江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ
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ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。
2007年11月30日(金) |
大豆は最高の健康食品です! |
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オレは納豆以外の大豆製品は大好きである。豆腐もみそも枝豆も大好物だ。中でも豆腐は毎日でも食べたいくらいだし、湯豆腐をこよなく愛するオッサンでもある。そんなオレが嬉しくなるようなニュースを読んだのである。アサヒコムから記事を引用しよう。
大豆好き女性 脳梗塞・心筋梗塞減る 厚労省研究班調査 2007年11月29日19時55分 豆腐や納豆、みそなど大豆製品をよく食べる女性は、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。閉経後の女性に特に効果がある。大豆に含まれる複数成分の効果に加え、一緒に野菜や海藻などを食べる献立になりやすいためらしい。27日発行の米医学誌「サーキュレーション」に掲載された。 研究班は、40〜59歳で心臓病やがんにかかっていない男女計4万462人(男女比1対1)を対象に、90〜02年の13年間、健康状態を追跡した。そのデータを基に、大豆製品を1日に食べる量別に5群に分けて、脳梗塞と心筋梗塞の発症率との関係を分析した。 その結果、一番よく食べる群の女性は、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が、一番食べない群の女性に比べ0.39倍と低かった。さらに、女性の半数を占める閉経後の人に対象を絞ると、危険性が0.25倍と大幅に低くなった。男性では、食べる人も食べない人も差がなかった。 一番よく食べる群が1日に食べる大豆製品の量は、納豆を1パックまたは豆腐3分の1丁程度。 大豆は、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む。ビタミンEなども豊富だ。分析した国立循環器病センター(大阪府吹田市)の小久保喜弘医長は「単体の成分ではなく、複数の成分が効いているとみられる。また、みそ汁には、野菜などいろんな具材を入れるなど、大豆製品を食べる時の食習慣が総合的に好影響を与えている」とみている。
納豆嫌いのオレには想像もつかないのだが、世の中には毎朝納豆を食べるという方々もいらっしゃるとか。下北沢には納豆コーヒーゼリークレープという奇怪な食べ物を提供する店もあるという。そんなものを好む納豆好きの女性たちにとって、この調査結果はまさに「我が意を得たり!」ということになるだろう。
オレは納豆は全く食べないが、豆腐を三分の一丁/日ならすでに達成されている量である。その程度でいいのならオレはもう十分に資格を満たしている。しかし、この記事をよく読むと「男性では、食べる人も食べない人も差がなかった。」とある。なんということだ。せっかく喜んだのにぬか喜びだったぜ。大豆のイソフラボンが女性ホルモンと似た働きをする・・・というくだりを読んだら、あまり男には関係ないということもわかるのだが。
大豆をよく食べる女性が脳梗塞や心筋梗塞のリスクが減り、その一方でアメリカ産の狂牛病肉を大量に食べてる肉食人間には多大なリスクがあるということはいまさらオレが書くまでもなく常識だろう。しかし、オレが心配するのはその大豆だってどれだけ安全なのかという疑問である。というのは大豆の多くはアメリカ産や中国産であり、アメリカ産は遺伝子組み換えの大豆が混入してる可能性があるし、中国産は農薬の使用量が半端じゃないだろう。どちらも危険があるかも知れないのだ。こんな記事を信用して大量に食べた大豆関連の食品によって病気になって死ぬなんてことがあれば意味がない。
大豆を使う料理というのは基本的に和食であり、そのメニュー自体がヘルシーなものが多いから結果としてこのような数値が出てきただけであり、おそらく影響を与えてる食品は大豆以外の何かのような気がするのである。
納豆嫌いのオレとしては、このニュースが納豆好きな女性たちを増長させるのではないかということも心配である。納豆の撲滅を叫ぶオレとしては、納豆に対して好意的なニュースの存在自体が困りものなのだ。こんなニュースが出ればまた納豆を喰う人が増えてしまうじゃないか。それは全女性の中でオレとキスできない女性の比率が増えるということでもある。オレは「喫煙女性」と「納豆を食う女性」とはキスしないと堅く心に誓ってるのだが、そのいずれかに関係する女性が増えてしまうという結果をこの報道がもたらしそうでなんだか悲しいのである。
みそ汁と豆腐は朝の定番だ。オレにとって朝は大豆で始まるのである。「男にも大豆がいい」という研究発表をどこかの大学の先生がしてくれないものだろうか。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月29日(木) |
白昼の強盗!ハダカの刃物男 |
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刑務所から出てきた男が、所持金が尽きて犯罪に走るというのはよくある話である。出てきても行く宛てはないのだから、ちゃんと自立支援施設に入所できるようにして、就職するまで面倒を見てやるべきだと思うし、それが再犯を防ぐことになるのだとオレは思うのだが、どうも日本の刑務所は放り出せばあとは知らん顔のようである。こんな事件が大阪で起きた。産経新聞のWEBサイトから記事を引用する。
郵便局に刃物強盗、通行人ら3人重軽傷 大阪・南船場2007年11月26日20時54分 26日午後0時15分ごろ、大阪市中央区南船場1丁目の「大阪南船場一郵便局」(黒田頼行局長)に男が押し入り、客の女性に刃物を突きつけて局員から現金約137万円を奪って逃走。追跡してきた男性局員や通行人計3人を次々と刃物で刺し、市営地下鉄に乗車。乗客の男性を刃物で脅して人質にしたが、駆けつけた大阪府警南署員に強盗容疑で現行犯逮捕された。 逮捕されたのは住所不定、無職の南沢聡容疑者(43)。調べに「刑務所を出たばかりで、金がなく、年を越せないと思ってやった」と供述しているという。府警は強盗殺人未遂容疑に切り替えて調べている。 刺されたのは局員の安井健一郎さん(40)、建設作業員の男性(38)と団体職員の男性(69)で、重軽傷を負った。 調べでは、南沢容疑者は上半身裸で、包丁と果物ナイフを持っていた。たまたま現金自動出入機(ATM)で記帳中の女性客の首に包丁を突きつけて「金を出せ」などと脅し、カウンター内にいた局員から現金約137万円を奪ったという。 南沢容疑者は逃走途中で、追いかけてきた安井さんの腹など4カ所を刺した。またタックルしてきた建設作業員の男性の右太ももを切りつけ、自転車で通行中に事件に気づき、取り押さえに向かってきた団体職員の男性の左胸を刺したという。 その後、南沢容疑者は郵便局から南約300メートルの市営地下鉄長堀橋駅構内に進入。到着したばかりの電車に乗り込み、座席にいた乗客の男性(70)に刃物を突きつけて人質にしようとしたが、駆けつけた南署員に取り押さえられたという。 同局近くの路上には、奪われた紙幣のうち約136万円分が一帯に散乱していた。変装用のかつらや包丁などが逮捕時の地下鉄車内で見つかったという。 同局は大阪有数のビジネス街の一角にあり、当時、局内には客2人と局員8人がいたという。
変装用に長髪のかつらをかぶっていたり、上半身ハダカという奇異ないでたちで犯行に及んだというあたり、なかなか計画的である。その計画性を自分の人生設計にあてることができればもっとよかったと思うのだが。さて、ハダカといえば小島よしおである。今ハダカ芸人はブームである。この強盗がそれを意図していたのか、それとも「そんなの関係ねぇ」だったのかはわからない。異様な扮装でバレないというのは大間違いで、そんな目立つ姿ならよけいに逃走しにくいということがわからなかったのだろうか。それにしてもこの男は本当に年越し資金が欲しかったのか。それとも安心してメシが食える刑務所に戻りたかったのか。
もうひとつオレが驚くのは、このハダカ強盗をとらえようとして協力した市民の皆様の勇気である。刃物を持つ男にタックルして刺されて怪我をした男性や、取り押さえようとして胸を刺された男性がいたわけだが、人々が何事にも無関心になってきている風潮の中で、こうして勇気を振り絞って悪と対峙した方々の行動力には本当に頭が下がる思いがする。重傷を負った方もいる。どうか一日も早く傷が癒えて日常生活に復帰できることをと願っている。また国家はこのような犯罪の被害者への見舞金を充実させ、特にこのように犯人を捕まえようとして怪我をした事例などはその正義を称えるような特別報奨金制度を設けるべきだと思うのだ。もしもそのときに犯人の逆襲にあって殺されたとしても、今の日本の法律では犬死となってしまう。そんな犠牲者のための給付金制度をもっと充実させるべきだと思うのである。オレは自分の納めた税金が生活保護の不正受給野郎のパチンコ代にされることには腹が立つが、犯罪被害者の給付金として使われることには大賛成である。そういう意味のある使い方をして欲しいのである。
さて、オレは少し気になることがある。それはこの事件、郵便局で奪われたのは137万円なのに、散乱していた紙幣は136万円分だということである。その差額、1万円はいったいどこに消えたんだろうか。もしかしたら混乱に乗じてその1万円を失敬した不届きモノがいたということなんだろうか。でもこの136万円は路上に散乱したのである。それがたった一枚なくなっただけで回収できたのはある意味たいしたことかも知れないのである。もしもオレが通行人で目の前に1万円札の乱舞を見れば、それを拾い集めるふりをしながらわざと間違えてポケットにしまいこみそうな気がするのである。とにかく、この差額の1万円というのはそういう市民のネコババが一件あったというまぎれもない証拠なのである。
新聞記事には出てなかったが、このハダカ強盗、カラーボールを身体にぶつけられて見るも派手な様子になっていたそうである。あんたはもう出てこなくていいよ。そのつもりで何人も刺したんだろ。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月28日(水) |
風呂に浮かぶテレビ、三洋電機が発売! |
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最近のオレは物欲全開である。いや、欲しいモノがあるというのはいいことだ。そうした物欲が人を仕事に駆り立てるエネルギーになるからである。
夏のナイターの季節、オレは風呂にラジオを持ち込むことが普通の習慣だった。風呂場にテレビがあればいいのだが、残念ながらそんなものを壁面に埋め込むようなハイテクなユニットバスではない。風呂でテレビを見ることができるのはどちらかといえばラブホテルの売り物である。しかし、どうしても気になる場面を見逃すのはいやだし、風呂にテレビがあれば映画などをのんびり見ながらゆっくりとつかることもできる。そういうわけで風呂テレビはオレの検討課題の一つだったわけだが、その懸案を解決する商品が出ていたことを知った。こんなニュースを読んだのである。
水濡れOK、お風呂に浮かぶ 小型ワンセグTV新発売2007年11月27日 水に強いワンセグチューナー内蔵のポータブル液晶テレビ「LVT―WD40」を三洋電機が発売した。水がかかったり、水の中に落としたりしても壊れないという。(アサヒ・コム編集部) WD40は防水処理が難しいスピーカーなどを、空気は通して水は通さない多孔質体シートで保護。入浴や台所仕事、アウトドアなどで強い水しぶきがかかっても水が内部に入らないようになっている。本体は水に浮く構造で、深さ1メートル程度までなら沈んでも浮かび上がるという。 消費電力を抑えて充電容量の大きい充電池を内蔵することで、約7時間連続してテレビ視聴ができる。野外に持ち出しても、電源を気にせず使うことができる。 約39万画素の4型ワイド液晶を採用、本体の大きさは、幅15.1×高さ8.7×奥行き3.1センチ。価格はオープンで、実勢価格は税込みで5万円。 ワンセグは06年1月から始まった地上デジタル放送。主に携帯電話やカーナビゲーションなどの移動体端末向けに使われている。 |
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この水に浮く構造というのがいい。湯船に浮かべて視聴することができるのだ。なんと便利なのだろうか。しかも別に風呂だけで使うのではない。普段持ち運んで使ってもいいわけである。電車やバスの中でイヤホンで視聴することもできる。携帯電話の画面よりは大きくて見やすいし、値段は少し高めだがまだ許せる範囲である。携帯電話は風呂に持ち込めないが、このテレビなら風呂に持ち込める。うーん、欲しくなってしまったじゃないか。三洋電機は経営不振で携帯電話事業を売り飛ばしたり、借金で首が回らないせいで扇風機も首を振らないなどと陰口を叩かれてるが、こいうものもちゃんと作ってなんとか収益回復を狙っているのである・・・といってもこの程度では巨額の負債を何とかすることなどとても無理だが。
この小型テレビ、パソコンで仕事をしているこたつの上に置けば、それほどじゃまにならないし視線を移動させるのも最小限で済む。このくらいの大きさというのはほんとに便利である。小さいもの好きのオレにとってなかなか物欲をそそる商品であることはまちがいない。もっともテレビを見たかったらパソコンにワンセグチューナーを入れればそれで済むことなんだが。
ただ、問題はこの小さな画面が迫力に欠けるということである。しごく当たり前のことなんだが野球はやはり大画面の迫力で味わいたい。こんなちっぽけな画面というのは、しょせんは映像付きラジオでしかないじゃないか。こんなものをテレビと呼べるのかという疑問である。
だったらそう割り切ればいい。これは高価なラジオだ。ついでに映像もある。どうせいつもラジオを持ち込んでいるのだから、そのラジオに映像がついていてもいいじゃないかという究極の割り切りである。そういうわけでこの液晶画面付き5万円のラジオを購入すべきかどうかということをオレは来年のプロ野球シーズン開幕まで悩むのだろう。来季は阪神タイガースの夏の恒例行事である「死のロード」がなくなるという。ロードがあろうとなかろうと勝ってくれればそれでいいのだが、阪神のトレード戦略はどうなるのだろうか。いつになったら故障のない即戦力投手がとれるのだろうか。そうした来シーズンのことをあれこれ期待しつつ、オレはこのテレビの実物を見てみたいと思ったのだった。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月27日(火) |
この冬、あったか系がブームです! |
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朝夕が一気に冷え込むようになった。北海道ではもう雪がしっかり降っている。夏からいきなり冬になるようになった日本の気候を反映して、さまざまな暖房器具がもう大活躍なのである。毎日新聞のWEBサイトでオレはこんな記事を見つけたのである。
はやってます:ゴム製湯たんぽ 柔らかさが人気、デザインも豊富 /大阪 灯油の値上がりや省エネブームの影響で、湯たんぽの価値が見直されている。昔ながらの金属、プラスチック製が主流だが、最近は柔らかくてかさばらないゴム製の人気が上昇中だ。 和風ファッション雑貨を提案するコラゾン(大阪市北区、電話06・6311・0161)は昨年、フリースカバーがセットになったゴム製湯たんぽを発売。20〜30代の女性の反響を呼び、一冬で約1万6000個を売り上げた。 カバーデザインを17種類から29種類に増やした今年は、10月の売り上げが対昨年比3倍増に。一番人気は、色とりどりのツチノコをキャラクター化した「ツチノコシリーズ」(1セット3465円)。広報の小林律子さん(27)も「かわいいから」と愛用している。「70度くらいのお湯を入れると、一晩中ポカポカ。感触が気持ちいいし、空気が乾燥しないからお肌にもいいんですよ」と教えてくれた。 「給湯器でお湯を入れて、デスクワークの時にひざに置いてます」と話す広報の福田陽子さん(29)のように、オフィスで使用する人も多い。冷え性で悩む女性にとって、持ち運びが簡単なゴム製はありがたい存在だ。 この商品は全国の雑貨店などのほか、同社のネットショップ「e−湯たんぽ.com」(http://www.e-yutanpo.com/)で販売中。クリスマスプレゼントにあったかい湯たんぽ、というのもいいかも。【福家多恵子】毎日新聞 2007年11月17日
湯たんぽ:原油高で女性らに人気 年末ギフトにも登場 原油高で灯油などの暖房費の負担が重みを増す中、湯たんぽの売れ行きが伸びている。お湯を入れるだけの省エネ性に加え、肌が乾燥しにくいという特徴もあり、特に女性の間で人気が高まっている。百貨店でも、やや高級な湯たんぽを品ぞろえに加える店が増えている。 東急ハンズ新宿店(東京都渋谷区)では、3年ほど前から湯たんぽ人気が静かに高まっていたが、今年は昨年の5割増しの売れ行きだ。ポリエチレン製(846円)から純銅製(1万4175円)まで、約30種類をそろえる。売れ筋は容量500ミリリットルの「Co(こ)たんぽ」(2625円)など小型の商品で、「若い女性が職場の机の下に置き、足元を温めるのに利用する」(売り場担当者)という。 西武百貨店池袋本店(豊島区)は、モンゴル製のカシミヤをカバーに使った1万8060円の「オユーナ」を販売。高島屋も今年から、クリスマスギフト向けに湯たんぽ(5040円)を売り出した。「湯たんぽはファッションとして定着しつつあり、贈答用にも好まれる」と、売れ行きに期待している。【宮島寛】
モンゴル出身の歌手ならオユンナだが、オユーナだなんてあまりにもふざけたネーミングである。しかも値段も1万8000円とはぼったくりすぎである。本来湯たんぽとはそんな贅沢なモノではなかったはずだ。オレは試しにケンコーコムで売られている湯たんぽを検索してみた。 どれも普通の値段のモノばかりである。どこにも1万8000円とかはないぜ。それにしても、こういう暖房器具が見直されるほどに原油高というのは深刻なのである。灯油価格が1Lあたり94円とかになってるのだ。一昔前の軽油の値段である。あまりにも高すぎるので、我が家でも石油ファンヒーターを極力使わなくてもいいようにと、みんなこたつにくっついているのである。もちろん今こうして日記を書いているれオレもこたつにノートパソコンとみかんという体勢なのだ。
湯たんぽに限らずあったか用品はやはりこの冬ブームなのである。同じくケンコーコムでこんな品物をオレは発見してしまった。
このスチーム足湯ブーツというのは、冷え切った足先だけを温めるのである。しかも歩行も可能なので家の中で使っていても何の不便もない。使い捨てカイロの感覚で詰め替え用の発熱体が使用できる。うーん、これはけっこう女性の人気が出そうである。足湯が人気だが、あんなものを家庭で手軽にというわけにはいかない。しかし、これは足湯感覚で使える上に持ち運べるわけである。持ち運び足湯という感覚のお手軽さがこのスチーム足湯ブーツにはあるのだ。うーん、これは人気がブレイクしそうだ・・・と思うのはオレだけで、もうすでに爆発的に売れてるのかも知れない。
その横に写真を並べたものは中に蓄熱ジェルを入れるタイプの温かい抱き枕である。オレは炊き枕なんか使わないし、どちらかというと生身の人間を炊き枕がわりに・・・というと公序良俗に反すると叱られそうだが、それにしてもデザインの多彩さに驚いてしまうのである。 巻きポカというのは手首などに貼り付ける温熱シートである。値段も安いのだがそれで十分な効果が得られるし、何よりもお手軽なのがいい。オレはこういうアイデア商品が存在したことに驚いているのである。こんなのがあれば便利かもというその着想の妙に驚いているのだ。こんなのは実際に使ってる方が大勢いそうである。 こうしたいろんな商品を見ていて思うのは、実用本位というよりもどれも見た目のかわいらしさとか愛らしさを重視しているということである。ハート形の湯たんぽには驚いたが、別にどんな形でもいいわけであり、だったらハート形でももちろんいいのである。男性の喜ぶおっぱい型の湯たんぽでももちろんいいわけである。そんな商品が存在するのかどうかは知らないが。
職場の空調が自分の気に入った温度になってるとは限らない。その温度が自分にとって低いと思ったら、対策は自分で立てないといけないわけで、カイロや小型の湯たんぽを持参して自己防衛するOLたちも増えてきたからこうした商品の需要が発生したのである。オレも実は職員室で温風の吹き出し口の真下に自分の机があって、暑がりのオレはとても耐えきれないので仕事をするときに自分の机以外の場所ですることが多いのである。ファミレスで試験を採点したりするのもそのせいである。オレのような暑がりの人間よりもどちらかというと世間には寒がりの方が多いと思うのだが。そういえばオレが一番笑ったのは、あの植村直己氏がものすごい寒がりだったという植村氏の妻の話である。北極や南極に行ける人が寒がりだなんてあり得ないと思ってしまうのである。
部屋全体を暖かくするのではなく、個別に自分の快適な暖かさを手に入れるという方向性は、むだなエネルギーの消費を抑えて地球温暖化を防ぐという環境保護の精神にも通じるところがある。そういうわけでオレはこの湯たんぽブームには大賛成である。日本の伝統的なこの暖房器具が世界で認められて、世界でのCO2排出削減にと結びついて欲しいのである。そのときは世界での排出削減に協力したということで日本の功績を認めてもらいたいぜ。
今、我が家では寝るときに電気あんかを使ってるのだが、少し熱すぎて困ることもある。湯たんぽの自然な温かさに慣れるともう離せなくなるのかも知れない。この冬から湯たんぽにしようかとオレはいろんな商品を眺めて考えるのであった。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月26日(月) |
あなたは走る凶器です |
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アメリカではクリスマス商戦がはじまりました。パソコン好きの恋人に贈るのはやはり高価なマウスがいいですね。恋人にはマウスを贈ろうのコーナーをぜひ一度ごらんになってください。今のお勧めはやはりロジクールのMX−Airですね。
最近、認知症の老人の起こす高速逆走事故ばかりがやけに目につく。オレはこういう事故に自分が巻き込まれて死ぬことほどばかばかしいことはないと思っている。こんなことで死ぬことになったら悔しくてきっと幽霊になって化けて出るだろう。なんでこんな危険な人たちが免許を持ち、クルマに乗れるのか。クルマは走る凶器である。認知症のお年寄りが車を運転可能な状態にあるということがオレは信じられないのである。なぜ家族や周囲の人間は阻止しないのか。事故が起きて、罪もない人を巻き添えにして殺してしまってからでは遅いのである。立て続けに報道された3件の記事を引用したい。3件ともアサヒコムに掲載された記事である。 軽乗用車が山陽道逆走 乗用車と衝突、運転の男性死亡2007年11月20日12時47分 20日午前7時20分ごろ、岡山市津寺の山陽自動車道下り線を逆走していた岡山市今在家、無職安東要さん(76)運転の軽乗用車が、同市内の会社員男性(58)運転の乗用車と正面衝突。安東さんは胸を強く打つなどして間もなく死亡した。乗用車の男性も軽傷。 県警高速隊の調べでは、現場は岡山インターチェンジから西約7キロの地点。安東さんは岡山インターチェンジから山陽道に入り、西へ向かっていたが、途中でUターンしたらしく、逆走の原因などを調べている。 この事故で、岡山インターチェンジ―岡山ジャンクション間の下り線が約2時間、通行止めになった。
認知症の男性、高速道路を逆走 7人が重軽傷 岡山2007年11月24日01時34分 岡山県倉敷市矢部の山陽自動車道で22日午後8時50分ごろ、広島県福山市の会社役員男性(74)が運転する軽乗用車が上り線を逆走し、避けようとした兵庫県尼崎市の左官男性(24)運転のワゴン車が中央分離帯に衝突、横転した。ワゴン車の助手席に乗っていた男性1人が首を強く打って重傷、運転していた左官男性とほかの同乗者の計6人が頭や首などに軽傷を負った。軽乗用車はさらに逆走を続け、現場から約8キロ西の倉敷インターチェンジ(IC)を越えた地点でパトカーに止められた。 岡山県警高速隊の調べでは、会社役員男性は認知症で、普段は同乗した家族の道案内を受けながら運転していたという。この日は1人で運転して自宅を出て福山市内の親族宅に立ち寄った後、行方が分からなくなっていた。親族からは警察に捜索願が出されていた。 会社役員男性は福山東ICから高速道路に入ったと見られ、事故前の午後8時37分ごろには鴨方IC―倉敷IC間の上り線を逆走する車の通報があった。同高速隊は会社役員男性がICか本線上でUターンするなどして逆走を繰り返したと見て調べている。本人から自動車運転過失傷害の疑いで事情を聴くほか、かかりつけの医師とも連絡をとって病状の確認を進める。 横転したワゴン車には20代から40代の左官7人が乗っており、倉敷市内の工事現場から会社のある尼崎市内に帰る途中だったという。 現場は岡山ジャンクション(JCT)から下り方面に約1.6キロの地点。この事故で、倉敷JCT―岡山JCT間の上り線が約3時間、通行止めになった。
北陸道を逆走、避けた車が中央分離帯に衝突2007年11月25日19時00分 富山県立山町前沢の北陸道下り線で、24日午後6時過ぎ、富山市に住む自営業の男性(82)の乗用車が逆走した。避けようとした新潟県長岡市に住む会社員の男性(50)の乗用車が中央分離帯に衝突し、はずみで路肩のガードレールにもぶつかった。会社員は左足打撲で軽いけがをした。 県警高速隊の調べでは、現場は富山IC―立山IC間の、立山ICから約1.4キロの地点。立山ICの料金所職員から「本線に逆走していく車を見た」という110番通報があり、高速隊員が現場からさらに約1.6キロ進んだ地点で、逆走した車を制止した。運転していた男性は通行券を持っておらず、どこから逆走したかなどについて「おぼえていない」と話しているという。
高速道路で逆走車が発生した場合、何よりも大切なのは他のドライバーの安全確保である。そのためにはオレは逆走車を強制的に止める仕組みがあってもいいと思っている。巨大なバリアが突如出現して、衝突させて止めるなんて仕組みもありだと思うのだ。もちろんそれに激突する逆走車の衝撃はかなりのものになるだろう。しかし、それで死亡したとしても少なくとも高速道路の逆走というのは本人がそのために死んでも文句は言えない重大な過失なのであり、何よりも他のドライバーの安全と言うことを考えた場合やむを得ないと思うのである。ただ、そんな物騒な方法をとらなくても認知症のお年寄りを車に乗せなかったら済むことである。
高速道路の逆走事故の中で認知症の疑いのある高齢者の割合はどれくらいなのだろうか。きちっとそういう事故の統計は出ているはずである。そして、これからの高齢化社会の中で免許返納の仕組みや、そうした認知症の高齢者の起こした事故の責任の所在についてきちっと明確なルールを示して欲しいのである。オレの父は79歳でまだクルマを運転するが、もしも無理だと思ったらオレはすぐに運転をやめさせるつもりでいる。周囲の危険を考えるからである。もしも誰かをはねたりぶつけたりするなんてことがあれば取り返しがつかないからだ。(運転技術が鈍ったことでどちらかというと心配なのは父よりも若い母の方なのだが・・・)認知症でわけがわからない状態で起こした事故の責任を問えないのは仕方がないとして、そんな状態であることをわかった上でクルマに乗ることを止めなかった家族には責任があると思うのである。
それとついでに運転の極端にへたくそなヤツからも免許を剥奪する仕組みをきちっと作っておいて欲しい。オレはスーパーの駐車場に置いていてそういうドライバーにこすられたことが何度もある。停まってる他車に激突するなどというそんな低レベルのミスをするだけで免許を剥奪するに十分値するとオレは思っているのだ。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月25日(日) |
女性がおっぱいを露出するのはわいせつか? |
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なぜ男女で水着の形が違うのか。男性は海パン一丁やふんどしでいいのに、なぜ女性は股間+胸を隠さないといけないのか。そういうこと対して堂々と抗議する女性たちがいたのである。オレはその勇気ある行動に拍手を送りたい。そしてこの「裸の胸」という団体の日本支部を早く発足させてじゃんじゃん活動して欲しいのである。オレもささやかながら寄付をして活動に協力したい。スウェーデンのニュースを産経新聞のWEBサイトから引用しよう。 女性にも裸になる権利を 40人がトップレスで抗議 スウェーデン2007.11.24 15:27 このニュースのトピックス:欧州 スウェーデンの女性団体「裸の胸」の約40人が公共プールで一斉にトップレスになって人々に手を振りながら、女性差別への抗議キャンペーンを繰り広げた。 同団体は、以前トップレスで泳いでいた女性2人が、胸を覆う水着を着用しない場合、退場するよう求められたことをきっかけに結成された。 「公共プールで男性は上半身裸になれるのに女性がなれないのは、女性の権利が男性より少ない具体例よ」と幹部のフェルミさん(22)。居合わせた人たちの反応は好意的だったとか。(AP)
この動画ニュースもある。(再生ボタンを押すと音が出るので注意!)
さて、プールでトップレスで泳いでいた女性が退場を求められたことに対して「上半身裸になる権利」を求めてこの女性たちは運動してるのである。その権利をオレも擁護したい。そもそも公然わいせつという罪の概念がおかしいのである。女性の裸体というこの世でもっとも美しいモノが公然と公開されていても誰も困らない。 その美しいモノを見せる行為を罪悪として否定する連中というのは、おそらく醜悪な肉体しか持たず、美しいモノに嫉妬する醜い心の持ち主なんだろう。オレ自身は街をトップレスや全裸の美女が歩いていてもちっとも困らないし、強い克己心と自制心を持ってるので劣情に悩まされることもない。またそうして堂々と見せられると痴漢も逆にたじろぐので、もしかしたら性犯罪も減るかも知れない。
ビーチでトップレスでいることはアメリカやヨーロッパではさほど奇異なことではないはずだ。オレが以前にスイスを旅行したとき、湖の遊覧船から双眼鏡で浜辺を眺めるとトップレスの美女たちが浜辺にたくさんいて、オレは船からその光景を食い入るように見つめたのである。なんてすばらしい国なんだとオレは狂喜した。もしも超望遠のデジカメがあれば写真を撮りまくっただろう。
かくも価値のある女性のヌードというモノを惜しげもなく人類共有の美として広く公開してくれるこのスウェーデンの団体「裸の胸」の運動をオレは強く支持する。男女同権という観点からも、女性だけが胸まで隠さないといけないというのは不合理である。女性にあのような水着の着用を義務づけるならば男性も同様に乳首を隠すべきだ。それでこそ男女同権といえるのである。
「乳出しはダメ!」というこの公共プールの管理人の杓子定規な措置から、逆にビジネスのチャンスに気づいた方もいるはずだ。つまり、女性のトップレスOKというプールを作って脱ぎたい女性にきてもらえばいいのである。するとその何倍もの男性が押し寄せてたちまちプールは満員になるだろう。客寄せに貢献してるとうことでトップレスの女性たちはプールの入場料を無料にしてやればいい。トップレスの女性をみな無料にしてもその何倍もの男性が押し寄せるから営業成績はものすごくよくなるはずだ。そんな仕組みにすれば女性は全員トップレスに・・・なるわけないのである。世の中にはそうして胸を出すことで自己アピールをし、自分らしさを表現した気分になってる女性がいる一方で、自らの貧乳や平乳にコンプレックスを持ち、夫や恋人以外には絶対に乳房を見せたくない。できれば夫にも見せたくないという女性もいるわけで、必ずしも全員がこのトップレス割引を利用するとは思えない。入場する女性の10%がトップレスを選び、それを目当てに男性客が倍に増えるならばかなりの増収になるだろう。
最後に、女性が胸を露出するのがわいせつかどうかという問題について述べるが、その美しい裸体を「わいせつ物」と認定することは女性の美に対する冒涜であり侮辱である。女性のヌードを描いた絵画を「わいせつ」と主張することがナンセンスなように、美女のトップレス姿は一個の芸術品である。できることなら大勢で鑑賞したいこの世の宝物である。そういう理由でオレはこの団体「裸の胸」を全面的に支持する。
ただ、男の裸はオレの目にはどう考えても醜悪だ。それこそ見ていると気分が悪くなり劣情を催す一種のわいせつ物・・・というか汚物みたいなものである。そんな汚くて粗末なモノを人前に見せびらかすような馬鹿は「醜悪物陳列罪」でしっかり取り締まって欲しい。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月24日(土) |
こんな時こそ株を買え! |
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この日記を読んで株式投資に興味を持たれた方は、おすすめ証券会社のページで取引口座を開設なさるか、あるいは江草の書いた初心者のための株式投資入門のページでもごらんになってください。マウスに興味のある方は「空中で使えるマウス」もよろしく。
アメリカのサブプライムローンの問題に絡んで世界同時株安という現象が起きている。アメリカの金融不安のためにドルが売られ、円高が進んで日本の輸出産業が打撃を受けるために自動車やハイテク株が売られ、サブプライム関係の証券を保有していた銀行が売られ、というふうに連鎖反応的に株安が進んでいるのである。ところが国内景気はそれほど悪くなっておらず、大企業の多くは過去最高の利益を上げている。トヨタ自動車などは過去最高益を更新して年間の配当を120円から140〜150円に増やしているのにそれでも安値更新中である。株価がどんどん安くなるとどんな現象が起きるのか、それは配当利回りの上昇である。
トヨタ自動車の株価は7月4日には7850円していた。この株価で年間の配当を150円とした場合、配当利回りは1.9%ということになる。しかし、11月22日の終値は5870円と実に高値から25%も値下がりした。この5870円で年間配当150円なら2.6%ということになる。定期預金などでそんなに有利な商品はない。つまり、退職金が3000万円あるならすべてトヨタ自動車の株にしておけば、毎年77万円の配当金を受け取れるということになる。もちろんそこに税金はかかるわけだが、それでも銀行の定期預金などよりもはるかに有利であることは間違いない。
日本を代表する大企業ということでトヨタ自動車の例で説明したわけだが、単純に配当利回りだけを見るならびっくりするほどいいところがある。それはあのサラ金の武富士である。武富士の配当金は年間180円だが、11月22日の終値は2590円である。そこから計算される配当利回りはなんと6.9%である。さっきのように3000万円の退職金で考えれば年間に208万円の配当金を受け取れるということになる。こんな高配当の株もあるのだ。武富士の配当が高いことにはちゃんと理由がある。それはここの大株主が創業者である武井一族であるということだ。以前に1000億を超える遺産相続がシンガポール在住のために相続税の対象にならないということで国税庁と裁判になっていたが、その巨額の財産形成はこの高配当のたまものなのである。サラ金の株主なんて・・・と拒否反応を示す方も多いかも知れない。しかし、こと有利な投資先という観点で見ればやはり武富士は魅力的なのである。
意外な高配当銘柄として、アデランスもあげることができる。ここは11月22日の終値が1739円、年間配当が80円である。配当利回りは4.6%だ。かなりの高配当であることは間違いない。業績はやや下降気味だが大切なことは「ハゲは不滅」ということである。過度の円高で輸出による利益が全くなくなるようなことがあったらトヨタも高配当を維持できないだろうし、サラ金がさらに金利を下げることを求められて利益を生み出せない体質になればさすがの武富士も高配当を維持できなくなるかも知れない。しかし、この世からハゲが消滅することは絶対にない。オレは強く断言する。そういう意味ではアデランスは永久不滅である。
アデランスのライバルであるアートネイチャーも負けてはいない。こちらはジャスダック上場と言うことで東証一部上場の銘柄に比べて不安を抱く方もいるかも知れないが、11月22日の終値は1310円、年間配当は94円が予定されているので単純に計算すれば配当利回りは7.2%ということになる。ハゲが不滅である以上、こちらもかなり有望な投資先であることに疑いはない。オレとしてはあまりアデランスやアートネイチャーの株主にはなりたくない。株主優待で仮にカツラが安くなってもなんだかからかわれてるみたいでうれしくない。しかし、単なる投資という観点から見れば有望な投資先であることは間違いないのである。
トヨタと並ぶ自動車メーカー、日産自動車も高配当銘柄の一つである。日産の11月22日終値は1110円、年間の配当金は40円なので配当利回りは3.6%ということになる。新型GT−Rは予約がいっぱい入って当分の間買えないという。減益が予想された中間決算でサプライズの上方修正をしたために株価は一時跳ね上がった。その後円高のためにかなり株価は下がってしまったが、ここが日本の自動車産業を支える優良企業であることに疑いの余地はない。なぜ日産はこんなに高配当なのか。それは日産の大株主がフランスのルノーであり、日産はルノーに上納金を差し出さないといけない立場にあるからだ。それでこの高配当を維持していかないといけないのである。だから日産のこの高配当はルノー支配が続く限り揺るがないのである。
日産自動車は最低投資単位の100株ならわずか111000円で購入できる。武富士は10株から購入可能なのでわずか25900円で株主になれるのである。そういう意味ではかなり小さな金額からでも株式投資デビューすることが可能なのである。小学生がもらったお年玉をこのような高配当の株で保有すれば、配当金が小遣い代わりになるかも知れない。長期投資という観点では幼稚園児から始めるなんてのも面白いかも知れないのである。この低金利の時代に長期での資産運用を考えた場合、株式投資はもっと見直されてもいいはずだ。少なくとも配当利回りがこんなに高くなってることをもっと多くの人は知るべきである。子供の小遣いを20万、30万と定期預金にしてるのならば、それを武富士や日産の株にしておけば配当というお小遣いが毎年2回もらえるのである。どう考えてもその方が定期預金なんかよりも有利なはずである。
現在のような円高や金融不安による世界同時株安の局面では、せっかく買っても値下がりするリスクがあるのでなかなか手出ししにくい。しかし、永遠に下げ続ける株はないわけだし、その企業が倒産でもしない限り株券の価値がゼロになることはない。また極端に業績の悪い企業であっても、TOBによる企業買収で突如株価が上昇することもある。循環取引で決算を粉飾していたあの加ト吉は株価が1000円以上からなんと360円まで暴落して低迷していたのだが、JTと日清食品によるTOBが発表され、その買い付け価格が710円となったために暴騰した。もちろんNOVAのように倒産してしまう企業もあるわけでリスクが存在することは否定しないが、つぶれそうな企業とそうでない企業を見分けるにはいくつかの投資指標で簡単に判定可能である。少なくともトヨタ自動車が倒産するなんてことはありえないだろうし、もしもそういう時が来るなら日本という国家が危機に瀕しているはずだ。そんなときは資産運用よりも前に日本脱出が先である。
永遠に上がり続ける相場も下げ続ける相場もない。今の株安にもいつか着地点がやってくる。そのときに優良株をうまく仕込めた者が、金持ち父さんになれるはずである。オレはそのように信じて優良株の仕込み時を待っているのだ。もうその時期かも知れないし、まだ先かも知れない。しかし、年末に支給されるボーナスはおそらくこの下落局面を買ってくるだろうし、企業年金や郵貯の資金、信託銀行や生保損保の長期資金を運用するファンドマネージャーたちもオレと同じことを考えているはずである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月23日(金) |
わざわざ税金を使って環境を破壊すること |
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オレは無駄なダム建設を推進する馬鹿官僚とか、沖縄の珊瑚礁の海を埋め立てて米軍に差し出そうとするクソ政治家とかは「国民の未来の幸福を破壊した罪」で死刑にするのが相当だと思っている。真の国益とは何か。そんな大切なことよりも私利私欲を優先するクソ野郎は断じて政治家にしてはならないし、そもそもそんな連中が簡単に当選するこの国の民主主義のレベルの低さにオレはいつもあきれているのである。そんな数々の馬鹿公共事業の中でももしかしたら最悪のものだったのかも知れないあの諫早湾干拓事業が、このたび「失敗百選」に選ばれたというニュースを読んだ。以下アサヒコムの記事を引用しよう。
諫早湾干拓、「失敗百選」に 文科省の外郭団体選定 2007年11月20日17時04分 国営諫早湾干拓事業(長崎)は、科学技術分野の歴史で重要な事故・失敗例として、文部科学省の外郭団体の科学技術振興機構(JST)がまとめた「失敗百選」に選ばれている。JSTは、失敗から得られた知識や教訓を後世に生かすことを目的に「失敗知識データベース」を作成、インターネットで公開している。失敗百選は、そのなかでも特に「典型的な失敗例」とされる。 諫早については「ノリを始めとする漁獲高の減少など、水産業振興の大きな妨げにもなっている」と干拓による漁業被害を挙げ、「走り出したら止まらない公共事業という国民的批判と不信を生み出した」と指摘。諫早湾を分断した干拓堤防や調整池からの排水、干潟の消失などが原因と分析している。 さらに、将来のための教訓として、「国はある時期に実施決定した公共事業であっても、社会経済条件の変化について的確に再評価を行うべきである」とまとめた。 こうした評価について、農水省諫早湾干拓事務所は「農業面や防災面では高い評価を受けている」と反論する。 諫早のほかに失敗百選入りしたのは、タイタニック号の沈没(1912年)、日航ジャンボ機墜落事故(1985年)、スペースシャトル・コロンビア号の帰還失敗(2003年)など。 JSTの前身は科学技術振興事業団。失敗知識データベースは、5人の大学教授でつくる推進委員会(委員長=畑村洋太郎・東大名誉教授)が取り上げる事例を決定し、その指示を受けて専門の研究者らが執筆する。1136件の概要や経過、原因、死傷者数、社会的影響などが記載され、昨年度は国内外から約450万回の閲覧があった。
費用対効果ということを考えたとき、たかだかあんなわずかな面積の干潟を干拓して農地にしたところで得られるものはわずかである。そもそも農地面積を増やしたところで、一方で政府は国内農業が崩壊するような政策をこれまで続けてきたわけで、もしも真に農業振興を考えるならなぜこれまでしかるべき対策をとらなかったのかとオレは矛盾を指摘したい。たとえばミカンは最盛期には国内で300万トン収穫されていたのが今は100万トンを切るようになった。国民の果物離れはどんどん進んでいるのである。たまたまオレの父親は果物を売る職業に就いてるのでその惨状をオレはよく知る立場にあるのだが、果物をわざわざ買うのは年配の人が多く、若いカップルはもうほとんど買わないのだそうだ。食生活の変化と、果物を食べないライフスタイルが実は国内農業の崩壊に一役買っているのである。そんな状況をどの程度農水省は把握しているのか。農業を再生するのに大切なのは消費の拡大である。国内消費を拡大するにはどうすればいいのか。オレはこの日記で「中国の金持ちに売りつけろ」という主張を書いた。その理由はもう国内消費を増やすことは不可能だというあきらめもあったからである。
諫早湾の干拓で生まれた農地でいったい何を作るのか。もっとも可能性が高いのはコメであるが、コメの国内消費量は年々減少している。いくらテレビでばかばかしい大食い番組をやったところで国民が大食いになるわけでもなく、実際にご飯を食べる量は減る一方なのである。いっそパンや麺類が今の数倍の値段になって、ざるそば2000円とかラーメン一杯3000円とかになれば、昼食におにぎりを食べる人が増えるかも知れないが、少なくとも今は年々国民はごはんを食わなくなっているのだ。消費拡大のための努力を全くしていないのに状況が変わるわけがないだろう。
では、諫早湾の干拓で失われたものは何か。それはアマゾンの熱帯雨林のように再生不可能な貴重な環境資源であり、有明海の生物の食物連鎖や水質保全に重要な役割を果たしていた貴重な干潟の消失なのだ。そこまでの代償を支払った以上、それによって生まれた農地から大量の米が生産され、それによって世界の多くの飢餓に苦しむ人たちが救われるなどの劇的な成果が達成されないことにはオレは納得できないのだ。新たな雇用を生み出してそれで長崎県や佐賀県がものすごく豊かになったのか。結果は否である。ろくに活用されていないクソみたいな土地と引き替えに、将来にわたって永久に持続的活用が可能な水産資源を失ったことがどれほど大きな損失であったか。そんな比較もできないような馬鹿が、熱心にこのクソ事業を推進した長崎県知事であったりするのである。
日本の農業に未来はない。なぜ未来がないのか。それは貿易の自由化によって工業製品を輸出しやすくするためには国内農業は犠牲になってもよいと考えてる連中が政治を支配しているからである。あのCANONの便所野郎みたいな男が経団連会長で、自社の利益を拡大するためには日本の農業が壊滅してもいいと考えているのである。こういうクソ野郎は、農民には補助金のゼニさえばらまいておけばそれでOKと思ってるのである。てめえのせいで壊滅した農業従事者をCANONで雇用しろよと言いたいが、CANONの工場で社員と同じように働いている多くの人たちでさえ正規雇用してくれないクソ企業がそんなことをするわけがないのである。
今農業に活用されている土地は、農業以外に活用できない場所が多い。そこでモノを生産しなかったら全く使い道がない土地なのである。その土地が富を生み出さなくなったとき、そこで暮らしている人たちは収入の道を断たれる。国内農業を破壊するということは、それらの生活をすべて何らかの形で保障しないといけなくなるわけだ。もしかして農業に従事する人すべてを生活保護の対象にするつもりなんだろうかとオレは思ってしまうのだ。
どうすればこのような馬鹿な失敗を繰り返さないか。その方法は一つしかない。そんな馬鹿なことを推進した人間を誰か見せしめのために死刑にすることである。罪状は「未来の国民の幸福を奪った罪」でどうだ。オレは中海の干拓事業とか熊本県の川辺川ダムとか長良川の河口堰とかの馬鹿事業の推進者はこの罪に相当すると思っている。もしも実際に死刑が執行されるならば、誰もそんな馬鹿な事業にGOサインを出さなくなるだろう。知事や首長はこのよう公共事業の是非に関して慎重になるだろう。しかし、たかが責任者の死刑ごときでその大きな罪が償えるのかとも思う。諫早湾干拓事業の責任者を死刑にしたところで、すでに殺されてしまった干潟のムツゴロウが生き返るわけでもないし、もはや破壊されたものは二度と再生できないからである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月22日(木) |
働かずに収入を得る方法教えます |
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働かずに収入を得る方法なんてあってたまるか。そんなのがあればオレが教えてもらいたいくらいである。そう思ってオレは日々暮らしているわけだが、ネットの上でいろんなものを見ているとそうでもないことがわかる。たとえばこんなのがある。
カード発行で現金ゲット!!(←クリックすると詳細が表示されます。)
これは年会費永久無料というりそなカードの入会キャンペーンの勧誘広告であり、入会すれば現金1000円(定額小為替で送られてくるらしい)プレゼントとなっている。さっそくオレは申し込んだのである。それにしてもなぜカード会社はこんなキャンペーンまで打って会員を増やそうとするのだろうか。せっかく会員を増やしてもそれらの会員が幽霊会員でカードを全く使わないのなら意味がないとオレは思うのである。実際のところオレは多数のクレジットカードを所有しているが、使うのはガソリンを入れるときのENEOSカードと、今のメインカードになった楽天カードくらいである。それ以外ははっきり言って持ってるだけなのである。ポイントを貯めるにもカードが分散するとどれも貯まらないので結局使うカードは限定されてしまうのである。
他にもタダで何かもらえるものがないかと探してみた。さすがに現金がもらえるというのは見つからない。クオカードの全員プレゼントならあった。
海外旅行保険付で年会費永久無料のカードならDCカードJizile!! いまなら、クオカードプレゼントも実施中!!(←クリックすると詳細が表示されます。)
というのを見つけたのである。これはどうやら場合によっては3000円分のギフトカードももらえるようである。なるほど。きっと発行後に使った金額らギフトカードがもらえるという仕組みになっているのだろう。
おそらくネットをしてる方ならたいていはすでにお持ちだと思うが、楽天カード入会でもれなく2000ptプレゼントというのもある。この2000ポイントを使ってたとえばこの和歌山ラーメンなら10杯食えることになる。
考えたらENEOSカードだってちゃんとプレゼントがある。カード発行後1000円分の給油はサービスとなっていて1000円分を超えるまでは請求されないのである。つまり1000円もらっていることと同じである。
こういうことを書くと、「たった1000円のためのそんな手続きをするのは面倒だ!」「そんなことを調べてるオマエはなんて暇なオッサンだ!」という返事が返ってきそうである。まさにその通りなのだ。だからオレは冗談のつもりで書いてるのである。
りそなカードをこのキャンペーンを通じて申し込む人が10万人出れば、りそなには1億円の負担が発生する。その程度の支出で他社カードに入会してる人を奪い取れると思ってるのだろうか。少なくとも会員を一気に増やしたいのなら、キャンペーンでばらまく現金は1万円ずつくらいにすべきだろう。それだけの実弾があればかなりの会員は奪えるはずである。
ついでにオレが会員獲得の秘策を教えてやろう。それは無請求カードの登場だ。会員のうちからランダムに抽出した一人に「今月は請求しません。」という幸運を与える。どの程度の確率でこれを入れたらいいのかまだ想像もつかないが、かなり効果のあるやり方だと思うぜ。当選すれば・・・と期待して豪快に使いまくるヤツも出るだろう。そういえば昔、ヨドバシが大阪にきたときに、ロシアンルーレットのように当たり付きで、レジのところで当選者は支払いがいきなりタダになるという家電量販店があったような気がするのだが。
そういうわけで何もしないでお小遣いがかせげるものがないかとオレはときどき見てるのだが、抽選やクジというのはどの程度の確率なんだろうかとオレは時折考えるのである。たとえばクレジットカードに関するアンケートに答えて、ギフト券1万円プレゼントなどというキャンペーンを見るとその当選確率も考えずについ申し込んでしまうのがオレの悲しい習性なのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月21日(水) |
超音波蚊よけ器は効かなかった! |
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塔台友郎瓦版←江草の弟子のサイトです。ぜひごらんになってください。訪問されたらぜひランキングの投票もしてやって驚かせてやりましょう。年賀状印刷の季節が近づいてきました。この機会に新しいプリンタをお求めの方はぜひプリンタ倶楽部へどうぞ。最新機種に更新しました。クレジットカードに関するアンケートに答えて、ギフト券1万円プレゼントという企画もあります。
我が家の息子たちはボーイスカウトに所属している。その関係で、アウトドア用品が我が家には豊富ににあるのだが、その中に「超音波蚊よけ器」なるものが存在していた。妻がホームセンターコーナンで買ってきたものである。そして、その効果を疑いもせずに持参していたのである。ところがこの「蚊よけ器」は全く効果のないイカサマ商品だったことがこのたび判明したのである。以下、アサヒコムの記事を引用しよう。
「音波で蚊よけ」効果なし 公取委がメーカーに排除命令2007年11月20日21時52分 「音波で蚊を寄せ付けない」と表示した携帯型電気式蚊よけ器が、実際には効果が全くなく、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は20日、販売したオーム電機(東京)に対し、再発防止策などを求める排除命令を出した。公取委は実験で効果がないことを証明し、同社も根拠がないことを認めているという。一方、消費者からは、効果を疑う声がほとんどなかったという。 公取委によると、排除命令の対象となったのは「超音波蚊よけ器」と「ミニライト付き蚊よけ器」の2商品。包装紙に「蚊が逃げる!」「血を吸うメスの蚊がきらう周波数の音波を発生し、寄せ付けない」などと表記されていた。同社は98年3月ごろから先月までに計約124万個を全国のホームセンターなどで販売。約4億1000万円の売り上げがあった。 公取委は公益法人の研究機関に依頼し、ウズラの入ったケースに50匹の蚊を入れて実験。結果、蚊よけ器の有無にかかわらずイエ蚊の約9割、ヤブ蚊の約5割がウズラを刺して血を吸ったという。 また、公取委が専門家から話を聞いたところ、メス蚊の聴覚はオス蚊の10分の1程度しかなく、メス蚊が嫌がる周波数についての学術的な報告例もないことがわかった。このため、表示された効果は認められないと判断した。 公取委によると、オーム電機は同種製品を製造していた中国のメーカーに製造を委託したが、効果について確かめたことはなかったという。 同社はホームセンターなどに乾電池や電気製品などを販売する中堅電気機器会社で、公取委によると携帯型電気式蚊よけ器のシェアはトップ。信用調査会社によると、07年3月期の売上高は約230億円。
オレが不思議に思うのは、これを販売していたオーム電機がその商品の信頼性を全く確かめていなかったということである。少なくとも輸入販売する以上、中国側の説明を全面的に信じるなんてあまりにもリスクのある行為である。あの国のイカサマぶりは、山にペンキを塗って緑化したり、枯れた芝生に緑のスプレーをかけたりというむちゃくちゃからもわかるだろう。日本に輸出する製品だって、良心的に作られたいいものを・・・なんて精神はかけらもなく、日本の連中からゼニをふんだくってやるんだということしか考えていないのである。だからこういうものを平気で輸出してくるのだ。農薬まみれの野菜だって同様である。
工業製品にしろ農産物にしろ、信頼できるものが欲しかったらやはり国内産を選ぶべきだろう。そして少なくとも国産品ならばクレームをつけることが可能である。相手が中国ならいったいどこに文句をつければいいのか。また文句をつけたとしてそれが果たして効果があるのか。結局は「安物買いのゼニ失い」で終わるだけなのである。オレは安いものが好きだが、クルマはやはり国産車に乗りたいと思っている。それはやはり「命を乗せるだけの信頼」という観点からである。
蚊に刺されるのがいやなら蚊帳を吊ればいい。殺虫剤や電気蚊取りは邪道だとオレは思っている。あのベープとかいうのがオレは大嫌いだ。あれは人体に有害な物質を大量に出してるはずである。オレはべープの仕掛けてある部屋にはいるとすぐに頭が痛くなる。きっとその殺虫成分に神経が反応してしまうのだろう。あれは蚊だけではなくオレにも効くのだ。そういうわけで我が家はベープ禁止である。蚊は基本的にラケット型の電気殺虫器で殺すというのが基本である。
アウトドアで蚊に刺されるのは当然だ。だってそこは人間の世界ではなくて蚊の領分だからである。そこにズカズカと入ってきた人間どもを刺すのは蚊にとって正常な防衛行動であり、この際少しばかりの血は通行料と思って差し出せばいいのである。それを「刺されたくない」というのはなんと甘えた行動だろうか。ふざけるなとオレは言いたい。
そういうわけでこの超音波蚊よけ器がイカサマだったからといって、オレは使用者にはさほど同情しないのだが、そんなガラクタを売ってゼニを稼いだ企業はちゃんとそのもうけをはき出すべきだろう。少なくとも「こんなガラクタとは知らなかった」という言い訳は通用しないとオレは思うのである。 これからもあの国からは意味不明なインチキ商品が入ってくることが予想される。そのときにちゃんとそのイカサマを看破するだけのチェック体制があれば問題ないのだが、どうもそのあたりは怪しいものである。 ←応援の投票をお願いします。 m(_ _)m
2007年11月20日(火) |
この詐欺師どもに重罰を! |
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オレは生活保護費の適正給付をずっと訴えてきた。予算には限りがある。だからこそ無駄をなくし、不正受給をなくすことで真に必要な人の生活支援に役立てないといけないのだと。それに頼っていつまでたっても働かずにいるのではなく、早く受給しなくてもよくなるように自立を目指すべきなんだと。ところが現実はヤクザの不正受給や、統合失調症を装う詐病どもが受給するということがあとを絶たないのである。こういう連中をしっかりと取り締まって、その分を本当に恵まれない人のために使えるようにするとともに、この詐欺師どもは強制労働キャンプに入れるなり海外の地雷撤去の作業に送り込むなりして、もらった分に相当するくらいは働かせるべきだろう。下手に刑務所に入れてもこういう連中は「これでタダで暮らせる」とかえって喜ぶかも知れないからだ。
しかし、不正受給するのは受給者だけではなく、その支援に携わらないといけないはずの介護タクシー事業者にもいたということにオレはあきれている。ただ制度の抜け道を考えた場合、このような事例が今回だけとは思えないのだ。これは特殊な事例ではなく、おそらく同様の不正をやってる連中が日本中に存在するのだとオレには思えるのである。以下の記事は読売新聞のサイトからの引用である。
制度悪用し生活保護費詐欺、介護タクシー会社役員ら逮捕 札幌市のタクシー会社役員らが、生活保護受給者が通院時に利用したタクシー料金の補助制度を悪用して生活保護費をだまし取っていたとして、道警は19日、介護タクシー会社「飛鳥緑誠介(あすかりょくせいかい)」役員、板倉信博容疑者(57)(札幌市北区)ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。 板倉容疑者らは、通常のタクシー料金に加えて「特別車両費」など架空費用を次々と計上する手口で請求額を水増ししており、昨年5月から始まった不正受給の総額は2億円近くに上るとみられる。 ほかに逮捕されたのは、同社社員の小向敏彦容疑者(40)(札幌市白石区)と、生活保護を受給していた無職片倉ひとみ容疑者(37)。 調べによると、板倉容疑者らは、実際にはタクシーの利用がなかったのに、片倉容疑者らが通院のため、滝川、札幌両市間を数往復したとして滝川市に運賃を請求。今月9日に150万円を不正受給した疑い。 「搬送用の担架を装備した専用車を使用」「急病で深夜に呼び出された」などの名目で特別車両費や深夜料金なども上乗せしており、多い時には市から1か月当たり約1700万円のタクシー料金を受け取っていたという。 市からの給付金は、代金を立て替えたタクシー会社に支払われる仕組みだが、板倉容疑者らは滝川市から、タクシー会社の法人名義口座ではなく、同容疑者らが自由に管理していた元会社関係者の個人名義の口座に入金させていた。このため道警は、板倉容疑者らが、市の審査体制の甘さなどを悪用して、犯行を続けていたとみて調べている。 口座に入った金は分配していたとみられ、道警は口座からの出金状況などを詳しく調べている。(2007年11月20日0時37分 読売新聞) 一ヶ月あたり1700万円というのは大変な金額である。これが行政からだましとられていたのである。なんということだろうか。しかし、これだけの金額を請求通りに払う側には落ち度がなかったのか。きちっとその内容を審査するような機関はなかったのか。同じ業者から同様の請求が頻繁にくることに疑問を抱かなかったのか。それも気になるのである。不正受給の総額は2億円だという。それだけの金額があればどれほど多くの方の生活支援ができただろうか。
また、今回の事件には生活保護受給者も共犯者として入っているのだが、役所の窓口でちゃんと「不正受給は犯罪です!」と大きくでかでかとポスターにしてはってくれ。そこにはちゃんと「あなたのやってることは詐欺!」「不正に得た金額はすべて弁償、返せないとその日数の禁固刑」などと大書してアピールしてくれよ。オレはこういう連中の事件を聞くと腹が立って仕方がないのだ。高額納税者のオレはまっとうに働いたゼニからも、株式投資のあぶく銭からもきっちりと税金を払っている。そのオレの血と汗と涙と知恵の結晶が、こんなクソみたいな連中の懐にはいるというのがオレは我慢ならないのである。
不正受給の話から少しそれるかも知れないが、今は「引きこもり」「ニート」状態から「うつ」に移行してそのまま生活保護を受ける若者も多いという。オレに言わせれば「甘えるなよ!」である。いったいいつになったら自立できるんだ。そうやって死ぬまで親や行政や世間の世話になって過ごして、自力で自分の生活を築くという努力を一度もせずに終わるつもりなのか。なんて情けない人生なんだ。オレに言わせれば頑強な体を持って働ける若者でありながら精神疾患と称して(実はただの薬物中毒やシンナー遊びのやりすぎで脳細胞が破壊された連中かも知れないが)、毎日ぶらぶらしてコンビニ弁当で過ごしながら日がなゲームをしたり漫画を読んだりして過ごしてる奴らもいるのである。こいつらはみんな詐欺師という犯罪者だ。なぜ取り締まらないのか。オレには納得がいかないのである。
昔はみんな働いていた。大学に行く若者も今よりもずっと少なかったし、お年寄りもみんな働いていた。そんなにみんなが働かなくても食えるようになったのは日本が豊かになったと言うことなのか? 大学に行く若者は増えたが、大学進学率が上がりすぎて大学の中身は馬鹿ばっかりになって荒廃した。大学と言うよりもニート収容所と呼ぶにふさわしい馬鹿収容施設が日本中いたるところに建設され、そこの馬鹿学生のために文部省の補助金がどぶに捨てるようにつぎ込まれた。今、大学の講義中は寝てるかメールを打ってるかという学生ばかりだという。講義中にDSやPSPでゲームをしてるのも日常的光景らしい。そんな連中のために補助金が支出され、ろくに勉強もしていないし資格も身につけていない馬鹿学生どもはかなりの率でニートになり、将来の生活保護予備軍となる。そんな社会を果たして「豊かになった」と呼べるのか。見せかけの豊かさに寄生虫みたいにくっついてる連中が増えただけじゃないか。
一罰百戒である。生活保護のゼニの不正受給者は絶対に許さないということを世間にアピールするためにも、この連中には限りなく重い罰を与えてくれ。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月19日(月) |
新幹線ではなく新快速だ! |
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昨日の日記で紹介したカレーラムネを、リンク経由で購入してくださった方がすでに多数おられます。この場をお借りして御礼申し上げます。なお、お勧めリンクに奇食の館を追加しました。ぜひご訪問ください。
東海道新幹線の栗東駅設置問題は、中止と言うことでいちおうの決着を見た。国松栗東市長とともにイナカモンドリームを夢見た国松元知事の野望は県民から「NO!」と言われてみごとに挫折したのであり、この一件は滋賀県民がまともであったことを証明するとともに、クソみたいな利権公共事業を投票という行動で阻止できるという事実を我々に教えてくれたという点で実に大きなことであった。
さて、新幹線の新駅は実現しなかったが栗東市民にとって実現可能なものが一つある。それは新快速の栗東駅停車である。これが実現すれば便利さは新幹線どころではない。もしも新幹線の新駅ができていたとしても喜ぶのはそれによって地価が値上がりしてもうかる国松支持派の地権者どもだけだが、新快速が停車すれば市民すべてが便利になったことを祝い、喜んで利用することになるだろう。また、大阪や京都に通勤する人にとって、本数が少ない草津線はきわめて不便であり、実際通勤時間はかなり混雑している。(それ以外の時間はかなり空いてるのだが)混雑してる理由には車両の連結数もある。そこでホームを延長して新快速を草津線に乗り入れさせて、一時間に一本は甲西や三雲発着にするということにすればどうなるだろうか。
もちろん草津線に一本乗り入れるということは他の方向が減らされるわけで、実際は湖西線や東海道線・北陸線方面が減らされてそちらは不便になるわけだ。新快速も今は北陸線の敦賀まで乗り入れているわけで、かなりの長い距離を走ってることになるから影響も大きい。だったら15分おきで一時間に4本というダイヤを12分おきにして5本とかに増やせばいいのじゃないか(などと簡単にはできないと思うが)
草津線に大阪や神戸方面直通の快速や新快速を乗り入れさせるには、ホームの延長とダイヤの改正でなんとかできるとオレは単純に思ってるのだが、鉄道に詳しい人からは「何を甘いこと言ってるんですか!」と批判を浴びるかも知れない。しかし、少なくとも新幹線新駅よりも新快速停車や草津線乗り入れの方が周辺地域の経済波及効果も大きく、市民の利便性向上もまた大きいと言うことは疑問を差し挟む余地がないはずだ。だったらなぜ国松市長はそちらの方を主張しなかったのか。彼らが求めたのは市民が真に便利になることではなくて、土地が値上がりしてもうかったり、再開発事業にまつわる利権だったのだろうとオレは憶測する。新幹線線路付け替え工事の莫大な利権だけが欲しかったのだ。費用対効果なんか全く考えずに。
熊本県の川辺川ダムの建設は、利水という目的が消滅して今や不可能になりつつある。イナカモンドリームとオレが勝手に呼んでいる多くの無意味な巨大公共事業はどんどん市民の批判を浴び、同時に国にゼニがないことが理由で頓挫してるのである。
さきほど大阪市長選挙で、民主新人の平松氏が当選し、現職の関市長が落選したというニュースが入った。オレが応援していた橋爪氏が当選できなかったのが残念である。さて、平松氏は大阪市の巨大公共事業のばかばかしい借金の後始末をつけるための方策を持ってるのだろうか。これから考える・・・なんて悠長なことでは結局何もできないだろう。オレなら策がある。それは「自治体破産」という本邦初の方法である。これによってすべての借金を踏み倒して再生するのだ。大阪市にゼニを貸していた金融機関の中にはつぶれるところも出るだろう。しかし、それ以外にどんな方法があるというのか。会社が倒産したのと同じだから、市の職員もみんな一斉に失業すると言うことになり、ものすごい混乱が発生することは間違いない。
オレが言いたいのは、ばかげた税金の使い方をしているといつかはそんな悲惨なことになるということである。新幹線の新駅を栗東に建設すると言うことが費用対効果を考えた場合、果たして正当性があるのかということを国松市長が考えていたとは思えない。連中は目の前にある自分たちの利権しか考えていなかっただろう。そして日本の政治や行政はその程度の連中によって支配されてるのである。防衛庁が守屋というクソ次官によって牛耳られていてその巨額の予算が守屋と癒着してる企業に流れていたように、そして防衛族と呼ばれる議員どもが与党野党を問わずにそのおこぼれに預かっていたように、政治家の多くは自分の利益のことを中心に考えていて、国家の大計などは眼中にないのである。
大阪市長選挙の結果と、大阪市の今後の問題はまた日を改めて書いてみたい。そして橋爪氏には「必ず次があるから」とオレは言いたい。平松は大阪市長というこの難儀な役目をいずれ投げ出すに決まってるとオレは予想している。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月18日(日) |
きみはカレーラムネを知ってるか? |
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オレは変わった飲み物が好きだ。自動販売機に見たことのないジュースがあると思わず買ってしまう。そして後でそのまずさに後悔する。それでもまた買ってしまうのだ。オレがけっこう気に入ってる飲み物はすぐに姿を消す。きっとオレの好みは万人受けしないのだろう。以前にオレがよく飲んでいた「フキゲン」という乳酸菌入りの炭酸飲料はもう見掛けることはない。寺田町の剣吉というイカ焼き屋に仕事帰りに寄ったとき、その店頭に置かれていた自販機で何度かオレはフキゲンを購入したことがあったのだが、もう今はそこに別の飲み物が入っている。ということは変な飲み物の寿命は短いので早く飲んでおかないといけないということなのだろうか。
最近見るようになったサイト、奇食の館でオレはこの飲み物を発見して思わず注文したくなったのである。
(↑写真をクリックするとそれぞれの商品の説明画面になります。購入は1本あたり150円で、合計金額3000円になると送料無料になります)
考えたらこの日記で以前に「能古島サイダー」というご当地飲料を取り上げた事がある。オレのクセとして旅先でそういうものを発見したら必ずチャレンジするということがある。たとえば今はいろんなご当地ソフトクリームが盛んだが、必ずそれを一通り味わうのがオレのこだわりである。中にはまずいものもあるが、それもまた一つの経験である。わさびソフト、ハーブソフト、こけももソフト、夕張メロンソフト、まりもソフトなどどれもけっこういける。小豆島で食べたしょうゆソフトもかなりおいしかったのである。まあ、アイス好きのオレだから基本的にそういう食べ物はみんな好きなのだが。
ただ、最近のオレのお気に入りであるその「奇食の館」というサイトが扱う食品は、どちらかというと「こんな物喰えるか!」と突っ込みたくなるようなシロモノばかりなのである。それだけに一つ一つのレポートがたまらなく面白いのである。
オレは自他共に認めるB級グルメだが、「絶対にこんな物はまずいに決まってる」と思えるモノに対しては手出ししなかった。しかし、この「奇食の館」の管理人であるリム氏は対象が変なものであればあるほど旺盛な好奇心が湧いてきてチャレンジしたくなるという勇気あるお方である。とてもオレにはマネが出来ないのである。そのレポートもまたすばらしいのである。ことばで食べ物の微妙な味を表現するその描写力はまさに神の領域である。どんなグルメ評論家も彼には及ばないとオレは断言できる。
しかし、人類の食文化はこういうフロンティア精神豊かな方によってどんどん発展していくのではないだろうか。麦茶と牛乳と砂糖を混ぜればコーヒー牛乳の味がするなんて事実はやはり、さまざまなゲテモノに挑戦する多くの人が居ないとわからなかったわけである。最初にあのナマコを喰ってみるというチャレンャジャーがいたから今ナマコが食えるわけだし、あのウニのイガイガの中に喰える部分があるなんて誰が見ただけでわかるだろうか。そういう意味で「こんな変な組み合わせが喰えるか!」というものの中に多くの可能性が存在することを忘れてはならない。
オレは家でよくカレーそばというものを作って食べる。これはカレーうどんを作るときにたまたま「うどんの代わりにそばをいれたらどうだろうか?」と思って試してみたらけっこうおいしかったので食べるようになったのである。ごはんにかけるあのレトルトのカレーをスパゲティにかけると実においしいことも知っている。大量のママースパゲティをゆでて、そこにグリコのLEEの5×をかけて食べるのもけっこうオレの気に入った食べ方である。しかし、これらの喰い方というのはまだまだノーマルそのものなのだ。「奇食」という文化は奥が深い。名古屋にはマウンテンという喫茶店があって、そこには甘口抹茶小倉スパゲティや納豆サボテン卵とじスパゲティという奇怪な料理があるという。甘い物好きの自分なら喰えるかも知れないとオレは少し期待してしまうのである。
大学のサイクリング部の時、ごはんのおかずにサバ缶やイワシ缶ではなく、小倉あんをかけて食べたことがある。おはぎと思って食えばけっこういけるのである。きなこごはんもけっこうハマる味である。しかし、「ミルク金時だ!」と言って小倉あんの上から練乳をかけた近畿大学サイクリング部の強者の前でオレは言葉をなくしたのである。彼は今はどうしているだろうか。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月17日(土) |
裁判しないで処刑してください |
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街中で刃物を振り回して暴れる無法者はとっとと死刑にしてくれとオレは思う。ところがそんな無法者であってもいざ裁判になればなかなか死刑にできない。刃物を振り回して大勢の怪我人を出しても、死者が出ていなかったら基本的に死刑にはならない。しかし、そいつが人を殺さなかったのは単なる偶然であり、切られる場所が悪かったら死んでもおかしくないような場合であっても、やはり死刑にはならない。どんな無法者であってもそいつを死刑にするためには誰かの尊い犠牲が必要になるのである。とんでもない話である。もしもオレが警察官なら、凶器を持って暴れてるヤツはどんどん撃つ。「市民を守るためにやむを得ない行動でした」と答えるだろう。残念ながらオレのような危険な人間はきっちりと身上調査されるみたいなので、警官にはとうていなれなかっただろうと思うのだが。
そんな無法者に対して発砲したという事件が起きている。アサヒコムの記事を引用しよう。記事中では通名になってるが、この刃物野郎の本名は崔正秀である。
警察官が発砲、包丁で切りつけた男死亡 京都 2007年11月16日12時00分 16日午前1時すぎ、京都市山科区東野八反畑町のコンビニ店「セブンイレブン京都山科東野店」前の路上で、包丁を持った男が客のタクシー運転手(67)を切りつけ、店内で男性店員(53)にも切りつけて逃走した。店に駆けつけようとした山科署員(44)にも近くの路上でけがを負わせた。約10分後、別の同署員3人が店から約400メートルで男を発見。足に拳銃を1発発砲した。同署は殺人未遂と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したが、男は病院で約1時間後に死亡した。運転手は背中、店員と警察官は顔などに1〜2週間のけが。 山科署によると、男は同区音羽千本町の無職香山正秀容疑者(42)。男性署員(25)が拳銃を構えて「ナイフを捨てろ。捨てんと撃つぞ」と警告したが、同僚に切りつけてきたため発砲したという。弾は左太ももを貫通し、右太ももに入っていた。香山容疑者は発砲後も包丁で抵抗したため、数人で取り押さえた。福多亘副署長は「現段階で判明している事実によれば、適正な拳銃の使用だと考えている」との談話を出した。 香山容疑者はコンビニで店員を脅してたばこを奪うなどしており、強盗致傷の容疑でも調べている。 発砲を目撃した高校生によると、包丁を持って走って逃げる香山容疑者を、複数の警察官が数メートル離れて取り囲んだ。スピーカーで説得したが、「お前ら殺されたいんか」などと叫んでいたという。直後にバーンという発砲音がして、「うぎゃーっ」という叫び声が聞こえたという。 現場はJR山科駅の南約2キロの住宅地。交通量の多い市道付近にある。
刃物を持ってコンビニに押し入った強盗なんか、その場で射殺されても文句は言えないだろう。この拳銃使用は全く適正だとオレは思っている。市民の安全と秩序を守るためにはこれは必要な行動だった。無法者が射殺されたときに必ずその拳銃の使用が適正だったかどうかが話題になるが、オレは基本的には凶悪犯罪者を射殺することに賛成だ。どんな犯罪者も裁判になると国選弁護人をつけて長い期間裁判が続くわけで時間も労力も無駄だらけである。そして日本の法律ではよほどの事がない限り死刑にはならないわけで、その凶悪犯どもは世界一待遇のいい日本の刑務所で快適に過ごせるわけだし、出てくればまた犯罪を起こす。いつまでもそういう悪循環が続くのである。ところが警官が事件の現場で射殺してくれればすべてが一気に片づくのである。無期懲役や終身刑にした場合に税金でそいつを死ぬまで喰わせてやるコストを考えれば、一気に片づく方がいいに決まってるじゃないかとオレは思うのだ。
警察官は何のために拳銃を持ってるのか。まさか腰の飾りで持ってるのじゃないだろう。あれは必要なときに使うために持ってるのであり、凶悪犯に遭遇した時というのは将にその使うべき時である。社会の秩序を守り安寧を保つために、場合によっては悪人を処刑することも辞さないと個々の警察官は自覚すべきなのだ。
もっとも最近は変な警官も増えてきていて、痴漢警官やストーカー警官だっているわけで、そんなヤツらが拳銃を使って強盗やレイプを行うようなことが絶対にないとは言えないわけで、一部の人が危惧する事はまさにそういう悪質な警官が起こす犯罪のことだろう。もちろんそれはオレも心配している。オレが高校生の時だったか、東京で警察官が一人暮らしの女子大生をレイプして殺すという事件があった。そんな事件があるとすぐにすべての警察官の資質に問題があるかのようにマスコミが騒ぎ立てるが、ほとんどすべての警察官は正義感と遵法精神に溢れ、社会の秩序を守るために日夜働いているのである。彼らが気軽に発砲できるように拳銃使用に関するルールをちゃんとわかりやすく制定して、同時に市民もそのおかげで守られているという意識を持つべきなのだ。
オレがついでに知りたいのはこの無職香山正秀容疑者(42)がどうやって生活していたかということである。親にパラサイトしていたのか、それとも生活保護を受けていたのか。とにかく生活に必要なゼニをどうやって得ていたのかということなのだ。オレのように正業についてまっとうに働いている者から見ると、なんで「無職」なんて身分でいられるのかと不思議に思ってしまうのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月16日(金) |
昔はおからを食べていました |
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オレがまだ小学生くらいの頃、近所にあった市場には豆腐屋があり、そこでは豆腐と並んでおからを売っていた記憶がある。オレは豆腐は好きだがおからは好きじゃなかった。夕食におからの入った料理があったことも覚えてるが、嫌いなのでほとんど食べなかったはずだ。しかしこのおからというのは豆腐を製造したら一緒にできてしまうわけで、今は大量の廃棄物となって捨てられているのである。その廃棄物を適正に処理していなかった業者が摘発された。
大量のおからを不法投棄、堆肥製造業者ら4人逮捕…千葉 首都圏を中心に豆腐製造業者から集めた大量のおからなどを不法に投棄したなどとして、千葉県警は15日、同県大網白里町の堆肥(たいひ)製造業、大門正章(69)と内縁の妻、新妻恵美子(68)の2容疑者ら4人を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕した。 このほか、逮捕されたのは、廃棄物収集運搬業、宮川和利(52)(横浜市南区大岡1)、横浜豆腐商工業協同組合元理事、田中■視(ともみ)(74)(同市保土ヶ谷区釜台町)の2容疑者。(■は「且」の下に「ハ」) 調べによると、大門、新妻両容疑者は、2004年6月〜05年10月、宮川容疑者らから有償で買い受けたおからや木くずなど計約1万8000立方メートルを、千葉県知事の許可を得ずに、同町金谷郷で借りた敷地内に投棄した疑い。田中容疑者は無許可で横浜市内の豆腐製造業者から、おからの処分を請け負った疑い。 県警は16日、横浜豆腐商工業協同組合を書類送検する方針。(2007年11月15日23時32分 読売新聞)
堆肥製造業者ということだから、おそらくはそうして集めたおからも堆肥の原料にしていたのだろう。だったらすべてそういう風に処理すればよかったのにどうして不法投棄してしまうのか。捨てるくらいならそのおからを家畜の餌に使えないのかなどとオレは考えてしまうのである。人間が喰えたくらいだから家畜もきっと喰えるだろう。アメリカでは肉骨粉を喰わせて育てた鶏のふんに蜜をかけて牛のエサにしているくらいである。それよりもおからの方がずっと高級なエサだと思うのだが、そういう用途には使えないのだろうか。
おからといえば豆乳おからクッキーというのがダイエット用品で存在するが、その流通量は日本中で喰われてる豆腐の量に比べればはるかに少なく、豆腐製造によって発生したおからをすべてこの豆乳おからクッキーにするわけにもいかないのである。他にも工夫すればおからを原材料にしたいろんな食品を作ることができそうである。食品関連の企業の中にこの大量の廃棄物となっているおからに目をつけるところがないのだろうか。
いま、おからは産業廃棄物扱いである。だからおからを回収するだけで排出する企業から処理費用をもらえるのだ。つまり、おからを原材料として何らかの食品を開発するとき、原材料の仕入れ代金が不要で、逆に処理費用という名のゼニが企業から入ってくるのである。集めたら後はきちっと処理しないといけない。ところがこの廃棄物処理業者のすべてが良心的なわけでもない。中にはこの記事で報道されたように、処理費用のゼニをもらっておきながら不法投棄するクソ野郎たちもいたわけだ。
日本の食糧自給率は先進国の中で最低である。その一方でこのおからのようにほとんど廃棄されるだけの食品のなれの果てもある。それを考えたとき、なんとかこのおからを食品に出来ないのかと思うのだ。廃棄するのではなくて喰えばいいんだと。オレは嫌いなので喰いたくないが、喰える人たちがしっかりと喰えばいいじゃないか。捨てていたものが商品になれば劇的に食糧自給率は上昇するだろう。おからクッキー以外の使い道をちゃんと模索して新商品を世に出さないと、今の子供たちはそれがかつて食品だったという事実さえわかっていないのだから。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月15日(木) |
テレビに馬鹿を出すのをやめてくれ! |
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カード天国のページには、色んな特典が満載にも関わらず年会費永久に無料のクレジットカードがいくつも紹介されています。ぜひこの機会にご検討ください。ローソンみたいにクレジットカードの使えるコンビニでは小銭を出し入れしなくていいから便利ですね。
最近のテレビのバラエティ番組というのはどうして、芸能人の頭の悪さを売り物にする番組が多いのだろうか。先日も 3+3×3=18 と答えたヤツが居てオレは笑ってしまったが、分数の足し算(通分)が出来ないオッサンも居てさすがにあきれてしまった。滋賀県と答えられずに岐阜県と答えたり、栃木県と茨城県の区別がついてなかったり、実に恥ずかしい連中が多い。「こんなに馬鹿でも芸能人になれる!」ということを自慢したいのだろうか。それを俺の息子は面白がってよく見ていて、そしてオレに向かって「おとう、わかるんか?」と聞く。そんな低レベルの問題、わからないわけがないだろう。オレは息子の前で全問スラスラと答えを言うだけである。難しい漢字の書き取りや読みをオレが答えると息子は驚くが、そんなこと国語教師なら答えて当然だろ。おまえは親の職業がわかっていないのかと言いたくなるぜ。
オレが危惧するのは、そういうやさしい問題を答えられない馬鹿どもが、そのことを恥ずかしいと思っていないことである。みんな平気なのだ。大人のくせに分数の計算が出来なかったのなら、今すぐに職を辞してもう一度小学生からやり直すくらいの反省をして欲しいのである。「こんなやさしい問題を間違えてもう世間様に顔向けできない」と潔く番組を降板するのかと思いきや、翌週も平気で出ているのである。オレにはその無神経さが全く理解できないのだ。
出演者の中には高学歴を売り物にするタレントも混じってる事がある。辰巳琢郎や菊川怜のような頭のいい方々ももちろん芸能界にはいるわけで、そういう人が難しい問題に次々と正答するのなら教養番組としてオレは認めてもいいのだが、実際は中学の知識もろくに身に付いていないような無知なタレントを出して笑いをとろうとするのである。しかし、そういう笑いというのは「こんなことも知らんのか、おまえはあほか!」という低レベルの笑いであり、それが習慣になれば今度は学校で成績の悪い生徒に対するいじめにもつながってしまう。わざわざテレビに馬鹿を出す必要はないのである。
このような番組の意図するところは何か。それは言うまでもない。国家による「愚民化政策」なのである。テレビに大量の馬鹿を登場させ、「この程度の馬鹿が普通」と思わせて国民の知的レベルを低下させ、それによって政治への批判精神を失わせることが目的なのだ。
芸能人のバカっぷりを見て多くの頭の悪い視聴者は「自分の方がマシだ」と安心するのである。せっかくの教養番組のはずが、バカ芸能人の珍解答に心を奪われて視聴者の心には何も残らないのである。こんなことでいいのだろうか。馬鹿が普通だという事になればもうその国家に未来はない。テレビに馬鹿を登場させるということは、その馬鹿が一つのモノサシにされてしまうのだ。そしていつのまにか「馬鹿」が普通ということになり、オレのように知性と教養のある人間は逆に迫害を受ける事になってしまうのである。オレのような存在は馬鹿から見れば確かに脅威だろう。馬鹿にとってオレの持つ知識や教養というのは一種暴力的で絶対に理解不能な世界だからである。
どうかテレビで毎日のようにやってるあのくだらない芸能人にクイズを答えさせる類の番組を今すぐ全部やめてくれ。クイズ番組には視聴者を参加させて、それもちゃんと選抜試験で絞り込んで一定以上のレベルの人だけを集めてくれ。オレはいつもテレビの前で息子にこう言ってるのである。
「ええか、小さい頃にちゃんと勉強せえへんかったら、大人になってもあんな風にアホのままなんじゃ!」
その効果があったのか、長男は一人で勉強している時間が増えた。最近長男はよく私に向かって英作文の問題を出すのである。それに答えつつ、私はどうすればこの息子たちに学ぶ喜びを伝えればいいのかと悩んでいるのである。家には大量の本があるのだが、残念ながら息子たちはそうした「字ばっかり」の書籍には全く興味がなさそうである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月14日(水) |
入院患者ババ抜きゲーム |
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医療費を払ってくれない困ったチャンの患者を抱えてる病院はどうしたらいいのか。日本中にそうした医療機関はかなり多いはずである。そんなときにこうすればいいのだという画期的なアイデアを我々に紹介してくれた病院がある。以下、アサヒコムの記事を引用しよう。
男性患者を公園に置き去り 堺市の総合病院2007年11月13日23時33分 堺市北区の新金岡豊川総合病院(豊川元邦院長)で今年9月、職員が糖尿病で入院していた全盲の男性患者(63)を連れ出し、大阪市西成区の公園に置き去りにしていたことが13日、分かった。男性は直後に救急隊に保護され無事だった。同病院は「職員が独断でやったが、とんでもない行為で大変申し訳ない」と謝罪している。大阪府警西成署は、保護責任者遺棄の疑いで病院関係者から事情を聴いている。 同署の調べによると、9月21日午後1時ごろ、同病院の30〜40代の事務職員4人が、男性患者を病院から車で連れ出した。大阪市住吉区に住む男性の前妻に引き取りを求めたが断られ、西成区内の公園で男性を降ろして置き去りにした疑い。 職員の1人が午後2時23分ごろに匿名で「60代の男性が倒れている。目が見えないようだ」と119番通報。職員たちは救急車が近づくのを確認して公園を立ち去ったという。男性は同区内の病院に搬送され、現在も入院している。 新金岡豊川総合病院などの説明によると、男性は約7年前から糖尿病の治療のため入院し、病気の影響で両目を失明した。病院側は入院治療の必要はないと判断して再三退院するよう説得。障害者施設を紹介したが、応じなかったという。 職員の1人は西成署の調べに対し、「病院に連れて帰っても同じことの繰り返しになると思った。公園の近くに病院があったので、ここなら何とかなると思った」などと話しているという。 堺市は10月30日、病院管理者が職員の監督義務を怠ったのは医療法違反にあたるとして院長に行政指導するとともに、改善報告の提出を求めた。
さて、この報道では患者を公園に捨てに行った病院が悪者のように書かれてるが果たしてそうだろうか。民間の病院は営利事業である。決して慈善事業ではない。そこにお金を払わない患者が存在するとして、ゼニが回収できないのならせめてなんとかして退院させたいというのは病院側の本音じゃないか。公園に置き去りにして通報して救急車を呼ぶという時点で決して遺棄ではないとオレは思うのである。それは一種のババ抜きみたいなものであり、その患者を受け入れた次の病院が困り果て、またどこかに押しつけるというふうに順送りになるのだろう。
それにしても捨てに行く先が「西成」というのがなんともいえないぜ。そこにはホームレスが大勢いるからそこに放り込んだら後は知らねえよということなんだろうか。ただ、病院側は最初に前妻のところに連れていって、前妻は引き取りを拒否してるのである。病院もそんなときは困り果てるわけだ。じゃあどうしたらいいのか。それを引き取ってくれる公的機関はあるのか。
糖尿病のために全盲になってしまったこの男性のために病院は障害者の施設を紹介したという。しかし、男性は応じなかったわけだ。その間病院でどのように過ごしていたのだろうか。7年前から入院していたという。7年間入院してベッドの上で暮らしていたこの男性がどのように日々を過ごしていたのかオレは興味がある。病院にしてみれば早く追い出したかったのは当然である。生活保護が打ち切られて医療費が払えなくなったのは病院側ではなくてシステムの方の問題であり病院の責任ではない。紹介した施設に入りたくないというのはこの男性の勝手であり、少なくともオレは病院のこの置き去り事件を「やむにやまれぬ行動」と感じて同情的な目で見てしまうのである。
「患者を見捨てるなんて!」とこの病院を批判する方は、だったらこの病院がそれまで何年も医療費を払わないこの患者の面倒を見続け、病室でトラブルを起こされてもそれと付き合ってきた病院側の忍耐をこそ評価すべきではないのか。公的機関ではない民間の病院がそれだけのことを背負わされてきたのである。病院側の損害はどれほどのものであったかをまず考えるべきだろう。置き去りは確かに無責任な行動だ。しかし、「なんとかして退院させろ!」と上司から命令されて右往左往する職員の姿を想像すると、オレは責める気にはなれないのである。少なくともこの病院は2年半はゼニをとらずに入院させていたのである。その損害額はどれほどのものだろうか。そのことを抜きにして病院を責めるのは間違ってると思うのだ。病院はここまでやってくれたと言うべきなのである。
この患者は別の病院に収容されたという。そこでちゃんと医療費は払えるようになるのだろうか。トラブルは起こさないのだろうか。結局何も解決はしていないのである。ただのババ抜きゲームなのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月13日(火) |
チョー簡単にアクセスを増やす方法教えます! |
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どうすれば自分の日記のアクセス数が増えるのか?ということをあれこれいつも考えてるオレのようなせこい人間のことを世間ではアクセス厨というそうである。オレのことをそのように罵倒する人がいてもその通りだから別に気にしない。だってオレはアクセス数命である。オレのサイトには広告が多数掲載されているが、これらの広告バナー経由でお買物をしたり、広告主のサイトを訪問したりしてくれる方は日記アクセスに比例して増加するわけで、そういう意味では「アクセス数が増える事=オレにとって好ましいこと」であることに疑いの余地はないからである。
そんなふうに考えているオレのことを「江草なんてただのアク厨さ!」とけなすサイトの多くは一日にせいぜい多くても数百程度のアクセスしか稼げていないわけで、そういうサイト管理者たちがオレを「アクセス厨」と罵るその動機はたいてい嫉妬である。そいつらは「あの程度ならオレにだって書ける」「あんなくだらないものにアクセスが多いのは読者のレベルが低いからである」「これだけあつかましく宣伝してれば、アクセスしてくれる人も多いですよねあんなに」といった類のコトバでオレの日記を評価するわけだ。しかし、オレの日記のアクセスが多い事の本当の理由をわかっていない。それは、この日記が5年間以上、ただの一日も休んだ事が無く更新されているという事実である。オレはどんなにネットに接続するのが困難な状況下でも少ない睡眠時間の中でも日記を更新するということを最優先にやってきたのである。虫の襲撃をかわしながら深夜の公衆電話からアクセスしたり、ウィルコムの電波の入る場所を求めてクルマで何十キロも移動したり、ダイヤルアップで接続したためにホテルでとてつもない電話料金をぼったくられたりしながらとにかく更新し続けた。それが今のアクセス数につながってるとオレは思っている。
そんなオレも今回かなり卑怯なアクセスアップ作戦を用いたのである。今回はその一部始終を紹介したい。オレが登録しているブログランキング(←クリックすると開きます)の2位の所に「15才美少女と塾講師の禁断の愛」という題名のサイトがあるのだがこのランキング経由でそこにアクセスする数がやたら多いのである。他にも同様のものとして「僕の離婚バトル〜仁義無き戦い〜」「キャバ嬢みなみのばかじゃないの」「早漏神の風俗体験談」「風俗嬢 桜沢めみのみんな寝ている時間です」など、いかにもHな内容を連想させるものがどれもランキング経由でのアクセスがものすごく多いのである。つまりランキングを見ている方の多くがそこで発見したHな題名のものをついでに開くという事が一目瞭然なのだ。
オレはこのランキングにもうひとつのブログ「江草乗の写真日記」というのを登録していた。この暴言コラムの週間投票ポイントが1万5000くらいあるのに、その写真日記の方はせいぜい700くらいしかなかった。ランキング経由のアクセスが暴言コラムは週に3000くらいあるのに、写真日記の方は100程度だったのである。オレはそこである実験を行った。日記の題名を「江草乗の写真日記」から「江草乗のアダルト写真日記」に変えたのである。「アダルト」というのは「大人」という意味であり、大人の撮るシブ〜い花の写真や風景の写真が掲載されている日記という意味だから題名に偽りはない。しかし、その題名に変えてからアクセスは急増して、ランキング経由のアクセス数は一日に100以上増加したのである。どうも多くの方々が「アダルト」というコトバにだまされて何かを期待してオレの写真日記を見に来たことは明白だった。
暴言コラムの方も悪のりして、ランキング2位のサイトをまねて「暴言コラムニスト江草と美少女の禁断の愛(江草先生、そんなことされたら・・・・ わたし困っちゃう。どうしよう)」としてみたのである。この題名を見て「江草、ついにおまえもそこまで落ちぶれたか」とあきれた方も多かったと思うが、単なる実験なのだから大目に見て欲しい。その結果は劇的に現れた。これまで日記読者のうちでランキング経由の方は9%程度、つまり一日のアクセス数が7000なら630程度だった。ところがランキングに登録した題名を変更してからはランキング経由のアクセスの比率がどんどん上昇して13%まで上がったのである。この増加した4%が純増であると考えられる。7000に対して4%なら280アクセスである。題名をそうしていじるだけでオレは4%のアクセスアップを労せずして手に入れたのである。
「中味はそのままでも題名をちょっとHなものに変える」という工夫で、いとも簡単にアクセスは増えてしまうのだ。いかに世間にエロが好きな連中が多いかということである。これは、今からブログを始めようとする方にとっても大きなヒントである。真面目な内容であっても題名はやはり少しエロを想像させるものにすればいいのだ。それだけで確実にアクセスは増えるのである。 たとえば露天風呂が好きな方が温泉巡りのブログを書くとしよう。その題名を「全国露天風呂ツアー」とするよりも「露天風呂で全裸美女発見?」とする方がはるかに多くのアクセスが期待できるのである。教育関係のブログも同様だ。「いま、ゆとり教育を考える」なんて真面目な題名ではなくて「教室でウッフン!困っちゃう」という題名の方が勘違いした変態さんがたくさん来てくれるのである。しかし、これらの「釣り」には弊害も伴う。それは本来その内容を読んで欲しい方ではなくて、全く別のことを期待した低レベルの読者が大量に殺到することだ。アクセスは少数でも読者の質を求めるか、読者の質にはこだわらずにただ闇雲にアクセスを増やそうとするのか、そのいずれかの選択を書き手は求められるのである。
今回のこの実験も開始からそろそろ一週間になるのでそろそろ終了して、暴言コラムの方は以前の登録名に戻そうと思う。写真日記の方はあまりにもふだんの読者が少ないことと、特に名前に問題があるわけではなく、むしろ「アダルト」の意味を勘違いする読者にこそ問題があるわけだからそのままで行くつもりである。「題名による釣り」というのは、オレが昔ニフティサーブというパソコン通信の掲示板でよくやっていたことである。卑猥な題名をつけるとものすごいアクセス数になったことを思い出す。まさかその工夫を再びやることになるとは思っても見なかったのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月12日(月) |
理科のお勉強が足りません! |
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週末にアフィリエイト研究室を大幅に更新しました。一度のぞいてみてください。また「お勧めリンク」の中に燈台友郎瓦版を追加しています。ぜひごらんになってください。
なぜシンナー遊びをしてるような連中は理科の知識の足りないヤツが多いのだろうか。空気中に充満したシンナーが引火すれば大爆発するという程度の事がわからないからシンナーなんかを吸引するのか、あるいはシンナーの吸引で既に脳が破壊されてるのか、このような事故の報道に接するとオレはいつもあきれるのである。
火事:アパート全焼、少年2人が死亡 大阪・豊中 1日午前1時50分ごろ、大阪府豊中市二葉町2のアパート「岩崎文化」の2階から出火し、同アパート木造2階建て延べ240平方メートルを全焼した。焼け跡から、同市内の無職少年(18)と、大阪市淀川区のとび職見習いの少年(17)の2人が遺体で見つかった。大阪府警豊中南署は、2階で1人暮らしをしていて、腕などにやけどを負った別の無職少年(18)を、重過失失火容疑で逮捕した。 同署の調べによると、逮捕された少年と、亡くなった2人は中学時代の同級生どうし。この日は3人で少年の部屋に集まり、ペットボトルに入れたシンナーを吸っていた。少年は「だれかがライターに火をつけ、その火がシンナーに引火した」などと供述しているという。アパートの住人が大きな音を聞いており、引火したシンナーが爆発したらしい。 現場は、阪急神戸線神崎川駅から西に約1キロの住宅密集地で、兵庫県との県境近く。アパートに住んでいた他の3世帯7人は逃げて無事だった。【長谷川豊】
このシンナー遊びの連中のためにアパートは全焼して、他の3世帯は住む家を失ったのである。もちろん家が焼けるということは多くの財産も一緒に燃えてしまうということである。木造集合住宅での失火ということは多くの方々に迷惑を掛ける結果となる。不注意でこんな事故を起こした責任者は誰なのかというと、直接的にはライターで火をつけた馬鹿のせいだが、そんな遊びをしているというだけで十分に責任がある。
そしてもう一つ思うのは、今回の火事に関わって死亡した2人とやけどを負った1人という当事者3名のうち、2人が無職だったということである。オレは常々ニート批判をこの日記の上で行っているが、無職でシンナーを吸って過ごしてるということはオレの分類するニートの範疇に入れてもいいだろう。そういう連中が社会に掛けている迷惑はどれほど大きいことか。無職だからそんなことになるのか、そんなヤツらだから無職なのか。無職なのにどうして生活できていたのか。親が生活費を出して遊ばせていたのか。そんなことをオレはあれこれと想像するのである。
シンナーを吸ってると歯が溶けるらしい。顔中にピアスをしていていかにも虚無的な感じの少年で前歯が溶けてほとんど無くなってるようなヤツを見たらやってる可能性が高いと聞いたことがある。だったら中学校や高校の歯科検診で発見できそうな気がするのだろうがどうだろうか?そのあたり、実際にそういう連中の多発するガラの悪い地域で歯科検診をした事がある歯医者さんにぜひ聞いてみたい。その検診の時点でシンナー遊びをしてることを知れば、すぐに隔離更正キャンプに入れて数ヶ月過ごさせて治療するということはできないものだろうか。少なくともそのまま大人になってもろくなヤツにならないような気がするのである。もしも早期に立ち直らせることができるなら・・・とオレは思うのだ。
今回の火事、他の住人は無事に避難できたのでシンナー遊びをしていた3人以外に犠牲者が出なかったことは本当に不幸中の幸いだとオレは思っている。もしも逃げ遅れたお年寄りや幼児が犠牲になっていたとしたらその遺族はいたたまれないだろう。こんなアホな連中の巻き添えを食ったということが悔しくてならないはずだ。死者をむち打つようだが、オレは火事そのものは自業自得だと思っている。そして、こんなアホを撲滅するのはやはり教育の役目なんだろうということも感じるのである。しかし、昨日の日記の「軽だから軽油だと思っていました!」も含めて世の中にはあまりにもアホが多すぎるのである。オレはそうした大量のアホがウヨウヨする世の中で絶望感を感じてしまうのである。頼むからテレビのバラエティ番組で芸能人のバカっぷりを暴露するのもやめてくれ。分数の計算が出来なくてもサッカー監督が務まるのかと思うとオレはあきれてことばを無くしてしまう。頼むからあんな馬鹿増殖番組を放映するのをやめてくれ。あんなのを放映するとバカどもが「オレって普通だ」と錯覚してしまう。バカが多数になれば世の中はオシマイである。
それでオレはこう言うのに挑戦してみた↓賞金3万を狙って
レベル100なら賞金3万だったが、惜しくもレベル99だったぜ!←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月11日(日) |
燃料の入れ間違いにご注意を! |
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このごろセルフ式のガソリンスタンドがやたら増えた。オレの家の近所のスタンドはもうセルフの方が通常のスタンドよりも多いような気がする。そこで困るのはオレの父親である。79歳の父がいまさらあの操作を覚えられるとは思えないからである。何度かオレの運転するクルマに同乗してるときにセルフ式のスタンドに寄った事があるが、クレジットカードを挿入してさっさと給油する私を見て父は「ワシはとてもそんなことようせんわ」と言ったのである。しかし、確実に昔ながらの店員が入れてくれるスタンドは減っている。このまま行くと滅亡しそうである。そうなるとオレの父のようなタイプのドライバーは大いに困る事になるだろう。別に年齢が若くても不器用なドライバーは実際に大勢いる。オレは何度かそういう事故を目撃している。うっかりガソリンをクルマの窓に大噴射してるところや、地面にぶちまけてるところを見たことがある。くわえタバコで給油してるアホを見たこともある。今に大事故が起きるだろうとオレは常々思っていたが、小さなトラブルはすでに頻出していたようである。以下、毎日新聞の記事を引用しよう。
原油高騰:ガソリン車に軽油入れ、「動かない」急増 安さ求め「セルフ」でトラブル ◇慣れぬドライバーがトラブル ドライバー自身が給油するセルフサービス式のガソリンスタンドで、ガソリン車に軽油を間違えて給油し、車が動かなくなるトラブルが相次いでいる。日本自動車連盟(JAF)南関東指令室の調べで分かった。JAFは「ガソリン高騰で少しでも安いガソリンを求め、慣れないドライバーがセルフ式を利用するようになったことが背景にあるようだ」とみている。 東京と千葉、神奈川、山梨の1都3県で、燃料の入れ間違いでJAFに救援を依頼したケースが、4〜6月に153件あった。ほとんどがセルフ式で、給油後に「アクセルを踏んでもスピードが出ない」と助けを求める内容。南関東指令室の担当者が多発に気付き、独自集計した。過去のデータがないため比較できないが、JAFは「以前は目に付くほど多くの出動依頼はなく、確実に増えている」という。 そもそもセルフ式自体が増えており、石油情報センターによると、ガソリンスタンドの総数が94年をピークに減る中、98年の登場から10年で全国6000店を超えた。東京都武蔵野地区の店長は「うちは給油に立ち会うので入れ間違いはないが、このところ『教えてください』と声をかけられることが多く、初めてのお客様が増えているようだ」という。 JAFによると、入れ間違いの理由は基本的にドライバーの不注意。「軽自動車だから軽油を入れた」という人や、「一番安い燃料を選んだら軽油だった」という人が少なくないという。 JAFによると、ガソリン車に軽油を入れた場合、量にもよるが走行中に白煙を噴き、エンジンが止まる。ディーゼル車にガソリンを入れた時は不調になり、エンジン部品が壊れる可能性もある。JAFは「間違えた時はエンジンをかけず、すぐに救援を求めてほしい」と呼びかけている。【佐々本浩材】毎日新聞 2007年11月10日 東京夕刊
「軽自動車だから軽油」には笑ってしまった。もうこれは救いようのないアホである。というか、本当に運転免許を持ってるのかと言いたくなるぜ。まあそんな超弩級のアホはごく少数だと思うが。免許取得の学科試験で「軽自動車だから軽油を入れた ○−−−×」という正誤問題を作って、そこで○を選んだヤツは無条件に免許を与えないという仕組みにしておいたらどうだ。少なくともこれでかなりアホを撲滅できる。一番安い燃料を選んだら軽油だったというアホは少し同情の余地があるが、それでもやっぱりアホはアホだ。
オレがふだん利用しているセルフのスタンドでは液晶表示板に燃料の種類を選ぶタッチパネルがある。それでハイオク、レギュラー、軽油の三つから選ぶのである。我が家の二台の車のうち、オレは三菱FTOにはハイオクを、スバルドミンゴにはレギュラーを入れているのだが、それを間違えたのは一度だけだ。FTOに乗ってるときにうっかりレギュラーの方を押してしまって、ハイオクの黄色いやつを握ってもいっこうにガソリンが出てこないのでタッチパネルを確かめると、レギュラーを押した事になっていたのでとりあえず0.5Lほど入れてすぐにホースを戻して料金を払い、改めて操作をやり直したことがある。オレのように慎重かつ冷静な人間がこれまで数十回操作をして1回のうっかりミスだからかなりそういうトラブルの確率は大きいのかも知れない。しかし、長年の習慣で赤=レギュラー 黄色=ハイオクと覚えていて、そっちで間違うことがないから失敗がなかっただけの事である。そもそも間違えて入れたときに警告を発したり機械が停止したりする仕組みが存在しない以上、新聞記事で紹介されているトラブルはこれからも頻発するだろう。しかし、それらの失敗は基本的に間違えた自己の責任なのである。
「このようなトラブルが起きるのはガソリンが高いせいだ!」 「ちゃんと説明しないセルフ式のスタンドが悪い」
と全くお門違いの文句をつける馬鹿もこれから大量に出現しそうだが、オレはそういう連中に言いたい。「ミスをして車が壊れるのは自己責任!」だと。不器用でうっかり者のくせにリッター当たりわずか数円の差額のためにセルフ式スタンドを利用して、挙げ句の果てにエンジンをおシャカにしてしまう馬鹿の面倒なんか見なくていいし、そいつらが壊れたクルマを買い換えることで自動車業界は潤うのである。 ただ、間違いを防ぐちょっとした工夫はあってもいいだろう。さっきオレが黄色と赤のことを書いたが、給油口のフタを開けたときにレギュラーは真っ赤、ハイオク指定ならまっ黄色、軽油なら緑色というふうに塗ってあれば少しは間違いは減るかと思う。しかしこの3色、エネオス以外のスタンドも同じなのだろうか。それをオレは検証した事がないのである。全国共通ならいいのだが。
それにしてもこの「軽自動車なら軽油」という間違い、けっこう信じてる馬鹿は多そうである。ネットで検索したところ、TBSのテレビ番組の中で「軽自動車はガソリンに比べて税金の安い軽油を利用する」という間違えた字幕を入れているくだりがあったのである。そういう間違った字幕が出るくらいだから世間にそんな勘違いをしてる馬鹿が多いのだろう。やはり最初から免許を与えるべきではない。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月10日(土) |
新井貴浩、きみはカープの4番だ! |
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広島カープの新井貴浩がFA宣言し、阪神が獲得に乗り出すと伝えられている。オレはこのニュースを大変複雑な気持ちで受け止めている。阪神に新井が来てくれれば大きな戦力アップとなることは確実だ。しかし、それでいいのかという疑問も残るのである。それは彼が今の広島で果たす役割を考えた場合である。4番打者はチームの顔である。エースと4番というのはチームにとっての聖域であり、決して侵してはならないものだとオレは思うのだ。他チームのそれを獲得するということは、選手を奪われる球団のファンにとってどれほど悔しいことだろうか。ファンにとって、絶対に失いたくない選手がいるのだ。そのことをわかっているからこそオレはこのニュースに対して複雑な気持ちになったのである。以下、アサヒコムから記事を引用する。
広島の新井FA、阪神入り濃厚2007年11月09日07時04分 広島の新井貴浩内野手(30)が8日、フリーエージェント(FA)の申請をしたことをうけ、阪神の球団幹部は同日、新井獲得に向けて契約条件の提示などの準備を始めることを明らかにした。新井は優勝争いのできる球団への移籍を希望しており、広島時代から慕っている金本も在籍することなどから、阪神移籍が濃厚となった。 新井は記者会見の冒頭から涙を流し、「カープが大好きです。つらいです」と広島への思いを語った。しかし、宣言を決断したことについて「自分を厳しい環境に置き、その中でどう変わっていくか挑戦する気持ちが出てきた」と説明した。 阪神は右の長距離打者の獲得を目指しており、新井との交渉には、岡田監督が直接出馬する可能性もある。交渉は14日に解禁される。
オレが物心ついて野球を観るようになった頃、巨人の4番といえば長嶋茂雄だった。阪神の4番は遠井吾郎、大洋の4番は松原誠だっただろうか。4番と言えばチームの顔であり、エースと並んでファンの精神的支柱だった。阪神に江夏豊が入団して三振を取りまくり、延長戦でノーヒットノーランを達成して自らホームランを打って勝った試合があった。そんな超人的なヒーローをオレはこよなく愛し、まさか江夏が阪神をトレードで出されるなんて夢にも思わなかった。オレが生涯一度阪神ファンをやめようかと思ったのは、江夏がトレードされたときだ。江夏のいない阪神など考えられなかったし、江夏がライバル球団で活躍することもまた想像できなかったのだ。その後いつまでたっても優勝できないタイガースをあざ笑うかのように江夏は優勝請負人として活躍し、最後は大リーグにも挑戦して野球人として最後まで燃え尽きた。江夏が阪神タイガース球団史上最高の投手であることを信じて疑わない私は、他球団に行った江夏を応援し続けた。広島と阪神の試合で江夏が登板したときは実に困った。阪神は勝ってほしいが、江夏を打ってほしくないというなんとも複雑な心境だったのだ。
近鉄がケガで不振に陥った石井浩郎を4番で使い続けたのはなぜか。それは単に成績以外の何かを彼が持っていたからである。1985年の優勝時、阪神が史上最強の打者であったバースではなく掛布雅之を4番に据えていたのはなぜか。掛布がファンからみてミスタータイガースと呼ばれる存在だったからである。4番というのはチーム生え抜きでなければならず、そうでなければチームの精神的支柱たり得ないというのがオレの持論である。星野監督が金本を4番にせずに3番で使い、4番に浜中を使おうとしたのもオレには頷ける。生え抜きの4番を育てたかったのだ。実際は浜中はそこまで育たなかったわけだが。
阪神が低迷していた時期、4番には桧山進次郎や新庄剛志が座った。二人ともよく三振したし、他チームの4番と比べてはるかに見劣りする成績だった。もっともチームの成績そのものが見劣りしていたのでそれでお似合いだったのかも知れないが。オレは全く頼りにならない4番など認めたくなかった。ただこの二人はまぎれもなく阪神の生え抜きの選手であり、4番打者となる事を期待された選手でもあった。ソフトバンクとの日本シリーズ第二戦、和田毅の立ち上がりを攻めた無死一二塁で桧山が見事な併殺打を打ったとき、オレは「やっぱりいつもの桧山だったよな」と思ったのである。そのときにオレは、彼が新庄同様に「ミスタータイガース」足りえなかったことを納得した。
中村紀洋が渋谷高校という全く無名だった公立高校を甲子園に出場させた頃、野球の名門だった大阪桐蔭には弱いチームとの練習試合でホームランを打ちまくって騒がれた萩原誠という選手がいて、阪神のボンクラ首脳陣は萩原を1位指名させ、中村紀洋は近鉄が確か4位で獲得した。萩原はほとんど活躍せずにトレードに出され、中村紀洋は近鉄の4番打者となった。オレはなぜ阪神が中村を獲得しなかったのかとそのドラフトの時に不思議に思ったのである。無名の高校のチームリーダーとして激戦区の大阪を勝ち抜いて甲子園まで連れて行ったその執念こそ野球選手として必要なものではなかったか。オレはテレビで渋谷高校の試合を観ながら「こいつは絶対プロで活躍する」と思ったのである。
オリックスという企業がいつまで球団を所有するのかわからない。オリックスがイチローを放出した時点でオレはもう球団としてその役割は終わったと感じた。さっさと球団を売却して野球から手を引くべきだろう。イチローの活躍以外にどんな魅力があの球団にあったのか。数少ないオリックスファンの唯一の楽しみがイチローの活躍ではなかったのか。その宝石を手放した時点で、潔くチームも手放すべきだったのだ。
真の4番打者であったりチームの至宝とも言えるべき選手がいない球団もある。ただ、地道にそうした選手を育てていく事がファンを増やし、チームを強くする方法である。広島はそうして江藤を育て、金本を育て、新井を育ててきたのだ。その3人がことごとく他球団に流出してしまうことが広島ファンにとってどれほど悔しいことかを考えて欲しい。 オレは正直言って阪神を強くしたい。そのためにはFAで手っ取り早く選手を獲得するのが一番なのかも知れない。しかし、新井がサードを守るのなら今岡はどこを守るのか。控えに回るのか。今岡のように給料の高い選手なんか他球団は欲しがらないだろう。それともDH要員としてパリーグに放出するのか。首位打者を取り、打点王を取った今岡の実力をオレは今も高く評価している。今季の不振を見てそれだけでもうダメだとは思いたくない。来季もこの成績不振に付き合わないといけないかなと思いつつも、それがファンの定めだと受け止めていたのである。「今岡がダメだから広島の4番をもらおう」なんてあまりに勝手な発想じゃないか。オレの心の中では、今岡は金本の次の4番候補だったのである。
田淵が阪神を去ったとき、江夏ほどではなかったがかなり悲しかった。(その後で交換でやってきた真弓が活躍してラッキーと思ったが・・・)久慈と関川が中日にトレードされたときもオレはとても悲しかったし、種田が中日から横浜にトレードされたときに泣いたというのもよくわかる。そう、ファンにとって愛する選手が他球団に移籍することはとても悲しいし、それをわかってる生え抜きの選手は出て行きたくなどないのである。ただ、弱点を補強してチームを強くするためにやむなくということであきらめるのだ。その中で「絶対に出して欲しくない選手」をファンの誰もが胸に秘めているはずである。それが広島の場合は前田であり、新井であり、黒田であると。自分がそうしてファンに愛されていることを知っても、それでも去ろうというのだろうか。これまでずっと自分を見守ってくれて、球団に足を運び入場料を払って観戦してくれたファンを裏切るのか。
新井よ、どうかきみは広島に残って広島の4番としてセリーグを盛り上げてくれ。今季の阪神はかなりきみに打たれて負けたが、来季はしっかりと抑えてくれると信じている。今岡にはきみに負けない活躍をして欲しいとオレは期待している。阪神は広島から既に金本をもらってそのおかげで2度も優勝させてもらった。これ以上広島のスター選手を奪うわけにはいかない。広島は阪神のファームではない。阪神は阪神でちゃんと素質のある選手を発掘して、自前で育てるべきだろう。オレはゼニで何でもやろうとする阪神球団の体質にあきれている。福留は中日にいるべきだし、和田はやはり西武の和田だ。それがオレの率直な気持ちである。そんな卑怯な選手獲得をするくらいなら、来季の阪神は最下位でもいい。どうか日本のプロ野球を根底からダメにし、いい選手がみんな大リーグや金満球団に行ってしまうこのFA制度は見直して欲しい。それが私の率直な願いである。 参考日記 「それでも、お前なんかにカープをバカにされる筋合いは無い」(琥珀色の戯言) 「阪神は黒田をとらなくてもいい」 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月09日(金) |
三井物産、社内に保育園設置! |
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働く女性にとって、自分が勤務している職場で子供を預かってくれればかなり安心できるだろうとオレは考える。もっとも淡路病院みたいに園児を虐待する施設は論外だが。そういうことをふだん考えてるオレはこのニュースを好意的に受け止めた。以下、アサヒコムの記事を引用したい。
三井物産が社内に保育園 「男社会」総合商社では初2007年11月08日18時57分 三井物産は8日、来年4月から東京・大手町の本社ビル1階に社員向け保育園を設置すると発表した。0歳からの未就学児を午前8時から、最長午後9時まで保育する。総合商社での社内保育園の設置は初めて。女性が出産後も働き続けることができる環境の整備が必要だと判断した。
ただここで最大の問題はその保育園が本社ビルにあることで、そこまで子供を連れて行かなくてはならないということである。何が問題なのか・・・って大手町まで出るにはあの怖ろしいラッシュアワーをくぐり抜けなければならないじゃないか。それがどれほど子供にとって困難なことかわかってるのか。乳児をベビーカーに乗せて職場に連れて行けるような通勤環境ではない。ラッシュアワーの時間帯にそれが不可能なことは容易に想像できるだろう。
オレは保育所を設置する場所として郊外の駅前がベストだと思っている。出勤前に父か母が子供を預けて、帰りに連れて帰れるというのがいいのじゃないか。そうすれば子供をラッシュアワーに巻き込む事もない。保育所の入所待ちの子供が都市部にはたくさんいて、入所させられないから母親がフルタイムで就労できずに生活保護を受けることを余儀なくされるという話も聞く。また無認可保育所の保育料はかなり割高になるため、それもまた簡単には子供を預けられない一つの理由となるという。
この保育料だが、ウィキペディアでは次のように記載されていた。 保育所は、原則として両親が共働きである等の理由で子どもの養育ができない状態である人(又はその予定の人)しか、入所を申し込む事ができないが、これは認可保育所の場合で、認可外保育所の場合、保護者の就労等は問われない。 認可保育所への入所は居住地の自治体に申し込む。保育料は保護者の所得によって決められており、認可園であれば、公立でも私立でも保育料は同じである。ただ、住んでいる自治体によって保育料は違うため、非課税世帯ならどこでも0円だが、課税額が同じでも居住地によって保育料にかなり違いはある。 一方無認可園への入園は、直接その園に申し込む。保育料は園が独自に設定している。低所得者の場合は認可園よりも割高になる事が多い。
この保育料が保護者の所得によって決まるというところに実は問題があって、いわゆる脱税野郎たちは所得が低い事になってるから保育料が安いのである。保育料がタダなのにベンツで送迎する謎の親とか大阪ではよく話題になる。全くもって許せない話である。そんなヤツらからは100倍くらいぼったくってやるべきだ。
三井物産のこの試みだが、ラッシュアワーのないところに住んでいれば問題は解決する。職場のすぐ近く、徒歩圏内にマンションを購入してそこから通うならば全く問題ない。今は都心部にタワーマンションが増えてるのできっとそういう方なら問題ないだろう。通勤にかなりの時間を費やすオレにとって、そうした職住近接というのはあこがれだ。職場まで歩いてすぐに行けるというのは最高の環境だ。大阪市内にどんどん建ち並ぶマンションを見ながら、この価格が値崩れしてもっと安くなればもっと若い人たちが住めるようになるのに・・・と思ったのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月08日(木) |
太田知事の講演料は100万円! |
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太田房江大阪府知事と言えば、府民からゼニゲバババアと陰口を叩かれるほどゼニに汚い事で評判である。東京にある母親の実家を事務所と称してそこに家賃を払って事務所経費として落としていたという強者である。さて、そのゼニゲバが30分ほど府政についてしゃべっただけで50〜100万の講演料をもらえるなんてぼったくりだと思うだろう。少なくともそれくらいのギャラをもらえる芸人がいたらかなりの売れっ子だとオレは思う。オレも何度か講演をした事があるが、そんな高額のギャラをもらったことは一度もないぜ。もっともオレの暴言なんかを聞くためにゼニを払う人間はいないと思うが。以下、毎日新聞のWEBサイトから引用した記事だ。
太田・大阪府知事:企業懇談会から謝礼970万円 講師名目、1回50〜100万円 大阪府の太田房江知事(56)が03年4月〜07年9月、府の公共工事入札参加資格業者を含む中小企業経営者らでつくる「関西企業経営懇談会」(関企懇)の飲食会に計11回参加し「講師謝礼」名目で計約970万円を受け取っていたことが分かった。太田知事側は「講演などへの謝礼で、問題ない」としているが、府の公共工事にかかわる業者も参加する会合に繰り返し出席し、毎回50万〜100万円を受け取っている。 関係者によると関企懇は03年4月、名簿会社の経営者と元副知事が呼びかけ人となり、関西の中堅中小企業の経営者ら約30人が集まって発足した。07年4月現在の会員32人のうち少なくとも10人は、府の公共工事入札参加資格業者か補助金受給法人の経営者で、公共工事を頻繁に受注する業者も含まれる。発足当時からの会員は「太田知事と交流し、金銭的にも知事を援助しようと誘われて入会した」と話す。 活動は知事との飲食会のみで「講演会」と位置付け、知事に講師謝礼を支払ってきた。会合は03年4月の設立総会から07年9月までに11回あり、毎回、会員十数人〜二十数人が参加。会長と知事が冒頭で話し、飲食を共にする催しで、知事側に1回50万〜100万円の現金が手渡された。あらかじめ差し引かれた所得税を含めると総額約977万円になるという。 知事が資産公開で所得に毎年、計上している「講演料」の大部分は関企懇からだった。謝礼の財源は会員らの年会費で、03年と04年は1人24万円、05年以降は3万円。飲食会の経費も年会費から支出してきた。 関企懇の幹部の一人は「知事の応援団的な団体で、飲食会の目的は、知事と親睦(しんぼく)を深めることと知事にポケットマネーを提供することだった」と認めた。別の関係者も「知事に小遣いを渡すのが会の主目的」と話している。【岩崎日出雄、鮎川耕史】 ◇実質的には献金−−政治資金問題に詳しい岩井奉信・日本大教授(政治学)の話 知事が、府の公共工事にかかわる業者が集まる場所へ行って高額報酬をもらうのは政治倫理上あまりに不適切だ。50万〜100万円は高すぎる。実質的には抜け道を使った献金だ。毎日新聞 2007年11月7日 東京朝刊
この「関西企業経営懇談会」から太田知事への「講演料」名目の現金が、一種の政治献金であることは疑いがない。そしてここには大阪府の工事を受注する業者が含まれてることが問題である。これが不適切な関係でないと言えるだろうか。
オレは以前に大阪府の公立高校のエアコン設置費用がとてつもない高額になってることについて日記で指摘したことがある。どうやらかなり水増しされた請求で大阪府からぼったくったというのが真相らしい新聞報道を後で読み、オレの憶測が当たっていたことを知ったが。府民の税金はそうやって無駄遣いされ、特定業者を儲けさせることに使われてるのだ。大阪府民としてオレはかなり腹が立っている。こんな大きな問題を全く取り上げなかった議会の腰抜けどもにも腹が立ったが。
そうした不正の土壌はこのように知事が工事業者と懇親会を行い、謝礼の現金をもらっているという中で育まれてるのである。太田知事は次の知事選挙にも出るそうだが、こういうオイシイ利権もしっかりと維持したいというわけで、知事という商売は三日やるとやめられないのかも知れない。
さて、その太田知事にとっての小遣い稼ぎの場であった業者との懇親会の受け付けにはなんと休暇を取らせた府の職員がいたそうである。まったく公私混同も甚だしい。太田知事よ、府の職員はおまえの個人秘書か。ふざけるのもいいかげんにしろ。
太田大阪知事:「謝礼」受けた飲食会、府職員に受付させる 大阪府の太田房江知事(56)が、府の公共工事入札参加資格業者を含む中小企業の経営者らが組織する「関西企業経営懇談会」(関企懇)の飲食会に過去5年間に計11回参加し、「講師謝礼」名目で計約970万円を受け取っていた問題で、飲食会の受付や参加者への配布資料作成を府職員に担当させていたことが分かった。受付は、職員1、2人が年次有給休暇をとり、知事に毎回同行する山田信治・知事秘書(特別職)の指示で行っていたという。経営者団体主催の飲食会を公務員が上司の指示で手伝うのは異例で、指示した山田秘書や黙認した太田知事の「公私混同ぶり」が批判されそうだ。 関係者によると、関企懇は、会員30人のうち少なくとも10人は府の公共工事入札参加資格業者か補助金受給法人の経営者で、公共工事を頻繁に受注する業者も含まれる。 関企懇の活動は太田知事との飲食会のみで、03年4月の設立総会から07年9月までに大阪市内のホテルで計11回行い、知事に総額約977万円を「講師謝礼」名目で支払った。その際、飲食会の受付を1、2人の同府職員が担当することが度々あったという。 山田秘書は事実を認め、「知事から中小企業経営者に情報を発信し、逆に情報を収集するという利点もある会合なので、部下に年次有給休暇をとらせ、公務外で受付を手伝わせたことがある」と説明している。また、会合では飲食前に知事が10〜15分間、府政状況などについて話すのが慣例だったが、山田秘書によると、その際の府政の説明資料(1、2枚)も府企画室職員が作成してきたという。 政治資金の問題に詳しい岩井奉信・日本大教授(政治学)は「知事が、府の公共工事にかかわる業者らが主催する会合で高額報酬をもらうだけでも極めて不適切なのに、職員に受付までさせるのはもってのほかだ。会合が府にとっても有益だからと説明するのであれば、知事は謝礼を辞退すべきだ」と指摘する。 関企懇幹部を含む複数の参加者が「飲食会の主目的は知事にポケットマネーを提供することだった」と話しており、関係者は「知事側が受付に府職員を従事させたのは、知事への資金提供に対する謝意の表れではないだろうか。いずれにしろ、行政幹部が経営者団体の会合を部下の公務員に手伝わせることは公私混同であり、そのために有給休暇をつぶされた職員にとっては迷惑な話だ」と指摘している。【岩崎日出雄、鮎川耕史】
なんと50万や100万もらう講演が10分や15分だったとは。なんて高いギャラだ。ひどいじゃないか。大阪府の公共工事を受注する業者から集めた会費で太田知事へのその高額ギャラが支払われるという事は、税金を間接的にフトコロに入れてるのと同じことである。太田知事が受け取るそのゼニの出所は実は府民の税金であるという事がわかってるのか。
さて、こうして新聞記事を引用するだけではなく、オレがさる筋から知り得たとっておきの太田知事の秘密を暴露しておこう。まだこのことはどの報道機関もつかんでいないトップシークレットだ。大阪府はシャープの工場誘致に関して便宜を図り、150億とかの補助金を支出して新日鐵の工場跡地である堺浜に来てもらう事になった。実はその工場用地は一坪4万円というタダ同然の価格で、多くの申し込みがあって抽選になったのだが、後から割り込んできたシャープのために抽選で決まった企業は割り当ての土地を大幅に減らされてるのである。天下のシャープ様がやってくるのだ。てめえら中小企業は譲れよということだったのである。ひどい話である。
そこまでしてもらったシャープ、太田知事に個人的にお礼がしたいということだったのだろうか。11月2日13:30頃にシャープのアクオス・65インチが知事室に運び込まれたのである。こんなでかいものを運び込むのが府の職員の目につかないわけがない。そういうわけで多くの府職員が目撃し(その結果オレの所にも情報が届き)たのである。シャープがこれを大阪府に寄贈するという事ならば公共施設に置けばいい。そして堂々とマスコミに発表すればいいのである。ところが知事室に置いても恩恵を被るのは知事だけだ。つまりこれは大阪府への寄贈と言うよりは、太田知事への個人的なプレゼント(それを普通は賄賂と呼ぶ)みたいなものである。もしもこれがそうした性格のものではないというのなら、きちっと事実を報告すべきである。寄贈されたという事実すら全く報道されていないという時点でオレはこのアクオスを100%シャープからの賄賂だと認定する。
65インチか・・・そんなでかいテレビ、実はオレが欲しいのである。オレがこの暴言日記で「シャープの液晶テレビは世界一」と宣伝を書くからどうかオレに寄贈してくれ。オレの日記は1万人くらいの読者があるぜ。
11月12日の新聞で報道された記事では、太田知事はこの寄贈されたテレビを市民の誤解を招かないようにと共用スペースに移すことを発表したらしい。それでもなおかつ「知事室に運んでくれと頼んだわけではない」と言い訳をしている。実に見苦しい話である。まあ、オレの日記みたいな小さな批判記事がマスコミを動かして、結果としてテレビを府民のものにできたのだからよかったのかも知れない。
←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月07日(水) |
香川の虐待保育施設「モンドバンビーニ」 |
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小さな子供の相手はたいへんである。保育施設で働く人たちのストレスも大変なものだと思う。しかし、そのストレスを発散させる手段として子供を虐待するなんてことがあれば言語道断である。淡路病院では病院の職員の子供を預かる保育施設での虐待が隠しカメラで撮影されるということがあった。香川では施設長の虐待がバレで保育施設が閉鎖という処分を受けている。以下、アサヒコムから記事を引用する。
香川の保育施設に閉鎖命令 施設長が虐待繰り返す2007年11月06日22時09分 香川県は6日、同県宇多津町浜八番丁の認可外保育施設「モンドバンビーニ」で、経営者で施設長の男性(32)が6人の子どもに対し、掃除機で頭を吸引するなどの虐待を繰り返していたとして、児童福祉法に基づき施設閉鎖命令を出した。厚生労働省によると、認可外保育施設への閉鎖命令は、神奈川県(00年12月)でのケースに次いで全国で2例目という。 香川県子育て支援課によると、施設長は今年8月から11月にかけ、施設を利用している2歳男児の頭を掃除機で吸引したり、3歳男児の頭を本でたたいたりしたという。このほか、2歳男児に向かって積み木を投げつけた▽2歳女児が食事をこぼした際、頭をつかんで「自分で拾え」と言い、おしりをたたいた▽園内行事の記念撮影のとき撮影の妨げになった2歳男児を手で払い飛ばして転ばせた――といった例もあったという。いずれの子どももけがはなかった。 10月31日に職員らから宇多津町に通報があり、11月1〜5日に県が調査したところ、複数の職員や保護者らから虐待の証言が得られた。施設長は一部の行為を認めたうえで、「しつけや冗談、遊びでやったことで虐待ではない」と主張したが、県は職員や保護者らの証言が具体的で信用できるとして虐待と判断。「重大な事態を招く恐れがある」として閉鎖命令に踏み切った。 同施設は05年10月に施設長が開設。現在、0〜5歳の約30人が利用している。
オレは小さな子供が苦手だ。教師という職業柄人から「子供が好きなんでしょ」と的はずれな質問をされることがあるのだがそんなことは全然無い。小学生を教える事や幼稚園児の相手をする事などオレにはとうてい不可能だ。高校なら相手がもうかなり大人に近いから私みたいな子供嫌いでも教師が務まるのである。オレの本音を言うと、男子よりも女子がいいし、男子高校生よりも女子高校生が好きだし、女子高校生よりも大人の魅力を発散させている成人女性の方が好きだ。そんなこと男なら当たり前だと思う。もしも世の中に保育園じゃなくて美女園みたいなものがあって、そこの教員を募集しているということがあればオレは応募するかも知れない。もっともオレのような変なオッサンをそういうところが採用するなんてことはあり得ないと思うが。もっとイケメンのちゃらちゃらしたお兄ちゃんを雇うのだろう。
この香川の施設で起きた虐待だが、2歳や3歳の子に対するそうした体罰にはどんな効果があるのだろうか。もちろんやってる側は「しつけの範囲内」と主張するのだろう。オレは幼児教育が専門ではないのでわからないのだが、「頭を掃除機で吸引する」というくだりを読んで気分が悪くなった。それはただのいじめじゃないか。そんな行為のどこがしつけにあたるんだ。この虐待施設長はそうすることでどんなメリットがあると思っていたのだろうか。自分と比べて圧倒的に弱い立場の幼児に対して行われる暴行に弁護の余地は全くない。食事をこぼすなんて幼児なら当たり前のことじゃないか。幼児でなくてもこぼすことはある。オレもよくこぼす。焦って食べてるときに口元からこぼれたりする。締まりが悪いのである。
ただ。この施設が閉鎖に追い込まれたりすると、今そこで働いている職員はどうするのだろうか。他の保育園に代わらないといけない幼児はどうするのだろうか。そうして子ども預かってもらう先が決まったとしても、その仕組みや時間などが自分にとってピッタリのものが新たに見つかるだろうか。閉鎖するのは簡単だ。しかし、問題の本質を解明しないと全国でまた同様の事が起きるはず。児童虐待なんかをしそうな性格の人間をこういう施設の長にしたこと自体が問題なのである。
「2歳女児が食事をこぼした際、頭をつかんで『自分で拾え』と言い、おしりをたたいた」
このような記事を読むと暗澹たる気持ちになった。そんな小さな子どもになんてひどいことをするのかと。子どもがその時期に受けた恐怖が深層意識にしまい込まれて、大人になってから改めて外に向かうようになった時、なんだか怖ろしい事が起きそうな気がするのだ。
「高齢者福祉施設は儲かる」「無認可保育所は儲かる」と安易に考えて、そうした施設を金儲け中心で運営しようと次々と新規参入してくる中でこのような虐待事件はこれからも起きるだろう。「人を育てる」「人を介護する」という行為の中には金銭的なやりとりだけでは完結しない人と人とのつながりが生まれるのだ。その本質を理解しないくせにゼニだけはきっちりとどんな卑怯な方法を使ってでも儲けようとする外道どもがこうした業界に大挙してやってきたわけで、我々に出来る事はその施設がどんな理念でどんな人がどのように運営してるのかを懸命に調べる事しかできないのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月06日(火) |
偽装天国、ニッポンにようこそ |
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耐震偽装に始まった2007年はこのまま偽装の年で終わるのだろうか。マンションだけではなく不二家、白い恋人、赤福、比内鶏など食の分野にも偽装は蔓延していて、もはやどれがちゃんとした食べ物なのかわからないという混乱状況である。建材メーカーのニチアスの防火パネルに続き、またしても建材の性能偽装が発覚した。
東洋ゴム工業:断熱パネルの性能偽装 不正に大臣認定 国土交通省は5日、東洋ゴム工業(大阪市西区)が建材用断熱パネルの性能試験を偽り、不正に大臣認定を取得していたと発表した。試験を受ける際、燃えにくい素材などを混入して耐熱性を3倍に偽装していた。少なくとも店舗、工場など176物件に使用されており、さらに増える可能性があるという。いずれも建築基準法違反の疑いがあり、同省は同社が認定を受けた製品全6種類の大臣認定を取り消した。大手建材メーカー「ニチアス」(東京都港区)に続き、耐火材を巡る不正がまた発覚した。【高橋昌紀】 東洋ゴム工業の片岡善雄社長は同日夜、同省で記者会見し、不正が92年に始まり、開発部門の管理職らが隠ぺいしていたことを公表、謝罪した。 同省建築指導課と同社によると、問題とされたのは、不燃材や準不燃材で作られた断熱パネル3種類と、これらのパネルを材料にした耐火構造の外壁3種類。92年10月〜04年5月に民間性能評価機関「日本建築総合試験所」(大阪市)の試験を受け、大臣認定を受けた。 断熱パネルはウレタン系の素材を芯材とし、両面を鋼板で挟み込んでいる。同社は試験用サンプルで、芯材に燃焼を抑える水酸化アルミニウムの粉末などを混入。この結果、準不燃材の加熱試験では、本来4分間しか耐えられないのに10分間耐えたという。 同社に4月まであった営業本部の開発グループに属する歴代の技術、生産、販売の3部長が、不正を把握していた。ニチアスによる耐火材の性能偽装が発覚した10月30日の翌日、社内調査で明らかになったという。 東洋ゴム工業によると、不正な断熱パネルは約17万平方メートル分出荷。このうち、15万平方メートル分の176物件については販路が判明。内訳は▽店舗92件▽工場48件▽倉庫29件▽その他7件。「その他」には富山県高岡市立福岡中の厨房(ちゅうぼう)内壁(01年8月販売)と宮城県立利府高校の部室外壁(03年10月販売)の2教育施設が含まれている。残りの約2万平方メートル分は調査中。同社は約40億円かけて対象物件を改修する方針だ。 同省は不正を見逃していた「日本建築総合試験所」に原因究明と再発防止策を指示。都道府県には各物件の改修状況を確認するよう通知した。 同社は問い合わせ電話(0800・300・1456)を設置した。
こういうものはなぜバレるのだろうか。もしかしたらバレたというだけ良心的なのかも知れないとオレは思ってしまう。つまり世の中にはバレるまで徹底して隠すという人の方が多そうだからである。そしてこの偽装の問題点はマンションの耐震偽装と同じく、それが人命に関わる可能性があるからだ。萌えにくい・・・じゃなかった燃えにくい素材ということで安心して内装材や外壁の材料に使ってるのである。つまり、その性能によって安全を買っているのだ。ところがその性能というのが実は3倍に偽装されたものであったわけで、実際は火事に弱い危険なものだったということである。
そうやってコスト削減に成功して金儲けできたはずが、バレたときに撤去交換する費用の莫大さを思えば却って大きな損失になってるはずである。そして企業が失った信頼というのはゼニに換算する事が不可能だ。ニチアスも東洋ゴムも建材メーカーとしての信頼をこれで失ってしまったのである。
これで打ち止めではないだろう。まだまだ絶対に出てくるはずだ。オレはそんなふうに予想する。そしてこんなことが頻発するようなら、技術立国としての日本の国際的な評価を大きく落とすことになるだろう。我々はよく中国から輸入した製品に対してその杜撰な品質管理を問題視する。しかし、国内でこういう偽装が頻繁に発生してるのにそれを解決しないで他国の製品を評価する資格があるだろうか。そう考えると暗澹たる気分になるのである。映画「三丁目の夕日」で描かれるように昔の日本では当たり前だった「良い製品を作り出す」という心意気はどこに行ったのか。
もうこうなったら開き直って、今月は「偽装告白月間」ということにしたらどうか。今月中に告白して罪を認めれば罰を軽くするが、それ以降は厳罰に処すというふうにするのである。そうするとみんな一斉に告白するから目立たなくてすむのである。また通産省も一気に問題を解決できて都合がいいのである。なかなかすばらしい提案じゃないか。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月05日(月) |
小沢一郎、おまえはクビだ! |
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ブログランキングが4位に浮上しました。信じられない方はどうぞ緑のボタンを押してお確かめください。これも皆様の応援の投票のおかげです。深く感謝いたします。m(_ _)m 早くチワワのブログを追い越して3位に浮上し、ゆくゆくは悲願の一位を奪取したいと思っています。日本一の暴言ブログを目指す江草乗の読者数の拡大にどうかご協力をお願いします。応援プロジェクトをまだごらんになってない方はぜひお読みになってください。よろしくお願いします。
もしも小沢一郎が自民党に残っていればおそらく橋本龍太郎の次くらいに総理大臣になっていたような気がする。彼が離党したときに「これで自民党のもっともダーティーな部分が抜けたのでよかった」と陰口を叩いた議員もいたという。かつての田中派、そして竹下派の中枢にいた彼が自民党のもっとも自民党的な部分を体現しているという評価ははずれてはいないだろう。経団連を説き伏せて選挙資金300億円を調達した豪腕ぶりなどを思えば、小沢一郎こそが政治家と企業のゼニにまみれたズブズブの関係の象徴なのであり、国民が望むような政治倫理などとはほど遠い存在である。
難航する政局を打開するために行われた福田・小沢の党首会談でどんな密約があったのかわからない。ただ、小沢一郎が大連立構想を持ち帰ったというあたりから想像できることは、福田はかなりおいしいエサを小沢に撒いたということである。オレの憶測だが、もしかしたら福田は小沢に対して、復党すれば自民党総裁に祭り上げてもらって総理大臣となれるということを持ちかけたのではないか。小沢が民主を脱退して自民党に復党するときには子分を30人くらい連れていくだろうからそれで参議院の過半数奪回も可能かも知れない。せっかく民主党が獲得した議席が一部の議員の裏切りによって失われるのである。そして民主党に投票したという有権者の意志も無視されるのである。しかし、そんなことを小沢一郎がいちいち気にするようなタマだろうか。
しかし、この大連立構想に当然のことながら民主党役員会は反対した。そんなこと当たり前だ。そうなることがわかっていてなぜ持ち帰ったのか。なぜ党首会談という場ではっきりと断れなかったのか。それはすでにここまでのシナリオも予定通りだからである。「連立構想」→「持ち帰ったけど否決」→「小沢の責任追求」→「離党」→「自民党に復党」→「総理大臣」という流れになるような気がしてならない。以下、アサヒコムの記事を引用しておく。
小沢民主代表が辞意表明 大連立協議巡り「けじめ」2007年11月04日20時25分 民主党の小沢代表は4日、福田首相との党首会談をめぐる「政治的混乱にけじめをつける」として、鳩山由紀夫幹事長に代表の辞職願を提出した。小沢氏はその後、緊急会見を開き、2日の党首会談後の役員会で連立政権に向けた政策協議入りを全員一致で拒否されたことは「不信任を受けたに等しい」と説明した。小沢氏の突然の辞意表明で、同党の混迷は必至だ。小沢氏は会見で離党は否定したが、小沢氏が安保政策での一致などを理由に与党との連携を目指すのではないかとの見方もあり、政局は政界再編含みの展開になりそうだ。 小沢氏は会見で、首相の提案を受け、「政策協議を始めるべきではないか」と役員会に提案したことを明らかにした。その理由について、首相が(1)「自衛隊の海外派遣は国連決議で認められた活動に限る」とする小沢氏の持論を受け入れた(2)連立政権が成立すれば補給支援特措法案の成立にはこだわらない――と確約したことをあげ、「我が国の無原則な安保政策を根本から転換するもので、それだけでも政策協議を開始するに値すると判断した」と語った。 小沢氏はまた、政策協議入りのメリットとして、年金改革や子育て支援、農業再生など、参院選で公約した政策の実現が可能になると指摘。さらに、民主党の現状を「様々な面で力量が不足しており、政権担当能力に対する疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は厳しい情勢だ」と分析したうえで、「あえて政権の一翼を担い、政権運営の実績を示すことが、民主党政権を実現する近道だ」と強調した。 小沢氏は辞任を決断したのは3日だと説明。「多くの議員、党員を指導する代表として、また党首会談で誠実に対応して下さった福田総理に対し、けじめをつける必要があると判断した」と語った。 今後の政治活動については「ゆっくり考える」とし、民主党を離党する可能性については「離党などということは今言っていない」と否定した。
小沢が新生党を結党して自民党を離党してからの離合集散を繰り返したその政治家としての行動を思えば、ここで民主から自民に鞍替えしてもオレにはさほど違和感はない。むしろ「やっぱりなあ」と言う気持ちなのである。自民党はかつて首班指名で村山富市を支持したことがある。自民党議員から見れば、村山に比べればまだ小沢一郎の方がかなりマシである。少なくとも自分たちが投票する相手としてさほど違和感は感じないはずだ。
離合集散を常としてきた小沢と、政権政党を維持するためならなんでもありの福田の利害が一致するのは明らかである。オレは今回の党首会談でなんらかの密約が存在したことを確信してるし、小沢にとって連立構想は「まんざらでもない」話なのである。ところが「政権をとるためならなんでもあり」の考えは、民主党役員会ではあっさり否決された。それもまた然りである。民主党の中で小沢だけが異質なのであり、小沢の「なんでもあり」的な発想は菅直人なんかにはとうてい受け入れられないだろう。「国民は我々を選挙で支持してくれた」「その国民を裏切るわけにはいかない」という政治理念の部分で譲れないからだ。両者が相容れないのも当然であり、民主党の役員会は全員一致で小沢の提案を否決しないと今度は自分たちの結束が乱れたということでつけこまれてしまう。
民主党の議員の中には自民党に鞍替えしてもいいと思ってるものがかなりいそうな気がする。今回の大連立の提案はそうした勢力に対する揺さぶりの意味も含んでいる。つまり、民主党にいる限りいつまでも野党だが、今民主を裏切ってこっちにくれば大臣のポストもいつかもらえる政権与党となれるし、利権もゼニもこっちにはうなるほどあるという誘惑である。
さて、小沢一郎の民主党代表辞意表明に対して、民主党内部ではなんとか慰留したいう動きである。オレから言わせればそれもただの茶番だ。なぜはっきりと小沢を「裏切り者」呼ばわりして切らないのか。もしも小沢を切れば党を割って出られてたちまち参院過半数の勢力を失うから切るに切れないという状況なのか。そうなるとやはり小沢に主導権を握られてるのと同じなのである。
まあオレから言わせてもらうならこの一言「小沢一郎、オレはおまえを見損なったよ。しょせんその程度のタマだったんだな。そこで福田の提案を一蹴する気概があれば次の総選挙で民主は圧勝できたかも知れないんだ。そしておまえは堂々と総理の座に着くことができたんだ。おまえもひとかどの男ならその戦いをして欲しかったぜ。所詮おまえも欲に目がくらんだただのオッサンだったのかよ。」ということだ。有権者の「信」を失った時点で政治家としての命運は尽きる。民主党代表辞任と同時にさっさと政界も引退しやがれ。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月04日(日) |
政界再編、なんでもどんどんやってくれ! |
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福田首相が小沢民主党代表に連立政権を提案し、小沢が民主党に持ち帰ると案の定強い反対を受けたということが起きた。なんだか政界の雲行きが怪しくなってきたようである。これは何か大きな動きがあるのではないか。オレはもしかしたら自民党による民主党議員の引き抜きが起きるかも知れないと思っている。またその逆もまたありだ。こうして政界は仁義なき戦いへと突入するのである。自民党というのは本当に何でもありの政党で、政権維持のためなら共産党とでも連立しかねない無節操な集団だとオレは思っている。そういう意味では元自民党の中枢だった小沢に対して、福田が連立を申し入れるのは至極当たり前のことである。オレのようなただの野次馬であり暴言野郎であるオッサンはそういう動きをただ楽しく眺めるだけだ。
当選した後の議員が所属政党を変更する事は許されるのだろうか。その昔、末広まき子という参議院議員は愛知万博に反対して1995年7月に無所属で当選したのに、1997年12月に自民党に入党して万博賛成派に寝返ったということがあった。万博予定地の「海上の森」には万博反対派によって買い取られた木があり、末広もその一本を買い自分の名札を付けていたわけだが、自民党に入党すると当然その名札を取り外したのである。その木に代わりに「末広まき子が名札をはずした木(別名無節操の木)」という名札がつけられたという。末広まき子の場合は「政党助成金目当て」ということも言われているが、無節操であることは誰もが認める事実だろう。(議員を引退した末広まき子は、今はてんむす屋の社長らしいが)
民主党の中で自民党が欲しがる人材はいったい誰だろうか。もちろん引き抜かれるなんてことになれば自分に投票してくれた有権者を裏切るのと同じことであり、自分の政治家としての価値を貶めるようなそんな誘いには応じないと見るのが普通だろう。じゃあ自民党議員の中で、沈みかけたタイタニックから脱出しようとして民主党への鞍替えを希望する議員が出ればどうだろうか。オレはそういう展開も絶対にないとは言えないと思ってるのである。舛添要一なんかを民主は引き抜きたいと思ってるのじゃないかな。
極端な話、小沢一郎が党代表を辞任して旧自由党のメンバーと自分と親しい民主議員を引き連れて新しい政党を作った上で自民と連立するというシナリオも絶対にないとは言えない。福田は自民党政権を守るためになんでも仕掛けてくるだろう。その昔、社会党の村山富市を首相にするという姑息なことまでやって政権奪回をやり遂げた自民党が、今の状況で何かとんでもない政界再編劇を起こす事が100%ないとは言えないのである。
考えたらそんな引き抜きとかを裏でやるからいけないのである。ここは堂々と公明正大にやればどうだ。つまり政党間のトレードを可能にするのである。自民党から見て民主党に欲しい人材がいれば、自民党の議員を一人交換要員として出して人身御供にするのである。その交渉の一部始終は国民に公開されるとすればどうだ。交換トレードだけでなく金銭トレードなども取り入れれば面白いぜ。
他にもスキャンダルの発覚しそうな議員をわざとライバル政党に移籍させてやる爆弾トレードとか、相手方の秘密を聞き出すためにスパイ議員を送り込むための偽装トレードとかも面白い。そういった裏工作をどんどんやって、国民に「政治とはこんな卑怯なものである」という事実をしっかりと教えてやればいいのである。オレはそれを強く期待する。
もしもこの大連立が実現すれば、公明党は政権から放り出され、圧倒的多数の与党と、社民、公明、共産という小選挙区ではまず勝てない弱小野党という構図になってしまい、そうなると後は多数派のやりたい放題になるのである。平成の大政翼賛会が実現してしまうのだ。そうなるとオレは激しく脱力してしまうのだが、今の政治状況はとにかく何が起きるかわからないのである。まあオレはただの野次馬であり暴言コラムニストだ。面白かったらそれでいいというふざけた気分で、政界再編につながるかも知れない政治状況を見守っていたい。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月03日(土) |
小倉の空き巣親子、窃盗20件! |
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この世の中にはいろんな親がいる。わが子に万引きさせてそれで生活してるクソ親もいれば、高校生や中学生の娘に援助交際をさせてそのゼニを巻き上げる親もいるし、幼い子を虐待して死なせたり、タバコの火で根性焼きを入れたりする親もいる。そんな多くのクソ親たちと比べれば、この親子空き巣などはまだかわいい方なのかも知れない。
空き巣:「お父さんと20回やった」 小6息子使い、容疑者逮捕−−福岡県警 小学6年の長男(11)を使って空き巣をしたとして、福岡県警小倉南署は31日、北九州市小倉北区の土木作業員の男(37)を窃盗容疑で逮捕した。長男は29日に児童相談所に保護され、同署は1日に窃盗の非行事実を通告する。長男は「お父さんと一緒に20回くらいやった」などと話しており、父の余罪を追及する。 調べでは、父は28日午後0時半〜5時ごろ、同市小倉南区のマンション5階の通信販売業の男性(30)方に侵入、現金3万8500円と指輪やネックレス、ブレスレットなど31点(計68万8850円相当)を盗んだ疑い。長男は父の指示で玄関横の無施錠の窓から侵入、玄関ドアを開け、父を招き入れたという。 父の知人男性と長男が翌日、小倉北区の質屋に貴金属を持って訪れたのを別の事件捜査で来店中の署員が発見。28日の被害品とよく似ていたため長男を追及すると、事件への関与を認めた。今年小倉南区のマンションでは、無施錠の窓から忍び込んだとみられる空き巣が7、8件発生。うち1件で防犯カメラに少年の姿が映っており、関連を調べている。 父は31日「子供はどうなったか」と同署に電話。「心配なら出てきなさい」と出頭を求めて逮捕した。父の知人男性は「盗んだ物とは知らなかった」と話しているという。【太田誠一】毎日新聞 2007年11月1日 西部朝刊
身軽な子どもにベランダからの侵入役をやらせ、玄関のカギを開けさせて自分も侵入するというパターンで成功すると次々と同じパターンの犯行を繰り返していたのである。なかなかの泥棒親子だ。大人なら通れない小さな窓でも子どもなら忍び込めるのかも知れない。
それにしてもこの父親、息子が警察に保護されているのにすぐに出頭もせず、二日も経ってから「子供はどうなったか」と問い合わせるあたり実にマヌケだ。それに対して「心配なら出てきなさい」と出頭を促す小倉南署の対応もなんだかのんびりしている。言語道断な事件なんだが、父親の情けなさと子の無邪気さが対照的である。
「20回くらいやった」と無邪気に話す少年は、その回数の多さが自分の父にとってきわめて不利な状況であることを理解しているのだろうか。そのスリリングで実益が伴う遊びを自慢したかったのだろうか。盗んだ金額に関して親子でどのような分け前の取り決めがあったのだろうか。それもオレは気になるのである。もしかしたらこの「空き巣ごっこ」は、少年にとっては一つの遊びだったのかも知れないのだ。父と時間を共有できる至福の時だったのかも知れない。
現金には名前が書かれていないが、盗品は換金するときに必ずアシがつく。自分の盗んだ街で換金しようだなんてあまりにも安易だ。小倉南区で盗んだのを小倉北区の質屋に持っていけば安心だと思ったのだろうか。アシがつかないようにしようと思ったら大阪の質屋に売りに来るとか工夫しないといけない。そうした盗品情報がどの程度交流されてるのか警察内部の事に関してはわからないのだが、少なくともこの男の行動圏は質屋で盗品を知ってる警官に遭うような狭い閉鎖空間だったのである。
自分の父親がこんな情けない人間だった事を知った少年はどんなふうに思うだろうか。あるいは貧しさゆえにそういう稼業に手を染めないと生きていけないという事情だったのだろうか。生活保護の受給希望者が役所の窓口で門前払いされたり、保護を受けられなかった男性が餓死したりする北九州という街は、小学6年の子どもが大人顔負けの空き巣として一人前に稼いでる街だったのである。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月02日(金) |
金属泥棒を取り締まれ! |
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ガードレールを丸ごと盗んだり、半鐘を盗んだりマンホールのふたを盗んだり、門扉を盗んだり電線を盗んだりと最近の金属泥棒は本当にやりたい放題である。こういう連中を見つけたら一罰百戒、それこそ現場で射殺してもいいくらいだとオレは思っている。電線を盗もうとして感電死していれば「ざまあみろアホ!」と言いたくなるぜ。 ただこういうくだらないこそ泥にはちゃんと協力者がいるわけで、その協力者は貿易会社社長だったりするわけである。もちろんそいつは盗品である事を知っていて安く買いたたいては外国に高く輸出して不正な利益を得るわけだ。そのクソ野郎の名前を伏せているこのクソ記事をアサヒコムから引用する。何をかばってるのかわからないがどうして名前を出してさらし者にしないのだ。
盗難被害の半鐘を不正輸出、関税法違反で書類送検 茨城2007年11月01日19時32分 半鐘をスクラップと偽って税関に申告したとして、茨城県警は1日、同県内の貿易会社を関税法違反(虚偽申告)の疑いで水戸地検下妻支部に書類送検した。半鐘は今年5月に窃盗容疑などで逮捕された男らが盗んだもので、県警が流通経路などを調べている。 調べでは、この会社は昨年12月12日、銅製品の半鐘十数個(約235キロ)を「銅スクラップ」と偽って記入した輸出申告書を横浜税関に提出し、中国の会社に輸出していた疑い。 貿易会社の社長(48)は半鐘について「盗まれたものとは知らなかった」と話しているという。 県警は半鐘は窃盗グループが、同県内の金属回収業者に持ち込み、その後貿易会社に転売されたとみている。
この貿易会社が他の盗品の金属の輸出にも関わってる事はおそらく間違いないだろう。そして、実行犯たちにとってはこういう買い手サマが存在してくれないといくら盗んでも話にならないわけである。つまり、金属盗という犯罪に置いては実行犯と輸出グループは一心同体、まとめて刑務所にぶちこんでやるしかない。
そしてオレは朝日新聞社に文句を言いたいのである。なぜこの記事にはその泥棒会社の社名や代表者名を記載しないのか。それを報道する事こそが社会正義である。中国に輸出するために日本人の財産を盗み、国家に損害を与えているこの連中の悪を世間に知らせるためにも、同様の泥棒グールプ企業にダメージを与えるためにも絶対にそれは必要な事である。そしてこの貿易会社社長からはその盗品を持ち込んだ金属回収業者(もちろんこいつらも泥棒の一味である事は間違いない)に関する情報もすべて語らせろ。窃盗から輸出に至るまでのルートを全容解明できれば、おそらくは日本中にある同様の組織を壊滅に追い込む事ができるはずである。
頻発するこれらの金属盗は我々の税金で作られた社会資本や共有財産を盗んでいるという時点で国民共通の敵である。単なるこそ泥ではなくて国家や地域に対する反逆である。それは社会に対するテロ行為なのだ。そうした行為を断じて許さないという態度を示すためには、そのルートに関係したすべての者を厳重に処罰し「盗品とは知らなかった」という逃げを絶対に許さないことである。「盗品だとわかっていてもゼニになるから買う」「盗品だから安く買い叩けて儲かる」などと考えている時点でその業者の罪は万死に値する。また、そうした盗品を扱う連中のせいでまっとうな金属回収業者もまた不利益を被るのである。収集に正しくコストを掛けたものまで不当に安く買い叩かれてしまう恐れがあるからだ。
「半鐘」なんて普通は売買されるものじゃない。ホームセンターでもたぶん売っていない。そんなものが大量にあれば「盗んだ」と考えるのが自然である。一刻も早くこの48歳社長をとことん締め上げて、犯罪組織の全容解明を急ぐべきである。盗品は売っても買っても罪だ。こんな連中はさっさと地上から撲滅してくれよ。 ←応援ありがとうございます。 m(_ _)m
2007年11月01日(木) |
オレは任天堂を称賛したい! |
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本日記の作成後に青空文庫のトップページにあるDS文学全集のバナーに気がつきました。その後でメールでいただいた情報として、いくつかの作品に於いて工作員活動(文章入力)をおこなったとのことでした。情報ありがとうございました。ただ、それらの活動は任天堂の莫大な利益からみればやはり鼻くそ程度のものであると認識しております。それに関連して日記内容を後で一部書き直しましたことを追記しておきます。
任天堂から発売されているDS用のソフトウェア、DS文学全集に使われている著作権の切れた文学作品のデータは青空文庫のものである。青空文庫自体は誰もが無料で閲覧でき、引用できるものであり、任天堂もまた同様の理由からそのデータを使用しているものと思われる。青空文庫のWEBサイトではこのように説明されている。
青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえています。
利用に対価を求めないから無料でそれを使い、多くの売り上げを上げた場合、「タダなんだから」とそのまま放置するのが、今や日本を代表する企業となった任天堂のやることだろうか。オレはそのケツの穴の小ささが許せないのである。このDS文学全集は定価2800円(アマゾンでは2496円)で販売されている。これを一枚売るごとに任天堂にどれほどの利益がもたらされるのはわからない。しかし、少なくとも元データは無料で青空文庫のものを使用しているのだ。少なくともその販売によって得た利益から経費を差し引いたすべてを青空文庫に寄付するのが日本を代表する企業であり、知的財産というものの価値を理解する企業にふさわしい行為ではないだろうか。オレはそれを強く感じるのである。それともあの設置されたバナーをクリックすれば莫大な広告収入が青空文庫側にもたらされるのだろうか。それならまだ少しは許せるのである。
青空文庫の台所事情は決して豊かではない。青空文庫平成18年度財務諸表によれば平成18年度の収入3189715円はそのほとんどが広告収入であり、寄付金はわずかに25000円である。こんなささやかな財源であの膨大な量のテキストを管理し、その運営はほとんどボランティアによって行われているのである。テキストの入力も膨大な数のボランティアによって支えられているのだ。その台所事情を理解するならば、青空文庫のデータを使用してソフトウェアを作成し、それを販売して利益を得ている任天堂はその利益から寄付を行うのが当然だとオレは思うのである。極端な話、そのソフトによって得た利益をすべて青空文庫に寄付して、この良質なサイトの運営のために全面協力するべきである。それが文化を大切にし、大企業の持つ社会的責務を果たすということなのだ。
オレはこのDS文学全集というソフトウェアが登場したとき、上記の事を考えて当初は任天堂を罵倒してしまった。しかし、任天堂がテキストの入力作業にも協力していたというこを知って、罵倒していたことが恥ずかしくなった。そうした事実を知らず、勝手な放言をしてしまったことをどうか任天堂の関係者のみなさま、お許しください。このDS文学全集、梅田のソフマップのDSゲームの売り上げランキング3位に入っている。任天堂様がこうして出してくださったことで、すぐれた日本文学が多くの方の目に触れる機会を得るわけで、このソフトウェアを通じて日本文学の価値に気付く方も大勢いるだろう。それを思うとこのようなまじめなソフトウェアを出してくださった任天堂をオレはかえって称賛しないといけない。これ1本で文庫本100冊分ということは、一冊あたり29円で読めてしまうという事なのだ。これはブックオフの1冊100円コーナーよりも安いのである。安価ですぐれたものを供給するということで日本文学のすばらしさを多くの方に伝えた任天堂の功績はまことに大きい。
今、著作権が50年から70年に延長されようとしている。もしもそんなことになれば、今青空文庫で読めている文学作品のかなりの部分が公開できなくなってしまう。オレはその動きに対して断固として反対したい。他にも青空文庫はさまざまな課題を抱えている。運営資金も決して潤沢であるとは言えない。任天堂の経常利益から見れば青空文庫の予算なんかはハナクソみたいなものである。任天堂がハナクソ程度の寄付をすればそれによって青空文庫はどれほど助かるだろうか。しかも寄付金は税金から控除されるので、寄付したからといって任天堂の腹はちっとも痛まないのである。任天堂様、どうか青空文庫を応援するために力を貸してください。
このDS文学全集に収録されている本の中にはオレがまだ読んでいないものもかなり含まれる。それがこんなに手軽に読めるのである。オレもまたこのDS文学全集を手に入れたくなった一人である。こんな便利なものがあれば、遠距離の電車通勤している方とかも退屈することがないだろう。いくらでもこうして本が読めるのだから。こんないいものがオレの学生時代にあったらどんなに嬉しかったことだろうかとオレは思うのである。
「本はDSで読む」
もしかしたら将来はこれが当たり前になって、紙の書籍はどんどん消滅していくのかも知れない。そうなるのは少し寂しい気もする。しかし、本にとって大切なのはどんな形であるかよりも、どれほど読まれるかということなのだ。その意味ではこのDS文学全集のおかげで過去のすぐれた文学作品が多くの方に読まれるようになることをオレは素直に喜びたい。そしてその機会を与えてくれた任天堂に讃辞を捧げたい。
当該日記の作成にあたり、任天堂が青空文庫に寄付すべきだという貴重なアイデアは江草が考えついた事ではなく、10月28日付け・JIROの独断的日記さんからいただきました。おかげさまでこの日記を完成させる事が出来ました。JIROさんにはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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