サッカー観戦日記

2004年02月23日(月) 先週の結果

●大阪高校新人戦
準決勝
近大附1−0大阪朝高 関大一3−0芥川
決勝
近大附0−0PK関大一

近大附がプリンスリーグ出場権獲得。

●ナイキ予選
大阪
決勝
C大阪3−0G大阪

京都
準々決勝
サンガ7−0桃山中 修学院中7−0アドバン 紫光SC4−0立命館中 神川中1−0城陽FC

G大阪の負けは想像もしていなかった。取りこぼす可能性が低いチームだったが、それだけC大阪が地力のあるチームということだろう。京都は中体連2チームがベスト4進出。ただしクラブ予選ではサンガが決勝6−0紫光SCを始めとして圧倒的なスコアを残しており、やはり負けは想像できない。

●第1回京都女子リーグ
第5日(21日)
グループ1
紫光クラブ7−0京大 聖母学院高2−0京教大
1位紫光 2位聖母 3位京教大 4位立命大 5位京大
グループ2
城陽アズール4−0FCシュピーレン 京都橘高4−1聖母学院中
1位城陽 2位橘 3位暁 4位聖母 5位シュピーレン 6位立命館宇治高

第6日(最終日、22日)
決勝 紫光SC1−0城陽アズール
3決 京都橘高5−3聖母学院高 5決 京教大1−0京都暁FC
7決 聖母学院中2−1立命大 9決 FCシュピーレン2−1京大

順当そのものといった結果か。この中から頭角を現すチームが出てきて欲しいところ



2004年02月22日(日) テストマッチ G大阪ユース−フジタ枚方U−18

当初土曜に引き続き大阪高校新人戦を予定していたが、出発直前にG大阪ユースのテストマッチ情報が入り、万博に向かう。車で30分弱。この日はどこにも寄る予定がない。現在人工芝を天然芝に近い最新鋭のものに張り替えている関係で第2球技場でのゲームとなる。相手は同じプリンスリーグ参加のフジタ。30×3本。到着は5分遅れとなったが、テストマッチなのでスコアや勝敗には興味がない。

一本目
G大阪               フジタ
−−−森勇−−出口−−− −−−米原−−前川−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
岡本−−與−−横谷−平井 南−−山下−−浦東−十九
植田−伊藤−−金−−西村 八木−十七−−五番−野村
−−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−

フジタの選手名には全く自信なし。声が出ていないので判断しかねるのだった。五番はコーと呼ばれていた気もするがCB寺田幸平は昨年17番をつけていた。ちなみに昨年の5番は岩合尚人。到着後すぐ野村がケガして八木が右に回り、六番がLBに入る。

G大阪が押し気味。パスを後方で回すもののアタッキングエリアではフジタインサイドのカットが目立つ。サイドは突破できず。西村と横谷は元気なさそうだ。FKを平井が蹴っていてちょっとびっくり。フジタも南の左クロスを裏で受けた米原がトラップ次第では決定機となるシーンも。終盤岡本が長いドリブルからサイドを破ってシュート、これはGK西井セーブ。

二本目
G大阪               フジタ
−−−出口−−渡部−−− −−−米原−−前川−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
岡本−−與−−横谷−平井 南−−山下−−浦東−宮脇
植田−伊藤−−金−−森一 六番−三二−−五番−八木
−−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−

2分、金のパスミスを宮脇カット、植田をかわしてクロスをクリアしたボールがG大阪絶好の逆カウンターとなり、平井が右からスピードに乗って突破、シュートがGK西井の脇を抜けてころころゴール内に転がった。フジタも闘志に火がついたか、宮脇がスピード豊かな突破を狙い、細かい技術のある浦東もドリブルで中央から仕掛ける。全体にパワーでは劣勢ながら前川は体を張ったプレーでチャンスメイク。G大阪はインサイドがイマイチ。しかも與→森勇という交代後は機能不全。両サイドは抜群のスピードを見せるがSBのフォローもなく、最後には囲まれてしまう。それでも何度か突破。岡本のカーブをかけて右スミを狙ったコントロールシュートがバーを叩く。フジタも宮脇がインターセプトから突破してクロス、米原のシュートがポストをかすめる。1−0で終了。

三本目
G大阪               フジタ
−−−出口−−渡部−−− −−−二六−−十七−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
平井−森勇−−横谷−岡本 六番−十番−−浦東−宮脇
森一−植田−−金−−西村 八木−五番−−二九−三三
−−−−−東−−−−−− −−−−−西井−−−−−

島田さんのインサイド観は大型で豪快・ダイナミックに上下動を繰り返すタイプなのだろうか。しかし選手の個性とはかなり違う気がする。横谷がたまに大きな展開を見せるが、そのくらい。この3本目はフジタのパフォーマンスがめっきり落ち、完全なG大阪ペースだった。サイドを単騎破るシーンも目立つ。マイナスグラウンダークロスをフリーの出口がふかすなど、決定力に欠けた。終盤にフジタCBの横パスを出口がカットしてシュート、GKも反応のしようがなくゴールイン。2−0。G大阪ペースのまま終了。

両者ともボチボチというか。この時期のフジタを観るのは久しぶりだ。守備のいいチームとはいえ、さすがにまだまだ機能していなかった。それに昨年ほど声も出ていない。それでも高校新人戦よりは上か。

G大阪はドイスボランチの4−4−2で固定するのかも。昨年もダイアモンド型の中盤で固定していたが、大型インサイドを愛する島田さんの好みからすると今年のほうが監督として楽しい形かもしれない。



2004年02月21日(土) 大阪高校新人戦準決勝 近大附−大阪朝高 芥川−関大一

この日はサッカー三昧である。プリンスリーグもかかる大阪新人戦にU−23日韓戦。当初モルテン杯決勝も考えたのだが、はしご不可能なので取りやめた。

プリンスリーグの大阪高体連枠は新人戦の最上位チームが推薦される。すでに出場権を得ている大阪朝高が準決勝を勝てば、もう一つの準決勝・芥川−関大一の勝者が、そうでなければ優勝校が出場権を得る。トーナメントの勝者がプリンスリーグ出場なんて、リーグの精神を尊重していないようでおかしい話ではあるが、よりフェアな方式を整備するのが困難な以上仕方がない。個人的には総体・選手権を含むポイント制のほうがまだマシだと思っている。リーグ参加には旧チームの実力や会場を確保するスタッフ力・経済力などを含む総合力が問われるべきだからだ。


大阪高校新人戦決勝 近大附−大阪朝高
2月21日(土)鶴見緑地 11時 ピッチ悪 晴 無風


近大附               朝高
−−−中村−−福山−−− −−−−周−−梁−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−孫景−−−−−
長束−小柳−−寺谷−入江 −−朴−−金孟−金龍−−
山口−−森−長谷川−田中 −季−−安−−金昌−尹−
−−−−−岡本−−−−− −−−−−夫−−−−−−

近大はゾーンの4バック。この時期だけに受け渡しはスムーズではない。シンプルなクリア多用。CBはともに長身。長束が左、入江が右足のFK担当。クロスの精度も高いがスピードは普通でタテに突破するウイングタイプではなく、アーリークロスを上げるタイプ。福山が長身CFで、中村が衛星的に周囲を動く。

朝高はゾーンで守る4バックで受け渡しは細かい。現時点ではマスターできていない印象。クリア多用。高さには欠ける。中盤はダイアモンド型。ボランチ金孟がFKも蹴る。エース格の周はトラップが上手い。

序盤から近大が押し込む。1分、朝高CBのクリアが近大・中村に当たりゴール前にこぼれるが、GK夫が飛び出してシュートブロック、CKへ逃げる。シンプルな約束事がしっかりしている近大に比べると朝高は4バックのマークが曖昧で連携もまだまだ、中盤もプレスにならず、しかもフィジカルでははっきり近大に劣るため序盤から厳しい展開となる。5分、入江が中にドリブルから裏へのスルーパスに寺谷が飛び出す。が、トラップミスで決定機へは至らず。10分、正面30mFK、入江のシュートはゴール左上スミを襲うがGK夫が好セーブ、カドに当たりCKへ。朝高は攻守の切り替えに問題があり、SBは相手と戦う以前に不慣れでポジショニングに苦慮している感すらある。綺麗なミドルパスを持つ技巧派の金孟も流れの中ではいいパスが出ず、孫景もすぐ潰される。方向性としては技巧的なサッカーなのだが、結局タテのロングパス頼りとならざるを得ない。梁は強い。また周は意図のあるトラップを見せ、チーム1のセンスを感じる。18分金孟強烈な左足ミドル、GK岡本好セーブ。20分、近大も左CKで入江から長束ヘッドも左に外れる。決定機。さらに左CKで入江のボールにGK夫飛び出すが触れず、森がヘッドで無人のゴールを狙うがバーを叩く。決定機。30分には入江が金孟のチャージを跳ね返してスルーパス、中から右ナナメ前に走る寺谷に対し朝高は誰もマークに行かず、そのまま切れ込み角度のないシュート、外れる。決定機。前半は0−0で終了。

完全に近大ペース。個々の能力で一枚上回る上に、チームの完成度も高くはないものの朝高より上である。これははっきりこの大会を勝ちに来ている。中からの攻めが特に上手いわけでもないのだが、横への動きに対し、朝高は簡単にマークを放してしまうため、スルーパスが次々に通る状況である。

ハーフタイムで近大・福山→河原、朝高・梁→周湘。
近大は機動力重視の交代か?サイドから福山へのクロスよりも中からかき回したほうがチャンスは増えそうだ。朝高はカウンターに狙いを定めてスピードある選手を投入。

後半開始すぐに近大が押し込む。中村のドリブルを金昌が倒し、左80度20mFK。前半に入江がいいキックを見せているだけに場内の期待も高まる。カベを超えたボールだが今度はコースが甘くGK夫がセーブ。夫はキックやハイボールに難があるが、シュートへの反応はいい。一方近大・岡本は非常に安定感がある大会トップクラスのGKだ。CKのこぼれを近大シュートもブロック。4分クロスに河原が力強くDFの前に体をこじ入れてシュートも右に外れる。7分には右CKで長束のボールが長谷川の頭にかする。カウンター狙いの朝高も周湘が巧みなドリブルでカウンターの基点になろうとする。本山を思わせる細かいドリブル。しかし最後には近大が止めるシーンが続く。相手の素早い寄せに対し孫景や金孟は引き球や切り返しを多用するがスピードが落ちてしまいカウンターの威力もなくなってしまった。周のようにもう少しトラップで工夫すれば・・・・・・。15分、近大・入江のFKで裏に抜け出した長束がフリーヘッドも上に外れる。決定機。朝高またもマークミス。21分、右に開いた孫景から久しぶりにいい形でのクロス、FWの上を通過。22分、正面35mから金孟が意表をつく弾丸FK。23分、朴ホンス→朴チュンソン。そのままLHに入る。なかなか俊足。24分、近大・中村が裏に抜け出しかけるが、安が戻ってクリア。24分、近大・中村→サイフク。なお私の席からはメンバー表が見えないので字は分からない。スタメンは確認済み。28分、クロスのこぼれをRB田中ロングシュート。地味ながらタフな上下動を繰り返すいい選手だ。選手権で活躍した山口の控えというのももったいない。実力でポジションを奪ったのかも。朴チュンソンはスペースをもらえば素晴しいダッシュを見せる。LBタイプか。29分、長束が右クロス、ファーに流れるサイフクがフリーで折り返し、河原が押し込む。ついに近大先制!朝高は近大の横の動きに対しマークがルーズだった。31分、孫湘→チョンテスン。上半身がたくましく見るからにパワフル。ただオーバーウェイト気味で見るからに走れそうにない。空中戦に強いが、近大のフォアチェックの前に朝高はパワープレーに行けず、そのまま後半35分を終了。近大が1−0で勝ち、決勝に駒を進めた。

現時点でのチーム力でははっきり近大が上で順当勝ちといっていいだろう。個々の能力が高く、ある程度チーム作りも進んでいる。ただ朝高との力の差を考えると、1−0は物足りない。やはり中央からの攻めは不得手だ。シンプルなサイド攻撃とセットプレーだけでは苦しい。GK岡本、CB長谷川、森、MF長束、入江と好選手が多い。

朝高は明らかにチーム作りの基礎段階で守備が組織されていなかった。何度近大FWをフリーにしたことか。ゾーンの理解度や連携に難があるだけでなく声が出ていなかった。また今年はタレント的にも近大に一歩譲る印象。しかし孫湘や周など好選手や他校ではなかなか見かけない個性的な選手もいて、相変わらず観ていて楽しいチーム。プリンスリーグまでにどう整備するか。




大阪高校新人戦決勝 芥川−関大一
2月21日(土)鶴見緑地 13時 ピッチ悪 晴 無風


芥川                関大一
−−−西村−−城野−−− −−−品川−−西村−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−向−−−−−−
別小−上田−−高槻−南部 −田中−−小椋−−古賀−
久保−渡部−−岡田−長野 樽井−久野−−寺野−佐藤
−−−−−十河−−−−− −−−−−中山−−−−−

芥川は中盤・最終ラインともフラット。例年通りゾーンで守る。横の受け渡しはまずまず。ラインコントロールや組織的な中盤のプレスなどはなく、チーム完成度は朝高と同等かそれ以下と言う印象。西村はトップから引いて受けてのドリブルが武器。

一方の関大一はCB久野(大阪選抜候補)が10番をつける。ゾーンだが、局面での受け渡しは曖昧。逆サイドの動きなど、約束事は芥川よりはるかに徹底されているので個人の戦術眼の問題か。中盤のプレスや組織的なパス回しなど、完成度の高いチーム。小椋がFK担当。田中がレフティー。品川がCFで快速西村が右から切れ込む。

序盤は芥川が個人のドリブルやワンツーなど局面打開力の高さでリズムを作る。細かいタッチで先手を取るいかにも高槻なドリブル。7分、南部のクロス、空中戦では関大一が圧倒的に高いが、ファーへのこぼれを別小シュート。しかし9分、左サイド浅い位置での関大一FKでキッカー小椋の前に走りこむ選手に誰もつかずサイドからフリーでクロスも何とかブロック。あまりに集中力に欠けた。また芥川は声が出ていない。関大一はフリーならば丁寧なパスを出せる小椋を起点に左足クロスが武器の田中やある程度の技術を持つ向などの個性が噛み合い、中盤が機能している。一方で守備は弱く、二人で囲い込んでも打開されるシーンも目立つ。16分、関大一左CKで小椋のキック、ファー大外に一人余っているが芥川は気づかない。そこに合わせ、フリーでのヘッドはなんとかゴールラインに逃げる。続く右CKであろうことかまたもファー大外がフリー。田中の右CKに待ち構える向のヘッドがGKの頭越しに決まり関大一先制。どうやら芥川はセットプレーの守備を練習していない。ということは攻撃時もパターンなど持っていないのだろう。18分、芥川の右CK別小の低い左足キックはファーに流れる。22分、関大一右CKを大外の向に合わせるが、今度は長野が体を入れてブロック。24分、関大一・田中の足に遅れ気味のタックルが掛かり長野に警告。26分、関大一の左サイドFKで田中が前方に走る向にチョンと出す。芥川はまたも集中力に欠け誰も追わず、ドフリーでクロス、GK十河もキャッチできずにこぼれたところをシュート、ブロック。30分には関大一・西村がスピードを活かしタテ突破から決定的なクロス。直後には芥川・別小もタテ突破からクロス、これはCKへ。CKのこぼれをシュートもブロック。前半は0−1で終了。

後半は開始から関大一ペース。3分RB佐藤がタッチライン際をスピードに乗って突破し、タテに走る古賀へ、ゴールライン際からマイナスのクロスを西村が決め、完全にくずしてのゴールで0−2。5分、芥川・上田→須崎。CBに入り、CB岡田がFW、西村がLHに回りLH別小がインサイドへ。しかしイマイチ機能せず。フィジカルに優る関大一のプレスが機能し、芥川は全体が寸断された状況となる。13分、関大一・左CKでまたしても大外がフリー。視野に入れているDFがいない。ただ止まって待っている選手がフリー
という状況が繰り返されるという事態はチーム完成度の問題ではなく、何とかしなければいけない。田中のキックを大外の久野が折り返し樽井が決めて0−3となった。15分芥川・LH西村→下浦がLBに入り、突破力のあるLB久保がLHに入る。ゼネラリストの多いチームだ。この交代でやや芥川はスムーズになる。が勝負は決まった。最後までみると長居のキックオフには間に合わない。ということで会場を後にする。

関大一はとても新人戦とは思えない完成度である。大冠と同等か。それ以上の力がある。現時点では近大附より上だろう。タレント的には近大附に一歩譲る印象で、チームとしての伸び代はライバルほどではないだろうが、これだけ強いと冬も優勝戦線に絡んできそうだ。

一方の芥川もタレント的には関大一にひけを取らないが、リーダーシップのある選手が欲しいと思う。チーム完成度は低いがそれでも朝高よりやや上か。冬も確実に優勝戦線に加わるだろう。結局準決勝はともにこの大会での勝ちにこだわるチームが勝ちあがった。率直なところ近大附にせよ関大一にせよプリンスリーグでは苦戦必至だが、いい経験にはなるはず。どちらが出るにせよ大阪代表として頑張ってほしい。


U−23日韓戦はまた後日。というかアップしないかもしれない。全体にキレたことを書いているので修正のしようがないからだ。



2004年02月16日(月) 先週の結果

先週の結果
●大阪新人戦準々決勝
近大附4−0履正社 大阪朝鮮1−0狭山 芥川2−0金光 関大一2−1清風

4強には納得できる顔ぶれが揃った。どこが優勝しても意外な気はしない。

●第1回京都女子リーグ
第3日(11日)
グループ1
聖母学院高3−0立命大 京教大7−0京大 
聖母学院高0−0紫光SC 京教大1−1立命大

第4日(15日)
グループ2
城陽アズール2−0京都橘高 聖母学院中8−0立命館宇治高
京都暁FC6−1FCシュピーレン 京都橘高11−0立命館宇治高
京都暁FC0−0城陽アズール 聖母学院中7−1FCシュピーレン

聖母学院といえば競技系というよりエンジョイ系の印象があるが中学も意外に強い。
高校が関西の第3勢力になってくれればうれしい。



2004年02月15日(日) 京都高校新人戦決勝 洛北−城陽

某名古屋人曰く、東京や大阪は車が使えない。他の政令指定都市は公共交通の発達が遅れている。ゆえに名古屋が一番交通が発達しているそうである。このセリフはサッカー観戦者としては頷ける部分もある。つまり家から車でいける場所が少ない。南津守や舞州など大阪市内は論外だ。唯一ほとんど門真にある鶴見緑地くらい。ただ帰りに市内へ寄ることが多いので大概は公共交通を使う。大阪府内で車のほうがマシなのは万博(大抵どこかに寄るので公共交通)や南のほうだけだ。皇子山へは車を使うが、京都市内の混雑を避けるには京都南〜京都東間を名神で抜けるしかない。ということで道が空いていて、無料で、観戦のついでにどこかに寄る可能性がない会場はサンガタウンなどごくわずかしかない。

今回はその一つ、太陽が丘へ足を運ぶ。が、うっかり淀川河川敷グラウンドでのゲームに見入ってしまい、キックオフ時間ギリギリで会場到着。京都招待の出場権が架かる3決は0−0のまま延長戦に突入し、そこでも決着つかずPK戦となった。洛東が大谷にPK勝ち。昨年はプリンスリーグ出場校を3大会の成績によるポイントで決めたのだが、平安・久御山あわせて2勝に終わった。今年は新人戦の一発勝負で決める。決勝は30分遅れで始まった。


京都高校新人戦決勝 洛北−城陽
2月15日(日)太陽が丘陸 14時15分 ピッチ並 曇 並風


洛北                城陽
−−−大江−−沖−−−− −−−田泓−−林−−−−
−−−−−中村−−−−− −−−−−森本−−−−−
−沢田−−芦田−−永田− −山口−−島田−−橋爪−
丸山−−審−−飯田−東− 河村−白波瀬−三矢−福宮
−−−−−灰谷−−−−− −−−−−鶴谷−−−−−

洛北は背番号1〜11まで綺麗に並ぶ。洛北のスタメン4バックはまるやま・あきら・はんだ・あずまと読む。城陽はほとんど二桁。一桁はGKと背番号3のFW田泓だけだ。4バック合わせて270、中盤が180、2トップで74。背番号の数では洛北に圧勝。

ともにゾーンで守る4バック。きっちり受け渡し、並びはほとんど変わらない。洛北GK思い切ったプレーと凡ミスが同居する。CBはマークが確実で高さもある。芦田は展開力があり、RH永田のタテへの突破、LH沢田の技巧的なプレーを引き出している。大江は抜群の動き出しのよさとスピードがある柳沢タイプのエース。

城陽は個々の能力では洛北に一歩譲る印象を受ける。GK鶴谷は堅実。なるべく高いポジションをキープする4バックだがマークが曖昧だった。特にクロスに弱い。RH橋爪はスピード豊かで突破力と思い切ったプレーが魅力。FK担当はLB河村。森本も。

序盤から洛北が押し気味にゲームを進める。3分、正面25mFKで永田のストレートボールがゴール左隅へ。鶴谷もよくセーブするが、こぼれを飯田が詰めて洛北が先制。直後に洛北LB丸山が負傷し、10人となる。城陽は一時的に弱体化した右サイドから崩し、最後は林が決めてすぐに同点とした。丸山はプレー不可能で、宇佐美がRBに入り、RB東がLBに回る。東はすぐに堅実なプレーで左サイドを締めて再び洛北ペースへ。宇佐美は本来MFなのか攻撃的なプレーやドリブルを好む。チーム全員の個性が上手く噛み合う洛北に対し、どうも城陽はしっくりこない。FWは二人とも引いて受けるプレーばかりで裏を狙わず、サイドも受身になり相手の攻撃意欲を引き出してしまう感じだ。前半は1−1で終了。

後半城陽・山口→榎木。左足FKも。

後半も洛北が押している。5分?宇佐美の正確な右クロスがファーへ逃げながらマークを振り切った大江の頭に合い、2−1。城陽はRB福宮をボランチの選手と交代し、3−5−2に変更。これが功を奏しチャンスを作り始める。洛北は優勝へのプレッシャーか極端なまでの守備意識を持ってしまいピンチを迎える、パワープレーからころころ転がるシュートがポストをなでるシーンも。なんとか洛北が逃げ切り優勝。この結果洛北が優勝しプリンスリーグの出場権を獲得した。

高校生らしい心理的な脆さも出てしまった洛北だったが、勝ってしまえばむしろ有り難い経験というもの。前半のプレーを観る限りではプリンスリーグでもある程度通用する。城陽も後半3−5−2となってからは底力を発揮した。チームとしての完成度は低くこれからの伸び代は期待できそう。



2004年02月12日(木) ええねん

何も言わんでもええねん
何もせんでもええねん
笑い飛ばせばええねん
好きにするのがええねん
感じないけどええねん
気持ち悪いけどええねん
それでええねん それでええねん

後悔してもええねん
また始めたらええねん
敗退してもええねん
もう一回やったらええねん
前を向いたらええねん
胸をはったらええねん
それでええねん それでええねん

僕はお前がええねん
好きでいれたらええねん
同じ夢を見れたらええねん
そんなステキな代表がええねん
心配するけどええねん
代表を見てればええねん
それでええねん
それだけで

アイディアなくてええねん
別になくてもええねん
ハッタリだけでええねん
背伸びしたってええねん
カッときたってええねん
終わりダメでもええねん
それでええねん それでええねん

つっぱって突っぱしる
転んで転げまわる
時々ドキドキする
そんな代表が好きならええねん
そんな日々が好きならええねん

情けなくてもええねん
叫んでみてもええねん
苦い涙もええねん
ポロリこぼれてええねん
ちょっと休めばええねん
フッと笑えばええねん
それでええねん それでええねん

何もなくてもええねん
信じてなくてもええねん
突破がなくてもええねん
何も感じなくてもええねん
他に何もいらんねん
他に何もいらんねん
それでええねん
それだけで
ええねん


ウルフルズ「ええねん」、結構好き。カラオケで遊べるし(笑)。そのままの歌詞で歌った試しがない。

なお上の内容とサッカー、とりわけジーコジャパンとは何の関係もありません。



などとホザいてもしょうがないか。私自身は日本代表に対する忠誠心というか、思い入れは薄いので、オマーンに負けても別に落ち込まないが、客観的にみて日本サッカーのためにならないと思うので。JFAは敗北を糧に成長した例がない。いつも目先を変えるだけだ。



2004年02月11日(水) 大阪高校新人戦5回戦 金光−浪速 大冠−芥川 近大附−清教 登美丘−履正社

ひさしぶりの高校サッカーである。今年に入ってからの17試合はいずれも中学生。高校サッカーを自制していた部分はある。無謀にも今年こそ観戦数を100以下に抑えよう、などと正月には思っていたのだ。しかし目標は既に風前の灯。足を運んだ先はお気に入りの会場のひとつ、大冠高校である。入ってすぐの校舎と体育館の間ではチアが練習している。2階の体育館外から見下ろして観戦したいところだったが、土足禁止のマナーを破っている人はいない。残念ながら断念。真冬に靴下だけで過ごすわけにもいかない。久しぶりの高校生のゲーム、最初は身体能力の高さに戸惑った。


大阪高校新人戦5回戦 金光−浪速
2月11日(祝)大冠高G 9時30分  晴 並風


金光                浪速
−−−十三−−十一−−− −−−九番−−十一−−−
−−−−−七番−−−−− −−−−−十八−−−−−
−六番−−八番−−十六− −十二−−八番−−十番−
十九−三番−−四番−五番 三番−四番−−五番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

後半途中から観戦。得意のサイド攻撃を仕掛ける金光が押し気味ながらもサイドを破れず、決定機はなかなかつかめない。浪速もサイドの守備の連携がいい。昨年度は3大会合わせて4勝だったが、新チームはなかなか強力だ。終了間際には惜しいチャンスもあり、70分間終わって0−0のまま、20分間の延長戦に突入した。延長となれば地獄の走りこみで知られる金光が絶対優位化と思われた。しかし延長前半ははっきり浪速ペース。起点になれる左利きの12番とドリブラーの10番が攻めの主役となる。またセットプレーでは12番の蹴ったボールがファーに合うことが多い。枠に決まらずに前半終了。金光は11番前川に代えて22番投入。すると快速の22番が左からスペースに出たボールを狙い、前半とは対照的に金光ペース。浪速の走力の低下も手伝い、いつ得点が決まってもおかしくない状況である。浪速が辛うじて耐えてPK戦突入。両チーム6人目まで全員決めて金光が7人目も決めたのに対し浪速のキックは金光GKに阻まれて決着。金光が準々決勝へ進んだ。

金光は昨年ほどの力はないかもしれない。ただ強力な前チームはプリンスリーグ残留はしたものの総体・選手権ともベスト32に終わった。裏を返せば高校生の場合、一定のレベルに達していれば全国への可能性は必ずある。新チームも全国を狙うだけの力はやはりありそう。




大阪高校新人戦5回戦 大冠−芥川
2月11日(祝)大冠高G 11時30分  晴 並風


大冠                芥川
−−−西村−−山下−−− −−−岡田−−西村−−−
−−−−−岡田−−−−− −−−−−−−−−−−−
久保−木下−−冨田−廣瀧 別小−上田−−高槻−南部
−−本山−森−−入江−− 久保−渡部−−竹矢−長野
−−−−−早田−−−−− −−−−−須川−−−−−

ともに前年度のレギュラーはほとんど抜けた。残っているのは大冠の木下くらいか。大冠は整然としたラインコントロールを行なうフラット3。西村がポスト役。小柄な山下が飛び出しを狙い、岡田もドリブルがあり、やはり前線へ飛び出せる選手。一方の芥川は現時点でのチームとしての完成度で明らかに劣る。シンプルなゾーンディフェンスで、ラインコントロールや中盤のプレスなどは弱い。ラインと中盤の間にスペースが出来、大冠は岡田を中心に切り崩す。芥川がインサイドのショートパスでリズムを作ろうにもすぐに大冠のプレスが掛かる。高槻からはいいパスも出る。大冠は本部と逆側の応援席にブラバンやチアも登場。近くの子供が「何か向こうで踊っとるで」と驚いていた。大冠は応援も結構上手い。なお芥川は控え部員の応援は無し。
大冠のスタイルは本来スタミナ面に負担が掛かるはずだが、組織力の差が大きく、むしろ芥川の消耗が激しそうだ。しかし先制したのは芥川。別小の左CKを南部がニアで触りこぼれたところを誰かが(笑)決めて先制。しかし1分と経たないうちに大冠も廣瀧の右クロスを岡田がファーで合わせ同点。芥川は長身CF岡田へクロスが入らず、足元へのクサビもほとんど決まらない。サイドハーフが裏を狙えばオフサイド、という厳しい状況。2,3人のグループでの動きしかなく、11人が連動する大冠が優っている。1−1で前半終了。

ハーフタイムの芥川ベンチの指示は、サイドハーフが一気に行くのではなくプルアウェイの動きなど工夫しろということと、セットプレーがチャンスだ、というもの。

しかし後半も大冠ペース。森を中心としたフラット3が芥川の攻めを沈黙させ、前半同様オフサイドの山を築く。奥谷前監督と比べて守口先生のチームは球際の激しさがあり、ひとりひとりが責任を持って局地戦を制圧し組織に貢献している。しかし勝ち越し点を決めたのは芥川。左CKのこぼれを西村がミドルで決めて1−2。大冠は選手交代を行い、激しく攻め立てるがイマイチ決定機にならない。芥川もカウンターに行けず、抜けたと思えばオフサイド。終了間際の芥川の決定機は前が開いた状況で西村が華麗なループを狙ったが外れてしまう。結局1−2で芥川が逃げ切った。

まあ、現時点では大冠のほうが実力的には上だと思うが、芥川のセットプレーに沈んだ。
傑出した選手こそいないが、新人戦とは思えないような組織力は見事だった。やはり新チームも強い。新人戦では例年完成度の高さで上位に食い込むチームもいるのだが、夏以降は冴えない結果に終わることが多い。しかし大冠のレベルなら来冬も楽しみ。芥川も後半の守備は安定していたし、個人のレベルは大冠と同等以上で面白い選手もおり、やはり楽しみ。これで近畿中学総体優勝の高槻九中主力が入ったりすれば、十分全国の可能性もあるだろう。次戦の金光戦、この日の出来なら五分五分か。



大阪高校新人戦5回戦 近大附−清教学園
2月11日(祝)大冠高G 13時  晴 並風



近大附                清教
−−−福山−−中村−−− −−−都築−−野崎−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−大林−−−−−
長束−山口−−小柳−入江 −小川−−松村−−茶野−
甲斐−森實−長谷川−田中 小林−横山−−古芝−村田
−−−−−岡本−−−−− −−−−−三木−−−−−

選手権出場の近大附は中盤両サイドが開いた形で、高いポジションをとる。上の表記ではフラット気味の配置としたが、清教とは地力の差があり、実際には高いポジションだった。選手権でも活躍した長束が主将。長谷川が守備の要。RB山口は出てない。昨年レギュラーの福山がエースストライカー。10番入江も昨年から出ていた選手。長束・入江がFK担当。サイドハーフがクロスを福山に合わせるスタイル。

清教は頑強そうな大林が中心選手。アウトにかけたパスなども出していた。

なおこのゲームも両チーム控え部員や保護者?数十人の応援があった。

割と大人しい立ち上がり。近大附が圧倒する内容ではなく、清教も自陣からパスを繋ごうとする。しかしパスミスが多く近大附がいい位置でボールを奪う、が決定機は作れず。近大附としてはいささか低調な出来か。ミスが多くサイドが崩せない。また清教はサイドに人数を割いて守備を固めている。近大附は例年中から崩せるチームではなく、新チームも同様である。清教も決定機はつかめなかったが、松村のミドルが近大附の選手に当たって大きくコースが代わりGKの逆を突いてゴールイン。意外にも清教が先制した。近大附はその後も決定機を奪えないまま前半終了。

近大附はゴリゴリとサイド攻撃を続けるしかあるまい。サイドバックはタフそうだ。

後半近大附は長束が左ウイングに上がり福山を中心に中村がやや右の3トップ。入江がトップ下で小柳が右をケアする形をとり、長束の左からの突破を徹底する。清教のRB村田もよく対応し中へのクロスをなかなか許さない。しかし長束の得たCKで入江のキックが長身CB森實の頭に合い後半早々に同点。さらに長束がついにサイドを突破しペナに入ったところを倒されPK、これを入江が決めて2−1と逆転した。その後も近大附が押し込んで勝利。点差以上に力の差はあった。

近大附は総合力では昨年とほぼ同等か。相手が根負けするまでサイド攻撃を繰り返す。清教のように粘り強いチーム相手ならどうしても苦戦してしまうが、まあ仕方ない。タレント的には金光・芥川より分があるし、全国も十分狙えるチーム。



大阪高校新人戦5回戦 登美丘−履正社
2月11日(祝)大冠高G 14時30分  晴 並風


登美丘               履正社
−−−井上−−杉山−−− −−−鈴木−−寺本−−−
−−−石山−−芦谷−−− −−−−−一蔦−−−−−
山中−−−野口−−−武知 −西村−−石田−−松本−
−−−長−三原−真庭−− 阿部−長島−−永戸−角南
−−−−−横山−−−−− −−−−−松田−−−−−

履正社は観たことがある選手が多い。全員1年生で大半がクラブ出身者。最終ラインからパスでつなぐJクラブのようなきれいなサッカー。トレセンサッカーとでもいおうか。リスクを犯さずサイドの深い位置まで侵入して初めて仕掛ける。登美丘(とみおか)はマンマークで対応。履正社がシュートのこぼれをミドルで決めたところで会場を後にする。


帰りに松屋に寄る。まだ牛めしも販売中。初めて豚めしを食べた。意外と美味しい。玉葱の切り方が下手だったのはご愛嬌。まあ何でも食べれるほうだし、半年程度なら牛肉などなくても構わない。




2004年02月09日(月) 先週の結果

先週の結果
●全日本フットサル選手権
▼会場:駒沢体育館ほか
 
■2月6日(金)・7日(土)
・1次リーグ
【Aグループ】
MAG'S FUTSAL CLUB 0−1 FIRE FOX
SAファイターズ 5−4 鹿児島 FR
MAG'S FUTSAL CLUB 9−1 SAファイターズ
FIRE FOX 6−0 鹿児島 FR
FIRE FOX 5-2 SAファイターズ
MAG'S 5-0 鹿児島FR

1位:FIRE FOX(関東代表/東京都)      勝点9
2位:MAG'S FUTSAL CLUB(関西代表/大阪府) 勝点6 
3位:SAファイターズ(中国代表/山口県)    勝点3
4位:鹿児島 FR(九州代表/鹿児島県)     勝点0
 
【Bグループ】
FUTURO FUTSAL 6−0 divertido S.S.P
MISTURA 2−1 Paragosto /T.F.N
FUTURO FUTSAL 5−0 MISTURA
divertido S.S.P 3−0 Paragosto /T.F.N
FUTURO FUTSAL 3-2 Paragosto
divertido S.S.P 5-5 MISTURA

1位:FUTURO FUTSAL(関東代表/東京都) 勝点9
2位:divertido S.S.P(北海道代表)      勝点4 得失点差-3
3位:MISTURA(北信越代表/石川県)    勝点4 得失点差-4
4位:Paragosto /T.F.N(東北代表/山形県)  勝点0
 
【Cグループ】
京阪フットサルクラブfunf bein 1−1 フットサル大分2002エスペランサ
STANDARD 04 2−2 CIBRASIL/PITSTOP/レインボー垂井
京阪フットサルクラブfunf bein 4−3 STANDARD 04
フットサル 大分 2002 エスペランサ 1−5 CIBRASIL/PITSTOP/レインボー垂井
funf bein 1-1 CIBRASIL
フットサル大分 2002 2-5 STANDARD 04


1位:CIBRASIL/PITSTOP/レインボー垂井(東海代表/岐阜県) 勝点5 得失点差4
2位:京阪フットサルクラブfunf bein(関西代表/京都府)    勝点5 得失点差1
3位:STANDARD 04(四国代表/徳島県)          勝点4 
4位:フットサル 大分 2002 エスペランサ(九州代表/大分県)勝点1 
 
【Dグループ】
CASCAVEL 7−0 Member of the gang
ダイワスポーツ Sapporo Futsal Club 1−4 BANFF TOHOKU
CASCAVEL 3−0 ダイワスポーツ Sapporo Futsal Club
Member of the gang 1−8 BANFF TOHOKU
Member of the gang 2-7 ダイワスポーツ
CASCAVEL 1-2 BANFF TOHOKU

1位:BANFF TOHOKU(東北代表/宮城県)  勝点9 
2位:CASCAVEL(前回優勝地域代表/東京都)  勝点6 
3位:ダイワスポーツ Sapporo Futsal Club(北海道代表)勝点3 
4位:Member of the gang(東海代表/三重県)勝点0 
 
 ※上位1チームが決勝トーナメントに進出。
 
・準決勝
 FIRE FOX(関東代表/東京都)  3-1 FUTURO FUTSAL(関東代表/東京都)
 CIBRASIL/PITSTOP/レインボー垂井 0-4 BANFF TOHOKU(東北代表/宮城県)
 (東海代表/岐阜県)

▼会場:駒沢体育館
 
■2月8日(日)決勝トーナメント
・決勝
 FIRE FOX(関東代表/東京都)   1-3 BANFF TOHOKU(東北代表/宮城県)
 
・3位決定戦
 FUTURO FUTSAL(関東代表/東京都) 5-1 CIBRASIL/PITSTOP/レインボー垂井(東海代表/岐阜県)
 
優 勝:BANFF TOHOKU(東北代表/宮城県)
準優勝:FIRE FOX
3 位:FUTURO FUTSAL


東北勢がこの大会を初めて制した。といっても地元で活動しているわけでもないようだ。有名選手の寄せ集めチームらしい。かつての小白川FCとはかなり趣の違うチーム。今後はこの種の動きも増えるだろう。出場チームの顔ぶれを見ると大半は専門チーム。もはや専門チームでなければこの大会への出場も困難か。

●高校新人戦
兵庫準決勝
滝二1−0市尼 神戸国際大付1−0関学
京都準々決勝
洛東1−1(PK4−1)福知山成美 城陽1−0向陽 洛北1−0平安 大谷2−2(PK7−6)桂
和歌山決勝リーグ順位
1位 近大和歌山 2位 和北 3位 向陽 4位 笠田

神戸国際大付はプリンスリーグ出場権獲得。なお和歌山は新人戦優勝の近大でも、総体・選手権・新人戦準優勝の和北でもなく、2年生リーグ優勝の初橋が出場権を得ている。

●第1回京都女子リーグ 
第1日(7日)
グループ1
聖母学院高5−0京大 立命大5−0京大
紫光SC2−1京教大 紫光SC3−0立命大

第2日(8日)
城陽アズール5−0聖母学院中 京都橘高1−0京都暁FC
城陽アズール15−0立命館宇治高 京都橘高2−0FCシュピーレン
京都暁FC4−0聖母学院中 FCシュピーレン10−1立命館宇治高

なかなか興味深い大会だ。聞いたことがないチームもある。いつの間に京大に女子部が出来たんだろう?



2004年02月07日(土) モルテン杯2次リーグ G大阪−C大阪西

中学1年生主体の、いわゆるナイキカップは段階が進むにつれて名称が次々に変わる。大阪の場合モルテン杯と呼ばれ、それがナイキとなり、世界大会ではマンチェスター・ユナイテッド・カップとなるわけだ。今年は全日本ユース(U−13)選手権というそれらしい名称もつくようだが。幸い晴れ間ものぞく中万博へと足を運ぶ。

天然芝でトップが練習。軽めのパス回しを続けている。人工芝ではモルテン杯が行なわれている。第1試合が終了し、人工芝へ移動。ジョージアのカフェオレを飲みながらアップの様子を眺めていると、突然後ろから某さんに声を掛けられ吹き出しそうになる。というか少し吹き出してしまった。こんなマイナーかつマニアックな大会に来る人はまずいない。ベンチ裏の一般人は私と某さんの二人だけであった。G大阪ベンチ裏にもかかわらず、隣にはC大阪の毛布を膝に掛けている保護者の方もいる。 

この大会はG大阪が毎年圧勝している。今年も絶対優位は動くまい。対するC大阪西は昨年スタートしたチーム。全員中学1年生だった昨年度は大敗続きだったが、Jの下部組織であり、今後頭角を現す可能性が高い。この大会が同じ年代の相手と戦う初めての公式戦である。


モルテン杯 2次リーグ ガンバ大阪−セレッソ大阪西
2月7日(土)万博人工芝 10時30分  晴 並風


G大阪          C大阪西
−−−永田−−大塚−−− −−−十七−−七番−−−
−−−−−米田−−−−− −−−−−八番−−−−−
−勝本−−保井−−有村− −十八−−二一−−五番− 
−林−菅沼−−押−−岡田 十三−四番−−六番−十九
−−−−−小野−−−−− −−−−−一番−−−−−

C大阪西の選手の同定作業は途中で中止。GK(おそらく酒井君)以外からはあまり声が出ないこと、メモと一致しない名前が何人もあったことから断念した。なおこの大会では本部に尋ねても絶対に教えてもらえない。17番のCFはデカかった。いつもは対戦相手が出す「デカいな〜」と言う声をG大阪の選手の口から出ている。そして両チームとも全体に大きい。

なんと先制はC大阪西。小野君のゴールキックのミスで距離が出なかったボールを奪い得点。キック力の弱いこの大会では良くあることだが、G大阪のそれは珍しい。もちろんこの年代ではどうでもよいようなミスである。序盤はC大阪西が攻め込むシーンも見せる。快速のRH5番や細かいドリブルの13番などさすがに並のチームではない。しかしすぐにG大阪ペースとなった。G大阪はGK小野君が失点の動揺も見せず、絶えず的確な指示を出し、主将の菅沼君もよくしゃべる。全体によく声が出ており、選手の特定は容易だった。前半で判明しなかったのは小野君と菅沼君だけだ。C大阪西長身CF17番も長身菅沼君が良く抵抗し、無条件では勝てない。ボールを後方からつなぎピッチ幅を広く使うサッカーを開始する。中盤では保井君が捌き役。RH有村君(U−14日本選抜)はスピードと細かいスペースを破る突破力を兼ね備え、タッチライン際ではなく、ゴールライン際のドリブルを再三見せ、超決定機を量産。FKも蹴る。あっという間にG大阪が逆転し、さらに有村君のパスを大塚君が決めて3−1とする。ここでレフェリーが前半終了の笛を吹く。しかしG大阪ベンチから「30分ですよ」の声が。そう、主審が試合時間を25分ハーフと勘違いしていたのだ(笑)。

後半もG大阪の猛攻が続き、6−1となったところで選手交代開始。GKも含め控え選手をおそらく全員起用する。C大阪もサイドからのクロスをトリッキーにつないで決めたビューティフルゴールもあったが、結局8−2でG大阪が完勝した。

例年に比べこのチームには隙がなく、大阪では同じ1年生相手に負ける可能性が極めて低い。優勝濃厚だと思う。C大阪西も8失点こそしたものの、個々のレベルは思った以上に高い。G大阪がこの大会で2失点したゲームは記憶にないが、それだけのポテンシャルを秘めていた。



2004年02月03日(火) 04年OFC男子五輪予選

Group 1
POS TEAM P W L D For_ Ag GD Pts
1
Australia
4 4 0 0 26 0 26 12
2
Fiji
4 3 1 0 12 8 4 9

3
Samoa
4 1 2 1 5 14 -9 4
4
Solomon Islands
4 1 3 0 5 12 -7 3
5
Papua New Guinea
4 0 3 1 7 21 -14 1

Results for Round 1
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Wed 14/Jan 2(0)
Papua New Guinea
vs Solomon Islands

4(1) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

7:30 PM
Wed 14/Jan 6(1)
Australia
vs Samoa

0(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

BYE
Fiji


Results for Round 2
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Fri 16/Jan 9(4)
Australia
vs Papua New Guinea

0(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

7:30 PM
Fri 16/Jan 1(0)
Solomon Islands
vs Fiji

4(2) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
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BYE
Samoa


Results for Round 3
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Sun 18/Jan 1(0)
Papua New Guinea
vs Fiji

4(2) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

7:30 PM
Sun 18/Jan 1(1)
Samoa
vs Solomon Islands

0(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

BYE
Australia


Results for Round 4
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Tue 20/Jan 0(0)
Samoa
vs Fiji

4(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

7:30 PM
Tue 20/Jan 5(2)
Australia
vs Solomon Islands

0(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
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BYE
Papua New Guinea


Results for Round 5
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Thu 22/Jan 4(1)
Samoa
vs Papua New Guinea

4(2) Marconi Stadium, Sydney, Australia
• Full Score
• Comments

7:30 PM
Thu 22/Jan 6(2)
Australia
vs Fiji

0(0) Marconi Stadium, Sydney, Australia
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BYE
Solomon Islands




Group 2
POS TEAM P W L D For_ Ag GD Pts
1
New Zealand
4 4 0 0 25 2 23 12
2
Vanuatu
4 3 1 0 27 3 24 9

3
Tonga
4 2 2 0 4 8 -4 6
4
Cook Islands
4 1 3 0 3 23 -20 3
5
American Samoa
4 0 4 0 2 25 -23 0

Results for Round 1
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Wed 14/Jan 0(0)
American Samoa
vs Tonga

3(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
• Full Score
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7:30 PM
Wed 14/Jan 9(3)
New Zealand
vs Cook Islands

0(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
• Full Score
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BYE
Vanuatu


Results for Round 2
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Fri 16/Jan 11(6)
New Zealand
vs American Samoa

0(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
• Full Score
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7:30 PM
Fri 16/Jan 0(0)
Tonga
vs Vanuatu

6(3) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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BYE
Cook Islands


Results for Round 3
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Sun 18/Jan 0(0)
Cook Islands
vs Vanuatu

11(4) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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7:30 PM
Sun 18/Jan 2(2)
New Zealand
vs Tonga

0(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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BYE
American Samoa


Results for Round 4
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Tue 20/Jan 1(1)
Tonga
vs Cook Islands

0(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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7:30 PM
Tue 20/Jan 0(0)
American Samoa
vs Vanuatu

8(5) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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BYE
New Zealand


Results for Round 5
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
5:00 PM
Thu 22/Jan 2(0)
American Samoa
vs Cook Islands

3(2) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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7:30 PM
Thu 22/Jan 3(1)
New Zealand
vs Vanuatu

2(2) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
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BYE
Tonga




Final Group

Results for Playoff
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
4:50 PM
Mon 26/Jan 2(0)
Playoff
0(0) Parramatta Stadium, Sydney
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Australia
vs New Zealand


Results for Playoff
TIME HOME TEAM AWAY TEAM VENUE
7:30 PM
Fri 30/Jan 1(0)
Playoff
1(0) North Harbour Stadium, Auckland, New Zealand
• Full Score
• Comments

New Zealand
vs Australia





選手リスト

American Samoa

Alexander Victor
Andrew Tinae
Baby Mulipola
Ben Sagaiga
Duane Atuelevao
Elvis Seumanu
Fa'Amanu Siuta
Ito Telesa
Jason Fa'Ataualofa
Lbj Fitusefulu
Levaula Fatu
Maika Molesi
Nicky Salapu
Ovite Lepou
Ramin Ott
Reno Amisone
Terrence Sinapati
Viliamu Vaofanua


Australia

Ahmad Elrich
Alex Brosque
Anthony Pelikan
Brett Holman
Carl Valeri
David Tarka
Dylan Macallister
Eugen-Josip Galekovic
Jade North
Jonathan Mckain
Ljubo Milicevic
Luke Wilkshire
Matthew Mckay
Michael Beauchamp
Michael Thwaite
Michael Turnbull
Nicholas Carle
Ryan Griffiths
Shane Cansdell-Sherriff
Spase Dilevski


Cook Islands

Anonga Tisam
Campbell Best
Christian Tauira
David Angene
Eugenie Tatuava
Henry Munro
James Verney
Michael Varney
Ngatokotoru Mingi
Paul Van Eijk
Romeo Keu
Roururoroa Une
Samuel Shepherd
Taranivao Tekeu
Teariki Mateariki
Teatu-Rangi Rouru Putere
Tereapii Angene
Tereroa Mataio
Tuka Tisam
Victor Samuel


Fiji

Afroz Nabi
Alvin Avinesh
Esala Ali
Jesoni Takala
Jone Vesikula
Laisiasa Gataurua
Lorima Dau
Luke Vidovi
Nicholas Lawrence
Osea Vakatalesau
Pene Erenio
Petero Dauniseka
Ratu Rodu
Salesh Kumar
Samuela Vula
Simione Tamanisau
Taniela Waqa
Thomas Vulivuli
Veresa Toma
Waisake Sabutu


New Zealand

Allan Pearce
Andrew Boyens
Brent Fisher
David Mulligan
Glen Moss
James Pritchett
Jarrod Smith
Jason Hayne
Leo Bertos
Matthew Adams
Matthew Wilson
Neil Jones
Rupesh Puna
Shane Smeltz
Steven Old
Steven Turner
Tamati Williams
Tariq Imam
Timothy Brown
Tony Lochhead


Papua New Guinea

Abraham Enoch
Adrian Komu
Alexander Davani
Armstrong Peka
Brian Tuhiana
Chiquie Posman
Elijah Sigamata
Eric Komeng
Kialou Porou
Ludwig Bai
Maurie Wasi
Nathaniel Lepani
Nathaniel Pomat
Ravu Habuka
Richard Lapan
Richard Sios
Russell Inai
Selan Lelai
Sovera Guti


Samoa

Afasene Tusitala
Bevan Kapisi
Fatuvalu Numia
Filipo Bureta
Ioane Ioane
Ioapo Ava
Iupeli Ioane
Joseph Hoeflich
Ki Anufe
Kiwi Timo
Lolo Lui
Michael Toleafoa
Otto Hunt
Pasi Schwalger
Peniamina Timo
Penitito Tumua
Richmond Faaiuaso
Sakaria Fuimaono
Sio Togamoa
Ted Sikovi


Solomon Islands

Addyca Maeta
Alick Maemae
Benjamin Mela
Clifford Huta
Dick Ngota
Felix Ray Jr
George Abba
George Suri
Henry Fa'Arodo
Jack Wasi
Jeffrey Aruhe
Jerry Sam
Kidston Olomani
Lency Saeni
Marshall Hiro
Michael Misitana
Phillip Boe
Simon Sau
Tome Faisi
Vivian Wickham


Tonga

Filisione Taufahema
Folio Moeaki
Frederick Saafi
Ika Vave
Ipeni Fonua
Kamaliele Papani
Kava Huihahau
Kavakava Manumua
Lafaele Moala
Lenitua-O-Lakepa Mafi
Lisiate Koaneti
Ma'Amalua Tevi
Makatuu-A-Folofo Moeaki
Mark Uhatahi
Penisimani Pau
Petelo Vaihu
Sitenilesili Mafi
Solomone Moa
Unaloto-Ki-Atenoa Feao


Vanuatu

Ali Silas
Alphose Qorig
Charly Kalnasei
David Alick
Dimitri Yakeula
Fedy Vava
Geoffrey Lete
Isaac Kapi
Jean Maleb
Jean Massing
Jean Yelou
John Garae
Lorry Thompsen
Manley Tabe
Pita Maki
Rick Mahe
Roger Joe
Tom Charlie
Waren Waiwai
Willy Dick


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