|
|
2003年03月31日(月) ■ |
|
私には想像できない、首都圏の生活(^^;; |
|
プロ野球シーズンにしか東京に行かないけれど・・(笑) やっぱり、人の多さと普段と違いすぎる光景に疲れてしまった。 久しぶりに見る東京は、不思議なことばかりだった。 (独断の偏見なので、気にしないで下さい(^^;;) 東京駅で、階段から中年のおじさんが転げて落ちてきた。 頭から血が・・私はその場にいたので駆け寄ったが ほとんどの人が見て見ぬ振り。けが人を跨いで行った若者もいた。 まったくドジなおやじだよなぁ・・と言う呟きさえ聞こえてきた。 私には、理解できない光景だった。 日曜日の試合は長引いたので、横浜の友達の家から、帰宅。 朝一番の新幹線(6時半頃だけれど)は、予想以上に混んでいた。 家を出たのは5時45分なのに、もう首都圏は活発に動いている。 なんと新横浜駅まで座れなかった。(汗)6時前の電車で・・。 やはり、私は目を疑った。働き過ぎだ・・と独り言になった。 しかし新しい発見もあった。電車の広告が変わりつつある。 動画と言葉だけで、出入り口近くに映し出される案内は、 昔の無声映画を想像させるが、音の公害を配慮しながらも、 しっかりと商品をPRしていた。 (新幹線の文字ニュースの動画と考えてもらえばいいのだが・・) 文字としての視覚に訴える言葉が、音としての聴覚に訴える言葉より 貴重になってくることを実感しながら、首都圏をウォッチングした。 文字だけで人に伝える日記作家さん達の出番がやってくる。(笑)
|
2003年03月30日(日) ■ |
|
大きな声で、頑張ろうとする人を応援する快感 |
|
今年の開幕3連戦は、ご存知1勝2敗だった。 しかし、今年もまた東京ドームライトスタンドは、 私に余りあるものを与えてくれた。 (あり過ぎて書ききれないので、追々紹介するが、 アンチ巨人の方も、是非読んで欲しい。(笑)) 今回紹介するのは、私の隣でブスっと腕を組んだまま 声も出さずに座っていた若者に、教えたい私の想い。 確かに東京ドームライトスタンドは、独特の雰囲気を持っている。 オレンジタオルは持参、ユニフォームを着ている人も多数。 もちろん、ジャイアンツの攻撃では、立ちっぱなしで応援。 でも、それを楽しみにわざわざ外野指定を取ってきているファン。 そんな私達と一緒になって応援することが嫌だったのだろうか? ただ、選手の名前を連呼するだけでもいいのに、 4時間一度も発声することなく、22時に球場を後にした。 その行動をどうこう言うつもりはない。その人独自の応援だから。 しかし、一所懸命プレーしている選手を、大きな声で応援する。 これは野球に限ったことではない、仕事でも通ずることだから、 他人を応援する楽しさを知って欲しかった。 そして、応援した人が期待に応えて結果を出した時にも、 自分のことのように喜べる気持ちを持って欲しかった。 今回は、大敗ムードのゲームを少しずつだけれど加点して 最終回まで粘って負けた試合だったが、 のどをガラガラにして応援した私には悔いが残らなかった。 逆に今年は、頑張っている人や、これから頑張ろうとしている人を、 精一杯応援していこうと心に決めた試合だった気がする。
|
2003年03月29日(土) ■ |
|
「満塁ホームランの手ごたえは?」「最高です」 |
|
もう、プロ野球ファンにはお馴染みの台詞。 今日も満塁ホームランを打った ジャイアンツの捕手、阿部慎之助のヒーローインタビュー。 もう何回も聞いているのに、なぜ気になるの?と思うかもしれない。 しかし、今日という日を思い出す為に、私は迷わずこの言葉を選んだ。 私にとって、今年初めての東京ドーム。 イラク戦争のテロを想定してか、いつもの手荷物検査だけでなく、 ボディチェックまでされるという中での、開幕2戦目。 もしかしたら・・という不安の中での観戦は、緊張島倉千代子。(笑) そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのは、 完封リレーをした投手陣と大量得点を挙げた打撃陣だった。 この胸がスカッとした試合を、なんとか言葉にしたかったから、 「最高です」は、私達、G党の想いでもある。 今年、何度この台詞を聴くことができるのだろうか?と考えながら、 明日も東京ドームへ足を運ぶ。 今度は、野球だけでなく、仕事でも、家庭でも、大きな声で言いたい。 「仕事はどう?」「最高です」「家族関係はどう?」「最高です」と。
|
2003年03月28日(金) ■ |
|
怠ける人は不満を語り、努力をする人はロマンを語る。 |
|
今日も、日記作家さんから・・気になる一言。 彼女はお子さんの卒業式で、校長先生の話をメモしたらしい。 (ここにもいた・・メモの好きな人が・・ (笑)) 私的には、その場の雰囲気はわからないけれど、 単純に言葉としてリズムが良かったり、 他の場面で使えそうだな、と思うとメモをする癖がついている。 話を戻そう。 ちょうど年度末。多くの会社で人事異動が発表され、 4月1日を挟んで、前後一週間に歓送迎会が集中する、 私にとっては、地獄(笑)の飲み会が続くことになる。 そんな時「今までの一年間、これからの一年間」の話になるが その話をこっそり聴いていれば、 不満を語るのか、ロマンを語るのか、 怠ける人なのか、努力する人なのか、わかるというわけだ。 もう1つ紹介されていた「夢は大空へ、努力は足元へ」 きっと、どこかで使えるフレーズになる気がする。 「男のロマンは女の不満」なんて言いながら 笑いをとっていては駄目だな、私も。 (笑)
|
2003年03月27日(木) ■ |
|
自分の日記、自分で好きにならないとね♪ |
|
ある女性の日記で見つけたフレーズである。 (当たり前のことじゃないの?と思う読者もいるだろうが・・) なぜか、この台詞が気になった。 (笑) インターネットの世界、数多くの人が日記をつけている。 その数は、ちょっと想像できないほど。 たぶん、女性のほうが多いとは思うのだが・・。 男性はどうしても、毎日コツコツと書くことが苦手だし、 そんなに書く題材が見つからない、というのが本音である。 頭の中は仕事とエッチのことしかない、とある本で読んだもの。 (笑) だから、自分の日記を好きになる、という感覚は女性らしいなぁ、 と思ったから、私のアンテナに引っかかった。 そういえば、女性の日記は、壁紙に貼り付けている画像も、 季節の変化に対応していたり、たかが日記といえども とても大切にしていることがわかる。 それに比べて私なんか、日記サイトが提供してくれるパターンで 書き続けている。 (笑) 日記って、オシャレと似ているな、なんてふと思った。
|
2003年03月26日(水) ■ |
|
行きたい大学に行かなかったら・・ |
|
正式には 「行きたい大学に行かなかったら、 送りたい人生を送らずに終わる気がする」 進学塾で有名な「河合塾」の新聞広告である。 何を隠そう、わが娘も美大・芸大という、 私には想像も付かない分野の大学に挑戦して撃沈した。 わざわざ、浪人してまで・・と思う親心が 「どこでもいいんじゃないの?、美術系なら・・」という台詞を 彼女にぶつけてしまったのは、つい最近である。 どうして、浪人までして行きたいのか・・私にはわからなかった。 たぶん、彼女もうまい表現が見つからなかったのだと思う。 相変わらず、父親に対しては口が重い。 その疑問を、さらっと解いてくれたのが、このフレーズである。 滑り止めの大学に受かったにも関わらず、やはり諦めきれず 入学を取りやめた友達もいるという話を娘から聴いた。 自分は大学入試の時、そんなこと考えてなかったから羨ましい。 大学に限らず、今、やりたいことを我慢するということは 送りたい人生を送れないことなんだと、思ったら、 何気なくメモしておいた、この言葉の重さがわかってきた。
|
2003年03月25日(火) ■ |
|
「とは?である辞典」を作りたい |
|
「はぁ?」という疑問文と、 「またぁ?」という、仕掛け好きの私に 呆れたような口調が聞こえてくる「今日の一言」であろう。 何年も、くだらないけれど続けてくると、 反応のいい「気になる一言」には傾向があることに気付く。 昨日の「結婚とは、ひざ枕である」といった形のフリーズが 読者には人気のようだ。 言い換えれば、 その人なりの哲学にも似た「単語の再定義」が存在するからだろう。 「夫婦とは、糸電話である」 (緊張していないと駄目、たるんでいると意思が通じないから) などと、言葉遊びをしてきたが、これは意外と面白いと感じた。 ひとつの単語について、自分なりの再定義をする。 いろいろな人生を経験してきてた人にしか書けないこともあるし、 ちょっぴりユーモア混じりの定義でもいい。 「今の仕事とは、反復横跳びである」 (疲れるだけで、いっこうに前に進まない (笑))なんて程度でいい。 この適当に名づけた「とは?である辞典」、 いろいろなスピーチで役に立つ「言葉の便利帳」になる気がする。 (詳細は、HPのトップページから・・) http://shimosan.fc2web.com/
|
2003年03月24日(月) ■ |
|
結婚って何ですか?・・ひざ枕です |
|
(体調不十分のためではありませんが・・) 先日紹介した「八重と次郎」(わたせせいぞう著)から。 遠距離で暮らす夫に、会社の部下が尋ねる。 「結婚ってなんですかねぇ」 少しは悩むと思ったシーン、意外と簡単にさらっと答えた。 「ひざ枕です、春夏秋冬ひざ枕、いいものです」 これには参った。なるほど・・なのである。 一言で表現するには難しい「夫婦」とか「結婚」の定義。 こういう表現方法があるのか・・とメモをした。 男女共同参画社会を推進する女性陣には、とんでもない・・と 目くじらを立てそうな光景であるが、男性はこれがいい。 時には、仕事の疲れを癒しながらウトウト、 そして時には妻の一日の世間話をぼ〜っと聞きながらウトウト。 ただの枕では味わえないコミュニケーションがそこにある。 普段の生活は、とりあえず会話はしているつもりでも、 テレビを見ながら、PCを操作しながら、 そう、いつも何かをしながら話をしているので、 実のところあまり覚えていない。 (会話とは言わない (笑)) しかし「ひざ枕」は、何かをしながら、は出来ないからいい。 結婚って、夫婦がしっかり会話することなのかな・・と このコラムを書きながら、反省している私がいた。
|
2003年03月23日(日) ■ |
|
恋のために諦める夢は夢じゃない! |
|
先週、テレビ番組「いつも二人で」の話を書いた。 そしたら、感想が何通か届いた。その中の一人。 同感・・・と前置きしながら、こんな台詞はどう?と 紹介してくれた言葉が、今日の一言。 正確には 『夢のために諦める恋は恋じゃない、 恋のために諦める夢は夢じゃない!』なんだけれど・・。 どちらかというと、あとのフレーズが気に入ったので。 まぁ、同じ次元で考えるものじゃない・・ という考え方もあるだろうけれど、人生長く生きていると 意外と、この「恋」と「夢」の選択にぶつかることに気付く。 (そんなに、ビックリするほど恋してませんが・・) そして、私はなぜか「恋」より「夢」を選択してきた気がする。 今でも、その選択に悔いはない。 ただ「夢」を諦めるほどの「恋」ってのも経験したかったな・・と ちょこっとだけ思ったのは事実(笑)。(^^;; このフレーズ、私がさっきから一番気になっているのは、 恋のために諦める「夢」を持っていない人は、 どうするんだろう、という疑問が解決していないことである。 まずは、夢探し・・これからだろうな、人生は。
|
2003年03月22日(土) ■ |
|
どんなに離れていても心の距離は変わらないよ |
|
(昨晩から発熱、下痢で・・たぶん今から寝てしまうので 今日の気になる一言、書いておきます。(笑)) 昨日、紹介した「八重と次郎」(わたせせいぞう著)から。 入籍はしたけれど、次郎の勤務地は、仙台から札幌へ。 八重は祖母と京都に住み、なかなか逢えず淋しい思いをする。 その彼女を支えているのが、次郎が言ったこの台詞。 思っていても言える台詞ではないな、とメモをした。 ストーリーの中には、同じ月を京都と札幌で見るシーンなどもあり 遠距離で恋愛している人たちには、是非読んで欲しい本である。 「心の距離」という表現が私のアンテナに引っ掛かった。 距離というと、何キロという単位で測り、多ければ多いほど遠い、 そう理解していたから「変わらない距離」が、新鮮だった。 自分の生活に当てはめてみると メールで知りあった方(掲示板に書き込んでくれる方)との 実際の距離は遠いけれど、心の距離は少しずつだけれど 何回かのメール交換によって、近づいているような気がする。 そういう意味では、私の場合 「どんなに離れていても心の距離は近づいているよ」かな・・ (#^_^#)ぽっ
|
2003年03月21日(金) ■ |
|
恋は会えない時に育つもんや |
|
「ハート・カクテル」の頃からファンである、 イラストレーター・わたせせいぞうの作品から。 最新作は「ハナドキロード・八重と次郎」 京都と仙台、離れて暮らす遠距離夫婦のストーリー。 相変わらず多忙で逢えない彼を 「どんなに遠く、どんなに忙しくても、 本当に好きだったら時間はつくれるもんや」 と嫌味をいう男性に対して 八重は花を活けながら、さらっと言い返した。 その台詞が、気になる一言。 遠距離恋愛で悩んでいる人たちには、 是非、メモして欲しい台詞である。 (お金があれば、是非買って読んでください、2巻だけど) 私が好きなのは、短いストーリーに「起承転結」があり、 最後に、落語のオチのような展開である。 漫画でも、なぜかリズムを感じる作品が多い気がする。 そして、私にとっては大切な「気になる一言」が多い。 誰か彼のファンの方、いらっしゃいませんか?
|
2003年03月20日(木) ■ |
|
ゆったりした流れの川ほど、洪水になる |
|
じっくり考えてみれば、当然なのだが・・ ラジオで聞いた時は「えっ?」だった。 川幅が狭く急流の方が、洪水になりやすい、と思っていた。 (あくまで、イメージとしてなのだが・・) その論理的な説明を「交通渋滞」に例えていた。 大きな道ほど、前の車が詰まりだすと、すぐに渋滞する。 川も同じ。流れがゆったりということは、 前方の水が詰まっているということ。だから水が渋滞してくる。 その渋滞に耐えられなくなって、洪水すると言うわけだ。 例え方1つで、とてもわかりやすくなるものだなぁ、と思う。 この工夫は、私達公務員が意識しなければいけないことであろう。 生活者の視点に立つと言うことは、考え方だけでなく、 日常使っている聞きなれた言葉や単位に置き換える、 こんな工夫が、大切であると思う。 〜億円、〜兆円という実際の数字表現より、 全体を生活レベルに合わせた額まで縮小して表現する。 これが、住民と行政を結ぶ、広報マンの仕事なのかもしれない。
|
2003年03月19日(水) ■ |
|
緑米仕込純米酒「大湧水」新発売発表会 |
|
わが町の特産品をつくろうと、多くの方が知恵を出し、 町内で育てた緑米(みどりまい)で、お酒を作ることに成功した。 その新発売を記念して計画された発表会に招かれて、 一足お先に味わう機会に恵まれた。 香りもいいし、美味しいし、絶品・・おかげで二日酔いである。 その会場で目にした「手作りの横看板」が、気になる一言。 (実際は「〜新発売の発表会」、一字だけ「の」があったけれど) 漢字って凄いなぁ、説明なくても意味が通じる、と思った瞬間。 これだけ漢字が並ぶと圧巻だった。 かえって、ひらがなが邪魔になるから不思議であった。 英語では、どうなんだろう? もちろん、一つ一つに意味がある漢字とは違うのだろうけれど。 ハングル文字はどうだろう?ギリシャ文字は? 昨晩酔っ払った時も読めたし、二日酔いの翌日でも覚えていた、 漢字だらけの16文字。 きっと何年たっても覚えている気がする、 とてもインパクトのあるフレーズであった。 (緑米仕込純米酒「大湧水」についての問合せは、メールで (笑))
|
2003年03月18日(火) ■ |
|
これって、ハッピー・エンドなの? |
|
松たか子主演のテレビ番組「いつも二人で」。 恋心を抱いていた幼なじみから、やっと告白されて 彼女は幸せになりました、パチパチ。(おしまい) 見終わって、私は冒頭の台詞が浮かんできた。 確かに、ドラマだから、ラブストーリーだから、で割り切れば なんにも問題のないことなのであるが、 長年の夢であった小説家を諦めた彼女が、 慣れない編集という仕事で苦労しながらも手に入れた成功を、 大勢の前でスピーチをする場面があるはずだった。 どんな話をしてくれるのだろう、と期待していたら、 ラブストーリーにありがちな、その場をキャンセルして 彼の告白を受けるシーンに変わってしまった。 (笑) ほんの数時間、待ってあげる余裕さえない彼に、 私は、ハッピー・エンドの結末を見ることが出来なかった。 「いつも二人で」いたかったら、自分の我侭だけで 相手をしばってはいけない、と思うからだ。 毎週楽しみに見ていたドラマが、 こんな安っぽい終わり方になるとは思ってもみなかった。 「恋のためなら仕事なんてキャンセル」は賛成できない。 そんな見方をした私が、おかしいのかな (笑)
|
2003年03月17日(月) ■ |
|
鼻歌は「喜び」「シアワセ」のオプション |
|
最近、本を読んでる時間が多く、毎日の「気になる一言」も ついつい作品の中からの抜粋が多くて、申し訳ない。 (ただ、書き溜めることをしたくないので、御勘弁を・・) さて今回も宮部みゆき作品「ステップファザー・ステップ」。 内容はいつものように、読んでのお楽しみ、にして、 私は、言葉として気になるフレーズの紹介に徹することに。 (笑) 実際には、もう少し長いフレーズになっている。 「鼻歌というものは『喜び』『シアワセ』という 複雑な人間機械のオプションであって、 黙っていてもくっついてくるというものではない」が原文。 知らず知らずに出てしまう鼻歌は、どの角度からみても 幸せそうな顔をしている人や、何をやってもうまくいっている人、 これから、とても嬉しいことがまっている人だけの特権、 そんな気がしてきた。 確かに、鼻歌は歌おうと思っても、歌えるものではない。 どうしても、歌いたかったら、身体中で「喜び」「シアワセ」を 感じることである。 う〜ん、これが一番難しい。 (=^_^=) 最近、鼻歌を歌ったことはある方、是非、お知らせください。
|
2003年03月16日(日) ■ |
|
常用漢字外の「馘」って漢字を発見 |
|
一日で読み終えた宮部みゆきの短編小説で見つけたので、 嬉しくなって、気になる一言。(気になる漢字だけれど・・) 何気なく読んでいた私の視界に飛び込んできた 「すぐに馘だよ」というフレーズ。 この見慣れない漢字に、ちいさく「くび」とルビが振ってある。 まさか・・「首が減る」で「くび」?と目を疑った。 当然、私の行動として、さっさく辞書で調べたが載ってない。 まさか外字?などと思ってもみたが、そんなはずはない。 そうか「常用漢字外」なんだと調べたら、確かに存在した。 『画数17 部首:くび 音読:カク 訓読:くびき・る』 (だから、正式なルビは「くびき」なんだけれど・・・) 常用漢字外って、面白い字か多いので、一度眺めて欲しい。 (作品の中の気になる一言は、後日御紹介) 私は、読みながら気になる台詞があると、 ページの片隅を折る。(^^;; (以前は付箋・・) 読み終えてから、もう一度、書き出すためだけれど、 変な読み方だなぁ・・と我ながら思う。 同じような読み方をしている人、いませんか?(-。-) ボソッ
|
2003年03月15日(土) ■ |
|
届かぬメール待つメル友あり! |
|
先月、プライベートで戴いたメル友の一言。 いつも心のどこかに引っ掛かっていたので、御紹介。 そうなんだよなぁ・・と反省はしている。(ゴメンね) インターネットの世界でも、 自分のホームページ掲示板にレスをつけるだけが多い。 本当は、失礼なことなんだろうなぁ、と思いながらも、 これ以上ネットワークを拡げると、本を読んだり、 映画を観たり、人と逢っておしゃべりしたり、 美味しいものを肴に、お酒を飲む時間がなくなるから、 と考えていた。(笑) しかし最近、考え方が少しだけれど変わってきた。 私のライフスタイルである毎日のコラム等を 丁寧に読んでくれるのは、大切なメル友なんだと気付いたから。 ただ既婚者、男性の私が、こまめに名前も顔もわからない女性に メールしていることに、抵抗があったのかな?と振り返る。 いつ届くのかもわからない、 こんな私のメールでも待っていてくれる人がいる、 それだけで、私の人生は豊かなものになっていると感じたのは 「ねぇ、最近何かときめくことない?」と問いかけてられて 多くのメル友や、掲示板に書き込んでくれる人たちが 浮かんできたからである。 3年前には考えられなかった世界が、私を大きくしてくれている。 3年前には知らなかった人たちが、私を幸せな気分にしてくれる。 そう思いながら、この一言を読み直した。m(。_。;))m ペコペコ…
|
2003年03月14日(金) ■ |
|
「可愛い下着」と「いやらしい下着」 |
|
ホワイトデーのお返しアンケート結果が、ラジオから流れてきた。 欲しいものは?「可愛い下着!」 欲しくないものは?「いやらしい下着!」 この紙一重が面白くて、メモをした。 (笑) でも、これってプレゼントされる相手によって 同じ下着が、可愛くなったり、いやらしくなったりするのだから、 なんともいえないアンケート結果だな、と苦笑いした。 (まぁ、下着をお返しにする男も男だけれど・・ (笑)) 毎日のように、新聞紙上を賑わせる「セクハラ」も 同じことが言える気がしてならない。 「セクハラ」しようとして「セクハラ」する人なんて そんなに多くない気がする。 (また、女性陣の反感を買いそうだけれど、そう思う) 本人は「可愛い」と思って買った下着を、 受け取った方が「いやらしい」と思ってしまう。 それがセクハラだと騒ぐのなら、この議論は終わりがない。 「推理小説」のつもりでプレゼントしたつもりが、 内容がきわどくて「官能小説」をプレゼントされたと思われる。 だから、これもセクハラだと訴えられるのとなんら変わりがない。 この時期にこんな話題でコラムを書き、ほぼ5年くらいが過ぎる。 いつまで続くのだろうか、この「セクハラ」問題は・・。
|
2003年03月13日(木) ■ |
|
「俺」って言葉が似合わない男性ですね (笑) |
|
職場のスタッフと飲みに行った時に、言われた台詞。 褒められているんだか、けなされているんだか・・ 何かの話題で盛り上がって、私も同感だったから 「あっ、そうそう、俺もそう思う!」と呟いただけなのに驚かれた。 似合わな〜い・・と笑い転げながら言う。 先日は、別の女性に私のイメージを単語にすると何?って聞いたら 「『フェミニン』って言葉が似合いますね」と言われて、 やっぱり笑われた。 (笑) そういえば「俺」という単語は使わなくなったし、 以前から「僕」という単語は口にしたことがない。 確かに、顔はまん丸だし、筋肉もりもりの体格ではないけれど こう表現されて、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。 家でも私以外女性(愛犬はオスだけど・・)、 ホームページの掲示板に訪れてくれる方も、ほとんど女性。 知らない間に、フェミニンになっているのかな?って思ったら 今度は、何も書けなくなってしまった。 (=^_^=) 一年を漢字一字で表現すると・・が定着しているけれど、 自分のイメージを、一つの言葉にすると・・を試して欲しい。 自分で考えるのではなく、身近な人にしてもらうと面白い。 違った面の自分が発見できるかもしれないから。
|
2003年03月12日(水) ■ |
|
アメリカ金融恐慌を救ったのは、戦争だった |
|
地元で経済講演会があるというので、足を運んだ。 講師は、水野隆徳氏(国際エコノミスト)。わが町出身。 テーマは「小泉構造改革の行方」(日本経済再生の処方箋)。 あっという間の2時間、 彼は私達にもわかりやすいように説明してくれた。 「人間の知識では、経済は止まらない」 「1992年から10年に渡って同じ議論を繰り返している」 「行き着く先を見て、今はどのあたりにいるかを予測する」 そんな言葉が私のシステム手帳を埋めた。 (もちろん、この他にも沢山の一言をいただいたが・・) 一番驚いたのが、今日の一言。 アメリカの金融恐慌、ルーズベルトの政策で立ち直った、と 学校では教えるが、それは間違い。 金融恐慌は政策では止まらないことを知るべきだ、と持論を展開した。 それではなぜ止まったのか?その答えが「戦争景気」だと言う。 今、世界はイラク・北朝鮮相手に、戦争の話が飛び交っている。 物騒な話と片付ける前に、戦争でもなければ不況は止まらない、と 知るべきなのだろうか。 今までの不況とは、全然違う不況なんだと、彼は力説していた。 なぜか、説得力があった講演会であった。
|
2003年03月11日(火) ■ |
|
ひとつの言葉は虹のようにいくつかの色を持っている |
|
今読んでいる「幸福御礼」(林真理子著)の中から。 嫁が姑を駅まで迎えに行けず謝るシーン。 「いいのよ、いいのよ。一日中働いた人をとても使えないワ」と 姑が嫌味たっぷりに言うのだが、 林真理子は主人公・由香を通して、こう書いている。 (私のアンテナに引っかかったので、今日の一言) そして、冒頭の台詞の後、こう続けている。 「それだったらば、いちばん自分の気に入っている色だけを 見るようにすればよいのである」と。 文字にすると同じ言葉でも、会話となると意味が違くなることもある。 文字だけでも、受け取り手の気分ひとつで意味が違う。 そんなことを「虹の色」に例えているところが、彼女らしい。 生活をしていても、仕事をしていても、 「カチン」とくる言葉を受けることは、誰にでもある。 もう少し違った言い方ができないのかょ〜、と思いながら、 我慢する事だってある。 しかし、言った本人はそんなに深く考えていないケースが多い。 そうだとしてら、私がカチンときた言葉にも、 なにか違う色があるのかもしれないな、と考えてみたい。 忘れかけていた「言葉は力だ」を、あらためて実感した。
|
2003年03月10日(月) ■ |
|
恋愛は、発覚とは言わない |
|
ラジオから流れてきたフレーズだった。 最近、マスコミすら言葉の使い方を知らない。 そんな話だったと思う。その例えが、今日の一言。 よく、新聞とか週刊誌で見つける 「○○熱愛、発覚!」という見出し。 そもそも【発覚】とは 「隠していた罪・たくらみなどが人に知られること」を意味する。 だから、恋愛に「発覚」という単語を使うのはおかしい。 【発見】なら「世の中に知られていなかったものを見つけ出すこと、 初めて見つけること」だけど、言葉にインパクトがない。 では、何といえばいいんだろう・・という私の疑問に ラジオのパーソナリティーは明確な回答をしてくれた。 「発見でもいいけれど。やっぱり『見つかっちゃった』でしょ (笑)」 何気なく聞き流していた私が、慌ててメモしたのは言うまでもない。 「恋愛は『発覚』とは言わない、『見つかっちゃった』と言う」。 (それなら「不倫」は発覚じゃないの?なんて、聞かないで) これから、週刊誌や新聞の見出しを楽しみに見て欲しい。 言葉を置き換えてみる楽しさがわかるはずだから。
|
2003年03月09日(日) ■ |
|
やがてすべてが風化して小さな歴史に溶けていく |
|
私の愛読書のひとつ「詩とメルヘン」(発刊・サンリオ)が 30年の歴史に、ピリオドを打つことになった。 (廃刊ではなく、休刊だと信じているが・・) 編集長のやなせたかしさんが書く「編集前記」から 見つけたフレーズが、今日の一言。 「はじめがあれば終わりがある。 電車はいずれ終着駅に到着する」と書き始め、 この本に込めた30年の想いが伝わってきた。 私も25年くらいは、一緒に歩いてきた気がする。 一度だけ、それも詩ではなく、作文が掲載された時が蘇った。 (近いうちに、HP上で紹介したい・・。(#^_^#)ぽっ) どんな成果でも、どんな失態でも、 長い歴史の中では、それはあまり意味を持たない。 それならば、できるだけ自分の心に正直に 残された人生を思い切り生きてみよう、 と思わせてくれたフレーズとして、 私のシステム手帳に記録しておこうと思う。 何度も休刊に追い込まれそうになったこの月刊誌を 悩み、苦しみ30年間支えてきた彼に、あらためて感謝したい。
|
2003年03月08日(土) ■ |
|
自分の狙ったところへ針を落とした時の快感 |
|
職場の同僚から「明日、渓流釣り行かない?」と昨日誘われ、 今朝、6時前に家を出た。 実は、私、今まで釣りをしたことがない。(^^;; (もちろん、釣り堀とかは行ったことあるけれど・・) 釣りって、ただ釣り糸をじっと眺め、ぼ〜っとしているだけ、 そんなイメージがあって、アクティブに動きたい私には 絶対合わない趣味の一つだと思っていた。 しかし、一度も経験しないで「面白くない」というのも 私の生き方に反しているので、とりあえず・・の気持ちで 連れて行ってもらった。 ところが・・ 渓流釣りは、マイナスイオンで満ちあふれた沢を歩き、 のんびり、ぼ〜っとなんてしていられない。 青い空、沢の水音、何もかもが私の釣りのイメージを覆した。 勿論、何もかもが初めてだから 竿を思うように動かせないのも、承知の上だけれど、 時々、そう、本当にたまに、狙ったところに針が落ちた時、 私は、喜びの声をあげてしまった。 やっぱり、食わず嫌いはよくないな・・と反省した 土曜日の午前であった。
|
2003年03月07日(金) ■ |
|
ホームページは、パクリがスタンダード |
|
ある会議で教えていただいた台詞が、今日の一言。 実はこのあとに、もう少し台詞が続く。 「パクった方は、工夫してもっと良くする、という条件付」と。 確かに、ホームページを眺めていると、時々 「あれ・・あのホームページと似ているなぁ・・、 というより、丸っきり同じじゃないの?」というページにぶつかる。 技術的には、いいなぁ、と思ったページをダウンロードするだけで 同じものが手に入るから、仕方ないのだが。 「あまりに素敵だったのでパクらせていただきます。 工夫していいものを作りますから」の一言メールと、 本当に、試行錯誤しながら、工夫している様子がわかれば、 パクられた方は、全然気にしないのに・・が本音である。 基本的には、誰でも一度、自分のホームページを持って欲しい。 そして、自分というものを、もう一度見つめ直す機会として欲しい。 何度説明しても「情報が欲しかったら、情報発信しなさい」は、 体験しないとわからないことだから・・。 「情報提供しないと、議論が起きないでしょ」という姿勢が 私たち行政職員には必要なのかもしれない、と思った。 「学ぶは、真似ぶ」。まずはパクることから始めてみよう。 (笑)
|
2003年03月06日(木) ■ |
|
黒澤明監督の「メイクを取ろうね」 |
|
NHK番組「私はあきらめない」今回は、ピーターだった。 つきまとう「美少年・ピーター」は、彼の役者の可能性を狭めた。 人の前に出るときは、必ずメイクをしてくるように指示され、 一度ついた美少年のイメージを崩すことは出来なかった。 そのイメージ払拭に、彼は7年間悩み続けたが、 世間は彼の心の傷も知らず、美少年ピーターを求め続けた。 そんな彼を救ったのは、たったひとつの言葉。 映画「乱」撮影で、無邪気な子ども役を与えた黒澤監督は 彼に「今回はメイクをする必要はないよ」の意味を込めて 「メイクは取ろうね」と声を掛けたらしい。 その一言で彼は「救われた」と嬉しそうに振り返った。 やっぱり「言葉は力だ」と、再確認したシーンである。 人生のレールをひかれるのは嫌、自分でひきたい、と語り、 この映画をきっかけにして、 彼は「美少年ピーター」のイメージを捨てたのではなく、 へぇ、こんな役もできるんだ、と世間に認知され、 ピーターのイメージが拡がった、と喜んでいた。 これをやれるのは私しかいない、と張り切っている彼も凄いが、 彼の悩みを解決し、さらに可能性を見つけスポットを当てた、 故黒澤監督の偉大さを見たような気がしてならない。
|
2003年03月05日(水) ■ |
|
「苺」は、つぎづきと生まれるように「母」 |
|
あれ?何のときのメモだろうと思いながらも、 なかなか思い浮かばないシステム手帳を眺めていた。 なんと言うことはない、食卓の上の「イチゴ」が目に付き、 どこかに「イチゴ」に関するメモをしたなぁ・・という 曖昧な記憶で書き始めただけである。 (女性の読者には怒られるかもしれないが・・) 「母」の字の「、、」はオッパイ二つの意。 それは、子孫繁栄の意味が含まれているらしい。 母を「つぎづき・・」にと解釈すると 「毎」も同じ意味になるから、妙に納得してしまう。 一人っ子のわが家は、つぎづきと生まれてないから 妻は「母」じゃない (笑)、なんて言ったら睨まれるだろうな。 (「妻」という字は「毒」という字に似ているね」と言って 怒られたことがあったっけ・・) ついでに、女の又に下心、で「怒」だから・・ (笑) やばい・・ 収拾がつかなくなってきたので、今日はこのへんで・・。 失礼しました。 m(。_。;))m ペコペコ…
|
2003年03月04日(火) ■ |
|
先が見えないのは、暗闇ではなく眩しいから |
|
久しぶりにTV「いつもふたりで」(松たか子主演)から一言。 最近、見逃すことが多かったので、たぶん以前にも 出てきた台詞なんだと思うけれど・・。 台詞的には、もうちょっと長い。 「未来が見えないのは、暗闇だからじゃないの。 眩しすぎて、目がくらんでいるだけなのよ」みたいな感じ。 ついつい不況が続き、先行き不安になると 「まったく俺の未来は真っ暗だよ」とぼやきたくなる。 どちらも今は未来が見えにくい状態だけれど、 とっても大きな違いがあるような気がする。 今、自分の為に続けていることがあるけれど、 なかなか思うように結果が出ない。そんなことは良くある。 そんな時、いつかきっと・・と思うためには、 「眩しすぎて目がくらむほどの未来が待っているんだから」と 考えてみるといい。 そんなプラス思考が潜在能力を刺激して、 きっと明るい未来がやってくるに違いない。 フラッシュが眩しくて目が開けてられない、だから前が見えない。 そう思うことで、だいぶ楽になれると思うのだが・・ 皆さんは、いかがですか?
|
2003年03月03日(月) ■ |
|
人間には「見る」というシンプルな動作ができない |
|
やっと読み終えた「理由」(宮部みゆき著)から一言。 これって、意味もなく見るという行為が出来ないことを指す。 「観察する」「見下す」「評価する」「睨む」「見つめる」 など、何かしら意味のある目玉の動かし方だけである、 と彼女は、作品の中で書いている。 なるほどなぁ・・と思いながらも、ちょっと待てよ、 私達が、流星観測をする時は、 シンプルな「見る」を実行しているのに・・とも感じた。 1つの星をじつと見つめていては、流れ星は見えない。 ただ、なんとなくぼ〜っと、空全体を「見る」ことによって 視界のなかに「流星が飛び込んでくる」感じだからである。 それにしても、彼女の人間観察力は鋭いなぁ、と思う。 「ラブストーリー大好きな私」が、 このところ「推理小説」にはまり、時間を惜しんで読みふけった事実。 この経験は「一度でいいから小説が書きたい」という私の 気持ちに火をつけそうになっている。 (笑) ただ、これ以上自分を忙しくして、何でも中途半端・・は嫌だし、 書き出す前に、それ相当の基礎勉強と資料の収集が必要なことも 実感している。 春になったら、資料整理、登場人物の細かい設定などから のんびり始めてみようかな、それも楽しみながら。 そうだ、倉庫に溜まった「言葉」を日向ぼっこさせてみよう。
|
2003年03月02日(日) ■ |
|
曲がるボールでストライクをとりたい |
|
恒例の下山企画ボーリング大会。 (笑) (このところ、忙しくてなかなか開催できなかったけれど) 結果は、準優勝。まぁまぁかな・・ 実は今回、テーマを持って望んだ大会だった。 ストレートボールでストライクをとっても意味がない。 ピンの近くになって、クックッ・・と曲がってポケットに入る。 これが私の望むボールの軌道。 スピードやパワーなんていらないから、ただただ丁寧に、 狙った板の上に落とす。これが難しい。 だけど、自分の思ったとおりの軌道を描いてストライクは、 何事にも変えがたい快感であった。 これは150キロのど真ん中、直球で三振を奪うより、 130キロそこそこのストレートで、外角低め一杯でとる三振。 そんな感じかもしれない。 いや、どうせ私のことだから、 女性に持てるから、なんて理由でしょ、とお考えのあなた。 (確かに、否定はしないけれど・・ (笑)) 一度、曲がるボールでストライクをとってみてはいかが? 今までのボーリングに対するイメージが、きっと変わるから。 しかし、上手くなりたいのに、いいんだ、これで・・と ストレートボールを投げ続ける人が多いのは、どうしてだろう。 異性にもてるのに・・ (=^_^=)
|
2003年03月01日(土) ■ |
|
「百」は「白紙に戻して一から始める」という意味があるそうです |
|
ひとり娘の高校卒業式に出席した。 (天気には恵まれなかったけれど・・(^^;;) 昨年、学校創立百周年を迎えた歴史ある女子校である。 そんな大切な節目の時に、高校二年生だった彼女達は、 どんな想いで迎えたのだろう・・と以前から関心があった。 そして、その答えは、 卒業生を代表して述べた生徒の答辞に見つけることが出来た。 それが、今日の一言。 百一年目を迎えた今年、伝統を残しつつ新しいものを始めたい、 そんな想いが込められていた。 「卒業式」って「卒業証書授与式」の略なんだ・・と 入り口で渡された式次第を眺め(笑)、 なるべく、この三年間を思い出すのはやめようと努力したが、 恥ずかしいことに、涙腺がゆるんでしまった。 「式歌」として全員で「仰げばと尊し」を歌い、 卒業生退場のシーンで、在校生が「蛍の光」を歌う。 何年経っても、何十年経っても、心が癒される曲だな、と 小さな声で私も口ずさんでみた。(不思議と覚えていた・・) 当然のように、父親は少なかったけれど、 私なりの節目として、卒業式に出席できてよかったと思う。 たぶん、学校でしか見せない 友達との会話を楽しんでいる娘の顔が見られたから・・。 それだけで、嬉しくなった涙もろいパパであった。
|
|