江草 乗の言いたい放題
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2014年10月31日(金) すべての日本企業は韓国から撤退すべきである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




  1965年の日韓請求権協定で日本政府は巨額の賠償金を韓国に支払った。そのゼニを韓国は経済発展のために使ったのである。そして、その時の協定は「個人の請求権は放棄する」というものだったはずだ。しかし、韓国で個人が日本企業から賠償請求するという訴訟がいくつも起き、韓国ではその訴えを認めるという判決が出ている。このことに対して、日本政府はどう対処すべきなのか。

 たとえば交通事故で大怪我をさせてしまったので、治療費と高額の慰謝料を支払ったとする。怪我をした人はその時受け取った慰謝料をもとにして新たな事業をはじめて成功して大金持ちとなった。さて、その大金持ちの息子が「あの時お父さんが怪我をしたことでショックを受けた。その時の慰謝料を払ってくれ」と言い出したとする。その場合どう対処すべきなのか。確かにその事情には同情する。しかし、高額の慰謝料にはおそらく家族への精神的なケアも含まれていたはずだ。ただ、そのゼニをどのように使うかに関しては受け取った側の自由である。父親がそのゼニを使って大金持ちになったという事実には全く触れずに「お父さんは交通事故で怪我をしてすごく苦労したが、自分でがんばって金持ちになったんだ。おまえはこの恨みをいつか晴らしてくれ」と息子に言い続けてきて、そのお父さんが亡くなってから「オレ個人は慰謝料を全く受け取っていない。よこせ!」と訴えてきているというのが今の状況なのである。

 韓国の一般民衆は偏向した教科書で教育されてるから、日本統治時代に両班という特権階級が没落したことや、学校が整備されて識字率が劇的に向上したことや、20万人を越える人が軍人を志願して日本兵として戦い、戦死者が靖国神社にも祀られていることは全く教えられていない。日本統治時代は国民が搾取にあえいだ悪夢のような時代であったと教育されているのである。

 日本企業を相手取った韓国での戦後補償問題に絡む裁判で10月30日、4件目の賠償を命じる判決が出された。ソウル中央地裁は30日、被告となった機械メーカー「不二越」に言い渡した判決は、「日本での判決は、朝鮮半島統治時の強制動員を不法とみなす大韓民国憲法の核心と対立し、これを認めることは韓国の社会秩序に反する」とし、日本での判決の効力を一切無視したのである。

 韓国では2012年5月に、最高裁が「韓日請求権協定で韓国人の個人請求権は消滅していない」との判断を初めて示して以来、日本企業への訴訟が相次いで発生している。そして今回を含むこれまで4件の判決には、いずれもこの最高裁の判断を基にしている。

 これは単なる裁判の問題ではない。外交上の問題である。こうして「個人の請求権」ということを拡大していけばさまざまな請求が可能になるだろう。たとえば広島で被爆した人がアメリカ政府に対して個人で損害賠償を請求する訴訟を提起したとしても、心情的にオレはその訴えを支持したい気もするが、おそらく日本の裁判所はそれを却下するだろう。それが公正な判断である。そこでもしも被爆者を勝訴させ、その個人がアメリカ政府に対して賠償を支払えという判決を下したところで、その判決の効力はアメリカに及ぶわけではない。ところが韓国で今連続してるこの種の判決は、そのまま日本企業に影響するのである。今韓国でビジネスを行ってる多くの企業に関わってくる問題なのだ。

 日本政府は速やかにこの判決に対して不快の意を示すべきである。そしてすべての韓国国内への投資資金を引き揚げ、速やかに撤退すべきだ。日本人観光客は韓国へ行くことをやめ、日本国内に居住する在日韓国人に対しては生活保護などの支給を全停止するということを安倍首相は表明すべきである。韓国の裁判所の子の判決は戦後の世界の枠組みへの挑戦であり、そのような不公正な判決に対しては断固抗議すべきなのだ。

 もう韓国とは仲良くなどしなくていい。外交関係などもたなくてもいい。「日本海」を「日本海」と呼びたくないというだけでもあの国がいかに日本を嫌ってるかがよくわかる。だったらいいじゃないか。自分たちのことを好きじゃない国と無理に仲良くなんかしなくていいのである。そんな国とは縁を切ればいい、それだけのことだ。だって韓国大統領自らが「反日」を表明してるじゃないか。「そんなに日本が嫌いですか、そうですか、わかりました。じゃあさよならですわ」と外交関係を断ち切ればいいだけのことである。現在認められている永住資格もすべて廃止。ふつうの外国人として暮らしてもらえばいいだけのことである。日本が嫌いな人は出て行ってくれればいいし、日本人になりたい人は「竹島は日本の領土です」という文書に署名捺印してもらってから帰化を認めればいい。ただそれだけのことだ。韓国人を辞めて日本人になりたいという人は受け入れ、一方で日本人でありながら韓国の国益のために行動する売国奴や河野洋平は韓国籍になってもらえばいいだけのことである。韓国政府は河野洋平という売国奴の帰化を喜んで受け入れてくれることだろう。

 日本企業は韓国からどんどん撤退すればいい。韓国の自動車メーカーが日本の自動車部品を必要としてもすべて拒否すればいい。「嫌いな日本の製品は無理に使ってもらわなくてけっこうですわ」と言えばいいのだ。「嫌いなら嫌いで結構ですわ!」と開き直れば済むのに、どうして好かれようとして屈辱的な外交を続けてきたのか。もうそんなことはやめてくれとオレは思うのである。

 竹島を不法に占領したことに対して、日本は海上自衛隊を派遣して「返還」を要求すればいい。別に攻撃しなくても「俺たちは本気だ」という態度を示すだけでいい。「これ以上舐めた態度を取るならオレたちは黙っていないぜ!」とアピールするのである。

 アジア大会の屈辱的な選手村の待遇に対して、紳士の国である日本選手団は耐えた。「アフリカにはもっとダメな国もありますから。文化後進国だから仕方ないです。治安の悪い、レイプ発生率が日本の10倍の国ですから仕方ないですわ」と安部首相が語ればいいのである。

 隣人と仲良くしなさいというのは当たり前の教えであるし、お友達とは仲良くしなさいと我々日本人は幼稚園や学校で教わってきた。「日本は敵だ」と教育している国家に対して、国交断絶を表明するのは正しい判断である。


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2014年10月29日(水) 労働者派遣法改正の果てにあるもの        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 国会の争点が「労働者派遣法改正案」になっている。さて、政府はこの制度を改正して、これまで3年間以上働けなかった派遣労働者が働き続けられるような仕組みを作ろうとしていて、野党はそれに反対しているわけだ。野党というか民主党のメンバーのなかには労働組合出身の労働貴族がいて、そいつらが正社員の権益を守ろうとしてるわけなんだが、正社員の権利を守るために犠牲になる非正規社員がいることをわかってないのである。

 オレはかつて公立高校の教員をしていたが、そこの組合活動というのは「いかにして仕事をせずに楽をするか」という目的に終始していて、生徒をいかに教育するかという視点が全く欠落していた。そして卒業式が近づくと、職員会議でえんえんと国旗掲揚に反対するのだった。オレが公立高校を辞めた理由の一つが、そんな「組合活動」というものの馬鹿馬鹿しさに辟易して、そんな連中がいないところに行きたかったということである。

 野党の主張に従えば、派遣社員や期間労働者は3年経てば解雇されることになる。そのまま働き続けるという選択肢がなくなるのである。そこで「派遣社員を正社員として雇用する」「他の派遣社員を雇う」という二つの選択肢しかなければ企業はコストを考えて後者を選ぶだろう。「仕事をある程度理解してくれている派遣社員をそのまま使いたい」というオプションが存在しないから、そのオプションを選べるようにしようというのが政府の改正案なのである。

 正社員が減って非正規雇用が増えたというのは世界的な流れである。小泉純一郎の「規制緩和」の流れの結果、日本の企業は高コスト体質を脱して競争力を取り戻し、その一方で労働者の賃金は下がり続けた。今の景気回復は労働者の側を犠牲にして達成された。それは事実である。ただ、この世から正社員がなくなったわけではない。だから、きちっと正社員を目指せばなれるのだ。ところがスキルを身につけていなかったり、みんなが4年間遊んでいるFランク私大に入ってしまったり、ネトゲ中毒で不登校になって高校を中退してしまったりするから正社員への道が閉ざされるのであって、その多くは自己責任なのである。

 平均年収が下がったから生活できないのか。そんなことはない。労働者にせっかく支給された給与を、住宅ローンというしがらみを背負わせて銀行が巻き上げるというのがかつての経済モデルだったじゃないか。しかし、もはや住宅供給は過剰になってしまった。大量の空き家がどんどん発生しているのである。東京以外の都市圏の家賃相場は年々下がっている。待っていればいずれ家はタダになる時代がやってきたのだ。相変わらずバカ高い家賃を設定している都市公団(UR)では、相場よりも高すぎるのでかなりの空き室が発生してしまっている。もしもその状態を是正するなら大幅値下げしかない。値下げが起きればドミノ倒しのように家賃相場は暴落するだろう。

 かつて高度成長の時代に多く建てられた郊外の建て売り住宅は、子どもたちが巣立っていって夫婦二人で暮らすには広すぎる。仮に売りに出したところで法外な安値でしか買い手はつかないのである。買う時は3500万も4000万もした家が、35年ローンを払い終わってから便利のいい都心部のマンションに引っ越すために売ろうとしても500万にしかならないというのが今の状況なのだ。500万で売れればまだいい。いずれ最寄り駅からバスに乗らないと行けないような物件は、タダでも売れなくなるだろう。そんな所に住まなくても駅近の物件がいくらでもあるからである。

 若者が住宅ローンを払わなくてもいいということになると、年収300万程度でも十分に豊かな生活が送れるということになる。家賃がタダならなおのこといい。また精神疾患などを理由に生活保護が受給できればもう一生喰うには困らない。詐病による不正受給はこれからどんどん増えていくだろうし、朝からパチンコ三昧のクズ野郎でもけっこう生活保護が支給されているからきっと審査などはあってなきがごとしなんだろう。

 終身雇用が崩壊した今、必要なことは「就職・離職」のハードルを下げることなのだ。クビになっても次の仕事がすぐに見つかるなら困らない。そして企業にとっても「雇いやすい」「解雇しやすい」状況を作り出すことが必要ではないのか。

 頭の腐った労働貴族たちのなれの果てが民主党の議員になった。きっとオレが公立高校勤務時代に腹を立てていた連中の最後がああいう姿なんだろう。あいつらは自分たちの「勝ち取った」という権利が誰の犠牲の上に成り立ってるかということを全くわかっていなかったのである。教師の労働を軽くして自分たちがサボりやすい環境を作った結果、生徒たちが犠牲になって希望の大学には入れなかったという事実を、彼らは誰も反省していなかった。オレはそういうクソみたいな公立高校の状況に絶望して退職したのだ。

 派遣労働者を3年経過しても使い続けることができるという今回の改正案は、大企業の意向に沿ったモノである。労働者の賃金をどんどん下げてきたのも大企業の意向だ。その結果どういうことが起きているのか、まあ企業や財界人たちはいつまでも自分たちが金持ちでいられると錯覚してるからそのまま眺めておこうじゃないか。終身雇用制の崩壊によって安定やよりどころをうしなった社会が、これからどんなカオスに突入していくかを見せてやろうじゃないか。人々が集団への帰属意識を失った今、家族も企業も学校も、あらゆる集団がばらばらになって崩壊していくのが日本社会なのかも知れない。


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2014年10月24日(金) SMバーに通う変態について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 オレは「SMバー」というものがこの世に存在することを知らなかった。もちろん「バー」というのが「お酒を飲むための場所」であり、「SM」というのが「ボンデージ姿の女王様がムチで裸のオッサンを叩き、ローソクの蝋を垂らしていじめると、オッサンが嬉し泣きをして性的絶頂を迎える」という世界であることも知っている。しかし、その「バー」と「SM」が結びついた場所があるということは初めて知ったのである。どうやらそのお店では、店内で演じられるSMプレイを鑑賞しながらお酒が飲める上に、時にはお客もそのSMプレイに参加できるらしい。なんとも不思議な世界なのである。

 もちろんオレは酒が弱いし「SM」には興味がない。だから「バー」に行くこともなければ「SMごっこ」もしない。そもそも世の中の男女で「SM」に興味がある人がどの程度いるのだろうか。きっとかなりの少数派であり、その性癖はおおっぴらにするものであないと思うのである。団鬼六の「花と蛇」が映画になったからと言って、女性たちがみんな杉本彩にあこがれて「縛って!」「わたしを縛って!」と求めるわけではないのである。

 そういう特殊な世界の趣味をもっているという人間をオレは否定しない。しかし、そういうことに使うゼニは少なくとも自分のポケットマネーで支払うべきじゃないのか。そのゼニを、「政治活動費」から支出するのはどうかと思うのである。どう考えてもSMバーでゼニを使うことは「政治活動」とは思えない。それは「政治活動」ではなくて「性事活動」である。

 世の政治家が「政治活動に使いました」と言って堂々と領収書を張り付けてるゼニの中には、こういうくだらないものや意味不明なものがたくさんまじってるということをがどんどん明るみになっていく。オレはあの兵庫県議の号泣議員こと野々村竜太郎氏の果たした功績は実に大きいと思うのである。彼は自ら人身御供となって、そのゼニの情けない使い方を教えてくれたのである。これからどんどん発覚するであろう議員たちのイカサマぶりについて号泣パフォーマンスで予告してくれたのである。彼こそある意味真の英雄だ。彼は世の政治家の不正を糾弾するために今度は号泣してもらいたいのである。

 小渕優子の資金管理団体の会計責任者とされた人が「名前を貸しただけ」などと主張し、不明朗なゼニの流れの解明は困難になってるが、もしかしたら関係者の誰かが口封じで殺されたりして灰色決着ということになるのかも知れない。それが政治家の世界というものである。

 オレは政治の世界には興味があるが、それは基本的に野次馬的な興味である。昔はもっと前向きな気持ちで「オレのようなまともな人間が政治を変えないといけない」と本気で考えていた。しかし最近はすっかり考え方が変わってしまった。それは自分が年を取りすぎてしまい、世の中をよくしたいという熱意がすっかり冷めてしまったせいかも知れないのだが、少なくとも今は政治に対して野次馬的な興味しか持っていない。「こんな馬鹿なことをしたらこんなことになるのになぜ気づかないのだろう」とさまざまな施策について思いつつ、だからと言ってそれを阻止することもできないので苦々しく見ているだけなのである。

 傍観者であるオレはここで暴言を吐き散らし、そして世に警告を発する。しかしここでオレが放言していたところでそれは決して政治家のところまで届くことはないし、吸い殻や空き缶を投げ捨てるDQN野郎とかもオレの日記を読むことはない。

 オレは面白い本を読み、いい映画を鑑賞し、気のあった仲間と談笑しつつ高等遊民として余生をのんびりと生きるのだろうか。50を越えて人生の残りが見えてきた今、考えるのはそういうことである。定年退職まであと10年もない。生きているうちにもっと世の中は悪くなってしまい、オレののんびりとした時間を許さなくなるのかも知れない。それもまた困ったことなんだが。

 最近は「夏目友人帳」というアニメにすっかりはまっていて、いつも心癒されている。ああ、ニャンコ先生はとてもかわいい。


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2014年10月22日(水) タバコのポイ捨てを取り締まる方法考えました!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 喫煙者の99%は、タバコの吸い殻を路上に投げ捨てたことがあるはずだ。歩きながら喫煙してる輩は基本的に灰は路上に落としているわけだし、ゴミをそこらに投げ捨てる行為はそれだけで育ちの悪いクソ野郎である。

 その投げ捨てが、たとえばクルマの運転中ならどうだろうか。オレは前を走るクルマがタバコの吸い殻を投げ捨てる場面によく遭遇する。朝夕一週間の通勤タイムの中で2、3回は必ずそんな光景に出くわす。あの情けない行為を取り締まってはくれないのか?

 おそらく警察の側はそういう取り締まりは考えたこともないだろう。だったら市民の側がそれを訴える仕組みを作ってもらいたいのである。告発したらどんどん受理してもらいたいのだ。そうやって「投げ捨てドライバーの根絶」をはかることができるし、仕組み自体は簡単に作ることができる。(できれば告発者にもなんらかの利益が発生すると嬉しいのである。)

 今はドライブレコーダーを搭載してるクルマが多い。1万円以下で買えるからである。あの映像を活用するのだ。ドライブレコーダーは前を走るクルマの吸い殻投げ捨ての瞬間の場所と時刻を確実にとらえている。その映像を警察の設置した投稿サイトに投稿すれば、警察はそのクルマの持ち主を逮捕するという仕組みにすればいいのである。そして、告発者には報奨金を与えるようにすればいい。たとえばタクシードライバーの副業でその報奨金が稼げるということになれば、収入源に悩むタクシー業界にとっても朗報である。おそらくタクシードライバーの方は一日に何度もポイ捨てを目撃するだろう。もしもその目撃が、一件あたり1万円程度の報奨金につながるとしたらどうだろう。それこそタクシー料金の売り上げよりも大きな稼ぎになるだろう。

告発者は報奨金が手に入る。警察は罰金をじゃんじゃん稼ぐことができる。ポイ捨ては減少して交通マナーは向上する。この仕組みはすばらしい方法だと思うのである。

 クルマを運転していて前を走るクルマのポイ捨てに遭遇したとき、オレはクラクションを思い切り鳴らして「なにすんねんボケ!」と文句を言いたい気分になる。しかし、そこで鳴らすと、鳴らされた方の犯罪者はたいてい逆ギレする。つまりそのDQNの頭の中には「ポイ捨てくらいみんなやってるし、普通の行為である。そんなことに対していちいち文句を付けてくるおまえにたいしてむかつく」という感情が発生するのだ。下手をすると追いかけ回されて殺されたりするのである。これはあまりにも理不尽だ。しかし、そこでクラクションを鳴らしたい気持ちをぐっとこらえて、だまってその場面を投稿すれば、相手は後で高額の罰金を喰らうのである。さまあみろである。

スピード違反とポイ捨て、どちらがより大きな犯罪だろうか。オレはそもそも今の速度規制が時代に合わないものだと思っている。高速道路の最高速度は130キロくらいに引き上げるべきだし、一般道路も場所によっては引き上げ、その一方で住宅地や通学路周辺の道路は制限を下げてもいいと思う。よく通学中の児童生徒を高速で暴走してなぎ倒すクソ野郎がいるが、そういう道路こそ厳しく速度規制するべきなのだ。ところが速度違反の取り締まりはたいてい「速度を上げても大丈夫」な見通しのよい直線路で行われているのである。アホか!とオレは言いたくなる。そんな場所よりももっとやるべきところがあるだろう。オレは四天王寺境内東側の直線路や、玉造筋の桃谷付近で速度違反の取り締まりをしている連中を見ていていつも思うのである。「なんで通学時間帯の危険な暴走を通学路近辺で取り締まらないのか!」と。

ポイ捨てはマナーが悪いだけではなく、場合によっては他者に重大な危険を及ぼす行為だ。投げ捨てられた吸い殻は、後方から走行して来るバイクにとっては凶器である。顔面に飛んでくる場合もあるし、それを踏んだことでスリップ事故になるかも知れない。また清掃するには経費がかかる。それは誰が負担しているのか。道路管理者ではなく投げ捨てをする馬鹿に負担させるべきである。道路はおまえらの灰皿じゃないんだ。

 運転中の吸い殻ポイ捨てが取り締まられたという話は聞いたことがない。つまり警察はそんなものを取り締まる気が無いのである。だったら市民が警察に圧力を掛けて「取り締まり」をさせないといけないのである。しっかりと働かせないといけないのだ。あいつらはヒマだから無意味な速度違反の取り締まりとかをのんびりとしていたり、盗撮をしたり援助交際をするのである。もっとやるべきことを教えてやらないといけないのだ。

 この「吸い殻ポイ捨て撲滅作戦」を、告発者の正義感だけに頼るのは限界がある。だからこそ報奨金制度を導入すべきなのだ。もしも報奨金制度がはじまれば、オレは高性能なドライブレコーダーを搭載して、ポイ捨てしそうなクルマを尾行してじゃんじゃんその瞬間をとらえようと思っている。ポイ捨てしそうなクルマというのは独特の雰囲気を漂わせているからすぐにわかるのだ。

 変なLEDのイルミネーション室内灯があったり、窓をフィルムで真っ黒にして中が見えなくしていたりしているのはたいてい「投げ捨てドライバー」である。その他にもいろんな特徴があるが、運転のマナーも悪い。信号無視や割り込み、指示器を出さずに右折左折、携帯電話をかけながらの走行など違反のオンパレードである。そういう奴らはできれば路上から追放してもらいたいのだが、とりあえずは罰金をがっつり取り立てて、DQN連中がどうせパチンコ屋や性風俗店などに浪費するゼニをぼったくってやってもらいたいのである。


 非喫煙者の皆様で吸い殻ポイ捨てにお怒りの方は、上にツイートのボタンがあるのでどんどん拡散させてくださると嬉しいです。タクシー業界の方は新たな収益源の可能性として是非とも協力してください。



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2014年10月19日(日) おめでとう阪神タイガース        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan


 オレは今季の阪神に期待していなかった。オレの心の中では今の阪神は第二期暗黒時代のど真ん中にいて、中村負広に率いられた暗黒戦士たちがチームを常敗軍団にすべく日夜がんばってる悲惨なチームだと思っていたし、「きっと阪神は広島よりも弱い」「まして巨人に勝てるわけがない」というのがオレの認識だったんだ。

 阪神は、広島が巨人に最終戦で負けてくれたおかげで2位になれた。これは僥倖以外の何ものでもない。CSをマツダスタジアムではなく、甲子園でやる権利を手に入れた。しかしそれでも阪神は広島にあっさり負けて終戦だと思っていた。マエケン、大瀬良の二人に抑えられてそれで終了だと思ったのだ。確かにCSの第一ステージは全くオレの予想通りとなった。阪神は二試合で1点しか取れなかった。本来ならそれで負けていたはずである。オレが予想できなかったのは、あの福留孝介がホームランを打ったことと、広島が二試合で1点もとれないということだった。阪神は打てない相手打線に助けられて第二ステージに進出した。福留孝介の打ったホームランはその1本だけで彼の年俸くらいの価値のある一打だった。

 さて、広島には勝ったものの、問題は巨人である。強大な巨人から見れば阪神など鎧袖一触、あっさり敗れ去るというのがオレの予想だった。小山や沢村といった阪神に強い投手が来ればもうオシマイである。だからオレは全く期待しないで第一戦をみていた。阪神の先発は藤浪である。けっこう球は荒れている。リードはしたものの、無死満塁のピンチを迎えた。ここで巨人は代打にセペダを送ってきた。「えっ、高橋由伸じゃないのか?」もっとも恐るべき相手はなんと故障欠場ということである。オレはその代打こそが原監督の痛恨の起用ミスだったと思っている。なぜそこで「満塁本塁打で一気に・・・」という欲張ったことを考えたのだろうか。

 もしもじっくりボールを見極めるようなタイプの打者が起用されていれば、押し出し4球ということになる。代打の順序は、先に井端を出して押しだしで1点、そこでセペダを送って、満塁本塁打で決着を付けるというパターンの方が遙かに効果的だったのである。オレは今回のCS、原監督に取って痛恨の起用ミスはそこだったと思っている。セペダの併殺打によって阪神は一気に流れをつかんだ。力で真っ向勝負するなら藤浪にとって井端は敵ではない。かくして阪神は第一戦の勝利を得た。

 第二戦、阪神の先発にメッセンジャーを予想した人は多かったが、オレは岩田が来ると確信していた。終盤の9月にもっとも安定していて、防御率2位の左腕を使わない馬鹿な監督はいないはずだ。岩田が好投したのに打てずに負けた試合も多かった。きっと相手が巨人でも仕事をきちっとしてくれるはずだ。しかし先制点のホームを踏むことまでオレは岩田に期待していなかった。岩田が激走して本塁クロスプレーで先取点をもぎ取るなんて、なんてうれしい奇跡なんだ。

原巨人は連敗してアドバンテージを失った時点でもう終わっていた。ゴメスもマートンも鳥谷も西岡もよく打った。上本の頭部にぶつけるという沢村の卑怯な作戦も、痛みをこらえて立ち上がったそのナイスファイトの前には無駄なあがきだった。終わってみれば阪神の4連勝だった。しかも後になるほど阪神は強くなっていた。シーズン中は自滅することが多かった中継ぎ投手陣もよく投げた。かくして阪神は日本シリーズに駒を進めたのである。
 1985年に阪神は日本一になったが、2003年はソフトバンクに負け、2005年はロッテに痛恨の4連敗してしまった。その悔しさをどうか晴らしてもらいたいのである。まだ相手は日ハムかソフトバンクかわからないが、オレは今季の阪神タイガースに期待している。オレは今教えてる受験生たちに向かって言いたい。

「阪神に勇気をもらってがんばろう。君たちもしっかりと受験勉強の結果を出そう!」

さて、日本シリーズが楽しみである。もう負けてもいい。リーグ優勝した巨人を抑えて日本シリーズ出場を果たしたというだけでもう十分だ。よくやったぜ阪神!


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2014年10月18日(土) なぜ静かに歩けない馬鹿がいるのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 歩くときにはできるだけ足音を立てないように静かに歩くのが普通のマナーである。特にそれが病院とか、学校とかなら当然のことだと思う。授業中に急にお腹が痛くなって、それでトイレに行くとき、授業をやってる他のクラスに迷惑がかからないように静かに扉を開閉し、静かに歩くことは常識だとオレは思うのだ。

 しかし、最近はそういうマナーを持たない馬鹿な生徒が増えてきた。オレが教えている進学校でもそうなんだから、偏差値の低い学校ではそんなこと全く考えてない傍若無人なヤツが大多数を占めるのだろう。

 わざと靴をパカパカ鳴らしながら歩く馬鹿を見ると、オレは悲しくなる。どうしてそんなにおまえは歩き方がだらしないんだ。そんな歩き方をするヤツは日本人の恥だと思うのである。靴のかかとを踏んづけてスリッパのようにして歩く馬鹿を見ると、虐げられた靴がかわいそうでならない。世の女性たちにオレは言いたい。馬鹿と結婚して不幸になることを避けるためには、それをまずひとつの目印にせよと。もちろん貴女がやはり靴のかかとを踏んづけて歩く馬鹿女ならば、馬鹿同士しごくお似合いのカップルになれる可能性もあるわけだが。

 今上映されている「蜩の記」という映画がある。この映画の魅力は登場人物の「所作」の美しさである。正座している姿、歩く姿、家族で食事をする姿、そうしてさまざまな所作がすべて美しいのだ。食事の時のお箸を使う仕草も一つの美なのである。それは日本人が伝統的に身につけてきた文化であり、また今の世の中でどんどん失われていくものの一つでもある。

 オレはがさつな人間が嫌いだ。静かに過ごせない人間がとにかく嫌いだ。貧乏揺すりをしないではいられないヤツ、意味もなく机をペンで叩くヤツ、そういう人間が大嫌いなのである。

 サンダルをつっかけて歩くと、かかとを引きずるようになってペタペタと音がするのだろうか?オレはふだんサンダルを履かないし、スリッパで歩き回ることもない。外出時はたいてい歩きやすい靴をはいているし、車を運転するからかかとが固定されてないサンダルやつっかけは履かない。だから街で朝からパチンコ屋の前に行列を作っている連中がサンダル履きで、カラダを締め付けることのないゆるーい服装をしていているのを見ると、こういうだらけた人間とは付き合いたくないと思うのである。オレはそういう方々とはお友達になりたくないし、実社会で決して付き合おうとは思わない。

 なぜか成績の悪い生徒ほど傍若無人でだらしないし、成績のいい生徒は静かに歩く。不思議なことだがそういう傾向はかなり強いのである。成績が悪くても育ちが良くてしぐさやたたずまいが上品なヤツがいてもよさそうなもんだが、残念ながらそういうのはきわめてレアケースであり、育ちのいいヤツ、家でちゃんと躾けられている生徒は成績もいいのである。先生が前で話をしているときはちゃんと聞き、挨拶もきちんとできる。そして傍若無人なヤツは話もろくに聞いてないし、もちろん勉強もできていないのである。もはや同じ民族とは思えないほどに二極分化が進んでいるのだ。

 学力の低い生徒が集まる高校では教室がゴミ捨て場になっていて、生徒はパンやお菓子を包んでいた紙をゴミ箱まで行かずに足下に投げ捨てる。これは面白い現象なんだが、入学試験の学力偏差値の低い学校ほど、そうしたマナーがなってないのである。公立高校ではその傾向が特に顕著だ。私立高校は生活指導がやかましく、そうしたマナーについてもきちっと指導されるのでかなり偏差値の低い高校でも教室はきれいに維持されてるということもあるが、公立ではゴミの投げ捨てとか平気な生徒が多い。

 静かに歩くことができない馬鹿や、ゴミをそこらに平気で捨てる馬鹿が増えれば増えるほど、社会は住みにくくなっていく。せっかくの美しい日本が、どこかのマナーの悪い某国のようになってしまうことはオレには耐えがたいことである。

 廊下は静かに歩く、公共の場所では静かにするというのは本来我々日本人がが当たり前のマナーとして身につけてきた文化である。新宿や池袋で大声でがなり立てるように会話しているのはたいてい外国人だ。

 オレは馬鹿が嫌いだ。馬鹿とは仲良くしたくない。もちろん仕事が教師である以上、賢い生徒の相手だけをするというわけにもいかないのだが、そういう馬鹿との接触は仕事だから我慢できるのであり、実生活まで馬鹿の相手をしなければならないのならたまらない。自分が馬鹿という自覚のある方は、どうかオレに近づかないでもらいたい。残念ながら馬鹿というのはたいていそうした自覚すらないのである。


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2014年10月14日(火) Fランク大学とパチンコ屋        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは「Fランク大学」とは貧民からの搾取の装置であると以前から主張してきた。残念ながらネット上でそれに賛同するような意見を見つけることもできないし、オレの日頃語る、パチンコ屋と大学を同一視する発言はかなり過激かも知れない。しかし、それでもオレはこの意見を強く主張したい。それは多くのFランク大学生が、奨学金という借金を背負わされているという事実からくるものだ。

 昔は、正社員としてちゃんと就職する道がそれぞれの学歴ごとに保証されていた。女の子が商業科に進めば百貨店や銀行などが正社員として採用してくれた。工業科に進んだ男子はメーカーの正社員となれた。大学に進んだらもちろん大手企業に総合職として就職できたわけだし、大学院に進んだら大学の教員となれた。努力して手に入れた学歴はすべて役に立ったし、中退などと言う形でこぼれ落ちない限り、身分は安定していたのである。

 しかし、今はそれぞれの学歴を手に入れても身分の保証がなくなった。大学院を出ても大学の教員になれずにフリーターになったりニートになったりするし、工業科を出てさまざまな技術を持っていても就職先の町工場はどんどんつぶれていくし、大手メーカーは生産拠点の海外移転で正社員として採用しなくなった。

 大学に進んだ場合、結果として必ず高い収入を得られるから教育投資の効果はきちっと現れたのである。オレは自分自身が学歴のおかげでかなり得をしたと思ってるし、そのための受験勉強はとても人生を豊かにしたと思っている。

 しかし、大学は明らかに増えすぎた。大卒で正社員として就職する人数はそれほど増えていないのに、大学の定員だけは大幅に増えてしまった。もちろん学力をつけた人間が増えたわけではなく、馬鹿まで簡単に大学に入れるようになったというだけのことである。昨今の大学卒業者の就職難は、自分が馬鹿大学生であるのに、まともな大学生と同じく就職戦線のスタートラインに立ってると勘違いしてる人たちが就職できないことがその最大の原因である。ろくに新聞も読んでないし、常識もない馬鹿が世間には多すぎるわけで、その中からまともな若者を選び出さないといけない企業の方の苦労は大変なものである。応募者が全員馬鹿という場合もあるだろう。

就職に役に立たない文科系のFランク大学に進んで4年間で約500万の学費を支払うとして、無駄にするゼニはそれだけだろうか。否である。もしも高卒できちんと就職していれば年間に200万〜300万の収入はあったかも知れない。仮にそれが250万として4年間で1000万円の利益を喪失するのである。そのかわりに学費を500万、それを奨学金という借金でまかなったりするのだ。Fランク大学に進学するということは単純計算で1500万円損をするということである。22歳にして1500万円の浪費をしてしまうことがその後の人生でどれほどの重荷になってしまうのか、子どもをそういう大学に行かせようとしている親はよく考える必要がある。それだけのゼニがあればもっとまともな使い方ができたはずである。

 Fランク大学に行く学生には経済的に豊かではない家庭が多い。それはなぜかというと、高校の入学試験の偏差値の高いところほど親の平均年収が高いわけで、まともにゼニのある親はきちっと小学校中学校の間に教育投資するし、もしも偏差値の低い公立高校にしか行けないと思ったら、ちゃんと大学進学の面倒を見てくれる私学に入れてしまう。そういうわけで公立高校で偏差値が中位以下のところには、親が子弟の教育に関心がないか、あるいは経済的に教育費を使う余裕がない家庭の子が集まるのである。

 「うちはお金がないから大学には行かない」ならなにも問題は発生しなかった。お金がなくてもどうしても行きたかったら努力して学費の安い国公立に進学すれば良かったのである。お金がないし、学力もないのに、奨学金が簡単に借りられるから、そういう生徒がFランク大学に進学してしまうのだ。これが貧民からの搾取の構造である。

パチンコ屋には貧民が集まる。貧しい人たちは喫煙率も高く、店内はものすごく空気が悪い。働けるのに生活保護をもらって遊んでいる連中もパチンコ屋が好きだ。貧民はそこでゼニをどんどん巻き上げられてますます貧しくなるわけだが、もちろんそこがそういう場所であることに気づいていないほど馬鹿だからいつまでも通い続けるのである。

 Fランク大学でまともに勉強なんてしてる学生はほとんどいない。バイトか、サークル活動か、あるいは生殖行動にいそしんでいるだけだ。大学も基本的に金儲けである。そこは学問の場とはとても言えない。教員をしてる友人たちから伝え聞くその実態は実にあきれたものである。以前に日本橋学館大学のシラバスが、中学英語の基礎からはじめる内容だったことで話題になったが、むしろそういうのは良心的な方である。

 オレが腹が立つのは、そういうFランク大学が文部科学省の天下りや補助金の受け皿であり、理事長が高額の報酬をもらっていたりすることである。要するに利権構造の中に組み込まれていて、貧民からの搾取もまたそのシステムのひとつに過ぎないということなのだ。どうして奨学金を利子付きにして枠を拡大したのか。どんどんFランク大学進学者にも利用させたかったからである。

 貧しい人たちはどうやって抵抗すればいいのか。もちろんFランク大学には行かないというのは一つの選択肢である。しかし、Fランク大学に行くしかないレベルのおよそ大学生に値しないニート予備軍は無数に存在する。今、日本にはニートやフリーター、引きこもりが350万人もいるのである。120万人くらいの18歳人口のうち、大学教育にふさわしいレベルの学力を持つ人は1割もないだろう。結果として大勢の馬鹿学生が毎年生産されてしまうのである。

 大学を増やしすぎた結果、その価値が失われてこうなることは自明の理であった。「こんなことをすればきっとこうなるよ」という予測がなぜ文部科学省の連中にはできなかったのか。いや、もしかしたら十分にできていたからこそ今日の状況があるのかも知れないのだ。貧富の差を拡大し、国民の大多数を奴隷のようなワーキングプアの状況に置きたいために、搾取の装置として大学を利用したい・・・そういう意図があったに違いないとオレは思ってる。


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2014年10月13日(月) 人類はアラル海を救えないのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 かつて世界で四番目の大きさだった湖、アラル海が干上がって消滅しかけている。灌漑農業のために流入する川の水を使いまくった結果こうなってしまったわけだが、なんとか救う方法はないのだろうか。どこからか淡水をもってくることはできないのか・・・と思うのである。考えれば世界で一番これから不足する資源は「水」かも知れないのだ。

 アラル海は海面よりも低いところにある。だったら海から運河を掘ってどんどん流し込んだらいいじゃないかと思うのだが、そんな単純なわけにもいかないのだろう。何しろ広すぎるのである。

 人工的に台風を作って、それをアラル海の上空までもっていてドカンと雨を降らせるなんてことがもしも可能ならば、それを1万回くらいやれば水位は回復するだろうか。夢みたいな話だが、気象というものを人為的にコントロールすることが可能になって、必要な時に必要な場所に雨を降らせるなんてことが可能になれば世界の水不足は一気に解決する。また雨が降ってほしくないとき、つまり台風が接近したときに、上陸する前に海上で雨をどんどん降らせて雲の中の水蒸気を失わせるなんてことはできないのだろうか。

 いずれにしてもそんなことはかなり困難なことであり、本当ならそんなことにならないようになんとかすべきだったのだが、もはや遅いのである。地球上に存在する「真水」はきわめて偏在しているわけで、その足りない水をこれから奪い合い時代が確実にやってくるような気がするのだ。

 日本は水に恵まれている。豊富な降水量があって、それを蓄える森林があって、地下水になった水は日本のあちこちで「名水」としてわき出している。人口密度が高いのに森林面積の割合がこのように高い国は世界でもまれなのである。世界の多くの国は水不足に苦しみ、それほどきれいではない水を飲用に使うしかないのである。

 もしもアラル海が日本にあれば、あるいはそこに住む人たちが日本人のような民族性をもっていたならば、干上がる前になんとかしただろう。カスピ海から大運河を掘って、減ってゆく水を補充しようという大プロジェクトを企画したかも知れない。そしてカスピ海には黒海から海水を補充して・・・という風に工夫すれば、もしくはそこに船が通過できる規模の大きな掘り割りを作ってしまうことで、アラル海を復活させることだって不可能ではないと壮大なことをオレは思うのである。

 日本は韓国併合の後で朝鮮半島の禿げ山だったところに植林した。木を伐ったら植林するというのは日本では当たり前の行動だが、中国や韓国では伐ったら伐りっぱなしだったのである。林業というのが再生可能な資源を循環させる営みであるということを日本人はずっと昔から知っていた。江戸時代に持続再生産可能な農業の仕組みをきちっと確立させて、江戸という百万都市の消費を支えていた日本は、そのすぐれた営みをこそ世界に誇るべきだったのだ。

アラル海が干上がってただの砂漠となり、あたりが人が住めない土地になってしまった今、もともとそこに暮らしていた人たちはどうすればいいのか。新たな土地に移住できたのだろうか。自分たちのせいではない原因で住む土地を追われた人たちが、難民として新天地を探すとして、世界にはそれを受け入れる余裕があるのか。

 日本では集中豪雨や台風による被害が毎年多く発生する。もっと自然をコントロールして、必要な雨を必要な場所に降らせるということはできないものだろうか。集中して降るのではなく、広い地域に分散して降るから狭い範囲の被害が起きないというふうに降雨をコントロールできないか。そしてその技術を発展させて、狙った場所にピンポイントで降らせることができないのだろうか。

 アラル海の上空に毎日雨を降らせることが可能ならば、もしかしたら失われた湖も復活できるのだろうかとオレは思ったのである。


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2014年10月08日(水) 満月じゃない月蝕        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 通勤時の朝はいつもラジオを聴いている。朝日放送の「おはようパーソナリティ道上洋三です」だ。そこで今朝は皆既月蝕の話題だった。道上さんは「今日の皆既月食は、しかも満月なんですよ。満月の皆既月食は珍しいですからね」とおっしゃった。オレは訊いていて「おおおおおおおおおお!」とびっくりした。

 そもそも満月の時にしか月蝕は起きないだろう。最近道上さんは阪神の選手名の言い間違いとか勘違いとかの発言が増えたが、さすがにこの「満月の月蝕は珍しい」にはオレはぶっとんだのである。

 そしてオレは想像した。もしも満月以外の月で月蝕になるのならどんな形だろうか。三日月が月蝕になったらどうなるのだろう。三日月がケツから欠けて、銀行の地図記号みたいな形になるのか。半月が下から欠けて扇形になるのか。新月の月蝕はどうだ。もともと暗いので変化がわからないとか。

 道上さんは1943年生まれだからもう70代である。1935年生まれの浜村淳さんと並んで関西のラジオ界の帝王であり、朝の顔みたいなものだ。お二人とも長寿番組を持たれていて、もう何十年も続けておられる。おそらく健康上の問題で続けられなくなるまで番組は続くのだろう。

 オレは通勤時間の関係で、公立学校に勤務していて出勤時間の遅い時は浜村淳を、今は道上洋三を聴いている。コテコテの阪神ファンであるオレは、阪神が勝った翌日に道上さんが「六甲おろし」を歌ってくれるのを楽しみにしている。また、トークも面白く、そういう意味では朝のクルマ通勤の時間にとてもお世話になってるというわけだ。

 道上さんの阪神タイガースに関するご意見はいつもあたたかい。阪神ファンのオレでさえ、「もう出てくるな福留、さっさと引退しろ!」とか、「なんでいつも急に崩れるんや。おまえそれでも阪神のエースか能見!」とぼやきたくなるときも、道上さんはいつもおだやかに語っておられる。そして「これでないと長年の阪神ファンはやっていられないよな」と思うのである。阪神は今、第二期暗黒時代である。今季は巨人のおかげでたまたま2位となれたが、本来の実力から言えば5位くらいが相当である。そんな阪神のダメっぷりに対して、いつも「罵倒」ではなく「批評」をされるところがエラいと思うのである。

 今朝の「満月の皆既月蝕は珍しい」発言に対して、誰も気づかなかったのだろうか。ネットで検索してみたが、誰も気づいておられないようだった。それはオレにとってとても不思議に思えたのである。

 最近の中学生高校生には理科の知識がない。どういう理由で月が満ち欠けするのかということさえわかっていない。高校受験の時に勉強しないのだろうか。オレが古文の問題でたまに「その日の月の形を答えなさい」ということを訊くと、まず正解者は半分以下だ。昔は太陰暦だったわけで、「何月何日なら月の形はこういう形」ということがすべて答えられるはずなんだが、どうもそういう意味のことが理解できていないし、「有明の月」とかになるとますますもってわからないようである。つまり、月の形と見える時間や方向が理解できていないのである。

 今日の道上さんの大きな誤解はその後で訂正されたのだろうか。オレが学校に到着するのはいつも始業時間よりもかなり前である。だからラジオ放送も後半部分を聴くことはない。後半できちんと訂正されていることを祈りつつ、オレはクルマを降りたのだった。


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2014年10月05日(日) テンバイヤーからぼったくれ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




  iPhone 6の発売時に、店舗には転売目的の大量の中国人が押し寄せて大混乱した。なぜ混乱したかというと、中国人の転売ヤーたちがお目当てのiPhoneを購入する際にはパスポートを店員に提示して免税手続きをしていたからである。その手続きには書類の記入などが必要なので、そのせいで行列が進むスピードが遅くなっていたのだ。オレはこの「免税」というのがどうも納得いかないのである。どうして外国人に対して消費税を免除するのか。日本で買い物をする外国人、特に転売目的で大量に買い付ける連中からもちゃんと消費税を取り立てれば、それは税収アップになるわけで、なんでわざわざ免税にしてやらないといけないのかと思うのである。

 平成26年10月1日から、従来免税販売の対象となっていなかった消耗品(食品類、飲料類、薬品類、化粧品類その他の消耗品)を含めたすべての品目が新たに免税対象となった。こうした消耗品が対象となることで、各地の特産のお菓子や地酒などの地場産品を外国人旅行者に買ってもらえて、観光客の増加につながるということなんだが、売る方にとってはまことに面倒なのである。混雑した店でいちいちその手続きを行うことがどれほど面倒であるかを考えてもらいたい。また、それによって観光客が増えるかどうかということではなくて、オレは「観光客にも税負担してもらう」ことで税収を増やすことの方が意味があると思っている。

 せっかくの円安である。外国人旅行者にゼニをどんどん使ってもらうチャンスであると同時に、そのついでに税収アップをはかるチャンスでもあるのだ。その絶好の機会なのになんで「免税」なんてことをするのか。しかもその免税の範囲を拡大することでどれだけ小売店の負担を増やすのか。

 小売店は仕入れるときに消費税込みの価格で仕入れている。しかし販売時にはそのときに受け取る消費税が免税されるわけである。すると「税の還付」が必要になってくる。たとえばある商品が100円で販売されているが、その仕入れ原価は50円であるとする。50円に消費税8%を加算した54円で仕入れた商品を108円で販売すれば、販売時に受け取った消費税8円から仕入れ時に払った消費税4円を引いた4円を納税すればいいわけだ。しかし、「免税」ということになれば販売時には消費税を受け取っていないのに、仕入れ時には支払わないといけないわけで、その差額の分は還付されるというのが現行のルールである。仕入れ時に54円かかったものを100円で売れば、本来の利益50円であるところが46円しか儲からないので、その4円分は国から還付されるということになるのだ。それがトヨタ自動車やCANONのような大企業の場合は数千億という巨額のゼニになるのである。

 輸出企業が消費税の還付金を受け取るのは制度上納得できるが、これが日本国内の小売店に広がった場合、おそらくその仕組みを利用して巧妙に脱税したり、還付金を手に入れたりする企業が出てくると思うのである。これまでに輸出企業が不正に還付金を受け取って摘発された事例がある。しかし、この免税の範囲を拡大した結果、その不正もまた多くの日本国内の免税許可を受けた小売店にとって可能になるのだ。もちろんある程度は摘発されるだろう。しかしかなりの金額が「還付金」という形で不正に国庫から奪われることは容易に想像できる。またそのゼニは暴力団などに流れるかも知れず、暴力団はこういうからくりを研究した上で不正に還付金を受け取るノウハウをすでに考えているだろう。

客が日本人であっても外国人であっても消費税は取る!

 どうしてこれでいけないのか。

 それがもっともシンプルな形であり、また税収増という点でも国家の利益になることである。なぜそれがわからないのだろうか。日本で iPhone 6を買って転売する連中にもきっちりと日本の税収増に貢献してもらったらいいのである。


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2014年10月01日(水) ゼニをドブに捨てる方法        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは投資信託というものを基本的に信じていない。それは販売してる連中が絶対に損をしないようにできている仕組みだからだ。投資というのは基本的にリスクのあるものである。しかし、投信というのはそのリスクをすべて顧客に背負わせて、運用する側は絶対に儲かるようになってる仕組みなのだ。運用に失敗して元本割れしても手数料は必ずとられてしまうのである。そんなリスクがあるなら定期預金にでもした方がマシだ。あるいはきちんと配当をくれる国内の優良企業の株を買えばいい。

 ところが投信を販売する側はそういうリスクを絶対に教えない。販売手数料さえ稼げれば客が損をしても平気である。だから投信の販売というのは基本的に詐欺みたいなものである。ただその「詐欺」は合法的に行われていて、それを金融庁も認めているのである。

 たとえば粉飾決算で有名になったが卑怯な方法で罰を逃れた日興グループの企業が販売してるこの詐欺商品はどうか。この説明を読めばいかにもうさんくさい商品であることがよくわかる。

「グローバルCoCo債ファンド」
主として、世界の金融機関が発行するハイブリッド証券に投資します。
◾利回り水準などに着目し、ハイブリッド証券の中でもCoCo債*を中心に投資します。
◾世界の金融機関が発行する証券の運用に特化した、英資産運用会社アルジェブリス・インベストメンツ(UK)エルエルピー(以下、アルジェブリス社)が、当ファンドの主要投資対象である外国投資信託の運用を行ないます。
*CoCo債(Contingent Convertible Bonds:偶発転換社債)とは、発行体である金融機関の自己資本比率があらかじめ定められた水準を下回った場合などにおいて、元本の一部または全部が削減される、または、強制的に株式に転換されるなどの仕組み(トリガー)を有する証券です。
お客様の運用ニーズに応じて、通貨コースをお選びいただけます。
◾為替変動の影響を直接受けることで、円安時に為替差益が期待される注1「ヘッジなしコース」と、為替変動のリスクの軽減を図る注2「円ヘッジコース」があります。
注1:円高時には為替差損が発生します。
注2:為替ヘッジによって為替変動リスクの低減を図りますが、為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。
なお、為替ヘッジを行なう際、対象通貨の短期金利より円の短期金利が低い場合には、為替ヘッジコストがかかります。
※販売会社によっては、一部のファンドのみの取扱いとなる場合があります。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。


 この説明を読んで理解できる人がどれだけいるだろうか。サブプライムローンを証券化したものが元本割れした時、そのリスクはさまざまな他の債券と抱き合わせにされていて中味が見えない商品になっていた。この商品だって同じことである。要するに、むこうが運用に失敗して大損こいても、そのときは運が悪かったと思ってあきらめなさいという詐欺商品なのである。

 このような詐欺商品を売るには、詐欺的なだましの話術が必要となる。投資に関する知識の薄い老人などにたくみに宣伝して「毎月分配金が入りますよ」「年金みたいなもんですよ」などと騙して売りつけ、販売手数料を稼ぐのである。

 もしもこの詐欺商品を押しつけられて大損こいた場合、アメリカなら販売した連中が訴えられて賠償金を払わされる可能性もあるわけだが、日本なら大丈夫だ。裁判所は証券会社や銀行の味方である。だから運用成績が怪しくなるとこういう金融商品は最後はみんな馬鹿でお人好しな日本人に押しつけられるのである。そもそも大事なゼニを、どこの馬の骨ともわからない異国の連中に預けて安心できるのか。連中が日本人のゼニをがんばって運用して増やしてくれると思ってるのか?もしもそう思ってるならとことんおめでたい馬鹿だ。

 なぜならこのアルジェブリスという資産運用会社は、損をしても誰からもとがめられないからである。がんばってもがんばらなくても入ってくる運用手数料が同じなら、がんばらないに決まってる。もしもがんばって利益を出したとして、それを日本人に還元してくるだろうか? それは否である。おそらく利益はイギリス人やフランス人に与え、損失は日本人に与えるというふうに販売する商品の中味を恣意的に操作して付け替えるに決まってるからだ。すべての運用の中味を逐一報告しろとかいう形ではなく、すべて丸投げにしてるからそういう悪意の罠にはまってしまうのである。

 海外で誰も買ってくれない金融商品が余れば、それをまとめて日本人に押しつけようとする。これまで何度そういうことが繰り返されただろうか。そして残念なことに国民の大事な資産である年金掛け金なども、こういうたぐいの謎の資産運用会社に丸投げされているのだ。自分たちで運用するノウハウがないからである。オレをヘッドハンティングして10兆円くらい任せてくれればきちっと増やしてやるのだが、残念ながらそういうチャンスは与えてもらえないのである。

 もしかしたらこの投信を買って僥倖のように利益が出たとしても、おそらくは証券会社の連中は別のもっと怪しいものの購入を勧めてくるに決まっている。そして最終的に顧客の資産はみんな巻き上げられてしまうのである。結果はオレオレ詐欺と同じことである。ただ、オレオレ詐欺は犯罪だが、投信は合法ということが違うのである。

 大事な資産を運用したいなら自分で考えろ。考えることが苦手ならだまって定期預金にしておけ。それがオレからのアドバイスである。証券会社の連中など信じてはいけない。特に日本最大手の某證券には騙されてはいけない。顧客のゼニをすべて巻き上げることしか考えてないからである。

投信はカモネギ詐欺の罠:覆面座談会


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