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しもさんの「気になる一言」
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2007年07月31日(火)
目の前にあるものを取りにいかない・・それが品格

「女性の品格」を読み終えて、思い出した本がある。
以前、読んだ「男の品格・川北義則著・PHP研究所刊・223頁」、
その時のメモを引っ張り出してきたら、この言葉が引っかかった。
この「品格」の定義は、思わず「ニャ」で、わかりやすい。
まぁ、それでもなぜ「男」なのか、わからないけど・・。(汗)
なんでも手に入るものは、片っ端から手をつける。
この行動には「品格」は感じられない。というわけだ。
たしか、作家・伊集院静さんの言葉だった、と思う。
「欲しくても一度我慢する」「一度、じっくり考えてから行動する」
そんな心の動きや余裕が、品格を生み出すのだろう。
いろいろな「欲求」にまかせて行動しない。
これが「品格」を生み出すのかもしれない。
「据え膳、食わぬは、男の恥」・・性欲にまかせて行動か。
ははは、品格もないもあったものじゃないな。



2007年07月30日(月)
「女の品格」って「昔の女性の常識」ってこと?

今、巷で大人気、ミリオンセラー突破らしい
「女性の品格」(坂東眞理子著・PHP新書刊・222頁)から。
なにが100万部突破する理由なのか知りたくて、
一晩で読みきったが、正直、わからなかった。(汗)
男女共同参画室長を歴任している女性が書く内容だから、
わざわざ「女性の品格」というタイトルにしたには訳がある、
そんな期待をして読んでみたのだが・・。
すべて「女」を「男」・「人間」・「日本人」と入れ替えても、
意味が通じてしまう気がしてならなかったからだ。
今回は、私の読み終えた感想である。
そもそも「品格」と定義することが、よくわからない。
「品格」とは「物のよしあしの程度。しながら。
品位、気品。」等・・の意味がある。
「国家の品格」(藤原正彦著)の爆発的なヒット以来、
「〜の品格」という2匹目のドジョウを狙ったタイトルが増えた。
誰がどんな意味を持って購入したのか、知りたい、と思う。
100万部って、簡単な数ではないから、余計に気になる。
100万人の女性が読んだとしたら、
社会はもっと変わるはずなのだが・・その兆候は見られない。(汗)
もう一度、読み直してみよっと。



2007年07月29日(日)
いつも話さないことを調子に乗って話してしまいました

久しぶりに、言われて嬉しかった台詞である。
オイルマッサージを終え、室内の時計を見たら、
予定の時間を大幅に超過していたので、2人で驚いた。(笑)
「楽しい時間をありがとうございました」とお礼を言うと、
「普段は、お喋りもせず、黙ってマッサージするんですよ」と
話してくれた先生が、最後に私に向かって微笑みながら、
発せられた台詞であるが、なぜか、妙に嬉しかった。
「おしゃべりが上手ですね」「話題が豊富ですね」と
言われることはあっても、
「聞き上手ですね」と言われたことはなかったからか、
なぜかくすぐったい感じがした。
こちらは、手のぬくもりを感じ、気持ちよくなりながら、
先生に、いろいろ話しかけるだけ。
それに答えて、先生がマッサージをしながら、答えてくれる。
「いつも話さないことを調子に乗って話してしまいました」は、
私にとって、最高の誉め言葉になった。
聞くことの楽しみを知ってしまった私。癖になりそうである。



2007年07月28日(土)
私は、孔雀明王の生まれ変わりらしい

筋肉マッサージでもないし、美容エステでもない、
オイルマッサージで、解毒(デドックス)をしてもらった。
解毒とは、広辞苑によると
「身体に入った毒を無毒にするすること」
英語では、detoxification.
その先生が、私の全身にオイルをたっぷり擦り込みながら、
ぼそっと呟いた台詞だった。
「この仕事、私の天職かもしれない・・」と言いながら、
以前、複数の占い師から
「あなたは、孔雀明王の生まれ変わり」と言われたことや、
高野山で「孔雀明王」の仏像を見た時の事を話してくれた。
インドでは「孔雀は毒蛇や毒虫を食べる」として、
昔から信仰されてきた。
今までの人生、いろいろな事があったけれど
今こうやって、多くの人の解毒をさせていただいているのは、
宿命なのかもしれないね、と言いたかったのだろうか。
今まで、個々に起きてきた不思議な体験も
「孔雀」というキーワードで結ぶと、なぜか結ばれてくるようだ。
身体の疲れはオイルマッサージで解毒され、
脳の疲れは、先生との会話で取れた気がする。
私も、こんな「キーワード」を見つけたい、と心から思う。
「実は私、○○の生まれかわりらしい」、憧れちゃうな。



2007年07月27日(金)
割っちゃう・あげ豆腐・斉藤寝具店で〜す

NHKの英語番組「3か月トピック英会話」
TOKYOまちかどリスニング・街で聞こえる英語がわかる!
のテキストに載っていた記事から。
「日本語に聞えるふしぎな英語」のトピックスだった。
この日本語から、英語を推察するから面白い。
読者はわかるだろうか。
割っちゃう(Watch out!)気をつけて
あげ豆腐(I’ll get off.)(汽車・バスなどから)降りる
斉藤寝具店で〜す(Sightseeing for ten days).
観光目的で10日間滞在します、が正解である。
もちろん、外人にはわからない面白さだけど、
日本人同士では、けっこう笑える英語ネタであろう。
そういえば、幕末・明治の語学者 ジョン万次郎が
「今、何時ですか?」を「掘った芋、いじるな」
(What time is it now? )と教えたらしい。  
こんな英語ネタ、もっと知りたいと思う。
(随時募集中で〜す。英語に詳しい方、宜しく)



2007年07月26日(木)
実はボク阪神ファンです

先日、インターネットで見つけた、岡島投手のコメントだった。
いまや、米メジャーリーグ、レッドソックスの岡島秀樹投手だが、
阪神のジェフ・ウィリアムス投手を絶賛してのことらしい。
しかし、1995年から11年間、巨人に在籍したのだから、
私にとってその台詞は、なぜか気に入らない。
京都出身の関西人だから、ということもあるだろうが、
「実は僕、阪神ファンなんで、頑張ってほしいですよ」は、
東京ドームのライトスタンドから、
「おかじま〜」「おかじ〜」と声を張りあげて声援していた
ジャイアンツファンにとっては、聞きたくない台詞だった。
調子の悪い時だって、立ち上がって応援しただろう。
今、活躍したからといって「実は・・」と語るには、
ちょっと間が悪い気がする。
ファンが口にするコメントなら許されても、
現役プレーヤーが口にすると、なぜか許せない。
もう、岡島なんて応援するのやめた、と心が狭い私は思う。
でも、ファンの気持ちなんて、そんなもんなんだよなぁ。



2007年07月25日(水)
タクシー運転手の「教育中」現場発見!!

先日、ある飲み会の帰り、スナックからタクシーを呼んだ。
4人で飲みにきていて、帰る人が偶然3人だったから
無事に乗れたけれど、4人だったら乗れなかったもしれない。
なんとタクシーの助手席に、既にひとりが座っていたから。
後ろの席に乗り込んで気が付いたのは、
その助手席シートのヘッドの部分に垂れ幕で「教育中」の文字。
酔っ払っていたのか、唖然としてしまったのか、
私にしては珍しく、その理由を聞き逃してしまったけれど、
もし4人だったら、どうするつもりだったんだろう・・と
気になって仕方がない。
まさか「3人しか乗れません」と断るわけないだろうし、
その対応が、やっぱり気になる。
多数退職した団塊の世代の方々の再就職研修じゃないですよね。
教育は、乗客に迷惑がかからないように、昼間頼みます、はい。
業界事情に詳しい方がいたら、是非、教えてくださいな。



2007年07月24日(火)
メモの一字、一行が、後で重要な意味をもってくる

書籍「ひたむきに。松坂大輔、超一流への道 single-minded」
(横浜高校教諭・渡辺元智著・双葉社間・222頁)からもうひとつ。
松坂投手を指導した横浜高校野球部・渡辺監督が、
彼に与えたアドバイスの一つとして、紹介されていた。
「野球を離れたところでも、目に留まった言葉や、心に響いた話など、
気付いたことを何でも走り書きでいいからメモをする。
重要なことは自分が見聞きした事実に加えて、
そのとき自分がそのことに対してどう感じ、どう思ったかを記すことだ。
一年間、メモをとってみて、それを整理してみると、
メモの一字、一行が、後で重要な意味をもってくること請け合いだ」
この考え方は、なるほど・・と思うよりも、
私が「気になる一言」を書き続けている理由、そのものであった。
10年以上も前のメモが、今の私を助けてくれることがある。
昔、このことについて、こんなことを考えていたのか、と苦笑いしたり、
ほぉ、けっこう真剣に考えていたんだなぁ、と感心したり・・。
49歳の今の自分がどう感じたか、も大切だけれど、
60歳になった時、49歳の自分がどう感じていたかも、大切である。
こればかりは、あとからお金で買える資料ではないから、
騙されたと思って続けて欲しいんだけどなぁ・・。



2007年07月23日(月)
目標がその日その日を支配する

書籍「ひたむきに。松坂大輔、超一流への道 single-minded」
(横浜高校教諭・渡辺元智著・双葉社間・222頁)から。
メジャーリーグ・レッドソックスの松坂大輔投手を育てた
横浜高校野球部・渡辺監督の本である。
指導者としての心構え、そして松坂投手に教え続けた心構えとして
このフレーズが紹介されていた。
大正時代の思想家・後藤静香さんの「第一歩」からの引用のようだ。
「十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。
三笠山に登る第一歩 富士山に登る第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。
どこまで行くつもりか どこまで登るつもりか。
目標がその日その日を支配する」が全文らしい。
「富士山に登るには、それなりの準備が要る」ということなのだろう。
目標が高ければ高いほど、そのための努力・準備が必要になり、
途中、いろいろな困難が待ち受けているに違いない。
でも、富士山に登りたい、という強い気持ちが、
その障害をも、苦労・大変と感じさせなくさせるのだろう。
自分で決めた「目標」の為に、今日は何をすべきなのか、
自分で考えなさい、自ずからすることが見えてくるはずだから、
そう教えられたような気がする。
私のお気に入りのひとつに入れたいフレーズとなった。



2007年07月22日(日)
・・・・・次の展覧会にいってもいいですか?

午後8時からの、NHK大河ドラマ「風林火山」を見終わって、
メモを整理しながら、チャンネルを変える。
続けてNHK「新日曜日美術館」(再放送)の「アートシーン」を見るのが、
何も用事がないときの、私の一連の流れ。
ここで、楽しそうな展覧会をチェックして、時間が取れれば、
今度の週末に足を伸ばすのが、私流の芸術の楽しみ方である。
(なかなか日程が合わなくて、行けないのが現実ですが・・)
いつもなら、さらっとチェックして、風林火山ネタの一言を
書き始めるのであるが、今回は「アートシーン」に食われた。(笑)
なんと司会を務める「黒沢保裕アナウンサー」の一言。
「北欧モダン デザイン&クラフト」の展覧会紹介で、
もう一人の司会、女優「檀ふみさん」が、感慨深げに
「北欧の家具を持って、お嫁に行くのが私の夢でした」と呟いた時、
ちょっと間を取って「次の展覧会に行ってもいいですか?」と訊ねた。
そのなんとも言えない「間」が、私の心に引っかかった。
誰かが、自分の世界に入り込んだ時、間髪入れずに突っ込むのではなく、
ほんのちょっと「間」を入れると、
「次の話題にいってもいいですか?」の台詞が活きてくることを学んだ。
やはり、会話には「間」が大切だな。
(「風林火山」ファンの読者のみなさん、申し訳ない。また今度ね(汗))



2007年07月21日(土)
高校野球は、負けたチームの校歌を歌えばいいのに

夏の高校野球が始まって、しまったぁ、と思い出したメモある。
「ちょっと、お願いがあるんだけれど・・」と
高校野球とはまったくイメージが結びつかない女性に
頼まれたことなのであるが・・。
「今まで、高校野球というと勝ったチームの校歌を流す、
負けた方は、涙を拭いながら、相手チームの校歌を聞く。
だから強いチームは、何回も自分の学校の校歌を歌う。
私は、一所懸命頑張ってきた彼らに拍手を送りたいのよ」
たしか、こんな内容であったと思う。
私も大賛成・・とその場でメモをした。
甲子園の決勝戦だけ、両校の校歌を流せばいい。
そうすれば、県予選も含めて必ず1回、参加校の校歌が・・
「しもさん、メルマガとか配信しているし、
ホームページもあるんだから、多くの人に呼びかけて」と
いうのが、彼女のお願いであった。
そうだよなぁ、どうして誰も気がつかなかったんだろう。
協力しますよ、いくらだって・・と返事をしたものの、
何も行動せず、ここまできてしまって申し訳なく思った。
特待生問題で、マイナスイメージの「高野連」。
真剣に提案すれば、採用されたかも。(笑)
少しずつだけど、こうやって書くことによって広めていきたい。



2007年07月20日(金)
笑いながら入って、泣きながら出てくる

「英語は絶対、勉強するな!(チョン・チャンヨン著・
キム・スンホ訳・サンマーク出版・232頁)から一言。
いつか実感することになるだろうと、メモしておいた。
本文は「英語の勉強は、笑いながら入って、
泣きながら出てくる長いトンネルだ」なのであるが・・(汗)
不思議なことに、まだ笑っていられる。
たぶん、流暢に話せなくても、泣くことはないだろう。
この年齢になって、英語を勉強しようとしている自分に
驚いているのだから、それだけで満足かも。(笑)
私の通う英会話学校の学院長は「英語は自転車と同じ。
1度、乗り方をマスターすれば、一生身についている」と
私を励ましてくれたし、それを信じて頑張っているところ。
この時間とお金は、決して無駄になることはないと思う。
「英語の勉強は、笑いながら入って、笑いながら出てくる」
私が、実践してみせればいいんだよなぁ。



2007年07月19日(木)
いんちきショット連発だったんだって?

先日の川奈ゴルフの話をしていたら、
職場の同僚に、こう言われた。(正直、ムッとした(笑))
確かに、バンカーの土手にぶつかってオンしたり、
予想以上に曲がってナイスショットだったり、
相変わらず、超ラッキーなショットは数多かったけれど、
いんちきなショットはした覚えがない。
「いんちき」とは「ごまかし」とか「不正なこと」。
そんなことまでして、ゴルフはしたくないけれど、
そんなことを言われてまで、ゴルフに行きたいとも思わない。
木に当たって、フェアウェイに戻ってくることもある。
カート道路にはねて、驚くほど距離が出たこともある。
しかし、決して「いんちき」ではない。
言葉に敏感な私だからこそかもしれないが、
この言葉だけは、なぜかジョークとしては許しがたい。
こんな嫌な思いするのなら、
もう、ゴルフの話は、職場ではしたくないなぁ。
まぁ、しばらくは仕事で行かないだろうけれど・・。
「川奈の女神が微笑んでくれたんだよ」では駄目なのか?



2007年07月18日(水)
地震被害者は「災害弱者」ではなく「情報弱者」?

先日発生した「新潟県中越沖地震」の被害情報が増えるたびに、
家屋が倒壊して亡くなった高齢者を
「災害弱者」として紹介している番組が増えたが、
私はあえて、それに異を唱えて「情報弱者」と再定義したい。
なにをもって「災害弱者」と定義するのかわからないが、
大きな地震に備えて、全国の自治体で実施しているはずの、
古い家屋の「耐震診断」も知らなかったし、
その結果に基づく耐震工事の補助制度も知らなかったようだ。
最近「生活弱者」「交通弱者」・・と「〜弱者」を付けては、
高齢者を一束で括る傾向があるが、本当にそうだろうか。
テレビ・新聞・ラジオを始めとしたマスコミなどから
「大切な情報」を得る手段が少ない「情報弱者」では、と思う。
インターネットから得られる情報なども含めて、
若い世代と同居していたら、入っていたはずの情報なども不足。
「オレオレ詐欺」(振り込み詐欺)などで騙された高齢者をみると、
どうして、これだけ「気をつけましょう」「注意しましょう」と
呼びかけているのに・・といつも感じていたが、理解できた。
「情報」をうまく収集できない人が、被害を被るパターンが多い。
ただし「情報弱者」となれば、高齢者に限ったわけではない。
社会の動きに無関心の若者にだって「情報弱者」はいるはず。
今の世の中、「情報弱者」が被害に遭うケースが多いことを、
是非、覚えておきたい。



2007年07月17日(火)
川奈の女神が微笑んでくれた

以前から楽しみにしていたゴルフが実現した。
プレイしたのは、川奈ホテルゴルフコース・富士コース。
春には、女子プロが「フジサンケイレディス・クラシック」を
開催した名門コースであるが、まさか自分がプレイできるとは・・。
一生に一度でいいから、是非プレイしてみたいコースだったから、
多少の雨では、全然気にならなかった。
トーナメントでは、よく「このコースには魔物が住んでいる」とか
「女神が微笑みかけた」など手垢のついた表現が使われるが、
今回だけは、私も恥ずかしめもなく使いたいと思う。
「川奈の女神が微笑んでくれた」と。(笑)
いい時ばかり気になる一言にする、とお叱りを受けそうだが、
やはり、後で読み返した時に、気分がいいからなぁ。(汗)
不思議なことに、春にギャラリー(観客)として、
女子プロと2周も歩いたコースだから、意外と覚えていた。
あの選手があそこへ打ったよなぁ、ここでこんなことがあったっけ。
インパクトのある光景は、驚くほど何度でも思い出せた。
今回は、数々のドラマを生んだ名物ショートホールで、
ラッキーではなく、ちゃんと(笑)ワンオンした時、
このフレーズが、また蘇ってきた。
「川奈の女神が微笑んでくれた」・・川奈大好きの私に。



2007年07月16日(月)
勘助、そちが月影となれ

久しぶりに、NHK大河ドラマ「風林火山」のワンシーン。
千葉真一さん演じる、武田家の重臣・板垣信方が、
武田家軍師の山本勘助に、諭した。
「月影となって親方様を照らし続けろ」と念を押したが、
脇役の役割を的確に表現してくれたと思う。
決して「そちが太陽になれ、地球になれ」とは、言わなかった。
「まことの軍師となれ」と遺言し、
合戦では本陣にあって晴信を守るよう命じた台詞、胸にしみた。
軍師たるもの、自分で輝いてはいけない。
太陽の光を反射して、主役てある惑星「地球」を照らし続けること。
それが、地球の衛星としての「月」の役割である。
そんな気持ちが込められているのだろうか。
とても、意味の深い言葉であったと思う。
有名になると、つい自分が惑星の一つと勘違いしてしまいがちだが、
放映後の翌日、彼は俳優としての引退宣言をし、
「世界で活躍できる俳優を1人でも多く作ってみたい。それが喜び」
と意気込んだ彼のこれからの生き方と、タブって聞こえてくる。
今後の活躍にも期待したい。お疲れ様でした、板垣信方様。



2007年07月15日(日)
雲が台風の目に向かって動いているね

昨晩から大騒がせだった、7月最強の台風4号。
結局、警備で一晩徹夜してしまった。
予想していた大雨、強風は、お陰さまでなかったけれど、
楽しみにしていた、東京ドームの野球観戦をキャンセルにした
この台風を、是非記録に残したいな、と思っていたが、
何年か後に思い出すキーワードがなかなか思い付かなかった。
一夜明けて、疲れを取るために、背伸びしながら上を向いたら、
雲がいつもとは違う方向に、すごい勢いで動いているのが目に付いた。
そこで、同僚に呟いた私の台詞が、気になる一言。
台風の目に向かって、雲が引き込まれているのがはっきりわかった。
いつもなら、強い雨中で気が付かなかった台風の時の雲の動き、
なぜか今回は青空に浮かぶ白い雲の動きで、台風を実感できた。
本当に、渦を巻いて雲が吸い込まれるように動いている。
テレビニュースやインターネットの画面で、
台風の渦巻きを知識として理解していたが、
今回、寝不足でぼ〜っとした頭の中でも、はっきりと理解できた。
今、この雲の動きだから、台風の中心はあの辺りだな、と。
もちろん、帰宅してからは爆睡。でも、勉強になった台風だった。



2007年07月14日(土)
こんな日は「自宅待機」調べ

台風4号のお陰で、どこにも出かけず、自主的に「自宅待機」。
そう、愛する町民の安全を守るために(笑)
(ここは笑うところじゃないけど・・)
いつでも、水防パトロールの準備をして、自宅で待っている。
楽しみにしていた、明日の東京ドーム・野球観戦を早々キャンセルして。
そこで久しぶりに、インターネット三昧。
どうせなら「自宅待機」ネタ、書こうと調べてみたら、
【自宅】(大辞泉)は、
自分の生活の本拠となっている家。自分の家。「〜療養」「〜待機」
【待機】(大辞泉)は[名]スル準備をととのえて機会の来るのを待つこと。
「救護班が〜する」「自宅〜」。
どちらも「自宅待機」が、用例に使われていて、笑ってしまった。
ちなみに、プログレッシブ和英中辞典でも【待機】の例文は、
自宅待機する stand by at home だった。
「stand by waiting [wait] at home (for a chance to return to work)
朝から、本も1冊、読破したし、英単語も勉強したし、
どこへも出かけられない「自宅待機」も、悪くないな。
そうだ、愛犬・ジェイクと、一寝入りしようっと・・。
深夜に呼び出されてもいいように。(汗)



2007年07月13日(金)
セーラー服と一晩中

運転中のカーラジオから流れてきたフレーズである。
(放送局・番組名は不明。運転中で、メモできず)
いつまでたっても、忘れなかったから、気になる一言。
映画の話から、薬師丸ひろ子さん・長澤まさみさんの話題へ。
そして当然「セーラー服と機関銃」の話へと・・。
そんな時、片言の日本語を話す外人がつっこんだ。
「えっ、セーラー服と一晩中?」
単なる笑いをとるネタだと思うけれど、面白かったのは確か。
このフレーズ、誰かに話さないと忘れそうもないので。(笑)
「セーラー服で一晩中」だったら、もっとアブノーマルの世界。
「と」と「で」の違いだけで、大きく意味が変わってしまう。
やはり、日本語って難しいけれど、面白い。
このネタ、飲み会で使ったら、顰蹙(ひんしゅく)買うかなぁ。



2007年07月12日(木)
感情を口や顔に出すと、その感情に負けてしまう

もうひとつ「不動心」(松井秀喜著・新潮新書・189頁)から。
タイトルでもある「不動心」を持った人間でありたい、と、
何度となく表現を変えながら、彼は読者の私達に主張している。
「人間だからイライラするのは仕方ないでしょう。
しかし、態度に出さない、口に出さないことはできます。
態度や口に出してしまうと、気持ちが乱れ、
バッティングが乱れ、自分が苦しむことになる」
だから「故郷・白山のような強く動じない心」が欲しい、
と彼は言う。
富士山でないところが、石川県人らしいし、松井選手らしいな。
「どんな技術やパワーよりも、
逆境に強い力を持った選手になりたい」と心から願っている、
彼が最後に例えた、
古代ギリシャの数学者で哲学者のピタゴラスの言葉、
「怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる」のフレーズが、
私の記憶に残ることになった。
そういえば、私の周りにも・・・。(笑)
「喜怒哀楽」が顔に出る方が人間らしい、と以前は思ったものなのに、
今は「不動心」に憧れる。
私も少しは、大人になった証拠かな。(汗)



2007年07月11日(水)
竹は節があればこそまっすぐに成長する

「不動心」(松井秀喜著・新潮新書・189頁)から。
松井選手の手記なのに、彼のお母さんの言葉に引っかかった。
彼がスランプだった時に、思い出したという母のアドバイス。
それが「今は竹にたとえると節の時期です。
竹は節があればこそまっすぐに成長するのです」だったらしい。
技術的なことは、何にもわからない母であるが、
子どもを見守る親としての優しさが伝わってきた。
竹の節の役割なんて考えたことがなかったし、
一年間の成長の節目くらいにしか考えていなかったが、
実にうまいこというなぁ、とメモをした。
もし、あの竹の節がなかったら、竹は、どんな方向へ
どんな勢いで伸びていくのだろう。
今、打てないのは、スランプではないのです。
まっすぐ成長するための土台作りをしている時期ですよ。
気にする必要はまったくありません。
母は、息子にそう伝えたかったのだろうか。
心温まる母親のアドバイス、胸が熱くなった。



2007年07月10日(火)
梅はほころび、桜は咲き、牡丹は開く

以前紹介した「男の器量・女の器量」榎さんの魅力人生爽快学
(TBSパーソナリティ榎本勝起著・大和出版・251頁)から。
表現豊かな日本語の素晴らしさを伝えてくれた。
「咲く」の表現は、英語では「bloom」、
(果実を結ぶ木の花は「blossom/be out」とも言うけれど・・)
たぶん、花の種類ごとに違うということはないだろう。
しかし日本語は、
「梅はほころび、桜は咲き、牡丹は開く」と表現する。
ここが、日本語が理解しにくいといわれる所以だろう。
私のプライベートレッスンの先生、Timは私に
「Shimoは、Englishのlisteningが難しいというが、
私は、日本語の表現が難しい」と言っていた。
(たぶん・・maybe・perhaps・probably・・(笑))
どうして、花が咲くだけなのに、
こんなにたくさんの表現があるのか、不思議なのだろう。
ただ、私はそんな国に生れたことを誇りに思いたい。
これこそ、日本の文化だと胸を張って紹介したいと思った。



2007年07月09日(月)
自らを裏切らなければ良いのじゃ

久しぶりにNHK大河ドラマ「風林火山」から。(笑)
甲斐・葛笠村からの知人・平蔵が、山本勘助に尋ねる。
武田家を敵として戦ってみたり、
武田家の軍師として味方してみたり、
その生き方は、納得ができない、と詰め寄るシーン。
そう感じるのも無理はないな、と思った。
私も、同じことを思った時があるからである。
そんな疑問を一掃したのが、勘助のこの一言、
「自らを裏切らなければ良いのじゃ」であった。
自分の行動を正当化する詭弁のようにも感じるが、
心からこう思えた時、その変わり身に、迷いはない。
周りからどう思われようと、また期待を裏切ろうとも、
自分を裏切ることさえなければ、それは良しとする考え方。
これは、自分の生き方にブレが生じていないのだから、
人生を振り返った時に、後悔することがないのだろう。
でも、なかなか言える台詞でもないよなぁ。
自分の生き方に、迷いが生じないのだから・・。
羨ましい限りです、迷いっぱなしの私には・・。



2007年07月08日(日)
鶴はサウザン、亀はミリオン(?)

1か月前から通い始めた、英会話教室。
新しいカンヴァセーションクラス担当教師のRhettを迎え、
Welcome Partyを開催するので来ない?と誘われ、
なんとか時間をやりくりしながら、楽しい時間を過ごした。
片言の英語と、電子辞書を片手に、会話は弾んだけれど、
やはり今日の一言は、参加者のおばさま方の英語から。(笑)
参加者の一人が折り紙を持参し、
彼に「鶴」の折り方を教えるまでは、Good Idea。
その後、この「鶴」について説明しようとしたところから、
このフレーズは、生まれた。
「鶴は千年、亀は万年」をなんとか伝えたかったのだろうが、
こんなフレーズになってしまい、大笑いをしてしまった。
(もちろん、Rhettはわからなかったと思うけれど・・)
とりあえず、リズムが良かったのでメモをした。
でも・・・
「thousand」は「千」だけど「million」は「百万」。
あれ?と思ったけれど、彼女たちのお陰で楽しかったし、
一所懸命伝えようとしていることが伝わってきたので、
そのままにしちゃった。(汗)
あっという間の2時間、私たちはとても楽しかったけれど、
彼は、きっと疲れただろうなぁ、私たちのmix英語で。



2007年07月07日(土)
女が女として生きるのも結構大変なのよ

ホモなのか、ゲイなのか、オカマなのか、NHなのか、
私には、なかなか区別しにくい男性たちが出演しているテレビ番組や、
関連書籍が、書店にも並んでいるが、
そんな彼らのひとりが「男が女として生きるのは、大変なのよ」と
発言したことについて、ある女性が
「でもね、でもね、女が女として生きるのも結構大変なのよ」と
TVに向かって呟いた、とブログに書いているのを見つけた。
その表現が面白くて、笑いながらメモをした。
思わず、そうだよなぁ、と思ってしまったから。
スッピンでは外には出られず、同じ洋服は毎日は着られない。(笑)
イベントでのトイレは長蛇の列だし、ダイエットも大変そうだ。
巷では「女性限定」の看板が溢れ、男性よりも、
より自由に、そして楽しく生きられるような錯覚に陥るが、
やはり「大変だよなぁ」が率直な私の意見である。
もしかしたら「男が男として生きる」のが、一番楽なのかな?(汗)



2007年07月06日(金)
「改革」と書いて「カイゼン」とルビをふるな

本来「改革」という言葉の意味は、
従来の制度などを改めてよりよいものにすること。
それに対して「改善」は、悪いところを改めてよくすること。
しかし、毎日のようにテレビや新聞で目にする
「公務員制度改革」「医療制度改革」「年金制度改革」・・は、
「改善」としか思えないような動きではないだろうか。
当事者にとっては、大きく変えたつもりであっても、
大所高所から眺めると、やはり「改善」の域を出ていない気がする。
今までの事務の流れを大きく変えただけでは、改善。
悪い状態に陥った「仕組み」から変えなければ、
「改革」とは言い切れないはずだ。
今、国から、県、地方自治体の市町村まで、
こぞって「行政改革」に取り組んでいるが、
自分たちが変えようとしていることは、
事務の流れなのか、基本的な仕組みなのか、
「改革」と書いて「カイゼン」とルビをふっていないだろうか、
もう一度、大きな視野で見る必要がありそうだ。



2007年07月05日(木)
私は毎朝、私の小さい耳で優しい言葉を聞きたいです

「Hi, my gentleman」とタイトルがついた英語のエッチメール。
どんなことが書いてあるんだろう、と興味本位で翻訳したら、
こんなフレーズが書かれていた。
I want to hear the whisper of tender words
in my little ears every morning I wake up.
日本語のメールとは、ちょっと質が違うな、とメモをした。
さらに、英文は続く。
I want to feel the tender touches of his strong hands
every evening when we are alone.
(ふたりの時、私は毎晩、強い手の優しいタッチを感じたいです)
I want to make his life a miracle...
(私は、あなたの人生を奇跡としたいです...)
こんな英文が続いていた。(と、思う(汗))
同じエッチメールなら、こんな洒落た表現をして欲しいものだ。
いたずらメールでも勉強になる、英語初級者の私である。



2007年07月04日(水)
まず、これから何をするかを伝える

NHK番組「栗原はるみの挑戦、こころを伝える英語」で
メモした日本語。(笑)
英語で、料理の仕方をわかりやすく伝えるには・・というので、
let me show you・・・の例文を覚えるのかと思ったら、
その教え方のポイントは、実に簡単だった。
「まず、これから何をするかを伝える」
これを忘れていては、いくら英語が上手に話せても、
相手には伝わらないというのだ。
これって、基本中の基本だけど、忘れやすいこと。
特に、言葉の通じない外国人に対しては「してみせる」前に、
「まず、これから何をするかを伝える」、
これを忘れてはいけないことを教えられた。
「してみせて、言って聞かせて、させてみて・・」が、
人を動かす基本、と教えられたけれど、
外国人には、もう一歩進んだ配慮が必要だと学んだ。
英語単語以上に、勉強になる考え方である。



2007年07月03日(火)
毎月、自分がやっていることを話す会

たしか、観光カリスマ(日本観光旅館連盟副会長
澤の屋旅館館主)澤功氏・講演記録のメモだったと思う。
(ちょっと情報源に自信がありませんが・・)
彼が以前、こんな会に参加していたって話だった。
どんな人が参加してたって興味よりも、
面白そうだなぁ、私も作ってみようかな、と感じたから。
そんなこと、いつでも話せるよ、と思うなかれ、
他人に、自分のしていることを話すのは、けっこう勇気がいる。
しかし、これが「持続するためのコツ」になるんだけどな。
内容は、どんなことでも良いけれど、
とりあえず、前向きに生きてます・・という報告会。
これって、意外と大切なんだよ、心構えだけでも・・。
今はまだやっていないけれど、
こんなことに興味を持っているんだ、でもいいはず。
そんなポジティブな人たちが集まる会、是非作りたい。



2007年07月02日(月)
「心の構え」で挫折は力に変わる

「不動心」(松井秀喜著・新潮新書・189頁)から。
久しぶりに、本屋で見つけ「すぐに読みたい」と思った書籍。
一気に読み終え、ピンクの蛍光ペンでつけた印が溢れた。
(最近、気に入った箇所にラインを引いて、読み返している。
以前は、頁の角を折っていたけれど・・厚くなるのでやめた(笑))
今回の台詞は、まだ内容に入る前の「帯」部分のフレーズ。
松井選手の言葉ではないかもしれない。
しかし、このフレーズで、私は数多く並ぶ書籍の中から
手にとって、購入を決めたから「気になる一言」。
読み終えると、タイトルの「不動心」だけではわからない部分を
うまくカバーしていることにも気付く。
今までに何度か訪れたスランプやピンチを
どう乗り越えてきたか、がよくわかる内容だったから。
タイトルだけでは表現できない部分を、サブタイトルで・・。
イベント名の付け方にも、参考になるなぁ。



2007年07月01日(日)
最近、英語ネタ、多いですね

読者からの、温かいメールの一節である。
確かに、英語に費やす時間が多くなり、読書量が減った。
読書も映画鑑賞も、美術館巡りも、定期的に続けているが、
どうしても、英語に関連付けてしまうので、
ちょっと偏った見方になってしまうのが恐くて、
自分の中で意識的に話題にしないのかもしれない。
基本的には、知らず知らずに、毎日メモが増えつづけている。
書き始めるその時の気持ちを大切にしたいので、書き溜めはせず、
メモから、一気に「気になる一言」を書き上げることが多いから、
メモした時とは違う観点で、私の心に引っかかることもある。
しかし、それもまたいいじゃん、と笑いながら書いている。
だから、しばらくは読者にとって、英語中心の
つまらない内容かも知れないけれど、ご容赦願いたい。
10年後、退職間際に、人生を振り返った時、
あんなに夢中に英語を勉強した時期があったなぁ、
と思えるのも悪くないかな、と感じているし・・。
話せるようになっているか、とうかは別問題だけど。(汗)
これも、私の自分史だから、ご勘弁を。