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暗闇の中で

2006年08月15日(火)


彼とは細々と繋がっているって感じで。
細く長くの実線ではなく、点線か破線のように・・・
なんて言ったら、、、
誰かに笑われたような・・・・・・・。(???)





思い出したかのように 会おう! なんて
メールが来る。

それって何?
セフレのメンテ???

自分でそんなコト思っちゃう悲しさったら。





 『もっと早い時間から会えるよ!』

「んー その時間がめーいっぱい。。」


結局その時間にも間に合いそうになくて
「30分くらい遅れます」とメールをして駅へと急ぐ。
返信なし。


「着きました!」ってメールしても返信なし。


どれくらいぶりだろう? 彼の携帯に電話する。
留守電。


何度か電話するけど、やっぱり留守電。


こんなのは初めて。
1時間待った。


寝てるのかなぁ。。
すっぽかされたのかなぁ。。


もしかして奥さまにバレた???


いろんな思いが交差する。
「どしたの?連絡取れないし、買い物でもして帰るね」
そうメールして、トボトボ階段を下りた。


買いたいものなんてないし。
でもこんな時間に帰れないし。
ひとりで行きたいトコなんてないし。


とりあえず雑誌を買ってコーヒーを飲む。


デパートとコンビにとお部屋くらいしか知らないこの街。
ひとりぼっち感でいっぱい。





雑誌も一通り読んじゃったし、コーヒーもあと少し。
やっぱりすっぽかされたんかなぁ。。。。。





携帯がブルブルといっている。


小さな声で「もしもし・・・」

 『今どこ?』

「・・・・・・・。」

 『ごめん!起きられなかった・・・』

「だと思った・・・」

 『すぐ行くから待ってて!』

「え、、 もういいよ・・」

 『絶対待ってて!!』





2ヶ月半ぶりに会った彼は、申し訳なさそうな顔で
ひたすら謝っている。






やっと会えた。





けど、言わなくちゃと思ってたことは
また言えなかった。。。。。





いつもみたいに抱き寄せられて。
いつもみたいに電気を消してくれて。
いつもみたいにキスをして。





会うまではいろんなこといっぱい思ってるのに。





いつもみたいにまた改札を抜けて小さく手を振って。
いつもみたいに別々の階段を上って。




そしてまた、いつもみたいにひとりで
いろんなことを考えまくる。





なにやってるんだろ、あたし。。。


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