- different corner -

DiaryINDEXpastwill


2005年01月28日(金) 役目の終わり

私は、ずっと彼女の友達のつもりでいた。

彼女のあいつに対する

悲しみや怒りを共有したいとずっと思っていた。

そして、そうしてきたつもりだった。


ある日、気づいた。

彼女はもう私の知っていた彼女ではなくなっていた。

彼女は、彼女を悲しませるあいつと同じものに

なってしまったのだ。

そして、彼女は今度は私を苦しめるようになった。


私に残ったのは、あいつに対する怒りと、

同じものになってしまった彼女への怒り。

しかし、その怒りは忘れなければならない。

二人は「正しい」ので

私が二人を憎むことは許されないのだ。

私は一体なんだったのだろうか。


とりあえず、今分かっていることは、

私の彼女に対する役割はもう終わったということだ。


たぶん、そう遠くないうちに、

ここを離れなければいけないのだろう。


BGM : I.G.Y. - Donald Fagen


2005年01月27日(木) 冬の別れ

手足が冷たい。

冬なんだなあ、と思う。


私にとって、冬は別れの季節だ。

たくさんの友達をなくした。

今日も、人との別れを経験した。


少しの言葉を残して突然姿を消した彼女。

たぶん、彼女は一番大事な人を失ってしまったのだろう。

だけど、それを聞き出してまた悲しませるほど

親しくはなかったのだ。

これからも、いろいろなものをなくすだろう。



「こっちへ来いよ」


……


「そっちはつらいだろう?

 もう、無理する必要ないんだよ……」



それも、いいかもしれない。



「そんな体、もう未練もないだろう?

 捨てちゃえよ」


未練はない。

だけど、こんな冷え切った手でも

温めたいという人がいるんだ。

その人がいるうちは、

まだそっちへはいけない。

いや、いかせてはもらえないと思う。



今年は、何をなくすのだろう。。。



BGM : Be still my beating heart - Sting


2005年01月16日(日) むなしさ

初めて味わう、こんなむなしさ。


今までの人生の半分以上を

一人の人間を憎むことにかけてきて、

それが無駄なことだったという事実を

つきつけられた。


自分の掲げてきた理由は

正当なものだと思っていたのに。

私は、正義ではなかった。

悪は私のほうだった。



人を傷つける人間のほうが正しいなんて。



胸が苦しい。


遺書も残さずに死ぬ人っていうのは

こんな心境なのかもしれない。


BGM : Rikki don't lose that number - Steely Dan


DiaryINDEXpastwill

appletea |MAIL

My追加
うちは非通知ですが、通知してくださったところの日記は
MyEnpituに追加させてもらってます。(^-^)