江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ
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ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。
2008年04月30日(水) |
ガソリンは4月中に入れましょう! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。 最近この日記をごらんになるようになった方は本サイトである「教師EXAの秘密の部屋」もよろしく。テキストがたくさんありますよ。
満タンにできるガソリンタンクの容量はせいぜい50リットル、1リットルあたり30円の価格差があれば1500円の差になるわけだが、最大でもたかがその程度の金額のことのために金づちで殴りかかる馬鹿も発生している。なんとも情けない状況である。
給油待ちの車列に割り込んだ男、金づちで殴りかかり逮捕 29日午後5時ごろ、兵庫県明石市魚住町のセルフ式ガソリンスタンドで、給油待ちの車の列に、近くの無職竹本清美容疑者(59)の軽ワゴン車がバックしながら割り込み、列の後ろの車に乗っていた会社員(29)と口論になった。 竹本容疑者は給油を終えると、金づちで会社員に殴りかかろうとしたため、店員らが取り押さえ、県警明石署員が暴力行為の疑いで現行犯逮捕した。 発表によると、竹本容疑者は「ガソリンが値上がりする前に給油しておこうと思った。自分は順番通りに並んでいた」と話しているという。金づちは日曜大工のために車に積んでいたという。(2008年4月30日00時13分 読売新聞)
こういう馬鹿が発生したり、また車内に隠した金属缶に給油しようとして発火してその缶をスタンドに投げ捨てて逃亡する馬鹿がいたり(もしかしてタバコでも吸いながら給油していたのか?)と日本全国馬鹿の多さにいつもあきれるのだが、大型連休を控えて行楽用のガソリンを確保しておきたいという気持ちもわかるのである。オレは明日の夜にもう一度ガソリンを入れて少しでも5月1日からの値上げに対して防衛しようと思っている。30日に再値上げの法案が可決されるのがはっきりしてる以上、もはや我々はその価格上昇の痛みに耐えるしかないのである。自民党議員の中に造反して反対するヤツは居ないのか。もしもそんな議員がいれば党本部からは除名を食らうかも知れないが、有権者には圧倒的に支持されるだろう。小選挙区で当選するためにそんな議員が出てくれれば面白いのである。少なくとも今のままでは多くの自民党議員の命脈は次の選挙で尽きてしまう。
それにしてもせっかくガソリンが安くなったのにまた上げやがって!とオレはかなり怒ってるのである。オレには「国家のために安定した税収が必要だ!」などという大局的な見地や観点は全くない。オレにあるのは「ガソリン代が増えるやないか!」という自分の私利私欲から来る怒りがあるだけだ。自分さえよければいいのである。
「値上がり前に給油したい」ガソリンの駆け込み需要本格化 ガソリン税などの暫定税率が復活する見通しとなり、大型連休が始まった26日から安いガソリンを買い求めるドライバーの駆け込み需要が本格化し始めた。 暫定税率が復活すると、5月以降、1リットルあたり25・1円の増税となり、卸価格の値上げ分と合わせて、30円程度の値上げを検討しているガソリンスタンドもある。石油元売り大手は「駆け込み需要は祝日の4月29日がピークになりそうだ」と予測している。 東京・世田谷区の「環八通り」沿いにあるセルフ式のスタンド「エクスプレス八幡山SS」では、午前10時ごろから給油待ちの車が出始め、夕方までに多い時で10台ほどの車列ができた。客は通常の土曜日より1〜2割多かったという。この日のレギュラーガソリン価格は1リットル=124円。同店の男性主任は「暫定税率が5月1日に復活すれば1リットルあたり30円近く値上げする可能性がある」と話すが、「周辺店が安いままなら別だ」と柔軟に考えている。 スタンドから石油元売りへの石油製品の注文も増えている。出光興産では、26日配送分のガソリンなど石油製品の注文受付量が平年比29%増に達した。昭和シェル石油も前年より1割増、新日石もガソリンの注文は1割強増えた。(2008年4月27日02時13分 読売新聞)
果たして5月1日からガソリンは上がるのか? 前回の値下げの時は4月1日から下がった。それを考えた場合、5月1日に合わせてすべてのスタンドは値上げを実施してきそうな気がする。その場合、ガソリンスタンドのタンク内にある安いときに仕入れたガソリンや軽油に関してはリッターあたり30円近い値上がり益が手にはいるのである。値引き合戦で苦しい経営を強いられているガソリンスタンドにとって、この収益はまことにありがたいものとなる。しかし、前回の4月1日の場合、朝の時点でまだ下げてない店も少なからず存在したことを思えば、今度もいきなり値上げしない店がある程度存在することを期待してしまうのだ。
もしも5月1日に一斉値上げされなかったとすれば、オレのようなセコい人間にとってかろうじてできる防衛策というのは、5月に入れば毎日GSの価格をチェックして、毎日満タンにしつつ値上がりに備えるという方法かも知れない。しかし、一般的な規模のガソリンスタンドの場合の在庫というのは何日分くらいあるのだろうか。どんなに長くても3日も持たないような気もするのだが。
オレは今日、家から8キロほど離れたところにあるイオンモール堺北花田プラウに行くのに、クルマではなくてスクーターを使った。休日は駐車場が大混乱して出し入れに時間が掛かるからというのも一つの理由だが、昨年の夏もそうだったように近場の移動にはできるだけクルマを使わずにスクーターで済ませるというのがオレのガソリン価格高騰に対する一つの防衛策である。5月1日からはレギュラーでもリッター160円台になるという。ハイオクなら170円台を覚悟しないといけないということだろうか。そこまで上がると一ヶ月のガソリン代もとんでもない金額になってしまう。なんとか防衛しないと・・・ということになるのである。結果的に多くのドライバーが少しでも燃費のいいクルマを求めてトヨタ・プリウスなんかが売れることになり、また今以上にトヨタを儲けさせることになってしまうのだろうか。オレのように年間2万キロ近く走ることのあるドライバーの場合、プリウスを買っても3年くらいでその価格差分をガソリン代で取り戻せそうである。
高齢者の医療費負担の増加、ガソリン価格の値上げなど国民負担を増やす施策を次々と連発した自民党政権にとって、次の総選挙は一日でも遅らせたいだろう。負けるのがわかってるからだ。選挙までに逆転の一手を思いつけるのかどうか。今の自民党にそんな企画力のある政治家など一人もいそうもない。かといって民主党にもいないのだが。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月29日(火) |
歴史を知らない馬鹿は大統領をするな! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。この本村洋さんに関する記事を読んで大変感銘を受けました。ぜひごらんになってください。
政治家というのは歴史を知らないといけない。過去の歴史を正しく知ることは、将来に禍根を残さないためにもっとも重要なことであるとオレは思っている。ここに歴史について無知な大統領がいる。この事実を我々はどう受け止めればいいのか。
プーチン大統領「北朝鮮許せない」 拉致問題に“激怒” 日露首脳会談2008.4.29 01:07 ロシアのプーチン大統領が26日の福田康夫首相との首脳会談で、北朝鮮による日本人拉致事件について「許せない行為だ」と述べ、かつてない強い口調で北朝鮮を批判し、拉致問題解決に向けての協力を惜しまない考えを示していたことが明らかになった。北朝鮮に隠然たる影響力をもつロシアの首脳の「怒り」が、北朝鮮を動かす圧力になる可能性がある。 政府関係者によると、プーチン大統領の「許せない」発言は、首相が北朝鮮の拉致問題に言及した際に飛び出した。首相が「ロシアの影響力を行使してほしい」と要請したところ、大統領は北朝鮮を厳しく非難し、「極東地域の安定のために今後も日本に協力していく」と応じたという。 プーチン氏は5月7日の大統領退任後も首相としてメドベージェフ次期大統領との「双頭」体制で対外戦略を推進するとみられ、日本政府内には「ロシアの北朝鮮への強硬姿勢は援軍になる」との見方がある。 ただ、日露関係筋は「拉致問題でロシアが真剣に北朝鮮の尻をたたくとは思えない。北方領土問題で日本側を懐柔するために、日本を後押しするポーズをみせているのではないか」と指摘している。
おいこらプーチン、北朝鮮の拉致問題が許せないなどと調子コイて発言するくらいだから、先にシベリア抑留の問題について謝ったんだろうなあ。107万人もの日本人が極寒のシベリアに連れていかれ、そこで約3分の1の人が亡くなったという事実を知ってるのか。その賠償をおまえらロスケが全く行っていないということをどう考えるのか。おまえらロスケが日本人をシベリアに連れ去ったのは戦争が終わってからだ。だからオレはシベリア抑留者を戦時捕虜とは思っていない。それはただの「拉致」だ。北朝鮮の拉致などとは比べモノにならない規模の拉致をおまえらロスケは行って居るんだ。そのことを知らないとは言わせないぞ。
国際法上では、捕虜として抑留中の賃金は、帰国時に証明書を持ち帰れば、その捕虜の所属国が支払うことになっている。このルールに従えば、なんとシベリア抑留中の労働の対価は日本政府が支払うと言うことになる。オレは抑留者が政府から賃金の支払いを受けたなどと言う話を聞いたことがない。ソ連ではなくてアメリカやイギリスの捕虜になった日本兵に対しては労働証明書が発行されて賃金を支払ってるのだという。しかしソ連は労働証明書を発行しなかったために(1992年以後発行するようになったそうだが)、未だに日本政府は賃金支払いを行っていないらしい。
ただ、オレの感覚としてはこの「シベリア抑留」というのは明確な犯罪行為だ。劣悪な状況下で多くの日本人が使役され、殺された事実を思えばこの犯罪に関して日本政府は正当な賠償を要求すべきである。いくら敗戦国であるとは言え、ここまでの屈辱を甘受しないといけないのかとオレは憤るのである。
日露戦争の時に多くのロスケが捕虜となった。彼らに対して日本政府は最大限の待遇でその地位を保証し、終戦後は速やかに帰国させたではないか。それが当たり前のことだろう。ソ連政府は国内の政治犯に懲罰を与えるのと同じ感覚で日本人をシベリアで労役に当たらせたのだ。そのことに対して、プーチンよ、おまえは何も感じないのか。おまえたちの国が過去に起こした数々の犯罪行為に対して、全く何も感じないような冷血漢なのか。いくら歴史に対して無知なおまえでも「カチンの森事件」くらいは知ってるだろう。アンジェイ・ワイダ監督の映画はちゃんと観たのか。アンジェイ・ワイダ監督のお父さんもその時に無惨にも殺された一人だ。多くの人権抑圧や虐殺を平然と行ってきた国家の指導者だからこそ、おまえにはその事実を知る義務があるのだ。過去の歴史に対してプーチンに確かに直接の責任はない。しかし、そのことに対して無知であることは許されない。殺されたり人権を侵害された側の国民は永久にそのことを忘れないからだ。
プーチンよ、おまえの頭の中にあるのはゼニを稼ぐことだけだ。だから樺太の油田から日本の資本を排除し、資源を国家で独占しようとしてるのだ。あのぼんくら総理、福田康夫との会談の時も日本からいかにゼニを引っ張るかということだけしか考えていなかっただろう。日露友好とかそんなものはおまえの頭の中にはないはずだ。どうせ日本人のことなど黄色いサル程度にしか考えていないのだろう。北方領土問題にしても話し合うポーズを示すだけで実際に話す気など全くないに決まっている。おまえたちの国が行った引き揚げ船の撃沈などの非人道的な行為のすべてがオレは許せない。北方領土を返還するだけじゃなくシベリアの資源を土地付きで日本に進呈して初めて償えるというものだろう。シベリア抑留で殺された多くの民の命を償うには、千島列島すべてと樺太を日本に引き渡した上で賠償金を100兆円くらい支払ってもおかしくないぜ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月28日(月) |
これは自民党政治の終焉か? |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。 ほとんど見る人が無くて忘れられたうれひの年譜も、もしもまだごらんでないのならぜひ開いてみてください。
政府・与党は4月30日に税制改正関連法案を再可決して、ガソリン税の暫定税率を復活させ、ガソリンを元の値段以上に上げようとしてるのだが、そうした動きに対する明確な国民の意思表示がこの補選の結果だというのはオレの穿った見方だろうか。少なくとも今総選挙をやれば自民党は歴史的大敗をするのは間違いないわけで、衆議院は任期一杯までとにかく引っ張ろうとするだろう。そうなるとまだ1年3ヶ月ほど時間があるわけだ。その間に福田康夫はクビになってるだろうし、次は麻生太郎か小池百合子がどっちがやるのかわからないが、政局の混迷はまだまだ続きそうだ。参議院の過半数を野党が握ってるということだけで、これほど政治が面白くなるのかと感じるオレはやはりただの野次馬なのかも知れないが。
民主、衆院補選で勝利 高齢者医療・道路追い風に2008年04月27日23時02分 後期高齢者医療制度や道路政策が問われた衆院山口2区補選が27日投開票され、民主党が大差をつけて自民党から議席を奪い返した。政府・与党は30日に税制改正関連法案を衆院で再可決してガソリン税の暫定税率を復活させるが、民主党は徹底抗戦する構えで、5月の政局も見すえて首相問責決議案の提出時期の調整に入った。 山口2区補選は、比例中国ブロックからくら替えした民主党前職の平岡秀夫氏(54)=社民党推薦=が、自民党新顔で前内閣官房地域活性化統合事務局長の山本繁太郎氏(59)=公明党推薦=を約2万票差で破った。当日有権者数は30万8017人、投票率は69.00%(前回総選挙72.45%)。 補選は、05年の総選挙で平岡氏に競り勝った自民党の福田良彦氏が2月の出直し岩国市長選に転出したことに伴う。共産党は同県内では53年ぶりに国政選挙での候補者擁立を見送り、自民・民主の一騎打ちとなった。 平岡氏は今年初めに早々と名乗りを上げ、選挙戦では「政権交代に向けた大きなうねりをつくる」と強調。道路政策、消えた年金記録に加え、後期高齢者医療制度の「3点セット」で政府・与党を攻撃した戦術が功を奏した。民主、社民支持層をまとめ上げたほか、自主投票で臨んだ共産支持層や無党派層にも浸透。選挙区での返り咲きを果たした。 民主党は「総選挙の最大の試金石」(小沢代表)として、小沢氏、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の「トロイカ」をそろい踏みさせるなど総力戦を展開。最大の支持組織「連合」も傘下労組をまとめた。社民、国民新、新党日本の首脳も応援に入り、野党共闘をアピールした。 一方、山本氏の立候補表明は3月初めと出遅れた。争点となった道路政策には触れず、ひたすら「地域活性化」を強調。米軍岩国基地への民間機就航の実現を唱え、平岡氏を急追したが、及ばなかった。 福田内閣の支持率低下に悩む自民党は「政局の流れを大きく変える選挙」(古賀誠選対委員長)と位置づけ、こちらも総力戦に。首相や伊吹文明幹事長、麻生太郎前幹事長、安倍前首相らも応援に入り、地元首長の協力を仰ぎ、建設業をはじめとする企業・団体を引き締める組織戦を徹底した。しかし、自民、公明支持層さえ十分固めることができず、無党派層への広がりも欠いた。
この補選、自民党にはかなりの危機感があったわけだ。この選挙が「政局の流れを大きく変える」と位置づけていたのなら、その敗戦で何か戦略の変更はないのだろうか。いきなり「暫定税率は復活しません!」なんてことになればオレは嬉しくてたまらないのだが、とりあえず月末にガソリンは満タンにして様子を見ようと思っている。(月末のガソリンスタンドはかなり混むだろうなあ)
記事の中にあった「自民、公明支持層さえ十分固めることができず」という部分には哀れささえ感じてしまうのだ。しかし、仮にこのままの流れで民主党が政権をとることがあったとしても、それは国民が民主党を評価した結果ではなくて、ただ単に自民党が勝手にコケてくれただけである。野球にたとえて言うなら敵失や押し出し四球で得点したようなものである。
オレは自民党政権を一度途切れさせることで、自民党の連中がアメリカとの間におそらくは結んだであろう密約をみんな反故にできる可能性を期待する。アメリカは躍起になってMD(ミサイル防衛システム)を売り込もうとしているが、そんなものに1兆円も出すくらいなら国内でかなりの雇用対策が可能になる。沖縄の部隊のグアムへの移転も日本が極端に水増しさせられた引っ越し代を思いやり予算から負担させられるみたいだが、そんなものもすべて拒否してもらいたい。それを可能にする方法は政権交代だけだ。「そんな約束はコイズミのアホが結んだのだろう。そんなこと知らんね」と突っぱねて、日本の国益だけを主張するそんな人間が総理大臣となってもらいたい。(民主党内に人材がないならなんならいつでもオレを指名してくれ。暗殺されるまでオレは戦うよ。たぶんそういう意志を持った米国政府に都合の悪い人間は必ず抹殺されると思うからな。)
国民年金の掛け金の未納者がなぜ多いか知ってるか? それは大規模小売店舗法のせいで自営業の個人商店がほとんど壊滅させられ、地方の駅前商店街がシャッター通りと化したことと大いに関連がある。大企業が偽装請負や派遣社員に頼って正社員率を低下させた結果、厚生年金加入者が減ってしまったということも関連している。大企業優先の偏った政策で国民の多数を貧しくしておいて、その貧しくなった国民に「後期高齢者医療制度」なんて形でさらなる負担をさせようとしているわけだ。なぜ搾取によって豊かになった企業に負担させずに、ダメージを受けてぼろぼろになっている国民からさらに巻き上げようとするのか。これまでの政策のミスが今の状況を生み出しているということをどれだけ認識しているのか。
自民党がアメリカ一辺倒のスタンスを続ける限り日本はドル安と共に沈没するしかない。まだ世界の趨勢がわかっていないのは日本の政治家くらいだろう。今回の北京五輪の問題を巡って欧州諸国が中国との対立を深める中で、日本とアメリカが中国べったりなのはなぜか。アメリカの崩壊を救うのは日本や中国の資金だからだ。日本が保有する数百兆円規模の米国債をおそらくコイズミは「絶対に売らない」なんて密約を結ばされてるのだろう。永遠に売れない債券なんてただの不良債権である。サブプライム問題はこのゴミをアメリカに巧妙に押しつけるいいチャンスだったんだ。出資という形でその紙切れを押しつけてやれば、ちゃんとまともな形で換金可能だったわけだ。そんなことになぜ日本の財務官僚は誰も気づかなかったのか。きっと馬鹿なんだろう。
この補選が自民党政権の終焉となるのか、あるいはまだ波乱が待ってるのか、それはオレにはわからない。ただ、今回のチベット問題で中国という国家の本質が明らかになった以上、日本が世界に示せるものは何か。それを考えるのが政治であることに気づいて欲しい。これは中国のしでかした「敵失」なのである。今こそ日本の国際的な地位を高めてアメリカや中国に対して有利に外交を進めるチャンスなのだということに政権内の誰が気づいてるだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月27日(日) |
両替するなら金券ショップなのだ! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。
GWが始まった。今年は超大型連休にはならないようで海外旅行も少ないという話だが、それでも連休初日にあたる今日は中国自動車道などで大きな渋滞が発生していたようである。成田や関空も出国ラッシュなんだろう。さて、海外旅行するときは外貨が必要になる。その外貨を調達するときに普通は銀行に行くわけなんだが、なんと金券ショップでも両替可能なのである。銀行の場合は営業時間が普通は15:00までだが、金券ショップは遅くまで開いてることも多く、しかも手数料も安いのだ。もうアホらしくて銀行になんかいけないのである。ドルへの両替、ドルからの両替で1ドルあたり3円くらいとられる手数料が、金券ショップでは1円70銭ほどだという。両替する金額が大きかったらその手数料の差額も大きくなるのである。海外旅行に出かける前に必要な少額のキャッシュを手に入れるためなら迷わずに金券ショップだ。
オレが1988年に東欧、北欧を長期間旅行したとき、基本的に外貨はアメックスのTC(トラベラーズチェック)にして持参したのだが、東欧ではドルの小額紙幣がいろんな場面で役立つと聞いてドルも持参することにした。梅田の住友銀行でドルの両替を申し込むと「ドルのキャッシュはありません!」と答えられ、住友VISAのTCを勧められた。オレはその場で銀行員を罵倒した。「ドルがないとはないとは何事やね!おまえとこそれでよう商売できてるなあボケ!」梅田支店と言えば大阪のど真ん中である。そんなところでドルに替えられないなんてひどすぎるじゃないか。オレが両替に訪れたその時期、なぜか急激にドル高が進んでいて一日に50銭ずつくらいドルは上昇していた。オレが両替を急いだのもそのドル高のせいだった。もしかしたら住友銀行は上司の指示でドルの売り惜しみをしていたのかも知れない。だったらなおさらクソだが。
オレは東京銀行がある淀屋橋に徒歩で移動した。東京銀行ならドルがないなんてことはありえないと思ったのである。御堂筋を歩いて南下しつつ、東京銀行に入る前にふと目の前の三和銀行に入ってみた。新聞などで見かけるレートよりも3円くらいドルは高かった。なんでこんなに高いのだろうと思って三和銀行を出て、東京銀行も同じだろうと思って途方に暮れていたら目の前に「BANK OF AMERICA」があることに気がついた。「えーっ、こんなところにこんなのがあったんだ」と思って中に入るとそこに表示されていた為替レートは、お隣の三和銀行よりも2円ほど安かった。オレはそこで迷わず円からドルへ両替した。1ドルや10ドルといった小額紙幣をたくさん手に入れたのである。両替と聞いて思い出すのはそのときのことである。それにしてもなぜ三和銀行とBANK OF AMERICAの間にあんなにレートに差があったのだろうか。銀行の関係者に教えてもらいたいぜ。
一時は95円80銭まで進んだ円高だが、今は104円台まで戻してきている。その安くなったドルを金券ショップに買いに来る動きが目立つのだという。手数料の安さを狙って為替差益を得るためにドルを買うのである。金券ショップではドルから円への両替もできるので、手持ちの現金をしばらくドルで保有して円安になればドルから円に両替するという方法である。この取引で得た利益に関してはどこにも記録が残らないために脱税しやすいのである。そういうわけで金券ショップが大繁盛なのだ。
もっともドルをキャッシュでタンスの中に持っていても金利は全くつかない。そういう意味では FXの方がかなり効率的だと思う。レバレッジを効かせて10倍とか100倍の金額を取引すればさらに莫大な利益を得られるからだ。ただ、FXは仕組みが複雑で理解できないという方にとっては、金券ショップでの簡単な取引で利益が見込めるというのがいいのかも知れない。
ハイウェイカードが消滅し、全国の有料道路や高速道路の回数券がETCの普及によってどんどん姿を消した。テレホンカードもいつのまにかほとんど見られなくなった。それらの商品はかつての金券ショップの主力商品だったはずである。そうした収益の柱を失ったことで金券ショップの営業はかなり苦しくなった。オレがよく利用していた大阪市天王寺区の金券ショップも2軒ともつぶれてしまって困っているのである。オレが編み出した 都心の駐車場にクルマを安く置く方法(別名・商品券マジック)を実践するためには金券ショップは欠かせない。
便利な金券ショップの存在はオレのようなケチでせこい人間にとっては大変重要である。年に何度か出張などで東京に行くことがあるが、そのときにオレが使う新幹線チケットは常に金券ショップで買っている。いや、新幹線の回数券のバラ売りは金券ショップにしかない。そんなわけでこの業界が衰退すると実に困るのである。金券ショップのショーケースにはロイホやガストなどの大手外食産業のお食事券も置かれている。これらは株主優待券という形で放出されるのだが、株主も全部は喰いきれないのでそうして金券屋に売り飛ばすのだろう。そういえばオレがかつて阪神電鉄や阪神百貨店の株主だったときも、株主優待券は基本的に金券ショップに売り飛ばしていたっけ。
まだ外貨両替を行う金券ショップは全体の一割ほどである。銀行の縄張りを荒らすその行為がこれからどんな形で問題になるのかオレには予想もつかない。もしかしたら銀行からの横やりが入るのかも知れないし、銀行の依頼で動いた暴力団組員が金券ショップを襲うようなこともあるかも知れない。ただ、金券ショップはこの新たな収益源を必死で守ろうとするだろう。さて、どんな形で決着がつくのだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月26日(土) |
この世から悲惨な自殺を無くしてください |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。
4月25日の朝、大阪の通勤の大動脈である地下鉄御堂筋線は、西中島南方駅で発生した人身事故のために約1時間ストップした。このため10万人近い通勤客が影響を受けて大混乱した。オレが教える学園でも延着のために遅刻する生徒が数百名発生したのである。これほどまでに迷惑な鉄道飛び込み自殺という行為をどうすればなくせるのか。どうしても鉄道自殺をやりたいのなら、時と場所をわきまえて欲しかったのである。せめて通勤ラッシュの時間をはずすとかして欲しかった。ふだんその電車を利用してるのならなおさら自分がどんな迷惑を掛けるのかをなぜ考えられなかったのか。もっとも自殺という行為自体がものすごく自己中心的な行為であり、そういう行為をする人間に周囲への配慮とか他人への迷惑とかを考える余裕が無くても仕方がないのだが。
飛び込み自殺すれば、どんなに健康だった肉体でも一瞬にして失われる。オレはその健康な肉体を実にもったいないと思うのである。そこには2個の健康な腎臓がある。それを取り出せば二人の腎移植を待つ透析患者が救えるのであり、一年につき600万円×2の医療費が削減できるのである。(←透析に関する医療費の項目参照)腎臓だけではない。角膜も、心臓も、肝臓もみんな貴重な臓器である。骨や髪だって利用可能かも知れない。そのすべてが無惨に捨てられるなんてことはあまりにも惜しいとオレは思うのだ。どうせ死ぬのならその身体をどうして誰かのために役立ててくれないのか。
渡辺淳一の小説「白き旅立ち」には、自分が愛した医師に「腑分け(解剖)」をさせたいためにわざと寿命を縮めて犠牲になる遊女が出てくる。その自己犠牲の崇高な魂と、自殺をしていく人間の気持ちは対極にあるものかも知れない。しかし、安楽死が法整備されて希望者に自由に行われるようになったときに、その安楽死を自殺の手段として行う者が出て、その自殺者の臓器が有効利用される仕組みが生まれればそれは多くの問題を一挙に解決するのではないか。
全国の都道府県の指定された病院は安楽死外来を設置し、そこにやってきた自殺志願者は必要な手続きをとって本人確認した上でもっとも痛みのない方法で静かに生命活動を停止させられる。そして必要な臓器はすべて採集され、不要な部分だけが火葬されて遺族の元に送られる・・・という仕組みにしたらどうか。未成年の場合は親の同意を必要とするとか、結婚してる場合は配偶者の同意と保険金目的ではないという念書を入れさせるとかいうふうにして悪用されることを防げばいい。
このメリットは鉄道への飛び込み自殺というあの無惨な死を確実に減らせるということである。誰だってあんなむごたらしい死に方を望んでいないはずだ。ところが簡単に人を死なせてくれる場所がないのである。この世には死にたい人が無数に存在する。しかし、我々が簡単に選択可能な死ぬ方法というのは限られている。銃社会ではない日本では銃で自殺するということは困難だ。明治政府の廃刀令の影響で個人の家庭には日本刀などの刃物はない。刃物を使って家で死ぬならば、飛び散った血を掃除する家族の迷惑のことを考えてしまう。それで誰にも迷惑が掛からないと考えて鉄道に飛び込むのか。確かにキミの家族には迷惑を掛けないかも知れないが、その代わりに何万人という赤の他人が大迷惑するのだ。だったら検討してみる価値はあるだろう。
ここまで読んで「江草、おまえはなんという暴論を吐くのか!」とお怒りになった方もいるだろう。もちろん江草にはこの日記がかなりの暴論であるという認識がある。そして大切なのはこの世から「自殺」したくなるような苦しみやストレスを無くすことだと思っている。しかし、現実に日本中の鉄道では多くの飛び込み自殺が日々発生してるのである。それらの多くはあまりにもありふれた事件となってしまい、ろくに報道されないことだってある。
自分をこの世に必要ないものだと自己否定し、生きていることを辞めたくなった人に対して「あなたのからだの各パーツはこんなに貴重なものであり、欲しがっている方が大勢いらっしゃるのですよ」と伝えることはもしかしたらその自殺の意志を翻意させるのに役立つかも知れない。それぞれの臓器に適正な値段を付ければ、改めて自殺希望者は自分の身体の貴重さを理解するだろう。そんなに貴重なものを一瞬にして無にしてしまおうとした自分の愚かさに気がつくかも知れない。設置された安楽死外来は一度も実際の自殺に利用されずに終わるかも知れない。今は年間3万人も自殺しているということだが、この安楽死外来の設置で自殺者を少しでも減らせるのなら、ちゃんと設置の意味があったということになるのではないか。暴論のつもりで書いたのだが、そんな時に限って最後のオチはきわめて真っ当な結論になったのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月25日(金) |
それは自殺という名のテロである! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。大好評の 3万円で買えるノートパソコンもよろしく。私の職場にももう4人もユーザーが生まれました。
かつて、ネットで流行した自殺手段は練炭を用いた一酸化炭素中毒だった。仲間を募って静かに「自殺オフ」を企画実行するケースが多かったのである。しかし、その自殺よりも今は「まぜるな危険」のはずだった家庭用洗剤をまぜて、危険な硫化水素ガスを発生させて自殺するケースが増えている。アサヒコムの解説記事を引用しよう。
相次ぐ硫化水素自殺 メーカーや警察、消防の対応は2008年04月24日 相次ぐ硫化水素を使った自殺への対応に洗剤メーカーや警察は苦慮している。 硫化水素を発生させるために使われる洗剤の容器には『まぜるな危険』との警告が明記されている。しかし、ある家庭用洗剤のメーカーの広報担当者は「間違った方法で使おうと考えている人には『混ぜれば、有毒ガスがつくれる』と知らせることになる」と悩む。「警告文をさらに目立たせても、自殺の防止に効果があるかは疑問。対応のとりようがない」 一方、京都府警や兵庫県警は、インターネットのプロバイダー各社や業界団体に、硫化水素を使った自殺方法を記した書き込みを「有害情報」として削除を依頼した。わいせつ画像などと違って違法性の法的根拠がないため強制はできず、京都府内では24日までに23社中2社が検討する意思を示したにとどまる。 消防も初動対応の徹底や二次被害防止の訓練に追われる。消防庁は8日、各自治体に硫化水素自殺が起きた場合の周辺住民への安全対策を徹底するよう指示。事故の起きた香南市の消防本部でも数日前に硫化水素自殺について勉強会をしたばかりだった。 通報を受けた同本部は今回、硫化水素の発生を想定して防護マスクやガス検知器などを装備して出動。現場に駆けつけた隊員は「まさか実際に起こるとは」と話した。 今月に入って2件の硫化水素自殺が続いた岡山県の井原地区消防組合は化学防護服を新たに10着を発注。大阪市消防局も今月下旬から化学物質を扱う専門の救助隊が市内25署を巡回し、硫化水素の基礎知識や対応について教える。
猛毒ガス階下襲う 硫化水素自殺、住民は避難先で一夜 2008年04月24日13時03分 夕食時のだんらんを猛毒のガスが襲った。23日夜、高知県香南市の市営住宅で起きた硫化水素自殺が原因とみられる異臭騒ぎ。約70人がのどの痛みや嘔吐(おうと)を訴えるなどして病院で診察を受け、被害は前例のない規模に広がった。突然の恐怖に見舞われた人々は体調に不安を感じながら、避難先で一夜を過ごした。 現場の部屋の階下に住む会社員男性(53)は午後8時ごろ、テレビを見ていて赤色灯に気付いた。「火も煙も見えないのに何で、と思っていたら、消防隊員が家に来て退避しろと言われ、着のみ着のままで逃げました」と戸惑いを隠さない。妻(58)がのどの痛みを訴えて入院。自分ものどの調子が悪く、病院で診察を受けた。「テレビの世界のことと思っていたが、今も何が起きたかピンとこない」 現場と同じ階に住む主婦(43)は、テレビを見ていたら硫黄のような強烈なにおいを感じた。「部屋を閉め切っていたのに、とにかくすごいにおいだった」。長女が亡くなった女子中学生と同級生で、「ごく普通の子だった。こんなことになるなんて」と動揺した様子だった。 同じ棟の4階に住む会社員男性(47)は、窓を開けた際に異臭を感じた。警察の指示で妻(31)と子ども4人を連れてマイカーで避難したが、妻が「気分が悪い」と訴えて嘔吐。病院で点滴などの処置を受けた。「まさか、自分たちのすぐ近くで起きるとは……」と驚いていた。 2階に住む女性(46)は部屋の中で異臭を感じた。「プロパンガスかね」と家族で話していると、避難を呼びかける拡声機の声が聞こえ、慌てて逃げた。 通報を受けて最初に現場に到着した消防隊員によると、市営住宅の入り口で硫化水素特有の「卵の腐ったような」においがしたという。すぐに消防本部に連絡、避難勧告を出すよう求めた。 避難先の体育館では、消防署員らが治療の優先順位を決める「トリアージ」を約150人に対して実施した。このうち、「のどが痛い」「気分が悪い」など具体的な体の不調を訴えたのは、15人程度だったという。 南側の棟に住む妊娠4カ月の女性(22)は避難の知らせに気づかなかった。家族3人で一夜を明かしてしまい、朝になって周囲の異常に気づいて避難所に駆け込んだ。「昨夜は午前0時から1時ごろにかけて、変なにおいがしていた。おなかの子に影響があるのではと思ったけど、『毒素は体に蓄積しない』と説明を受けた」と安心した表情。 のどの痛みを感じて家族4人で近くの病院に行った男性(30)は、そのまま病院で一夜を明かした。「とにかく疲れた。全然眠れなかった」とぐったりしていた。 硫化水素を使った自殺では、家族や周囲が助けようとして巻き込まれる例が後を絶たないが、これほど多数の住民が被害を訴えたのは極めて異例。地元消防本部は、避難の際に市営住宅の住人が狭い範囲に集まり、有毒ガスを吸ったのが一因とみている。 高知県警などによると、現場の市営住宅は2棟が約20メートル離れて建っており、23日夜は小雨が降って弱い北風が吹いていたという。 取材に応じた住人の大半は、室内ではわずかに異臭を感じた程度だったと証言した。その後、救急車やパトカーが駆けつけ、現場に近い1階付近に多くの住民が集まった。間もなく近くの体育館に避難したが、その際、「気分が悪い」と訴える人が相次いだという。 高濃度の硫化水素は数回吸っただけで、失神して死亡するほど毒性が強いとされる。現場の浴室に換気扇はなく、ドアと窓を閉めれば密閉状態になるといい、ドアを開けたことで空気より比重が重い硫化水素が下へ流れ出した可能性がある。香南市消防本部の山崎良満次長は「現場の下に人が集まってしまい、多くの人が硫化水素を吸ったのではないか」とみる。 現場には「毒ガス発生中」と注意を促す張り紙があった。硫化水素自殺の方法を紹介するインターネット掲示板には、こうした張り紙をすることが二次被害防止のための「マナー」と記されており、過去の同種自殺でも同じ趣旨の紙が張られるケースが目立つ。毒物に詳しい吉田武美・昭和大教授は「張り紙を見つけても一般人は近づいてはならない。助けようとして人工呼吸などをしたら、たちまち被害を被る。防護マスクなど装備の整った救急隊員に任せるしかない」と話している。
自殺には流行がある。飛び降り自殺の名所にはやはり死ぬためにやってくる人が後を絶たないし、報道された自殺の手法をみんながマネする傾向が高い。そういうわけで今硫化水素自殺が頻発してるのである。自殺する方の中にはドアにちゃんと「毒ガス発生中、危険」張り紙して亡くなる方も居て、そこまで落ち着いて準備できるのならなぜ死を思いとどまらないのかとオレは不思議に思うのである。
「まぜたら危険」な家庭用洗剤をまぜてどんな反応で硫化水素が発生するのか。ネット上にはその解説が多く出回っているという。試しにウィキペディアで硫化水素を引いてみたらその急性毒性について詳しく記述されていて、1,000〜2,000 ppmの濃度で「即死」とあったのにはびっくりした。そんなに危険なものなのか。
大量の硫化水素を発生させる行為は、自分が自殺するだけではなくて周辺住民に対して大きな被害をもたらす。単純な自殺ではなく、悲惨な「自殺テロ」となって被害が拡大する可能性があるのだ。自殺者はそこまでの迷惑を考えてるのか。いや、自殺目的ではなくてテロ目的でこの発生を起こすようなクソ野郎が今後発生しないと言えるのか。少なくとも原材料はホームセンターなどで簡単に購入できるのである。そして確実な殺傷力があるのだ。
この世には多くの自殺したい人がいる。ここで硫化水素を規制したところでその方たちは他の方法を探すだけであり、自殺そのものの抑止力には決してならない。かといって現状を放置するわけにもいかない。家庭用洗剤と目張り用のテープなどをホームセンターで同時に購入する客がいたら、それを尾行して検挙するしかないのだろうか。
唯一、この硫化水素自殺を防ぐ方法があるとすれば、緑色に変色した死体の写真などを見せて「こんなふうになるんだぜ!」と無惨さを強調することしかないのかも知れない。それ以外のまともな方法でこんな恐ろしい流行の連鎖を断ち切ることは不可能だろう。
死ぬヤツには死ぬヤツなりの理由が存在する。第三者から見てどれほどちっぽけなことであっても、当事者にとっては耐え難いことの場合も多いのだ。硫化水素を防ぐことが不可能なんだったらどうすればいいのか。家庭用洗剤を出してるメーカーに「まぜてもOK」という商品を開発させればいいのか。悩みは尽きないのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月24日(木) |
イカサマは野村證券の社訓である |
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野村證券の社員がインサイダー取引を行って数千万の利益を得たということで逮捕されたわけだが、たかだか数千万のこんなちっぽけな事件で大騒ぎしていて、ホンモノの悪がどこにいるかということを我々はごまかされてはいないだろうか。真に株取引でイカサマをやってるのは、実はこんな木っ端社員ではなくて野村證券本体である。個人投資家をゴミとしか思わず、そのゼニを巻き上げて会社が金儲けしてるのだ。そんなひどい会社の社員がインサイダー取引をしていてもオレは何も驚かないのである。ヤクザの息子が万引きをしても驚かないどころか、「その程度なのか」と思うように、オレは今回の金額の小ささに驚いている。なぜそこまで確実な情報があったのに、100億くらい稼がなかったのか。オレがそんな情報を知る立場なら借りられるだけのゼニを借りてきて突っ込んで、短期でそれを思いっきり増やして、相場を自分で作り出してボロ儲けしてやるぜ。
読売新聞のWEBサイトから記事を引用しよう。
野村証券の中国人社員ら3人逮捕、担当外の株でも不正 証券最大手「野村証券」(東京都中央区)の中国人社員らによるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部は22日夜、企業情報部に勤務していたレイ瑜(れいゆ)容疑者(30)(同日付で解雇)ら3人を金融商品取引法違反の疑いで逮捕した。(レイはガンダレに「萬」) レイ容疑者は、証券取引等監視委員会などの調べに不正を認めている。監視委の調べで、不正に売買されたとみられるM&A(企業の合併・買収)絡みの21銘柄のうち11銘柄以上は、レイ容疑者の担当外の企業だったことが判明。同社の情報管理に不備があった可能性が浮上した。 レイ容疑者のほかに逮捕されたのは、機械部品メーカー社員の蘇春光(そしゅんこう)(37)と、弟の蘇春成(しゅんせい)(25)の2容疑者。 特捜部の発表などによると、3人は2007年5月8日〜24日、野村証券がアドバイザリー契約を結んだソフトウエア開発会社「富士通デバイス」が株式交換で富士通の完全子会社になるとのM&A絡みの内部情報を悪用し、公表前に同社株計7000株を1169万円で買い付けた疑い。 レイ容疑者は同年4月20日ごろ、企業情報部内で情報を入手し蘇容疑者兄弟に伝えていた。兄弟は公表で株価が上昇した後に株を売却し、約490万円の利益を得たという。 特捜部と監視委の調べによると、3人は06年6月〜07年12月、容疑事実のほかに内部情報で20銘柄の株を売買し約4000万円の利益を得ていたとみられる。 野村証券の渡部賢一社長は22日夜、記者会見して「証券市場を預かる者がこのような不祥事を起こし、申し訳ありません」と謝罪した。 企業情報部には六つの課があり、株売買に利用された内部情報のうち、デバイス社の案件などはレイ容疑者が所属していた3課が担当、レイ容疑者も打ち合わせなどに出席していた。しかし、半数以上は企業情報部内の別の課で担当した企業の情報だったという。 株式公開買い付け(TOB)や株式交換によるM&Aが発表されれば、対象の企業の株価はほぼ確実に値上がりするなど、企業情報部にはインサイダー取引に結びつく情報が集中する。こうした部署では特に情報管理が徹底されており、自分が関与していない案件については同じ部内であっても情報が遮断される仕組みになっているという。 監視委ではレイ容疑者がどのようにして直接携わっていない企業の情報を入手できたのか、社内の漏えいルートや情報管理体制についても調査を進めている。(2008年4月23日03時09分 読売新聞)
オレはこのインサイダー取引を「起こるべくして起きた事件」だと思っている。メールや携帯電話という手段があっていくらでも外部との連絡の方法がある以上、情報を遮断することは不可能だ。また、今回は自分の直接の知人に情報を流して株取引をさせていたわけだが、縁もゆかりもない人物、たとえばオレにその情報をメールで送ったとして、オレがその情報を元に売買したとしても、オレがインサイダー情報を得ていたという証拠を証券取引委員会がつかむことはきわめて困難である。このような事件を防ぐためには、関与者への罰則を強化するしかない。不正な方法で得た利益を全額没収した上での実刑判決を最低ラインとすべきである。
今回の事件に関して野村證券の社長が「証券市場を預かる者がこのような不祥事を起こし、申し訳ありません」と謝罪しているが、オレはこの謝罪を聞いてとても腹が立ったのである。その理由はこれだ。下に示す乾汽船の一年間のチャートを見てくれ。ひどいだろう。
乾汽船の急上昇が始まる前、7月20日に、乾汽船は第2回の新株予約権付社債(MSCB)を発行した。第三者割当の割当先は野村證券、償還期限は2009年8月6日で当初転換価額は1943円、一方7月20日の乾汽船の終値は1793円だ。むろん、そのままでは野村は儲からない。それで野村證券が仕掛けたイカサマが、上記チャートに見られる壮大な相場だったのである。発行株数3000万株弱、時価総額400億円規模の企業の株価を操作することくらい野村證券にとっては簡単である。株価は10月25日には3360円まで上昇した。わずか3ヶ月で50%以上の値上がりをしたのである。これは株価操作ではないのか。新株予約権を行使して安く手に入れた株を高値で売り抜けるためにこの相場を野村證券が仕掛けたのだとオレは憶測している。
野村證券がおそらく売り抜けたであろう11月以降、この株は空売りして荒稼ぎしようとする外資のハイエナたちの餌食となった。ゴールドマンサックスなどがここを空売りしまくった。そのおかげで株価は半年後にはなんと1/3まで暴落したのである。3000円台で買ってしまった個人投資家の資産は1/3に目減りさせられてしまったのだ。
野村證券は乾汽船の株価を上昇させるためにどうしたのか。顧客には乾汽船が値上がりする有望株だからと購入を勧め、それに従って客が購入し、結果として暴騰したその頂点で売り抜け、値下がりして文句を言う顧客には「地合が悪いので値下がりするのも仕方がない。持っていればまた上がる」とでも答えたのだろうか。この乾汽船のチャートのような典型的な仕手株の動きを見ていると、高値でつかんでしまって身動きとれなくなった個人投資家の怨嗟の声が聞こえてくるのである。
たかが数千万をチンケな取引で稼いだ小者よりも、悪の根本は数十億という利益を会社ぐるみの株価操作で得ている野村證券本体ではないのか。その問題にメスを入れずに、こんな小僧を捕まえていかにも「インサイダー取引を取りしまっています」などというポーズをとってることがオレには笑止千万である。丸山製作所、ルック、東都水産、木村化工、紀州製紙、鈴丹などといういわゆる仕手株と呼ばれる銘柄の動きを見れば、そのチャートの不自然さや突如変動する信用取引の残高、そして気まぐれに増額されたり減額されたりする逆日歩になんらかの作為をオレは感じずにはいられないのである。そうした仕手株と呼ばれる銘柄を証券会社の自己売買部門がどれだけいじってるのか、そんなところにちゃんと調査は入ってるのか?
えーっ!そんなのありか?ほんとかよ!とびっくりするのだが、野村證券には自己売買部門の損失を、投信などの顧客勘定に付け替えて損失を減らしてるのじゃないかという疑惑がある。(もっともこれは憶測とうわさ話の域を出ないのでオレにも確証はないのだが)海外の証券会社はそのゼニをきっちりと分離することが義務づけられてるのだが、日本はどうもそうじゃないらしい。野村證券の日本株戦略ファンドなんて日経平均よりもパフォーマンスの悪いクソみたいな投信だったが、そこで損をしていてもその損は顧客の損であって会社は利益を出せていたわけで、オレはやっぱりこのクソ会社の体質が今回のインサイダー取引につながったとしか思えないのである。
てめえら証券会社から見ればオレのような個人投資家はゴミみたいなものだろう。しかし、ゴミにもゴミとしての意地がある。オレは野村證券が増資を引き受けた企業の株は絶対に買わないと決めている。オレの貴重なゼニを野村證券の肥やしになんかされてたまるか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月23日(水) |
人を殺せば死刑が基本です |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。 江草の世界戦略室もよろしく
オレは殺人犯はみんな死刑にすべきだと思っている。よほど考慮されるような事情がある時にだけ刑を減じる。たとえば介護を苦にした無理心中の場合であるとか、DVに悩みやむなく夫を殺したとか、そういう場合は事情を考慮して刑を減じるべきだ。しかし、保険金や強盗や強姦目的の殺人というものは基本が死刑でいいと思う。あと、殺人ではなくても放火犯や連続強姦魔というのも死刑にして欲しい。ついでに国民の貴重な税金を無駄にした汚職官僚や利権政治家も死刑・・・というふうに死刑の適用範囲を広げて欲しいと思ってる。ゴルフ接待漬けの守屋次官などは死刑が妥当だろう。
どう考えても死刑以外考えられない外道でありながら、犯行当時18歳になったばかりということと、2人しか殺していないからという理由で馬鹿裁判官たちが無期懲役にしてしまった事件を、ちゃんと正しく裁かれる方向に導いてくれたのは、わざとお馬鹿な理由をねつ造して、被告には反省の気持ちなどないことをはっきりさせてくれた安田好弘弁護士たちの活躍のおかげである。オレはこの方たちが死刑制度反対論者であるとはとうてい思えない。彼らがお馬鹿な論理で死刑反対の主張をすればするほど、死刑しかないと誰もが思うから不思議である。安田弁護士たちは実は「隠れ死刑推進派」なのだろう。そう考えればすべて説明がつくのである。 アサヒコムにあった裁判の結果を伝える記事を引用しよう。
光母子殺害、元少年に死刑判決 広島高裁差し戻し控訴審 2008年04月22日13時22分 山口県光市の母子殺害事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死、窃盗の罪に問われた元少年(27)に対する差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、無期懲役とした一審・山口地裁判決を破棄し、死刑の判決を言い渡した。楢崎康英裁判長は「強姦と殺人の強固な意思のもとに何ら落ち度のない母子の生命と尊厳を踏みにじった犯行は、冷酷残虐で非人間的と言うほかない」と述べた。さらに「虚偽の弁解を展開して罪と向き合うことを放棄し、遺族を愚弄(ぐろう)する態度は反省とはほど遠く、死刑を回避するに足る特段の事情は認められない」と判断。一審の事実認定に誤りはないが、量刑は軽すぎると判断した。元少年側は上告した。 検察側は死刑を求め、弁護側は傷害致死罪の適用による有期刑を求めていた。 楢崎裁判長は主文の言い渡しを後回しにし、判決理由の朗読から始めた。まず、新弁護団がついた上告審の途中から、元少年側が殺意や強姦目的の否認を始めた経緯を検討。「当初の弁護人とは296回も接見しながら否認せず、起訴から6年半もたって新弁護団に真実を話し始めたというのはあまりにも不自然で到底納得できない」と述べ、「死刑を免れることを意図して虚偽の弁解を弄(ろう)しているというほかない」と新供述の信用性を否定した。 そのうえで、元少年側が「被害女性の首を両手で絞めて殺害した」との認定は遺体の鑑定と矛盾し、実際は右手の逆手で押さえつけて過って死亡させたものだとした主張を退け、「そのように首を絞めた場合、窒息死させるほど強い力で圧迫し続けるのは困難であり、遺体の所見とも整合しない」と判断。「殺意に基づいて両手で絞めたのは明白」とする検察側の主張を認めた。 また、被害女性に母を重ねて抱きついたとする元少年側の「母胎回帰説」を「被害女性を殺害して姦淫(かんいん)した犯行とあまりにもかけ離れている」と否定。「姦淫することで生き返らせようとした」との主張も「荒唐無稽(こうとうむけい)な発想」と一蹴(いっしゅう)し、「性欲を満たすため犯行に及んだと推認するのが合理的だ」と述べた。被害女児の首にひもを巻いて窒息死させたとの認定にも誤りはないとした。 さらに、元少年の成育歴が犯行に結びついたかどうかについて「幼少期からの父親の暴力や母親の自殺などの成育環境が人格形成や健全な精神の発達に影響を与えた面もあるが、死刑の選択を回避するに足る事情とまではいえない」と指摘。一方で、元少年側が差し戻し控訴審で「虚偽の弁解」を展開したことについて「更生の可能性を大きく減殺する事情といわなければならず、死刑回避のために酌量すべき事情を見いだす術(すべ)もなくなった」と結論づけた。 差し戻し控訴審は昨年5月に始まった。元少年側は二審までは起訴事実を認めていたが、最高裁が05年12月に弁論期日を指定し、二審の無期懲役判決を見直す可能性が高まった後に新しい弁護人がつき、主張を変えた。新弁護団は元少年側が起訴事実を争っていなかったのは、検察官から「強姦目的を認めないと死刑の公算が大きい」と自供を誘導されたほか、無期懲役を期待した当時の弁護人の方針だったとしていた。 一方、検察側は「被告に反省悔悟を求めることは無意味。二審段階以上に死刑に処すべきことが明らかになった」と強調していた。
今回の判決の中で「虚偽の弁解を展開して罪と向き合うことを放棄し、遺族を愚弄(ぐろう)する態度は反省とはほど遠く、死刑を回避するに足る特段の事情は認められない」という部分は、多くの市民の感情を代弁してくれた部分である。荒唐無稽ないいわけをするのではなくて、事実をきちっと話して罪と向き合い、自分の犯した罪を反省することがこの外道には必要だったのだ。そのチャンスを奪って見事に死刑を勝ち取ってくれた安田弁護士たちの正義の弁護に対してオレは感謝したい。あの荒唐無稽なお馬鹿戦術が死刑判決を後押し したことは間違いない。
それとともにこの判例が一つの死刑基準を示してくれることを期待している。つまり、「殺された人数が問題ではない」「事件当時の加害者の年齢は問題ではない」という2点を今回の判決が暗示していることだ。一人殺しただけでも死刑。18歳になったばかりでも死刑。という新ルールを示してくれたことにオレは感謝しているのである。 犯人を死刑にしたところで、殺された命が戻ってくるわけではない。強姦目的で女性を平気で殺すことができる外道など、この世に存在しなくていい。一人暮らしの女性を11人強姦した男が無期懲役になったという新聞記事があったが、こいつも死刑が相当だ。強姦犯が女性を殺すかどうかは紙一重である。絶対にレイプされまいと必死で抵抗すれば殺され、抵抗をあきらめてレイプされれば犯人の罪も軽くなるなんてひどいじゃないか。オレがもしも被害者の身内なら、死刑にならなかった強姦犯をどうやって抹殺するかの完全犯罪を本気で考えるだろう。
判決が厳罰化の方向に進むことがなぜいけないのか。これまで甘すぎたものが正しい方向に是正されているだけのことだ。金目当ての殺人はどう考えても情状酌量の余地はない。すべて死刑にしてくれ。少年犯罪も同様だ。「少年法に守られて死刑にならない」とたかをくくってる馬鹿はなおさら死刑にすべきである。16歳で人を殺すような馬鹿は、残りの人生が長い分、70歳の殺人者よりも何倍も危険である。だったらなおさら死刑を選択すべきである。刑務所で飯を食わせて飼い殺しにするだけでも社会はコストを支払うのである。だったらさっさと死刑にして、ついでに臓器移植を待ってる方々のためにその臓器を再利用すべきである。「死刑囚の腎臓なんか要らない」と言う方は無視して「死刑囚の腎臓でもいいからください」と言う方にあげればいいのだ。日々発生する凶悪事件のことを思えば、年間の死刑執行数は少なすぎる。オレは年間500件くらい死刑が執行されてもいいと思っている。この平和な日本でさえ毎日のように殺人事件も汚職事件もある。我が子を炎天下の車内に残してパチンコをやってるような母親もいる。そんなのは死刑でいい。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月22日(火) |
善光寺に落書きをしたのは誰か? |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。投資に興味がある方もない方も、江草の世界戦略室を時々覗いて世界の動きを確認しましょう。
聖火リレーの出発地を辞退した善光寺に対して落書きテロが発生した。善光寺の境内は24時間立ち入りできるわけで、このような事態は十分に予想できたはずである。出発地を辞退した直後から警察や寺は厳戒態勢で臨む必要があったわけだ。危機管理意識がなさすぎるのである。フランスが嫌いだからカルフールの前でデモをするというお国柄なのである。善光寺に対して何も起きないわけがない。オレは今回の落書きが、落書きであったことに対して安堵している。もしも放火ならどうするのか。
さて、この落書きの犯人は誰だろうか。まず誰もが考えるのが「聖火リレーのボイコットに怒った中国人留学生がやった」という中国人犯人説である。しかし、この発想はあまりにも短絡的すぎる。するとこの犯人は実は日本人で「こんなことをやれば中国人がやったと誰もが思うだろう」という卑怯な考えのもとに「中国の名誉を傷つける」ことだけが目的の卑劣漢の日本人が行ったという日本人犯人説が浮上する。おそらく中国では2番目のこの説が信じられることだろう。しかし、もっとうがった見方をするなら、中国人が「日本人が中国人の仕業に見せかけて行った」ように見せかけて今回の落書きを行ったという中国人による日本人犯行偽装説が考えられるのである。考えれば考えるほどわからなくなる今回の事件、早く犯人を捕まえてくれないことには何が真相なのか全くわからないのだが。
聖火リレーをやる代わりに善光寺ではチベットでの犠牲者の追悼集会をやるらしい。オレはこの集会が妨害されないかと心配だ。そこに中国人留学生のグループが、カナダやフランスで起きてるみたいに乱入してきたらどうするんだ。
聖火リレーをやる側も妨害する側も意地になって世界のどこかで衝突しあってるわけだが、そんなくだらない小競り合いのためにこの行事を行う必要があるのか。「アホらしいからやっってられませんわ」の一言で終わりだろう。ベルリンオリンピックの時にナチスドイツのはじめた聖火リレーなんて、それ自体にはなんの意味もないただの政治的パフォーマンスである。だから「今年からはやめます」でいいじゃないか。それとも聖火リレーについてるスポンサーの意向は無視できないのかい?
中国政府の顔色をうかがうことしかできないヘタレの政治家どもよ、もしも善光寺へのテロ犯人が中国人グループだったらどうするんだ。ちゃんとそいつらを検挙して、中国政府に抗議するのか。それとも「国家としての中国と個人の犯罪には関係がない」という理由で黙殺するのか。今の政治家たちを見ていると、こういう問題に対処する能力が決定的に不足してるような気がするのだ。
善光寺にとってはただの災難でしかなかった今回の聖火リレー、オレはこの茶番に対して怒りも悲しみもない。ただあきれつつ成り行きを見守っているだけである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月21日(月) |
毎日新聞の社説を罵倒する |
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大学受験の際、合格しても入学金を支払って入学手続きを完了しなかったらその合格は取り消される。大学の場合はたいてい複数校を併願することが可能なので、大学側は入学金の支払いの有無で入学の意思を確認し、さらに前期授業料の納入によって入学の可否を確定するのである。ゼニを払ってはじめて受験生と学校の契約関係が成立するということだ。ビジネスの関係ではさらに厳しい。約束の期限までにゼニが払われなかったら手形が不渡りになったりするわけで、支払期限が守れない=その会社が信頼されないということなのである。
では高校受験はどうか。オレは高校受験も基本的に同じモノだと考えている。中学までは義務教育だが高校からはそうではない。だから勉強をする気がない者は無理に通う必要がないわけで、高校を辞めるか、勉強しなくてもいい高校に転校するかどちらかの選択をしないといけないわけである。
期限までに入学金を払い込まない親がいた。その期限が入学式当日となっている千葉県には「ええっ!」と思ったが、少なくともそういう仕組みでこれまでずっとやってきたということは、いちおう親たちはみんなゼニを持参させるのは当然と思っていたのだろう。そして学校側も事前に「払えない方は相談してください。分納にも応じます」と説明していたのだ。その指示に対して、「全くゼニを持参せず、後からあわてて全額振り込んだ親」「分割払いすると約束したのにその一回目を持ってこなかった親」の子どもが入学式に参加させてもらえなかったことに対して、毎日新聞は以下のような社説を掲載した。
社説:入学金未納 生徒を隔離したのは間違いだ 千葉県の県立高校が、入学式当日に納付を定めていた入学金などを持参しなかった男女生徒2人を式に参加させなかった。2人の保護者は遅れて全額あるいは一部を納め、2人は入学を認められたが、式には出られなかった。 問題の側面は二つある。一つは、第一義的に保護者の責任である問題で学校側が子供を式や他の新入生たちから隔離するような措置を取ったこと。もう一つは、今回に限らず、例えば義務教育段階でも給食費未納が全国的に見られることに相通ずる問題である。すなわちルール無視の風潮だ。 学校は3月の説明会で入学予定者の保護者たちに、全額納付が難しい場合は分納が可能で、事前に相談するようにと知らせていた。 一方、式参加を拒まれた男子生徒の保護者は「後で払う」と電話で答えたが、学校側は「滞納の可能性がある」と式参加を認めず、納付金全額が届けられた時には式は終わっていた。女子生徒の場合は、保護者の相談であらかじめ分納を認められていたが、その納付金がなかったので式参加を認めなかった。お金は夕方届けられたという。 今回の判断について校長は「授業料滞納が目立ち、未納は負担の先送りと思った。苦渋の決断だったが、当然の判断だったと思っている」と説明する。 既に学校に授業料滞納がある状況で、新入生の保護者に「後で」と言われても「これもやはり未納か」と疑い、毅然(きぜん)とした態度でルール厳守を求めよう−−というのは一理ある。だが、それはまず保護者に働きかけるべきことであり、説明会で通告していたとしても、ただ一度しかない入学式の前で子供に「足止め」をかけるような措置をするのは誤りだ。これに関して子供には何の非もない。 だが、その誤りを批判するだけでは今回の問題を教訓として生かしきれまい。 近年の全国の給食費未納問題など、払えない正当な理由がないのに「踏み倒し」同然に支払いを拒否したり、学校に食ってかかる保護者の問題が広く指摘されている。さらには、無理難題を浴びせる「モンスターペアレント」も教員を悩ませる。一方で所得や地域格差で経済的に疎外された家庭が増え、教育経費を負いきれないという例も多く指摘されるようになった。 各学校がすべて個別に問題を抱え解決を図るのでは、限界がある。例えば、一定範囲の地域、教育委員会の管内などで各公的機関が連携し、事態の把握や利用しやすい相談窓口の設置、不当な不払いに対する迅速適正な措置などができるようにしてはどうか。 学校も保護者・子供も、孤立するとえてして極端な手法を選択しかねない。 子供を一時的にしろ引き離した今回のケースは、それを示唆している。毎日新聞 2008年4月15日 東京朝刊
毎日新聞の論調は「子どもには何の罪もないのに入学式に出席させなかったのはおかしい」ということがメインであり、記事題名の付け方からしてもそれを強調したいということがわかる。オレはこの話を聞いて、専修学校に勤務してた知人から聞いた話を思い出した。その専修学校では、就職も決まったとある学生の授業料が未納のままであり、そのままは卒業資格が取り消されるので就職もパーになってしまうという状況が起きていたのである。その生徒の親は「たかが学費のことで卒業できず、就職も取り消されるというのは子どもがかわいそうです。子どもには何の罪もないのですから」と食い下がった。天下の大新聞である毎日新聞の大社説が、基本的にはこのモンスターペアレントと同じレベルの言い訳を主張してるのを読むと、オレは暗澹たる気持ちになる。毎日新聞の記者のレベルはこんなにも低かったのかと言うことである。
「こんなにがんばってるんです。せっかく就職も決まったんです。卒業させてくれないなんてあんまりです!」そう食い下がる親のために、その専修学校では特例で後納を認めたのだが、結局ゼニは踏み倒されたそうである。払うべきゼニを払わない人間というのはしょせんそんなものなのである。払うべきゼニをちゃんと払えるかどうか・・・これはその人間が信頼に値するかどうかの大切な判定基準なのかも知れない。
事前相談にも来なかったのに平気で忘れた親というのは「催促されても払う気はなかったが、子どもが入学式に出してもらえなかったというのを聞いてあわてて払いに来た」という程度のレベルなのだろう。一方、分納を約束したのにその一回目を持参しなかった生徒の親も夕方にはちゃんと届けたという。
毎日の記事では「それはまず保護者に働きかけるべきことであり」とある。しかし学校側はちゃんと保護者に説明済みだ。それを「一度しか説明していない」とか「説明が不十分で不徹底だから親は持ってくるのを忘れたのだ」とあくまで学校を責めようとする親や、学校を謝罪させようとする尾木正樹などというおかしな教育評論家もいるが、この場合はちゃんと聞いていないから、仕組みを理解していない親の方が全面的に悪いのである。ゼニが間に合わなかった時点で二人の合格を取り消していてもオレは妥当な判断だと思う。それを「とりあえず入学式の出席を保留にした状態で支払いを待つ」とした高校側のとった態度は「温情措置」であり、どこからも責められるものではない。いっそ「合格取り消し」にして門前払いすればよかったのだろうか。「友と一緒に入学式に出られないのはかわいそうだから、そんなかわいそうなことをする学校が悪い」という非論理的なことを根拠に毎日がこの社説の主張を行ってるのだとしたら、あまりにも情けなくてオレは同情したくなる。
入学金を払えないことは親の側の問題であり、経済的な理由のために進学できないことはかわいそうな話だが、少なくとも高校以上の教育は義務教育ではない。いくら入試でいい点をとっても、親が入学金を払ってくれない場合はその合格を取り消されても文句は言えないはずだ。それが社会のルールなのである。
ただ一度しかない入学式を台無しにしたのは、生徒を隔離した学校側ではなくて、ちゃんとゼニを持参させなかった親である。だからこの事件の場合、謝罪するのは学校や教師ではなく、「払う」という約束を破った親の方が、生徒に謝罪し、世間を騒がせたことにお詫びするべきなのだ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月20日(日) |
じゃまなものはどんどん轢いてください |
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オレがクルマを運転していて一番怖いのは歩行者である。パトカーも怖いのだが歩行者はもっと怖い。道路で無邪気に遊ぶ子どもは一瞬でオレの人生をめちゃめちゃに破壊できる悪魔の性質を秘めている。もしもあの無邪気なクソガキが、突如オレのクルマの前に飛び出してきたとしたら、そしてオレがそれを避けきれなかったら、オレは殺人者となり仕事をクビになるだろうし、家族を喰わせるために大変な人生を送らなければならないということになってしまう。だからオレが一番怖いのは歩行者、その次がパトカーである。パトカーから降りてきたお巡りたちは、善良なドライバーであるオレに対して難癖をつけてあら探しして、オレを有罪に持ち込もうとするに決まってるのだ。
歩行者に前方に飛び込まれるという危険から逃れる方法はただ一つ、高速道路を走ることである。少なくとも高速道路というのは歩行者や自転車の進入を防ぐようにできてるんじゃないか。オレが高速道路を走っていて疲れないのは、歩行者の存在を心配しなくていいからである。
しかし、歩行者以外の障害物が道路上に存在するとしたらどうか。たとえば幽霊だ。しかし幽霊は物体を透過するので怖くない。他の障害物で怖いのは逆走ドライバーだ。もしもそんなのに遭遇したらオレは死を覚悟するだろう。動物も怖い。イノシシやカモシカや八丈島のキョンなどが道路上に存在すればクルマはあぶなくて走れない。だからそんなものが入ってこないように対策を施す必要がある。
キツネ侵入で事故死、道路公団に過失 5千万円賠償命令2008年04月19日19時15分 高速道路に飛び出したキツネを避けようとした運転者が事故で亡くなったのは侵入防止策がとられていなかったからだ――。事故死した札幌市の女性(当時34)の両親が東日本高速道路(旧日本道路公団)などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は18日、こんな認定をした。旧公団の責任を否定した一審・札幌地裁判決を変更し、同社などに約5100万円の支払いを命じた。 事故は01年10月、苫小牧市の道央道で起きた。キツネを避けた看護師高橋真理子さんが分離帯に衝突。後続車に追突され亡くなった。札幌地裁は「動物注意」の標識が設置されていたことなどをとらえ「安全性を欠くとはいえない」と判断した。 しかし、札幌高裁の末永進裁判長は、現場付近の高速道でキツネがはねられ死んだ事例が01年、事故時点で46件起きていたことを重視。「高速運転を危険にさらすキツネの出没が頻繁にあること自体、安全性を欠く」「入り込めないさくで防止できたはずだ」と旧公団の過失を認めた。 高橋さんの母利子さん(63)は「娘は命を救う仕事をしており、動物も同じという思いでキツネを避けたのだと思う。娘を失い、そうした考えは間違いなのかと悩みながらの裁判だった。同じ過ちが繰り返されないよう、対策を望みます」と話した。(霜田紗苗)
高速道路上で急ハンドルを切って・・・というのはきわめて危険な行為である。しかし、緊急時にはそうも言ってられない。ただ、実際に道路上にキツネが飛び出してきたとして、どうすればいいのか。そのまま速度を落とさずにはねとばせばいいのか。そんなことをすればクルマが損傷するに決まってる。そんな危険な場所なのに「動物注意」の道路標識だけで済ませられるのか。タヌキの看板を出せばそれでもう免罪符になるのか。動物がうようよするような場所に高速道路なんか造った以上、そこをゼニを出して走ってくださるお客様のために全力で安全対策すべきじゃないのか。
鉄条網だけでは不十分だ。高圧電流を流して侵入する動物や人間を瞬間的に焼き殺すことができていれば、こんな事故は起きなかったのである。そうした侵入防止策をとっていなかった道路公団側の過失を認定したこの裁判は久々の大ヒットである。大阪地裁の馬鹿裁判官たちによって出されるお馬鹿な判決にいつも腹立たしい思いをしてきたオレは、このような公正な判決を出せた末永進裁判長を心から尊敬する。
そして高速道路の安全対策を徹底してもらいたい。絶対に動物が侵入できないように、カラスやナメクジも侵入できないようにしてもらいたい。ナメクジが道路を覆ったらスリップで事故を起こす可能性もあるだろう。そのためにはとてつもないコストがかかるかも知れない。道路を造るとはそういうことなのである。特に北海道に道路を造るのはコストがかかるのだ。ヒグマ対策が必要だ。それがいやなら道路なんか造らなかったらいいのである。
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2008年04月19日(土) |
世界一馬鹿な連中を発見しました |
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中国政府の洗脳教育とは実に恐ろしいものである。自国の歴史を歪曲して教えられて真実を理解しないとこんな馬鹿な大衆になってしまうのである。オレはこのお馬鹿ぶりには失笑するしかない。そしてこんな馬鹿な国でオリンピックなど断じてやるべきではないと思ったのである。この国で公正なオリンピックなどできるわけがないじゃないかと。
中国人が欧米でデモ計画 対中批判に対抗、国内でも 2008年04月18日10時06分 【北京=峯村健司】中国チベット自治区の騒乱をめぐり、欧米で広がる対中批判に中国国内で反発が強まり、国内で抗議デモが計画されている。当局も黙認する構えで、今後さらに広がる気配だ。欧州各地でも19日、現地の中国人が一斉に抗議行動を起こす予定がある。ナショナリズムの高まりを背景に、中国側が巻き返しに出る格好だ。 中国国内では19日に、湖北省武漢市でデモが計画されている。中心人物の一人である自営業の男性によると、仏領事館前や仏大手スーパー「カルフール」前でデモをする予定で、300人以上が参加する見込みだ。中国ではデモや集会は公安当局の許可が必要だが、男性は「許可を得ると、政府がデモを扇動していると欧米諸国から批判される」と述べ、あえて申請しないとしている。 1919年に起きた対日抗議運動「5・4運動」の記念日には例年、中国では民族主義が高まる。こうした時期に今回の動きが重なり、大衆デモが今後、中国各地に広がる可能性も出てきた。 また、16日付の国際問題を扱うタブロイド紙「環球時報」によると、パリ、ロンドン、ベルリンの在留中国人が19日、一斉に抗議デモをする予定で、参加者数は計1万人を超える見通しだという。主催者は「欧米メディアの偏向報道に抗議し、世界にチベット独立反対を訴えたい」と述べており、海外から中国政府を後押しする構えだ。 パリのデモ関係者には「当日は銃撃が起きる」という脅迫文が届いているといい、混乱も予想される。米ニューヨークでも5月4日に大規模な集会が予定されている。 こうした動きについて、中国外務省の姜瑜副報道局長は15日の会見で「民衆の自発的な言動」として、政府の関与を否定。しかし、北京の外交筋は「市民の抗議の声を盛り上げることで、北京五輪をめぐる欧米諸国の包囲網に対抗し、不満のガス抜きをするのが狙い」と見ており、当局が関与している可能性を指摘する。 当局が管理下におく各メディアでは、「反欧米」や民族主義をあおる記事が目立っている。北京の夕刊紙「法制晩報」は16日、北京五輪の成功と愛国意識を高めるキャンペーンを開始。特集記事を組んで、中国国旗の色である赤と黄を使った「北京加油(がんばれ)」と書かれたシールを各地で配布している。 インターネットでも「今こそ市民が立ち上がって欧米による五輪破壊を阻止すべきだ」「外資系ファストフードに行くな」などの書き込みが増え、ナショナリズム感情の高揚がうかがえる。
おそらくここまで究極の馬鹿というのは、いくら多くても中国の人口の10%くらいしかいないとは思うのだが、それにしてもあきれる。この愚民たちはいったい何がしたいのか。チベット問題に関して、この愚民たちは「欧米メディアの偏向報道に抗議し、世界にチベット独立反対を訴えたい」そうである。チベット問題に対する偏向報道なんか、日本では行われていないよ。偏向報道している国があるとすれば、それは中国と北朝鮮くらいだろう。自分たちの偏向ぶりを棚に上げて、他国を偏向呼ばわりするその頭の悪さは世界の迷惑である。この未熟な連中にまともな思考能力が身に付くまで、オリンピック開催は延期すべきだろう。
人民の敵は人民ではなく、その人民を背後で操ろうとしてるクソどもである。そんなこともわからないで無邪気に「チベット独立反対」とこの連中は中国政府のプロパガンダを鵜呑みにして主張しているのだ。チベットで数百万人が殺されたという事実をこの連中は「全部ウソだ」「映画の中の作り話だ」「でっち上げだ」と信じているのである。もしも大量の虐殺された人たちの骨が発見されたとしても「これは旧日本軍の仕業だ」などと主張するのだろうか。
重慶で行われたサッカーの試合で、日本チームに対して観客の激しいブーイングが起きたことを多くの方が覚えてるだろう。まともな観戦マナーなどかけらもなく、もしかしたらプレーを妨害するような嫌がらせを行うかも知れないこの幼稚な連中に果たして五輪開催国になる資格があるか。交通信号もろくに守れないような馬鹿の国でまともな開催が可能なのか。妨害されずにマラソンなんかができるのか。もっともマラソンは観客の妨害の前に選手がバタバタ大気汚染の影響で倒れるかも知れないが。
IOCはそろそろ勇断すべきだろう。今回のオリンピックは開催国の事情により中止いたしますと。やってしまって取り返しのつかない事件が起きるよりも、今回の開催は見送った方がいい。企業もいくつか撤退を決めたそうじゃないか。五輪スポンサー企業への不買運動も西洋から広がりそうである。逆宣伝効果であることにそろそろ気づくべきだろう。巨額の資金を供給してくれるはずのスポンサー企業の撤退が、オリンピックを商業主義から解放してくれるのならそれもまたいいことかも知れないが。少なくとも今回のオリンピックはナチスの宣伝に使われたベルリンオリンピック程度の意味があったということで中国政府の意図は反映できてるのだろう。そんなものに協力する国や企業はクソである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月18日(金) |
米軍は兵士もその家族もカスばかりです |
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「綱紀粛正」と言いながら何一つ綱紀が改まらない沖縄の米軍兵士どもだが、今度はその家族のクソガキどもが集団で万引きを行い、なんとそのクソガキどもを米軍の憲兵が日本の警察から奪い取るという事件が起きたのである。駐留先での強姦や殺人が日常の米兵どもにとって、万引きやこそ泥なんて悪事のうちに入らないというのは十分に想像がつくが、それにしてもこれはひどすぎるじゃないか。せっかく日本の警察が捕まえたのにその犯人を米軍の憲兵がしゃしゃり出て容疑者を奪い取るなんてどういうことだ。アサヒコムにはこんな記事があったので引用する。
米軍が日米合意違反 万引き容疑の米少年を憲兵が連れ帰る 2008年04月17日11時08分 沖縄県北谷町の衣料品店で米軍人家族の少年2人が13日に万引きをしたとして店員に取り押さえられた後、憲兵隊員が拘束し、県警からの事情聴取の要請を拒否して基地内に連れ帰った事件があり、米軍が県警に対し、日米地位協定に関する合意事項に違反していたことを認めたうえで、遺憾の意を伝えた。 日米合意では、現場に日米双方の捜査員がいる場合、原則として米側が逮捕し、容疑者を最寄りの日本の警察署に連行すると定められている。 県警が15日、米軍に説明を求めたところ、この憲兵隊員の上司が「憲兵隊員の行動が間違っており、遺憾だ。隊員の教育を徹底したい」と合意違反を認めたという。 県警は米軍の協力を受けて少年2人から任意で事情聴取。1人は否認しているが、1人はジーンズとTシャツを盗んだことを認めたという。
日米地位協定を一方的に踏みにじった米軍のこの行動に対して、なぜ福田総理はブッシュ大統領に直接電話を入れないのか。「日本の警察の捜査妨害をしてるじゃないか!」と抗議しないのか。琉球新報にはもっと詳しい記事があった。こちらを読むと米軍が明らかに日本の警察権を侵害してることがわかる。
窃盗容疑憲兵、警察権侵害疑い 県警聴取拒否 2008年4月15日 【北谷】13日午後3時25分ごろ、北谷町美浜の衣料品店で店員が在沖米海兵隊の息子2人を窃盗の疑いで現行犯逮捕した後、駆け付けた米憲兵隊が店員に2人の身柄を要求して拘束し、遅れて現場に到着した沖縄署員の少年への事情聴取を拒否していたことが14日、分かった。日本側に既に私人逮捕されていた少年の身柄を米軍側が横取りした形となり、専門家から「国内法を無視し、日本の警察権を侵害した行為」と指摘する声も上がっている。沖縄署は15日、憲兵隊員の行動に対する経緯説明を米軍側に文書で求める方針。 沖縄署や目撃者によると、16歳と17歳の米海兵隊員の息子2人は13日、北谷町美浜の衣料品店で約2万7000円分の衣類を盗んだ疑い。関与した疑いがあるのは、この2人と同年代の少年の計3人。 不審に思った店員が声を掛けたところ、少年らが暴れ出したため、店員4人で取り押さえた。この騒動で、買い物客ら約60人が店先に集まり、事態を見た外国人が米憲兵隊に電話連絡を入れた。 現行犯逮捕から約20分後に到着した憲兵隊員は、店員4人を2人から離し、その場で少年2人に手錠を掛けた後、2人を連行して現場を離れた。憲兵隊は2人を逮捕当日の13日に解放した。 14日の沖縄署の調べに、16歳の少年は任意聴取に応じ、「自分はやっていない」と容疑を否認している。 17歳の少年は任意聴取を拒否しているという。もう一人の少年は身元の特定後、事情聴取する。
この少年どもも馬鹿である。世界一甘い日本の少年犯罪への対処の仕方を知ってるなら、逮捕されても全然恐れることはなかったのだ。少年の人権は保障され、快適な留置場生活の後にすぐに釈放されて不起訴処分となるに決まってるからだ。どうしてこんなときに日本の警察は抗議しないのか。
オレはこんなこそ泥の少年たちはどんな目に遭っても自業自得だと思っている。警察や憲兵が駆けつける前に住民がこの少年に殴る蹴るのリンチを行ったとしてもオレは「それくらいの罰はあってもいいぜ」程度にしか思わない。だってアメリカではハロウィンの時に家を間違えて訪問した16歳の服部剛丈くんが射殺されてもお咎めなしだったじゃないか。その程度のことで射殺されしかもお咎めなしの国がアメリカである。だったら万引き少年がボコボコにどつき回されるくらいノープロブレムだとオレは思うのである。そこでどつき回さなかった沖縄の人たちはなんて穏やかなんだろうかと思うのだ。もしも大阪なら、万引きしたアメリカ兵の息子が半殺しの目にあってもおかしくはない。
この3人のクソガキどもは全員、任意聴取を拒否したり窃盗の容疑そのものを否認したりしているらしい。そこでなぜ福田康夫は文句を言わないのか。オレが福田康夫の立場にあれば即座にブッシュに電話を入れ、30分以内にそのクソガキどもを日本の警察に引き渡すことを要求し、応じないときは沖縄の基地から米兵の一切の外出を即座に禁止させ、違反する米兵は全員逮捕するとともに、米軍住宅への電気や水道の供給を停止させて兵糧攻めにしてやるぜ。ルールを守らないのはおまえらである。それに対して報復するまでのことだ。それにしてもこんな迷惑なクソガキどもが街を荒らし回っている沖縄というのはなんと不幸な土地だろうか。米軍基地という迷惑施設をその土地に押しつけてることに対して、日本政府は全面的に配慮すべきである。基地迷惑料として沖縄県には地方交付税を年間1兆円くらいあげるべきだろう。そのゼニは人口に応じて他の自治体から徴収すればいいのである。基地迷惑料を支払うか、米軍基地を受け入れるかどちらか好きな方を日本中の自治体に選択させればいいのだ。
腰抜け福田もサミットが終わればあっさりとクビが飛ぶとオレは思ってるのだが、結局何一つこいつらには変える能力がないのだろう。そんな毒にも薬にもならない凡庸なオッサンだからこそ総理に選ばれたのだが。オレみたいな危険な男を首相に据えたら大変なことが起きてしまうのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月17日(木) |
東京都は公費で塾を支援します! |
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年収200万円以下の低所得世帯を対象に、子どもが高校や大学を受験するために学習塾に通う費用を無利子で貸し付ける制度を東京都が始めるらしい。オレは朝日新聞でこのニュースを読んで激しく脱力した。誰がこんな仕組みを考えついたのかわからないのだが、それにしても、税金を使ってここまで馬鹿なことをやれるその無邪気さにオレはあきれてしまうのである。こんなプランを考える連中は教育の構造的な問題が全くわかっていないのである。それにしても東京都はなんて気前がいいんだ。新銀行東京では中小企業に無担保でゼニを1000億円もばらまいて回収不能になり、今度はビンボー人に「これで塾に行ってください」とゼニを配る。チョー緊縮財政であらゆるものが削減される大阪とはエラい違いだぜ!
なぜ子どもたちは塾に行くのか。それは公教育が崩壊しているからである。小学校の多くは学級崩壊していて満足に授業が成立していない。その理由は、ちゃんと机に向かって50分静かに授業を受けるという基本的なマナーの身に付いていない馬鹿ガキがたくさん入学してくるからである。傍若無人なくそガキは老教師や怖くない女教師の授業を妨害したりする。なぜそんなことになるかというと、公教育である公立の小学校、中学校では生徒を選別できないために、家庭でろくなしつけを受けていない野獣のようなクソガキまで引き受けないといけないからだ。しかも「教育を受ける権利」なんて人権派の弁護士が主張したりするので、そんなクソガキどもを排除することもできない。学校が教育の場として機能していないことが問題なのである。学校で勉強できないから塾で勉強するのだ。
体罰が教育の場で禁止されてる以上、そうしたクソガキを黙らせる手段は今の学校には存在しない。他の生徒の学習権を奪う悪質なクソガキに対して、オレは罰金制度の導入も一案だと思っている。もちろん批判はあるだろう。しかし、体罰が使えない状況下で、いうことをきかないクソガキをどうやって黙らせられるのか。子が授業を妨害すれば親が罰金を払わなくてはならず、払わなかったら小学生であろうと留置場に拘留されるという仕組みにすれば効果は上がるはずだ。「そんなことなら体罰の方がマシだ!」と親たちは思うだろう。
塾に行く資金を無利子で貸し付ける・・・ということは、そのゼニは将来に本人が返さないといけないわけで、踏み倒しが起きなかったら東京都の負担はないことになる。しかし、この補助によって塾に通える生徒が増えるならば、それは公的資金で塾を援助してるのと同じことである。つまり、この仕組みは貧困家庭の救済ではなくて、貧困家庭救済に名を借りた、塾への補助金制度みたいなものである。東京都の公立中学3年生7万3000人中、経済的理由で塾に通えない生徒約1800人に年15万円を無利子で貸し付けるという。高校3年生には上限を900人として20万円を貸し付けるとか。ふざけてるのは大学や専門学校の受験料の融資も検討されていて、合格した場合は返済を免除するという方針という部分だ。そんな個人的なことを公費で補助しようとしてることのばかばかしさにオレはあきれるのである。
公費を投入するのならこんな塾への補助金システムみたいなヘンテコな制度を作るのじゃなくて、公立学校を補助してやればいいじゃないか。進学補習や不振者指導に力を入れる熱意のある教師にちゃんと時間外手当が支払われるようにすべきじゃないか。塾通いを盛んにすれば、公教育の崩壊がますます進むということがどうして東京都の連中にはわからないのだろうか。「塾に行けば成績が上がる」のではなく、「きちっと勉強して授業を理解すれば成績が上がる」のである。年収200万以下の家庭の子どもの学力が低いのは、そうした家庭には子どもの宿題も教えられない親が多いからである。親の教育レベルと収入レベルの間には高い相関性がある。
ただ、その解決を公費で塾に行かせるなんて方向に求めるのは間違っている。親の学力に格差がある以上、遺伝的にその形質を受け継いでいてしかも環境要因も加われば子どもの学力にその差が受け継がれるのは当然じゃないか。なぜそこに問題があるのか。母親が美人ならば娘も美人になり、親がゴミをそこらにポイ捨てするような公共心のない親なら子どももそういう子どもになる。母親が喫煙していれば中学生の息子も喫煙する。子はしょせん親程度の子どもにしかなれないのだ。カエルの子はカエルというのは千年不変の真理であり、そのことのどこが間違ってるのか。子が親を超えたいと思ったら本人が必死で努力すればいいのである。全く努力しなかったら親よりもさらに馬鹿になる場合もある、これもまた真理である。
親に教育力が無くても、学校できちっと面倒を見てやって学力をつけさせるというのは小学校の教師の役割である。クラスの生徒全員に九九や分数を理解させられずに落ちこぼれが出るとすれば、その責任はどこにあるのか。教師の指導力が足りない場合もあれば、生徒がその程度のことも理解できないほど馬鹿であるという場合もあるだろう。このような実態が存在するとして、「できない子を塾に行かせましょう」という発想は、東京都が公教育の敗北を認めているのである。自分たちの提供する商品がダメなものだということを自分たちが認めているから「公費で塾通いさせる」なんて発想が生まれるのだ。こんな情けない方針に対して、都教委はなぜ反対しないのか。
「塾に行けば成績が上がる」のはなぜか。それまで家でゲームをしたりして遊んでいた時間が学習時間に振り替わるわけで、トータルの学習時間が増加するから成績が上昇するのである。つまり「塾に行ったから」ではなく「勉強時間が増えたから」である。塾に行かなくても自分で自主的にその勉強をすることができれば同じことなのだ。自分の家が貧乏なのは親に学歴がなくて高収入の職業につけなかったからであり、自分ががんばって勉強することで高い学歴を身につけ、努力によって階級上昇を果たせばそれでいいのじゃないか。
オレの両親は中卒だ。だからオレの親は露天商だった。オレは塾になんか行ったこともないし、予備校にももちろん通わなかった。授業料の安い国立大学だから通うことができたわけで、年収200万以下の我が家にオレを私学に通わせる余裕などあるはずがなかった。私立中学受験なんて考えることもなくオレは公立の中学、高校に進んだ。そんな経験を持つオレだから敢えて言う。公費助成など全く必要ないと。勉強するしないはすべて本人の問題だ。本人にやる気があって、きちっと学校での授業を100%理解していれば、センター試験なんて屁でもない。あんなに易しい問題なのになぜセンター試験の全国平均はかくも低いのか。世の中の受験生の多くはほとんど勉強なんかしていないからだ。模試の採点をしてるとあまりのお馬鹿さに笑いたくなるような答案に遭遇すると予備校に勤務する友人は語る。馬鹿に向かって「このゼニで塾に行け」と公費を貸し付けたところで踏み倒されるだけである。「君たちはビンボーで塾に行く余裕がないかも知れない。しかし、塾に行ったらすべての人が成績が伸びる訳ではない。やるやらないは結局本人次第なんだ!」と教師は生徒に向かって語るべきだろう。
公立高校に勤務していた頃、オレはゼニにもならない進学補習を早朝に行ったことがある。すると「キミが勝手に補習をやると、まるでぼくたちがさぼってるみたいに生徒から思われる。家庭の事情で補習をやれない教員の事情も考えて欲しい」と同僚から文句を言われたことがある。オレは激しく反発した。「いま大学に入りたいと願う生徒がいて、早起きしてでも勉強しようと言う意欲を持ってるならば、それに応えてやるのが教師のつとめじゃないんですか?」とオレは反発したのだ。昔のオレは集団にとけ込むことも長い物に巻かれることも拒否するとんがったただの若造だった。きっと今もそれほど変わっていないのだろう。だからこの暴言コラムを書き、日々社会に対して毒舌を吐いてるわけだ。人間というのはつくづく進歩しないものである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月16日(水) |
オレに親孝行をさせてくれ! |
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75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)がはじまった。オレの父親の所にも保険証が届いた。それに伴って、オレが勤務先の私立学校でもらっていた私学共済の加入者証も差し替えとなった。これまで使っていたものを返納し、父の名前が省かれたものを受け取ったのである。3年後にはそこから母の名前も消えることとなる。オレは父の名前が消された加入者証を受け取るとき、なんとも言えない寂しさを覚えたのだ。自分が父を守ってるという状況が失われたような気がして。
まだ前に勤務してたスーパーで働いていた頃、父は自分で国民健康保険の掛け金を払っていた。そのスーパーが廃業して父が失業してから、年金以外の収入が無くなった父を私は自分の扶養家族に入れ、自分の社会保険の被扶養者に含めた。そのおかげで父は自分で掛け金を払う必要が無くなったのだが、ちゃんと医療機関にかかるときは私の加入者証を提示して、その被扶養者であるということで医療機関を受診できたのである。昨年5月に父は心筋梗塞で入院したが、その医療費もわずかな自己負担額で済んだのである。病気にかかっても心配ない状態という形を維持できていたのが、私にできるささやかな親孝行だと思っていたのだ。
ところが、後期高齢者医療制度の開始によって、父は自分で保険料を払わないといけなくなったのである。それは父の年金から天引きされてしまうのである。これまでゼロだったものが、年間7万円ほどの負担になるという。つまり、父のお金がそれだけ減ると言うことだ。もしも減らさないようにするならば、その分をオレが負担してやらないといけない。つまり我が家では実質負担増になるわけだが、少なくとも親を自分の扶養家族に入れてるすべての方がオレと同じ状況になり、これまで払う必要の無かったゼニを払わなければならなくなるのである。
我が家は親と同居している。だからオレの両親はオレの扶養家族になってる訳だ。そのことをオレは当たり前だと思ってるし、これから親が年老いて介護が必要になればその世話も必要になってくるだろうとオレは思っている。世間にはさまざまな事情で年老いた親を一人暮らしさせている子たちもいるわけだが、幸いなことにオレは自分の家で一緒に暮らすことができているわけだ。生計を同一にする者として、父が入院したときはその入院医療費を払ったし、夜はいつも父親と一緒にプロ野球を観戦する。そうやって息子がそばにいて一緒に暮らすことがささやかな親孝行なんだとオレは思っている。
その親の保険料をオレが負担できなくなるというのはどういうわけだ。少なくとも、息子の共済加入者証で自分も医療機関にかかることができるというのは、父にとっても嬉しいことだったはずだ。そうして息子に守られてるということを日々実感できたはずなのだ。ところが自分一人の保険証に切り替わり、そのゼニは強制的に自分の年金から控除されてしまうのである。
しかし、すべてのお年寄りが年金を受給している訳ではない。国民年金を掛けずに老人になってしまった無年金者の場合、直接この掛け金を払わないといけないわけだが、たぶんそういう人は払わずに無保険になってしまう方が多いのだろう。もちろんそういう方々は現行制度の中でも無保険者だったわけだが。そうした人が払わない場合、取り立てようとしても払うべきゼニを持たないことが多いわけで、最終的にはきっと掛け金は踏み倒されるのだろう。つまりこのシステムの構造的欠陥は「取りやすい人だけから掛け金をとる」「掛け金を払わなくてもなんの罰則もない。むしろ得することもある」という究極の不公平システムをさらに加速するのである。
ゼニを払わないことで高齢無保険者がこれから徐々に増えてくる。そのツケが回ってくるのはどこか。医療機関である。中国の病院と違って「ゼニを持ってない患者は診療拒否」というわけにはいかないのが日本のルールなのである。最初からゼニを払う気など全くないモンスターペイシェントが増加するのは目に見えている。最終的にそいつらの分まで負担させられるのは、まっとうに年金を受給しているオレの父親のような高齢者なのである。
これまで保険料を払わなくてもよかった老人からゼニをぼったくり、年金だけで生活している方々のわずかな小遣いを奪い、お年寄りをどんどん不幸にする仕組み、それがこの後期高齢者医療制度なのである。こんな制度に賛成票を投じたクソ議員はいったい誰だ。そもそも国会議員どもはこの法律の中味を本当に理解していたのか。理解していてそれをすんなりと可決させてしまうおまえら野党はどうしようもない馬鹿だ。どうして全力で阻止しないんだ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月15日(火) |
スバルはトヨタの下請けになるのか? |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。
かつてスバル360などの国民車を製造し、日本の自動車産業の歴史の中に輝かしい足跡を残した富士重工業が軽自動車の生産から撤退した。個性的な自動車メーカーのこのような知らせを聞く度にオレは残念に思うのである。かつて、いすゞ自動車が乗用車の生産から撤退したときもそうであった。自動車産業というのが巨額の投資を必要とする以上、ある程度の規模がないと生き残っていけないわけであり、もっとも規模の小さな軽自動車メーカーであった富士重工業が競争から撤退するのもの自明の理かも知れない。しかし、ファンとしては残念に思うのも事実なのだ。
我が家にはスバル・ドミンゴという軽自動車の大きさしかない普通車がある。幅も狭いので狭い道でもスイスイ走れてとても便利である。いちおう排気量は1200CCということでかなりきびきびと走れるし、狭いながらも3列シートで乗車定員7名なので、我が家の家族以外に姪たちを乗せることもでき、かなり重宝していたのである。もうかなり前に生産が打ち切られていたのだが、こういう個性的なクルマを作っていてくれたということでオレはかなり好感を持っていた。まだ走行距離は7万キロ程度なので、これからも長く乗りたいと思っている。7人乗り、8人乗りの車はたくさんあるが、どれもでかいし燃費も悪いし何より高価である。軽自動車のサイズで7人乗れるような車は他にはない。ほんの一時期ダイハツから「アトレー7」という車種が発売されていたがもう今は生産されていない。つまり、このドミンゴには代替車種がないのだ。そういうわけでオレはできるだけ長く乗り続けようと思っている。
富士重工業は軽自動車を捨てて、利幅の大きい小型車、普通車の生産に資源を集中するということである。そして、トヨタと共同開発で小型スポーツカーを作るのだという。いったいそのクルマはなんと名付けられるのだろうか。スバルで「セリカ」を販売するのも悪くないじゃないかとオレは少し意地悪なことを考えたのである。富士重工業の技術者たちは、トヨタの支配下に入るということではなく、トヨタを自分たちの色に染めるという意気込みを持っていいクルマを作って欲しい。インプレッサやレガシーには根強いファンがいる。それらのクルマを選んで購入してくれる層は、カローラやマークXを購入する層とは全く別物だ。どうかその事実を理解して、スバルのファンを裏切らないようなクルマを作って欲しいのである。「なんだ、トヨタと同じじゃんか」と言われるようなクルマは作らないで欲しいのである。それがオレのささやかな希望である。
いつのまにか日本の自動車産業の中で2ドアクーペという車種は絶滅種になってしまった。デートカーとしての2ドアクーペの終焉は、若者のクルマ離れにもつながったのだとオレは思っている。どちらが先なのかはわからない。しかし、「欲しくなるようなクルマが無くなった」ことがクルマ離れの大きな原因であるとオレは思っている。日本も欧米もそうだが、自動車メーカーはあまりにもドライバーの気持ちに無頓着だ。モデルチェンジの度に本当に無邪気にクルマのサイズを大きくしてくる。その5センチの拡大がどれだけ影響があるのかなど全く考えていない。小さいからこそ価値がある世界もあるのだということを少しもわかっていないのである。
富士重工業にはかつて、アルシオーネという強烈に個性的な2ドアクーペがあった。オレの欲しいクルマの一つだった。(この写真はヤフー自動車のカタログからいただきました)
その生産が打ち切られて以降、富士重工業からはオレがデートカーと定義できるようなクルマは二度と登場しなかった。確かに速い車はあった。しかし、それ以外の要素が必要なのだ。アルシオーネはあこがれのクルマのひとつだった。もしもオレがそのころ社会人だったら迷わず購入しただろう。トヨタと富士重工業が共同開発するという次世代のセリカがいったいどんなスタイルになるのかわからない。しかし、あんな夢を与えてくれるクルマが登場することをオレはほとんど期待していないのも事実である。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月14日(月) |
大阪で一番おいしいお好み焼き屋さんの閉店 |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。 4月12日の日記「遺棄化学兵器で金儲けする売国奴たち」も力作ですのでぜひお読みください。写真日記では3万円ノートパソコンを特集しています。
オレはお好み焼きが好きだ。いつ頃から好きなのか自分でもよくわからないのだが、とにかく物心ついたときからオレはお好み焼きが好きだった。子どもの頃、母が八尾の亀井にあった卸売市場の近くのお好み焼きに連れて行ってくれたことを覚えている。両親のお手伝いをして露天商についていった時、お昼にお好み焼きを食べることも多かった。しかし、自分で一人で行くようになった最初の店は、河内天美にある「和美」という店だった。その店は私の紹介する こだわりの店の中にもいれてある。数多くのお好み焼き屋をオレは制覇したが、自分が一番美味しいと感じるのはその店の味だった。なぜそうなのかはわからない。しかし、少なくとも自分にとってはその味がまぎれもなく「大阪で一番うまいお好み焼き屋」だったのだ。
学生時代を過ごした京都では、先斗町の歌舞練場の西の、もとはお茶屋さんだったという建物の「千富」というお好み焼き屋さんがお気に入りだった。大阪市内ではJR天満駅近くの「菊水」という店がけっこうオレのお気に入りだった。しかし、どちらもお好み焼きの値段は結構高かった。オレにとって「安いけど一番おいしい」店として、河内天美にあるその「和美」という店は存在していたのだ。イカ玉が340円、肉モダン焼きが430円、焼きそば大が400円という昔のままの値段でその店はひっそりと路地裏に存在し、大学を出てから実家に帰って田舎教師になった自分にとって、その店の味がそのままであることはとても嬉しかった。
働いていたスーパーが倒産して、父が家で過ごすようになってからは日曜日や土曜日に父を連れてオレはよくその「和美」に出かけた。その店で父とお好み焼きや焼きそばを一緒に食べる時間は、まぎれもなくオレたち親子にとって至福の時間だったのだ。オレが「おとうちゃん、お好み食べに行くか?」と訊くと父はいつも喜んで返事をした。父の再就職が決まるまで、オレは毎週のように父と二人で日曜日の昼に出かけたものである。
いつものようにオレはお好み焼きを食おうと思って、いつもの駐車場にクルマを入れてからいそいそと河内天美駅前の踏切を渡り、交番の前のパチンコ屋の横の路地を入った。いつも流れてくるソースの香りがしなかったので「あれっ?休みなのかな」と思って店の前まで行くと、そこにはこんな張り紙があった。オレは言葉を失った。
もう二度とあのおいしいお好み焼きを食べられないのかと思うと、なぜもっと毎日のように来なかったのかとオレは悲しくなった。3月で閉店するとわかっていたなら、3月中に自分の知る限りの友人を連れて、その店のおいしいお好み焼きを味わってもらえばよかったのに・・・とオレは悲しくなったのである。オレがその店のおいしさを語るとき、そのコトバは「一度実際に食べてくれたらわかるよ」という裏付けのあるコトバだった。しかし、もうその店は存在しないのである。オレがどんなに熱くその店のお好み焼きを語ったとしても、もはやその事実はオレの記憶の中にしか存在しないのである。なんということだろうか。
40年の長きにわたってその店はずっとその地で営業してきた。開店したときに30歳なら今は70歳ということになる。お昼時には超満員になるお店で毎日お好み焼きを焼き続けるという激務がどれほど肉体的にハードなモノであるか、オレには想像もつかない。お店でお好み焼きを焼いていたおばちゃんも40年分しっかりと年をとったのである。確かに焼きそばを焼くその手つきが昔のようなてきぱきとした感じじゃなくなったなあとは思った。そして、40年間、お店を切り盛りするスタッフはほとんどそのままだった。お嬢さんかお嫁さんに見える方が加わったくらいで他はそのままだった。
張り紙には閉店の理由は何も記されていなかった。しかし、後継者がいなかったのならいつか店は継続できなくなる。それは厳然たる事実だ。他にもいろんな理由があったのかも知れない。小麦粉が暴騰して同じ値段ではとてもやっていけなくなったとき、値上げしてお客さんに不愉快な思いをさせるよりも、閉店という道を選んだのかも知れない。それは推測するしかない。ただ、この美味しいお好み焼きが食べられるのなら、多少値上げになってもかまわないというのがオレの正直な気持ちだった。こんな美味しいお好み焼きがこんなに安いということでオレはむしろ罪悪感を感じていた。もしも小麦粉の値上がりが原因ならば、どうして値上げしてでも店を続けてくれなかったのかとオレは思ったのである。
お好み焼きを食べていて、オレは一度お店のおばちゃんに「HPで書いてくださったんですね」と声を掛けてもらったことがある。なんでもお嬢さんがオレのサイトの「こだわりの店」のページを印刷して見せたそうなのだ。きっとそれを読んだだけで、店に良く来るあやしいオッサンがそのサイトの主であるとすぐにわかったのだろう。オレは赤面した。そして、勝手に紹介した非礼を詫びたのである。
オレ以外にも「和美」には多くのファンがいたようである。わざわざ遠くからクルマで来る方も多かったらしい。昔その街に住んでいて、久しぶりにやってきた時やはり懐かしい店を訪れるというパターンもきっと多かっただろう。週末しか営業しないその店に、多くのファンは通い続けたのだった。きっと多くのファンがあの閉店の張り紙の前に立って茫然としただろう。あまりのことにコトバを無くしただろう。単なるなじみの店という程度のものではい。オレにとってその店のお好み焼きは、それこそ毎日食べても絶対に飽きることがない、オレにとっての主食に等しい最高のお好み焼きだったのだ。それをオレは永久に失ってしまったのである。なんということだ。
大阪には有名なお好み焼き屋がたくさんある。もちろん他の店もそれなりに美味しいことは認める。しかし、そのどの店もオレにとっては「単なるお好み焼き」であり、毎日食べるには飽きてしまう味だった。中学生の時から数えると35年近く、つまりほとんど店の歴史と同じくらいの期間、オレはその和美のお好み焼きを食べてきたのである。ずっとその味を愛してきたのである。
「もう二度とあの美味しいお好み焼きを食えない」という事実は、オレの心を寂寥感で満たした。「貸店舗」になってしまったあの店で誰かが再びお好み焼き屋をするのだろうか。そしてあの味を再現してくれるのだろうか。それともやはりあの味は永遠に失われてしまうのだろうか。30数年連れ添った恋人が急死したようなショックをオレはこれからどう受け止めればよいのか。そんな悲しい事件だったのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月13日(日) |
鍋じゃ鍋じゃ喰うのじゃ極楽じゃ! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。下の続きが読めるエンピツ投票ボタンに不具合があってご迷惑をおかけしましたが10:35に直りました。ご迷惑をおかけしました。4/12付けの写真日記「名残の桜」もよろしく。
オレの行きつけの店の一つに、JR天満駅のそばにあるお好み焼き屋「菊水」がある。先日久しぶりにその店でおいしいお好み焼きが喰いたくなって店の前まで行ったオレは「7月まで休業」という張り紙を見て愕然とした。コナモンを喰いたくてそこまでやってきたのであきらめて他の店でたこ焼きを食べて帰ったのだが、クルマを停めた場所に戻る時にふと見かけた「鍋家だるま堂」という店が気になっていた。それで今日は昼飯を食うためにその店を訪れたのである。ここは「一人鍋」の店である。しゃぶしゃぶやすき焼き、ちゃんこといった鍋を1000円以内で食べることが出来て、しかも鍋に入れる野菜はお替わり自由なのである。
たまった仕事を片づけるために土曜も出勤していたオレは、がんばって仕事をした自分へのご褒美ということでちょっと贅沢な食事をしようと、目星をつけていたその「鍋家だるま堂」にやってきたのである。店の場所は天神橋筋商店街の南のはじっこの方、住所でいうと天神橋4−7−33だ。地下鉄扇町駅からなら4番出口が一番近い。ミスタードーナツのすぐ横、阪神高速の高架のほど近くである。
さて、何を食べようか、牛しゃぶか、すきやきか、ちゃんこかと迷っていたがなんとランチ限定でサービス豚しゃぶが680円ということだったので迷わずそれに決めた。なんて安いんだ。そして運ばれてきたのがこの写真である。
肉はこれだけなんだが、昼食にはこれで十分だろうし、野菜は何回でもおかわりできる。テーブルの上の写真は最初に入れてきた分で、この3倍くらい実際は食べたのである。しゃぶしゃぶの食べ放題の店に行くとオレはいつも「もとを取ろう」と必死に肉ばかり食いまくる。しかし今日のランチは残念ながら肉食べ放題ではない。肉は最初にお皿に載せられた分で終了である。しかし、野菜は無制限だ。そういうわけでオレは「野菜をしっかりと食べる」という方針で臨むことにしたのである。乱れた食生活で崩れた栄養のバランスを立て直すために、今日は草食動物になって野菜を食おうと決心したのだ。
テーブルには丸い穴が穿たれていて、そこに一人用の鍋を入れて電気で加熱するという仕組みになっている。火力調節はテーブル横の ▲ ▼ のスイッチで行うようになっている。すぐに鍋のお湯は煮立ってきた。まだ鍋に何も入れないうちに、粉末の入ったカップに鍋のお湯を注いでスープを作った。ちょっと塩味で肉料理によくあう味のスープである。それから白菜、南瓜、椎茸、にんじん、オクラ、アスパラ、エノキ、ゴボウ、しめじなどをどんどん鍋にぶち込む。それでもすぐに煮立ってきたのでそこに豚を一枚さっとお湯にくぐらせて、ポン酢で食べるのがなかなかの絶品だ。ああ、やっぱり鍋はいい。熱いのをふうふうしながら食べてると幸福な気分になる。
ただ、お茶碗が重いのにはちょっと閉口した。オレはごはんを大盛りにしてもらったのだが、その大盛りのごはんはお茶碗にさらに強くぎゅっと盛られていたのである。お茶碗を持った時に「えっ?」と思うような重さだった。個人的な好みだがごはんはふんわりと軽くよそって欲しい。オレは軽くよそってもらったご飯を何回もお代わりするという面倒くささが好きなのだ。残念ながら今日のお店ではご飯はお代わり無料というサービスがなかったので仕方なく大盛りを注文したが、お茶碗を持ってから少し後悔した。「圧縮されてるじゃないか」そう、ごはん密度がかなり高かったのである。
オレが注文したのは一番安い「豚しゃぶ・肉シングル」だったので、お皿の肉はすぐになくなった。たった680円なのである。ここでもっと肉をくれなどと言い出すと、チープな昼食ではなくなってしまう。ちなみに肉ダブルでは980円、肉トリプルでは1280円と価格が上昇していく。ちなみに食べ放題コースは1980円である。後は胃袋の限界までせっせと野菜を食べまくるのみだ。ほどよく煮えた南瓜がおいしいことがわかって後半はひたすら南瓜を食う。豆腐はちょっと硬めだったかな。白菜はよく煮えて口の中ですっと溶ける状態になった。ひたすら野菜を食って食って食いまくって、もう食えないという限界の状態になってからごちそうさますることにした。もとを取れたかどうかはわからないが、とにかくかなり野菜を喰うことができたので大満足ある。
こういう一人鍋という形式、案外外国人観光客にウケるかも知れない。同じ鍋の料理を複数人が一緒につっつくという行為に抵抗を感じてるとなればなおさらである。仕事に疲れた自分への「癒し」の時間を作るためにわざわざ天満まで食いに来たわけだが、かなり食べ過ぎて「癒し」どころか「(自分の体重を)増やし」という結果になってしまったのである。かなり運動して消費しないといけないなあ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月12日(土) |
遺棄化学兵器で金儲けする売国奴たち |
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オレは以前にこの日記で 「2006年05月11日(木) 中国よ、遺棄化学兵器を金づるにするな! 」という話題を取り上げたことがある。しかし、事実はもっと情けない話だったのである。遺棄化学兵器を金づるにしてるのは中国側だけではなく、それをネタにして日本政府からゼニを引き出すことを目的とした胡散臭い売国日本企業も絡んでいたことがわかったからである。そして不思議なのは、その売国企業が明らかに不正を行って警察の捜査も受けているのに、相変わらず政府はその企業にゼニを払ってるということである。いったいどんな癒着や裏取引がそこに隠されているのか。 産経新聞のWEBサイトから、少し長文になるが記事を引用しよう。
中国で遺棄化学兵器処理企業 捜査中…でも予算154億 実態不透明、国費投入に批判 2008.4.12 01:29 中国での遺棄化学兵器の処理事業に今年度も154億6400万円の予算が投じられることになった。同事業をめぐっては昨年秋、内閣府の担当部署と単独契約を結んで調査を行ってきた「遺棄化学兵器処理機構」(東京)などが特別背任容疑で東京地検の捜索を受けた。検察は内閣府と同機構の契約内容や不正経理の解明を継続中で、捜査結果を待たないままの巨額予算の投入に疑問が出ている。 この事業は旧日本軍が中国に遺棄したとされる化学兵器を発掘、無害化する内容。建設コンサルタント大手「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI、東京)がコンサルタント大手「日揮」(東京)と共同企業体を組み、内閣府と現地調査などの委託契約を結んで平成11年度に開始。 内閣府は同時期、外務省の外郭団体「日本国際問題研究所」とも並行して委託契約を結んでいた。しかし16年4月にPCIが100%出資して遺棄化学兵器処理機構が設立されると、同研究所や共同企業体との契約を解除し、同機構と単独契約を結んだ。 投じられた額は平成11〜13年度81億円▽14年度78億円▽15年度77.9億円▽16年度77.6億円▽17年度74.8億円▽18年度81.9億円▽19年度211.6億円(予算レベル)。20年度は154億6400万円で、総計約840億円にも上る。 具体的な委託内容は発掘や廃水処理実験、発掘回収処理に伴う排ガス化学剤の外部漏洩(ろうえい)防止など。内閣府は「今年度は処理材構を外したが、これまではノウハウのない内閣府としては処理機構に依存せざるを得ず、機構の要求に応じて予算化するしかなかった。ただ、処理材構に代わる委託企業はまだ決まっていない」(遺棄化学兵器処理担当室)という。 だが、莫大(ばくだい)な国費を費やしながら、経緯と実態の不透明性への批判は根強い。遺棄化学兵器の処理問題は、海部内閣時代の平成2年、中国政府から処理・解決を要請されたのが発端。その後宮沢内閣が「他の締約国の領域内に遺棄したすべての化学兵器を廃棄する」などの義務を課した化学兵器禁止条約に調印。平成9年に中国政府も批准した。 そもそも条約批准への疑問もつきまとう。敗戦で中国大陸の旧日本軍は武装解除され、すべての兵器、財産は旧ソ連と中国に没収・接収されたことを受け、遺棄兵器の所有権は旧ソ連と中国に移転したと解釈する説もある。 「日本政府は遺棄化学兵器の所有権がどこにあるのか、基本問題を精査せず条約を批准した」と事業自体を疑問視する声があったが、小渕内閣は「日本政府は条約に従って廃棄の義務を誠実に履行する」として中国と覚書を交わした。日本に化学兵器の処理義務が本当にあるのか、厳密に精査されないまま、事業は継続され、巨額の血税が費やされている。 事業は始まって10年目。化学兵器の処理方法や委託企業は未定だ。内閣府は昨年4月、完了時期を5年間延長したが、関係者には「5年延長しても完了するかどうか微妙」と事業そのものへの不信感も強い。出口の見えないメガプロジェクトへの国費投下は検証のないまま、際限なく続きそうなのが現状だ。(宮本雅史)
オレはこの「遺棄化学兵器」を「遺棄」と呼ぶこと自体に腹が立つ。日本軍は確かに化学兵器を使用するために保持していた。しかし、それらの兵器は武装解除を受けたときにすべて台帳付きで中国国民党軍に引き渡してるのである。もちろん日本軍が所有していた兵器はほとんどが通常兵器であり、その膨大な通常兵器はそのまま中国国民党軍の武器となったわけで、彼らはそれをタダで手に入れたわけだ。その通常兵器に比べればごくわずかしかなかった化学兵器も一緒に国民党軍は入手した。引き渡された化学兵器がどれだけだったかは台帳に記されているはずである。その処理費用なんてたいした金額ではないはずだ。中国に要求のままにゼニを払えばおそらく最終的には数兆円という金額になってしまうだろう。ただ、オレが断じて許せないのは中国のその恐喝ビジネスに協力して巨額のおこぼれにありついてるハイエナどもが日本企業であるということだ。こいつらこそ真の売国奴である。国家に対する裏切りと詐欺という罪で全員を死刑にするべきだとオレは主張したい。
これらの化学兵器が「遺棄」されたものであったとしても、それを遺棄したのは日本軍ではなくて中国国民党軍である。だから正確には「旧日本軍遺棄兵器」ではなく、かなり長くなるが「旧日本軍から中国国民党軍に無償で供与された後、国民党軍が八路軍との戦闘には使わず結局は遺棄してしまった兵器」と書くべきなのだ。新聞で報道するときにきちっとこのように書いてくれれば誤解がないのである。
日本政府はただ相手の言うがままにゼニを払うべきではない。その兵器の由来をきちっと説明した上で、日本が処理してやるのは「好意」からであり、責任があるからそうしてるのではないと主張すべきなのだ。そうでないとこれからも無限にゼニをとられ続けるだろう。
実際にどれだけの化学兵器が埋まってるのか日本人が入って現地調査させてくれるのか。あの秘密主義の国がそんなことに応じるだろうか。中国側が勝手に主張した量をそのまま受け入れてるのではないだろうか。チベット騒乱の死者を事実の100分の1くらいにウソ報道する国である。おそらく遺棄化学兵器の総量も実際の100倍くらいに言ってくるだろう。その結果実際は100億円で住むはずの処理費用が、100倍の1兆円かかることになるのだ。すでに840億円というとてつもないゼニが支出され、そのゼニはあやしいコンサルタント会社と、中国側のおそらくは共産党の幹部のフトコロに入ってるのだろう。そして現地では日本政府が支出した金額のほんの1%ぐらいの金額で、アリバイ作りにただ地面を掘り返したり、どうでもいい道路を造ったりしてお茶を濁し、実際は何も処理など行われていないのが現状だろう。処理してしまえばもう金づるはなくなる。だから中国側としては化学兵器は永遠にそこに存在しないといけないのである。
日本側にある台帳と比較して、中国側が過大な量を主張してくれば、日本政府は断固としてその要求をはねつけるべきだ。これまでに中国にだまし取られた金額の多さをこそ抗議するべきだ。そして今後は一切の要求に応じることなく却下し、売国企業の連中はみんな刑務所にぶちこむべきである。
「兵器を遺棄したのは日本軍ではない」という主張をなぜ日本政府は一度も行わなかったのか。なぜこの問題に関して日本政府はかくも弱腰なのか。オレにはわからないのである。こんなことだからあの全体主義国家に舐められるのである。
それにしても中国政府の洗脳教育はひどい。まるで戦前の日本である。聖火リレーを守るためにサンフランシスコでは現地に在住する中国人が「チベットでの虐殺報道はデマだ」などと主張してるそうじゃないか。本来、中国の人民は政府の横暴と戦い、チベットの民と連帯すべき存在なんだ。それが洗脳教育のために政府のやってることが正しいと信じ込まされて、中国人民がチベット人に対して敵意を持つなんて悲しい事態になっている。オレは来日時のニュース映像をテレビで見たが、ダライ・ラマ14世という人格者を「ダライ一派」などと貶めて悪の手先のように叫ぶ中国メディアこそが悪の根元なんだと正直言って思ったぜ。
中国側の報道は基本的に北朝鮮のあの変な調子で語るおばはんのニュース報道と何も変わらない。北朝鮮が基本的に人権侵害国家であるように、中国もまた同じかそれ以上に深刻な人権のない国家である。政府に対して批判的なことを言えば投獄されてまともな裁判も受けさせてもらえないし、法輪功みたいにカルト集団として扱われ弾圧を受け、信者は拉致されて臓器移植の生体材料にされてるという衝撃の事実だってある。臓器移植ビジネスは中国の外貨獲得の手段だったみたいで、腎臓移植や肝臓移植の法外な値段がつい最近までHPに出ていたというから驚く。いつでも新鮮な臓器が手にはいることを「死刑囚のもの」と中国政府は応えていたが、実はそうではなかったのである。どうも生きた人間から取り出していたようなのだ。 移植大国・中国の真実というレポートを読むと、こんな国が今存在してるという恐ろしさにオレは唖然とするのだ。
こんなクソ国家で断じてオリンピックなど行うべきではない。中国がオリンピックを開催できるようになるのは真の民主国家として生まれ変わってからである。そのためにはまずあの国の多くの洗脳されてしまった愚かな人民を目覚めさせることしかない。その第一歩がオリンピックのボイコットである。世界のどの国もオリンピックに来なかった時、初めて中国は自分たちの過ちに気づくだろう。いや、彼らはもしかしたら「全メダル中国が独占」と叫ぶかも知れない。馬鹿は100回死んでくれ。
本日の日記へのリンクはこの下のURLにお願いします。どうかこのURLをいろんなところに紹介して、一人でも多くの方にこの主張を伝えたいと思います。どうか皆様の協力をお願いします。できれば中国の方にも読んでもらって、中国政府に洗脳されている人民の目を覚ましたいと思っています。この日記が翻訳されて10億の中国の民の目に触れることを願っています。 http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20080412
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2008年04月11日(金) |
福田康夫の部屋は一泊136万5000円! |
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なんのためにサミットの会場を洞爺湖みたいなへんぴなところにするのかわからないのだが、そこにある超バブリーなお馬鹿ホテル、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に、なんとサミット下見で福田康夫が泊まったそうである。自分を何様だと思ってるのか、一泊136万5000円の部屋に夫人同伴で泊まったとか。こんな金銭感覚の馬鹿総理だから、「ガソリンが25円下がったらみんなクルマにたくさん乗るようになって環境に悪い」などというトンチンカンな発言が出るのだ。
おい、そこのオランウータン・・・じゃなかった福田康夫よ。オレはその136万5000円というゼニの出所を教えて欲しいんだ。いくらおまえが一国の首相だからと言って一泊にそんな大金を払うことのできるほどの大金持ちじゃないだろう。そのゼニは国のどの会計から支払われたのか、オレはそれを知りたいのだ。
泊まるだけで136万という馬鹿みたいな値段のホテルに加えて、東京からそこまでの往復の経費、随行する職員の旅費なんかを考えれば莫大な金額である。それを福田康夫、おまえが妻へのプレゼントとしてその旅行を企画し、ゼニも出してあげたのなら一種の美談である。しかしこのゼニが公費から出てるのなら話は別だ。おまえみたいなクソのためにとんでもない金額が浪費されているのだ。オレはそんなこと断じて許さないぞ。
世界の首脳を洞爺湖みたいな田舎に連れて行って、いったい何の意味があるのか。そこの美しい自然を見せて地球温暖化防止を叫ぶつもりなのかも知れないが、おまえに地球温暖化防止を語る資格がそもそもあるのか。具体的に何かそれを行動で示したことがあるか。地球温暖化防止になるようなよい政策をおまえは何か打ち出せたことがあるのか。
環境保護を訴えるならまず足元からだろう。群馬県に建設される八ツ場ダムという壮大なイナカモンドリームのための無駄遣いに投入される税金は4600億円になるとかいうじゃないか。おまえの地元選挙民へのゼニのバラマキきのためにそれだけの税金が無駄になるんだ。暫定税率で道路特定財源の足りなくなった分には足りないがまずその馬鹿な計画を返上して穴埋めすべきだろう。日本中で無駄なダム計画がストップして、水需要が見直されてるというのに群馬県だけがそのままなのはおまえに責任があることは明らかである。サミットの時にそんなことが世界に暴露されれば日本の面目丸つぶれだろう。オレがもしも外国の環境保護団体のスタッフならそのことをまず突っ込むだろう。福田康夫よ、あんたはそこでどう答えるんだい?
福田康夫よ、おまえは自分の器がどんなに小さいかをちゃんとわきまえてるのか。おまえのようなたいして能力もないし頭も悪い人間が総理大臣になれたのは父親のおかげだろう。おまえの父親が自民党の実力者として君臨していたからたまたま二世のおまえが議員になれただけであり、その上首相の地位にまで就けただけじゃないか。おまえがたまたま首相なってるのは何もおまえの能力が高いからではない。安倍晋三という宇宙一空気の読めない馬鹿が突如辞めたからこそ、福田おまえに順番が回ってきただけじゃないか。
それにしても自民党はどうしてこんなに人材が乏しいのか。こんな馬鹿まで総理にしないといけないほどまともな人間が少ないのか。もうまともなヤツは手垢が付きすぎてるのか。せっかく25円下がったガソリン代のおかげでかなりの節約になるかと期待したのに、福田康夫は暫定税率を復活させてガソリン代を再値上げさせて元に戻す法案を成立させようとしている。そうやって集めたゼニで日本中に道路を造ってゼネコンさんと一緒にカネを山分けするつもりなんだろうか。オレはこの136万ホテルをとうてい容認できないのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月10日(木) |
一番安い携帯電話はこれだ! |
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オレは数日前に携帯電話水没事故という悲劇を経験した。完全に死んだと思われたその携帯は、その後自然治癒したのか復活し、液晶も背景が黒ずんでいたのが今はほとんど目立たなくなった。機能もほぼ元通りになったので安心しているのだが、ドコモショップに行ったそのときは「機種交換か!」と思っていたのである。オレに機種交換をためらわせたのはそのあまりにも高額なことであった。その7万近いゼニを払うよりも、一度引退させた古い携帯を復活させればいいじゃないか・・・とオレは判断し、結局機種交換をやめたのである。
さて、水没した携帯が復活して使えるようになったんでもうこの件に関しては終わったことなんだが、ドコモショップで新機種への買い換えを考えていた時のオレの頭の中にあったのは、どうせならワンセグチューナー搭載で、しかもカメラは300万画素以上の性能ということだった。その機能を満たしてるものはやはり5万円以上する。ドコモだからこんなに高いわけで、auやソフトバンクならもっと安いのだろうなあと思いつつ、ドコモの市場占有率が50%を割ったのもそりゃ当然じゃないかと思いつつ、オレはドコモショップを後にしたのであった。
さて、ワンセグチューナー搭載で、しかもデジカメも300万画素以上というオレの希望を満たしていて、しかも安い携帯はないのだろうか。それを考えつつ各社のサイトを回っていてオレが発見したのが、イー・モバイルが出しているH11Tという機種だった。東芝製である。この携帯は4月30日までなら新二年割引で契約をすれば1円なのである。そう、あのときオレには「ドコモ廃止」という選択肢もあったのだ。そうしてこのイーモバイルの携帯をメインで使用すればいいのである。そうすれば同じくらいの性能のデジカメも積んでるし、今のオレの携帯にはないワンセグも視聴できることになる。
ただ、このイー・モバイルの携帯の料金制度はデータ通信の方でばりばり使うオレのようなおっさんにこそ有利なようにできているのである。新2年割引を適用してもらえば月額4980円で使い放題なのだ。もっとも他社の携帯に掛ければかなり高額の追加料金が発生するのだが。イーモバイルの電話同士なら無料である。
イーモバイルの製品にはみんなUSB端子が付属している。ここからUSBケーブルでパソコンと接続して、無線ブロードバンドが実現するのである。ふだんウィルコムなんかでぼったくりの料金を負担させられているあなたには朗報だ。なぜオレがこのH11Tという携帯電話のことが気になったのかというと、オレはすでにUSB接続のイーモバイル専用のデータカードを保有している。機種交換ではなくて廃止と新規、つまりそいつを廃止する代わりに新規でこのH11Tといいう携帯電話にするという方法がある。そうすれば今使っているドコモのぼったくりの料金からも解放されるのである。
携帯としてばりばり使えるだけではなく、パソコンとつないでインターネットも快適に出来るし、写真も高画質で撮れ、しかもワンセグであるという無敵の携帯電話、それがこのイー・モバイルのH11Tなのである。ああ、どうしてドコモを中途半端に長く契約してしまったんだろう。電話番号が変わってもいいからこのH11Tの便利さを享受するのもいいじゃないか。とオレは考えるようになったのである。 イー・モバイルは1月の純増数は1位だったという。もしもあなたがウィルコムのユーザーならオレは言いたい。「どうしてそんな時代遅れのヤツまだ使ってるの?遅すぎるやん」と。一度イーモバイルの速さを体験してしまえば、ウィルコムのあの128kなんて体感速度は止まってるようにしか見えないのである。 この春から大学生になる諸君、春からパソコンでのモバイル通信にデビューだ。その相棒を務めるのがイー・モバイルのケータイ、H11Tである。もしも新しく携帯を持つようになるのなら、ドコモでもなくauでもなく、オレが勧めるのはこのイー・モバイルである。それをパソコンにつないで昼間からオレの暴言日記でも読んでくれ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月09日(水) |
日本一ふざけた飲酒運転公務員! |
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酒気帯び運転は絶対にしてはならない行為である。自動車を運転するということが一つ間違えば大勢の人を危険にさらすという行為である以上、絶対にしてはならない行為の一つなのだ。だからその行為に対する罰則がどんなに重くてもオレは当然だと思うし、その結果人を死なせてしまったりすれば、死刑になっても仕方がないと思うのである。事故を起こすかどうか、人が死ぬかどうかは単なる偶然の問題であり、その可能性のある行為をしているだけで処罰されることをオレは妥当だと思っている。しかし世の中にはそんな常識が通じない馬鹿がいて、しかもそいつは少し前までは公務員だったわけだ。頼むからこんなクソ野郎はとっととくたばってくれ。
懲戒免職「重すぎる」 都城市を提訴 酒気帯び運転元市職員 酒気帯び運転を理由に懲戒免職処分となった都城市の元男性職員(30)が4日までに、市を相手に処分の取り消しと慰謝料など310万円の損害賠償を求めて宮崎地裁に提訴した。同市の亀澤幸治総務部長は「処分は妥当。今後正当性を主張していきたい」と話し、全面的に争う姿勢を見せた。 元職員は昨年9月6日、同市松元町の市道で酒気を帯びて軽乗用車を運転。県警に道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で摘発され、罰金20万円の略式命令などを受けた。市は同10月、懲戒処分の指針に基づいて元職員を懲戒免職処分にした。 訴状などによると、元職員は懲戒免職処分がほかの行政処分と比べ著しく重いことや、ほかの自治体では飲酒運転でも免職にならなかったなどとして、処分の無効と精神的苦痛を受けた慰謝料など約310万円を求めている。
この馬鹿がの主張は2点にまとめられる。「たかが酒気帯びくらいで懲戒免職にするな!」「他の自治体ではクビにならない場合もあるぜ」である。それぞれ論破したい。まず後者の「他の自治体ではクビにならない場合もある」だが、それは他の自治体の処分の甘さが間違ってるわけで、クビにならずにそのまま勤めてる奴らは即刻今からでもクビにすべきなのである。この主張はまさに「万引きなんかみんなやってるから悪くない」というレベルの幼稚さである。酒気帯び運転=即免職 というルールはもしも適用されていない自治体があればすぐに改めさせるべきだ。ついで前者だが、酒気帯びが「たかが」と思っているだけでそいつの罪は万死に値する。おまえは宇宙一の馬鹿だと言ってやりたい。
飲酒運転、酒気帯び運転は絶対にしてはならない行為であるという常識は、これからもどんどん広めていかなければならないことであり、そのために発生している多くの悲惨な事故を二度と繰り返さないためにも必要なことだ。確かに酒気帯び運転をした者が全員交通事故を起こすわけではない。運良く事故を起こさずに家までたどりつける場合もあるだろう。福岡地裁には「事故の直前までは正常に運転できていた」などと詭弁を弄する脳みその腐った馬鹿裁判官もいる。しかし、それが事故のリスクを著しく高める行為であり、万一起きてしまった場合取り返しがつかないということを考えた場合、やはり絶対に排除しなければならないのだ。
オレは運転の下手くそなヤツからも免許を剥奪すべきであると思ってるし、判断力の鈍った高齢者はどんどん免許を返納すべきだと思っている。しかし、今の法律では「運転が下手」というだけでは免許を剥奪できないのだ。そういうわけで下手くそドライバーという困った人たちは野放しになっている。ただ、下手くそでも慎重に運転してくれればまだマシである。一番困るのは通常のドライバーが飲酒という状況の下で判断力を鈍らせて「ものすごく運転が下手」になっている時なのである。しかもこういう馬鹿はよく運転中に気を失ったりする。だから仙台育英高校の生徒の列に突っ込んでなぎ倒したり、橋の上を走ってる車に全速力で追突したりするのである。そんな危険な行為を未然にふせぐためにも、一度でも酒気帯び運転をした馬鹿からは運転免許を永久に剥奪すべきだし、公務員なら免職にして、そんな馬鹿からは車を買えるような経済力を失わせて貧乏人の世界にたたき込むべきなのだ。
酒気帯び運転をして捕まらなかった場合、その馬鹿は必ず再犯する。そういう馬鹿というのは、社会的な制裁を受けないとわからないわけだし、受けてもこの都城の馬鹿のようにやっぱりわかっていないのである。頼むからこんな馬鹿は100回死んでくれ。おまえのような馬鹿がこの世に存在することがどれだけ社会の迷惑であるのかわかってるのか。オレは酒気帯び運転は即懲役刑にしてもいいと思っている。罰金だけで済むなんて軽すぎる。
この馬鹿は都城市に対して、処分を受けた精神的苦痛の慰謝料を求めてるという。じゃあオレは逆に主張したい。おまえのような馬鹿がこの日本に存在したということで、オレは多大な精神的苦痛を被った。オレはその金額を1億円と算定した。おそらくオレと同じようにこの馬鹿の存在を知って多大な精神的苦痛を被った人がいるはずだ。それらの方々の精神的苦痛に対しておまえは賠償できるのか。こんな馬鹿がこの地上に存在すると言うだけで苦痛なのだ。世の中の多くの方々が被ったこの苦痛を軽減する唯一の方法は、おまえが己の不明を恥じて都城市役所の前で土下座し、自分の恥ずかしい訴えを取り下げることである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月08日(火) |
年間に500万円タクシー代を使った公務員 |
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ガソリン税の暫定税率が廃止されてドライバーは大喜びである。オレもその恩恵を受ける一人なんだが、福田総理はなんとかその税金を元通りにしたいようである。そこでたかだか2兆6000億取り戻すことよりも、税の無駄遣いをなくすことの方が遙かに大切なんだが、このオランウータン野郎、いや福田総理は「税の無駄遣いを無くす」というとても困難で自民党の既得権益を侵すこととの戦いなんかする気は全然無く、とにかくこの2兆6000億分のゼニを国民からぼったくろうとしてるのだ。しかし、そうやってかき集めた2兆6000億はいったいどんなふうに使われるのか。その一例がここにある。@niftyのニュースサイトからの引用である。
タクシー1人で年490万円=深夜帰宅など、道路財源で支出−国交省2008年4月7日(月)19時45分配信 時事通信 道路特定財源から2007年度に支出された国土交通省職員のタクシー代のうち、1人当たりの最高額は490万円に上ることが7日、分かった。この職員は関東地方整備局道路部に所属し、深夜帰宅時などにタクシーを190回利用していた。1回平均約2万6000円と高額で、峰久幸義事務次官は同日の記者会見で「ほぼ連日のタクシーの深夜帰宅は問題。業務管理やタクシー利用など改善を進める」と述べた。 同省の07年度(4月から08年2月)のまとめによると、利用額が多い上位10人は186万〜490万円を使っており、107〜274回乗車していた。残業時間は295〜855時間で、残業代は75万〜266万円。タクシー代や残業代はいずれも道路整備特別会計から支出された。
国土交通省の職員のタクシー代の一部がこの道路特定財源から支出されているわけだが金額にびっくりである。一人で490万円も使ったヤツがいるのだ。ほとんど毎日タクシーで帰っていたのである。週休二日ということを考えると190回 ということはほぼ毎日であり、490÷190=2.579 となるから一回あたり2万6000円のタクシー代を毎日使っていたことになる。国土交通省というのはそんなに残業が多いのか。そんなに連日、終電がなくなるまで仕事をしてるのか。なんとよく働く人たちだと改めて敬意を表したくなるのである。残業時間年間855時間ということは、毎日4時間以上も残業してるということになる。17時に終わって4時間の残業ならまだ終電はあると思うのだが、そのくらいならタクシーを使ってもいいというのが国土交通省の常識なんだろうか。民間企業なら考えられない贅沢ぶりである。
この国土交通省の連中の頭にあるのは「この道路特定財源のゼニはいくらでも使ってもいいゼニ」「使わなかったら損だからどんどん浪費すべきゼニ」という感覚である。そして、こんな感覚を持ってる公務員はできれば例外だと思いたいのだが、次々と出てくるこのような報道を聞くと、「もしかしたら公務員はこんな金銭感覚の人たちばかりなんだろうか?」と多くの国民は思ってしまうのである。
オレもかつては一人の地方公務員であった。友人には公務員の方も大勢いる。たいていごく普通の金銭感覚をお持ちの誠実な方々である。こんなひどい奴らはごく一部だと思いたいのだ。しかし、そのごく一部の連中が突出して税金を無駄に使いまくってるから、いつまで経っても税の無駄遣いはなくならないし、その狂った金銭感覚の馬鹿が出世して今度はトップに立つものだから、税金を無駄遣いするためだけのよけいな外郭団体や財団法人なんかを設立して、そこに天下ったりしちゃうのである。ネットで引用しただけのくだらない本を作ってとてつもない金額をぼったくってみたり、愛人といちゃつくためだけに来ている役員ばかりの組織があったり、存在そのものが無駄なものが無数にあるのだ。そんなものをみんな整理すればおそらく10兆円くらいの経費節減になるだろう。国債の利払いにあてるくらいの経費がすぐに捻出できるのである。
大阪府の橋下知事が「すべてゼロベースで見直す。昨年の実績は勘案しない。その事業が本当に必要な事業であり、それだけの予算が必要なのかを再検討する」という方針を打ち出し、大阪府の財政再建をしようとしている。本当にそれが必要なのは大阪府ではなくて国家そのものではないのか。
国地方あわせて800兆円を超える借金を抱え、日本は破産しようとしている。「これ以上借金を増やしてはならない」という状況にありながら、借金を増やすことしかできなかった無能な政治家どものせいで、太平洋戦争中の日本よりももっとひどい財政状況に陥ったのだ。もしも金利が上昇して5%くらいになれば金利だけで40兆円になる。税収のほとんどが借金の利払いに消えるのである。だいたい税収が50兆円しかないのに80兆円の予算を組むという馬鹿なことを今の政府はやってるのである。今はまだ金利が低いから持ちこたえてるのだが、金利が上がれば財政は破綻する。日銀の前総裁だった福井氏は金利を上げたかったみたいだが、日本の財政はこれ以上の金利負担に耐えられないようになってるのだ。アメリカや欧州の諸国は今回のサブプライムショックに足して財政出動する余裕があるが、日本政府にはそんな余裕は全くないのである。もはや財政非常事態を内外に宣言し、立て直しのための緊縮財政にシフトすべきではないのか。
米軍に対する思いやり予算の廃止、国会運営の支障にしかならない参議院の廃止(今の状況から行けばこれは案外与党が支持しそうである。国民投票すれば賛成多数で可決されるだろう)、ODAの全廃、すぐに効果が出るだろう。しかし、支出を減らすだけでは立て直せない。税収を増やさないと行けないのだ。
そこでオレがかねてから訴えるのが株価十倍計画である。日経平均株価が今の10倍になるようなバブルを発生させ、その時に発生したキャピタルゲインの20%くらいを国が吸い上げてしまうという方法である。今、東証の全銘柄の時価総額は320兆円くらいだろうか。それが10倍になると3200兆円、3200−320=2880兆円のキャピタルゲインが発生するわけだ。その20%なら576兆円である。一気に借金を返せるじゃないか。
株価が10倍になると個人金融資産も増加するわけだし、それだけ金余りの状況になるから内需も拡大する。地価も上昇して住宅も売れるようになり、裕福になった人たちはレクサスやスカイラインGTRなどの高級車をじゃんじゃん買えるようになるだろう。億ションと言われた都心の超高級マンションも再び馬鹿売れするようになるのだ。もちろん投資家のオレも大もうけできるわけで、だからこんなことを主張しているわけだが。
今もしも日本の政治家の誰かが「公的資金で株を買うことで日本経済を立て直し、値上がりした株を売って税収の不足分を補う」なんて発言すれば、その値上がりに便乗しようとして世界の投資家たちが日本市場に殺到するだろう。そうして世界の投資マネーを呼び込むことができれば何も公的資金なんか使わなくても株価を上昇させられるのである。サブプライムショックまでのアメリカの株価がずっと右肩上がりに上昇し、そうしてふくらんだ金融資産が個人消費に回ってアメリカが繁栄してきた姿を見れば、同様のケースを日本にも適用できないわけがない。そしてその株価10倍計画の指揮をできれば証券会社の息の掛かった連中ではなくて、全く自由な立場で行動できるオレに任せてくればと思うのである。
とりあえずオレに自由に動かせるタネ銭を10兆円くらい回してくれ。それだけあれば十分だ。オレはそれを回転させながらどんどん増やしていくから。相場を動かすだけの資産があれば株式市場では100%勝てる。それは長年ずっと市場を監視してきてオレが感じたことである。オレに10兆円回してくれれば、一年後には日経平均を3万円にしてみせる。どうすればそこまでもっていけるのか。オレには十分な勝算があるんだ。なんなら融資でもいい。年利率10%で10兆円融資してくれるなら一年後には金利1兆円上乗せして耳をそろえて返そう。そのときにはタネ銭はすでに10倍くらいにふくらんでいることだろう。
日本政府でなくてもいい。中東の産油国のふくれあがったオイルマネーをもてあましてる王子がオレに10兆円くらいの運用を任せてくれるならオレはかなりのパフォーマンスを出せるだろう。少なくともオレはここ数年の自分の投資体験の中で「どうすれば株価は操作できるか」ということを実体験を通じて理解してきたからだ。
おっと、タクシー代の無駄遣いの話から話がとんでもない方向に行ってしまったぜ。まあ今のようなやり方を政府が続ける限り破綻は目に見えてる。オレのアイデアは単なる一例だが、国民に負担させずに税収を増やす方法は他にはないだろう。とりあえず財政再建の第一歩として、そのタクシー代500万円のふざけた馬鹿をクビにしてくれ。一罰百戒だ。本当にタクシー代だったのかどうかも怪しいモノだぜ。きちっと事実を究明してくれないとこまるぜ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月07日(月) |
市民マラソン、ミツバチにやられる! |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。 秘密の京都に5月の年中行事が追加されました。なんと携帯電話水没事故という悲劇を体験してしまいました。詳しく書かれている大人の写真日記もよろしく。
なんと不幸な事故だろうか。オレはこのミツバチ事件を聞いて選手に深く同情するとともに、人を刺してそのまま絶命した哀れなミツバチたちにも同情したのであった。それにしてもなぜこのミツバチは集団で人を襲ったのだろうか。以下、読売新聞のWEBサイトからの記事の引用である。
佐賀の市民マラソン、ハチの大群がランナー襲い38人刺す 6日午前11時ごろ、佐賀市大和町池上の嘉瀬川沿いの道路で、市民マラソン大会「さが桜マラソン」に出場していた選手がミツバチの大群に襲われ、30人が刺されて救急車で病院に運ばれ、福岡市の男性(67)が頭部を20か所以上刺されて検査入院した。ほかにも8人が住民らの車で病院に運ばれたという。 佐賀広域消防局によると、襲われたのはハーフマラソンに参加していた選手。現場は土手の上の道路で、河川敷などには菜の花が咲いており、近くの養蜂(ようほう)場が周辺にミツバチの箱を置いていたという。 大会はハーフ、10キロ、3キロ、ジョギングの部があり、ハーフには約3200人が出場。後続の選手は、現場を迂回(うかい)させてレースを続行した。(2008年4月6日21時21分 読売新聞)
土手の上の道路上を走っていた市民ランナーたちが、河川敷の菜の花の蜜を吸うためにやってきたミツバチに刺されたということだが、オレは最初「ハチに刺された」という事件の報道を聞いて、てっきりスズメバチだと思ったのである。それがミツバチで、しかも近くの養蜂場の置いた巣箱から来たのだという。毎年同じ時期にこの市民マラソンが行われてるなら、同じ時期に菜の花が咲いてミツバチがやってくるわけで、これまでそういう事故が起きなかったから今年も同じように巣箱を置いたのだろう。それでこのような事故が起きてしまったということは、いったい何が原因だったのだろうかとオレは不思議に思うのである。 入院した男性は頭部を20カ所以上刺されたという。オレはかなり昔のことだがハチに刺されたことがあって、そのときの猛烈な痛みを思い出した。一箇所刺されるだけでもあの激痛なのに、それが20もだったらと想像するだけでも実に恐ろしいのである。ただ、養蜂業の方も天候や季節を考えればマラソン日和はハチにとってもきっと蜜を集めるのにいい日和のはずで、そう考えると今後もこのような不幸な事故は起きるのかも知れず、養蜂関係者にとってもマラソン大会を実行する側にとっても困った話である。とにかく今回の件に関しては昆虫学者の専門家をきちっと集めて現地調査して、なぜミツバチが人を大挙して襲ったのか、そのメカニズムを解明させることが大事だろう。ハチに刺された方々が一日も早く回復されるとともに、こんなことで養蜂業という大切な産業が目の敵にされるようなことがないようにとオレは願っているのである。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月06日(日) |
日本一の先生を呼ぶ方法 |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。リンク先のリムさんの「世界一臭い缶詰シュールストレミングを優雅に食べる会」は最高に面白い奇食レポートです。ぜひご一読ください。
大阪府知事に就任した橋下徹知事は教育に関心が深いみたいで、府立高校の学区制をなくせ(←そうすれば橋下知事の出身校の北野が大阪中の秀才を集めたスーパーハイスクールになれるかも知れない)などといろんなアイデアをお持ちのようである。それ自体はとてもいいことだと思うのだが、元大阪府の公立学校の教員だったオレとしては、今の教員のやる気を無くしているもの、それはおそらく待遇の悪さと気まぐれな人事にあるとオレは思っている。その問題を理解せずにこんな大言壮語をぶち上げてどうするんだ。
以下にアサヒコムの記事を引用する。
橋下知事「日本一の先生」募る2008年04月05日13時12分 大阪府の橋下徹知事は5日、大阪市中央区の府立青少年会館で開かれた来春採用の教員志望者向け受験説明会に出席し、「教育日本一をともにめざそう」と参加者に呼びかけた。 午前10時からの部には約1200人が出席。笑顔で登場した橋下知事は「僕と府教委はいま、日本一の教育制度をつくろうと議論している。でも、日本一の教職員が集まらないとせっかくの制度も実践できない」と訴え、「教育から大阪を変えてやろうという熱い気概を持った人たちを歓迎します」と呼びかけた。説明会への出席は橋下知事が自ら望んだ。歴代の府知事で初めてという。
日本一の教職員を集めたいという方針、大いに結構だ。しかし、優秀な人材はそれだけの待遇を用意しないと集められないということがわかっているのか。歳出削減を進めていけば府職員の大幅な給与カットはもはや避けられないという状況の中で、教員の給与だけを聖域化するわけにもいかないだろう。実際に給与カットが行われれば、現場の教員もそして大阪府を受験しようとしている教員採用試験希望者もかなり意欲を失うはずである。立派な働きを期待するならば、それに見合った待遇を保証してこそ叶えられるのであり、待遇は悪いのに自己犠牲の精神で仕事はがんばってくれと言うのは矛盾していないか。
オレは25年前大阪府の教員採用試験に合格して、大阪南部のとあるのどかな田園風景の中の公立高校の教員として着任した。そこで少しでも生徒の大学進学の希望を叶えようと進路指導の仕事をがんばってきた。進学補習を積極的に行い、早い時期からの模擬試験の受験を勧め、進路説明会の時は大勢の生徒の前で熱く訴え、個別の生徒と面談して目標をしっかり持たせ、それまで「どうせオレらはアホやから」とぬるま湯に浸っていた生徒たちに喝を入れた。その結果それまで少なかった国公立の大学を目指す者も増えた。自分が担任をして、手塩に掛けた生徒たちが最終学年を迎えてさあどんな受験の結果を出してくれるだろうかと楽しみにした矢先、オレに下ったのは転勤の辞令だ。同一校に10年勤めた者は機械的に異動させられるという仕組みだった。ひどいじゃないか。しかもオレの異動先は生徒が大学にはあまり進学せず、就職や専修学校に行く者の方が多く、どちらかというと生活指導に明け暮れるような高校だった。オレはそのときに大阪府を見切った。オレという優秀な人材にちゃんと力を発揮できる場を用意せず、人事異動をただのフルーツバスケット程度に考えていて適材適所なんて概念が全く抜け落ちている府教委のその方針に対してオレは限りない絶望感を覚えたのだ。
幸いなことにオレは私学に移籍できて、なんとそこで京大や阪大に現役で合格する生徒たちを教えることができることになり、待遇も公務員であった時よりもよくなったのである。大阪府教委の行ったひどいフルーツバスケット人事の結果、かつての伝統校はどんどん没落した。オレの卒業した大阪府立生野高校はかつては京都大学に30人以上合格したこともあったが、今はせいぜい数人、年によっては現役ゼロという程度になってしまったのだ。私学が飛躍的に進学実績を伸ばしたのはそれぞれの企業努力も大きいと思われるが、ライバルの公立高校がこうして勝手にコケてくれた側面も否定できない。
もちろん中学受験の激化で、優秀な生徒が中学進学の段階でごっそりと私学に取られてしまうという側面はあるだろう。しかし、果たしてそれだけが理由だろうか。生野高校の最寄り駅のそばでは現役生向けの学習塾が大繁盛している。なんでこんなものがはやるのだ。大学受験のためには必ず塾や予備校に行かないといけないのか?そんなはずはないだろう。ちゃんと予習しないと理解できないようなハイレベルの授業をふだんから行い、生徒ががんばってそれについてくるならば塾や予備校など全く不要である。少なくともオレにはそんなものは必要なかったし、しっかりと予習して授業を受ける一方で自分で買った参考書や問題集で勉強した。英語の授業の進度がとてつもなく速く、毎日予習に2時間も3時間もかかった。そんなハードな授業にみんながんばってついてきていたのだ。高校3年になった夏、当時人気があった「試験に出る英単語」という参考書をオレも買い求めてみて驚いた。そこに出てくるような単語はみんな知ってる単語ばかりで、そんな本はもはや不要だった。授業を理解するために必死だった2年間は、自分の単語力を飛躍的に向上させ、しかもそれは膨大な量の英文解釈の問題を解いたために身に付いた「生きた解釈力」だった。当時オレが英語を教わっていたのは京都大学の仏文出身のN先生だった。N先生はオレにとって最高の英語教師である。このような師に出会えたことをオレは生涯忘れない。
橋下知事は高校の学区制を無くしたいと語っておられた。大阪府のどこからでも好きな高校を受験できるなら、学区の数だけ存在した偏差値ピラミッドは一つの大きなピラミッドに集約されるだろう。確かにその頂点に位置する高校には優秀な生徒が集まるだろう。しかし、4番手5番手の学校になるともうできる生徒の層が薄くなってしまい、大多数の高校の入学者は希望する上位校に入れなかった不本意入学者に占められることになる。それで果たして「日本一の教育制度」が可能なのか。入学試験の偏差値が低いとされる高校でどれだけ多くの中途退学者がいて、学級崩壊が起きているかご存じなのか。このような状況はオレが高校生だった30年前よりも確実にひどくなっているのである。それはすべて府教委の間違った方針が産み出した歪みのせいである。
優秀な教師を集めたいのならそれなりの待遇を保証することだ。大学卒業時に条件のいい民間企業に流れてしまう人材を横取りしたいのならそれよりもよい条件を提示しないとダメだ。「教員志望者はこの仕事が好きで志望するのだから、給与は関係ない」なんて考えると、ただ金八先生にあこがれてるだけの勘違い馬鹿しか集まらない。「できる」人間ほど自分の価値を高く評価してくれるところを就職先に選ぶ。フィンランドの教育水準が高い理由は、大学院卒しか教師になれないことと、その上民間企業よりもいい待遇なので日本なら医師や弁護士になるようなトップレベルの人材が教師になるからである。「熱い気概」だけではどうにもならないのである。大学受験という世界で成果を出すにはそれなりに高い能力が必要なのだ。オレは昔、「受験の国語」という学燈社の受験雑誌に付録で付いていた通信添削模擬試験に応募して、千人近い参加者の中で何度か1位を取ったことがある。教師としての能力の自己研鑽を兼ねてオレはそんな遊びをしていたのだが、そんな入試問題ヲタクのオレが活躍する場を大阪府は用意してくれなかった。それこそがオレが大阪府を見限った最大の理由である。
橋下さんよ、条件さえよければオレは府立高校に戻ってもいいんだぜ。このオレを正当に評価してくれて、それなりの待遇を保証してくれるなら喜んで行こうじゃないか。とりえあえず年俸は3000万ということでどうだ。えっ?知事よりも高いって、じゃあ橋下さんと同じでいいよ。それ以下は絶対に譲れないね。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月05日(土) |
日記書きなんて中古パソコンで十分だ |
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最近パソコンを買った同僚が困っていた。「持ってるソフトがビスタ非対応で使えないんですよ」パソコンを買い換えたからといって、使用中のソフトウェアも全部新しいのに入れ替えないといけないとすればとてつもない出費である。オレみたいにフリーウェアばかり使ってるドケチ、いや貧乏人ならそんな心配はないのだが、普通のパソコンユーザーならそんなわけにもいかない。
ただ、その前にオレが思うことがある。本当にその新しいパソコンが必要だったのかと言うことだ。たとえば中古パソコンを扱うデジタルドラゴンやイオシスという店ではちゃんと通常使用に耐えうるノートパソコンが3万円程度で買える。実は昨日、ご近所さんに「とにかく安いパソコンを買いたい」と頼まれて、イオシスで富士通の3万円弱の中古ノートパソコンを注文したところである。LIFEBOOK FMV-7190NU4というたぶん企業向けのモデルだと思うが、CPUはセレロンではなくてPntium4 1.9GHzと十分な性能で、メモリは512MB、ドライブはCD−RWだが、もう少しゼニを追加すればDVDコンボやスーパーマルチのドライブのものも選べる。OSはwindowsXP_professionalが搭載されている。これで3万だから、ネットを閲覧するとか株取引するとか、仕事でワードやエクセルを使うとかメールのやりとりをするとかいう通常使用には全然問題ないのである。
ところがヨドバシやヤマダ電機やコジマなんかに行くと、10万以下で買えるようなノートパソコンというのはやSOTECの最廉価モデルや台湾製のACERがたまにあるくらいで、それもなるべく目立たないような隅っこに隠して置かれているのである。そんな安物を売っても利益が出ないから店としては売りたくないのだ。パソコンはできるだけ高価にして、可能な限り客からゼニをぼったくるためによけいなワンセグチューナーやFeliCaがついてるのである。テレビはテレビで見るからワンセグなんかいらないし、自分のパソコンからお財布ケータイでゼニを払いたくなんかないのである。そんな余分なもののためにパソコンは高くなってしまってるのだ。たかが家庭用のノートパソコンがなぜか20万近い値段になってしまうのである。そんなものは全く不要なのである。少なくともオレにはいらないのである。
インターネットで株取引をしてる方が「パソコンが故障している間取引ができずにその間に暴落して・・・」とブログに書いてるのを見てオレは信じられなかった。なぜそんな大切な用途に使ってるのに、代替機を用意していないのかと。オレはもう5年以上途切れなく毎日こうして日記をUPし続けているのだが、万一の故障のための代替機が何台もある。我が家には現在使用可能なノートパソコンが3台、デスクトップが2台、それ以外に息子二人や妻のパソコンも使用可能である。だからパソコンの故障で日記が書けないなんてことはありえないのである。そしてWEB日記を書くとか株取引をするのに高性能なマシンは全く不要である。それこそ上記の3万円のノートパソコンでも十分なのである。超高性能なマシンを一台だけ所有するより、そこそこの能力のものを複数以上持ってる方がはるかに役に立つのだ。
我が家の小6の次男はデジタルドラゴンで2万円で買った日立の液晶一体型のパソコンに1980円の無線LANアダプタをさしてYOUTUBEの動画を楽しんでいる。そこにUPされているドラゴンボールのアニメをしょっちゅう観ているのだ。その一体型のデスクトップはPntium3 800MHzという時代遅れのCPUを搭載していて、メモリも128MBしかないのだが、OSがwindows 2000だから問題なく動作しているのである。今はそんな低スペックのマシンはもう売ってなくて、もっと性能のいいヤツが安く販売されている。
デュアルコアのCPUなんかを積んだ最新の速いパソコンは、ビスタというとてつもなく重くて融通の利かない腐ったOSを載せるために存在するのであり、たとえて言うならクルマのエンジンが強力すぎるのでよけいな荷物をいっぱい積んで重くして速すぎないようにしているのと同じである。クルマが軽かったら非力なエンジンでもきびきびと走れるように、2000やXPのようにビスタと比較して軽いOSなら昔の非力なパソコンでも十分な性能が発揮できるのは自明の理である。
ところがこれもやはりビルゲイツのゼニ儲けと電機屋の卑怯なぼろもうけのために、店頭からはXPモデルが消えている。買おうと思っても買えないのだ。だからこうして中古品を狙うしかないのである。これ以上ビルゲイツに儲けさせないためにも、パソコンは中古で十分だ。オレのこの日記を読んで中古パソコンでセカンドマシンを手に入れたいなあと思った方は下のバナーをクリックして商品の価格や性能を確かめてみればいいだろう。もしかしたらその激安中古マシンはあなたが今使ってるパソコンよりもかなりハイスペックかも知れない。
中古パソコンはどうしてもいやだ、新品がいいという方は→ドスパラ江草店へ行くか、下の写真をクリック。このソーテックのノートは4月7日9:59まで期間限定で楽天ポイント二倍でこの価格だそうです。これもまたかなりの激安品です。
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2008年04月04日(金) |
親がアホだと子どももアホになります |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。
オレは未成年の喫煙は厳しく取り締まるべきだと思っている。なぜならタバコを吸う中学生高校生にはアホが多いからだ。アホだから吸うのか、吸うからアホになるのかはわからないが、いずれにせよタバコを吸う中高生はアホという部分は共感していただけるものと思っている。まじめに勉学に励むような中高生は、タバコの健康被害のことも知ってるし、未成年の喫煙が法律に違反することも知っている。しかしアホというのは「タバコを吸ったらかっこいい」とか「大人への反抗のポーズ」とか「なんとなく」とかでタバコを吸うようになるのである。そういうわけで未成年の喫煙者はなくならないわけだし、厚生労働省も本気で喫煙問題に取り組む気はないようである。あのタスポとかいう認証システムも天下り先を作りたいというただの利権のための仕組みであり、そんなカードは人から借りれば済むだけのことであんなもので未成年の喫煙を防げるわけがない。
タバコの自動販売機を全面廃止して対面販売のみにして、未成年者に販売した場合は店の方も処罰されるようにし、その一方で喫煙で補導されたクソガキの親から50万円くらいの罰金を取り立てる仕組みを作れば未成年の喫煙は一気に減らせるだろう。親が払えなかったらクソガキを日数分拘置所に拘留してやればいいのである。こんなもの、ちゃんと取り締まる気になればいくらでも取り締まれるのだ。警察も善良なドライバーをいじめて反則金や罰金をかき集めるのじゃなくて、悪質な未成年喫煙者から罰金を取り立てればいいのである。自業自得だからどこからも問題は出ないのである。 そういう考え方を持ってるこのオレだから、毎日新聞で報道されたこの記事を読んで、警察を少し見直したのである。
<未成年者喫煙>高1長男のたばこ、黙認した母親送検 広島 4月2日22時24分配信 毎日新聞 広島県警福山西署は2日、高校1年の長男(16)がたばこを吸うのを止めなかったとして、パート従業員の母親(37)=福山市今津町=を未成年者喫煙禁止法違反容疑で広島地検福山支部に書類送検した。 調べでは、3月3日午後3時ごろ、同署前の県道交差点を曲がった軽自動車の助手席で喫煙している長男を警察官が目撃。顔が幼かったため停車させ、運転していた母親らを職務質問したところ、未成年と判明した。 長男は「2年前から好奇心で吸い始めた」といい、母親は「注意しても聞かないので、学校にばれなければいいと思った」と車中での喫煙を黙認していたという。【前本麻有】
この母親の「学校にバレなければいい」という感覚、実は母親が喫煙している場合は「普通」の感覚である。喫煙者の母親は我が子の喫煙を注意しにくいのである。ただ、停学処分とかになると面倒なので「学校では吸うな」と注意し、家では黙認するわけだ。オレがかつて公立高校にいたときもそうだった。喫煙で停学処分にした生徒の中で母親が喫煙者の場合、全く指導の効果は上がらなかった。いくら学校で指導しても、親が家では黙認しているので意味がなかったのである。
オレの居住している地域は大阪南部のさほど治安のよくない地域なのだが、特に中学生に難儀なヤツが多い。かなり前のことだったが、名前の入ったゼッケン入りの体操服にくわえタバコで登校してる生徒を発見し、中学校に電話で通報したら「それくらいのことでいちいち電話しないでください!」と中学校の先生に叱られたことがあった。それほど中学生の喫煙はありふれた行為と化しているのである。そういうわけでオレは深夜に少年たちがたむろしている所には徒歩で近づかないようにしている。オヤジ狩りに遭って殺される危険がないとはいえないからだ。少年たちから見ればオレはただのイカれたジジイであり、オレが日本という国家にとってどれほど貴重な人材であるかなどということは知るよしもない。オレの日記を読んでるような立派な中学生は深夜徘徊してるアホの中にはいないだろう。だからなんのためらいもなくゼニのためにオレを殺すだろうし、「少年だから死刑にならない」などと考えているのである。
さて、タバコを吸ってる少年の親を書類送検という方針に対して、主に喫煙者たちから「タバコくらいで書類送検は厳しすぎる」という声が上がってるそうだ。ふざけるな!と言いたい。だったら大麻や覚せい剤や麻薬に手を出すまで待てばいいのか。こういう連中の言い訳というのはきまっている。「みんな吸ってる」「なんでオレだけ」「どうして私だけ」である。他のヤツも吸っていれば自分の罪が軽くなると思ってるのである。そんなアホたちが同じこの日本で空気を吸ってるかと思うと気分が悪い。頼むから地上から消え失せてくれ。自分がアホであることを恥じて、真人間になれるように少なくとも努力してくれ。そんなアホが世間にどれほど迷惑を掛けてるかと言うことを自覚してくれ。
「タバコなんかみんな吸ってる」とほざくアホは「万引きなんかみんなやってる」「援助交際なんか誰でもやってる」と同様にほざくのだろう。未成年である自分が喫煙だけではなくて万引きや援助交際をしてるからと、他のまっとうな中高生まで自分と同じレベルに引き下げてしか考えられないのである。世間の人間はすべて自分と同じくらいにアホであるという実に傲慢な価値観だ。アホはおまえだけなのである。
ゆとり教育の見直しとか、小学校で英語を義務化するとか、くだらない教育改悪を進める前にまずきちっとやらなければならないことは少年犯罪の防止である。その第一歩でである少年非行の摘発の中でタバコの取り締まりにはもっと力を入れてもらいたい。一刻も早く罰金制度を導入し、じゃんじゃん喫煙少年の親からゼニをむしりとって、暫定税率廃止で足りなくなった財源の穴埋めにすればいいのである。飲酒検問みたいに喫煙検問を駅や街角で導入し、ニコチン反応が出ればその場で即罰金を払わせ、払えない者は拘留するようにすればいいのである。どうだ!名案だろう。歩行喫煙を条例で禁止できるのだからこちらもOKだろう。大阪府の橋下知事はオレのアイデアを取り入れて、喫煙少年から罰金を取り立てる条例案を出して欲しい。そうすれば非行も減らせるし収入もUPする。すばらしい政策じゃないか! ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月03日(木) |
おかあさん、どうしてぼくを殺したの? |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。公開した 秘密の京都へのリンクを上に追加しました。世界の株価が一目でわかる江草の世界戦略室もよろしく。
子どもへの虐待、赤ちゃんを骨折させるような信じられないひどい親がいる一方で、子どもに殺される親もいる。支え合わないといけないはずの家族がなんでこんなことになってしまったのだろうかと、ニュースを見るたびに胸を痛めていたのだが、この記事にオレは言葉を失った。なんてことだ。どうしてこんなに母親想いの子を母はその手で殺したのか。なぜそんな恐ろしいことができたのか。
母が絞殺の小4男児、「おかあさん」の詩でコンクール入賞 青森県八戸市で1日、同市立美保野小4年、西山拓海君(9)が母親に絞殺されたとされる事件で、拓海君が、母親の未紀容疑者(30)(殺人容疑で逮捕)について、「おかあさん」と題する詩を作り、東北地方の小学生を対象としたコンクールに入賞していたことがわかった。 拓海君が入賞したのは、昨年度の「晩翠わかば賞」(土井晩翠顕彰会など主催)。仙台の詩人・土井晩翠を記念して1960年度から開催されているもので、昨年度は、東北地方を中心に約500点が出品。拓海君は、2年生の時に作った「おかあさん」という作品で佳作に選ばれた。 拓海君は、未紀容疑者と祖父母の4人暮らし。PTA関係者や学校によると、拓海君は詩や作文を書くのが得意で、佳作入賞を聞いた保護者の間で「賢い子どもだね」と評判になったという。卓球が好きで、放課後には熱心に練習しており、昨夏の大会で試合に勝ったことをとても喜んでいたという。 このPTA関係者は未紀容疑者について「美保野小は登下校時に保護者が付きそうが、いつもお母さんが来て親子で仲良くしていたのに」と話していた。(2008年4月2日12時25分 読売新聞) かつて東京で暮らしていたという西山未紀容疑者は、ある日突然拓海くんを連れて実家に帰ってきたのだという。全校生徒4人という小さな小学校で図書係をしていた拓海くんは、作文が得意な母親想いの子だった。その子を殺してしまった母親の心にはいったいどのような闇が存在したのか。「子育てに悩んでいた」という。世の中には確かにどうしようもない子が存在する。誰も子どもを悪人に育てたいとは思っていないはずだ。ところが子どもの方は勝手に救いようのないクソガキになっていたりする。そんなクソガキの親なら「この子が世間にどんな迷惑を掛けるでしょうか」と悩んでも仕方がない。しかし実際はクソガキの親ほど平気なのである。親もまた救いようのない人間であることが多く、同類なので平気というパターンが多いわけだ。
拓海くんが小学校2年の時に書いた「おかあさんはどこでもふわふわ」という書き出しの、母親のぬくもりをつづった詩「おかあさん」は2007年のコンクールで佳作に選ばれたという。オレはこの事件を取り上げたニュースの動画でその詩を読んだ。そして、さらになんとも言えない気分になったのだ。
母親にとって、この一人息子はじゃまだったのだろうか。存在することがストレスだったのだろうか。今回の報道では、殺された拓海くんの父親にあたる人物について何も触れられていない。どこかに存在する父親が、この事件を知っていったいどう思うのだろうか。離婚したのならその後のことなど気にならないのだろうか。そんなことはないと普通の父親であるオレは思うのである。
たった9年間しか生きられなかった拓海くんはどんな夢を持っていたのだろうか。彼は「ぼくはガーデニング王子」という詩も書いていた。自分が世話をしている畑で収穫する喜びを歌った内容だった。世間にはそいつが生きてること自体が迷惑なクソ野郎どもというのがたくさんいる。それに引き替えこの純粋さはなんと尊いことだろうか。そのかけがえのない魂を地上から消し去ってしまったこの母親は、自分の罪の重さをどう受け止めるのだろうか。かつて沖縄の戦いで、母親が日本兵の命令で幼い我が子を殺さなければならないという悲劇があった。それから63年経った平和な日本でなぜ我が子を殺さなければならない理由があるのか。運命とはなんと理不尽なものなのだろうか。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月02日(水) |
デタラメの診断書を書く医師たち |
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ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。公開した 秘密の京都もよろしく。
オレは診断書を偽造する医師からは医師免許を剥奪して、ついでに高額の罰金をぼったくれと思っている。どうして医師は患者に頼まれればホイホイと診断書を偽造するのだろうか? その昔、オレが公立高校に勤務していた頃に年度末の判定会議に医師の診断書が出てきたことがある。成績不振で欠点科目が多く、留年することになった生徒に対して、「留年になればうつ病が悪化する」という医師の意見が述べられたのである。採決の結果、その生徒は超法規的措置で卒業が認められたのである。オレは反対の挙手をした。もしもそんなことを認めてしまえば、成績の悪い生徒はみんな医師の診断書持参するじゃないか。医師のいかなる判断があろうと、学校は学校としての筋を通すべきだとオレは思ってたのだ。その考えは今でも変わらない。
たとえば知的障害者の生徒も高校に入学させようと高校全入を叫ぶ人たちが居る。しかし、知的障害の方が高校のカリキュラムを理解して試験に合格し、単位が取得できるのか。それが可能ならば卒業認定すればいいわけだが、少なくとも高校は義務教育ではなく、試験に合格して単位が取得できない生徒は進級を認めないという前提がある以上、高校を義務化なんてしてしまって全入させれば、現場は大混乱するし多くの学校の内規にある進級制度そのものが根幹から揺らぐことになってしまう。
和歌山の毒カレー事件の林真澄美容疑者は、身体障害者でもない夫が障害1級であるという診断書を医師に偽造させてその医師に謝礼を払い、保険金を詐取していた。詐欺に荷担したその医師はどんな処分を受けたのだろうか。少なくとも医師免許の剥奪と、保険会社への賠償はさせるべきだろう。その医師がどんな罰を受けたのかオレは知りたいのである。あのときの報道では医師の名前も出ていなかったと思うが、そんな悪徳医師は名前をさらして社会的に抹殺すべきだとオレは思うのだ。
実際には耳が聞こえるのに聴覚障害の診断書を発行して、身体障害者手帳を不正に取得させたウソつき医師が札幌にいた。オレはこの医師から医師免許の剥奪と、不正に支払われた障害年金の全額を賠償させるべきだと思っている。ところがこの医師は「患者の詐病だ!」と反論したのである。全くふざけた男である。こんなクソ医師は頼むから世の中のためにさっさとくたばってくれとオレは心底願うぜ。
疑惑の医師「患者の詐病」 聴覚障害偽装問題で反論2008年04月01日22時12分 北海道で起きた聴覚障害の偽装疑惑をめぐり、身体障害者手帳の取得に当たって実態とかけ離れた重い障害を認定したことが指摘されている札幌市の耳鼻科医(73)の代理人の弁護士は1日、朝日新聞など報道各社に「診察は適切に行った。虚偽の診断書は作成していない」とする「説明書」を送付した。「患者による詐病だった。見抜くことは困難だった」と反論している。疑惑について医師側が具体的に説明したのは初めて。 「説明書」は、弁護士が医師の主張を聞き取る形でまとめた。この問題では、手帳取得者を医師のもとへ引率したブローカーの存在が明らかになっている。医師側は「医師を集団的に利用して手帳を取得するシステムが構築されていたことは報道で初めて知った」「患者からの金銭は医師ではなく特定の人物に流れており、その者たちが対価として、医師に詐病を行う知識と手段を提供したことが強く推測される」としている。 手帳の取得者は朝日新聞の取材に「検査の際、医師から『小さな音では反応するな』と言われた」「医師とは問診で普通に会話しており、障害が重くないことはわかっていたはずだ」などと話している。これについては「札幌市の実務規則に基づいて検査した。手帳取得者は今になって診断を非難し、責任回避しようとしている」と反論している。
この報道でもこの医師の名前は出ていない。なぜなんだ。警察はすぐにこいつをしょっぴいてこの詐欺事件の全容を解明し、関わったブローカーや暴力団の連中をみんな検挙すべきだろう。今になって責任回避しようとしてるのはこの医師の方じゃないか。
もちろん患者の側もみんな逮捕すべきだ。耳が聞こえるにも関わらず不正に障害年金を得る目的で偽の診断書を書かせたということは理解していたはずである。年金という本来受給資格のある人のところにしかいかないゼニを、このような不正な手段で堂々と詐取していた連中からは受給したゼニを全額賠償させるだけでは甘い。きちっと刑務所にぶち込んで相応の罰を与えるべきだろう。
最初の話に戻るが、公立高校勤務時代、ずる休みしたヤツが医師の診断書を持参することも何度かあった。そのときにオレは思ったのである。「こいつのどこが病気なんだ?ぴんぴんしてるじゃないか!」と。医師は患者に頼まれてゼニさえもらえば診断書をじゃかすか発行するのか。そんなわけないだろう。事実と異なることを書けばそれは法律違反になるというルールはちゃんと存在するはずだ。どうしてそれをきちっと適用してこのような不正を根絶しないのか。
通院するタクシー代と称して2億円以上の生活保護費を詐取していた滝川市の事件の時、その通院の根拠となった診断書を書いた北海道大学病院の医師はなんらかの罰を受けたのか。オレはその医師が2億円を賠償すべきだと思っている。一罰百戒である。詐欺の幇助のためにウソの診断書を書いた医師はこんな罰を受けるのだという事例を示してやれば、それだけで日本中の医師がビビるのである。ウソの診断書を書くことを断るようになるのである。そんな単純なことがなぜできないのだろうか。
生活保護費の不正受給の背景にはおそらくかなりのでたらめ診断書が飛び交ってることだろう。今は一人暮らしの引きこもりの若者が「うつ病で働けない」などという診断書を持参して生活保護を受給する例もあるらしい。そうして生活保護を受けてやっぱり引きこもって部屋でゲーム三昧の日々というクソ野郎もいるとか。オレの払った税金がそんな馬鹿馬鹿しい使われ方をしてるのかと思うと全くもって許せない。詐欺師はみんな死刑にしてくれ。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
2008年04月01日(火) |
外資をカモにした詐欺師たち |
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日本企業が外資のカモにされてゼニをだましとられるという事件はこれまで無数に起きてきたわけでそんなことくらいでは今更驚かないのだが、逆に日本の総合商社が外資をカモにして、リーマン・ブラザースから350億円をだまし取るという事件が発生したのである。これまでさんざんやられてきたのでここらで一矢報いたような気分になりたいところだが、どうもこの事件は巨大な詐欺だったようできちっと解明してもらわないと困るのである。まず産経新聞のWEBサイトの記事だ。
リーマンが丸紅提訴 出資金350億返還請求 2008.4.1 00:33 リーマン・ブラザースの関連会社は31日、丸紅に未償還の出資金約350億円の返還を求める損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。 契約には丸紅幹部名義の偽造書類が使用されたほか、丸紅を懲戒解雇された嘱託職員2人も関与していたとみられることから、リーマン側は契約違反を主張し使用者責任も問う方針。 丸紅広報部は「訴状は確認していないが、当社に支払い義務はない」とコメントしている。
リーマン・ブラザースが丸紅の事業に出資したゼニが返還不能になってるから返せと言い出したら、丸紅では「それは社員が勝手にやったことで、その社員は懲戒解雇したからうちとは関係ねえ!」と答えたのである。オレは丸紅のその開き直りをほめてやりたい。外国に対して弱腰で接する連中が多い昨今、このような「だまされるおまえらがアホや!」という豪快な開き直りにオレはなんだか拍手を送りたくなるのである。カモった金額もすごい金額だ。「おまえたち、すごいじゃないか!」と思わずこの2人の丸紅の嘱託職員に言いたくなるのである。
丸紅の社員が、丸紅の事業を装い、丸紅が支援するかのように見せかけて起こした事件の責任が丸紅にないわけないだろう。その二人がおまえのところの看板で商売をしていた以上、少なくともおまえとこが責任をかぶるべきだ。もしもリーマンが丸紅を訴えたこの裁判で、丸紅側を勝訴させればどうなるか。世界の投資家は日本に対してそっぽを向くようになるだろう。ここで丸紅が「わが社の責任です!」と答えてすべてのゼニを返せば何の問題も起きなかったのである。350億円なんか丸紅から見れば鼻くそみたいな金額だろう。それくらいのゼニがどうして返せないんだ。もしかして丸紅はそんなにゼニに困ってるのか。そうするとかなり先行きが心配だ。オレがしっかりと空売りしてやるぜ。
さて、あくまで被害者を貫こうとする丸紅だが、どうやらかなりこみいった事情であるようだ。今回の詐欺事件を起こした2人の嘱託社員はそのゼニをアスクレピオスという医療経営コンサルタント会社に投資してたようだ。最近は倒産する病院もかなり出ているので、経営立て直しをはかろうとする医療機関を相手にその相談に乗り、運転資金や大型機器購入のための融資などを行うのがこのアスクレピオスの事業である。
このアスクレピオスは2007年3月の決算で前年の3倍の売上高を上げたことになってるいるのだが、どうもそれは粉飾決算の疑いが強い。従業員15人で売上高63億円もあるのだから多すぎる。もしもそんなに売り上げが出てるのなら順風満帆じゃないかと思ったらなんと3月19日に自己破産を東京地裁に申請してきたのである。まさに、どっひゃ〜である。ところがこのアスクレピオスは東証マザーズ上場のLTTバイオファーマという会社によって2007年9月1日に完全子会社化されていたのだ。
LTTバイオファーマの株価は2007年9月26日に安値51700円をつけてからわずか3週間後の10月15日には94000円に上昇している。業績のいい会社を子会社にしたということがその理由だろう。ちなみに3月31日のLTTバイオファーマの終値は11020円である。2月27日にはまだ株価は64500円だったのだから、もう会社の命運が尽きたという感じの暴落である。
また、暴落しているときにLTTバイオファーマの株を売っていた人物に斉藤栄功というオッサンがいたのだが、こいつは元LTTバイオファーマの取締役なのである。すでに1月27日付けで退任しているのだが。丸紅の不正取引の問題が公表される前にLTTバイオファーマ株は謎の暴落を開始していたのだが、事情を知っていたこのオッサンが売り抜けていたことがその引き金になっていたことは間違いないだろう。一連の事件が明るみに出る前の3月7日に、LTTバイオファーマの山中謙社長は「健康上の理由」で辞任している。 そのIRの中で、40日も前の斎藤栄功取締役の退任もまとめて載せているのだが、後になって責任逃れのためにばたばたと人事報告をしてごまかしているとしか思えない。
オレがネット上で知りうる情報はこの程度のものでしかないのだが、この背後には大きな闇が存在するのは確かである。今年になってから乱高下したLTTバイオファーマ株で最後の一稼ぎを事件に関わった連中がしていたのかも知れない。 ←1位を目指しています! m(_ _)m
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