paranoia kiss
    


神戸という街はほんとにいろいろな想い出があって。

はじめて行ったのはおとんが連れ行ってくれた。
異人館やらを巡った記憶がある。

そこから神戸にはまってしまった。
神戸の学校に行きたかった。
神戸ナンバーの車に憧れた。
そして、あの人もあいつも。
神戸の彼氏が多かった。

昨日、あの人と神戸を歩いて。
今までの思い出に蓋をして。
新たに歩き始める一歩。

桜のつぼみがふくらみ、
海がきらきらしている
学校のチャペルで
あの人のお嫁さんになる。

2002年09月30日(月)




さっきまで些細なことで
気持ちのすれ違いが起こってて。
泣きはらした目で日付が変わった。

結局、別れるという選択はしなかった。
たまたま親に挨拶にくる。ということで、
別れるかこのまま続行かという究極の選択。

どっちかっていうと、別れることを
断念させられたというか、
丸め込まれたというか。

もう数時間後に正式に挨拶にくるあの人。

嬉し涙はいいけれど。

本心から別れるなんてきもちはなくて、
何事も2人で乗り越えてゆけると思う。

あたしは花嫁になる決断をした。
目がはれたまま、
笑った顔であの人のフィアンセになる。

2002年09月29日(日)




結局また物分りのいい女を演じるハメになる。
遅い仕事を待って、電話を待って。
待つ女にはなりたくなかったのに。

電話をしても疲れてるからとか。

安心感から、あたしをそういう風に
扱ってもいいんだろうと思ってる。

あの人には何を言ってもダメみたい。

そんな些細なことから、
気持ちなんて離れていくのに。
あの人はまだ気づいてない。

「いいよー。明日も仕事なんやろー。
疲れてるんちゃうん?」

そんな言葉なんて本心じゃない。
疲れてるならあたしの話を聞く余裕も無いだろうし。
恋をするたびに、妥協が増えていく。
結婚なんて妥協の積み重ねやね。

忙しい、忙しい、であたしのことなんか忘れていくんだろう。
所詮男なんてそんなもん。
真剣に向き合うことを諦めた。
いい加減にしか扱ってくれない人には
いい加減にしか接しない。
やっぱり昔の結論に戻った。
あたしは1人が合ってると思う。

2002年09月28日(土)




昨日、某所でプレゼントの話が出ていた。
1周年記念のカップルがいて、
そのために貯金をしてて。

去年のクリスマスには
ディナークルーズと
指輪の交換と、
ケーキと・・・うんたらかんたら。

女の子には嬉しいシチュエーションだけど。

それを取ったら何が残るんだろう。
目に見えるものは
いつか壊れる。
形は欲しくないな。

2002年09月27日(金)




2人の手に同じ指輪が光ってる。

ごくごく細いシンプルなもの。
衝動買いというか即決というか。

お直しもせず、2人のジャストサイズがあった。

ひさしぶりに左手が重い感じがする。

2002年09月26日(木)




恋人ができるたび、指輪を貰うのが
ステータスだった。

でも、指輪を貰ったからといって
幸せになれるわけでもなかった。
お守りとして、
肌身離さずつけておくだけだった。

あの人がペアリングを買おうと言った。
あたしは素直に欲しいと言えなかった。

2人でおそろいのものを
2人で選びに行く。


2002年09月25日(水)




なんであたしはこんなことで
怒ってしまうんだろうということが最近多い。

しかも凄く些細なこと。
かまってほしいのかもしれないし、
本当にいらいらしてるのかもしれないし。

相手が必死に謝るのを見て、
こんなにイライラしなきゃよかったー。と後悔。

ココロのバランスをとるのは難しい。

2002年09月24日(火)




一緒にいた時間というのは消せなくて。

相手の人生の何分の一かにかかわったという事実。

もうこの時間は取り戻せないんだということ。
あたり前なんだけど、
気づかずに過ごしてしまってる。

辛いことも悲しいことも
もう戻ってこないんだと思うと愛しくもある。

2002年09月23日(月)




誰かと何処かへでかけた、という
記憶と事実は消せなくて。

もうこの年になると、
いろんな人と何処かへでかけたり。
その時の記憶も鮮明で。

まだ、誰とも一度も
一緒に行ったことのないところに
明日出かける。


2002年09月20日(金)




人は本当に悲しいことは
誰にも言えないんじゃないかと思う。

あたしが泣きながらあの人に話すことだって、
一番悲しいことではないと思う。

「一番」なことは
あたしの胸の中だけにしまってある。



2002年09月19日(木)




元彼にあげた時計を
返して欲しくて仕方が無い。
というか、もともとはあたしが
自分用に買ったものなんだけど。

たくさんの思い出がつまってる。

でも返して貰ったら、
また想い出に苦しめられそうで。

幸せなはずなのに、
思い出すのは過去のことばかり。

2002年09月18日(水)




雨の中、洗濯をしていたりする。
主婦ってこんなのかなぁと思う。

大きいトランクスに
あたしの服。

こんなあたしも女の子してて
悪くないなぁと思う。

2002年09月17日(火)




最近、ばかみたいに泣くようになった。
今までの感情が堰切ったように溢れてくる。

泣き虫だって言われるけど、
ほんとは泣き虫じゃない。
強い女を演じてただけ。

感情を表に出せるようになったのは
嬉しい事だとあたしは思うんだけど。

おっさんはそんなことを
感じてないんだろうけど。

2002年09月16日(月)




昔は目に見えるしあわせが
楽しくて仕方がなかった。

形になるもの。
お金に換算できるもの。

若気の至りとでもいうんだろうけど。

何処かへ出かけなくても、
特に何もしなくても
それはそれで幸せ。

2002年09月15日(日)




はじめてぶつかった。
なんとかしたかった。

このままにしておくことはできなかった。

また少し近づけた気がする。

2002年09月13日(金)




どうも過去の記憶というものを
断ち切ることができないままでいる。

いつも回想してばかり。
未来を見るということが
あたしには欠落している。

もう9月。
あの人が結婚して1年になる。
きっとあの人はあたしのことなんて
小指の先ほども思い出すことはないんだろうけど。

2002年09月12日(木)




何が不安なのかわからないけど、
ただひたすら泣いて寝る毎日。

また嫌われるかもという不安。

自分から言っても嫌われるだろうし、
言えなくて信用してないといって
嫌われるかもという不安。


2002年09月11日(水)




夢の話。
何故だかわからないけど、
もう別れてしまった恋人が夢に出てきた。

願っても叶わない恋だった。

彼は彼女と別れて、
あたしのところに戻ってくると言った。

目がさめて夢だと認識した。

横であの人がすやすやと眠っていて
あたしは安心した。

2002年09月10日(火)




だんだん相手に何も言えなくなっている
自分に気づく。

何度も同じことをやってきて、
嫌というほどわかっているのに。

また相手に気を遣わせて、
負担になるのは目に見えてるのに。

メールの一言さえも
あたしは深く考えてしまう。

日常がうまく進まない。

2002年09月09日(月)




ほんとありえないくらい泣いた。
ひさしぶだったと思う。

誰かに聞いて欲しかっただけ。

あの人のココロは暗くなってしまったかもしれない。

あたしのココロは少しだけ軽くなった。

アイスを食べて、
浴びるように飲んで
死んだように眠った。

2002年09月08日(日)




そのまた昔の話。
あたしのことを
「ともちゃん。」って呼ぶ男がいた。
しかも寝起きと酔ったときに限って。

二股をかけてた女の子の名前だと思うけど。

昨日冗談で違う女の人の名前で
呼ばれて、冗談だってわかってなくて。

悲しくなった。

一生懸命あやまってくれたけど。

2002年09月07日(土)




今日は何故かVAIOから更新中。
ちなみにうちはダイナブックです。
↑別名ダイナちゃん。

カレーを作って待ってて欲しい。と。
あの人からの指令。

大人しく買い物に行って
夕方からは久々にお料理する。

一緒に買い物に行くのが理想系なんだけど。
仕事だとそんなわけにはいかない。

食べたいものをはっきり
言ってもらえるのは嬉しい事。
無駄に考えるのも嫌だし。


2002年09月06日(金)




気分の浮き沈みが激しくて嫌になる。
自分で自分をもてあますくらいなんだから。

自分を好きにならないと、
他人に好かれない。
週刊誌のよくある言葉。

あたしはあたしが嫌い。
だから他人もあたしが嫌い。
なんともへりくつ。

2002年09月05日(木)




昨日のバイトで興味深い話をしてた。
男は不倫願望というか浮気願望を
持ってる人が多いということ。

しかもW不倫とか、わりきった関係がいいんだって。
面倒くさいことが嫌いというのが
男の性かもしれない。

女は逆に面倒なことに足をつっこむ人が
多いと思うけど。
あたしやあたしの周りはみんなそう。

2002年09月04日(水)




結局、過去の自分の恋さえも
今の恋愛の参考にならないということ。
男なんてみんなワガママ度はそれぞれ。
結局、言いたいことが
うまくいえないあたしは言葉を飲み込むだけ。

その反面、統計学的に物事を見ると、
一度、ベッドを共にすると
女の扱いがいいかげんになるということ。
「あいつは俺のもの。」
なんて傲慢。

ベッドの中でしか「愛してる」という言葉は聞けない。
刹那的で嫌気がさす。

あたしは多分物凄い嫌な女だと思う。
でも、そうとしか捕らえられない。
同じことの繰り返し。
それが日常と呼ばれるものかもしれないけど。



2002年09月03日(火)




幸せと不安はいつも隣り合わせ。
まだ怖い。と言ったら贅沢ですか?

でも怖い。

2002年09月02日(月)




多分これでよかったんだと思う。
いや、よかったんだよ。

今知り合えたからよかったんだよ。

たぶん昔のあたしを受け入れられなかったと思う。

あの人のご両親はとても素敵な人でした。

あたしは自分の両親がそろっているところなんて
見たことがなくて。

ただただ、ああいう風に歳を重ねたいと思った。

あの人とバイバイしてから
ひとりの部屋に戻って何故だか泪が出た。

幸せになる#

2002年09月01日(日)



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