2005年09月30日(金) |
真の阪神ファンはこのオレだ! |
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9月29日、巨人に5−1で勝った阪神タイガースは2年ぶり9回目、2リーグ制では5回目となるリーグ優勝を決めた。長い歴史と伝統がありながらたった5回しかリーグ優勝していない、しかも日本シリーズで勝ったことは一度しかない弱小球団のファンを物心ついた頃から続けてきたオレにとって、この優勝はそれほど嬉しくなかった。「こんなに強いチームは阪神じゃない」そんな天の邪鬼の気分がオレの中にあったからかも知れない。
オレが小学校に通っていた6年間、セリーグの優勝チームはずっと巨人だった。阪神には江夏、村山というすばらしい投手がいたが巨人の優勝を阻止することはできなかった。弱いチームが強大な相手に必死で立ち向かう部分に、もしかしたら自分は愛着を覚えていたのかも知れない。関西の代表である阪神が、東京と戦う姿をそこに感じたのかも知れない。たとえ日本の首都は東京であっても、大阪が何か東京に勝てるモノをオレは見つけたかったのだ。その期待の一つが阪神タイガースだった。
そんな阪神に一瞬の輝きが訪れたのは1985年の優勝・日本一だった。バース、掛布、岡田、真弓が打ちまくり、オレは毎朝スポーツ新聞を買うのを楽しみにした。ところがバースが抜け、掛布が引退し、岡田の衰えと共にチーム成績は下降線をたどり、すぐにどん底の暗黒時代がやってきた。1992年だけは優勝争いに加わったが、後はたいてい最下位が定位置だったのである。そんな中でもオレはずっと阪神を応援し続けた。
野村監督が就任したとき、もしかしたらこれで阪神は大きく変わるかも・・・と期待した。しかし結果は最下位だった。ある女子アナは阪神のことを「野球が苦手な人が多いのじゃないですか?」と評した。オールスター前にはいつも首位から10ゲーム以上離され、早々と優勝の可能性はなくなっているのが常だった。今年新規参入した楽天は弱いことで評判になったが、毎年のように楽天みたいな成績を取り続けたのがあの暗黒時代の阪神だったのだ。やってくる外人はいつもハズレ。1位指名の選手はたいてい故障ですぐに退団、他球団から鳴り物入りでトレードされてくる選手は既に峠を過ぎて使い物にならず。毎年そんな繰り返しだったのである。
足の速い1番(赤星)、勝負強い4番(金本)、確実に走者を帰す5番(今岡)、かつて夢見たものがすべて実現したチームは毎年優勝争いができる常勝軍団となった。強い阪神の姿を当たり前と思ってる今のファンたちが、10年後20年後もファンであり続けてくれるのだろうか?ずっと阪神は今の強さを維持できるのだろうか。テレビに映る胴上げシーンを眺めながら、オレは阪神を去っていったかつての名選手たちを一人一人思い浮かべていたのだった。
2005年09月29日(木) |
村上ファンドよ、阪神をいったいどうするつもりだ? |
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阪神タイガースは9月28日も甲子園で巨人に快勝して5連勝、一方中日は敗れたために優勝へのマジックは1となった。長いペナントレースもやっと最終局面を迎えたのである。ここから優勝できないなんてことは絶対にあり得ない。もしもそんなことがあればオレはショックで発狂してしまうぜ。
さて、阪神タイガースの成績に連動して変化する阪神電鉄の株価もここに来て急上昇、9月1日には465円だったのが、9月9日には514円、9月21日には647円、そこから4営業日連続のストップ高で9月28日には1045円まで上昇したのである。わずか一ヶ月で2倍以上になったことになる。
「優勝したらあとは大きく下げる」と予想した個人投資家の中には、値上がりした阪神電鉄株を空売りしようとする者も多かった。空売りされた株数は9月26日には4000万株を超えた。安いときに買えなかったオレも最初は空売りするつもりだった。しかし、この上がり方は尋常ではない。ヘタに空売りしたらやられるのでは・・・とオレの相場勘は警告を発した。それでオレは空売りせずに見守っていたのである。ただ臆病で手が出なかったのである。
9月27日、村上ファンドの阪神電鉄株大量保有が突如明らかになった。27%をすでに取得して筆頭株主に躍り出たのである。ここまでの上昇相場を仕掛けていたのが誰だったかがついにわかったのだ。その日はもちろんストップ高、そして9月28日も値幅制限いっぱいの上昇で、空売りをした人は必死で買い戻そうとしたが売りが買いに比べて極端に少ない状況で買い戻せない。損失だけがどんどんふくらんでいくという悲劇を迎えることとなった。9月27日に発表された逆日歩(空売りしてる人が払わないといけない貸株料)は四日分で80円にもなった。1万株空売りしていればこの一日で80万円のマイナスである。
純粋に投資目的だという村上ファンドが、値上がりさせた阪神電鉄株を十分に利が乗った状態で売り抜けてくるのは間違いない。ただ、株価つり上げのためにその前にいくつかの提案をしてくるだろう。「配当を増やせ」「球団の株式を公開してジャスダックに上場しろ」「株主様には年間予約席を与えろ」など、阪神電鉄株の価値を高める前向きな提案を行うに違いない。
10月になれば250億円分の新株予約権付き転換社債が償還期限を迎えるために、一転して阪神電鉄株は大きく下げる可能性もある。しかし、村上ファンドが自分たちの買値よりも阪神電鉄株を値下がりさせるとは思えない。明日も明後日もストップ高に張り付かせて、空売りした個人投資家が死屍累々となって全滅してからとんでもない高値で売り抜けてくるのかも知れない。こんなことなら9月の始めに全財産で阪神電鉄を買っておけばよかったぜ。たった一ヶ月で資産を倍以上にできたのになあ。
オレがこの日記を書いた翌日、阪神電鉄株は一瞬だけだがストップ高(+200円)になったもののそこから大きく崩れて引けは930円(-115)という無惨な結果に終わった。胸騒ぎがして寄り付きで成り行き売りする注文を出していたおかげで逃げ切れたのだが、ヘタすると大損していたかも知れない。つくづくこういう値動きの派手な銘柄は怖ろしいぜ。
2005年09月28日(水) |
やいプーチン、おまえはクソだ |
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北方領土問題に関して、露助(ロスケ、オレが好んで使うロシア人を蔑視した言葉)の行った残虐行為を世界に訴え、領土の回復を求めた日本の首相がかつて一人でもいただろうか。コイズミよ、このプーチンの暴言をおまえは許すのか?北朝鮮の拉致問題を訴えるならば、多くの同胞がシベリアに拉致されて極寒の中での労働で殺されたことをおまえはいったいどう思ってるんだ。
ロシアのプーチン大統領は9月27日、テレビとラジオの生放送に出演し、国民から寄せられた質問に答えた。その回答の中でプーチンは北方領土問題について言及し、四島をロシアが領有している現状の正当性を強調する一方「両国が満足できる解決策を見つけたい」との意欲も表明した。おまえが占領の正当性を主張する限り、両国が満足できる解決策などあり得ないだろう。ふざけるのもいいかげんにしろ。
なぜ日本政府は北方領土がソ連軍に占領されたいきさつを世界に広く訴えないのか。千島列島の北東端にある占守(しゅむしゅ)島には、8月17日に突如ソ連軍部隊が強襲上陸を開始、島を守備していた第91師団との間で激しい戦いになった。日本軍は唯一の上陸可能地点である竹田浜に殺到したソ連軍部隊に砲撃を集中し、3000名以上の損害を与えたが、内地からの停戦命令に従って攻撃を停止、停戦交渉のために白旗を掲げた軍使を送った。ところがこの軍使をソ連軍は射殺し、武装解除に応じた日本兵は銃殺されたりシベリアに送られたりしたのである。
もしも内地からの停戦命令を聞かずにそのまま戦闘を継続すれば、ソ連軍の上陸部隊は壊滅していたはずである。この事実をいったいどれほどの日本人が知っているだろうか?サンフランシスコ講和条約で日本は北千島や樺太を放棄した。国後島や択捉島はその時に放棄した領土には含まれていないと解釈されていたし、ソ連側もそこには米軍が駐留していると当初は思っていたのである。ところが米軍が両島にいないことを知ると、火事場泥棒的に占領してしまったのである。ついでに明らかに北海道の一部である歯舞や色丹も占領してしまったのだ。
あれからもう60年も経ってしまった。60年間、日本の外務省やヘタレ政治家は何も発言しなかったのだ。プーチンはどうせ「それはソ連政府のやったことであり我々とは無関係」とほざくだろう。我々日本人にできることは、事実を広く世界に訴えることだ。昭和20年8月22日、ソ連軍の潜水艦が樺太から小樽に向かう引き揚げ船2隻に向けて魚雷を発射、1隻を砲撃してそのうち2隻を留萌沖で撃沈した。死者・行方不明者は推定1708人。この惨劇を我々日本人は忘れてはならない。この件に関して公式に抗議した日本の政治家は一人もいない。この件に関してオレは断じてロスケを許さない。戦争はとっくに終わっていたのに、日本に帰れるのを楽しみにしていたのに、どうして北の海で多くの命が失われたのか。三浦綾子の小説「天北原野」はこの悲劇について触れた数少ない作品の一つである。
2005年09月27日(火) |
オレに迷惑を掛けるバカを許すな! |
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大阪市営地下鉄御堂筋線あびこ駅のそばをオレは毎朝クルマで通過する。ところが週のうち二日ほどは必ずこの駅の直前で大渋滞が発生してるのである。渋滞はあびこから南へ長く伸びて、大和川に架かる橋の上にまで続いている。なぜ渋滞が発生するのか?その原因はいつも同じだ。あびこ駅直前の交差点の手前にあるコンビニ、「SHOP99」の真ん前に停車している保冷車のせいである。このじゃまなクルマを避けるために片側2車線がそこだけ一車線となり大渋滞が発生するのだ。
一度この渋滞に巻き込まれるとそこで15分くらいが無駄になってしまうのである。朝の15分はきわめて貴重な時間である。オレは毎朝7:00〜7:10くらいに地下鉄北花田駅のそばにあるジャスコのそばを通過する。やがて道路は緩やかな坂を登って大和川に架かった橋を渡る。そこで前方の道路がぎっしりとクルマで埋まっていたなら万事休すである。保冷車の止まってる交差点まで約15分、信号の回数にして5回分ほど待たされるのだ。こんなことが近頃は週に二回くらいの頻度で起きるのである。
この保冷車、積み卸しにそんなに時間が掛かるわけではない。というのはオレが脇を通過するとき、ドライバーが乗っていないことが多いのだ。つまり、コンビニに納品したついでにそのままクルマを駐めたままで運転手はどこかでのんびりと時間をつぶしてるのである。喫茶店でモーニングでも喰ってるのだろうか。その間、道路では大渋滞が発生してるのである。こんな迷惑な運転手は真っ裸にひんむいてクルマの前に張り付けにすればいいとオレは過激なことを思う。この傍若無人な馬鹿のせいで迷惑を蒙ってるマイカー通勤の人たちの人数×時間を合計すれば、その損害金額はかなりのものになるだろう。おそらく他のドライバーも「あんなヤツぶっ殺せ」とオレ以上に過激なことを思ってるはずだ。
警察の駐車違反取り締まりはたいてい、どうでもいい場所しか取り締まらない。住宅街や裏通りで特にじゃまになっていないクルマばかり狙うのである。オレがきちっと取り締まって欲しいのは、通勤ラッシュの時間帯に交通量の多い場所をふさぐように駐めてあるクルマや、迷惑な場所で時間調整しているトラックなのである。長居公園の東側にある南北の通りも、朝はよくトレーラーや大型トラックが駐まっていて、中でドライバーが寝ている。一車線がふさがれた道路ではいつも渋滞が発生している。自分の貴重な時間を奪われて、怒りのあまり携帯から110番通報したことがオレは何度もある。こんな馬鹿にはただの駐車違反ではなく、交通妨害罪というのを新設して、罰金100万円や懲役刑の導入をオレは希望するのである。事故を起こして渋滞を発生させるヤツらにもこの罰をぜひ適用して欲しいのである。
2005年09月26日(月) |
クルマを盗んだ小学生の話 |
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無免許の母親に頼まれて無免許でクルマを乗り回していた中学生がいたという事件が先日北海道であったが、今度はなんと小学生がクルマを乗り回すという事件が滋賀県で起きたのである。無免許運転の低年齢化がどんどん進んでいるのである。次は幼稚園児、その次は赤ちゃんということになるのだろうか。
9月25日午後4時15分ごろ、滋賀県草津市内で「子どもが車を運転している」という110番通報があり、急行した草津署員が同市新浜町の県道を走っているのを発見。拡声機で停車するように命じ、運転席から助手席に移ろうとしていた小学5年男児(10歳)を補導した。男児はこの車を前日の9月24日夕方に約32キロ離れた同県彦根市内で盗んだことを認めており、24日から何も食べていない様子で、「家出しようと思った」「自転車で家出しようとしたが風が強く、しんどいと思って車を盗んだ」などと話しているという。
なぜこの10歳児がクルマの運転をできたかだが、自宅にあった軽自動車を運転したことがあるらしい。それが事実だとすればこの子供は日常的に無免許運転をしていたということになる。身長130センチの10歳児がちゃんとした運転姿勢をとれるのかが不思議なのだが、とにかくこの子供は盗んでから一日近くの間を無事故で運転していたのである。オレはこの子供が暴走しまくって多くの人を轢いたりあちこちでぶつけてモノを壊しまくったのではないことに安堵している。少なくとも「他のクルマにぶつからないよう安全運転しよう」という意志を持っていたことは確かだからだ。もっとも無免許がバレないようにそうしたのかも知れないが。
ただ、家出をするにはあまりにも準備不足だ。ゼニを持たず、どこに隠れるかも考えず、行き当たりばったりでクルマを盗んでいることから考えて、「家出」の方が後から出てきた言い訳に思える。つまり、たまたま家の近所でキーが付いたままのクルマを発見。それを「乗り回したい」という好奇心から盗みそのまま逃亡、夜になっても家に帰らずにクルマの中で仮眠して、あちこち適当に走ってるうちに道が分からなくなって家に帰れなくなったといいうのが真相じゃないのか。
ただその盗まれたクルマ、左のサイドミラーが破損していたらしい。やっぱりそこはまだ運転に慣れていない分、車幅の感覚が身に付いていないのだから仕方がない。その程度で済んだのはやはり「不幸中の幸い」だぜ。
2005年09月25日(日) |
日本一迷惑な大阪のオバハン |
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おかげさまで Yahoo! JAPAN のユーモア・お笑いのジャンルに私のWEBサイトがカテゴリ登録されました。これもいつもお読みになってくださったみなさまのおかげです。ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。今後もしっかり精進して暴言をぶちまけようと思っております。
オレは大阪に住むから大阪の悪口はあまり言いたくないのだが、「大阪のオバハン」という言葉は「自己中心的思考」「傍若無人な行動」の代名詞として日本中の人に知れ渡っている。事実オレはそういうオバハンに実生活でよく遭遇してることも事実だ。最近はオバハンだけではなく、子供にもそういうヤツが増えている。全く困ったことである。
大阪のオバハンを有名にしたのはやはりあの迷惑駐車のCMである。何か注意されると「なんで自分だけ言われなあかんねん。みんなやってるやん」と開き直る。つまり、大阪のオバハンの思考回路というのは、「みんながしてること=やってもいいこと」である。みんな迷惑駐車してるから自分もしてもいいのである。馬鹿だから善悪の基準を自分の中に持ち合わせてないのである。
大阪府警は9月23日、迷惑駐車を郵便局員にとがめられたと思いこみ、腹いせに息子らにパチンコ型のゴム銃で郵便局のガラスを割らせたとして、堺市の無職の女(43歳)を器物損壊の疑いで逮捕した。実行役として塗装工の長男(16歳)と長女の友人で中学3年の少年(14歳)も同容疑で逮捕した。母親は「やったれとは言ったが、(郵便局を)狙えとは言っていない」と供述しているらしい。その言い訳のパターン、まさに大阪のオバハンである。
悪びれることもなく開き直っている母親と違って、実行犯である少年二人は大筋で犯行を認めている。この43歳のオバハンは9月16日昼に自宅と郵便局の間の路上に駐車していた車に迷惑駐車を注意する張り紙をされたことに腹を立て、その張り紙が郵便局員によってされたと思いこんだという。張り紙くらいでなぜそんなに怒るんだ。ボコボコに破壊されたのなら少し怒ってもいいが、迷惑駐車という不法行為を先に自分がしてるのになぜだ。もしかしておまえは日本中の公道が自分の車庫だと思ってるのか。
このオバハンの命令で二人のバカガキは9月19日午後7時前後に、府営住宅7階の自宅ベランダから向かいの郵便局へ「スリングショット」と呼ばれるゴム銃でビー玉を数回撃たせ、出入り口の自動ドアや局内のついたてのガラスを割ったという。もしも中に人がいてけが人が出たらどうするんだ。そのビー玉が人間を直撃したらどうなるんだ。全く救いようのないオバハンである。そして、そんなオバハンの元ではそんなクソガキが育つ。これもまた当然の結果である。とにかくこの迷惑なオバハンがオレの隣人でなくてほっとしてるんだぜ。こんな馬鹿が隣に住んでいたらきっと毎日が憂鬱だぜ。
2005年09月24日(土) |
ぼくたち、万引きサッカー部です |
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兵庫県尼崎市の市立尼崎高校のサッカー部員が5〜7月にかけ、集団でスポーツ用品の万引きを繰り返し、部員同士で売り買いするなどしていた疑いが浮かび、学校が調査していることが9月22日わかった。学校の聞き取り調査に対して引退した3年生と現部員の計53人のうち20人あまりが関与を認めたという。学校はこの20人あまりを含んだ合計30人以上を9月17日から自宅待機としている。
関与した可能性があるメンバーは部員の半数を超えてるわけで、ほぼ全員が仲間の行動を知っていたに違いないし、部内の会話もサッカーのことよりもどの店が盗みやすいかなどの万引き情報に終始していたのかも知れない。これだけみんながやってる状態だと善悪の感覚は完全にマヒしていただろう。窃盗仲間と言うことで妙な連帯感は生まれていたかも知れないが。
学校側の説明では、主に休日の練習や試合の後で2〜8人連れで神戸市や伊丹市のスポーツ用品店に行き、アンダーシャツやスパイク、バッグなどのサッカー用品を盗んでいたという。周到に見張り役も置いた本格的な窃盗団だったわけだ。盗品は自分が使う以外に激安価格で部員間売買していたようだ。この不祥事は学校あての匿名の電話で発覚したのだが、オレの推測ではその電話をしたのはその高校のサッカー部員か周辺人物のような気がする。試合に出してもらえない恨みや、ちょっとした諍いから「あいつらのことチクってやれ!」となったのだろうか。正義感というよりはもっと陰湿な感情から仲間を売ったような気がするのだ。
この窃盗団、いやサッカー部員に対する処分だが、学校ではしばらく自宅待機させた後に反省文を書かせて学校に復帰させるという。なんだか甘すぎて笑ってしまう。そんな紙っぺら一枚でこの罪が消えるのか?どうせ中味は「軽い気持ちで盗っちゃったんです。チョー反省しています。もう二度としないぴょーん」程度なんだろう。オレが商店主なら盗んだ金額の10倍くらいの迷惑料を親に払わせるぜ。1万円万引きしたら10万円分だ。いっそこのルールを明文化して日本中で適用してくれ。刑法改正で窃盗などの犯罪に懲役刑ではなくて罰金刑を導入するということだから、被害金額の10倍と明文化すればいい。払わなかったら少年院送りだ。遊び感覚で万引きという名の窃盗を繰り返し、商店に多大な金銭的被害を与えた馬鹿どもはそれ相応の罰を受けてこそ自分の犯した罪の重さを認識できるのである。
賠償金を払えずに親が破産するのならそれもまた結構だ。そんな馬鹿を育てた親にも十分に責任があるとオレは思うからである。そんなヤツらは親子で苦労させるのが一番いい。万引きをした馬鹿は必ず親子共々迷惑を掛けた店に赴かせて、損害金額を賠償した上で店内で土下座して詫びさせ、一ヶ月は店の前の掃除をさせるとかさせるべきだ。犯罪防止にはこのように実効性のある罰を科すのが一番だろう。
2005年09月23日(金) |
秋にもゴールデンウイークがくるのだ |
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秋にもゴールデンウイークがやってくる・・・といっても4年後のお話なのだが、祝日法という法律の中には「祝日と祝日に挟まれた日は休日とする」という休日オセロルールが存在する。これは5月4日を休日にするために無理やり作られた規定だったのである。
ところが、ハッピーマンデーによって祝日が固定されなくなった。敬老の日は9月15日、体育の日は10月10日と長いことオレたちは刷り込まれていたわけだが、今年は9月19日が敬老の日、そして9月23日が秋分の日となっていて二つの祝日の谷間にはわずか3日しかないのだ。この谷間がもしも1日になれば、休日オセロルールによって間の平日が休日になってしまう。それが実現するのが4年後、2009年9月なのである。
そのカラクリを説明するとこういうことだ。まず9月19日・20日が土曜日と日曜日である。ハッピーマンデーでこの年の敬老の日は21日ということになる。23日には秋分の日がある。ということは間にある1日の平日である22日が自動的にオセロ休日にされてしまうのだ。土日月火水という5連休が成立するのである。残された木金をずる休みすれば9連休だ。これはもう第二のゴールデンウイークと呼ぶしかない。この5連休は2050年までにさらに6回出現するという。
この秋の大型連休を狙って、旅行会社はいろんな商品を企画してくるだろう。まだ残暑が残る季節で、しかも台風の可能性もあるので予約しても飛行機が飛ばないとか旅館が被災して行けないというトラブルも起きるかも知れないが。このオセロルール、いっそのこと中1日なんてケチなことを言わず、中2日ならその2日間を休みにするというふうに拡大してくれないかなあ。そうすると、秋のゴールデンウイーク発生の頻度はさらに高まるからだ。
日頃仕事の疲れがなかなかとれないオレは、休日はたいてい昼前までのんびり寝ている。睡眠不足なのでそういう時に寝だめするのである。昼間も寝ていることもある。トータルすると一日で18時間くらい寝ていたりする。せっかく連休が増えても、オレはそのほとんどを寝て過ごしそうであまり意味がないのだが、世の中にはオレのようなぐうたらな人間ばかりではなくて、その休日にびっしりと遊びのスケジュールを入れて分刻みで予定をこなす勤勉(?)な方も大勢いるはずだ。遊びも一生懸命に疲れるくらいにやるのが日本人の美徳である。みんながしっかり遊んでこそ景気は良くなるのである。秋の連休、4年先だが今からかなり楽しみである。
2005年09月22日(木) |
目指せ甲子園、まっぱだかで走れ! |
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高校野球の世界にはいろんな練習方法がある。勝つためにはさまざまな工夫も必要だ。中にはかなりぶっ飛んだ奇抜な練習があるかも知れないが、それなりに理由があるのだ。
平成15年に創立80周年を迎えた伝統校、私立おかやま山陽高校野球部には「全裸ランニング」という秘密練習があったのである。ここ数年で少なくともその秘密練習は2回行われていたという。オレはまっぱだかの男たちがグラウンドを走るシーンを想像してつまらない心配をしてしまった。「ハダカで走ったらアレがじゃまじゃないのか?」アレというのはもちろんアレである。男性の股間にぶら下がるあの竿と玉である。それがどれほどじゃまなのか、全裸で走ったことのないオレにはわからないのだが、高速で走れば太ももに激しく玉や竿が激突して痛いような気もするのである。その痛みに耐えて走ることと、激突しないようにかわすバランス感覚を磨くことがこの練習の意義なのだろうか。それとも監督が男の裸が乱舞する光景を見たかったという趣味の事情だったのだろうか。そのあたり、ご本人を知らないからなんとも言えない。
さて、この全裸ランニング、男子校ならさほど驚かない。男ばかりならハメをはずして真夜中のプールを真っ裸で泳ぐくらいのことはやりそうである。しかし、おかやま山陽高校は男女共学である。ということはグランドを走るまっぱだかの男たちを女子生徒は目撃したかも知れないのである。どれほどの衝撃を受けただろうか。その瞬間の記憶がトラウマになって一生彼女たちは男性恐怖症に陥るかも知れないのである。まっぱだかでランニングという行為にはそれほどのインパクトがあるのだ。
さて、この秘密練習に関して岡山県高野連は事実確認、つまり「まっぱだかで走らせたのは本当か?」ということと、報告書の提出を求めてるという。この秘密練習を野球部員にやらせた監督は、今年の6月に部員の喫煙などの不祥事を県高野連に報告しなかったとして監督を辞任。8月中旬には下級生に寮の掃除をさせた3年生数人を殴ったことから、9月1日付で依願退職している。沖縄県の無名の県立高校を甲子園出場に導いた手腕を買われて2002年7月におかやま山陽高校の監督に就任したわけだが、そのまっぱだかランニング、もしかして沖縄でもやっていたのだろうか。オレはそれが気になるのである。
もしもまっぱだかで走れば必ず甲子園に行けるのなら、日本中の高校球児が全裸で走り出すのである。もしも部員たちが赤フン一枚身につけていればこの件はお咎めなしだったのだろうか。ブリーフ一丁で走らせるのもかなり間抜けである。どこまで着ていればOKなんだろうか。
2005年09月21日(水) |
今日からあなたもコテコテの関西人! |
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関西弁にはいろんな特徴がある。その特徴の中のどれか一つだけでもマスターすれば、たちまち関西弁が上手くなる。今日はその中でもとっておきのルールをひとつ説明しよう。それは関西弁における「一音節名詞長音化」の原則である。一音節名詞というのは「手」「目」「歯」「毛」「木」などである。これらを標準語で発音すると「て」「め」「は」「け」「き」なのだが、関西弁では「てぇ」「めぇ」「はぁ」「けぇ」「きぃ」となるのだ。
もう少し長文で説明するとこうだ。標準語で
「ぼく、手から血が出ちゃった。」
(ぼく、てからちがでちゃった)
と語るのを関西弁ふうに言うと
「わい、手から血でたんや」
(わい、てぇからちぃでたんや)
となってしまうのである。漢字混じりの文章に書けばこの差はほとんど感じられないのだが、発音すると全然違うのである。直接この江草がコテコテの関西風味で発音するのを聞けばおそらく両者の劇的な相違に気が付くだろう。
もしもあなたが恐喝などを主たる生業にしていて、相手に恐怖感を与えるために敢えて関西弁をマスターしたいと思うなら、最初に身につけるべきはここであげた原則である。恐喝によく使われることばを例に使って説明してみよう。標準語ではこんなふうに因縁をつけるらしい。
「きみ、どうしてぼくにガン付けてくるんだい?」
関西人にとっては噴飯ものの言い方だが、もしかしたら相手が笑って戦闘能力をなくす効果を狙ってるのかも知れない。関西ではこうだ。
「ワレ、いまメンチ切ったやろ?」
ここで最初に使う「ワレ」という語は、平板な読み方をしないでアクセントを前に置いてしまうと「おまえ」という意味にならずに「我」という自己の意味になってしまうからむずかしい。昔、ミス花子という人が歌った「河内のオッサンの唄」というレコードにはこの「ワレ」という語がたくさん出てくるので、どうしても発音がわからない人は当該レコードを入手して聴いてみるといい。
さて、因縁のつけ方の続きだ。
「どこに目(めぇ)つけとるんじゃボケ。しまいに血(ちぃ)見るどアホンダラ」
ここで、「めぇ」「ちぃ」と発音できずに「め」「ち」と発音してしまうともうダメである。全然怖くないのである。すぐに相手から舐められてしまうのである。そんな似非関西人などちっとも怖くないのである。
「舐めとるんはおまえじゃボケ。ドタマかち割ったろか。ケツの穴に手(てぇ)突っ込んで裏返しにしたろか……」
そんなこと本当にできるのか?
2005年09月20日(火) |
正義の市民を強盗扱いするな! |
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連休のど真ん中、9月18日の午前4時半頃のことである。大阪府豊中市上津島の路上で、高校生の運転する数台の原付バイクが蛇行運転や徐行運転で後続車の進路を妨害していた。全く迷惑な話である。こういうクソガキどもはその場で射殺してもよいというのがオレの持論だ。どうせ暴走するのならその暴走に命を賭けて、阪奈道路の下りでタイムトライアルをするなどしてもっと真剣にスピードを出せといいたいのである。運転技術を磨くこともせず、ただの迷惑行為しかできないヘタレはどんどん駆除してくれ。どうせそんな連中は社会のゴミでしかないのだから。
さて、この迷惑なクソガキどもに業を煮やした正義の市民二人がいた。彼らはそのうちの一台の原付バイクを停止させ、運転していた16歳の男子高校生の髪をつかんで地面に頭を叩き付けるなどの暴行を加えた上で、そのバイクを奪って立ち去ったという。ヘタレ暴走族たちはさっそく被害者に早変わりして警察に通報し、豊中南署では強盗致傷容疑でその正義の市民の行方を追っているらしい。暴行された高校生は両手両脚などに一週間のケガをしたとなっている。
オレはこの正義の市民の暴行を全面的に肯定するのではない。だが、彼らは本気で制裁を加えたのではない。それは、「一週間のケガ」というところでわかる。本気でどつきまくったのなら骨の二、三本は折れているだろうし、地面に叩き付けた頭も単なるケガでは済まないだろう。クソガキどもがホームレスを面白半分にリンチするときに死に至らしめるのは、連中は手加減の仕方も知らないからだ。一週間のケガと表現する場合、赤チン付ければ治る程度の単なるかすり傷で実際はケガのうちにも入らないことが多い。軽く懲らしめてバイクを没収しただけのことである。
本当はそれは警察がやらないといけないことであり、すぐに現場に急行してそのヘタレ暴走族を取り締まれなかった警察の怠慢を救ってくれたのがこの正義の市民であることがわからないのか。暴走行為を止めさせようとした市民が逆に殺される事件も過去には起きている。そんな中で勇気を持ってクソガキどもに制裁を加えたこの二人は、豊中市から名誉市民として表彰されてもおかしくないはずだ。それを強盗とは何ごとだ。それよりヘタレ暴走少年どもにはお咎めはないのか。ケガをすればもう被害者ということなのか。残った3台の原付バイクも早く警察が没収すべきである。こいつらはどうせろくなことに使わないのである。自分たちが悪いのに「仇討ちだ」とか言ってまた同じ所を暴走するに決まってるのである。こんなヤツらは射殺するしかないのである。
2005年09月19日(月) |
ごめんなさい!ぼくはシャブ中議員でした |
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自宅で覚せい剤を所持していたとして、愛知県警と警視庁は9月18日、民主党前衆院議員小林憲司容疑者(41歳)と、その私設秘書ら2人を覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕した。小林前議員は2000年から連続2期衆院議員を務めたが、今回の総選挙では愛知7区から立候補して落選している。3人は「以前から覚せい剤を使用していた。自分で吸うために持っていた」と供述しているという。
このシャブ中議員は5年間国から歳費をもらいながら、そのゼニの一部を覚せい剤購入資金に充てていたのである。オレが支払った税金が巡り巡ってこの男の覚せい剤の購入資金になったのかも知れないのだ。全くもって許せない話である。もらった歳費は全額国庫に返納させた上で刑に服するべきだろう。
民主党愛知県連は即日小林憲司を除名処分とすることを決定。また、小林憲司は現在、比例東海ブロックの名簿で次点になるので民主党は名簿から削除する方針だという。覚せい剤の使用は常習的なものであることが普通だから、この男が選挙活動中や国会議員としての在職中にも覚せい剤を使用していたことは間違いない。いや、議員になる前からすでに常習だった可能性もある。それにしても情けないのはこの私設秘書たちである。議員サマの暴走を阻止するどころか、一緒にシャブ仲間になっていたのだから情けない。
覚せい剤使用は一度目は執行猶予判決になることが多いが、国会議員の立場にありながらの犯行ということを思えば、こいつには5年くらいの実刑を喰らわせてやれ。それにしてもオレが驚くのは、本来「選良」でなければならない国会議員の中にどうしてこんなに犯罪者が多いかである。つい先日も中西一善とかいう馬鹿が酔っぱらって乳を揉むという事件で議員を辞めている。鈴木宗男とか中村喜四郎といった筋金入りの利権野郎は論外だが、覚せい剤とか痴漢とか、一般市民でも恥ずかしいような低レベルの犯罪者が国会議員の中にいるということにオレは驚くのだ。今に国会議事堂内の売店(そんなものがあるのかどうか知らないが)で万引きする議員が出るかも知れないぞ。
もっとも地方議員レベルでは強制わいせつはしょっちゅうだし、最近は殺人まであるからなあ。国会議員にもこれからそんな腐ったヤツが出てくるだろうな。間違えちゃいけない。議員が犯罪を犯すんじゃないんだ。犯罪者が議員になってるだけなんだ。女子高生の援助交際もそうだ。女子高生が援助交際するんじゃなく、ふだん売春を生業にしている女性が殊勝にも高校で学業に励んで居るわけだ。そう思えば彼女たちが立派に思えてくるから不思議である。(事実オレはそうやって学ぶ気持ちを失わない人たちを称賛しても決して貶めることはしたくない。学校に来てるのに全然勉強しない連中よりははるかに立派である。)これらのことはものごとは見方を変えれば善が悪に、悪が善になるという好例である。
2005年09月18日(日) |
北の大地の無免許運転親子 |
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無免許でバイクを乗り回すヤツはオレが中学生の時もいた。そいつは小学生の時から乗ってると自慢していた。しかし、クルマを乗り回す中学生はさすがにいなかった。運転というのはいきなりできることではなかったし、そこまで豊かでもなかったからである。
AT車がどんどん普及して9割を超え、ヘタクソで免許が取れない人がほとんどなくなった。しかし、AT車の普及は「誰でもいきなり運転できる」「暴走で時々大事故が起きる」という二つの問題点を発生させることとなった。もしもMT車しか存在しなかったら、中学生がいきなりクルマを運転できるということは考えられないだろう。
中学生の息子に乗用車を運転させていたとして、北海道警伊達署は9月16日、虻田町の無職の女(36歳)を無免許運転ほう助の疑いで逮捕し、中学3年の長男を無免許運転の容疑で現行犯逮捕した。この母親は自分が免許を持っていないので無免許運転で捕まることを恐れ、代わりに息子に運転させていたのである。母親が運転しても息子がしても、いずれにせよ無免許運転なのだが、自分よりも中学生の息子の方が罰が軽いと思っていたのか、あるいは息子の方が運転が自分よりも上手だという理由で運転させていたのか、とにかくこの36歳無職の母親は、息子にほぼ一年前から常習的に運転させていたらしい。それにしても1年間バレなかったのだからたいしたものである。きっとその間に十分に運転がうまくなったはずだ。捕まらなかったということは、すなわち安全運転ができていたということかも知れない。
報道ではこの母親は「36歳の無職の女」となってるが、うっかり名前を書けば息子の名前が特定されて少年法の精神に反するということで伏せてあるのだろう。ここでオレが気になるのは「無職」の部分である。結婚していればそこは「主婦」と書くのか?それとも主婦は「無職」と書くことになってるのか?この女性の夫、つまり少年の父親がなぜ事件に登場しないのか。もしかして離婚や死別なのだろうか。この息子と母子二人の家庭だとすれば、なぜ無職なのに生活できるのか。クルマを買うだけの余裕があるのか。こうした事件を起こすヤツは我々の常識の外で暮らしている。オレみたいに資本主義社会の歯車として社会に組み込まれてる人間は「仕事がなくなったら収入が無くなって大変だ」と思うわけだが、世間には無職でも平気な人が無数に存在する。そして、何か事件が起きたときに容疑者の肩書きで最も多いのもまた無職である。主婦以外で仕事をしていないヤツにろくなヤツはないというのがオレの結論だ。
2005年09月17日(土) |
シャープのうんこ課長、捕まる! |
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食事中の方は読まないでください。
もしも通りがかりのクルマからウンコやオシッコをいきなり顔や服にぶっかけられたらどれほどショックを受けるだろうか。あまりの出来事に泣きたくなるだろう。オッサンのオレでもそうなのだから若い女性ならなおさらである。
そんな恐るべきイタズラをやりまくっていた、通称うんこ課長ことシャープ電子部品事業本部副参事、栗本一正容疑者(39歳)が、9月16日、暴行と器物損壊の疑いで逮捕された。栗本容疑者は「面白半分でやった」と容疑を認めているという。なお、この女性たちにぶっかけられた液体について、朝日新聞では「ふん尿」と記されてるが、毎日のWEBサイトでは「汚物」となっている。汚物と言えばゲロや痰、鼻汁など適用範囲が広がって何を指すのかわからなくなってしまう。それでオレはこの液体を「ふん尿」とここでは断定したい。
この男は自分のウンコやオシッコをペットボトルに入れ、東住吉区や羽曳野市の路上で若い女性を狙ってクルマで近付き、そのペットボトルの中味をぶっかけていたのである。ぶっかけやすいようにペットボトルは加工してあったらしい。全く迷惑な男である。そんなにふん尿が好きなのなら、自分で頭からかぶればいいのである。ウンコやオシッコをぶっかけられるのが好きだなんて人間はオレの周りには一人もいないのだが。そしてどうでもいいことなのだが、そのふん尿はただウンコに尿をまぶしただけの分離状態ものだったのか。それともよくペットボトルの中でシェイクされてほどよく混合されてよく混じったものだったのか、オレはそれが気になるのである。被害の発生状況がそれによって微妙に異なるからだ。よくシェイクされたものの方がひどい被害になることは言うまでもないが。
さて、この男の罪状だが残念ながら日本の法律では「暴行」と「器物損壊」くらいにしか抵触しないのである。実刑判決になるとしてもせいぜい5年くらいにしかならない。刑期を終えればまたこのうんこ課長は大手を振って街に出現して、ウンコを女性にぶっかけるかも知れないのだ。この情けない行為の相手に与える不愉快さを思えば、こいつには同じような苦しみを与えるしかない。くみ取り式便所の汚物だまりの中にでも閉じこめる刑を与えるとかだ。それに加えて被害にあった女性たちは民事訴訟を起こして自分たちが受けた屈辱をゼニで賠償させるべきだ。一人あたり最低でも500万円は要求しろ。
オレがついでに知りたいと思うのはこのうんこ課長の私生活だ。結婚はしてるのか、子供はいるのか。もしも妻子があるなら、妻は夫が自分のふん尿をペットボトルに入れてるのを知っていたのか。いつからウンコを他人にぶっ掛けるようになったのか。どんな顔をしてるのか。趣味とはいえ、何の得にもならずそれどころか会社をクビにされるようなこの「うんこ爆撃」をなぜこの男が止めなかったのか?オレには馬鹿のすることが全く予想がつかないのである。
2005年09月16日(金) |
超高層ビル、まるごと売ります! |
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関西空港の対岸に、大阪府の第三セクターによって9年前に650億円掛けて開業した56階建ての超高層ビル、りんくうゲートタワービルがある。都心部からかなり遠いという不便さと、空港でもなく都心でもなくその間という中途半端な立地条件、建設費に合わせたバカ高い家賃やテナント料などが災いして、空き室だらけの無惨な状況でろくに賃料収入もなく、仕方なしに大阪府が国際会議場などに利用してその利用料という名目で赤字補填をしていたのである。そんなものくらいでは焼け石に水なんだが。
三セクが失敗するのは日本全国至る所に見られる現象である。能率やコストという言葉とは無縁な生き方がしたいから連中は公務員になったのである。三セクであろうと何であろうと、いまさら「経営」なんてことができるわけがないのだ。結局この三セク、ゲートタワー社は今年4月に会社更生法を申請、見事に破産することになったのである。
更生手続きの中身では、ビル建設の融資をした銀行団は390億円、大阪府は23億円の債権放棄が要請されている。そしてこのビルは新たに新生銀行などが参加する企業連合に売却されることになったのである。売却価格はたったの45億円、これは建設費650億円のわずか7%である。この壮大なビルがたったの45億円で買えるのだ。不便極まりない場所にあるとしても値段から言えばかなり魅力的である。いくら魅力的とは言っても残念ながらオレの手元にそれだけの資金はないので今は買えないのだが。
こんな無駄なビルがなぜ存在するのか。関空の対岸に埋め立てによって作られた「「りんくうタウン」では、せっかく造成したのに相場よりも高すぎて売れない土地がほとんどだった。そのど真ん中にそびえ立つ象徴的存在のこのりんくうゲートタワーも、バブルの絶頂期で人々が正常な判断力を失っていたからこそ建てられたのである。そんなところが流行るなんて、常識で考えてもありえないことだからだ。関西空港から鉄道ですぐになんば、新大阪、天王寺などに行けるのになんでわざわざこんなところに途中下車しないといけないのか。関西空港はもう目の前なのになんでそんなところにいちいち降りるのか。こんな中途半端な場所で商売をしようということが全く不可解なのだ。それは大阪行きの夜行バスの乗り場の前で、不味くて喰えないたこやきを売ってるような不毛の行為なのである。明日になれば美味しい本場のたこやきが喰えるのである。わざわざその前で似ても似つかぬまずいものを喰わなくていいのだ。
もしもたったの45億円で本当にこのビルの権利まるごとが手にはいるのなら家賃も現行の1/10まで下げられるのだ。いくら不便でもそこまで値下げできるなら、大阪市内から貧乏人を呼び寄せることも可能だ。誰かオレに45億円貸してくれる銀行はないのか。オレを社長に起用してくれるのなら、このビルを100%活用して連日超満員にできるプランをいくらでも用意してやるぜ。
2005年09月15日(木) |
寝返った男、その名はナカソネ |
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中曽根康弘と言えば偉大な政治家である。政治的ポリシーも節操もなく、そのときそのときで自分にとって都合のいい方に味方をし、風見鶏の愛称で国民に長く親しまれてきたのである。レーガン大統領とはおたがいを「ロン」「ヤス」と呼び合うほど親しかったと言われてるが、こんなオッサンからいきなり「ロン」と呼ばれたらかなり迷惑だっただろうと思われる。
彼がその卑怯な資質を最高に発揮したのは、あの三角大福と呼ばれた総裁選挙である。弱小派閥を率いる中曽根康弘は早々と総裁選には出ないことを表明し、佐藤栄作の後継者と目された保守本流の福田赳夫ではなく、対抗馬だった田中角栄の支持に回った。その結果、田中角栄が総理大臣になったのである。みんなが忘れてしまってもオレはしっかり覚えているぜ。後に中曽根康弘が総理になったときには、田中角栄がしっかりと後押ししていたのである。ちゃんと両者には取引が成立していたのだ。
そんなオヤジの血を引いたのか、息子の中曽根弘文もやっぱり風見鶏だったのである。先の国会で郵政民営化関連法案が参議院で否決される流れを作った張本人である参院旧亀井派の中曽根弘文は、自分がそんな大それたことをしたために総選挙になってしまい税金を700億円も無駄遣いさせてしまったことへの反省のカケラもなく、手のひらを返したように態度を一変させた。9月13日に都内で行われた記者会見で彼は、特別国会に再提出される郵政法案への対応について、同派の反対派11人全員が賛成に回ることを明らかにした。これで参院反対派のほとんどが賛成に転じることになり、法案可決が決定的となったのである。そんなことなら一ヶ月前になぜそうしなかったのかとオレは言いたいのである。
自分の行動がどんな大混乱をもたらすかということにまで考えが及ばないこの馬鹿一人のせいで、多くの民主党の議員が落選し、その代わりに辻元清美や鈴木宗男という犯罪者が議員になってしまった。なんと罪深いことだろうか。この中曽根弘文の行動が、実はコイズミ首相の密命を受けて総選挙に持ち込むための周到に仕組まれた作戦だったのなら「すげぇ!」と素直に感動するのだが、コイズミはたぶん中曽根父子は大嫌いのはずだからそんな重要な作戦を授けることはありえない。おそらくただの馬鹿が起こした混乱がたまたまコイズミに利用されたというだけのことである。記者会見で中曽根弘文は「衆院選で国民の意思が明らかになった。国民の明確な意思を重く受け止め、尊重し、今後の郵政改革問題に対応していきたい」と卑怯にも述べたという。
親子二代の風見鶏政治家、やはり血は争えないものである。
2005年09月14日(水) |
琵琶湖にピラニアを捨てたのは誰だ! |
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ピラニアと言えば「アマゾンの人食い魚」といわれるどう猛な淡水魚である。うっかりピラニアの生息する川に落ちれば数分で骨だけにされてしまうらしい。神戸市にある須磨水族館ではピラニアに餌をやるところを見ることができるのだが、その旺盛な食欲にはただ驚くばかりである。その危険な魚が、なんと琵琶湖に生息していたのである。熱帯に住むはずのピラニアが、琵琶湖のような冷たいところでも生息するほどに地球温暖化は進行していたのだ。実に怖ろしい話である。
9月12日朝、漁師が琵琶湖に仕掛けていた刺し網に見慣れぬ魚が1匹かかって死んでいた。滋賀県の水産試験場が調べたところ、この魚はなんとピラニアだった。体長約16センチ、重さ96グラム。おそらく誰かが観賞用に飼っていたものを放した可能性が高いとみている。一匹いたということは、実際はかなりの数が生息している可能性がある。肉食魚だけに他の小魚を食いまくる可能性も高く、そうなると漁業に与える被害は計り知れない。こんな物騒なものを放した馬鹿はいったい誰なんだ。
水温が10度を下回ると死ぬため琵琶湖では越冬できないというが、徐々に寒さに適応して生き延びるヤツが出てくるかも知れない。他の魚が喰われるくらいならまだいい。問題は琵琶湖で泳いでる人間が被害を受けることである。もしも大量に増えたピラニアが集団となって、カラダのほとんどの部分を露出して泳いでるビキニの女性(露出度ならパンツ一丁の男の方が高いが、男の悲鳴は見苦しいだけだから聞きたくないぜ。)を襲ったらどうなるのか。「きゃあ〜」と悲鳴を上げた次の瞬間には全身喰い尽くされ白骨に・・・なんて悲惨なことになるぜ。
とりあえずそのピラニアの死骸を徹底的に調べて販売したペットショップを特定し、そこから購入者を突き止めてこの無責任な野郎を「殺人未遂」で検挙すべきである。人が喰われてからでは遅いのである。増えるまでに十数年掛かればそれから被害が起きるだろう。オレはブラックバスやブルーギルを自分の釣りの楽しみのために琵琶湖に放すヤツらをクソ野郎どもだと思っていたが、ピラニアを捨てるヤツはそれ以上だ。クソ野郎をさらにパワーアップしたビチグソ野郎だ。こんな無責任なヤツは生きたまま須磨水族館のピラニアの水槽に投げ込んで餌にしてしまえ。そいつが喰われる場面は魚類の生態の貴重な記録映像として、水族館で毎日公開してくれよ。さっそく見に行ってやるぜ。
2005年09月13日(火) |
日本一迷惑なジジイの話 |
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77歳住所不定無職。こんなジジイがいたとしたらオレが思うのは、おまえいったい今までどんな人生を送ってきたんだという疑問である。きちっと働いてゼニを貯め、社会のために貢献し、結婚して子供を育て、老後は孫たちに囲まれて幸せに過ごす・・・といういい人生を送るためには、人生の中できちっと努力することが必要なのである。たいていの人は当たり前のようにこの努力をしてるのだ。努力していないのは一部のクズ野郎だけである。家族を捨てて性悪女のところに走ったり、ギャンブルに溺れて全財産を無くしたり、育て方が悪くて子供を犯罪者にしたりする連中である。そうしたクズ野郎の一人にこの日本一迷惑なジジイがいたのである。
9月12日午前8時ごろだから朝の通勤ラッシュの時間だ。京都市東山区のJR奈良線二の橋踏切で、77歳のジジイが踏切の外側にある非常ボタンを押したため信号機が青から赤に変わり、奈良発京都行きの快速電車(6両編成)が踏切の約200メートル手前で緊急停車したのである。急ブレーキに乗客はびっくりしたはずだ。このために電車は3分遅れることとなり、単線であるJR奈良線のダイヤは朝のラッシュ時にかなり混乱し、乗客1000人は思いがけない迷惑を掛けられることとなったのである。
ジジイは張り込んでいた京都府警の捜査員に鉄道営業法違反の疑いで現行犯逮捕された。この踏切では4月中旬以降に非常ボタンが押されて電車が止まるケースが約20回発生しており、捜査員が張り込んでいたという。このジジイは川谷内喜一(77歳)と名乗っている。「足が不自由なため、安心して踏切を渡りたかった」などと話しているという。おまえは自分が渡るたびにいつも非常ボタンを押したのか?なんて迷惑なジジイなんだ。
オレはこういう「自分が交通の中心」と思ってるジジイが大嫌いだ。横断歩道の青信号が点滅を始め、もうすぐ赤になるというときにゆっくりと広い交差点を渡り始め、青信号でクルマが発進するのを30秒近く妨害する認知症のジジイは大嫌いだ。どんな広い道路でも自分が横断するために手を挙げればクルマが停まると思ってる時代錯誤なババアもとにかく嫌いだ。大阪に住む人間はいらちが多い。それを待てるのはオレのように我慢強いドライバーだけだ。たぶんそれは大阪にオレ一人だけだ。オレ以外のヤツは誰でも心の中で「うっとおしいジジイやな。轢いてまうぞ!」と毒づいてるはずである。実際に轢いてしまうヤツがいたとしても、オレはそいつにかなり同情してしまうぜ。この老人の住所不定というのはホームレスなのだろうか。これからは刑務所がおまえの家だぜ。
2005年09月12日(月) |
総選挙、民主党はなぜ負けたのか? |
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自民党の歴史的大勝利ということは、同時に民主党の歴史的大敗を意味する。前回総選挙で獲得した議席を一気に失い、政権を狙うどころかただの弱小政党になり下がってしまった民主党はなぜ負けたのか。その理由をオレは考えてみたい。
まず一番の失敗はあのCMだ。岡田代表のあの気むずかしそうな顔、いったい何を怒ってるんだ。あの不機嫌そのものという顔をいやというほど見せられた国民の多くは、民主党が負ければ党首辞任だからこの変なオッサンの顔なんて見なくてもよくなると思ったかも知れないのだ。何が「日本をあきらめない」だ。まるで昔、土井たか子が消費税に反対して「ダメなものはダメなんです」と同じくらい情けないキャッチコピーじゃないか。「あきらめない」なんて、初めから負けているじゃないか。何をあきらめないんだ? 主語がないとわからないぞ。もしかして「(中国は)日本(属国化)をあきらめない」なのか?
第二の失敗は民主党のマニフェストの中身だ。岡田は「年金一元化」という主張を行い、その財源として(将来は20%に上げる予定の)消費税を想定したわけだが、そんなむちゃくちゃな政策を誰が受け入れるというのか。そんな政策を喜ぶのは、国民年金を払ってる人と国民年金を踏み倒している人だけである。会社勤めをして厚生年金を掛けている者や、公務員となって共済年金を掛けている者にとって、年金一元化というのは自分が毎月ピンハネされている巨額のゼニが、ろくに掛け金をかけてない貧乏人にも等しく分配されてしまうということなのだ。そんなところのゼニとはきっちり分けてくれというのが本音なのである。無年金者をなくすということは、裏返せば踏み倒しを正当化することである。そんなのひどいじゃないか。高額の負担に耐えてる者から見れば、払わないヤツらは野垂れ死にしろというのが本音だ。年金の正しい差別化こそ、実は国民に支持されるのである。
共済年金や厚生年金の毎月の掛け金は国民年金の数倍である。それだけ多くのゼニを払ってる以上、多くの年金をもらえて当たり前なのであり、こんなものを一元化されたら困るのである。自営業でとてつもない収入がありながら税金をごまかしてろくに払わず、公立の保育所にベンツでガキを送り迎えし、最低の国民年金も踏み倒してる連中と一元化なんかされたくないのであるい。その意味がわかってるサラリーマンや公務員は民主党に入れるわけがないのである。もちろんその配偶者も入れないのである。岡田はそうなることが読めていなかったのか。
「所得が同じなら同じ保険料負担」なんかさせられるわけがないだろう。今でも踏み倒してる者が多いフリーターや自営業者が、掛け金が数倍に跳ね上がった年金の掛け金を払うわけがない。さらに未納率が増えて年金会計は悪化するのである。ここでオレが同意できるのは無駄遣いばかりする社会保険庁の廃止だけだ。ただ、オレなら廃止ではなくて「社会保険庁の幹部を全員国民に対する背任罪で告発する」という内容にしておくがな。
党代表の戦略的失敗がもたらしたこの歴史的大敗の責任をとって岡田が退陣するのは当然のことだが、この結果日本の政治の流れが小泉独裁に大きく流れていってしまうのなら、それもまた少し心配である。独裁のわりには道路公団解体や官僚の天下り全面禁止などという本当にやらなければならないことは全くやる気なしだからな。小泉もしょせんは財界の忠犬だ。税金が公共事業に無駄使いされて借金がどんどん増えていくという構造的問題を解決しようという意欲は全くない。ただ、これで株価が急上昇してバブルが再現され国民の所得が増えるのならば、インフレが発生して借金が軽くなるなんてことを期待してるのだろうか。まあ、どうなろうとオレはただの野次馬なんだが。
2005年09月11日(日) |
阪神タイガース、もう打たなくていい |
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2005年9月10日、阪神タイガースは甲子園で行われた対広島戦で21−2という大差で勝った。21得点は球団新記録、試合の大勢が決した終盤も攻撃の手を緩ず、広島の守備の乱れに乗じてさらに追加点を上げた。ほとんどの阪神ファンにとってはただの祭りであったこの試合を、オレはテレビ(スカパー)で観戦しながら思っていた。
「もう打たなくていい」
阪神が点を入れるたびに広島の山本監督や安仁屋投手コーチの表情が歪むのが見ていられなかったのである。なんでそんな無慈悲なことをするんだ。もう打たなくていい。明日のためにさっさと試合を終わらせてくれと。
もちろん、阪神ファンの方にも言い分はあるだろう。本塁打を打った次の打席で矢野が頭部に死球を受けて病院に運ばれ、広島の森は危険球退場となった。チームの要である捕手にそんなテロ攻撃を行うチームは懲らしめられて当たり前だと。しかし捕手は全然違うところに構えていた。頭部への死球は狙ってでもなんでもなく、ただ森がへたくそなだけなのである。まともにストライクを投げるコントロールもないレベルなのだ。ところが完全にアウトのタイミングで本塁に突入し、広島の捕手・倉を両手で突き飛ばしたスペンサーの行為は報復の域を越えていてただのケンカである。それはあきらかに故意だからだ。倉も矢野同様に負傷退場した。
なんでこんな情けない試合をしないといけないんだ。オレはセリーグで阪神タイガース以外に好きなチームを上げてくれと言われれば迷わず広島と答える。津田や北別府、古いところでは外古場義郎、衣笠祥雄など記憶に残る名選手もたくさんいた。セリーグ6球団の中でもっとも苦しい球団経営でありながらも、独特のチームカラーと地元の熱狂的なファンに支えられたすばらしいチームのはずだったんだ。ただ貧乏なことを除けば・・・。ところがその貧乏なことに目を付けた各球団は、有力選手を次々とゼニで引き抜いた。
阪神で活躍する金本もシーツも、もしも広島に残って今と同じ成績を上げていれば5年連続Bクラスなんてことはなかったはずだ。阪神が中日や巨人にボロ勝ちするのはかまわない。巨人のひ弱な投手陣はいくらでも打ち込んでプロの厳しさを教えてやれと思う。神宮で阪神を長年の間イジメ続けたヤクルトもこの際徹底的に叩いてくれと思う。しかし、広島にはもう勝たなくていい。勝つのならもっと紳士的に3−1くらいで勝ってくれ。こんな無惨な試合は見たくない。送球を走者に当ててしまったりベースカバーがいなかったり、おそらく高校生でもしないような情けないエラーやミスを繰り返す広島の守備陣を見ながらオレは深く悲しんでいたのである。
ホリエモン、広島カープを今の状況から救えるのはあんただけだ。選挙が終われば球団の買収交渉に入ってくれ。
2005年09月10日(土) |
ハメこまれた人たち・4 |
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おかげさまで日記才人累計アクセスランキングが1位となりました。これも毎日お読みになってくださったみなさまのおかげです。このアクセスランキングには、上の日記才人ランキングや日記プロフィール経由、MY日記才人で登録されてお読みになった数だけがカウントされていて、このページを直接ブックマークされてる数は反映されませんので、ご面倒ですがランキングや日記才人経由でお読みになってくださるようお願い申し上げます。
株を買う者は財産をなくすが、株を(空)売りする者は命をなくすということわざがある。その空売りで財産をすべてなくした人が多数発生したもっとも悲惨なイベントが、7018内海造船をめぐるここ一週間の仕手戦だったのである。激増した個人投資家が軽い気持ちで信用取引をはじめることがどれほど危険であるかを今回の仕手戦は教えてくれる。
8月26日(金)、内海造船の株価は248円で引けた。その直前の三日間の出来高を合計してもせいぜい10万株だったこの銘柄が、翌週に日本中の個人投資家の注目を集めると誰が予想しただろうか。29日260円、30日302円、31日322円と急激に上昇し始めたこの株は、ある投資顧問WEBサイトが9月1日に推奨銘柄としたことで一気に爆発した。その日はストップ高で402円(+80)まで上昇した。しかし、その日に多くの個人投資家がこの内海造船を空売りしてしまったのである。「ここまでこんなに急激に上げてきたから、そろそろ下げるだろう」と判断したのだ。
翌9月2日、467円(+65円)で寄りついたかと思うとすぐに二日連続のストップ高で482円となった。この日も当然のように大量の空売りが入った。東証は急激な値上がりを抑制するために「新規空売り禁止」の規制を入れた。発行高が2200万株で浮動株が25%の550万株しかないのに、その浮動株数を超える大量の空売りがされたために極端な株不足の状態になってしまったからだ。
さて、最初にストップ高になってしまった日に402円で1万株の空売りをしてしまった人は、翌日のストップ高で株価が482円になった時点で80万円の含み損を抱えることになる。このままさらに株価が上昇すれば、保証金を超える金額の含み損を抱えることになり、損失を確定して返済買いという形で決済するか、信用保証金を追加しないといけないことになる。この先いったいどうなるのか、空売りした人は週末を眠れないほどにハラハラして過ごしたに違いない。
週明けの9月5日月曜日、大量の買い注文に対して売り注文はほとんどなく、結局いきなり562円(+80)のストップ高に張り付いたままわずか34万7000株しか取引は成立しなかった。売り方は逃げることさえも不可能な状態に置かれたのである。402円で1万株空売りしてしまった人の含み損はこの時点で160万円である。信用保証金は建て玉の3割だから120万6000円である。すでに含み損は保証金を超える金額になっていて、このままさらにストップ高が続けば全財産をなくすかも知れないのだ。空売りした人はとにかく、なりふり構わず返済買いの注文を出すしかなかったのだ。空売りされすぎたためにこうして一気に株価が上昇する状態を俗に「踏み上げ相場」と呼ぶ。ここではまさにこの踏み上げ相場が発生していたのだ。
もう一つ、空売りするときに恐れないといけないもの、それは逆日歩である。これは株不足の状態になったときに空売りに必要な株を証券会社は大株主から株を借りて調達するのだが、その金利は一株あたり通常0.05円/日程度である。これは空売りをした人が払わされるのである。極端な株不足になった内海造船の逆日歩は9月5日には20円、9月6日はなんと60円もついたのだ。(火曜日の逆日歩は受け渡しが週末になるために三日分つく)ところが株価は6日こそ瞬間的に662円(+100)のストップ高になったが引けは617円、翌7日はもみ合った末に630円で引けた。
この間におそらく、着々と売り抜けが進行していたのだろう。待っていれば必ず値下がりするのが仕手株の末路だ。ところがパニックに陥った多くの売り方は恐怖のあまり焦って600円以上で返済買いして損切りすることになった。もしも402円で1万株空売りした人が9月7日のもみ合ってるときに630円で返済したなら、「630−402=228」228万円の損失、さらに逆日歩を80万円支払うことになって合計308万円、信用保証金の2.55倍の損失となったのである。3万株も4万株も空売りしていたらいきなり破産という可能性だってあったのだ。
しかし、悲劇はそれだけでは済まなかった。9月8日、内海造船の株価は今度はいきなり暴落してストップ安の530円(−100)になる。空売りした人は損失がそれ以上膨らまないようにリスクヘッジの手段として両建て、つまり同数の株を買うことで一種の保険をかけることができる。600円台での買いが膨らんだのは返済買い以外にこの両建て分も多かったのである。もちろん両建てしてる人は、値下がりしてくればその必要がなくなるので売却して両建てをはずす。しかし、ストップ安になれば売りたくても売れないのである。今日9月9日も内海造船は大きく値下がりして445円(−85)で引けた。結局この株を売った人も買った人もほとんどが財産を失って退場するしかなかったのである。いったい誰が儲けたのか。この一連の値動きをすべて仕切った仕手筋はいったい誰だったのか。322円の時にここを推奨銘柄として発表したあの投資顧問こそが一番怪しいとオレはひそかに睨んでいる。
2005年09月09日(金) |
頼む!馬鹿でも投票できるようにしてくれ |
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もうすぐ選挙だ。オレは投票のたびにいつも「なぜ名前をいちいち書かないといけないのか」と不思議に思う。もしもものすごく名前漢字が難しい候補者がいるとする。「顰蹙ひんしゅく」さんとか「薔薇ばら」さんとかいう姓があったとして、そういう候補者名を正しく漢字で投票用紙に書かせるのだろうか。もっとも「ひらがな」という手段もあるので、難読漢字の候補者はたぶんそっちで書かせるだろう。
実際のところ、選挙ポスターには姓をひらがなで書いてるものが多い。これは字が読めない馬鹿にちゃんと配慮してくれてるのだと思う。でも、それならいっそのこと投票用紙に候補者の名前を印刷して、投票する候補のところに○を付けるという方法になぜできないのだろうか。そうすれば、文字を書けない人でもちゃんと投票できるわけだ。最近は大学生で分数の計算が出来ないとかいうふうに基礎学力の低下が甚だしい。満足に日本語を使って読み書きできない若者はどんどん増えるだろう。いずれ永住外国人にも参政権が与えられるだろうから、そうなると「日本語が読めなくても投票できる」ようにしないといけないぜ。
A4くらいの投票用紙に候補者名と写真を印刷し、自分の入れたい候補や政党のところに○をつけるようにすれば、大幅に無効票を減らせるはずである。実はこの無効票、かなり多いのである。今回大量の無効票が発生しそうなのは比例代表の投票だ。「新党」だけではどの新党なのか全く分からないのである。これに関して総務省が示した見解では「ムネオ新党」「田中新党」「綿貫新党」と書けば有効票になるらしい。しかし、「亀井新党」ではダメだ。「新党+代表者」でないと不可ということである。公明党代表の神崎氏のCMをもじって「イカンザキ公明」というふざけた投票は無効になるらしい。あの苦虫をかみつぶしたような顔からの連想で「スッパマン岡田の党」と書いたらどうなのだろうか。「スッパマン」が余分だから無効なのだろうか。
どこまでOKなのかいろいろ試してみたい気もするが、オレの貴重な一票をそんな実験のために無駄に使うわけにもいかないのである。しかも、自分のふざけた投票がどう判定されたか、選挙管理委員会に友人でもいない限りわからないのである。そうそう、同姓同名の候補者同士ならどう区別するのだろうか。そんなときに「ハゲ」とか「デブ」という身体的特徴を補足説明として書くようにすれば有効票として認められるのだろうか。「ハゲ○○」とみんな書いていたら候補者はきっと気分悪いだろうな。
2005年09月08日(木) |
ヘボ審判、おまえはクビになってくれ! |
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阪神と中日の首位攻防戦、仕事で帰宅するのが遅くなったオレはテレビにかじりついてその行方を見守っていた。金本のソロホームランで阪神が1点先行したが、頼みの綱の藤川が谷繁にフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれて同点、そのときからオレはイライラしていた。それは球審の橘高(きったか)に対してである。
「こいつ、なんで今日はストライクボールの判定がこんなにむちゃくちゃなんや!」
テレビで見ていても明らかにおかしいのである。今岡に向かって投じられた外角いっぱいのきわどい球がストライク。それはいいとして次にもっと外にはずれた明らかにボールの球が今度もストライク。今岡もあきれて橘高の顔を見た。オレもテレビの前で「なんでやねん!」と叫んだ。まるで阪神に恨みでもあるかのような判定がこうして続いた。確かに元阪神の選手で、クビを切られたという事情を持つ橘高が恨みを持っていてもそれはある意味仕方がないわけだが。
プロ野球の世界にはジャンパイア三奉行と呼ばれる巨人寄りの判定をする有名な審判たちがいる。中でも渡田均が巨人戦の主審を務めると巨人の勝率は8割と言われたことがあった。オレは阪神巨人戦の主審がこの男のときはいつもあきらめの境地でテレビの前にいたのである。しかし、今年のように巨人が弱くなってしまうと渡田の神通力も通用しないので最近はおとなしいようだ。
話を元に戻すが今日の阪神−中日戦、勝敗のポイントはすべて審判の微妙な判定だったのである。鳥谷のタイムリー2塁打で2−1と勝ち越した阪神は、さらに9回表に中日の抑えの切り札岩瀬を攻め、2死満塁から関本がライト前にヒットを打つ。二塁走者の中村豊が4点目のホームに滑り込んだ時、追いかけるように空を切った谷繁のミットがタッチしたように(ヘボ審判には)錯覚されたのか「アウト!」の判定。これに中村豊は激怒するがもちろん取り合ってもらえず。
そして9回裏に登板した久保田が招いた無死2・3塁というピンチに谷繁はセカンドゴロ、関本は当然バックホームしたのだが、ベース前で矢野がちゃんとタッチしてるのに今度は「セーフ!」の判定。矢野は「そんな馬鹿な・・・」と天を仰ぎ、怒った平田コーチは橘高主審を突き飛ばした。岡田監督はこの判定を不服として守備についている選手を引き上げさせ、18分間の中断後、平田コーチの退場処分で試合は再開。結局9回裏に中日はさらに1点を入れて3−3の同点、延長戦となった。
延長11回の先頭打者だった中村豊の打球はフラフラと左翼ポールにあたる決勝ホームランとなり、その裏を久保田が抑えて阪神は逃げ切ったのである。なんでもない試合をここまで紛糾させたのは橘高、おまえがヘボ審判だからだ。いいかげんにしやがれ!そして判定への無念さを怒りのエネルギーに変えてホームランを放った中村豊、あんたが今日の最高の殊勲者や!
2005年09月07日(水) |
児玉有平君はなぜ死んだのか? |
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1993年3月、山形県新庄市立明倫中学校で1年生の児玉有平くんが巻いて立てかけた体操用マットの中から頭を下にした遺体で見つかった。彼に対するいじめが日常的に行われていたことがわかり、事件に関与したとして当時12〜14歳の中学1、2年生7人が傷害と監禁致死の疑いで逮捕・補導された。7人のうち事件への関与を認めた3人は山形家裁で保護処分を受け、2名は初等少年院、1名は教護院に送致された。関与を認めなかった4人のうち3人は不処分、1人は児童相談所で行政処分を受けた。
さて、この7人はその後「自分たちはやっていない」と無実を訴え、関与を認めて保護処分を受けた3名も処分の取り消しを求めて抗告したが棄却されている。しかし、殺された有平くんの両親が損害賠償を求めて起こした民事訴訟では刑事裁判とは違った事実認定が行われ、「当時はマットの中に自分からはいる遊びが流行っていた」「有平くんは自分から入って死んだ」「自白は警察の取り調べで強要されたものである」「自分たちにはちゃんとアリバイがあった」と主張し、2002年3月19日、山形地裁はその賠償請求を棄却し、まるで7人の少年の無罪を認定するかのような判決を下したのである。
もちろん有平くんの両親はこの判決に承服できず控訴した。仙台高裁は賠償請求を認める逆転判決を下し、今度は加害者とされた少年の側が最高裁に上告していたのである。9月6日、最高裁第三小法廷(上田豊三裁判長)は加害者とされた元生徒側の上告を棄却し、7人全員の事件への関与を認めて総額5759万円の損害賠償を命じ、遺族側を逆転勝訴させた二審・仙台高裁判決が確定した。事件から12年かかってやっと揺れ続けた司法判断に幕が引かれたのである。
この問題の真実がどこにあるのかオレにはわからない。ただ、事件が起きた直後の警察の初動段階の捜査に重大な手落ちがあったと思わざるを得ない。事件に関与したとされる少年たちの証言の中には真実もあればウソもあっただろう。その矛盾を推理することから真実に近づこうとする努力をしないままに、自白という物語で事件の全貌を語らせようとしたところに致命的な失敗があったのではないか。裁判はこうして決着したが、死んだ有平くんの命が戻るわけでもない。少年たちは殺したのに「やってない」と主張してるのか。本当にやってないから「やってない」と主張してるのか。ではなぜ有平くんは死んだのか。少なくとも彼に対するいじめが存在したということだけは事実である。
2005年09月06日(火) |
警報は出ても台風は来るんじゃねぇ! |
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大型で非常に強い台風14号が接近している。接近しているのだが、時速10キロという超スローペースなのでなかなか近づいて来ないのである。最初オレは台風発生のニュースを聞いて、「週明け9月5日あたりには関西に来るかな」と思って警戒していたのだが、5日夜9時になってもまだ屋久島の南南西120キロの海上である。
じゃあ明日の朝あたり関西に来るのかというと、時速10キロだからちっとも進まずやっと明日の朝に九州の南のはじっこ、枕崎あたりに上陸するのだという。そこから大阪まで時速10キロなら限りなく時間が掛かる。枕崎から大阪までは直線で700キロはあるだろうから70時間だ。すると3日近くかかることになる。金曜日まで待つことになるのか。
そんなチンタラした台風だと被害もかなり拡大しそうである。つまり、暴風圏内が半径150キロの円だとすると、台風が真上を通過すると仮定して直径300キロの円が通過するのに最大30時間も掛かってしまうのである。そんなに長い時間ずっと暴風雨の中で耐えないといけないのか。短時間ならなんとか持ちこたえても長時間なら耐えられない家も出てくるだろう。その間の雨量も大変なものになるだろう。
激しい雨でも短時間ならなんとかなる。それが30時間も降り続けばどんな川でも氾濫するだろう。それが現実のものになれば異国のハリケーンの心配どころではないのである。「これで四国の水不足も解消する」と無邪気に喜んでる人もいるかも知れないが、「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」という言葉を知らないのか。降りすぎた雨は土石流となってダムごと押し流してしまうかも知れないのだ。そんな激甚災害が絶対に発生しないという保証はない。
かつて室戸台風や伊勢湾台風と呼ばれた恐るべき被害をもたらした台風があった。治水工事が進んで堤防や防潮堤が整備されたから大きな被害がなくなったということを主張している政治家もいる。オレはただ単に「でかい台風が来ていないだけ」だと思っている。今の手抜き工事の建て売り住宅の中には強い風が吹いたら屋根がふっとぶような家もかなりあるはずだ。我が家は台風に耐えられても、周辺の家が耐えられずに崩壊すればそのとばっちりを受けてこっちの家が損傷するかも知れないのである。父は室戸台風の時に屋根瓦が風で飛ばされるのを見たという。そんな話をしてはオレをビビらせるのである。暴風警報はいくら出てもいいが、台風本体だけはこっちに来ないで欲しいのである。
2005年09月05日(月) |
さよなら、福正先生・長谷川先生 |
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夏休みが終わって二学期が始まってすぐに生徒たちに届いたニュースが、まさか自分たちの先生が死んだという報せだったとはなんという悲劇だろうか。アフガニスタンを愛し、休みの度に出かけては現地の子供たちの写真を撮っていた福正純先生、そして海外旅行好きで今回初めてアフガンに同行することになった長谷川忍先生、二人の最期は金目当ての強盗に無惨にも殺されるという結末だった。
これを聞いて、「どうしてそんな危険な所に行ったのか」と感じる人も多いだろう。オレもそう思った。しかし、死というのはいつも突然なんだ。オレの手元には、石田ゆうすけ著の「いちばん危険なトイレといちばんの星空」という本がある。七年半かけて世界を自転車で回った人の書いた本である。彼は強盗に遭って所持品をすべて奪われたりしている。そんな苦難を乗り越えて帰国してこうして本を書けることも考えたらひとつの僥倖でしかないのかも知れない。
このオレも考えたら17年前に東欧北欧を放浪旅行している。現地で初めて知り合った人の家に泊まったり、ヒッチハイクしたりした。今思えば危険と紙一重だった場面もあっただろう。オレが所持していたドル紙幣は、物価の安い国では想像を絶する大金だったはずである。オレを殺して所持金を奪うような悪人に遭遇しなかったのはただラッキーだっただけかも知れないのだ。
アフガニスタンのことを治安が悪いと言うのなら日本はどうだ。2004年6月28日、台湾から観光旅行に来て河口湖畔のホテルに滞在していた女子大生、蕭任喬さんはコンビニに買い物に出た時に、通りすがりの25歳の男に乱暴目的で襲われ首を絞められて殺された。殺された蕭さんの家族は、まさかそんな事件が平和な日本で起きるとは思いもよらなかっただろう。
アフガニスタンが危険だというのなら日本は果たして安全なのか。少年法に守られていて未成年の犯罪者が手厚く保護されてるような情けない国が果たして安全だと言えるのか。外国の治安の悪さを問題にするならまず国内からなんとかして欲しい。強盗殺人や強姦、保険金殺人は原則死刑。少年犯罪も大人と同じ刑罰を与えることだ。命の大切さを教えるためには、命を奪うことの罪の重さをわからせないと意味がない。それこそがこの世で一番大事なルールである。アフガニスタンを武装強盗が横行するような治安の悪い国家にしてしまったのは誰なのか。それを責める前に我々は日本の治安のよさを取り戻す必要がある。ハリケーンの被害を受けたニューオリンズには武装した略奪強盗が跳梁跋扈しているという。それを情けない国家だと果たして日本人は笑えるのか。
2005年09月04日(日) |
日本経済改革試案その1〜貨幣制度改革 |
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ドルがかつて兌換紙幣(額面の金額に応じて決まった分量の金と交換できる)だったことを知ってるだろうか?準備金制度を廃止して兌換紙幣であることを止めた時からインフレが始まったのだとも言える。今、紙幣という紙切れの値打ちは幻想に支えられていて、それゆえ激しいインフレが起きるのである。日経平均株価が上昇してまた日本はバブル経済に突入しようとしてるが、これで家や土地がじゃんじゃん値上がりして金持ちが潤うなんてとんでもないことである。
そこでオレが画期的なプランをひとつ提示しよう。それは日本で流通している現在の貨幣を廃止してしまうことである。日本銀行券を廃止して、その代わりに「米券」という紙幣を発行するのだ。1合券、1升券など米をはかる単位を名称に用いて、1合券は米屋に持っていけば米1合と引き換えてもらえるという兌換紙幣にするのである。そして、この米券を、米を主食とするアジアの諸国でも流通させるのである。農業を盛んにして米をたくさん生産すれば、それだけ国が豊かになったのと同じことになる。金みたいに偏在している地下資源や、ドルみたいにあの野蛮な国が勝手に刷りまくった紙幣に支配されるのではなくて、米券で象徴される冨は国民の労働の成果である。これほどまっとうな価値が他にあるだろうか。
もちろん豊作の年もあれば不作の年もある。その年度によって米券の為替相場は変動するわけだが、それは明確に理由がある。ワケのわからない為替ディーラーの思惑一つで上げ下げされてしまう相場よりはよほどまともである。
さて、この米券に移行するとどんなことが起きるか。それは長者番付が金額ではなくて石高で表示されることである。高給取りは「あいつは百万石の大名だぜ!」とかいうふうに呼ばれるのである。なんだか江戸時代に戻ったみたいでカッコイイのである。米の値段というモノサシができることによってインフレを抑制して物価を安定させることが可能になる。
どうしてオレがこんなむちゃな案を主張するのかというと、生活保護とか生活困窮者の救済にゼニをばらまいてることへの不信感からだ。そういう人たちにはゼニではなくて米や味噌を現物支給すればいいのである。保護費を全部パチンコに使い果たして子供には飯も食わせないでほったらかしにして死なせるクソ親も多い。そういうところへの支給基準として、「米券で1ヶ月分の食糧費」という明確なモノサシが生まれる。ただ、問題点は人によって喰う量が大きく異なることだ。一日に米一升を喰っても足りないような大食漢も居れば、一日米一合で十分な少食の人もいるはずだからだ。とりあえず宮沢賢治が「雨ニモマケズ」の中で一日に玄米四合と書いてるのでそれをいちおうの基準にすればいい。
お小遣いを使うたびに子供は、その金額がごはん何杯分に相当するかを考えることになる。これで小さい頃から正しい金銭感覚が身に付くのだ。
2005年09月03日(土) |
チ○コをはさむ海パンなのだ! |
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海パンにチ○コをはさまれるなんて、まさに前代未聞の事件である。この痛さは男にしかわからないのである。それにしても怖ろしいことである。そんなことをいったい誰が予期したであろうか。まさに悪魔の海パンである。
ただ、服によって身体が傷つけられることはよくあることだ。たとえば男性がオシッコの後で急いでファスナーを上げようとしてついついチ○コの先っちょをはさんで傷つけてしまうという悲劇がある。この痛さは体験した者にしかわからないのである。しかし、それはあくまで本人の不注意であり、ズボンやファスナーの責任ではない。もしも純粋に衣服の側に原因が存在するこのような「チ○コの悲劇」があるのなら、断じて許してはならないのだ。これは男性すべてが声を大にして訴えないといけない。
衣料専門店ユニクロを展開するファーストリテイリングは9月2日、昨年販売した男児用水着が原因で子どもが(チ○コに)けがをする恐れがあるとして、販売済みの全品約5万点を回収すると発表した。この水着は「ボーイズ・パネル・スイムショーツ」(1000円)である。濡れると裏地のメッシュ穴が広がり、乾くと縮むためにチ○コがはさまれるなどして、これまでに男児6人が軽傷を負ったということである。
昨年夏からすでにこの海パンによる負傷の報告はあったのだが、「ただの偶然」として放置していたらしい。しかし、今年の夏も同様の事故が発生したために「海パンが悪い」という原因を認めることになったのである。しかし、海パンでチ○コをはさまれるという不名誉なケガをわざわざ訴える人が果たしてどれだけいるだろうか。ファスナーでチ○コをはさまれて重大な性機能障害に陥ったからとYKKを訴える人はおそらくいないだろう。少なくともここは日本であってアメリカではないのだし。この合計6名という人数は全体のごく一部であるとオレは考える。
おそらくこうして報道されてはじめて「うちの子のチ○コも切れた!」とヒステリックに訴えてくる母親が大勢いるはずだ。そうなると商品を回収するだけではなくて、チ○コが傷ついたという悲劇に対してきちっと慰謝料を支払うべきだ。それが子供の心をどれだけ傷つけたことか柳井社長はしっかりと反省して欲しい。しかし、こんなしょうもない事故が起きるということをどうして販売前にチェックできなかったのか。水着が濡れても乳首や陰毛が透けないようにという野暮な工夫なら熱心にするくせに、こんな危険を野放しにしていたことはオレには全く不可解なのである。
2005年09月02日(金) |
その貯金をじゃんじゃん没収しろ! |
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銀行と違って倒産の心配のない郵便貯金には1000万円までしか預けられないのである。だからオレは限度額を超えた分を証券会社に預けて運用してるのである。しかし、オレみたいにちゃんとルールを守ってる人間ばかりではなかったのだ。なんと、8月31日に公開された郵便貯金の金額別預け入れ状況では1000万円以上預けてる違法貯金者が198万人もいたことがあきらかになった。貧乏人のための少額貯蓄の制度という理念はどこへ行ってしまったんだ。
この中には大量の偽名口座が存在する。だって貯金者総数が日本の人口とほぼ同じ1億2511万人もあるのは変じゃないか。この中には結婚しても旧姓のままの口座にしていたり、名義人が死んでもそのまま放置してるものもあるという。複数口座や存在しない人間の口座はいますぐ廃止すべきである。
また、300万円以上の貯金を持つものは全体の2割もいる。銀行預金の場合300万以上は3%しかないことを思えば、いかに郵便貯金利用者に金持ちが多いかがよくわかる。とりあえず1000万円超の貯金を持つ違反者からは超えてる分を全額国が没収しろ。この198万人の違法貯金者の総貯金額は21兆7572億円で、一人平均1098万円、超過してる分だけで約1兆9500億円もあるそうだから、そのゼニを民営化後の経営を安定させるための基金にすればいいじゃないか。
さて、民主党の案ではこの郵貯の限度額を500万円に引き下げるそうだが、今でも限度額を超えてる連中のゼニをどうにもできないのである。どうやってそんなことを実現するんだ。それとも岡田、おまえはオレ様の案をぱくって、「500万円以上は国が召し上げます!」と発表するのか。勝手にオレの考えを盗むなよ。もしもそうしたいのなら下のメールフォームでオレにメールで報告しろよ。
こうして郵貯のゼニがもしもどんどん流出して株や土地に投資されるようになったら大変なことになるぜ。それこそバブルの再来だ。今すでに日経平均株価はものすごい勢いで上昇中である。外資から大量の買いが入り、上がるから買う。買うから上がるという好循環でどんどん上がるのだ。特に上がる材料のないボロ株がどんどん値上がりして、それで資金を増やした投資家がまた別の株を上げるというふうにいろんな銘柄が値上がりしている。その流れがいっそう加速するのである。そうなると投資家のオレも大喜びである。オレの金儲けのためにも、この郵貯改革はいますぐやってくれ!
2005年09月01日(木) |
ホリエモン、一気に広島を制覇するんだ! |
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昨日公示された衆議院選挙、全国で評判になった対決がいくつもあるが、中でも一番世間が注目してるのはやはり広島六区、ホリエモン対しずかチャンの対決である。大都市で人気のある彼がなんで広島みたいな田舎で勝負するのかと思ったが、なんとホリエモンはちゃっかり地元有力企業の常石造船を味方に付けていた。ホテルも海運業も営む地元では最大の企業である。この常石造船というのは元首相の宮沢喜一との縁が深くて、宮沢氏の東京事務所は常石造船のビルに入っていたらしいが、亀井静香と宮沢喜一の後援会はめちゃくちゃ仲が悪いそうだ。そういうわけで、敵の敵は味方ということで宮沢陣営がそのままホリエモン支持に回っていたりすると面白いぜ。
尾道にはおいしいアイスモナカを食べさせてくれる「からさわ」という店があるんだが、その近くの駅前の一等地にホリエモンの選挙事務所がオープンしたそうである。改革の文字をプリントした黒のTシャツを着て、「10万人に握手する」という泥臭い選挙戦をこれからホリエモンは戦うらしい。それに対してシズカちゃんのところには菅原文太がやってきて「わたしたちは仁義ある戦いをします」と語ったとか。なんでヤクザ映画の題名が出てくるんだ!関係ないだろう。選挙なんてゼニが飛び交い裏切りが起きる、まさに仁義なき戦いそのものじゃないか。今頃もうおたがいの陣営の中傷合戦でもやってるんじゃないのか。
ただ、オレはあの尾道という街はかなり個人的に好きなのだ。大林宣宏監督の映画、尾道三部作の舞台であり、もちろんオレは原田知世や富田靖子のファンである。ラーメンがおいしく、またぜひ訪問したいと思ってる街である。斜面にへばりつくように家が建っていて、細い路地で結ばれていて、どこからも海が見下ろせる景色がいい。オレが極楽投資生活をするときに住みたい街の一つである。
さて、この選挙に勝ったらホリエモンは広島を本格制覇するために次の手を打って欲しい。それは広島カープの買収だ。あの球団にないのはゼニだけである。ファンもいる。伝統もある。ところが選手に高給を払うゼニがないのだ。だから江藤も金本もFAして球団を去ったのである。ホリエモンが球団を買収してゼニをふんだんに掛けて補強すれば、来季でもすぐにリーグ優勝が狙えるだろう。巨人を放り出されて行くあてのない清原も、ケガさえ治せば狭い広島球場で本塁打製造器としてまだ活躍可能だ。楽天の三木谷やソフトバンクの孫に負けるな!広島カープで全国制覇を目指すんだ。ゼニさえ出してくれるなら広島ファンも大歓迎だろう。
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