雑感
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2008年05月29日(木) ケンフォレット

フォレットは20年来の好きな作家の一人だ。
昨日イギリスの書店に寄った。

ハードカバーでWorld without Endの最新作が平積みになっている。
舞台は13世紀頃のイギリスが舞台で、4人の少年少女の
数奇な運命が組み合わさっているらしい。
1000ページを超える大河ドラマだ。
ずっと以前に読んだThe Pillars of the earthの続編に
位置づけられている。
ゴシック教会を造る石工を主人公にした大河ドラマで
ずいぶん気に入って読んだ。もう20年も前のことだけど。

新作を買おうかどうしようか迷った。ベッドサイドにも机にも
読まれていない本がたくさんある。
後ろ髪を引かれるようにして戻ってきたが、やはり気になる。
本は一期一会みたいなところがあるから、明日買ってこようかな。
しばらく、お昼休みは公園のベンチで読書にしようかしら。

仕事柄、味気ない文章ばかり読んでいるので小説の世界に
突入してみたい。

**********
今日、やっと買った。
確かに重い。人を殴ったら凶器になりそうというか、枕代わり
になりそうな厚さだった。
35ユーロもしたがページ数で割ればコストパフォーマンスは
いい。
早速、昼休みに近所のカフェで読み始めた。
ハロウィーンの日に貧しい女の子とその家族が
教会に集まってくる信者から財布を盗み取ろうとする場面から
始まっている。30分ほどで6ページしか進まない。
フォレットの大河ドラマはエンジンがかかるまでに100ページ
くらいかかるのではないかな。
せっかく買ったことだし、お昼休みにできるだけ読み進めて
みよう。


2008年05月15日(木) 外国語はゲームのルール

性格的に一つのことをこつこつやるのは合ってない。
ずっと続けていれば、今頃はそこそこのレベルまで行けてた
と思うこともあるけれど、そういう風に自分ができてない
ので、いろんなことに手を出しては撤退することが多かった。

外国語に関しても、ドイツ語を主体にしてしまったせいか、
英語との付き合いを切れず、フランス語やイタリア語なんか
にもちょっかいを出しては、撤退するを繰り返している。

仕事の内容が変わって英語と接する機会が圧倒的に増えた。
とはいえ、ドイツ語も合わせて使っている。以前は
ドイツ語⇔日本語 英語⇔日本語と独立していたのに、
最近はドイツ語⇔英語と日本語を介在させずに資料を作る
機会が増えて、慣れないリンクを構築しようと日々苦労して
いる。
仕事だけに待ったは許されないので、そのうちちゃんとリンク
できるようになるだろう。

先日、旅行でイタリアに行った。
南イタリアは英語がなかなか通じない。イタリア語を復習する
時間は機内のみの一発勝負だったが、辞書と簡単な会話集を
持参して目に付く単語を片っ端からひいていくうちに、段々と
言葉に慣れてきたみたいだ。
旅行者が発する言葉なんて基本会話集で事足りるけれど、
昔習ったことを少しづつ思い出したおかげで、旅行中はだいぶ
楽になった。
自分でもフランス語よりイタリア語の方が合ってるんじゃないか
と思ってしまった。

外国語を使って生活しているので、外国語を語学と一段高めたような
呼び方はしたくない。
私にとっては生活道具であり、要するにゲームのルール集のような
ものだから。



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