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2005年11月29日(火) 馬鹿なペット

父がある電子ペットを買って来た。


が、父は何をしても

決まった動作しかしない

電子ペットに業を煮やし、

殴ったり大きな音をたてたりした。

その結果

「こいつ馬鹿なんだろ」と僕に言ってきた。

僕は、マニュアルを読むように進めたが

父はその気がない。


しぶしぶ僕がマニュアルを読んでみると、

「元気がないときは名前を呼んで

 『大好き』と言ってあげてください」と

書いてあった。

よく読むと、名前を呼んでいろいろ指示してあげると

いろいろなことをしてくれるようだ。


つまり、ペットが馬鹿なのではなくて、

名前を呼んで語りかけてあげないから、

何もしないのだ。


マニュアルを読む気がない彼は、おそらく

この「馬鹿な」ペットをそのうち放り出すだろう。

もしそういう運命をたどったら、

僕がかわりに「大好き」だと言ってあげよう。

人間じゃないから、父からの愛をうけなかったからといって

グレたりはしないだろう。


でももし将来、ペットがもっと進化して

最初に会った人を親だと認めて慕うようになったら、

そのペットはうちではとても淋しい思いをするだろうな。


BGM : Real Man("Back to the Bars" Version) - Todd Rundgren


2005年11月27日(日) 時が経てば

わかってはいるんだ。

すべての人とわかりあうことはできない。

でも、わかってほしい人に

わかってもらえないと、とても悲しい。


最近、偶然にある人が

僕のことをとても誤解していることに気づいた。

だけど、直接言われたわけじゃないから

反論のしようがない。


あきらめて、いつかわかってもらえる日を

待つしかない。

だけど、そんな日なんてくるのだろうか。


全ての人とはわかりあえないのだから、

その人のことは「わかってもらえない人」として

分別してほうっておけばいいのではないかという

気もするけれど。

だけど、この悲しい気持はどうすればいい?

時が経てばそんな気持もなくなるだろうか。


自分もあの人と同じような

意地悪な考え方をしないように

気をつけよう、と思いながら

音楽をかけて本を読み始めた。


悩んでいても仕方がないのなら、

他のことをしよう。

時が経てば、解決策も

見えてくるかもしれないしね。


BGM : Holding On - Steve Winwood


2005年11月26日(土) 言い訳

誤解されては言い訳をし、

それでも信じてもらえなくて

なくした人たち、

一体何人いるのだろう?


普通に誰とでも何の問題もなく

笑い合えるならどんなにいいか

だけどそれができないから

「出会う」ことを避けるようになってしまった


言い訳をしたくないから

もう誰とも出会いたくない

人の目を避けるようにして

生きていく毎日


時々夢を見るよ

きみと手をとりあって

堂々と歩きまわる夢を……


何の迷いもなく、

きみの前に立つことができたら、

どんなにいいだろう


何の言い訳もせず、

きみに触れることができれば

どんなにいいだろう


どんなに

いいだろうか。。。


BGM : Wake Me Up on Judgement Day - Steve Winwood


2005年11月24日(木) いい加減疲れたよ

どんなに君を守ろうとしても、

きみが心を開くのは

きみに暴言を吐くあいつのほう

それじゃ守りようが無い


守ってくれなんて誰も頼んでいない、と

言っているような振る舞いをするきみ


きみがそれでいいなら

どうしようもない

でも、僕の中に芽生えた

あいつへの憎しみは消えない


きみのためだから仕方なく

あいつと仲良くしているのが

わからないのかい

なのに何も問題が無いふりをするなんて

どうかしてるよ


あいつと一緒にいるだけで

背筋がぞっとするんだって

口に出していわないと

わからないのかい


暴言を吐かれても

いやなことをされても

涙を流すことになっても

きみが一番信頼しているのはあいつだなんて


それならいっそのこと一人で耐えればいいのに

なぜいちいち僕に報告するの?

こっちもいい加減やってられないよ


大変なのはわかった

で、それを僕にどうしろというの?

愚痴りたいだけなら他をあたってくれないか?

それとも立派だねってほめてほしいの?


正直言って、

不幸を自分で招いているだけで

何もしようとしない

人間の世話なんてできない

僕もいい加減疲れたよ


暴君と

それに必死で耐えるきみと

それを見守る僕


はたから見れば、

とても仲良しな三人組に見えるのかな?


ぞっとするね


BGM : Sweet Lies - Robert Palmer


2005年11月22日(火) 距離

友達というのは、

どのくらい距離を感じたら

資格がなくなるものなのですか?




……教えてください。


お願いします。




BGM : Human Nature - Michael Jackson


2005年11月20日(日) 人形

血と憎しみと、

涙と痛みを塗りこめられて

できた人形は、

用済みになったら

どうすればいいの?


捨てられるのを、待つだけ?


どうせ生まれるのなら、

一生棚に飾られたままでもいいから

そばにいて君を見守れる人形になりたかったよ。


BGM : Father Figure - George Michael


2005年11月17日(木) 小さなさよなら

ボディソープの

ボトル(詰め替えて使うタイプ)が

汚れてきたので、

新しいのに取り替えることにした。


液漏れとかがするわけではなく、

外側の説明書きの部分やラベルが

だいぶ汚れてきたので、

思い切って新しいのにかえることにした。


二年くらいは使っていただろうか?

まだ使おうと思えば使えるものなので

捨てるのがちょっともったいない気もしたけれど、

新しいほうのボトルをあけてしまったので

とりあえずさよならすることにする。


二年もボディソープの泡を出してくれて

ありがとうね。お疲れさまでした。

そして、「今までありがとうね」と言って

ゴミ箱にいれた。


さようならボディソープのボトルさん。

きみにとってうちでの生活は快適だったかな?


BGM : Joanna - Kool & the Gang


2005年11月16日(水) 正解

今日、ある人が間違ったことを

言ってるのを耳にした。


正解はBなのだが、その人は

Aが正解である、と何度も何度も主張し、

まるで間違いに気づく様子が無い。

回りも「そうなんだ(Aが正解なんだ)」という目で

その人を見ていた。


普通の場合はこういう場合

どうするのかわからないけど、

私はとりあえずその話の輪に

加わっていないので何も言わなかった。


その人のためを思うなら「正解はBですよ」と

言ってあげたほうがいいのかもしれないけど、

あの雰囲気ではそうしたらしらけそうだった。


もしかすると、

周りの人も間違いに気づきながら

ただ相槌を打っているだけ

なのかもしれない。


でも、Aが正解だと言うことで

とりあえずその場が盛り上がってるのだから

本当の正解なんて

どうでもいいだろう、と思えた。


BGM : Girl U Want - Robert Palmer


2005年11月15日(火) 力を抜いて


(Maybe right, Oh, but maybe wrong)
Doesn't have to be serious
(Being hard isn't being strong)
Doesn't have to be serious
(Fighting for love, fighting for pain)
Ooh doesn't have to be serious
(And if you win, oh what do you gain?)
Doesn't have to be serious...



自分が考えすぎる傾向にある人間だということは

自覚はしているもののなかなか治らない。


ときどき喧嘩をしたとしても

「いつも物事が白か黒か決まるわけじゃない

 そんなに真面目にならなくたっていいんだよ」と歌う

この歌を何度も聴いているうちに、

少し、力を抜いて考えることも必要かもしれないと

思えるようになってきた。


これは、進歩なのだろうか?それとも後退?

いや、それこそ「真面目に考えることじゃない」のだろう。

いい方向に向かっているのであれば、どっちでもいい。


BGM : Serious - Duran Duran


2005年11月13日(日) 幸せを疑うくせ

今日はふだんの日と比べると

幸せな日だった。


でも、幸せ慣れしていないせいか

素直に喜べなくて、

「こんなんでいいのかなあ、

 こんなに楽しいと、

 あとで何かが起こるかもしれない」と

ずっと不安を感じていた。


でも、家に帰ってトラブルが発生。

一日が幸せのままで終らなかったことで

なんとなくほっとしたような気分になった。


一日中幸せなんてことはないんだ、という

奇妙な安堵感。


臆病ものだから、不幸の中で小さく、

弱弱しく光っているような幸せでないと

安心できないのだ。


このままだと誰といても幸せになれない。

幸せを疑うくせを治さなきゃ、と思うのだけれど

なかなかうまくいかないものだ。


BGM : Things I Miss The Most - Steely Dan


2005年11月12日(土) 無題

もう、2年以上が経とうとしている。

君たちがいなくなってから。


未だに君たちは僕の夢の中に出てきては

楽しそうな顔を見せてくれる。

そして目覚めてからそれが夢だったと

わかった時の絶望感に、まだ慣れないでいる。


わかってはいるんだ。

君たちにかわる存在がいなければ

僕は一生立ち直れないってことを。

だけど、君たちにかわる存在なんて

どこで探せばいいの?


わからない、

わからない、

わからない……。


BGM : Roll with it - Steve Winwood


2005年11月11日(金) とても意地悪

「地球を宇宙から見てみると

 人間なんて小さな存在で

 悩んでいることなんか

 小さなことのように思える」と

言うようなことを

言っている人がいた。


でも、そんなにしょっちゅう宇宙にはいけないし、

その地球から抜け出せないから悩むんでしょ。

宇宙どころか、自分の家からも逃げ出せない人は

いっぱいいるんだよ。

自分の悩み事を「小さい」と言い切れるほどの

逃げ場がある人は幸せだよね。


とても意地悪だけど、そう思った。


BGM : Riverside - America


2005年11月10日(木) 見返りのない善意

今日もひとつ、

誰にも感謝されない小さなことをした。

昨日もひとつ。

一昨日もひとつ。


くずかごに(自分が飲んだんじゃない)

缶を捨てるとか、

向こうから走ってくる、

バスに乗り遅れそうな人のために

ちょっとだけ乗るタイミングを遅くしてみたりとか。

他にもいろいろやってるけど。


「ありがとう」なんて言われたことがない。

こういうのを自己満足っていうのかな。

だけど最近、こんなことやめようかなって

気になっている。


缶を道端に置いとくやつが悪い。

バスに乗り遅れるやつが悪い。

席を譲ってほしいなら他の人の前に立てばいいじゃん。

そう思って通り過ぎればいいだけのこと。

見返りのない善意なんて何の意味も無い。


そう思えた一日。


BGM : Serious - Duran Duran


2005年11月09日(水) 期待

期待に応えたいと思っていない人にまで

がっかりされたくなくて頑張るよりも、

期待に応えたいと思える人のためにだけ

頑張りたい。


だけど、

なかなかうまくいかないのは

どうしてだろう?


BGM : Cornwall Blank - America


2005年11月06日(日)

全身にからまった糸の中から

抜け出したい。

だけど、暴れれば暴れるほど

糸はからまって、

体に食い込んでくる。


本当はわかっているんだ。

この糸を切るはさみのありか。

でも、そのはさみは重すぎて

弱った体では使いこなせない。


だから、このまま。

たぶんずっと、このまま。

糸がからまったまま、呆然とする日々。


BGM : Mercy Mercy Me (the Ecology) - Marvin Gaye


2005年11月03日(木) 約束か、嘘か

「ずっと、一緒にいようね」の

「ずっと」は、

どのくらいの長さなの?


「ずっと」って言われて、

約束が守られたためしがないよ。


その時は約束のつもりだったのか、

最初から嘘だったのか。


はっきりしてほしい。


BGM : Sting - Stolen Car


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