江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ
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2012年11月30日(金) |
国税庁は競馬をつぶすつもりである |
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ギャンブルの収益には課税すべきではない。オレは常にそう思っている。株式投資も一種のギャンブルだから非課税にすべきだ。負けたときのリスクを背負いつつ戦うのがギャンブルである。負ける可能性もあるからこそ、勝てた喜びも大きいのである。
ところが国税庁の見解は違うようである。競馬で勝った場合、その配当金として得た所得に対して税金を払わないといけないのである。しかもその経費として認められるのは「当たり馬券を購入した時の費用」のみである。こんな理不尽なことがあるだろうか。競馬の「勝ち」というのは膨大な負けの上に得られるものである。国税庁の連中は競馬をしたことがないのだろうか。
朝日新聞デジタルの記事を引用しよう。
「外れ馬券も経費と認めて」 5.7億円脱税、無罪主張 競馬で得た所得を申告せず、3年間で約5億7千万円を脱税したとして、大阪市の男性会社員(39)が所得税法違反の罪で起訴された。インターネットで馬券計約28億7千万円分を大量購入し、30億円余りの払い戻しで差し引き約1億4千万円の黒字に。しかし、国税局が経費と認めたのは当たり馬券の購入費だけ。もうけを上回る脱税額に「外れ馬券も経費と認めるべきだ」と無罪を訴えている。 会社員は2007〜09年に競馬の払戻金などで得た所得約14億5千万円を確定申告せず、所得税約5億7千万円を脱税したとして起訴された。所得税法上、サラリーマンは給与外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になる。また競馬の払戻金は半額が課税対象の「一時所得」となるが、収入を得るのに直接かかった費用のみを経費と定めており、当たり馬券の購入費だけが対象とされた。 大阪国税局は、払戻金から当たり馬券の購入費1億3千万円を引いた約29億円を一時所得と判断した。実際のもうけを大幅に上回る半額の約14億5千万円を、課税対象の所得と認定。無申告加算税を含め約6億9千万円を追徴課税し、地検に告発した。 会社員は競馬予想ソフトを使い、過去のデータなどから、勝つ確率の高い馬を選ぶ方法を独自に開発。休みの土日に、全国の中央競馬のほぼ全レースの馬券を買っていたという。今月19日、大阪地裁での初公判で無罪を主張。「(追徴税額は)一生かかっても払えない」と訴えた。05〜09年に得た馬券の払戻金も約10億円の課税処分を受け、起訴分と合わせ大阪国税不服審判所に審査請求している。
さて問題はこのルールである。
競馬の払戻金は半額が課税対象の「一時所得」となるが、収入を得るのに直接かかった費用のみを経費と定めており、当たり馬券の購入費だけが対象とされた
という部分なのだが、こういう場合はどうだろうか。
ある方が5点買い(1000円×5)したとして、そのうちの一つが的中して10倍になったとする。この場合の投資金額は5000円で、配当金は10000円だから差し引き5000円の儲けである。ところが国税庁のルールでは必要経費はこの場合の当たり馬券の購入費の1000円しか認められず、その場合は4000円のハズレ馬券の購入費は控除されないわけだ。1万円の利益のうち、半額の5000円が一時所得とされ、そのうち経費として控除されるのは1000円だけなので4000円の所得の半額、つまり2000円が税額となるのだ。5000円勝ったけど、そのうち2000円が税金でひかれるので3000円の勝ちということになる。あと3000円外せば、つまり、もしも5点買いではなくて、8点買いをしていたとしたら、利益の2000円はすべて税金にもっていかれるということになってしまうのである。 さらに2本増やして10点買い、つまり1000円×10で買っていて、そのうちの1本が当たったとしても税額は同じである。つまり1円も勝ってないのに2000円の税金を払うことになるのだ。
ネット上にも具体例があったのでそれも紹介したい。
ちょっとだけ税金の話 競馬の儲けには当然所得税がかかります。それは給与所得とは別の、一時所得というやつ。これは何も言わず50万引いてくれてさらに所得金額を1/2にしてくれるという温情的な所得(のハズなんですが)、なんと1年間の総払戻し金額から引けるのはその当たった買い目に賭けた金額だけ。(この辺は結構、勘違いしている人がホント多い。中には儲からなきゃかからないと思っている税理士もいる)例えば1レース1000円ずつ5点買いする人が、年間1200レースやって、当たったレースが1/4の300レースとします。掛け金合計は5,000×1200R=6,000,000円。んで、払戻しの合計を5,500,000円としましょうか。回収率は91.7%で年間50万の赤字ですね。ところがこの人の一時所得は6,0000,000−1,000×300=5,700,000(5,700,000−500,000)×1/2=2,600,000となってしまい、50万マイナスなのに、なおかつ、2,600,000円に対する税金を納めなくてはいけないということになります。 ・・・信じられない人もいるでしょうが、これが今の日本の法律です。
負けた損金は控除されず、勝った分に関しては課税されるというのはそんなむちゃくちゃな仕組みなのである。持ち金をすべて使い果たしてとぼとぼと負けて帰宅するオッサンが、もしもその日に一つでも勝ったレースがあれば、やっぱり課税されてしまうのである。ひどいじゃないか。トータルの収支がマイナスであっても税金を払わないといけないというのが国税庁の主張するルールなのである。
競馬というのは「勝てる馬券だけを選んで買う」ゲームではない。勝てる時もあれば負けるときもあって、トータルでの収益を狙うギャンブルである。だから「ハズレ馬券」というのは必要経費なのであり、それが一切控除されないということならば競馬で収益をあげること自体が不可能になってしまうのである。
課税というのは「公平」でなければならない。しかし、国税庁のこのルールを厳密に適用すれば、競馬というのはそもそも誰も利益が出せない仕組みになってしまうのである。勝てるのは、それこそ勝率100%で投票できるような神のような予想的中者のみであり、通常の競馬ファンの中に税金を払った後でもプラスになる人はいなくなってしまうだろう。こんなひどい課税ルールがあるだろうか。
今回のこの個人の不服申し立てに対して、JRA(日本中央競馬会)はきちっと支援すべきである。もしもこんな課税が認められるならば、競馬という娯楽そのものが存在できなくなってしまうのである。
オレは競馬が好きだ。昔、京都競馬場の食堂でバイトしたこともある。ハイセイコー、テンポイント、シンボリルドルフなどオレの記憶を駆け抜けた名馬たちは今も素敵な思い出である。ただ、たいてい負けるので馬券は買わないだけである。
この不当な課税要求に対して、すべての競馬ファンは立ち上がるべきである。国税庁の横暴を阻止し、不当な課税ルールを撤廃させ、最終的にはすべてのギャンブルの非課税化を勝ち取るべきである。
パチンコみたいなどう考えてもルール破りの非合法なギャンブルが、「ギャンブルではない」ということで非課税になっていて、競馬のような「収益が最終的に国に帰属する」まともなギャンブルが、さらに配当金からも課税されるなんて二重の搾取構造になってるなんてどう考えても理不尽である。
これまでの競馬で勝った時の分すべての分に関して税金を払え!なんて言われて納得できる競馬ファンなど一人もいないだろう。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月29日(木) |
復興予算を誰が使ったのか? |
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復興予算は必要なところには届かず、どうでもいいところには大盤振る舞いされた。しょせん官僚どもに任せればこんなことになるのである。オレはこのゼニの使い方をしたクソ野郎どもを刑務所にぶちこんでやれよと思うのだ。官僚が日本をダメにしてると思うのはこういう記事に接したときである。
読売新聞の記事を引用しよう。
被災地と関連薄く…復興予算168億円執行停止 巨大地震 東日本大震災の復興予算について、政府は27日、全閣僚が参加する復興推進会議を開き、被災地と関連が薄い35事業168億円の執行停止を決めた。 停止されるのは2011、12年度予算計上分のうち、まだ契約が行われておらず、国庫に残っている11府省の事業。官庁施設の耐震改修事業や自家発電設備導入への補助事業などで、今後、復興との関連が疑わしい事業が新たに判明した場合は、各省は復興相、財務相と協議する。 復興予算を巡っては、全国の庁舎施設の耐震改修のほか、反捕鯨団体対策費など、被災地と関連の薄い事業にも使われたことから、野党から批判が出た。政府はこれまで行政刷新会議などで検討を重ね、国民への増税から捻出される復興予算は、被災地向け事業に限定すべきだと判断した。 (2012年11月27日13時52分 読売新聞)
復興予算はたしか5年間で19兆円あったはずだ。一年間で4兆円近くもあるのだ。その4兆円がくだらない、どうでもいいことに使われているのである。全国の庁舎施設の耐震改修という名目でじゃんじゃんゼニが使われてるわけだが、これなどはまさに官僚どものための予算である。その一方で大槌町漁協はたった16億の負債で破産してるのだ。もしもこの復興予算のうちのほんの少しでも回してくれていれば漁協は破産しないで済んだのである。実にひどい話である。
今回執行停止になったのはわずか168億円である。すでに使われた金額に比べてあまりにも少ないのである。こんなもの、関係した官僚どもをみんな告発して、そいつらの退職金を全部召し上げて弁済させ、ついでに刑務所にぶちこんでやれとオレは思うのだ。はっきり言おう。官僚の大多数はただの税金泥棒である。増税したゼニを自分たちのためにただ浪費しているのである。
オレが払った税金はちゃんと使われているのか。消費税を上げてもまともに使われるのか。だったら地方税化すればいいのか。地方の首長にも痴呆みたいな馬鹿が多いわけで、こんなにボンクラばかりの政治家にどうやって行政を任せられるのかとオレは暗澹たる気持ちになってしまうのである。
とにかく、まずは間違った使い方をしたヤツに刑事罰を科す! これでかなり改善されるだろう。そこでゼニが余ったとしたら、国庫に貯めていけばいいのである。なぜ予算は使い切りなのか、どんどん余らせればいいのだ。そうして本当に必要なところに使えるようにすればいいのである。2兆円使い切ろうとするからこんなことになるのだ。次の政権担当者には「官僚の罰則強化」を是非盛り込んでもらいたい。税を私物化したら国家反逆罪で死刑にして欲しいと思うのだ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月28日(水) |
ロト6の当選番号教えます! |
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「ロト6」の当選番号が事前にわかる・・・なんてありえない詐欺にひっかかる方が居たのである。もしも未来の当選番号を事前に知りうる立場の方がいれば、たやすく大富豪になれてしまうわけだが、常識的に考えてそんなものはありえない。しかしそのウソを信じて4000万円も使ってしまった主婦が居たのである。いやはや、なんでこんなに簡単にだまされるのか。もっと早く気づけよとオレは驚いてしまうのだ。
朝日新聞デジタルの記事を引用しよう。
「ロト6の当選番号教える」電話 主婦が4千万円被害 鹿児島県警は27日、同県鹿屋市に住む40代の主婦が宝くじ「ロト6」の当選番号を教えると電話で持ちかけられ、4千万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。詐欺事件として調べている。 発表によると、主婦は6月中旬、会社員を名乗る男から「ロト6に当選する権利が当たった。当選番号は抽選ボールに埋め込んだ不正なチップで操作できる」と持ちかけられたのを手始めに「供託金が必要。抽選後に返ってくる」などと次々と電話を受け、10月上旬までに15回で計約4千万円を振り込んだという。 その後、連絡が取れなくなり、県警に届け出た。主婦は貯金を取り崩したり借金をしたりして振り込んだという。
この最初にかかってきた「当選する権利が当たった!」という部分をなぜ信じたのだろうか?
オレのメールBOXにはさまざまな詐欺師たちからのスパムメールが届く。それらのスパムメールには「1億円もらう権利が発生しました」とか、「あなたに逆援助したいセレブ主婦がいる」とか、そういうありえないおいしい話が書かれている。こういうメールの中味が全くのデタラメであることは常識で考えればわかる。無担保で年利率4%で800万円融資しますというメールが届く。事実ならたいへんおいしい話だが、ひっかかったフリをして試しに問い合わせてみると、5%の融資保証金40万円を先に振り込んでくれと言われる。なるほど、そういう形でゼニを巻き上げてるのか。しかしきっと世の中には「本当に800万円欲しい中小企業のオーナー」とかが、このありえない融資話にだまされてその40万円を奪われるのである。こんなものおとり捜査をすればいくらでも摘発できる。なんで警察は厳しく取り締まらないのだろうか。
振り込み詐欺は一時期減少したが、また増加に転じたと言われる。犯罪者どもは新しい詐欺の方法開発に余念がないのだろう。その結果、以前にはなかった新種の詐欺が出現するのである。今もっとも流行ってるのがこの「ロト6の当選番号」という詐欺のようである。それを信じている電波な方のブログもあって、なんて常識のない人たちなんだとオレはあきれてしまうのである。これから起きることが事前にわかるなんてありえないだろうと思うのである。
詐欺師たちはこういう大金を持ったカモを常に狙っている。オレのような「疑い深いオッサン」のところにはなぜかやってこないのである。オレのところに来れば確実に地獄の底に突き落としてやるのになあ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月27日(火) |
中国政府は世界征服を企んでいる |
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本気で世界征服を企んでいる危険な国がある。中国である。この勘違いしたDQN国家はこともあろうに近隣諸国の領土をどんどん蚕食してるのである。中国が勝手に自国領と主張しているのは何も尖閣諸島だけではない。南シナ海の島々も、台湾も、いつのまにか中国の領土にされてしまっているのだ。この連中はいずれ尖閣どころか沖縄も自国領だと宣言するだろう。
中国は南シナ海にあるただの岩礁にむりやりに居住施設を建設して、「中国人が住んでるからここは中国の領土だ!」というむちゃくちゃな論理で領土を拡大している。そのあまりのアホらしさに周辺諸国はあきれかえってるのだが、よその国の島であっても勝手に漁民を上陸させ、いつのまにか乗っ取ってしまうのである。
朝日新聞の記事を引用しよう。
中国の旅券に南シナ海地図 フィリピン・ベトナムが抗議 【ハノイ=佐々木学】フィリピン、ベトナム両政府は22日、両国などと領有権をめぐり対立している南シナ海の地図を中国が自国のパスポートに印刷していることが分かったとして、中国側に抗議したことを明らかにした。地図には中国が主張する領海線が書き示されているという。 フィリピン政府は「受け入れがたい主権の侵害」として、マニラの中国大使館に抗議文を送付。ベトナム政府も同様に中国側に抗議し、地図の削除を求めたという。
中国の旅券はよその国の領土を勝手に自国領として印刷していたのである。日本ならば政治家が腰抜けなので何も言えないのだが、ベトナムとフィリピンは正式に抗議をした。主権が明確に侵害されているからだ。なぜこの動きに日本は便乗しないのか。おそらくその旅券には尖閣諸島も自国領として記載されているはずである。厳重に抗議すべき機会である。一対一の交渉ではダメだ。中国の脅威を感じている周辺諸国が連帯して、この無法DQN国家に対抗しないといけないのである。ベトナムはこのように対処したようである。
中国の新旅券に「入国印」押さず ベトナムが対抗措置 【ハノイ=佐々木学】中国が最新版の旅券(パスポート)に、南シナ海や台湾などを「自国領」と主張する地図を印刷している問題で、ベトナム政府は対抗措置として、中国との一部国境で新旅券に「入国印」を押さない運用を始めた。 政府関係者や報道によると、中国と接するベトナム北西部・ラオカイの国境で24日、111人の中国人が新旅券で入国しようとした。係員は問題の地図が印刷されている査証欄に入国印を押すことを拒否。別に臨時の入国許可書を渡し、入国を認めた。北東部・モンカイの国境でも同様の運用がとられている。 この問題をめぐっては、フィリピンやインド、台湾も中国側に抗議している。
日本の政治家はこの問題に関して「また反日デモが起きると企業が損害を受けるからまずい」と黙殺するかも知れない。しかし、堂々と言ってやればいいのである。「日本が正当な抗議をすればきっと反日デモが起きるでしょうね。なにしろあの連中は世界一愚劣で恥知らずですからね。自国が間違った行動をしてるという事実と向き合えない馬鹿ですから。もしも反日デモが起きればすなわちそれは彼らの馬鹿さ加減の証拠なんですから。ここは馬鹿っぷりを見届けてやりましょう!」
オレが不思議なのは反日デモで破壊された企業の損害賠償をなぜ中国政府に求めないのかということだ。政府が扇動してやらせてるという証拠はいくらでも見つかるだろう。中国はまぎれもなくテロ支援国家なのである。中国はブータンの国土の1割をすでに不法に侵略したが、こういうやり方でじわじわと自国の領土を広げていけば、いずれ世界征服が可能になると信じているのだろう。なにしろ中国には「愚公、山を移す」という故事成語があるくらいである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月26日(月) |
トイレで流さない女、衆院選に立候補! |
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新座市に立川明日香さんという美人すぎる市議がいる。ところが彼女は落下傘候補で、しかも市に居住している実態もないことが明らかになって、当選無効という判断が出てしまった。オレはその件に関して4月22日の日記でふれている。この方の当選を無効にした選管の判断は正しいと思っている。しかし、本人は納得せず、その決定を不服として高裁に控訴しているのである。どうやら最高裁まで戦うつもりのようである。水道の使用がゼロ(つまり部屋にいない)ということに対して、「トイレは近所の公園のものを使った」「排尿しても流さない」などと言い訳したことに対してオレは笑ってしまったのである。なぜそこまでがんばってウソをつくのか。その時点で自分が不誠実な人間であることを公言してるようなものじゃないか。なぜあきらめて「実はご指摘の通り、住んでいませんでした」と謝らないのか。そこでちゃんとルールに従っていったん辞職するのが政治家としての身の処し方だろう。
しかし、言い訳の中でも「トイレで流さない」というのはちょっとアレなのである。あの美人が「トイレで流さない」なんてのはあまりにも恥ずかしい言い訳なのである。もっとがさつな感じの不細工な女ならばそういう発言をしても別になんとも思わないのだが、あの清楚な感じの美人市議が「トイレで流さない」なんて言い訳するのはあまりにも恥ずかしすぎるのだ。流し忘れて他人に自分の大小便を見られてしまうだけで、あまりの恥ずかしさに死にたくなるのが普通の女性の反応である。
さて、その「トイレで流さない女」が、なんと衆院選に出馬するらしい。所属政党はまた「アレ」なんだが、「国民の生活が第一」である。さすが小沢一郎である。こんなぶっ飛んだ方を受け入れて公認するその度量にオレはびっくりしてしまうのである。読売新聞の記事を引用しよう。
当選無効裁決の女性タレント市議、衆院選出馬へ 12月4日公示、同16日投開票の衆院選で、「国民の生活が第一」埼玉県連は、埼玉4区に新座市議でタレントの立川明日香氏(27)を候補として擁立する方針を決めた。 近く党本部が公認決定する見通し。県連の松崎哲久幹事長が24日、明らかにした。 読売新聞の取材に、松崎幹事長は、立川氏が取り組む脱原発活動を評価したと説明。「姿勢に真摯(しんし)さを感じ、党の方針とも合うと判断した。政治活動を続けていく強い意志も感じた」と述べた。 また、立川氏は、「個人で脱原発活動をやっていこうと考えていたところ、声を掛けてもらった。自分をささげるつもりで立候補することを決意した」と話している。 立川氏は、2月の新座市議選初当選後、選挙区内での居住実態がないとして県選管から当選無効の裁決を受け、裁決取り消しを求める訴えを東京高裁に起こしている。 (2012年11月25日10時30分 読売新聞)
「反原発・脱原発」という考え方そのものは正しい。オレは基本的にその姿勢には賛成だ。しかし、本気で取り組む「反原発」と、今回の小沢一郎一派の主張する「反原発」は根本的に異なるものである。小沢一郎はこの「反原発」を選挙で得票するためのスローガンとしてしかとらえていないのである。今回の選挙のさまざまな争点の中で、どのような主張をすればもっとも国民のハートをつかめるかと考えて、それで便宜的に「反原発」の風潮に乗ってるだけである。つまり小沢一郎にとっては「選挙に勝つための方便」でしかないことは明白なのだ。ここは他の反原発勢力とは別物であることを理解しておく必要がある。過去にも小沢一郎は選挙のためのそのときだけのスローガンをブチ上げることが多かった。オレは基本的にあの男を信じていないのである。田中角栄のもとで自民党の金権政治を支えてきた人間の本質は変わらないからだ。
選挙に勝つために小沢一郎が担ぎ出したこの「美人過ぎる市議」立川明日香さんがついに国政選挙に登場だ。27歳の美女は広告塔としてかなり活躍するだろう。しかしオレはこの美人が「トイレで水を流さない」ことにこだわってしまうのである。小さなことかも知れないが、マナーのなってない人間はやっぱりアレだと思ってしまうのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月25日(日) |
なんでそんな馬鹿と結婚したのか |
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世間には結婚できない男女が大量にいる。ろくな収入もなく性格も悪いクソ男がなかなか結婚できないのはよくわかるのだが、ちゃんと稼いでいてまともな生活をしている男も結婚できないのは不思議である。そして、なんでこんな無職のクソ野郎が結婚できてしまうのか不思議なのである。しかもその無職のクソ野郎はせっかく結婚した22歳の妻を殺してしまうのである。なんでなんだとオレはあきれるのだ。読売新聞の記事を引用しよう。
新婚数週間、生活苦で無理心中?…無職男逮捕 妻の首を絞めて殺害したとして、福岡県警西署は20日、福岡市西区、無職石橋朗容疑者(22)を殺人容疑で逮捕した。 石橋容疑者は結婚したばかりだったが、「生活が苦しく無理心中しようと思った」と容疑を認める供述をしているという。 発表によると、石橋容疑者は16日午後11時頃、自宅マンションで妻、かすみさん(23)の首を後ろから腕で絞め上げ、窒息させて殺害した疑い。 石橋容疑者は20日正午頃、「嫁を殺した」と110番。駆けつけた署員らがマンションのベッドで亡くなっているかすみさんを発見した。 2人は夏頃から同居し、今月9日に婚姻届を提出していた。石橋容疑者は「仕事もなく、生活保護を受けていたが、夏頃から食べるものにも困っていた。首をつって死のうと思ったが死にきれなかった」と供述しているという。 (2012年11月21日01時55分 読売新聞)
生活保護を受けていたのなら、十分に食べるものはあるはずだ。少なくとも喰うに困ることはないはずである。生活保護受給が認められたのなら安心してその権利で暮らしていける言わば特権階級である。それが「食べるものにも困る」というのは「生活保護の受給を打ち切られた」ということなんだろうか。そのあたりの事情が記事からはわからないのである。
日本では「働きたくない」という理由で働かなくても別に生活に困らない社会のはずである。この夫婦が「お金がなくて食べ物がない」という状況にあるのなら、そのことをきちっと周囲に伝えれば決して餓死することはなく、まして首を吊る必要もないのである。なんでこのクソ野郎は妻を殺したのか、オレは理解に苦しむのだ。22歳で殺されてしまった妻になんの責任があるのか。こんな馬鹿な男と結婚したことが妻の責任なのか。
そしてこの夫婦に生活保護が支給されていた理由は何なのか。なぜ働けないのか。もしかして「うつ病」などの精神疾患という理由で「働けない」ということになっていたのか。だったらなおのこと、死なずに済んだはずである。少なくとも保護を受けることができていたのだから。22歳と23歳のカップルが同居して結婚生活をスタートして、二人がたとえバイトでも収入を合わせればそれなりの生活ができるはずである。なぜ二人は寄り添って生きるという幸福にたどり着けなかったのか。オレは納得できないのである。
なんでそんな馬鹿と結婚したのか・・・・
きっと殺されたかすみさんの両親も同様のことを思っているはずだ。世の中にはいくらでもまともな男がいるのに、なんでそんなのを選んでしまったのかと。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月24日(土) |
ふざけるな!民主党 |
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民主党を離党した議員に対して、民主党の安住幹事長代行は「これまでに支給された活動費を返せ」と求めているらしい。そのケチな根性に対してオレは笑ってしまうのである。そのゼニはおまえらのものなのか? 政党助成金という形で国民の税金を使ってるのだろう。それを「返せ」というのはどういう了見だ。実行する気のなかったマニフェストで前回の選挙に勝ったおまえらは、お詫びに助成金としてもらったゼニを全額国民に返還すべきだろう。オレはこの要求に対して「ふざけるな!」と思ったのである。
離党して他党で出馬、活動費全額を返せ…と民主 民主党の安住淳幹事長代行は23日、来月4日公示の衆院選に同党を離党して他党から立候補する前衆院議員に対し、9月下旬の現執行部発足以降に党から受け取った活動費全額の返還を求める考えを明らかにした。 週明けに文書で要求するという。10月下旬以降に離党を表明し、11月21日付で除籍とされた前衆院議員13人が主な対象とみられる。 安住氏は大分市で記者団に、「別の政党に行って、民主党の党員やサポーターから受け取ったお金を使って選挙運動することはあってはならない」としたうえで、「改革とか言っているが、それ以前の問題で人間性が問われる」と批判した。 安住氏ら現執行部は10月に300万円の活動費を同党の前衆院議員らに支給した。党幹部によると、除籍された13人の前衆院議員からは、活動費が返還されていないという。党総支部の口座に残っていた資金についても、党に返還するよう求める。 (2012年11月23日21時07分 読売新聞)
ゼニをもらってから逃亡するという行動が姑息と思うならば、その姑息な連中を党公認候補として選挙に出したのはどこの党だ。彼らが離党する理由はいったい何なのだ。国民と約束したマニフェストを反故にして大いなる裏切りを行った民主党に対して、離党というのは「有権者に対して筋を通した」まっとうな行為ではないのか。それを批判するなんてちゃんちゃらおかしいのである。
こんなくだらないことに文句をつけている民主党は遠からず瓦解するだろう。選挙が終わるまで持たないかも知れない。野田一派はそのまま自民党に入党して「野田派」となるのかも知れない。議員が沈む船から逃げ出すのは当然のことであるわけで、オレは逃亡者たちが「忠誠心の低い裏切り者」だとは少ししか思わない。むしろ「状況を的確に判断できる冷静な人たち」と思っているくらいである。
たかだか300万円ほどのはした金でガタガタ言ってる党幹部の連中の「カネ返せ」発言なんか無視してやれ。そんなものを返さないといけないという法的根拠などない。道義的に問題があるというなら、そもそも民主党のような国民に対する裏切り集団に「道義」など言う資格はないのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月23日(金) |
いまこそ少年にも死刑を! |
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オレがもっとも許せない行為は「いじめ」である。面白半分に弱者をからかい、そして傷つける行為だ。学校でのいじめで被害者を自殺に追いこんだりすることがあると、オレはいつも加害者全員を死刑にすべきだと思うのである。そして、ホームレスなどの「社会的弱者」への加害行為も同様に「いじめ」の一つであると思っている。少年たちが面白半分にホームレスを襲撃して殺すこのような事件をどうやって防げばいいのか。この少年たちは「どうせオレたち少年だから罰は軽い」ということを十分にわかった上でこのような犯行に及んでいるのである。そしてこの「殺人」が彼らにとっては「遊び」なのだ。遊びで殺人を行うような人間にはもはや更生の余地は100%ない。即座に死刑を執行すべきである。それが市民の安全を守るということである。オレが裁判官なら襲撃に加わった少年たち全員に求刑を超える死刑判決を下すだろう。「裁判所しか正義を実行できるところはない!」という理由で。
読売新聞の記事を引用しよう。
スマホで撮影しホームレス襲撃、少年5人再逮捕 JR大阪駅周辺で10月、ホームレスの男性5人が相次いで襲撃され、富松国春さん(67)が死亡、4人が重軽傷を負った事件で、大阪府警は22日、別の強盗致傷事件で逮捕され、一連の襲撃への関与を認めていた大阪市内の少年5人(16、17歳)を、富松さんに対する殺人容疑などで再逮捕した。 少年らは、無抵抗のまま暴行され、悲鳴を上げる富松さんらの様子をスマートフォン(高機能携帯電話)で動画撮影しており、「殴ったらスカッとすると思った。楽しければ何でもよかった」などと供述している。 発表では、少年らは無職2人と飲食店従業員、鉄筋工、府立高1年の計5人で、いずれも中学校の同級生。 鉄筋工を除く4人は先月13日午前3時35分頃、大阪市北区角田町のJR高架下で、就寝中の富松さんの顔を殴ったり蹴ったりし、翌14日午前3時頃には同じ場所で、高校生を除く4人が再び富松さんに暴行し、外傷性くも膜下出血で死亡させた疑いが持たれており、鉄筋工が殺人、高校生が傷害、他の3人は殺人と傷害の両容疑で再逮捕された。 (2012年11月22日23時56分 読売新聞)
「殴ったらスカッとすると思った。楽しければ何でもよかった」
そんな理由で人を殺すのか・・・・・ オレはこの記事を読んで唖然とするしかなかった。もはやこの少年たちを生かしておく理由は全く存在しない。こんなふざけた理由で遊ぶ半分で人を殺すような連中がこの世に存在するということがオレは恐ろしいのである。
しかも記事を読むと、この襲撃は二回に分けて、つまり二晩連続で行われたということがわかる。一度目の襲撃に味をしめて、同じように富松さんを痛めつけようと二度目の襲撃を行ったのである。なんと悪質なことだろうか。
そしてもう一つ問題なのは、この加害少年たちの親には賠償責任が発生しないことである。身寄りのないホームレスが殺されたとしても、その賠償を求める人が存在しないからだ。通常のいじめ殺人事件ならば、加害少年の親たちは賠償責任を負うわけだが、このようなホームレス殺人の場合、民事責任が発生しないことになってしまうのである。働いてゼニで償わせることもできないのである。
ゼニで償いをする必要がないのならば、もはやそれは死刑にして命で償わせるしかない。こういうクソガキどもはもしも生きていればこれからも悪事を行う可能性が高いのである。ろくでもない連中なのだ。将来の社会の禍根を断つという意味合いからも死刑にすべきであるとオレは考える。
世界の流れが「死刑廃止」に向かってる中で死刑を存置している日本は、その死刑をこういう時に執行して「この世には許しがたい悪が存在する。その場合は死刑を執行するしかないのである」と世界に向けてその正当性をアピールすべきなのだ。
絞首刑なんて生ぬるい。こんなクソガキどもは究極の苦痛の中で死刑執行してやることで、殺された富松さんの悔しさを晴らすべきなのだ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月22日(木) |
一気飲みで死んだのは誰の責任か |
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自分がどれだけ飲めるのかもわかってない馬鹿な未成年者が、一気飲みをしまくって死んだとしていったい誰に責任があるのか。まわりでみていた友人なのか。それとも未成年であることを知らずに提供していた居酒屋の側なのか。そもそも酒を提供した店側には責任は発生するのか。
未成年者が一気飲みで死亡した事件に対して、店に罰金が科されるという事件があった。朝日新聞デジタルの記事を引用しよう。
未成年に酒、一気飲み後に死亡 店に罰金 東京・八王子 東京都内の居酒屋チェーン店で昨年末に未成年者27人が飲酒し、一気飲みをした少年(19)が亡くなっていたことが、警視庁などへの取材でわかった。店を営業する外食大手コロワイド東日本(横浜市)は風営法違反(未成年者への酒類提供)の罪で9月に罰金100万円の略式命令を受けた。 八王子署や同社の親会社コロワイド(横浜市)によると、少年らが飲酒したのは、東京都八王子市の「遊食三昧(ゆうしょくざんまい)NIJYU―MARU八王子店」。昨年12月27日午後7〜10時ごろ、中学の同窓会として集まった18、19歳の男女27人にビールや梅酒を提供した。 死亡した同市のアルバイト少年は、ビールを3〜4杯飲み、ピッチャーに入った梅酒を一気飲みした後で倒れ、意識を失った。タクシーで市内の病院に運ばれたが、吐いたものをのどに詰まらせ、まもなく心不全で死亡した。病院から警察への通報で発覚した。都公安委員会は同店を11月2日から4カ月間の営業停止処分とした。 同社は取材に「繁忙期でチェックが行き届かなかったようだ。身分確認をより慎重にし、再発防止に努めたい」と答えた。
さて、この少年たちを「おまえら未成年だから入るな」と拒否すればよかったのだろうか。店はいったいどうすればよかったのか。もしもオレが居酒屋の側ならかなり悩むのである。だって馬鹿でも少年でも基地害でも、とりあえず金を払ってくれる相手は客なのだから。そしてこういう馬鹿どもは「未成年だから入れません」と店が拒否すれば大暴れして店の看板をたたき割ったり、ガラスをぶち割ったりするに決まってるのである。今の少年たちの凶暴さは想像を絶するのだ。だからとりあえず入店させるしかないのである。そこで酒を注文したとして、その注文を拒否すればやはり大暴れである。そうなると酒を出さざるを得ないのである。
じゃあ店はどうすればよかったのだろうか。注文をした時点でとりあえず酒を飲ませ、それと同時に警察に通報して逮捕してもらえばよかったのか。しかし、逮捕されれば飲食代金を回収できなくなってしまうのである。店を出た時点で逮捕できるように警察官に店の前で待機してもらえばいいのだろうか。なんだかそれもだまし討ちみたいなので、きっと店を逆恨みして放火するような馬鹿が出てくるだろう。
こういうDQN野郎がそもそも地球上に存在するからこういうことになるわけで、いなかったらいいのかというとそういうわけにもいかない。酒もタバコも消費量が増えれば増えるほど税収もUPするわけで、国の本音としては「未成年者もじゃんじゃん消費してくれれば嬉しい」というところなのである。
罰金100万円に4ヶ月の営業停止、店の支払った代償はあまりにも大きいのである。今回は大手のチェーン店だが、もしも個人経営者レベルの小さな店がこうした罰則を受ければ即座に破産することになるだろう。酒を飲みに来た馬鹿な少年のために店がつぶれるという悲劇が起きるのだ。いったいどうすればいいのか。
今回の一件は「死んだのは自己責任」「店にはお咎めなし」でいいじゃないかと思うのである。今回の未成年者たちの写真を公開してやればいい。およそ少年とはほど遠い風貌の凶暴そうな連中の顔が並んでるような気がするのだ。勝手に一気飲みして死んだ少年の責任までとらされる店長や親会社の方たちが気の毒でならない。どうして裁判官はこんなに常識知らずになってしまったのだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月21日(水) |
自転車でも免停になるのである |
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自転車でもスピード違反でつかまるのだろうか? これはオレの一つの疑問であった。大学2回生のころの全盛期のオレならば、平地でも思い切り加速すればロードレーサーで瞬間的に時速50キロくらいは出せたと思うのである。速度違反のネズミ取りをしてるところをそのくらいの速度で走り抜ければ違反キップを切られただろうか。もしもそういうことがあれば「自転車で速度違反した男」ということでオレのその違反キップは勲章のような価値を持ったかも知れないのである。
信州の峠道の下りなどではクルマを外から抜き去って豪快に走ったりした。渋峠のようなコーナーの多い峠道は自転車の方がクルマよりもはるかに高速で下ることができたことを覚えている。峠道の下りを勇猛果敢に走るオレの勇姿を、京大サイクリング部の後輩たちは「アホか・・・」と思いながら見ていたはずである。
「自転車でひき逃げ」
これはどうしようもないならず者だ。そんなヤツは重い罰を与えるべきである。自転車であっても、他の車両と接触事故を起こした場合はきちっと警察の現場検証を受け、事故の届けを出す必要があるし、もしも相手がケガをすれば救護の義務も発生する。自分が事故の原因となった場合はもちろん過失責任が発生する。読売新聞の記事を引用しよう。
「車の運転も危険」自転車ひき逃げ男を免停処分 自転車を運転中、後方を確認せずに道路を横切り、オートバイと事故を起こして逃げたとして、奈良県警は20日、奈良市の無職の男(61)を150日間の運転免許停止処分にした。 「車の運転でも危険を引き起こす恐れがある」と判断したという。 県警によると、男は5月10日午後7時頃、自転車で同市内の市道を走行中、後方の安全を確かめずに道路を横断。後ろから来たオートバイとの衝突事故を招き、運転していた男性(37)に重傷を負わせて逃げ、約2時間後に出頭したという。 事故の際、男も自転車ごと転倒したが、けがはなかったという。県警は道交法違反(ひき逃げ)と重過失傷害の容疑で書類送検している。 自転車への処分を巡っては、昨年5月、大阪市浪速区でタンクローリーが歩道に乗り上げ2人が死亡した事故でも、直前に自転車で道路を横断した男(重過失致死罪で実刑)が180日間の免停処分を受けている。 (2012年11月20日21時13分 読売新聞)
自転車での違反で、クルマの方の運転免許に行政処分を与えるというのは実にいいことだと思うのである。そいつに遵法精神がないことは明らかであるからだ。オレがクルマを運転していて狭い道路でオバハン歩行者の迷惑な位置取りに対して腹が立つときに思うのは「こいつらクルマを運転しないからこれが迷惑であることがわからないんだな」という印象である。だから「クルマを運転するのにルールを守らない」という免許保持者に対しては行政処分は当然だと思うのだ。もちろん免停になった側は「自転車と車は別だ」「自転車の時はオレは無法者だが、クルマはちゃんと運転してる」と言い訳する者もいるだろう。しかし、そんな言い訳を聞いてやる必要は全くないのである。
自転車でもどんどん免停にすればいい。いや、そもそも自転車の運転そのものにも免許を発行してくれよと思うのだ。堂々と迷惑な走り方をしてる自転車を見れば、こいつらに運転させるなよとオレは正直なところ思うのである。ルールを守れないクソガキからは罰金を取り立てればいいのである。(もちろん親が払うのだが) ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月20日(火) |
冬山で遭難するのは自己責任である |
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100%安全な登山などはない。どんな登山にも危険はあるし、それが冬山で厳冬期ならかなりの危険がある。厳冬期の北海道で吹雪になれば遭難の可能性は極めて高いのである。そういう時にスノーボードで遊ぶために山に入るというのは、かなり危険な行為であるのは言うまでもないし、仮に遭難したとして、零下20度で風速5mのところで雪崩の危険の中で救助活動する方々も二重遭難するかも知れないのである。スノーボードで安全に遊びたかったらゲレンデに行けばいい。自然の山に入る以上、それなりのリスクもあることは覚悟すべきである。「遭難したから助けてくれ」「救助できなかったのはおまえら救助隊のせいだ。賠償しろ」という今回の言いかがかり訴訟を聞いて、オレはかなりあきれたのである。今後こういう判決が出てくれば、山岳遭難を救助する人たちは馬鹿馬鹿しくて「危険だから救助しない!」と言い出すだろう。
読売新聞の記事を引用しよう。
滑落凍死で山岳救助隊に過失、道に支払い命令 北海道積丹町の積丹岳で2009年、遭難した札幌市豊平区の会社員藤原隆一さん(当時38歳)が凍死したのは道警山岳遭難救助隊による救助方法が不適切だったとして、藤原さんの両親が道に約8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、札幌地裁であった。 千葉和則裁判長は「細心の注意を払ったとは到底言えない」として救助隊の過失を認定し、道に約1200万円の支払いを命じた。両親の代理人によると、山岳遭難で救助隊の過失を認定するのは極めて異例という。 判決によると、藤原さんは09年1月31日に積丹岳に入山して遭難した。救助隊が2月1日、自力歩行できない藤原さんを発見。抱きかかえて一緒に下山途中、尾根にひさしのように張り出した雪の塊「雪庇」を踏み抜いて滑落した。判決では藤原さんの事前の天候確認が不十分だったとしながら、救助隊が雪庇を踏み抜いたことも過失と認定した。 (2012年11月19日22時00分 読売新聞)
視界がほとんど効かない吹雪の稜線上で、ヘリコプターを近づけることはきわめて危険である。だとしたら雪上車のあるところまで抱きかかえて移動しようとした救助隊の選択は間違ってるとは言えない。また、その途中で雪庇を踏み抜いて滑落した時、遭難した藤原さんだけではなくて一緒に転落した救助隊員も生命の危険があったのである。自分たちが死ぬかも知れないという危険の中で救助作業に携わった隊員たちに対する感謝もなく、「死んだのはおまえらのやり方のせいだ」とはひどい。
北海道警の山岳遭難救助隊は少なくともこうした遭難に対して多くの出動経験を積んでいるわけで、経験不足であるということは考えられない。たとえその現場がどんなに危険で不可能な局面であっても、出動要請があれば行かざるを得ないのである。二重遭難することになっても、殉職する可能性があっても、それでも行かないといけないのである。そんな宿命を負った彼らの行動に対して「助けられなかったから賠償しろ」という主張が果たしてできるのか。オレはとうてい納得できないのである。
事件当時の報道はこのような内容である。
2009年2月2日11時23分 朝日新聞 北海道積丹半島の積丹岳(1255メートル)で1日、遭難した男性を道警山岳救助隊が稜線(りょうせん)付近で発見、救助作業をしていたところ、雪庇(せっぴ)が崩れて隊員3人と男性が斜面を約200メートル滑落した。救助隊が男性をソリで引き上げる途中、ひもで樹木に結びつけた際に木が折れてソリが滑り落ち、行方がわからなくなった。2日朝になって道警ヘリが標高約1千メートル付近でソリに固定された男性を発見、死亡を確認した。 余市署によると、遭難したのは札幌市豊平区、会社員藤原隆一さん(38)。スノーボードをするため積丹岳に入り、仲間と下山中の1月31日午後3時半ごろ、山頂付近ではぐれた。藤原さんはその後、雪洞を掘り、簡易テントを使ってビバーク(露営)していると無線で伝えてきたが、道警の救助隊5人が1日正午ごろ、稜線上で倒れているところを発見、救助を進めたが、突然、雪庇が崩れたという。 道警によると、当時、現場付近は吹雪で視界は5メートルほど。風速約20メートルで気温は零下20度。滑落した藤原さんは意識がもうろうとした状態で自力歩行が困難だったため、救助隊はソリに収容、約1時間かけて尾根の方向に50メートルほど引き上げた。しかし、隊員の疲労も激しくなり、隊員を交代するため一時的にソリを近くにあった直径約5センチのハイマツに結びつけたところ、木が折れたという。
救助中に200m滑落、遭難男性死亡…北海道・積丹岳 2月2日11時36分配信 読売新聞 北海道積丹町(しゃこたんちょう)の積丹岳(1255メートル)でスノーボード中に遭難した札幌市豊平区の会社員藤原隆一さん(38)を1日正午頃、道警の山岳救助隊が発見。 藤原さんの意識がもうろうとしていたため、5人の隊員が交代で抱きかかえて下山していたところ、藤原さんと3人の隊員が雪庇(せっぴ)を踏み抜き、約200メートル下に滑落した。 3人の隊員は自力ではい上がったが、藤原さんが自力で歩けなかったため、残りの隊員が藤原さんを救助用のソリに乗せて急斜面を約50メートル引き上げた。ところが、隊員交代のため、ソリを近くの樹木に縛って固定したところ、樹木が折れてソリが滑り落ち、藤原さんは再び行方不明となった。 当時は降雪で視界が悪く、救助隊は捜索を中断。2日朝から捜索を再開し、午前7時40分、標高約1000メートル付近の斜面でソリに乗った状態の藤原さんを発見、札幌市内の病院に搬送したが、死亡が確認された。 道警の発表では、藤原さんは仲間2人と先月31日に積丹岳に入り、頂上付近からスノーボードをしていたがはぐれたため、無線機で頂上付近にビバークすると連絡していた。救助隊は1日朝から捜索し、同日正午頃、頂上付近の尾根筋に倒れている藤原さんを発見した。 救助中に滑落事故が起きたことについて道警は「限られた人数の中で、やむを得ない判断だった」としている。
いくら遭難で救助要請があったとはいえ、救助に行くこと自体がそもそも危険な状況である。助かるかどうかなんて保証はないのである。とにかく、こんな厳冬期の北海道の山にスノーボードで遊びに行ってるのである。そこで遭難したことに自己責任はないのか。山に登る人間が遭難したらみんな税金で助けないといけないのか。救助に失敗したら賠償請求なのか。
積丹岳遭難死で道に賠償請求へ 男性の遺族 2009/11 07:13 北海道新聞 後志管内積丹町の積丹岳(1255メートル)で今年1月に遭難した札幌市豊平区の会社員藤原隆一さん=当時(38)=が死亡したのは、道警の山岳遭難救助隊が適切な救助を行わなかったためだとして、藤原さんの両親が11日、道に慰謝料など計約8630万円を求める国家賠償請求訴訟を札幌地裁に起こす。 訴えによると、道警の救助隊は積丹岳で藤原さんを救助する際に、藤原さんを乗せたそりを木の枝にロープで結んだが、そりが滑落した。藤原さんを放置すれば死に至ることを予見できた上、雪の上にそりの跡があり、捜索が十分可能であったにもかかわらず、捜索を打ち切って下山したことが、「救助するための適切な行為をすべき義務を怠った過失」にあたるとしている。 北広島市在住の両親は「山岳救助隊の装備・知識・経験の不足を反省してもらい、同じことを繰り返さないよう警鐘を鳴らしたい」と話している。
遭難時の状況に関してだが、簡易テントでビバークしていたのなら、そのまま体温の低下をふせぎつつ救助を待っていればいいのに、稜線上に倒れてるところを収容されたわけで、その簡易テントはいったいどこに消えたのかとオレは不思議に思うのである。本当に簡易テントなんか準備していたのだろうか。仲間とはぐれてだったらそもそも遭難の責任は仲間にあるのであって、その仲間に対して「おまえらが見捨てたから遭難した」と訴訟を起こせばいいのである。相手が国だから賠償もガッポリとれると思ったのだろうか。
もしも救助隊員が死亡していても、やはりこの遺族は訴訟を起こしたのだろう。亡くなった救助隊員に対して「知識や装備が足りませんでしたね」ときっと言ったのだろう。こんな理不尽な判決を出した馬鹿裁判官は厳冬期の冬山に裸で放り出してやれよと思ったのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月19日(月) |
比例区の非礼な議員たち |
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議員の離合集散が激しい。民主党を離党して自民党に入ったり、維新の会に入ったりと議員たちは生き残りに必死で、確かに民主党という「当選互助会」が敗戦必至という状況下でみんな沈みかけた船から抜け出すのはわかるのだが、オレが疑問に思うのは「比例区」の当選議員がどんどん逃亡することなのである。少なくともおまえが小選挙区で有権者から支持されて、つまり個人としての支持を勝ち得て当選したヤツが、自分の信念と党の方針が違うと言うことで離党してというのなら話はまだわかる。
しかし、比例区で当選したということはそいつ個人の力量よりも、そいつがどの党に所属していたかということが大切なのであり、民主党とか自民党とかいう看板のおかげで当選できているのだ。そういう議員は最後まで逃亡せずに沈没船、いや民主党に残るべきなのである。脱出するのならさっさと議員そのものをやめるべきなのだ。どうして議員の身分を残したまま離党するのか。そのあたりの「非礼」がなぜ許されるような仕組みになってるのかがオレは不思議なのだ。
もちろん小選挙区の中での党籍変更も起きまくってるわけで、大阪14区などはもうむちゃくちゃである。民主→自民 自民→維新 太陽→維新というふうに議員シャッフルが発生しているのである。みんな生き残りに必死なのだ。
オレは国会議員がこんなにたくさん必要なのだろうかといつも疑問に思うのである。橋下大阪市長が「兼職規定を外してくれ」ということを言っておられたが、いっそのこと地方の首長と国会議員を兼任する仕組みにして、自動的に議員定数を減らすというのもありかと思うのである。県知事と政令指定都市の首長は自動的に国会議員となって、その分議員定数を減らすというのもありじゃないのかと。
さて、次の選挙はいったいどこが勝つのか。株価や為替の動きを見る限りでは「自民党が勝利して次は安倍総理」と見ている向きがおおいようで、それに伴って為替も株価も反応している。市場は自民党の政権復帰を好感しているのである。
日曜日の朝に、橋下氏と自民党の余り・・・じゃなかった甘利氏、民主党の細野氏が議論していた。オレはそれを聞きながら細野って頼りないよなあとか、甘利って傲慢に見える顔してるよなとか、無責任なことを感じていたのだが、結局もっとも説得力のある正論をぶっていたのは橋下であったこともまた事実なのだ。
失われた20年を作ってきたのは誰か。他でもない自民党の政策の失敗なのである。それを立て直すと言いながら結局さらにダメにしたのは民主党である。そいつらの言い訳を聞いてるとオレは腹が立ってしかたがないのだ。もちろん橋下が言うように地方に権限を大幅に委譲して・・・というのがうまくいけばいいだろう。しかし借金まみれになった夕張や泉佐野を見てるとわかるように、地方議員や首長は基本的に馬鹿の集まりなのであり、そういうところに権限委譲してももっと深刻な事態が待ってるに決まってるのだ。なぜ政治の世界は馬鹿の集まりなのか。
だったら企業はどうかというと、全く先見の明がなくてもう終わった技術のプラズマテレビに資金を集中して数千億をどぶに捨てたパナソニックの会長や、絶好調の時に次を考えてなかったためにこけたシャープを見ていると、企業人にも馬鹿は多いのである。
日本をどうするかという根本の問題には誰一人答えが出せずに、ただ目先の選挙で勝つことしか考えてない連中を見ていると、オレはなんだかこのまま日本の滅亡を見届けようと言う自棄的な気分になってしまうのである。
国家の滅亡という一大イベントを体験できる、それもまた一興である。もっとも次の世代は生きるだけで大変だと思うのだが。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月18日(日) |
阪神百貨店イカ焼きの終焉 |
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阪神百貨店の地下の食品コーナーの名物と言えばやはり「イカ焼き」だった。いつも売り場には長蛇の列ができていて、イカ焼き=大阪名物というイメージを確立するために阪神百貨店の果たした役割は大きい。オレが梅田に立ち寄った時にはよくそこでイカ焼きを買って食べていたのである。
もちろん大阪には他の粉モンもたくさんある。たこ焼きやお好み焼きもよく食べられている。そしてイカ焼きを提供している店も多い。ショッピングモールのフードコートではたいていイカ焼きを食べることができる。オレは北花田のイオンモールでよくイカ焼きを買って食べていた、そこで食べるイカ焼きもけっこうオレにとってはお気に入りだったのである。
先日、久しぶりに梅田に出かけた。新しくなった阪急百貨店、大阪駅の駅ビル、そして阪神百貨店へも出かけた。様変わりしてしまった阪神百貨店の地下のスナックパークで、昔と変わらずに存在したイカ焼きを買おうとしたオレはいつものあの行列が存在しないことに驚いた。待たずに買えたイカ焼き(和風デラバン)を手にしてさらに驚いたのである。
こんなに小さくなったのか!
小麦粉の値上がりとか、さまざまな逆風があったのは否定できない。きっとこのイカ焼きの大きさも徐々に小さくなっていったのだろう。しかし、久々に食べたオレはその劣化ぶりに唖然としたのである。大阪府下の他の店で売られているイカ焼きと比較しても完全に負けているレベルだった。
食べ物屋がいつまでも人気を保っていけるのは、値段と味のレベルが客の要求にきちっと応えているからである。高くても美味しかったら納得するし、まずくても量が多かったり値段が安かったら納得するのである。ただ、提供する商品のレベルを下げたらダメだ。それは一気にこれまでの顧客を失うことにつながる。オレは以前によく寄り道していたイカ焼き屋があったが、店主が交代したらたちまち値段が上がってイカの質が落ちた。もう2度とその店には行ってない。なぜ人気店だったのかを後継者は全くわかっていなかったのである。客は馬鹿ではない。
大阪でなぜグルメガイドが不要なのか。まずい店は自然淘汰されてしまい、長く生き残ってるのは競争を勝ち抜いた店だけだからである。広告料目当てのくだらない雑誌記事の紹介ではなくて、本当にうまいものを知る人たちの口コミ情報によってハイレベルの店は伝えられ、リピーターによって支えられているのだ。
オレはもう2度と阪神百貨店の地下でイカ焼きを買わない。こんなに小さなイカ焼きが210円もするなんてあんまりだ。ぼったくりだ。どうしてもイカ焼きが食べたいならば他の店で買う。
今でもグルメ雑誌には阪神百貨店地下のイカ焼きが掲載されている。しかし、昔に比べてものすごく小さくなったという事実を記載したものがあっただろうか。一件もないのである。オレはこんなことになっていたことを今まで知らなかったのである。もしも記事で一行でもその事実に触れてあったら驚くこともなかっただろう。
昔自分が梅田に寄ったときは必ず、行列に並んで買って食べていたあの愛するものを失ったオレは、深い悲しみを感じつつ帰路についたのであった。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月17日(土) |
橋下首相は誕生するのか? |
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野田総理による「破れかぶれ解散」のせいで、予定よりもかなり早い時期に選挙戦を戦うことになった各陣営だが、もっとも準備ができているのが自民党であり、もっとも態勢が整っていないのが日本維新の会をはじめとする第三極のグループである。さて、このままでは自民党が比較第一党となって公明党や民主党の離反者たちと組閣する可能性が高い。その劣勢を打開すべく、橋下大阪市長は石原慎太郎との会談を行って、「太陽の党」がいずれ「維新の会」に合流するという点で合意した。オレは今回の会談のウラには、なんらかの密約が存在すると思っている。ズバリ、総選挙への橋下氏の出馬である。
第三極のグループに政権をとらせたら、橋下首班指名もあるぞと思わせることで、一気に劣勢を跳ね返せるからだ。
もちろん選挙で勝つためにはマスコミの協力も欠かせない。ここで週刊朝日の差別記事で先日謝罪した朝日新聞は、橋下氏に借りができてしまったという形になっている。その借りを返す方法は一つしかない。今回の選挙で巧妙に橋下擁護記事を書いて選挙に勝てるような世論形成をはかることである。あのお馬鹿な特集の本当の意図は、最終的に橋下氏に有利な流れを作るためだったとオレは思っている。
橋下氏が大阪府知事選挙に出たとき、周囲にはずっと「100%ない」と言い続けてきたことを思い出そう。今彼は「大阪市長の職を途中で投げ出すことはない」と言っている。現職の市長のままで衆議院選挙に出ることはオレはあってもいいと思ってるが。世間ではそれはどうやら認められないような感じである。おそらく彼は公示日直前に辞任して総選挙に出る腹づもりだろう。なぜ前言を翻して総選挙に出馬するのか。そうしないと維新の会が勝てないからである。
国会議員にならないと総理大臣にはなれない。橋下氏が衆議院選挙に出ると言うことは、当選すれば首班指名される可能性が出てくるということであり、そうなると安倍や野田はお互いに協力するしかなくなるのだ。それこそ彼らの批判する「野合」である。オレは今回の選挙で自民、民主、第三極が1/3ずつ分け合うような結果になると思っている。ただ、民主党という名の「選挙当選目的互助会」は、負け戦が決まっている今回の衆議院選挙ではメンバーを集められないことははっきりしている。勝てるからみんなその互助会に入るのである。今回は負け戦なので公示日までにさらに離党者が増えてしまうことは間違いない。そうなると自民と第三極がかなりの議席を占めて、民主は泡沫政党になってしまうかも知れない。
第三極の盟主は誰かということだが、橋下は石原を立てようとするだろう。しかし、石原は橋下をリーダーに指名して自分は引退するという方向を選びそうな気がする。あるいは息子を自民離党させて後継者にしようとするかも知れないが。
太陽の党ではなくて維新が主導権を握るならば、「脱原発・TPP参加・金融緩和による円安誘導と景気回復という方針で国民の信を問えることになるだろう。
TPPで農業がダメになると考えてる田舎の人たちが多いわけだが、そんなことを気にしなくても日本の農業はすでに死んでいる。コメをつくらずに休んだらゼニがもらえるというむちゃくちゃな農政ですでに死亡したものはもうこれ以上悪くなりようがないのである。だったらTPPを積極的に活用するしかないのだ。人口比にしてわずか数パーセントの農業従事者よりも、日本の基幹産業である自動車や家電、精密機械の部門を守ることの方が大切である。韓国政府がサムスンやLGを保護してるのと比べて日本政府はあまりにも電機業界をないがしろにしてきた。そのツケが今の電機業界の不況を招いているのである。こんなに円高になってしまったのに日銀は無策だったから、今の不景気や株安を招いたのである。 オレは橋下首相に対して特に期待はしない。彼の政治手法はむしろ嫌いである。しかし、変化を求める国民には支持されるだろう。混乱した政局をまとめる力があるのかどうかはわからないが、少なくとも安倍や野田よりも日本を再生するためのノウハウはありそうだ。そんなわけでオレは橋下首相の誕生を消極的に見守りたいと思っている。さて、どんな選挙になるのだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月16日(金) |
飛行機の中での盗撮はどうなるのか? |
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犯罪行為の成立要件とはいったいなんだろうか。オレはそこに「場所の特定」が重要であることはわかっていたが、まさかその場所が空を移動中の飛行機なら「特定不可能」なんてことまでは思いもよらなかったのである。だったら飛行機の中は無法地帯と言うことになり、機内では痴漢行為もやり放題ということになってしまうじゃないか。なにしろ「場所の特定」が不可能なのである。そんなもの、「兵庫県上空」でOKじゃないかと法律の素人のオレは思ってしまうのだ。司法関係者どの、やっぱり場所が特定できないとダメなんですかい?
読売新聞の記事を引用しよう。
機内盗撮、自称社長を不起訴…現場特定できず? 飛行中の航空機内で女性客室乗務員が盗撮された事件で、東京地検は15日、兵庫県迷惑防止条例違反容疑で逮捕後に釈放された自称会社社長の男性(34)を14日付で区検が不起訴にしたと発表した。 地検は処分理由を明らかにしていないが、盗撮行為があった時、航空機が兵庫県上空を飛行していたかどうか特定できなかったことから条例を適用できないと判断したとみられる。 男性は9月10日、警視庁に逮捕されたが、同20日に処分保留で釈放されていた。 (2012年11月15日20時48分 読売新聞)
10日間の拘留の末に処分保留で釈放である。痴漢社長は晴れてシャバへと期間したのである。いやはや、なんとも後味の悪い逮捕になってしまったものである。兵庫県迷惑防止条例は兵庫県上空でのみ適用されるために、その盗撮行為が行われていた瞬間に飛行機が兵庫県上空にいたかどうかがわからないということなら起訴できないという判断になるらしい。オレは思わず「あほか!」と思ったのである。
もしも盗撮された画像があればその画像データには必ず「撮影時間」という情報が記録されているはずであり、その時間に飛行機がどこを飛んでいたかということは特定可能なのでそれで十分じゃないのか。「盗撮」は日本中どこでも犯罪であり、兵庫県以外の都道府県であってもやはり同様の条例は存在するはずである。日本のどこにも「盗撮OK」の都道府県などありえない。それなのになぜ起訴できなかったのか、オレは理解に苦しむのである。法律の適用とはかくも厳格なものなのだろうか。全くもってオレには意味不明なのである。
今回の「処分保留」という結果を知った全国の盗撮マニアたちが、同様の結果を求めて飛行機機内での盗撮行為にチャレンジする可能性は十分あるとオレは思っている。ただ、今回の「処分保留」という結果の方が「ありえない判断」とオレは思ってるので、じゃんじゃんそういう馬鹿は逮捕してくれよと思うのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月15日(木) |
高卒じゃなくて人間のクズ認定試験 |
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大学の入学資格を得るために受ける試験「大検」は、今は「高卒認定試験」という名称になって継続している。その試験を受けに来たヤツの中に静かに試験を受けられないクソ野郎がいたという話である。その妨害行為の連中のせいでちゃんと行えなかった試験を受けていた他の受験生の救済策として「再試験」を行うらしい。オレはこのニュースを知って「あほか!」と思ったのである。妨害行為が行われた時点でその連中をつまみ出して警察に引き渡せばすむことだろう。なんでそんな当たり前のことができないのか。
朝日新聞の記事を引用しよう。
高卒認定試験で5人騒ぐ 新潟、妨害行為で希望者再試験 新潟市で10日にあった高校卒業程度認定試験(旧・大検)で、受験者5人が大声で騒ぐなどして試験を妨害したとして、文部科学省は14日、再試験の実施を決めた。妨害行為による再試験は初めてという。 文科省によると、新潟県会場で10日午後、国語と英語の試験中、10代の男性5人が大声で会話したり、怒鳴ったり、鉛筆で机をたたき続けたりした。試験監督が注意しても、暴言を吐くなどし、聞き入れなかったという。 同じ試験室にいた103人のうち、希望者に12月1日に再試験を実施する。
この妨害行為を行った者たちの氏名や顔写真をなぜ公表しないのか。このクソどもには永遠に日本国内の大学の入学資格を与えないということをなぜ発表しないのか。試験を妨害するという行為は多くの他のまじめな人たちにも影響を与えるという意味で単なる迷惑行為とは質が違うのである。
そのクソ野郎どもの妨害行為を制止できなかった試験監督者の能力に関してもオレは疑問を感じるのだ。そして注意を聞きいれない者がいるという時点で、警察に通報して逮捕してもらうという処置がなぜとれないのか。そしてこういうクソ野郎を排除するには多少手荒な方法をとってもいいと思うのである。何発かぶん殴ってから外に放り出してもらいたいのである。全裸に剥いて放り出すくらいしてやってもかまわないと思うのだ。いったいどんな罰をこの連中は受けたのか、オレはそれを知りたいし、もしも何の罰も受けてないとしたら絶対におかしいのである。
大学全入時代の今は、どんなアホでも大学に入れるようになった。どうせ全員が合格するという形ばかりの入学試験を、ふまじめに受ける者もすでに出ているという。今回のような事態は大学の入学試験でも十分に起こりうることである。そのときにどんなふうに対処すればいいのか。大声で騒いで試験を妨害する馬鹿が登場した際に大学はどのように対処するんだろうか。そんなことが起きるなどときっと大学関係者は思っても見ないだろう。しかし、頭の中までゆとり世代の連中は、常識では考えられないことをする可能性が十分にあるのだ。だからこそ今回の「高卒認定試験妨害事件」に関しては、ひとつのモデルケースとして厳罰の模範を示して欲しかったのである。
「高卒認定試験」を妨害したこの5人にとって、今回の試験は「人間のクズ認定試験」であったことは間違いない。このクズ野郎どもはいったいどんな顔をしていたのだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月14日(水) |
眠ってる女の方が悪いのである |
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寝過ごしたために終着駅で降りることができずにそのまま車庫まではこばれていってしまうというのはよくある話である。もちろんそんなことがないように車内を点検するのだが、見落としもあるわけでそもそも寝こんだ方の乗客の自己責任という気もするのである。そんなときは朝までそのまま寝ていればいいのである。 寝ている乗客の中には凶暴なヤツもいるかも知れない。起こされたことに逆ギレして大暴れするよっぱらいもいるかも知れないし、そもそも人間は急に起こされると不機嫌なものである。だからこういうニュースに接すると、悪いのは100%寝過ごしたおまえじゃないかと言いたくなるのである。 読売新聞を引用しよう。
市バス運転手、女性客置き去り…車内に2時間半 名古屋市交通局は13日、市営バスの男性運転手(56)が12日夜、車内で眠っていた乗客の女性に気付かずにバスを営業所駐車場に止め、約2時間半にわたって置き去りにしたと発表した。 市によると、バスは金山発野跡駅行きで、運転を終えた後、12日午後11時50分頃に中川営業所(名古屋市中川区)に入庫した。運転手は、終点や営業所に着いた際、車内のミラーでしか乗客を確認しておらず、女性に気付かず、ドアを閉めて降りたという。 約2時間半後の13日午前2時20分頃、駐車場で別のバスの確認をしていた職員が、バスのガラスを叩く音を聞いて、女性を発見した。職員がバスのドアを開けると、女性はそのまま立ち去ったという。 市交通局は「このようなことがないよう、車内点検を徹底する」としている。 (2012年11月13日12時14分 読売新聞)
この「置き去り」という悪意のある書き方はひどいじゃないか。そもそも「置き去り」というのはそこに乗客が残っているのを故意に放置した場合にのみ「置き去り」と言えるのであり、このケースの場合は乗客がいることを知らなかったのだから断じて「置き去り」ではない。このようなケースは「降ろし忘れ」というべきだろう。「寝ていることに気付かずに降ろし忘れた」と書けばいいのに、「置き去りにした」という書き方はあんまりだ。まるで悪意でわざと放置したみたいじゃないか。
もしもこの女性が恥知らずのクレーマーだったらどうなるのか。自分を車内に置き去りにしたということで名古屋市交通局を相手に損害賠償の訴訟を起こされてしまうじゃないか。「悪いのは寝ていたヤツ!」という主張を断固として貫くべきなのである。
電車で寝過ごして降りるべき駅を過ぎてしまうのは基本的に自己責任である。「寝過ごしたのでタダでもとの駅まで送って欲しい」という主張は間違ってるのである。往復になる区間に関して正当な料金を支払うべきだ。 もしもバス運転手が気付いて起こそうとして、そのときに身体に触れたら「痴漢」とされて訴えられるかも知れない。「さっさと起きやがれ!」と耳元でどなったら暴行罪が成立するかも知れない。寝てるのはほっとくしかないのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月13日(火) |
哀れな窃盗犯たち |
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窃盗というだけですでに同情の余地はないのだが、ただこんなつまらないもののために窃盗犯として捕まってしまうのもなんだかかわいそうという場合もある。そうした事件が2件新聞にあったので引用したい。どちらも読売新聞である。
ずっしり重い募金箱、盗んでみたら中身は土のう 大分県警別府署は12日、同県別府市浜脇1、無職坂本文一容疑者(65)を常習累犯窃盗容疑で逮捕した。 発表によると、5月2日から同月7日の間に、同市上野口町の市役所1階に設置されていた東日本大震災の義援金用の募金箱(時価2万円相当)を盗んだ疑い。義援金は、盗まれる前に職員が回収しており、募金箱の中に現金は1円もなく、代わりに盗難防止の土のう(約10キロ)が入っていた。 募金箱は背面が壊された状態で、近くの別府公園のトイレに放置されているのが見つかっていた。坂本容疑者は容疑を認めているといい、同署は「たくさん金が入っていると思い込み、喜んで盗んだのだろうが、悪いことはできない」とあきれていた。 (2012年11月13日07時51分 読売新聞)
女性が置き忘れた財布を盗んだ41歳大学生 宮城県警仙台東署は12日、仙台市宮城野区鶴ヶ谷、福島大学4年依田信容疑者(41)を窃盗の疑いで緊急逮捕した。 発表によると、依田容疑者は11日夜、同区のスーパーで、同市青葉区、女子専門学校生(19)が電子レンジの上に置き忘れた現金1310円入りの財布(5000円相当)を盗んだ疑い。財布の紛失に気付いた専門学校生が通報し、駆け付けた同署員が店内の防犯カメラに映っていた依田容疑者を確認し、まだ店内に残っていたところを取り押さえたという。(2012年11月13日07時29分 読売新聞)
募金箱を盗むというのは、そこに募金した人たちの善意を踏みにじる行為であり言語道断なのだが、中味がなんと土嚢だったという訳で、骨折り損のくたびれもうけとはまさにこのことである。「いっぱい入ってるっぜ!」と喜び勇んで壊してみたところ中味は土嚢だったというわけで、「だまされた!」と怒り狂ってると逮捕されるというなんとも情けない話である。
一方2件目の、スーパーで置き忘れた財布を盗んだ方だが、まだ店内にいたというのが笑わせる。自分がふだん利用してる店でこういう窃盗をして見つからないわけがないのだが、平気でそんなことをしてしまうその浅はかさにオレはあきれるのだ。しかも福島大学在学中の41歳、いったい何学部なんだろうか。この逮捕によって退学処分になるのならなんとももったいない話である。
犯罪は引き合わない。それによって失うものがあまりにも多い。特に正業に就いていたり社会的地位の高い人にとって犯罪とは引き合わないものである。だから犯罪を減らすには失業者や無業者を減らしてみんなに何か仕事をさせるのが一番なのだ。治安の悪い国というのは基本的に失業率が高い国である。
ちなみに政治家や官僚が犯罪をするのは、彼らが絶対につかまらないという自信があるからである。もしも捕まるという不安があれば彼らは絶対に犯罪に走らないだろう。これはいかに警察がそういう連中を甘やかして放置しているかという証拠である。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月12日(月) |
「きときと」っていったい何だ? |
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名古屋・高岡間の高速バスの愛称は「きときとライナー」である。いるか交通株式会社によって運営されていて、ちなみにその会社が運行している東京と金沢、富山を結ぶ高速バスは「ドルフィンライナー」である。この「きときと」という言葉はいったいどういう意味なんだろうとオレは不思議に思ったことがあったのだが、今回の記事で理由がわかったのである。読売新聞の記事を引用しよう。
愛称 「富山きときと空港」 県は9日、富山空港(富山市)の愛称を「富山きときと空港」に決めたと発表した。「きときと」は富山弁で「新鮮」を意味する言葉。方言が空港の愛称に使われるのは全国で初めてという。2014年度予定の北陸新幹線開業を前に富山県をアピールしたい考えだ。 愛称は「富山らいちょう空港」など県の検討部会が提案した3案から石井知事が選んだ。 県によると、全国で27空港が愛称を持ち、「たんちょう釧路空港」「高知龍馬空港」など地域ゆかりの動物や人物の名を付けた例はあるが、方言が用いられた例はないという。 石井知事は「『きときとって何?』と思わせることで、富山県をアピールするきっかけになれば」と話した。 (2012年11月10日 読売新聞)
方言をこうして固有名詞に取り入れるのはなかなか面白い。またこの名称によって富山県の方言だった「きときと」がたちまち全国に知られるようになるわけで大きな宣伝効果があるのだ。オレはこのようなネーミングには基本的に賛成である。
富山というと普通はどんなものを連想するのだろうか? 最初に考えられた「富山らいちょう空港」でも決して悪くはないとオレは思うのである。しかし、比較するならやはり「きときと」の方が面白い。このようなネーミングは単純でかつインパクトのある方が面白いからだ。
せっかくだから他の空港の名前もこのパターンでいけばどうか。関西空港は風が少し吹くだけで連絡橋の鉄道が止まるから「関西あかんわ空港」とか、中部国際空港はものすごく広いということだから「中部どえりゃあ空港」とかにすればなかなかインパクトがあるような気がするのである。「セントレア」なんて横文字にはなんの面白みもないのである。実際に地元民たちがあの空港をなんと呼んでいるのかはわからないのだが。ここは愛知県民に聞いてみたいところである。
オレは今回「きときと」という名前をつけてくれたことで新たな可能性を広げてくれた富山県のチャレンジ精神に敬意を表したい。「きときと」の意味が「新鮮」だったとはちっとも知らなかったぜ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月11日(日) |
北京マラソンなんかに参加するな! |
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オレが大嫌いな人間の中に「ケツの穴が小さいヤツ」というのがある。これは実際に肛門が小さいという意味ではない。「了見が狭い」ということである。「反日」ということであらゆるところから日本人を閉め出そうとしてる中国が今まさに国家として「了見が狭い」状況に陥ってるわけだが、なんと25日に実施される「北京国際マラソン」に公式HPから参加申し込みをしようとすると、国籍欄で「日本」が選べなくなっていたらしい。最初から「日本人と犬はお断り」のつもりだったのである。なんと「ケツの穴の小さい」連中だろうか。オレは呆れてしまうのである。
それが批判を受けてあわてて参加できるように変えたのだという。あほか!今からなら航空券もとれないかも知れないし、そもそもみんなちゃんと予定を立てているだろう。11月25日なら中国になんか出かけて危険を冒すよりも、同じ日に実施される「大阪マラソン」「神戸マラソン」に出ればよかったのである。日本人というだけでいきなり殴られるかも知れない中国と違って、大阪や神戸の人たちが温かく迎えてくれたのである。ただ、残念ながらこちらはもう申し込みが締め切られているのだ。
読売新聞の記事を引用しよう。
排除した日本人、一転受け付け…北京マラソン 【北京=五十嵐文】25日に北京で開催される北京国際マラソンで、主催者の中国陸上競技協会が日本人の参加をいったんは排除。北京の日本大使館から「日本人も受け入れるべきだ」と抗議を受けことなどから、10日深夜(日本時間同)、受け付けを始めた。 北京では9月に日本政府の尖閣諸島国有化に対する大規模な抗議デモが発生しており、関係者によると主催者側は当初、「安全上」の措置だと説明していた。同協会の沈純徳副主席は中国メディアの取材に対し、「北京マラソンは一貫して開放的に各国・地域の参加を歓迎しており、日本人選手の参加を拒否したことはない」と話しているが、ネットでは「国際大会にもかかわらず、非常に狭い了見だ」などの批判が出ている。 北京マラソンに参加するには公式ホームページからの登録が必要。8日に登録が始まったが、国籍を選択する欄に「日本」の国名はなく、日本人の登録が出来なくなっていた。 同マラソンは1981年以来、毎年秋に開催されている。昨年は日本企業も協賛していたが、今年は日中関係悪化の影響などで日程がなかなか決まらなかったことなどもあり、協賛を取りやめている。 (2012年11月11日02時40分 読売新聞)
それからもう一つ、この責任者の一人である沈純徳副主席が平気でウソをついていることについての謝罪が一言もないということをオレは問題にしたい。中国では「ウソをつく」ことは恥ずかしくないのか。それがおまえらの国の価値観なのか。孔子が「信」がなければ国家そのものが存在できないと「論語」の中で言ってることを知らないのか。中国人なのに「論語」を読んでないなんておまえよほど教養のないオッサンだな。
北京マラソンなんかに行かなくていい。どうせ杜撰な運営で距離もまちがってそうだし、補給所にもろくなものがないだろう。飲んだらお腹を壊すようなミネラルウォーターかも知れないぞ。大気汚染もひどくて肺が真っ黒になるかも知れない。それよりも快適に走れる大阪だ。大阪マラソンに参加して、大阪のうまいモノを食べて、大阪の女の子と遊んだ方がはるかに楽しいに決まってる。北京と大阪を比較することがそもそも間違いである。石ころとダイヤを比較しても笑われるだけだ。こんなケツの穴の小さい国は世界が黙殺すればいいのである。いずれみんな大阪や神戸にやってきて、北京なんかは世界が無視するようになるだろう。自業自得である。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月10日(土) |
みんなでプリンを食うんだ! |
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オレはプリンが好きだ。学生の頃はよく丼でプリンを作って食べたものである。ハウスプリンミクスを一箱使って、4人分くらいの大きさのプリンを一人で食べたのである。中にいろんなものを入れてどんな味になるのか実験も繰り返した。
最近でも仕事帰りにスーパーに立ち寄れば思わずプリンを買ってしまうことが多い。自分が食べるために3連プリンを買うのだ。しかし、夜寝る前に喰おうと思って冷蔵庫をあけるとなぜかオレの買ったプリンが存在しないのである。妻に訊ねると「食べた」ということである。なんということだ。喰うために買ってきたオレが喰えないのである。それでオレが「勝手に喰うな!」と抗議すると、「冷蔵庫は私の領域だ!」と妻に反論されるのだ。つまり、買ってきたプリンは冷蔵庫に入れられた段階でその所有権が妻に移転してしまうのである。そうなると3個しかないプリンは、妻と二人の息子に食われてしまうことになる。どうしても自分がプリンを食べたいならば最低でも4個買わないといけないのである。なんと理不尽なことだろうか。
そのプリンを、あろうことか京都教育大の生協が誤発注してしまい、通常20個の予定が4000個になってしまうという事件が発生した。注文を受ける側の人間がおかしいと思わずにそのまま処理されてしまうのがコンピューターに支配された今の社会の特徴である。京都教育大の購買部の棚はプリンに占領されることになったのである。
この模様はツイッターでたちまち実況中継され、多くの学生がこのプリンの消費に協力して、また生協の方も通常なら105円で販売する「森永の焼きプリン」を70円に値下げしたことで、数時間後には無事に完売することになったのである。事件を知った近隣住民も買いに来たという。
誰かが失敗をしても、ちゃんとそれを善意でカバーすることのできる組織や社会というのがオレは好きだ。プリンを買って食べることは誰にでもできることである。しかも通常よりも安いのである。オレなら「ラッキー!」と5個くらい買うだろう。きっと買いに来た人たちの多くは「安くてラッキー」という気持ちだったに違いない。しかしその結果として誤発注した人は救われ、大量のプリンは廃棄されることもなくちゃんと大勢の人の胃袋に収まったわけである。
以下は朝日新聞の記事である。京都教育大以外の大学も協力して販売したらしい。 焼きプリン4千個を誤発注→学生ツイートで「完売御礼」 【竹田真志夫】京都教育大学生活協同組合(京都市伏見区)で2日、プリン20個を誤って4千個発注してしまうミスがあった。騒動を知った学生らがツイッターで「お願い。プリン買ってあげて!」と購入を呼びかけると投稿が拡散し、その日売り出した204個が完売した。京都大など近隣5大学の生協にも販売を協力してもらい、即日完売する生協もあったという。 京教大生協の関係者によると、購買担当者が発注システムで数量を誤って入力し、2日に4千個のプリンが届いた。京教大だけではさばききれず、5大学の生協に計約3800個の販売協力を要請。京教大は2日、204個を自前で販売し、「ご協力お願いします」と陳列棚に張り紙をした。値段も通常105円から70円に値引きした。 張り紙を目にとめた学生らがツイッターで写真を次々と投稿し、購入を呼びかけた。投稿は拡散し、京教大では2時間ほどで完売。「心やさしい京教生の皆さん、ありがとう」。2日午後、完売後の棚に感謝のメッセージが張られた。
殺伐とした記事が多いオレの最近の日記だからこそ、オレはこの「プリン事件」をぜひとも取り上げてみたかった。オレがもしもその近くにいれば必ず買いに走っただろう。そして、決して学生数の多くない京都教育大の学生たちが、せっせとプリンを買いまくってこのミスをなんとかカバーしようと協力したという美談に拍手を贈りたいのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月09日(金) |
現代に孟子がやってきた! |
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中国から「道徳」なんてものの価値が失われてから久しい。その失われた「道徳」を取り戻すために孔子や孟子が現代に復活したらどんなことになるだろうか。オレは最近そんなことを時々思うのである。
ある時、孟子が突然胡錦涛(コキントウ)の前にやってきた。
胡錦涛:「叟、千里を遠しとせずして来たる。亦将に以って吾が国を利すること有らんか。」 (孟先生は数千年の時空の壁をこえてわざわざおいでくださいました。他の遊説家たちのように先生もまた我が国に利益をもたらそうとされるのですか?)
孟子:「何ぞ必ずしも利と曰はん。亦仁義あるのみ。」 (胡主席はどうして利益のことなどおっしゃる必要がありましょうか。古代の聖王と同じようにあなたもまた仁義の道があるだけです。)
胡錦涛:「仁義とは如何。」 (仁義?それはいったいなんだ。そんなものわしはさっぱりわからんぞ。)
孟子:「王は何を以って我が国を利せんと曰ひ、大夫は何を以って我が家を利せんと曰ひ、士・庶人は何を以って我が身を利せんと曰はば、上下交々利を征りて国危ふからん。」 (国家主席はどういう方法で自分の国に利益をもたらそうかと言い、党幹部はどういう方法で自分の家に利益をもたらそうかと言い、下級官吏や庶民はどうやって自分自身に利益をもたらそうかと言うならば、身分が上から下まで国民全てが利益を巡って争うことになり、国家の存続そのものが危うくなります。)
胡錦涛:「・・・・・」
孟子:「万乗の国、其の君を弑する者は、必ず千乗の家なり。千乗の国、其の君を弑する者は、必ず百乗の家なり。万に千を取り、千に百を取るは、多からずと為さず。苟しくも義を後にして利を先にするを為さば、奪はずんば饜かず。」 (兵車一万台を動員可能な大国において、もしその国の君主を殺す者があるとするならば、それは必ずその国の千乗の大夫です。千乗の国において、もしその国の君主を殺す者があるとするならば、それは必ずその国の百乗の大夫です。万乗の国に仕えて千乗の禄を受け、千乗の国に仕えて百乗の禄を受けるのは、禄として多くないことはありません。仮に義を後回しにして利を先にするようなことがあれば、相手のものを奪い尽くしてしまわなければ満足しないことになります。)
胡錦涛:「・・・・・」
孟子:「未だ仁にして其の親を遺つる者有らざるなり。未だ義にして其の君を後にする者有らざるなり。王も亦 仁義と曰はんのみ。何ぞ必ずしも利と曰はん。」 (情け深い思いやりの心がありながらその親を捨てるという者は、これまでいたためしがありません。義の心を忘れない人でありながらその君主を後回しにする者は、これまでいたためしがありません。胡錦涛主席もまた古の聖賢のように仁義のことを言われるだけでよいのです。どうして尖閣諸島は国家の核心的利益などと言う必要があるでしょうか、いや、言う必要はありません。」
そう告げて孟子は胡錦涛の前からふっと姿を消した。
国家にとって大切なもの、それは「仁義」だ。 「仁」とは民に対する思いやりの心であり、 「義」とはそれを実現するための正しい道筋、つまり正義である。民に対する思いやりの心がなければ政治は酷薄苛烈なものとなり、国民は納税のために国家に奉仕する奴隷のような存在になるだけである。またさまざまなことを決定する際に「義」が存在しなければ、すべての政治決定は正しい手続きを踏まずに密室の謀議によって利害関係者の調整の結果として行われてしまう。
オレは中国のことを批判するために今日の日記を書いた。しかし、振り返って日本のことを見たときに日本の政治にもまた「仁義」など存在しないと思うのである。そもそも政治の世界が「仁義」というものをきちっと実現できていたことなどあるのだろうか。
小沢一郎が自分の率いる党の名前を「国民の生活が第一」にした時、オレは笑った。「仁の意味すること」を党名にするなんて洒落てるじゃないか。おまえこそもっとも「党や自身の利益ばかり考えてるクソ政治家」の代表じゃないか。岩手の建設業界の談合の元締めのくせに何をふざけたこと言うんだ。「国民の生活が第一」と称しながら「自分の利益と国会議員のしての地位が大事」というのが本音だろう。
上から下まで利益のことばかり考えて、上は他国の領土を強奪して自国領にする計画を着々と進め、党幹部は賄賂による不正な蓄財で豊かになり、下はイオンモールや平和堂で破壊や略奪をして日本製品を手に入れる。孟子が危惧したような状況になっているのが今の中国だ。
野田総理には演説の場で、できればこの孟子の言葉を引用して中国政府を批判してもらいたかったのである。
「何ぞ必ずしも利と曰はん。亦仁義あるのみ。」
あんたが言うべきことばは、まさにその一言だったのだ。
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2012年11月08日(木) |
行為には責任を、不起立には処分を! |
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卒業式は厳粛な式典である。そこは教員が勝手な自分の主義主張をアピールするような場所ではない。国歌斉唱の時に自分は起立せずにみんなと違う行動を取りたいと考える生徒がいたとすれば、教師の立場としてそういう生徒は正しく指導しないといけない。もしもそうした生徒の出現を許せば、式典の厳粛さは失われ、生徒が勝手におしゃべりしているような騒然とした空気に支配されてしまうだろう。政治的なアピールをしたいのなら場所を弁えろということなのだ。「君が代」を否定したいのなら自分のブログでも開設して堂々と論陣を張ればいいのである。それを「式典で不起立」などという全然努力もしないでやれることをやって、まるで自分がすごく立派なことをしたかのように勘違いしてるのはオレから見ればただの情けないアホである。
東京都で国歌斉唱をボイコットした教員がいたが、それによって当人が処分を受けるのは当然の結果だと思うのである。処分を受けるのがいやならば国歌斉唱に加わればよい。ボイコットした以上、その責任を負うのは当然だ。停職一ヶ月なら素直に受ければいいじゃないか。別に懲戒免職でもないのだから。そんな寛容な処分で済ませてくれた都教委に感謝すべきだろう。オレが校長ならどれほど怒り狂うだろうか。
読売新聞の記事を引用しよう。
君が代不起立の教員停職、都に30万円賠償命令 式典で国歌の起立斉唱命令に従わず、東京都教育委員会から停職の懲戒処分を受けた元都立校教員の河原井純子さん(62)が、都に300万円の慰謝料を求めた訴訟の差し戻し控訴審で、東京高裁は7日、都に30万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 都教委によると、「戒告より重い処分には慎重な考慮が必要」との初判断を示した1月の最高裁判決後、賠償を命じた判決は初めて。 特別支援学校の教員だった河原井さんは2006年、起立斉唱命令に従わなかったとして、停職1か月の処分を受けた。最高裁は「処分は原則、戒告が相当」として処分を取り消した上で、賠償を認めるか審理するよう高裁に差し戻していた。 南敏文裁判長は「思想・良心の自由の問題に対し、都教委は慎重に検討することを怠った」と指摘。「教壇に立てなかった精神的苦痛は、処分取り消しだけでは回復できない」と述べた。 (2012年11月7日21時04分 読売新聞)
自分のした行為で処分を受けた教員が、その処分の結果として教壇に立つ権利を奪われて「精神的苦痛」を感じたとして賠償金を求めるだなんて、なんだかな〜とオレは不思議に思うのである。罰を与えられて精神的苦痛を感じるくらいなら初めからしなければよかったのである。志の低い教師の中にはペナルティに対して「一ヶ月休めてラッキー」と思うような馬鹿もいる。今回処分を受けた教員はきっとそんなカスではなくて、「教壇に立ちたい」というやる気の溢れる教師だったのだと思うが、それならなおさら生徒に迷惑をかけないためにも国歌斉唱に加わるべきだったのだ。罰を受けた結果損をするのが生徒ならば、自分の信条には反するが国歌斉唱には加わろうと「大人の判断」をすべきだったのだ。「嫌だから歌わない」というのは子どものわがままのレベルでしかない。
問題行動をして注意されたクソガキが、「先生の注意で精神的苦痛を受けました」と親と一緒に学校に乗り込んでくれば、ただ「アホか」と思うだけだが、この不起立教諭のやってることはそれと同じレベルの情けなさである。
「思想・良心の自由」とあるが、公立学校の卒業式は宗教行事でも何でもない。ただの学校行事である。学校行事である以上、個々の教員は自分の仕事を忠実に果たして全体の運営が滞りなく遂行されるように心を砕くだけである。その式典の中で、教員自らが「国歌斉唱不起立」という問題行動を取っている姿を保護者はどのようにとらえただろうか。拍手喝采を送るだろうか? もちろん否である。
最高裁から差し戻された今回の裁判、たかが不起立くらいで停職一ヶ月は重いということだったのだろうか。オレは逆に「クビにはされないというかなり寛容な処分」と感じていたのである。いやはや、公務員の世界はお気楽そのものだぜ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月07日(水) |
除染手当をピンハネしたのは誰だ? |
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震災復興事業で大手ゼネコンはみんなぼろ儲けしている。国が除染事業を発注する先は大手ゼネコンだからである。もちろん大手ゼネコンはそんな小さな仕事は自前ではやらない。系列の下請けに丸投げして、そのときにゼニを抜くのである。その下請けは孫請けに丸投げして、またゼニを抜くのである。そうしてどんどんゼニをピンハネされた結果、除染という危険作業に従事するから出ていたはずの危険手当はどこかに消えてしまうのだ。現場の作業員たちは薄給で長時間働かされるのである。国から支払われたはずの除染手当がちゃんと支給されていない実態があるらしい。読売新聞の記事を引用しよう。
原発周辺の除染手当「支払われず」…環境省調査 東京電力福島第一原発周辺で実施されている国直轄の除染事業を巡って、現場作業員から「特殊勤務手当(1日あたり最高1万円)が支払われていない」との声が出ており、環境省は、受注した事業者が適切に支払っているかどうかの調査を始めた。 同省の除染事業の契約では、現場作業員に特殊勤務手当を支払うことになっており、その費用も含めて予算を計上している。手当は通常の日当に上乗せされ、額は線量の強さや原発との距離に応じて決められている。事業者は除染が終わり次第、手当の支払い状況も含めて同省に報告書類を提出することになっている。 長浜環境相は5日、「そういう状況があるとすればゆゆしき事態。私自身が元請けの責任者を呼び、直接事情を聞きたい」と、訪問先の福島県南相馬市で報道陣に話した。 (2012年11月5日19時26分 読売新聞)
元請けの責任者は、きっと「うちはちゃんと払ってる。ピンハネしてるのは下請けだ!」と主張するのだろう。一番悪いのはてめえだろう! ちゃんと作業員を待遇の良いはずの自社で雇用することもなく、ただ仕事を右から左に回すだけで濡れ手に粟のゼニを稼いでるのだから。大手ゼネコンよ、おまえらが一番の悪だ!
こうやってピンハネ構造が明らかになったのだから、ちゃんと元請けから下請け、孫請けまでの流れを明らかにしてやれよ。そしてピンハネがどこで組織的に行われてるのかをはっきりさせればいいじゃないか。
建設業界にゼニを出してもちっとも景気が良くならないのはなぜか。こうやって途中でピンハネされて中抜けするから投資効果がちっとも反映しないのである。そうやって抜かれたゼニはどこに消えるのかというと、かなりのゼニが実は暴力団に流れているのである。そう、「除染」というお仕事で募集された作業員に本来渡るべきゼニを抜き取る怪しい連中は、政治家の秘書だったり暴力団の中堅幹部だったりするのだ。今回の組織的なピンハネ事件も、どうせ調査の途中で政治家からの横やりがはいって頓挫するに決まっている。ゼネコンの元締めみたいなあの小沢一郎とかいう岩手の建設業界を仕切る黒幕のところにも、おそらく除染事業関連のゼニが還流してるはずだとオレは憶測している。
どうすればピンハネはなくなるのか。簡単である。「下請け」や「孫請け」を使うことを全面禁止すればいいのである。受注したゼネコンは必ず自社従業員にその作業を行わせることに決めればいいのだ。抜き打ち検査で実際に作業している人に身分証を提示させたり、ゼネコン本体との雇用関係を確認することは簡単なことである。丸投げが発覚した場合、受注代金を払わないだけではなくて、その同額の賠償金を支払わせ、払わない場合は社長を刑務所にぶちこんでやればいいのである。大成建設や清水建設といった大手でも容赦なく社長を逮捕すればいいのである。
ただこの「丸投げ」っていう行為は本来禁止されてるのじゃなかったか。なぜ禁止されてることをどのゼネコンも堂々とやってるんだ。おまえら自前の工事能力もないのに受注してそれを下請けに回すなんて詐欺じゃないのか。そうやって不当にピンハネすることがてめえらゼネコンの稼ぎ方なのか。ふざけるなよこのクズ野郎どもめ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月06日(火) |
使ったキップをリサイクルだ! |
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回収されたきっぷはその後どうなるのだろうか。当然焼却処分などで跡形もなくなるのだろうとオレは思っていた。紙ゴミといっても磁気テープもくっついてるので簡単にリサイクルできないだろう。しかし、「もう一回使う」というやり方で積極的にリサイクルしている方が大阪市交通局にいたのである。
回収の切符再利用、49回不正乗車の地下鉄駅員 大阪市交通局は5日、市営地下鉄千日前線新深江駅(大阪市東成区)の男性駅員(45)が7〜11月、乗客の使用した切符を回収して再利用するなどの不正乗車を49回繰り返し、正規運賃2万2830円の支払いを免れていたと発表した。 同局は懲戒処分する方針を示す一方、「駅員が弁済の意向を示している」として、警察への被害届提出は見送るという。 発表によると、駅員は、自動改札機で回収された使用済み切符が、利用当日なら再利用できるのを悪用。新深江駅への通勤などの際、同駅の回収済み切符を取り出して再利用し、正規の運賃を払わなかったほか、磁気カードの書き換えなども行っていた。 今月2日、公務用の乗車証を通勤に使っているのに上司が気づき、一連の不正が発覚した。同局の調査に「家のローンがあり、金に困っていた。申し訳ない」と話しているという。 (2012年11月5日23時17分 読売新聞)
いやはや。たった49回2万2830円とはいえ、これはちょっと恥ずかしい行為である。ただ、本当にこれだけの金額しか不正を行っていないのかとも思うし、この単純な方法をやっているのがこの一人だけだろうかともオレは思うのだ。
地下鉄には自動改札以外に有人の改札がある。そこを無札の同僚が通過しようとしたときに「顔パス」でそのまま通過を認めるようなことは100%ないだろうか。お互いが暗黙の了解でそれを認めていれば、みんなが無札で通過し、地下鉄に限って言えば職員は常に無賃で乗れるということになる。
もっともこれはオレのつまらない憶測で、そこまで腐敗しているわけがないと言われそうだが、通勤に地下鉄を使う場合は定期券をちゃんと購入しないといけないというルールは実は今回の記事を読むまでオレは知らなかった。大阪市交通局の職員は地下鉄はすべてフリーパス、家族もフリーパスくらいに思っていたので、「ちゃんと払っていたのだ!」と逆に驚いたのである。
以前に喫煙で処分された方が確か有期の停職処分だったと思うが、今回はどんなペナルティになるんだろうか。停職3ヶ月くらいで済むのだろうか。カネに困っていたからこのような犯行に及んだわけで、停職期間に給料が入ってこないともっと困ることになりさらに追いつめられるわけだが、もちろんそれも自業自得でありしかたがないのである。
使用済みキップという大量の紙ゴミの行方がどのようにリサイクルされているのか。そんなことはオレは全く知らない。実際のところはどうなのだろうかと少し興味が湧いたのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月05日(月) |
田中真紀子の暴走 |
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これ以上大学や短大を増やしても定員割ればかりが増えてしまうから規制するべきであり、新規の設置は認めないという方針自体は間違っていない。しかし、来年度開学予定ですでに入試などの準備に入ってしまい、教員も内定している場合にいきなり「大学設置不認可」という決定を下すのはあまりにも乱暴である。そういう決定はもっと早い段階で下すべきだ。
秋田公立美術大が来年度の開学を不認可とされたことに対して、秋田市長は怒っている。読売新聞の記事を引用しよう。
大学不認可「到底承服できない」と憤る秋田市長 文部科学省が2日、2013年4月の開学を目指していた秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)の設置申請を「不認可」としたことで、準備を進めてきた秋田市や学校関係者らに驚きと戸惑いが広がった。 穂積志市長は急きょ記者会見し、「到底承服できない」と憤りをあらわにし、近く文科省を訪ね、不認可の撤回を求める考えを示した。 同大は秋田公立美術工芸短大(同)を4年制化し、高い専門性を持つ人材を育てて大学の競争力を向上させようと、市が2011年から開学準備を進めていた。 市や教育関係者らでつくる「4年制大学設置準備委員会」は、昨年5月から基本構想を練り、美術学部美術学科(定員100人)内に「景観デザイン」「ものづくりデザイン」など五つの専攻を置く学科編成やカリキュラムを決定、今年3月、文科省に設置認可を申請していた。今月12日から、推薦入試などの願書を受け付ける予定だった。 同短大の4年制化は、1期目の穂積市長が市長選で初当選した際の公約でもある。穂積市長は会見で、「設置を認可するという審議会(大学設置・学校法人審議会)の答申が、大臣の考え一つで覆されたことは到底承服できない」と厳しい表情で述べた。文科省が不認可を撤回しなかったとしても「4年制化を目指す方針に変わりはない」とし、最短で13年度の再申請、14年度の開学を目指すとした。 さらに穂積市長は、不認可の理由について、文科省から「(申請した)項目に問題があったのではなく、審議会の見直しが必要と聞いている」と説明。「我々は審議会から示された審査基準を一つひとつクリアしてきた。審議会は大臣の諮問機関であり、そこで許可したものを大臣が覆すのは行き過ぎだ」と批判し、「答申の結果が出た後でメンバーがどうだとか、審査基準が緩いとか言うのは、行政のあるべき姿でない」と不満をあらわにした。 市は同大の職員として新たに教員14人、事務職員2人の採用を内定し、本人に伝えている。穂積市長は今後の対応は未定とした上で、「迷惑をかけることになってしまう。(開学が1年遅れて)また優秀な教授陣に巡り合えるかもわからない」と懸念を示した。 市大学設置準備室によると、昨年度、北海道・東北の高校2年生6665人に行った調査で、同大への進学を「希望する・考える」「候補の一つとする」と答えた学生は907人だった。今年1月、同短大の1年生148人に行ったアンケートでは、32人が3年次編入を希望していた。 市は4年制化に向け、同短大の敷地内で研究棟の増築工事や、彫刻棟とサークル棟の新設工事を行っている。施設整備費は計約5億2000万円。同室は「4年制化にはいずれ必要な工事。施設整備は進める」としている。 (2012年11月3日10時35分 読売新聞)
田中真紀子は大臣としての威厳を誇示するためにあえてこういう強引なことをやったのかも知れない。しかし、秋田公立大学側が受けた損害の賠償を要求する訴訟を起こされた場合はどうするのか。採用予定の教員が開学の一年延期によって受ける不利益、入学できなかった学生の不利益、そういったすべてのものに対して国は責任を負うのである。田中真紀子が大臣としてとった行動によって発生したことはすべて国家の責任となる。
もしも大学の数を減らしたいのならば、今学生が集まらずに経営が成り立たなくなってるところからつぶしていけばいいのである。それでも足りないなら学生に抜き打ちの学力試験を課して、極端に成績の悪い小学生並みのところをお取りつぶしにしていけばいいのである。分数の計算とか、中学1年程度の英語の試験を課してみて、そんなこともできないレベルの学生が集まった大学を「廃校」としていけばすむことだ。
公立の美大は数少ない。美大進学にはゼニがかかるのである。だからこそオレは今回の秋田公立美術大の設置不認可を残念に思うのだ。今回の決定の再考を願いたいのである。また、そういう方針変更はもっと早く出しておくべきだ。田中真紀子は設置不認可の合理的理由を官僚に頼らずに自分のコトバで説明可能なのか? ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月04日(日) |
中国にも正義の人がいた! |
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勝手に日本の領土である尖閣諸島を自国の領土と宣言したり、中国共産党がうしろで糸を引いて反日テロをやらせたり、漁民にゼニをばらまいて尖閣への嫌がらせ出漁をやらせたりと最近あのテロ支援国家はどこまでも調子にのってやりたい放題である。たとえ一時的にマイナスになっても日本は中国からすべての企業を撤退させ、縁を切るべきである。こんなクソみたいな国とはつきあえないとはっきりと絶縁宣言すべきなのだ。日本がそうした態度を取らない限りいつまでも舐められるのである。絶縁宣言をすれば、日本よりも中国の方がはるかに多くのものを失うのだ。
そんなテロ支援国家の中で、地道に正義を訴えている立派な人がいたのである。反日デモの真相を調べている勇気ある方が居たのだ。読売新聞の記事を引用しよう。
反日デモの真相は…中国記者、ブログでコツコツ 地元紙記者が真相解明を求め、地道な調査を続けている。当局の規制で紙面化が許されない中、インターネットで取材内容を公表。10月8日には警察当局に対し、異例の情報公開請求まで行った。 西安の有力紙「華商報」で評論部主任を務める江雪氏(38)は、「記者として、一市民として、町が受けた傷を記録する責任がある」と調査を始め、9月27日、自身のブログで詳細な経緯を公表した。宣伝当局の規制で新聞には掲載できないが、上司から「ネットならば問題ない」と了解を得た。 判明したのは、デモのあった9月15日、同市内で少なくとも300台の日本車が破壊されるなどして被害総額は2億元(約25億円)に達したこと。また、20人弱のグループが破壊行為を繰り返し、うち3、4人の中核メンバーが段取りを決め、リーダー格は外部と携帯電話で連絡を取るなど組織的に行われていたことだった。 同市ではトヨタ・カローラを運転していた自営業、李建利さん(51)が鉄のチェーンで頭を殴られて半身不随となり、家族が市公安局に総額約50万元(約625万円)の損害賠償を求めて提訴。だが、地元政府関係者によると、当局から「日本と対抗している時に内輪もめはよくない」と説得され、取り下げたという。 警察が事件を傍観したことについて、警官の一人は江記者に「対応措置に関する上からの命令がなく、デモ参加者は愛国を旗印にしているので、判断が難しかった」と、政治の要請が法の執行に優先する実態を証言した。警官にも100人のけが人が出たという。 警察当局は100人以上の容疑者を拘束したが、具体的な状況は公表されず、犯行グループの実態は不明のまま。そこで江記者は弁護士とともに先月、〈1〉デモ申請の状況〈2〉警察の現場対応策〈3〉事件の処理状況――について、同市警察当局に対し、法令に基づく情報公開の申請を行った。 中国では、形式上、情報公開制度は整備されているが、実際は「書類不備」などを理由に拒まれるケースが多く、開示は望み薄だ。今月8日からの共産党大会を控え、当局は報道規制も強めている。だが、大学で法律を専攻した江記者は「愛国主義という名の下に多くの犠牲が出たが、様々なことが不透明のままだ。我々には、法で保障された知る権利がある」と訴えている。(陝西省西安で 加藤隆則) (2012年11月3日21時24分 読売新聞)
この破壊グループはおそらく共産党幹部の指令を受けて破壊活動をしているのである。言わば、政府公認のテロ集団である。おそらく中国政府はこの連中に何の罰も与えないか、形式だけの軽い罰で済ませるのだろう。あの腐った国ではそれが常識なのである。本来なら全員死刑でもおかしくない大犯罪を、「愛国無罪」として称賛するのがあの国の馬鹿げた雰囲気なのだ。
壊された日本車の持ち主も中国人ならば、襲われてケガをした人も中国人である。その被害の責任を負うべきはすべて反日デモを背後で操って破壊活動をやらせていた中国共産党なのだ。しかし中国政府はこのテロ集団を全員死刑にすることはできない。なぜか?おそらく党幹部の子弟なども混じってるからである。
今回の江雪さんの情報開示請求は当局に黙殺される可能性が高い。しかし中国の民衆の中に「この反日テロはおかしい」「このデモはいったい誰がやらせたのだ」という疑問を持ち、中国政府主導の「反日デモ」というのが実は政治への不満をかわすための卑怯な策略であり、デモ参加者の中に扇動役のサクラが混じっていたことを知る人たちが一人でも増えて欲しいのである。
「もうこんなクソみたいな国で暮らしたくない!」と中国からの脱出を希望し、言論の自由と正義を求める人の中で、寄生虫ではなくてちゃんと働く意志のある人たちをどんどん日本に呼んで労働ビザを発給して、将来日本国籍を取得できる道を与え、このままではニートが増える一方の日本をなんとかすべきなのだ。
少子高齢化が進めば日本の人口は劇的に減少していく。それを上手に補う方法は何か。生活保護受給目的で入国してくるクソを阻止できない今の入管の体制や地方自治体の窓口は情けないが、ちゃんと10年間税金や年金を納めて働けば永住権や日本国籍取得の道が開けるという仕組みを整備して、まともな移民を増やして欲しいのである。いっそ「1億円出せば国籍が買える!」ということにして、中国の金持ちがどんどん日本人になれるようにしてやればいいのだ。自分の愛用していた日本車をぶっつぶされて、「もうこんなひどい国に住めるか!」と思ってる人もいるだろう。そんな人は日本に来てもらえばいいのである。
もしも今回の取材のために江雪さんがなんらかの拘束を受けたり、当局の弾圧を受けるようならば日本政府は速やかに日本への亡命を受け入れて、反日テロの真相を世界に発信すべきである、かの国にちゃんと存在した「正義」を我々日本国人は守る義務があるのだ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月03日(土) |
「ウソついて勝とうよ!」by加藤 |
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デッドボールなのかそうでないのか、ファールか当たってないのか。主審がよく見ていなかった時に選手は巧妙にアピールすることがある。広島にいた達川という捕手は当たってないのに「当たった当たった」と審判をだますのが得意だったという。これはもはや球界の伝説になっているわけだ。
さて、日本シリーズで微妙な判定があった。YOUTUBEにも動画がアップされてるが、加藤はバントしようとして失敗し、ボールはバットにも当たらず捕手のミットに当たっており、その時に加藤は自分のバットが当たってヘルメットを吹っ飛ばしたというのが真相のようである。しかし、その時に派手に倒れるパフォーマンスをしたわけで、一度はファールとジャッジした柳田主審は、駆けつけてきたヤクザ、あっ違ったヤクザに1億円払った原監督を見てあわててデッドボールに変更したのである。
読売新聞を引用したいところだが、さすがに読売はこの件についてはまともな記事がないので、公平中立の立場の毎日新聞の記事を引用しよう。
巨人:加藤“好演”死球「何が起こったのかな、という感じ」 2012年11月02日 <日・巨>4回無死一塁、加藤の胸元付近への投球が捕手のミットをはじく。柳田球審は目を閉じているように見えるが…=スポニチ提供
◇日本シリーズ第5戦 巨人10−2日本ハム(2012年11月1日 札幌D) バントの構えで前のめりだった巨人・加藤は、顔面付近を襲った多田野の139キロの直球に、のけぞるように倒れ込んだ。そして頭を押さえてうずくまった。5−2の4回無死一塁。原監督や岡崎ヘッドコーチ、トレーナーらが心配そうに駆け寄る中、柳田球審は死球と危険球退場を宣告した。場内の大ブーイングを浴びながら一塁へ向かうと、その後の坂本の中犠飛でリードを4点に広げた。 「顔付近に来たので、僕も必死にプレーしました。何が起こったのかな、という感じでした」 中継映像では投球が当たったようには見えなかった。ヘルメットは飛んだが、倒れ込んだ際にバットがつばの部分に当たっていた。加藤は09年9月4日のヤクルト戦(東京ドーム)で頭部死球を受けたことがあり「前に頭に当たったことがあったので」と当時の悪夢も頭をよぎったという。阿部が不在の中、内海との相性の良さを買われて、今シリーズ初出場となった14年目のベテラン。本人は死球については言葉を濁したが、試合の流れを引き戻すワンプレーとなった。 加藤の倒れ方と疑惑の判定へ不満を募らせた敵地の観衆から、その後の打席では容赦ないブーイングを浴びた。しかし、5回2死二、三塁では試合を決定づける左越えの2点適時二塁打。7回2死一塁でも右前打を放ち、逆風を力に変えた。5回の二塁打直後には、続く長野が右膝に死球を受けて負傷退場。今シリーズは第2戦で日本ハムの陽岱鋼と中田も死球を受けており、今後に遺恨を残しそうなムードが球場を包み込んだ。 「無我夢中で必死でした」と振り返った加藤。阿部不在という最大のピンチの中で、攻守にとどまらず存在感を発揮した。
ウソをついて審判をだます加藤もなかなかの卑怯者だが、それにあっさりとだまされる柳田主審もどうしようもないボンクラである。しかし、もしかしたらボンクラではなくて確信犯かも知れないのである。
巨人に有利な誤審をしたジャッジは、退職後に読売関連企業に再就職させてもらえ、巨人に不利な「正しい判定」を心がけたジャッジは、退職後に冷遇されるというまことしやかな噂がささやかれる。柳田主審にとって、自分を売り込むチャンスが降臨したわけだ。それをちゃんと活用しただけなのである。ちゃんとそこには「大人の計算」が働いていたわけである。人間ゼニには弱い。それは審判も選手も同じである。巨人軍というダーティーな組織はプロ野球のガン細胞みたいなものだとオレは常々思ってるが、今回の一件はそれを明確に示してくれている。
なにしろヤクザにポンと1億円払えるのである。今回の誤審の謝礼がどれほどあるかはわからないが、きっとわからないように柳田主審の手元にゼニが届くのだろう。これは全くのオレの憶測だが、ヤクザに1億円払ってもみ消しを依頼した原が、審判のジャッジをファールからデッドボールに変えさせたという事実は動かないのである。
野球とベースボールは違う。日本にあるのは「野球」であり、そこに必要なのは日本人らしい潔さや武士道精神だと思うのだ。審判が間違った判定をして、それによって自分が得をするときに正直に告白できること。それが武士道精神である。武士にとってもっとも恥ずべきことは「卑怯」である。
今回の巨人軍の加藤捕手の行動はまさに「卑怯」である。当たってもないのにおおげさにアピールして審判をだまし、それによって出塁を勝ち取り、多田野投手を退場に追いこんだ。日ハムが少しずつ引き寄せようとしていた流れは完全に巨人に行ってしまった。これを見た少年球児たちはいったいどんな印象を持つだろうか。
昔のプロ野球選手なら、審判がデッドボールと判定しても当たっていないときは「当たってません」と答えただろう。大勢の観衆が見ている前でウソをつくことは恥ずかしいというまっとうな感覚があったはずである。
少年野球をしている多くの子どもたちはこの加藤捕手の行動をどのように受け止めるだろうか。「勝つためには巧妙に審判をだませばよい!」ということをここから学ぶのだろうか。野球というのはそんな卑怯なスポーツなのか。オレはそうは思いたくないのである。このプレイが恥ずかしい大人の行動であることをちゃんと弁えて欲しいのである。少なくともここには武士道精神の欠片もないのである。
さまざまな野球人たちがこの件に関してコメントをしていた。早稲田進学を表明しながら、巨人軍に一位指名してもらい早稲田の推薦入学をドタキャンするという卑怯な方法で巨人軍入団を勝ち取ったあの桑田投手さえもが「昔は選手が当たってないと申告する等 フェアプレー精神でやってったが今は違う」と語っていた。
「フェアプレー精神」ではなくて「卑怯」こそが大事という大切な野球の勝ち方を教えてくれたということで、今回の一件で少年たちはとても勉強になったのである。オレは残り2試合、日本ハムの連勝を願って観戦したいのである。
クルーンが矢野の顔面スレスレに投げた投球(審判はジャンパイア友寄)(これは危険球にならなかった。)
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2012年11月02日(金) |
日本一迷惑な痴漢 |
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痴漢というのはすべて迷惑なんだが、それにもまして迷惑な痴漢というものが存在する。それがこの「線路逃亡痴漢」である。そんな馬鹿は電車にはねられてしまえ!とオレは思うのだが、痴漢野郎であっても人命が尊重されるのが日本の社会であり、電車を止めることになるのだ。迷惑なことこの上ないのである。こんな馬鹿は死刑にしてもいいとオレは思っている。読売新聞の記事を引用しよう。
快速で痴漢、線路を逃げて列車12本止めた男 札幌厚別(あつべつ)署は1日、小樽市勝納(かつない)町、無職角田基容疑者(27)を強制わいせつ容疑で逮捕した。 同署幹部やJR北海道によると、JR列車内でいったん乗客らに取り押さえられながら線路に逃走、列車12本を運休させたという。 発表では、角田容疑者は10月5日午後4時30分頃、札幌市白石区付近を走行中だったJR快速列車内で、10歳代無職女性の下半身などを触った疑い。同署の調べに、角田容疑者は容疑を認めているという。 同署幹部などによると、角田容疑者は、車内で男性客2人に取り押さえられたが、列車が同市厚別区の新札幌駅に停車してドアが開いた直後、ホームから線路に下りて西方向に逃走。このため、線路の安全確認で、JR函館・千歳両線の列車12本が運休、約3000人に影響した。快速列車内に残っていたリュックサックから身元がわかったという。
この馬鹿が線路に逃亡してそのまま逃げ切ったということなんだろうか。そして身柄を確保できなかったので線路に電車を走らせることができず、結果的にこういう馬鹿馬鹿しいことになってしまったのである。迷惑を受けた方々にとってはまことに腹立たしい話である。
痴漢男はどうしても逃げ切りたかった。しかし自分の身元を明らかにしてしまうものをリュックサックに入れたまま電車の中に残してきてしまった。だからたちまち身元が割れてしまったのである。
それにしてもまた「無職」だ。「無職」って失うものがないから犯罪に走りやすいのである。もともと無職だから仕事をクビになるなんてこともないわけで、安心して犯罪に向かう・・・と言えば言い過ぎか。普通の人間は仕事をしている。仕事をしていない人間というのは、まともじゃないから仕事をさせてもらえない人間ということなのかも知れない。どんな仕事についてもすぐにクビにされてしまうから結果的に「無職」とかいうことになるのかも知れない。
こういう痴漢にはどんな罰がふさわしいのだろうか。痴漢で実刑判決なんてことはまずないだろう。だから罰金刑などで済むわけだが、それでも痴漢という性向には何の変化もないのである。
ほとぼりがさめたらまたこの容疑者は痴漢の道に戻ってくるだろう。とりあえずこの馬鹿の顔写真は大きく引き伸ばして主要な駅に貼り付けて、「この男は痴漢常習犯でした」と周知徹底するしかないだろう。何度も繰りかえすしつこい痴漢には国外追放とか島流しなんていう罰を考えて欲しいのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
2012年11月01日(木) |
反則金は払いましょう! |
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オレは今の交通取り締まりに対して疑問を感じている。だが、疑問や反発を感じていてももしも自分がその陥穽のような取り締まりにやられた時はあきらめて反則金を払っている。「悪法も法」と思ってるから従っているのだ。しかし世の中には「従いたくない」人たちもいるのである。そういう方たちは信念を持って払わないようである。その信念に対して警察もなかなかしぶといのである。決して見逃してはくれず、こういうことになるのだ。
金ない」と反則金未納なのに車買い替え…逮捕 交通違反の反則金を納付せず、呼び出しにも応じなかったとして、大分県警は29日、大分市の飲食店従業員の女(45)ら男女6人を道交法違反容疑で逮捕した。 発表によると、女は2010年8月21日、同市内で軽乗用車を運転中、一時停止の標識を無視した疑い。他の5人は速度超過や運転中に携帯電話を使用した疑い。 6人は6000円から1万8000円の反則金を納めず、県警からの4、5回の呼び出しにも応じなかった。「金がない」と言いながら車を買い替えたドライバーもいた。全員容疑を認めているという。 今年の一斉逮捕は、5月に続き2回目。県警は「逃げ得はあり得ない。悪質な違反者には厳しく指導していく」としている。 (2012年10月31日07時59分 読売新聞)
反則金の金額が1万円以下であっても、呼び出しに応じなかったら「逮捕」もあるということである。さすがにこの連中も「逮捕」まではないとたかをくくっていたのだろうか。自宅や職場に突然警察官がやってきて、令状を示して逮捕されるというのはあんまり気分の良いものじゃない。オレは好奇心旺盛だが、さすがにそいいう体験はごめんだ。
悪質な違反者に対して厳しく応じること自体は間違いじゃないし、そうしてもらわないと困る。オレのような善良なドライバーはなおさらそう思っているだろう。
さて、違反者の数も多く質も最悪な大阪はこういう一斉逮捕は行われているのだろうか。それが少し気になるのである。大阪の場合、所有者と使用者の違うクルマがたくさん走っていて、そういうヤバいクルマは「違反し放題カー」として重宝されている。つまり、金融屋が借金のカタに取り上げて、そのまま第三者が使ってるというパターンである。いくら違反しても現認でない限りは安心なので、駐車違反やり放題のクルマとしてヤクザ屋さんたちが愛用しているのだ。大阪には千台近く走ってると言われる。
反則金を払うのは楽しいものではない。しかし今の秩序を維持するためにはこういうコストはあきらめて負担すべきものかも知れない。オレはくだらない取り締まりをいつも横目に見つつ、捕まってる善良な市民に同情してしまうのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館
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