2003年03月31日(月) |
定員オーバーでもいいじゃないか |
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道路交通法では定員を超える乗車は禁止されている。だから軽自動車には4人しか乗れないし、ホンダ・モビリオとかトヨタ・ウィッシュなどという3列シートのクルマが人気なのはいざというときに大量に乗っけることが可能だからだ。実際はほとんどドライバー一人しか乗っていないので不経済なことこの上ないのだが。
ただ、道路交通法が適用されない鉄道の場合は定員以上の乗車は当たり前で、ラッシュアワーの時は定員の200%超という殺人的な状況もあるらしい。オレも一度東京の友人に誘われて「ラッシュアワー体験」をしてみたが、周囲の圧力で窒息死しそうになったぜ。
さて、乗り合いバスは道路交通法の適用範囲内なのだろうか。オレは大学生の時、バスを待っていたのに「満車」という表示を出されて無情にも通過された思い出がある。そのバスに乗れなかったら大切な約束に遅れてデートに失敗するとか、取引の時間に遅れるとか、親の死に目に会えないとか、人にはそれぞれに事情があるんだ。それを道路交通法などという「善良なドライバーをワナにはめて反則金をぼったくるための法律」で踏みにじられるのは全く気分悪いぜ。
読売新聞によれば、西日本JRバスの高速バス3便が定員オーバーの乗客を立たせたまま中国自動車道を約2時間走行していたという。高速バスは立ったままでの乗車は想定外で、転倒防止用のつり革などもないことから兵庫県警は西日本JRバスに厳重注意したという。しかし、さして本数も多くないバスを「満員」という理由で見送ったとして、どうやって目的地にたどり着けばいいのだ。ヒッチハイクでもやれというのか?次に来たバスに空席があるとは限らないだろう。
だったら通路に乗っけてやればいいじゃないか。インドでは屋根にまで人が乗ってるぜ。立った姿勢が危険なら、床に新聞紙でもひいて座ればいい。あるいは二人がけの座席を三人で使うとかして、お互いに譲り合えばよかったのだ。まさか乗客全員が相撲取りなんてこともないだろう。それにしても「高速隊」というのは細かいところまでチェックしているヒマな奴らなんだな。そんな些細なことを注意するよりも、マンガを読みながら走っている大型トラックの方がよっぽど危険だろう。ちゃんと取り締まりやがれ馬鹿。
2003年03月30日(日) |
運転中にマンガ読むなよ馬鹿 |
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大阪に帰るために中国自動車道を走っていた時のことである。目の前を走る大手運送会社のトラックが蛇行運転をしていることに気づいた。時々右に大きくふくらんでからあわてて戻り、左側の白線を踏みながらゆっくりと80キロくらいで走行している。ふだんの自分なら一瞬に抜き去るところだが、残念なことにその日は訳あってスバルドミンゴという実に非力なクルマを運転していたのである。少し横風が吹いただけでハンドルを取られそうになるくらいだから速度が出せない。仕方なくその蛇行トラックを追走することにした。安全のために車間距離を十分に取り、事故の現場を目撃したいという野次馬根性もあってしばらく観察することにしたのである。
さて、なぜそのトラックは蛇行していたのだろうか。オレはまず「睡眠時無呼吸症候群」による居眠り運転の可能性を考えた。しかし、どうも眠ってるのでもなさそうだ。ゆるやかなカーブがあるとちゃんとカーブの曲線どおりに走れているからである。だったら何が原因だろうか。追走することに飽きてきたオレは、原因を確かめるためにそのトラックを追い抜くことにした。並んだときにオレは、チラリとトラックの運転席を覗いてみた。
なんとそのドライバーはマンガを読みながら運転していたのである。頼むから防音壁に激突して一人で死んでくれ。間違っても他のドライバーは巻き込まないでくれ。
給料をもらって運転しているプロのドライバーがそれじゃあ困るだろう。オレは追い抜く前にナンバーを控えなかったことを激しく後悔した。そんな危険なヤツは会社に電話で密告してぜひともクビにしてもらいたかったからだ。
渋滞の最後尾に突っ込んで大惨事とか、故障で路肩に駐車しているクルマに追突するとかいう馬鹿事故の記事を読むと、「いったいどこ見て運転してるんだ?」と思うが、案外この馬鹿と同じようにマンガを読みながら運転していたのかも知れないなあ。飲酒運転同様にマンガ運転も罰金50万円くらいは取って欲しいぜ。テレビを見ながら運転している馬鹿も罰金5万だ。ついでに助手席の女といちゃつきながら運転している馬鹿からも罰金100万くらい取ってくれ。運転が下手なヤツに限って安全意識も薄いから困ったものだぜ。
2003年03月29日(土) |
きみはフクロウのエサを知ってるか? |
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山陰地方を旅行した。泊まったホテルの朝食のみそ汁に入っていたのは特産のシジミだったし、ぶらりと入った松江ラーメンの店では宍道湖のシジミで出汁を取ったと書かれていた。早朝の宍道湖には漁をする多くの船が浮かんでいた。太古の昔からこの地に暮らす人々は湖の恵みに感謝しながら暮らしてきたのだろう。
そんな大切な湖を、干拓工事で破滅させようとした、およそ郷土愛のかけらもないお方が一人いる。五期20年の長期政権の中で長年に渡って中海・宍道湖の干拓を強固に推進していた島根県知事澄田信義氏である。批判を浴びてしぶしぶ干拓事業を中止し、しっぽを巻いて政界を引退するのかと思ったら、なんと知事選挙のポスターを掲示していた。まだまだ政界引退は早いと思ってるのだろう。自分が推進している島根原発の増設にしても、うまみがあるのはこれからである。建設に伴って地元にばらまかれる地元対策費は一説によると1000億以上と言われ、原発建設費の2割を占めるわけだが、それだけの利権をどこの馬の骨ともわからぬ他の野郎に任せるわけにはいかないというのが本音だろう。
せっかくこんな遠くまで来たので、見たくもないポスターを見ただけではなくちゃんと観光もした。宍道湖の北岸にある「松江フォーゲルパーク」という花と鳥のテーマパークに立ち寄った。ハリポタ人気でブームになったフクロウがたくさんいて、そのフクロウの飛行ショーがこの施設の目玉なんだが、オレは飼育係の女性が、観客にわからないように隠しながらフクロウに与えていたエサが、実は血まみれのヒヨコであったことに衝撃を受けていた。もっとも猛禽類であり肉食であるフクロウがヒヨコを食べていてもちっともおかしくないのである。館内には金正日将軍様の花であるベゴニアが大量に展示され、天井からは無数の鉢が吊されそこから花が垂れ下がり、その美しさに大いに圧倒されたのであった。しかし、なぜ宍道湖でフクロウやベゴニアなのか、その理由はちっともわからないのであった。
意味不明のテーマパークを建設し、不要な公共事業で税金を湖に捨て、小泉八雲が愛した土地をこんな悪趣味な空間にしやがった馬鹿はいったい誰なんだ? 澄田信義さんよ、知っていたらオレにぜひ教えてくれ。
2003年03月28日(金) |
温暖化防止はデブ対策から |
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どうしてクルマはどんどん巨大化するんだ。今度モデルチェンジするプリウスは全幅が1750ミリもあるという。あの省エネカーを3ナンバー化させていったいどうするんだ。そもそも今の5ナンバー枠だって、5人乗るには十分な広さだろう。4人しか乗らないのなら軽自動車でも十分だ。オレが学生の時に初めて買ったクルマは初代いすゞジェミニだったが、全幅は1590ミリしかなかったぞ。それでもオレのような小柄な人間には十分すぎる広さだった。トランクも広いし実に便利だったのに、いつのまにかジェミニは消滅し、それどころかいすゞ自動車そのものが今は消滅しかけている。かつて「間違いだらけのクルマ選び」という雑誌で徳大寺有恒が絶賛したあの佳作車ももうほとんど目にすることはない。あんな素敵なセダンはもう二度と登場しないだろう。
それにしても、どうしてそんなにクルマの広さが必要なんだ。わざわざデブに便宜をはかってやる必要はないだろう。太ったヤツは自分の巨体に合わせてデカいクルマを買えばいいんだ。ばかでかいアメ車が今は安く買えるじゃないか。そんなふうにちゃんと自己負担させろ。とりわけ大衆車はデブのことなど考えなくてもいいんだ。
座高(あえて身長とは言わない)の高すぎるヤツも同様だ。クルマを運転するとき、オレの頭上には大きなリンゴが入るほどの空間が空いている。この隙間を小さくすればもっと全高の低いスポーティなスタイルになるだろう。身長2mなどというデカ過ぎるヤツはオープンカーに乗るか、サンルーフから頭を突き出せばいい。
まあオレのような小柄な人間を基準にするのは極端すぎるが、標準体型の人間だけが乗るという基準でクルマを小さくするならどれほどの省エネになるだろうか。文句のあるデブはダイエットすればいいのである。そもそも通常の人間よりも大量の食糧を必要とし、多くの汗とCO2を排出しているデブの存在そのものが地球温暖化の一つの要因なのだ。隣にデブがいるだけでも暑苦しいことから明らかだろう。地球温暖化防止策は、植林や低公害車の開発というカネのかかる方法だけとは限らないのである。
2003年03月27日(木) |
ひったくりは手首を切り落とせ |
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妹から突然携帯にメールが届いた。「いま、ひったくりに襲われてん!」なんということだ。いくら犯罪都市大阪と言っても、オレが車上荒らしに遭ってひと月も経たないのに、今度は妹がひったくりとは。幸いなことに妹は「盗られた」のではなくて「盗られかけた」だけだったのだが。
妹の話では、夜の9時ちょっと前のこと。給料日ということでキャッシュコーナーでゼニを出そうとしていたら、柱の陰でこちらをじっと見ている不審な若い男がいて、帽子を目深にかぶって顔を隠していた。胸騒ぎがしたのでゼニを出してから不意に走り出して一気に自動ドアを抜けて走り出したら、その男も走って追ってきて、生きた心地がしなかったとか。幸い、オレの妹は先に気づいたので逃げることができたわけだが、ぼーっとしているオバハンならヤバかっただろう。
それにしてもこの「ひったくり」という犯罪、なくすことはできないのか。大阪はひったくり日本一の都市で、中学生高校生の中にはゲーム感覚で盗む馬鹿もいるし、追ってこられないからと障害者をわざと狙うド外道までいる。そこでオレは思うのだが、こういう連中を一網打尽にするためにはやはりおとり捜査だ。
老婆のコスプレをした婦人警官や酔っぱらったオッサンのふりをした刑事を、ひったくりの発生しそうな道路に配置して、ひったくり犯に犯罪を起こさせるのである。逃走経路もちゃんと計算しておいて、そこにちゃんと捕縛役の警官を配置しておく。そうしてどんどん検挙すればいいのである。スピード違反のねずみ取りに比べてはるかに価値ある取り締まりだ。
ねずみ取りはうっかりスピードを出し過ぎてしまった善良なドライバーを罠にはめるわけだが、うっかりひったくりをしてしまう善良な人間などいない。善良な人間はひったくりなど絶対にしないのである。普通の人間もしないのである。オレのような、どちらかというと悪徳者の方に分類される人間でも断じてひったくりなどはしないのである。だからこういうおとり捜査はどんどんやってもいい。難癖を付ける人権派弁護士が居たら警官がひったくりの実演を見せてやれ。一度でも恐怖を味わったら、二度とおとり捜査にノーとは言えないぜ。
2003年03月26日(水) |
これが究極の地球温暖化対策だぜ |
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地球温暖化が進めば南極の氷が溶けて海面が上昇し、南太平洋の国の中には水没する所もあるという。キリバスとかツバルはもう半分くらい水没し掛けている。アメリカは温暖化対策なんて全く考えてなさそうだし、CO2を大量に排出することがまるで国益であるかのように振る舞っている。そうなると何か別の方法で海面上昇を防がないといけない。
そこでオレが思ったのが、内陸にどんどん水を流し込むという方法だ。幸い、干上がってしまうそうな湖がひとつある。 中央アジアのアラル海である。黒海からカスピ海へ運河を通し、ついでにカスピ海からアラル海まで水路でつないで、大量の海水をどんどん流してしまうのだ(笑)。カスピ海の水面の海抜高度は−10mだからポンプなど使わずとも自然に流れてくれる。ただ、アラル海の水面の海抜高度は約50m(現在は水位が下がって33m程度)だから、60mの高度差をポンプでくみ上げないといけないわけだ。これはけっこう困難かも知れない。何かいい方法はないものか。
ほとんど干上がってしまい、魚類が死に絶えたために漁業が壊滅し、湖底に堆積した塩が風で吹き飛ばされる塩害で周辺の農業にも被害が起きているアラル海の現状は、地球規模の環境破壊の実例として看過できないものの一つである。これまで日本政府は長良川河口堰や諫早湾の干拓といった馬鹿事業に数千億の税金を捨ててきた。今、ODAのすべての資金を一極集中してアラル海再生プロジェクトに協力するならば、金を掛けて環境破壊する馬鹿国家の汚名を返上することも可能である。
ただ、地形から考えたらどこの水を引っ張ってくるのが一番現実的なんだろうか。かつてはほとんど人力だけでスエズ運河を開削したわけだが、今の技術と工作機械ならあの程度の土木工事は一ヶ月ほどでできるかも知れない。大土木工事をやれば一種の公共事業みたいなもので関係国の景気はよくなるし、もしかしたら日本企業も一部を受注できるかも知れない。しかし、あの程度の面積と深さのところに海水を流し込んだところで、本題である「海面上昇を防ぐ」ということにはたいして影響はなさそうだ。アフリカの大地溝帯だったらもう少し容積があるかな?しかしそこなら野生動物に大打撃になっちまうぜ。
2003年03月25日(火) |
ブッシュ、もう臆病風に吹かれてるのか? |
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バグダッド目指して深く突出した米軍の補給線を、ゲリラ的に出没するイラク兵が脅かすという米軍が恐れていた事態が起きつつある。こうなると戦線は膠着状態になるしかないし、長期の消耗戦は避けられない。日中戦争の時日本は南京攻略で戦争が終わると思っていたはずである。実際は中国人民がすべて日本軍の敵だったので、三光作戦と呼ばれる無差別攻撃で焦土化するしか完全制圧は無理だったわけだ。征服戦争とはそういうものである。それまでの「鬼畜米英」というスローガンが、占領されたらいきなり「ギブミーチョコレート」になり、占領軍のためにあらゆる便宜をはかり女性の世話まで行ったという無節操な国民は世界中を探しても希有の存在であることをまず理解しないといけない。イラク人民が占領軍に心服するとか、フセインの圧政からの解放を望んでるとかいうのは極めて希望的観測である。
ただ、オレが気になるのは、市民を装ったゲリラ兵がいきなり攻撃してきたり、投降を装って油断させていきなり発砲してくるというパターンで米兵の犠牲が出ているということである。「市民の犠牲者を出さない」方針だからこそ、一部の国の賛成を得て攻撃しているのである。相手が市民かゲリラかわからない以上、自分が殺されないためには相手を無差別に殺すということにいずれなっていくのではないか。市民なのかそれともゲリラ兵なのか、撃ってくるまでわからないということは、わかったときにはこちらはもう死んでいるということである。そうなると、「もしもゲリラだったらいけないから先制攻撃で殺す」ということになるのだ。ベトナム戦争の時の住民虐殺は、あるいはそうした恐怖心の延長上で起きていたのではないか。
オレの予想した通り、戦死者が次々と出るとアメリカ国内の厭戦気分が高まってきた。これではフセインの思うつぼだ。千人単位で死者が出ればアメリカ国内はパニックに陥るのだろうか。映画「スターリングラード」のような泥沼の市街戦になればそれは確実だろう。緒戦でヘリを撃墜され、その時に海兵隊員の息子を失った父親が訴えたという。「ブッシュ、お前は私の息子を奪った」そんな大切な息子をなぜ軍人にしたんだ。殺したり殺されたりする仕事を選んで、そんな道理もわからないのか馬鹿。
2003年03月24日(月) |
フセインはやっぱり死んでいる |
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ちまたに流れるフセイン死亡説、陰謀なのかそれとも事実か? そうしたウワサを払拭するために、やっぱりあの男はテレビに出てきた。ただ、オレの目には長時間原稿を棒読みし、ときどき自信なさそうに上目遣いに前を見るあの男がフセインだとはどうしても思えない。あれは明らかに影武者に決まってるだろう。どうみたってそうとしか思えないぜ。アルジャジーラからは捕虜になった米兵の発言映像も流れた。
しかし、この「捕虜」というのも考えれば不思議な存在である。だってさっきまで自分たちの仲間を殺そうとして銃を向けてきた連中だろう。それが捕虜になったらいきなり生命や人権が保証されるのかね。ジュネーブ条約というのは実に不可解だ。生命人権が保証されるべきなのは、空襲下の一般市民だろう。焼夷弾で無抵抗の市民を大量に焼き殺したB29搭乗員の行為は国際法違反や戦争犯罪には問われず、落下傘で降下して捕らえられた米兵を街路樹に縛り付け、みんなで石を投げてなぶり殺しにしたらそれは「捕虜の虐待」という罪になるという。
もしもオレが空襲下の市民なら、自分を殺そうとした相手に情けをかけることはとうていできない。強盗に入られて家族を惨殺された後、格闘の末に運良く相手の武器を取り上げることができたなら、迷わずオレはその強盗に報復するよ。そんなこと当然だろう。別にイラク人民に肩入れするものでもなく、かといって攻撃を支持するわけでもないのだが。
今日、たまたまコーラのタダ券があったからマクドに行ってハンバーガ単品×2(118円)を注文して、そのときにゆっくりと産経新聞を読んだのだが、そこに掲載されていた読者の投書がすべて「ブッシュ大統領支持」だったのには驚いた。いくら産経が右寄りと言ってもここまで極端でいいのかね。そこには反戦のハの字もなかった。やっぱり新聞はいろいろ比較して読まないといけないことがよくわかる。家で取っている分だけではダメみたいだ。今日の日記はとりとめもない話になってしまったが、やっぱり戦争が気になってしまってテレビの前に釘付けなんだ。明日は図書館で毎日と読売と日刊スポーツを読んでみよう。
2003年03月23日(日) |
自殺するなら臓器をくれ |
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今、日本では若者に自殺が流行している。井上陽水が「傘がない」という曲で「都会では自殺する若者が増えている♪」と歌ってから30年経ったが、今度はネットの中で流行しているのである。仲間を集めて、密閉された室内や車内で古風にも練炭を燃やして一酸化炭素中毒で死ぬのだが、オレがもったいないと思うのはそうして失われる命ではない。健康な体を持ち、健康な臓器がその中に詰まってるのに、死んで火葬されるその肉体が実にもったいない。どうしてその肉体を役立てないのだ。
そこでオレが提案するのは「臓器提供自殺」である。これは安楽死とは違う。あくまでも自殺である。ただ、そのときに医師が手助けして、すべての臓器をまっさらで使える状態で取り出すのだ。そしてすぐに必要な場所に空輸して移植用に用いる。どうすれば臓器を痛めずに死ぬのが可能なのかわからないが、きっと方法があるはずだ。時間を掛けて適合不適合を検査すれば、より安全な提供相手を見つけることができる。これによって多くの人命が救われることは間違いない。わざわざ移植手術のために海外に行く必要もない。
自殺する人間というのは、自分が世の中に役に立たない、無駄な存在だと思っていて、太宰治みたいに「生まれてきてスミマセン」などと思う者までいるが、そんな人にも「あなたのおかげで多くの命が救われるのです」と、まるで暴走する列車の下敷きになった小説「塩狩峠」(三浦綾子)の主人公の気分になってもらえたなら、自殺者は最後の善行で心安らかに死ねる。自殺する本人も満足して死ねるし、臓器をもらえて病気が治る人も満足するのだから誰にも迷惑は掛からない。
同じ死ぬのでも、列車に飛び込んだりしたらどれほど多くの人に迷惑を掛けることか。だったら役立つ死に方をもっと積極的に推奨したらどうなのだろうか。「自分が死んで他人を生かす」こんな崇高な行為を「自殺」などと呼んではいけない。これからは他生と呼ぼうじゃないか。「ぼくはこれから他生するんだよ」 なんと美しい響きだろう。きっと誰も止めないよ。それにしても、生きたくても生きられない人が大勢居るというのに、なんともおめでたい人たちだよ。
フセインは攻撃開始を告げる第一撃ですでに死んでいるというウワサが流れている。このウワサに関してだが、オレは十分その可能性は高いと思っている。なぜなら、攻撃開始後に流されたフセイン大統領の健在を訴える映像は明らかに、「事前に準備されたモノ」であったからだ。そしてその後のイラク国営放送で同じ写真が使われていることから考えて、すでに死んでいる可能性は非常に高いと言える。わざわざ「健在」ということをアピールするのはそうでないからであり、死んだことがバレたらその時点で戦争は終わってしまう。だからフセインが死んだという事実は公表できないのである。
フセインは多くの影武者を用意しているそうだが、次に出てくる「生きているフセイン」は、必ずしも本人である保証はないわけだ。黒澤明の映画「影武者」では、偽物を見破るのは年端も行かない子供である。テレビの映像から我々は果たして影武者を見破ることができるであろうか。
考えたら以前の湾岸戦争の時は、クウェートからイラク軍を追い出すことが戦争の目的であり、バグダットを攻略するとかフセインを殺すことは目的に含まれていなかったのだ。あのときだって、居場所がわかれば一撃でフセインを狙うことは可能だっただろう。そして同様のことが可能ならば、オレはやはりもう一人の独裁者を一撃で葬ってほしいと思うのだ。自衛隊にもトマホークくらいはあるだろう。別に米軍の助けを借りなくても「自衛権の行使」を行えばいい。日本海にイージス艦を巡航させて、相手がテポドンをぶっ放してきたらいつでも使用すればいい。
それにしてもテレビで流れる映像の不思議さなんだが、攻撃が起きていて黒煙が上がっている、まさに「戦争状態」なのに、クルマがたくさん行き交っていて、市民は普通の生活をしているのはいったいなぜなんだ。全く理解に苦しむのである。戦時中の日本のように灯火管制もなく、街の灯りがきらめく中でミサイルが目標物に向かって飛んでいくのである。阪神大震災で神戸が壊滅状態だったのに、すぐ隣の大阪では全く変わらぬ日常が継続していたことと思わず重ね合わせてしまう。海の向こうの「戦争」は、テレビから流れる一個のニュースに過ぎないのだ。
2003年03月21日(金) |
スモーキング女に天誅を! |
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その日、オレは6年ぶりに会った旧友と再会を楽しんでいたんだ。四天王寺近くのロイヤルホストは平日の昼食タイムを過ぎていたので空いてると思ったが、禁煙席は満席で、仕方なく二人とも非喫煙者だったが「喫煙席」に座ったんだ。想像力と危機管理能力の欠如ゆえにその後に引き起こされる悲劇も予想できずに・・・
オレたちはお昼のサービスランチ980円+ドリンク200円を注文し、値段のわりにはまあまあだったステーキを喰い談笑していた。隣のテーブルは空席だった。まさかその席にそんな迷惑な客がやってくるとは予想もしていなかったのだ。その席に座ったのは、じゃりんこチエのような平面的な顔でメガネをかけた女だった。もっともオレたちは久しぶりに逢えたということで話に夢中で、どんな女が隣席に座ったかなど全く気にも留めていなかったのだ。
談笑しているオレたちの前を煙が行き過ぎた。煙はやがてオレたちのテーブルの上空を直撃し、風邪気味だったオレの友人は思わず咳き込み、そこにも容赦なく煙は襲いかかったのだ。ああ、なんという悲劇だろうか。こんなことになるのなら、多少待ち時間はかかっても、禁煙席に空席ができるまで我慢すればよかっただろうに。あるいは面倒であってもそこで一言「すいません、隣のクソ女の煙ががまんできないので禁煙席に移らせてください」と言えばよかったのに。
チラリと隣の席を横目で見ると、なんとその女はテーブルの上に履歴書を広げていた。なんと就職活動中だったのだ。それにしてもよく吸う女だ。きっと肺は真っ黒だろう。空調の関係で煙が隣席のオレたちの顔面を直撃してることなど全く意に介さず、無神経に連続で次々と吸い、タバコを灰皿に置いては筆記用具を取り出し、その間も煙はオレたちを直撃する。
オレはその女の履歴書の項目を1.5の視力でのぞき込んだのだが、そこにはもっとも大切なことが記入されていなかった。
>「おまえは超ヘビースモーカーじゃないか」
その最大の特徴を書かずにどうするんだ。それだけ吸ってるということはその分おまえは仕事を中断するということなんだ。そんな欠点を隠して就職活動をしている迷惑な女に天誅あれ。
2003年03月20日(木) |
その武器、買ったぁ! |
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ついに戦争が始まった。ミサイルが標的の建物に正確に命中し破壊する映像はテレビで世界に流される。武器商人にとってこれほど宣伝になる場面はないだろう。冷戦も終わって武器の買い手を見つけるのは大変だ。南に内戦ありと聞けば取る者もとりあえず急行して武器を売り、西に裕福な反政府ゲリラありと聞けばサンプルを持って駆けつける。そんな死の商人たちにとって、このイラク戦争ほど嬉しいものはない。効果のあるCMを世界に流してくれているようなものである。きっと随喜の涙を流しているだろう。しかも経費も掛からない。サンプルにミサイルを持っていっても実際に試し打てば数億円がふっとんでしまうのだ。戦争をやってくれればそんな余計なコストをかける必要がなくなるのだ。また、使ってしまった武器は補充しないといけない。とにかく武器屋は儲かって仕方がないのだ。もう笑いが止まらないのだ。
通常の工業製品なら価格を設定するときに、原材料費、広告費などを考慮してから採算ラインぎりぎりにしないといけない。あまり高くしすぎるとライバルに出し抜かれる。ところが武器というものはコストを度外視して作ることが可能だ。お客はどんなに高価でも戦争に勝つためには言い値を支払って手に入れるしかないのだ。とくに日本の防衛庁のような馬鹿役所は値切らない。どんなに高くても国民の税金で払えるから平気なのだ。イージス艦は一隻いくらするのだろうか。迎撃用のパトリオットミサイルはいったいいくらするのだろうか。http://www.kakaku.com にも登録されていないのでオレには調べようがない。
それにしても武器の値打ちはいったい何で計ればいいのだろうか。5億円のミサイルには100人の殺傷能力があるとして、500万円/一人というように一人殺すのにかかるコストで計ればいいのか。コストだけ考えれば対人地雷がすぐれているぞ。一個2ドルくらいで作ることが可能だからだ。そんな安い値段の兵器に命を奪われてしまったら浮かばれねえぜ。 オレの命はたった2ドルかよと言いたくなる。イラクには細菌兵器や化学兵器もあるのかな?比較的コストがかからないから「貧者の核」と呼ばれるそうだが、殺され方までケチられたらたまらねえぜ。ちゃんとカネを使ってくれ。
2003年03月19日(水) |
KDDI、そんなヤバいもの作るな! |
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KDDIはau携帯電話で相手の居場所がわかるサービスを4月17日から始めるという。外出中の家族などがどこにいるかを知りたいときに、相手の携帯電話の位置を自分の携帯電話やパソコンで確認できるという。今回開始するのは「EZお探しナビ」というサービスで、au第三世代携帯電話のGPSによる位置情報サービスを活用するするとか。KDDIでは家族による子供やお年寄りの位置検索に活用できると説明している。ごまかすな馬鹿!そんなことにわざわざ使うために別料金を払うわけがないだろう。こういう悪意に満ちた機能は浮気調査のために使われるに決まってるじゃないか。自分の夫や妻、恋人がどこにいるのか常に把握したい嫉妬深い連中が使うのだ。
今ではもう当たり前、携帯の過半数を占めると言われる写メールには思わぬ落とし穴があった。浮気をしているヤツが「今、マージャンやってる」などと言い訳の電話をしたとき、「だったら他のメンバーを写してよ」と証拠提示を求められてウソがばれるからだ。機種変更してカメラ付き携帯にしたためにごまかせなくなったと嘆く男たちはオレのまわりにいくらでもいる。そのためにわざわざアリバイ写真を100枚以上保存しているヤツだっている。なかなかの知能犯だ。しかし、GPS内蔵で居場所のバレる携帯ならごまかしようがない。どうしてそんな迷惑な機能を搭載するんだ。
こうなると、携帯の電源を切ってしまうしか追跡を逃れる方法はないのか。しかし、そんなことをすれば今度は「どうして電源を切っていたの?」と突っ込まれるだろうな。電波が届きにくかったんだという言い訳も最近は難しくなってきた。なにしろ地下鉄でも海外でも使えるほど使用可能範囲は広がってるからなあ。写メールが一気に普及したように、こんな迷惑なサービスだってすぐにauだけじゃなくてドコモにも広がるんだろうな。実に困ったことである。
KDDIはこの機能の活用法として「携帯電話を置き忘れた時の位置検索」にも役立つとしている。馬鹿!わざわざGPSで探さないといけないほどおまえの家は広いのか?もしかしてあんたは皇族か? 日本でそんなデカい家と言ったら皇居ぐらいしかないだろう。
2003年03月18日(火) |
大型犬という大量破壊兵器 |
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オレは大型犬が嫌いだ。あんな猛獣を平気で散歩させてる力の弱そうなオバハンや老人を見ると背筋が寒くなる。小さい子供ならいつでもかみ殺すことができる危険な生き物をどうして野放しにしてるんだ。どうしても飼いたいのなら、十分に運動させられるだけの巨大な庭のある家に住んでくれ。それだけの庭が用意できない貧乏人はアイフルのチワワで我慢しろ。散歩中の犬に噛まれて大ケガをしたり、時にはかみ殺されるという事故が起きるたびに思う。「猛獣を連れて散歩するのは日本刀を振り回して歩くのと同じだ。」
そんな武器を持ち歩いている以上、暴発時の全責任は負わないといけない。万一その馬鹿犬が子供をかみ殺したりなどしたら、殺人罪で逮捕するだけではなく、その時に子供が味わった恐怖に対して相応の慰謝料を加えて賠償すべきである。もっともそういう外道飼い主は、サファリパークで虎のエサにされるという形で処刑されたらいいと思ってるがね。
名古屋でそういう外道飼い主がまた一人逮捕されたということが読売新聞で報道されている。
【愛知県警中川署は18日までに、大型犬を飼う名古屋市中川区、無職松原泉容疑者(64)を重過失傷害の疑いで逮捕した。調べによると、松原容疑者は1月22日早朝、同区内の庄内川右岸堤防で、飼い犬のアメリカン・スタッフォードシャー・テリア犬(体長約1メートル、雄2歳)の引き綱を外し、犬がかみついた男性(74)に右手指骨折の重傷を負わせた疑い。】
とある。犬嫌いのオレにはこの名前でどんな犬なのかは全くわからないが、おそらく対面すれば死の恐怖を感じることは間違いないだろう。こういう大型犬は存在そのものが凶器なんだが、飼い主は無神経、無頓着なことが多いのだ。
通勤時に毎朝通過する道路脇に、土佐犬を何匹もつないでる町工場がある。すぐ前まで道路拡張工事が伸びてきているのだがそこだけ工事が中断している。どう考えても悪質ないやがらせとしか思えない。その犬が危険物なのは見ればすぐにわかる。市民が拳銃や日本刀を所持できないように、銃刀法違反みたいな形で、大型犬の飼い主も規制するか法外な税金をぼったくって欲しいものである。ついでにオレに吠えつく犬も不愉快極まりない。一吠えにつき10万円くらい迷惑料を払いやがれ。
2003年03月17日(月) |
海の向こうで戦争が始まる |
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ついに、開戦は不可避になっちまった。なんとなく今のイラクの姿は、戦前の日本の姿とダブってしまう。だったらフセインの打つべき手は、米軍の攻撃開始よりも先に「真珠湾攻撃」にあたる奇襲攻撃を仕掛けて、米軍に大打撃を与えることしかない。もしかしたら本当にその準備は進んでいるかも知れないなあ。「戦争開始=米軍の攻撃開始」と思っている人がほとんどだから、イラク軍の奇襲があれば国連はパニックに陥るだろうな。ソマリア紛争でもわかるように、今の米軍に弱点が存在するとしたら「打たれ弱さ」だろう。緒戦で死傷者が続出すればたちまち厭戦ムードに包まれるはずだ。そうなるとフセインにも勝機があるかも知れないぞ。他の事件も戦前の歴史に置き換えてみれば、クウェート侵攻が満州事変で、国連査察団はリットン調査団みたいなものになるだろうか。
オレにとって不思議なのは、フセインという欲望にまみれた世俗の王が、敗北が必至な戦争に乗り出そうとする行為である。アラブの大義に殉じ、米軍との戦いに敗れた英雄として歴史に名をとどめたいのだろうか(笑)。生きていてこそ自分たち一族の富と名誉が守られるのであり、殺され破壊されてしまった後では何も残らないのに。太平洋戦争の背景を考えたとき、アメリカが日本との開戦やむなしという決断をしたのは、日本が満州だけで我慢していればよかったのに中国に侵攻したからだという説がある。フランスがインドシナ半島、アメリカはフィリピン、オランダはインドネシアという具合にヨーロッパの諸国がアジアの各地に植民地を持っていたくせに日本の満州支配を批判できるわけがない。「そこまでは大目に見てやろう」というのが英米仏の一致した見解だったのではないだろうか。
この世に正義の戦争など存在しない。フセインを打倒してアメリカ流の民主主義をイラクに根付かせたいとするならば、アメリカ社会というのが果たして地上の楽園なのかという疑問に突き当たる。21世紀の歴史の中で、この戦争はどのような意味を持って後世に語り継がれるのか? それは現時点ではまだわからない。「独裁者の存在=悪」なのなら、オレにはアメリカ大統領こそ世界最強の独裁者のような気もするのだが。大量破壊兵器を世界で一番たくさん保有しているのは確実だし。
2003年03月16日(日) |
あんたたち、やかましいんだよ |
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もうすぐ統一地方選挙がある。気の早い候補者たちはもうすでに事前運動を始めている。オレの住む街もご多分に漏れず選挙カーが走り回っている。一応は自○党の機関誌を宣伝する形をとってはいるが、実際は候補者名の連呼だ。
名前をしつこく聞くたびに「そんなに何回も言われんでも覚えられるわい、馬鹿にするな」と思うのだが、オレのように記憶力のある人間は少数派で、何度聞いても忘れる馬鹿が多いから、あの連呼もそれなりに効果があるのだろう。しかし、病院の近くや学校の近くでも平気で連呼していくあの無神経さにはあきれる。そんなヤツには断じて入れないとオレは固く決心する。
よく聞くと名前の連呼以外にもいろいろしゃべってる。「福祉の充実を第一に」 心にもないことをいいやがって。本音はどうせ「利権の確保を第一に」だろう。オレは嘘吐きは嫌いだ。だからもちろん入れてやらない。それにオレの主義主張としては「福祉の充実」には反対だ。たくさんの金をばらまいたらそれが「充実」だと勘違いして、税金をドブに捨てられるのには反対なんだ。ただでさえ生活保護費の不正受給とか、就学補助のカネをパチンコに使い込む馬鹿親とかが多い街なのに、下手に充実させたら盗人に追いゼニだろう。「バラまき福祉の見直し」なら賛成するけどなぁ。
早々と選挙事務所も準備されて、オレが普段利用する駅前駐車場にプレハブが建っている。候補者の名前の上には白い布が掛けられてるが、ちゃんと下の文字が読めるようになっている。こういうスタイルが「お約束」なんだろうけど、なんだか納得がいかない。
県議選といえば、長野県では田中知事を不信任した連中が「反田中」であったことの弁解に必死みたいだ。自業自得なのになあ。選挙に落ちるのがそんなに怖いのか。選挙の時だけ住民の方を向いていた連中が、当選したら好き勝手のし放題、住民投票の結果と議会の決定が食い違うことが当たり前。住民投票がダム建設を拒否したら「住民投票制度は間接民主制の否定だ」などとほざく馬鹿議員も四国にいたなあ。住民に選んでもらったくせに、自分たちの利権のことしか考えてないてめえらが間接民主制を否定してるんだろう。裏切ったのはおまえなんだよ馬鹿。
2003年03月15日(土) |
飲酒タクシードライバーを撲滅せよ |
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東京都内では昨年、タクシー運転手による飲酒運転が13件摘発されてるという。しかしこの数字は「酒臭いぞ」と乗客から突き出されたり、事故を起こして発覚したものだけで、飲酒検問によって検挙されたものではない。なぜ飲酒検問で検挙されないかというと、管理者が乗務員の健康状態をチェックすることが道路運送法で規定されてるからだそうだ。そこで既にチェックされているものを二度手間になるからと、急いでる乗客への配慮などから検問でもほとんどフリーパスなのが実情だったとか。それを悪用して「自分たちは検問でも捕まらない」と平気で飲酒していた悪質なタクシードライバーもいたのである。
乗客の命を預かって運転しているはずのタクシードライバーには、他の一般のドライバーよりもはるかに厳しい規制が与えられるべきだ。
睡眠時無呼吸症候群と診断されたドライバーの乗務禁止。
乗客の健康のために喫煙ドライバーの乗務禁止。
交通事故の防止のために気の短いドライバーの乗務禁止。
乗客を退屈させないために口べたなドライバーの乗務禁止。
乗客が気分が悪くならないように体臭の強いドライバーの乗務禁止。
このような規制があってもおかしくない職業であるのに、実は飲酒お目こぼしの特典を与えられているとすれば言語道断だ。ふざけるな馬鹿と言いたい。飲酒タクシードライバーへの罰は通常の飲酒運転に対する罰では甘すぎる。懲役5年以上、または罰金500万円以上、地雷撤去作業への1年間の従事くらいが相応の罰だ。
都内のタクシー会社の業界団体「東京旅客自動車協会」では「業界としても乗務員教育の中で飲酒運転防止を徹底させたい」としているが、原因はアル中野郎をうっかり雇ってしまったせいだろう。そんな危ない奴らはみんなクビにしてくれ。大失業時代のおかげで、タクシー運転手のなり手は大勢いる。飲酒常習者とついでに喫煙者を全部辞めさせても業界はそれほど困らないだろう。逆にイメージアップにつながること間違いなしだ。えっ?客が喫煙者で運転手が受動喫煙の被害を受ける場合はどうかって? そういう客からは割増料金を取ればいいだろう。
「喫煙迷惑料が加算されて料金は二倍になっております!」
2003年03月14日(金) |
ブッシュ、おまえのやってるのはいじめだ |
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みんな「もうすぐ戦争が始まる」と口々に言う。本当に戦争など起きるのか? 戦争とはなんだかわかってるのか? 一方だけが相手を自由に攻撃できる状態を果たして「戦争」の中に含めていいのかはなはだ疑問だ。
例を挙げて説明しよう。太平洋戦争は全体としてはまぎれもなく戦争だが、東京大空襲は果たして戦争と言えるのか? 抵抗することが不可能な非戦闘員を一方的に焼夷弾で焼き殺した行為を「戦争」とオレは呼びたくない。あれはただの大量殺人でしかなかったんだ。アメリカ人から見れば黄色いサルなど虫ケラ以下に過ぎない。退路を断つように区画整理して焼夷弾の雨を降らせ、逃げまどう住民は面白半分に射殺した。
原爆投下はただの人体実験だ。一度も使用されたことのない兵器が人体にどんな破壊力をもたらすかを試してみたかっただけだ。あんなものは戦争ではない。ただの戦争犯罪である。兵士が略奪ついでに占領地の女性をレイプするのと本質的には同じレベルの行為である。その愚劣な行為を「戦争」などと呼ばないでもらいたい。正しい戦争の定義とは、お互いに血を流しながら国家と国家がぶつかり合うことなのだ。たとえ勝てたとしても支払う犠牲が大きすぎるからその行為は20世紀以降タブーとなったのだ。
自軍や自国民を絶対安全な場所に置いて一方的に相手を殺戮するアメリカ流の行為をオレは戦争とは呼びたくない。それはいじめとケンカが全く別物であることと同じだ。いじめを行っていたヤツが、「あれは実はケンカだったんだ」と言い訳することがよくある。数人で一人を一方的にリンチして殺したくせに、「あれは一対一のケンカだったんだ」とウソを並べて裁判官を騙す外道もいる。また、そういう卑怯者の味方をして「そうだ、いじめなんかじゃない」と同調する幇間野郎もいる。前者はブッシュ、後者はコイズミという名だ。
オレは「戦争反対」などとここで青臭い主張をするつもりはない。お互いがやりたければ勝手にやればいい。どうせ日本は第三国だ。高みの見物だぜ。ただ、やるんならお互いに血を流して正々堂々と戦え。両国の国民が最後の一人になるまで殺し合う覚悟はあるのか。ブッシュはフセインとタイマンを張る勇気があるか。
2003年03月13日(木) |
ハリポタ在庫を一掃せよ |
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馬鹿が増えて本を読まなくなったために景気が悪くなった出版業界にとって、救世主となったハリーポッターシリーズの第四巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上下)」が発売されたとき、上下セット価格で3800円という売り方に対してオレはなんとなく反発を感じていた。「子供の本にしては高すぎるじゃないか!」 さらに静山社と書店との契約を知って怒りは倍加した。なんとこの上下セットは返品不可という契約で、仕入れた本屋は売れる売れないにかかわらず買い取らないといけなかったのだ。経営の苦しい零細書店にとっていくら必要部数を確実に仕入れられるといってもかなりの負担だ。取らぬ狸の皮算用で350万部も刷ってしまったために全国の書店で売れ残りが過剰在庫となってしまい、本屋は悲鳴をあげているという。
しかし、自分の店に来る客がどれだけ買ってくれるか?という予測を誤った時点で、過剰在庫の発生はその店の責任であるとも言える。まあ、ここで責任問題を論じても仕方がないし、生鮮食料品は腐る前に売り飛ばすしかない。こういう本はブームというか、旬が過ぎるとほとんど売れなくなるという点で生鮮食料品と同じだ。まだ売れる可能性があるうちに半額にでもして叩き売ってしまえ。「買い取り」である以上、買った品物をどういう値段で売ろうと本屋の勝手だろう。品薄になったら価格が上昇し、商品が過剰になれば価格が下がるのは誰にでもわかる経済原則じゃないか。
350万部ということは、国民35人に一人が買っているという計算である。どう考えてもそんなに売れるとは思えない。まあ、およげたいやきくんが売れた枚数も同じくらいだったと思うが、この本の価格はその5倍もするからやはり無理があるぜ。発売元の静山社では「販売推進のためのキャンペーンを検討している」らしい。どうせたいしたアイデアも出せないと思うが、オレの思いつく一番いい方法は、主演のダニエル・ラドクリフ君に来日してもらって、売れ残りの本に一冊ずつサインしてもらうことだ。日本中からファンが殺到してたちまち売り切れるぜ。来日時のあの騒ぎを覚えてるだろう。
2003年03月12日(水) |
就職難は自己責任だぜ |
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オレは人に頼まれた買い物をするとき、手書き領収書を必要とすることがある。そういうときは店員に書いてもらうわけだが、一番困るのはそいつらが「漢字を知らない」ということである。「麒麟」や「薔薇」というマニアックな文字が書けないのなら許せるが、「図書館」とか「周辺機器」という教育漢字レベルが書けないのだから困りものだ。仕方なしにメモ用紙に書いて見せるか、代わりにオレが書くわけだが、明らかに「普通の若者」の知的レベルは年々低下している。ろくに本も読まずにプレステやゲームボーイにうつつを抜かし、マンガしか読まず、携帯でおしゃべりしたり馬鹿メールを打ったりする日々を長い間続けて来たせいだろう。そういう連中が「希望通りに就職できない」などとほざいてるのを見ると、思わず「あほか!」と言いたくなる。なぜ希望を叶えるための努力をしてこなかったんだ。
1万円のものを買うのに二千円しか持っていないとする。買えるわけがないということは馬鹿でもわかる。しかし、ごくまれに「頼むから二千円で売ってくれ」と食い下がる馬鹿もいる。そして、店主に断られると悪態をつき、店のシャッターを蹴ったりガラスをぶち割ったり品物を万引きしたりする。こういう手合いは存在そのものが迷惑である。
自分の能力のなさを棚に上げて一流企業に就職したがってる連中のレベルは、本質的にはこの馬鹿と同じである。十代の頃にろくに勉強もしてこなかった連中がいっちょまえに「アタマを使う仕事」を希望しているわけだ。教養を身につけてから出直してきやがれ。それにしても日本の平均的労働者のレベルはどんどん加速度的に低下してるようだ。何より読書の習慣がなくなった。電車の中で読まれてるのはペーパーバックや文庫本ではなくてマンガ雑誌だ。
恐るべき勢いで若者の白痴化は進行し、内容を大幅にカットした指導要領がそれに拍車を掛ける。韓国や中国の若者の勤勉さと、日本の政治家たちの無能ぶりを思えばこの国の将来が限りなく不安になってくる。とりあえず合法的にゼニをため込んでおいて、日本脱出の構想でも練っておいた方がよさそうだ。馬鹿と運命を共にして沈没したくはないからなぁ。
2003年03月11日(火) |
なんだ、裁判官は素人にもできるのか? |
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コンビニ強盗やひったくりは、盗まれた金額が少額であって、迷惑を掛ける相手が直接の犯罪被害者だけに限定される割には、けっこう重い罰が与えられる。逆に政治資金規正法違反や、収賄罪を行った政治家への刑罰は異常に軽く、実刑判決になることはまずない。国家や国民に与えた精神的なダメージや金銭的損害の大きさを思えば、この量刑はきわめて不公平なのだが、法を作る連中が自分たち政治家に有利な仕組みにしてるのだから仕方がない。こうした実態を改善するためとは思えないが、あまりにもお馬鹿な最近の裁判官たちの常識のなさに嫌気がさしたのか、3月11日に政府の司法制度改革推進本部は、重大な刑事事件の裁判で一般国民から選ばれた「裁判員」が裁判官と共に被告人の有罪無罪や量刑を決定する新しい制度の試案をまとめた。
この裁判員だが、なんと一般国民からくじで選ばれるらしい。なんということだ。くじで公平に選ぶのなら、オレのような極端に過激な思想の持ち主で、「悪いヤツはどんどん死刑」という主張を行う者にまで裁判員の当番が回ってくる可能性があるのだ。なんだかワクワクしてくるぜ。
試案によると、「裁判員は選挙権を持ち、中学を卒業していることなどが要件」だとある。これならオレを含めてほとんどの日本国民は該当するぜ。検察官、弁護士、警察官、国会議員も対象外だそうだが、オレがこれからそれらの職業に就く可能性はない。ますます裁判員になれる可能性は高まったぜ。早く制度を導入して、オレを裁判員に呼んでくれ。仕事を休んで飛んでいくぜ。
政治家のカネにまつわる事件は判決を聞くたびにいつもやりきれなくなる。あまりにも軽すぎる刑罰で。しかもほとんど執行猶予付きじゃねえか。そんな理不尽なことを許してたまるか。日頃政治家の悪行三昧に対して怒りを覚えてる国民は多いだろう。たまたま裁判員のメンバーが正義感の強いメンバーでそろう可能性もある。その中の一人がオレだったら痛快だなぁ。裁判員の満場一致で懲役20年ということになったりして(笑)。税金を自分のカネと勘違いしてるあの連中に正義の鉄槌を浴びせるためにも、この制度はぜひ実現していただきたい。
2003年03月10日(月) |
オレに任せろ、緊急株価対策 |
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政府が緊急株価対策として、日銀に株を買わせたりしようとしてるようだが、はっきり言って証券会社まかせの株価対策など無駄の一言に尽きる。日経225平均に組み込まれた株をちょこっと1兆円ほど銀行から買ってお茶を濁して、そのまま塩漬けにして放置しても株価に影響など出るわけがないだろう。どうせなら50兆円くらい使って派手に仕手戦をおっぱじめてみろ。もしもオレに株価対策をまかせて50兆円の資金を使わせてくれるなら、日経平均を半年で倍にしてやるぜ。しかも使った50兆円はちゃんと増やしてから国庫に返納してやらあ。
オレが日銀総裁として株価対策を任されたなら、50兆円の資金を持ってまずは「値上がりすべき理由のちゃんと存在する優良株」をちょこっと買い始める。じわじわと上昇すると今度は派手にマスコミに流す。政府主導、日銀主導の国家的プロジェクトとして仕手戦が始動すると宣伝しまくるんだ。小金を持ってる連中はあわてて乗り遅れまいと便乗買いしてくるだろう。もちろんそのときにはすでに売り抜けてさっさと利益を確定しておく。暴落しない程度に時々買い注文を入れながら適正価格に導く。これでより多くの人を株式投資の世界にまずは引き入れるんだ。安値のうちに仕入れてるから日銀の手持ち資金はかえって増えている。
さて、今度は第二段階の仕込みである。老舗企業だが最近低迷している株のいくつかに大量の買い注文を入れ急騰させる。こうなると投資家は「これから上がるのはどこだ」と必死でいろんな低位株に投資することになる。投資家のサクラも登場させる。ぼくは1ヶ月で資金を100倍にしましたなどという人を新聞やテレビで紹介し、みんなの投資熱をあおる。こうして1400兆円と言われる国民金融資産の株式への移転を進めていくのだ。きっかけさえ作ればみんな勝手に投資してくれる。「今株を買えば儲かる」とみんなに思わせればいいのである。
大量の買い注文を成り行きでぶつければ株価は勝手に上昇する。50兆円の資金があれば思い通りに株価を操作できるだろう。外資が売り浴びせてきても日銀がどんどん紙幣を刷って買い支えて値上がりさせればいい。逆に外資からふんだくれるんだぜ。どうだ、オレに仕手戦をやらせてくれよ
2003年03月09日(日) |
大野和三郎、町から出て行け |
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自分で返す義務のない借金をいくらでもできるのなら、おそら自由に浪費できるという誘惑に負けない人はごくまれだろう。ところが政治家という連中はその恵まれた返す義務のない借金ができる人たちなのである。国債という借金をバンバン増やして、数十年後の国民にそのツケを押しつけ、自分たちはさんざん浪費しまくったあげくにとっととくたばっていく。
国と地方をあわせて600兆とか700兆と言われる借金をこれからオレやその子孫の世代の稼ぎで返すのかと思うと暗澹たる気持ちになる。いったいこの国にどんな未来があるのか。インフレが進行している最中なら、増え続ける借金も目減りしていく可能性があったが、バブルがはじけて今は逆にデフレ時代となってしまった。将来に渡って人口は減り続けることが予測されている。どうやって返すんだ?
しかし、昔の夢をまだ見ている連中も残念なことに滅びてはいない。土建屋と結託して無駄な工事をしては税金を山分けしてフトコロにいれることが政治家の役得と思いこんだ一人の男、大野和三郎が単なる金儲けのために建て直しを考えた建物は、多くの住民が誇りに思い、愛着を感じてきた名建築の小学校の校舎であった。耐震検査の結果をねつ造し、裁判所の保全命令を無視し、一気に取り壊すことで目的を達成しようとしたド外道は、既成事実を造って一気に突っ走ろうとしたが、予想外の住民の抵抗に驚き、マスコミを通じてニュースが全国を駆けめぐったために一気に有名になってしまった。裁判所の保全命令をも恐れぬ無鉄砲ぶりとおかしな髪型で。
田舎町長の野望が敗れた今、大野和三郎はどこに行くのか。町の財政を私物化してきた行為に対して司直の手が伸びる前に逃亡を決め込むのか。そういえば高知県の土佐山村には町のカネで愛人の手当を払っていた収入役が居たが、彼と大野和三郎の違いは違法か適法スレスレ(?)かの違いしかないのかも知れない。投票権を持つ一人の市民として肝に銘じなければならないことは、このような外道に間違っても自分の一票を投じないことである。もうすぐ統一地方選挙である。我が街でも府会議員の選挙がある。どんな外道が立候補してくることやら。
2003年03月08日(土) |
代議士かヒモか、どっちだ? |
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代議士というのは一応立派な職業(?)とされている。高給を保証され、選挙によってその地位にふさわしい人が選ばれるのである。一方、ヒモというのは収入は飼ってる女の稼ぎ次第という不安定な身分で、ふだんは仕事もせずにパチンコやギャンブルをして過ごし、ろくでもない男が多いというのが世間の相場だ。両者は本来雲泥の相違がある存在のはずである。ところが坂井隆憲という男は珍しいことに代議士でありながらヒモという希有の存在であったらしい。
ヒモとは一般的に「自分には搾取し続ける権利がある」と思いこんでいる人種を言う。金をもらえることを心から感謝し、その恩恵に応えるために努力する人間は普通「ヒモ」とは呼ばれない。毎日同じ人から恵んでもらう乞食が、自分のもらえるお恵みを「定期的な収入」と勘違いすればお笑いだが、実際ヒモたちは「権利がある」と思いこんでるから始末が悪い。自分に逆らう女を殴る蹴るは当たり前、より多くの稼ぎを求めて女を風俗店に売り飛ばしたりする輩もいる。まさに寄生虫というかダニというか、人間のクズといった連中だ。
「もう献金は止めたい」と申し入れた日本マンパワーの小野会長に対して、「ふざけるな」と脅していた坂井隆憲はまぎれもなくヒモの資格十分だった。こんな男が国会議員として何度も当選し、税金から歳費を受け取り、政党補助金からの分配金も受け取っていたわけである。そして、愛人なのか秘書なのかわからない女、塩野谷晶を金庫番にしていた。この女は自民党の候補として立候補したこともあるという。おそらく師匠譲りのゆすりたかり戦術でで政治資金を確保する自信があったのだろう。国会に行く夢を見ながら刑務所に行くことになるとは本人も夢にも思わなかったにちがいない。
坂井隆憲はこのミニスカ秘書にメールを送って証拠隠滅を指示していたが、そのメールまでも証拠として押収されてしまったわけである。なんとも情けない話ではないか。こんな情けない外道に投票してくれた佐賀一区の住民は、国民に迷惑を掛けたお詫びに公民権を10年間停止させ、迷惑料として税金を10倍払ってもらったらどうだ。クソ政治家の害は日本中に及ぶんだぜ。
2003年03月07日(金) |
死ぬまでゲームをした男 |
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何事でもやりすぎは身体に毒というのは昔から言われてることである。勉強をやりすぎて気が狂ったり、スポーツのやりすぎで身体がボロボロになったり、賭け事のやりすぎで財産を失ったり、性行為のやりすぎで淫乱になったり、覚醒剤の使いすぎで人格が崩壊したりとこの世にやりすぎの失敗例はいくらでもある。何事もほどほど0がいいのだ。ほどほどに覚醒剤を使えるような人格者なら、そもそも覚醒剤などはじめから使わないと思うが。
さて、ゲームをやりすぎると健康被害や脳波の異常が起きる例としては数年前に英国でてんかんの発作を誘発することが報告されているし、日本でもポケモンのアニメで気分が悪くなった人が大勢出るという騒ぎがあった。しかし、それだけでは済まなかったのである。なんと韓国や中国ではゲームのやりすぎで脳死という信じられないような事故が起きていたのである。人民日報日文版(Web版)では、中国・武漢の大学でコンピュータ関連を専攻している唐さんが2月27日、ネットカフェで約5時間にわたってゲームをプレイしていたところ、頭痛で倒れて病院に搬送。意識不明と呼吸停止で脳死と診断された、という事件が報告されている。また韓国では、86時間連続でネットゲームをプレイし続けた男性が死亡する事件が起きている。これもまさにゲームのやりすぎで死亡したと言うしかない。
このようなことがあったからとオレは「ゲームを禁止にしろ」などと馬鹿げた提案をするつもりはない。ただ、大好きなことに熱中して死ぬまでやり続けた馬鹿というのはある意味幸福じゃないのかと思うのだ。たとえはよくないが、それは腹上死みたいなものだと思う。快楽の絶頂でそのままあの世にいけるわけだから。できることなら自分もそんなふうに死んでみたい。もちろん数十年後、寿命が尽きる時の話だが。
最近はインターネットで仲間を募って自殺することが流行しているが、死に方は一酸化炭素中毒などわりに古典的である。どうせなら死ぬまでゲームをやってみればどうだ。なに?なかなか死ねない?それは神様が「まだ死ぬな」と言ってるんだよ。その時が来れば、人はちゃんと天に召されるようになっているのさ。
2003年03月06日(木) |
天は関西空港を見捨てたか |
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4月1日から航空各社は大幅なダイヤ改正を行う。実は、新ダイヤを調べていてオレはある事実に気が付いた。それは、大幅な「関空発着便の削減」「伊丹発着便の増加」という変更なのだ。たかが国内線であんなど田舎まで行きたくない!という阪神間に居住する人々の気持ちを反映して、伊丹を増便して便利にし、その増やした分関空発を間引いたというだけのことである。たとえば関空発羽田行きは、早朝7:30に一本出た後、次は12:00まで飛ばないらしい。要するに午前中には一本もないということである。これでは関空はますます収入が減ってしまう。ざまあみろ。
考えれば関空などはじめから造らなくてもよかったのである。伊丹空港の発着能力いっぱいにガンガン飛ばせば、地元自治体には騒音迷惑料のゼニがしこたま入ってきて喜ばれるし、伊丹空港周辺には騒音大好きマゾ人間どもが、タダでクーラーをつけてもらえるという情けない理由でわざわざ越してくる。
このまま関空発着便が減少するとどうなっていくのか。空港ビルに入ってるテナントは商売にならないのでさらに撤退していくだろう。ホテルもいずれつぶれるだろう。りんくうタウンのアウトレット店にやってくる連中はどうせクルマで来るから関係ない。そのうち伊丹や神戸から韓国や中国に直行する便も就航するだろうし、みんなそこから乗り換えて海外旅行に出るだろう。アジアのハブ空港を目指したはずが、いつのまにか利用者もない忘れられた空港としてゴーストタウンのようにさびれてしまうのだろう。地盤沈下はこれからも進むだろうし、10年後には完全に水没して大阪湾の汚い水が流入し、泉州のドブ空港ということになるだろうか。
考えてみれば、文明の進歩が人間の移動を盛んにするのではなく、無理に移動する必要をなくすということに気づかなかった馬鹿が政治家には多かったということなんだよ。高層マンションが都心部に増えれば通勤の必要がなくなるし、テレビ電話で会議もできるから出張の必要もなくなる。こたつにインターネットで一日過ごせるのは最高だぜ。
2003年03月05日(水) |
高橋尚子のマウスパッド |
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大阪は日本一の犯罪都市だ。その犯罪都市に住んでいる以上常に自分の身は自分で守らなければならない。だからオレはクルマを停めるときは細心の注意を払う。盗難に遭うといけないからだ。日本橋ではできるだけ機械式のタワーパーキングに入れるようにしている。
しかし、今日は油断した。WTCコスモタワーの駐車場でオレはクルマから降りた。クレジットカードなどの貴重品はもちろん全部身につけていた。しかし、書類などを入れたカバンをクルマの中に残したまま駐車場を離れてしまったのだ。約1時間半の後、戻ってきてみてオレはクルマの異常に気が付いた。なぜ、窓が開いているんだ?運転席側の窓ガラスは粉々に砕け散ってあたりに散乱していた。そして、後部座席の足元、運転席の後ろのところに置いてあったユニクロのカバンが見事に消えていたのである。オレはしばらく、何が起きたのか理解できずに呆然としていた。
しばらくたってから駐車場の警備員を呼んだ。なんとガラスがぶち割られたのはオレがクルマを停めてから20分後だったらしい。そこでは他にもガラスをぶち割られたクルマが4台もあったとか。ほんの少しの間に次々と4件の車上荒らしを行って、犯人は悠々と去っていったのだ。やはり大阪だ。
お掃除のおばちゃんに手伝ってもらってガラスを片づけ、座席に残った破片も掃除機で吸い込んでなんとか乗れる状態にした。なぜか駐車場の料金800円はタダになった。警備員の兄ちゃんがバーを手動で上げてくれた。オレはとりあえずすぐにクルマで住之江警察に向かって被害届を出した。女性の刑事が出てきて、オレは盗られたものを申告した。図書券、百貨店共通商品券、ギフトカード、ダイエーの株主優待券、預金通帳(・・・これはすぐに銀行に電話して、引き出されていないことを確認している。)携帯電話充電用のUSBケーブル、メントスキャンデー、給与明細書、封筒に入れた現金2万円あまり。総額10万程度か。
しかし、オレはある大事なものを無くしたことに気が付いた。それは高橋尚子(積水化学)のマウスパッドだった。金銭的な被害よりも、そのもう二度と買えない大切なものを失ったことでオレは大いに落ち込んだのだった。車上荒らし野郎よ、頼むから割ったときの破片が目に突き刺さって死んでくれ。
2003年03月04日(火) |
居眠り野郎を差別しろ! |
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新幹線の居眠り運転士が実は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性が高いことがわかった。このSASというのは睡眠障害の一種で、寝ているときに繰り返し呼吸が止まって熟睡できず、日中も慢性的な睡眠不足に悩まされ昼間でも急に寝てしまうことがあるという恐ろしい病気だ。患者は中年の男性が多く、ふとったせいで舌や起動に付いた脂肪が気道をふさぐことが原因だという。要するにデブに多い病気ということだ。だったらダイエットするか食糧不足の北朝鮮で一、二年暮らせば治るはずだ。
ただ、オレが身の毛もよだつ恐怖を覚えたのは、この病気の人が交通事故率が健常者の7倍もあるという記事を読んだときだった。そんな危険な奴らが野放しになって免許を持ってるのか。なんということだ。いますぐ警察庁は日本中のデブに強制検査を受けさせ、SASの診断が出た者から運転免許を剥奪しろ。抵抗したら収監してしまえ。そんな奴らに絶対に免許を交付するなよ。運転中に突然意識を失ったら大事故につながるだろう。新幹線なら勝手に停まってくれるからまだいい。飛行機なら墜落だ。大型トレーラーが渋滞の最後尾に突っ込んだらどれほど多くの犠牲者が出ることか。軽自動車でも通学する児童の列に突っ込めば大変な事故になる。いますぐ国民の安全を守るためにSASの人から免許を取り上げろ。
もしもオレのような高い運転技術を身につけたドライバーしかこの世に存在しなかったら、交通事故は皆無になるはずだ。実際の所、世間一般のヘタクソドライバーどもにオレ並の技術を求めるのは無理というものだ。しかし、事故を起こす可能性の高いドライバーをきちっと排除することで、多くの無意味な犠牲者や理不尽な事故死を減らすことは可能になる。一部のデブの持つ他者の危険を考慮せずに運転する権利と、多くの市民が持つ理不尽な暴走車に貴重な生命財産を奪われない権利とを比較した場合、どちらが優先するかはどんな馬鹿裁判官でもわかるはずだ。
とりあえずオレは運転中に自分の身を守る必要がある。SASを発症するのは肥満の人に多いそうだから、デブのドライバーの前を走るのを避けることにしよう。
2003年03月03日(月) |
キャバレーのねーちゃんを差別するなよ! |
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大阪府議会の八木博議員が、高校の卒業式にチマチョゴリやチャイナドレスを着て参加する生徒がいることについて「キャバレーみたいだ」と発言した。それに対して大阪高教組の石田精三書記長は「多様な民族のルーツを持つ生徒もいる。おもしろおかしく言われた生徒はいたたまれない気持ちだろう。軽率な発言だ」と批判し、「重大な人権侵害だ」と八木府議に発言の撤回と謝罪を求めるように要請しているらしい。
さて、人権侵害をしてるのはどちらだろうか? この議員の発言がもしも「園遊会のようだ」「歌会始のようだ」だったらどうだったのだろうか?
差別というのは言葉を発する側ではなくて、その言葉を受ける側や第三者として見ている者の心の中に存在する場合が多い。色の黒い少年に向かって「黒人みたいだ」と言うのと、色の白い少女に向かって「白人みたい」言うのを比較して、前者にだけ差別的なニュアンスを感じるならば、それは黒人に対して差別意識を持つからである。昔、カルピスの商標に使われていた黒人を思わせるマークに抗議した馬鹿が居たが、「黒人はカッコいい」と思っていれば抗議そのものが成立しないわけで、そのような抗議をする馬鹿こそが実は差別者であると容易に想像できる。ちびくろサンボも追放しやがって
「キャバレーみたいだ」というたとえが適切だとは思えないが、(恥ずかしながらオレはキャバレーという場所に一度も入ったことがない)。そのことばを「差別発言」ととらえた石田精三書記長は、実はキャバレーという場所のことをよく理解せず、あまつさえそこで働く女子従業員に対してなんらかの偏見や差別意識を持っていることが明らかである。なぜならもしもキャバレーという場所が高い教養とマナー、そしてお金を必要とする紳士淑女の社交場であるという正しい認識を持っていたとしたら、差別発言ではなくて褒め言葉だと八木議員の発言を受け止めたに違いないからだ。
全国のキャバレーで働く女性たちよ、八木議員に対して抗議しようとしている石田精三氏にぜひ答えてもらえ。「キャバレーみたいだ」というのがなぜ差別発言なのか。その明確な根拠を示せ! 私たちの職業を差別してるのは実はあなたではないのかと。
2003年03月02日(日) |
迷惑なオッサンには天誅! |
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ちょっと早く帰れることになって、いそいそとクルマを走らせていたら突然の渋滞・・・そんな時は一番イライラするときだ。ラッシュ時以外の渋滞の原因はさまざまである。違法駐車の馬鹿が一車線を占領しているとか、交通事故の処理とか、道路工事とか。道路に牛がねそべっているとか。女子高生がパンツ丸見えで座っていて、通過する車のドライバーがのぞき込むために徐行運転しているとか・・・
しかし、昨日の渋滞はそのどれでもなかった。長居公園の北東端で大臣がマイク持ってなにかをしゃべってたんだ。渋滞はおまえのせいか、ボケ! 前の広場では動員された観衆(たぶんサクラ)が溢れていて、周辺道路にはたぶんそのサクラたちが乗ってきたと思われる大量のクルマが違法駐車していた。テロリストを警戒しているのか警官の姿もある。そんなしけたオッサン誰も狙わんよ。それにしても精気のなさそうな顔だな。赤まむしドリンクでも飲めばどうだ。
しかし、この警官どもはいったい何をしてるんだ。任務を果たせ任務を。こらポリ公、そんなオッサンほっといて駐車違反を取り締まらんかい! 目の前でこうして交通渋滞が発生しているのに、どうして原因を作り出してる百台以上の違法駐車を検挙しないのか。全く警察というのは不思議な組織だ。ストーカーに殺されそうになってもちっとも守ってくれず、殺されてからあわてて事件をもみ消そうとする連中に期待しても無駄なことはわかってるが。
通勤客を狙って、朝の駅頭で演説している政治家がよくいる。みんな急いでて誰も聞いていないのにお疲れ様だぜ。逆効果だということがわからんのか馬鹿。そんなヒマがあったらホームページでも開いて毎日政見をアップしたらどうだ。ついでに掲示板でも設置して市民とディベートでもしてみろよ。その方がよっぽど宣伝になるぜ。言い負かされたらおしまいだけどなぁ。選挙に勝つことと献金を集めることしか考えてない馬鹿どもにたいした意見が語れるとも思えないが。
今日、オレに多大な迷惑をかけた野郎の名は坂口力だ。なんでも労働厚生大臣とかいう地位にいるらしい。だったらちゃんと仕事をしやがれ。医療費三割負担の問題をめぐって医師会と話し合いはついたのか?
2003年03月01日(土) |
居眠り馬鹿の与えた損失 |
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よりによって新幹線の運転中に二日酔いで居眠りする運転士が居たということで、JR西日本は大騒ぎである。運転士二人体制に変更するとか発表していたがそうなると人件費が倍になるわけだから収益にも影響するだろう。株価もきっと下がるぜ。他のまともな運転士にとっては大迷惑以外の何ものでもない。しかし、どうしていつもいつも少数の馬鹿のために社会はこんなに大きなコストを払わないといけないのか。たとえばクルマの衝突安全基準だが、その基準を満たすためにクルマは重くなるわ値段が高くなるわで何一ついいことはない。常習的に交通事故を起こす一部の運転下手なドライバーのせいで、オレは高額の保険料をぼったくられ、高いクルマを買わされているんだぜ。
もうずいぶん昔だが、トヨタのワンボックスカーで屋根の部分が開くヤツに乗っていた子供が、シート上に立ち上がって頭を外に突き出して景色を見ていて、運転していた親がそれに気づかずに高さ2mほどのガードをくぐったので、子供二人が後頭部を柱に激突させて死んだという事故があった。事故原因はガードをくぐってしまった親の不注意に尽きるのだが、もちろん子供も馬鹿である。オレなどは小さい頃から「電車に乗るときは窓から絶対に手を出すな」と親にやかましく言われてきた。柱にぶつかったらそこで手がちぎれてしまうと教えられてきたんだ。こんな馬鹿で情けない事故を起こすヤツがいることなどトヨタ自動車では全く想定していなかった。しかし、そこはやはり天下のトヨタである。アメリカには日本に輪を掛けた馬鹿が居るはずだ。濡れたペットを電子レンジで乾かすような国である。そんな国に輸出したらどんな事故が起きるかわからない。そのときの用心にと数億円のコストをかけて開口部に注意表示をするようにしたらしい。
馬鹿が存在しなかったらこの世はどんなに住みやすいだろうか。これは選民思想でも何でもない。せめて普通の常識はみんなが備えていて欲しいということだ。常人なら絶対にあり得ないようなミスをしでかすヤツがこの世には多数存在する。せめてあの独裁国家のデブがそうした馬鹿でないことを祈るだけである。きっと馬鹿だと思うけど
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