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2005年10月31日(月) |
探してたんじゃないからね |
探してたわけじゃないのに、
扉を開けたらきみがいた。
扉のむこうで、
静かに眠っていた。
開けてみてほっとした気もするし、
開けなければよかったという気もした。
とりあえず僕は、
電気を消して扉をしめた。
「探してたんじゃないからね」と
つぶやきながら。
BGM : Boston Rag - Steely Dan
某会社の、「11月1日までに
愛してる人を一人決めてください」とかいうCM。
母がそれを見て、
「もう決めてるもん」とつぶやいた。
なぜか、とてもショックだった。
それは、自分じゃないのが
わかってるせいかな。
たぶん、そうなんだろうね。
BGM : Unloved Children - Todd Rundgren
夢を見た。
今度もきみを守りきれなかった。
きみを慰めることもできず、
1人で戦うきみを、唇をかみ締めながら
ぼーっと見ているだけだった。
あと何回同じ夢を見れば許されるのだろうか。
ごめん。
BGM : Trick Bag - Robert Palmer
どんなに人が嫌いでも、
誰かとは必ず
かかわらなければいけない。
でも、
心の底から信じられる人がいなくても、
生きていく上では
何も問題ないんだなと思った。
むしろ、いないほうが楽。
誰かのために心が揺れ動くのは、
とても疲れるから。
BGM : It's a Feeling - TOTO
人が1人、いなくなった。
その翌日、代わりの人が現れた。
その代わりの人は、いなくなった人の
机を使い始めた。
昨日いなくなったその人は、
何年もその机を使っていた。
でも誰も、いなくなったその人のために
机を保存しようなんてことはしない。
その人はもういないのに、
仕事はなくならない。
代わりの人が
その続きをやることになった。
その人が昨日までいたということも、
いつか思い出になり、人々の心からも
消えてしまうのだろう。
いなくなったその人じゃなくても、
別にかまわないなんて。
なんだか少し悲しくなった。
BGM : Skin Trade - Duran Duran
僕は、何の不安も無く
「幸せだ」と感じたことがない。
だから、どうすれば
他人を幸せにできるのかわからない。
ときどき小さな幸せを見つけては、
「これで満足」という顔をしてきたから、
どうすれば大きな幸せを
あげられるのかを知らない。
僕は、今までにきみを
幸せにできたことがあったのかな。
それだけが、気がかりで
仕方がない。
だから今日も僕は、
ドジを踏んだんじゃないかと
1人で小さく縮こまっている。
どうすればいいんだろうね。
BGM : Hello, It's Me - Todd Rundgren
このまま生き続けて、
何があるのだろうか。
暗闇に手を伸ばしてみても、
空をつかむばかりで。
見えない未来は、
時折僕を不安にさせる。
自分の人生のあらすじをどこかで読めれば、
ある程度不安は治まるのかもしれない。
悪いことが起きるなら起きるとわかってしまえば、
あきらめもつく。
今毎日起こっている小さな不幸が、
いつまで続くのか、知りたい。
いや、せめて自分がいつか幸せになれるのか
どうかだけでもいい。
いくらインターネットでも、
そればかりは無理なのだろうね。
BGM : What's Going On - Marvin Gaye
風が冷たくなってきた。
こんなときは、
きみのぬくもりが恋しくなる。
ねえ、今僕は
きみの手のぬくもりを
思い出してるよ。
やわらかで、あたたかい。
とても、あたたかいよ。
BGM : Like a Baby - Wham!
夢の中で落ち込んでいた自分が、
「仲間がいるから、大丈夫」と
つぶやいて笑っていた。
ねえ、いつまで
そんな夢を見ているの?
仲間はみんな、
行ってしまったじゃないか。
BGM : Flesh Wound - Robert Palmer
昨日今日と続けて、
取り返しのつかないことを
三度もしてしまった。
いつかこれは取り返せるだろうか?
なんとなく、
だめそうな気がする。。。
しばらく自己嫌悪が続きそうだ。
BGM : White Room - Cream
二度と会えない人でも、
触れることができなくなったものでも、
行くことができなくなった場所でも、
心の中にあれば、
いつでも会うことができる。
今は、それだけでいい。
それだけで。
BGM : Every Kinda People - Robert Palmer
雑踏の中で1人たたずむ僕。
自分の前や後ろ、右にも左にも
たくさんの人。
こんなにたくさんの人がいるのに、
1人として同じ生き方をしている人はいない。
1人1人が違う「人生」という名の
シナリオの主役だ。
ここにいるのは、
おそらく二度と共演することはない主役たち。
信号が青になれば、
それぞれの方向へ歩いていく。
信号が青に変わった。
さようなら、みなさん。
雑踏の中の主役たちは、
ほうぼうへ消えていった。
明日の今頃、同じ場所で、
次はどんな主役たちと
「共演」できるのだろうか。
楽しみだね。
BGM : Heartache Tonight - the Eagles
2005年10月06日(木) |
もっと、強くなろうと思う。 |
彼女に言われたことで
いちいち傷ついていたら
きりがないからやめよう。
そう思うのに、
なかなかうまくいかない。
たぶん彼女は、自分の言葉が
僕や周りの人を傷つけていること自体
知らないんじゃないかと思う。
つまり、無神経なのだ。
だからといって毎日顔を合わせるのを
やめられるわけじゃない。
だから彼女の言葉を適当に流せるように
なろうと思っている。
もっと、強くなろうと思う。
誰もが、誰も
傷つけないでいられればいいのにね。
BGM : Where is the Love? - Black Eyed Peas
彼女が僕を信頼せず、
尊敬もしてくれないのは
今に始まったことじゃない。
だから、同じ事を再びされたからといって
そんなに落ち込むことはないじゃないか。
いつものことじゃないか。
そう思ってみようとしても、
やはり「信頼されてないんだな」と
感じると落ち込んでしまう。
どうしたらこのループ状態から抜け出せるのだろう。
BGM : Spirits in the Canyon - the Rippingtons
幸せというのは、
実はとても小さくて、
自分から探しにいかないと
見つからないものなのかな。
本の間に。
今朝見た花の中に。
買ってきた水の中に。
窓のむこうに。
すれ違ったワンちゃんの頭のてっぺんに。
さっき買ったパンの中に。
よく見てごらん。
小さな幸せがちょこんと座っているよ。
BGM : Peg - Steely Dan
2005年10月02日(日) |
心配してくれてありがとう |
心配してくれてありがとう。
僕はもう、元気です。
心配してくれる人がいることに
ちょっと幸せを感じました。
ありがとう。
BGM : Miss Me Blind - Culture Club
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