放置されている戸建て住宅を勝手に占拠して使うというのがどんどん増えだしたとき、どうやって阻止すればいいのだろうか。住民が高齢化してさらに無人化すればもはやご近所のネットワークなど存在しないのである。
大阪環状線の寺田町駅の駅近にオレの伯母の家がある。二階建てで広さは3Kほどだ。リフォームはしているが、戦前に建てられた家で伯母はもう亡くなっていて、そこは無人のままである。前面道路は2mの幅がなくて軽自動車しか通れない。もちろん建て替えなど不可能である。オレの長男が浪人していた頃に一時期使わせていたが、ネズミとの壮絶な戦いに敗れ去って長男は古い賃貸マンションに移った。風呂もない物件で、よくあんなところで暮らせていたなあと改めて思うのである。近所に銭湯はあるにはあるが、それでもネズミやゴキブリ、ムカデなどが住み着いてるわけで誰がそこに住みたいと思うだろうか。しかもその周辺には謎の外国人がシェアハウスして日々騒音を出していたり、ゴミ屋敷になっていて大量の猫が住んでいたり、居住者が時折奇声を発する謎の館があったりするのである。もはやまっとうな居住環境ではないのだ。
家賃はなぜ下がらないか。それは高値に吊り上げようとしている人たちがいるからだ。しかし、今銀行にだまされて賃貸住宅経営に乗り出そうとするあわれな人たちが大勢いて、供給過剰になってしまった物件が多数存在するようになった時、地価が暴落して大変なことが起きることは間違いない。現在のアベノミクス景気がそもそも幻想である。そこで起きる悲劇を想像すると、オレは暗澹たる気持ちになるのである。
老人だけ世帯には未来はない。居住者が死ねばあとは放置されるだけである。そして後には無人の家が残される。あの高級住宅街の田園調布でさえも、今は多くの空き家が存在するという。
マンションの権利は築50年ですべて消滅して、後はすべて行政に帰属するので行政側はその取り壊しに掛かる費用の負担だけでその土地を取得できるような仕組みを作れば、そこに公営住宅を建てるのも緑地にするのも自由だ。少なくとも集合住宅に関しては新たな立法措置を行わないとどうにもならなくなるだろう。ところが今の政治家にそうした未来の問題に対処しようという人は残念ながらいないのである。当たり前である。50年後に権利が消滅するようなものなら誰も高いゼニを出して購入しないわけで、今のマンションバブルが吹っ飛んでしまうような立法措置はとれないのだ。かくして破滅は先送りされるのである。
オレは自分が生きてるうちにこの日本社会の終焉を目撃できるのだろうか。その前に核戦争が起きて人類は滅びてしまうのだろうか。この世はいったいどうなるのだろうか。いやもっと別の形で人類は終わりを迎えるのか。九州で巨大噴火が起きて火山灰で埋まって日本列島が消滅してしまうのか。
いつまでも今のような人類の繁栄は続かない。いや、今の状態をそもそも繁栄と言えるのか。現代というのは破滅の前のただのあだ花ではないのか。
←1位を目指しています! m(_ _)m
2017年07月02日(日) |
こんな人たちに負けた自民党 |
携帯用URL
| |
|
東京都議選で応援演説をした安倍首相に向かって群衆は「帰れ」「辞めろ」コールを浴びせ、それに対して安倍首相は「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と答えたそうである。演説をする自分に対して罵声を浴びせてくる無礼な連中に対して「こんな人たち」と語ったわけだが、そもそも国会で野党議員が質問してるときに首相自らしょっちゅうヤジをとばしてるわけで、一国の首相ともあろう方が品性のカケラもないとオレは以前から思っていたが、今回の「こんな人たち」で改めてあんたの思い上がった部分に対して腹が立ったのである。
もちろんオレもあんたから見れば「こんな人たち」の一人だ。安倍首相、あなたが見下してる「こんな人たち」というのは非正規雇用で低賃金に苦しんでいたり、保育所に子どもを預けられずに仕事を辞めざるを得なかったり、40代後半でリストラされてしまって住宅ローンを払えずに破産したりという社会的弱者たちで、アベノミクスとやらの恩恵を受けることのできなかった名もない人たちだ。しかし、そうした多くの国民の集合体がこの日本という国家を支えてるのだ。そうした庶民の多くが、おまえと加計学園のズブズブのうさんくさい関係を不快に思い、加計学園に国が払った数十億の補助金のゼニの何%かが巧妙に政治献金という形でキャッシュバックされてることを疑ってるということをおまえはどう思ってるのか。
自民党の築き上げた利権政治のために、原発廃止なんてできそうもない。計画したダムは止められないし、自然破壊しかもたらさない河口堰が建設されて干拓が行われるし、整備新幹線は赤字を垂れ流す。リニアなんてものを作っていったいどうするんだ。その借金を我々の子孫たちはどうやって返していくんだ。もはや日本という国家が滅びに向かっているという現実にどうして気づかないのか。
政治家どもは「経済は成長し続ける」という幻想をいつになったら捨てられるのか。人口が減少に転じ、少子高齢化が加速し、これからの日本がやらないといけないことは、「国土縮小計画」なのである。開発しすぎて破壊された国家規模を縮小して徐々に撤退していかないといけないのだ。そうした退却戦を戦わないといけないということがわかってない企業人や政治家が多すぎるのである。
自民党が求心力を失った原因ははっきりしている。あんたたちの政治がずっと「利権政治」だったからである。開き直ってそれを正直に認めて、誰かを生け贄にして詰め腹を切らせればしばらくの間国民はだませたかも知れないが。認めるどころかずっとシラをきり通した。存在するものを「ない」と言い張り、大衆の前で平気でウソを連発する厚顔無恥の徒となりはてた。それを恥ずかしいと思わなかったのか。
加計学園の問題はその利権政治の一つの表れに過ぎない。それを不快に思わない国民はいない。そして自民党という組織が企業献金によって支えられた利権まみれの集団であるという事実は、そうした利権政治を今後も永遠に党のやり方として貫いていくことを宣言してるわけである。
こんな人の一人としてオレは言いたい。
国民を舐めるなよ。おまえら政治家は誰のおかげで給与をもらえてるんだ。誰に飼ってもらってるんだ。ふざけるなよ。国民ファーストなんだ。おまえらは国民に奉仕する下僕なんだよ。それがいやならさっさとやめちまえよ。
←1位を目指しています! m(_ _)m
前の日記 後の日記
|