雑感
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2007年06月25日(月) ツーリング

きゅうりと卵のサンドイッチを作って山チャリでツーリングに
出かけた。堤防沿いはフェスティバルで、人ごみが多いので別の
ルートからハインブルク方面を目指す。
サンドイッチが傷んじゃいけないので適当な芝生のテーブルで
お昼ごはん。
これでしばらく乗っても大丈夫。
40キロほど乗ったところでORTHというドナウ沿岸の村に着いた。
ここで水とアイスを補給して一息つく。
ドナウ自転車道は日曜ということもあって、ひっきりなしに
サイクリストが行き交っている。
ハインブルグまであと10キロほどだけど、往復すると100
キロを超えてしまうので、来た道を戻ることにした。
ロードレーサーならなんてこともない距離だけど、山チャリは
重くて、あまり踏むと疲れる。
それでも去年よりは足腰が強くなったのだろうか。
坂道でも、気合を入れればギアチェンジしなくてもがまんできる
し、平均時速も若干上がったようだ。

ポッドの音楽も聞き飽きたし次のツーリングには新しい音楽を
注入しよう。
ジャニーズ系のメロディは疲れているとき、ペダルを踏むとき
頑張れるのですきだ。


2007年06月24日(日) CDの整理

久々に買い物をしたなと実感した日だった。
黄色のサンダルに合う黄色のバッグを捜し求めて何軒かショップ
をはしごして、やっと気に入った色に出会って速攻でゲット。
これで通勤するのも楽しくなる。
その前にシャワージェルを2種類。金券をもっていたので
ぜいたくに2本買った。

次はグラーベンのCDショップ。
ゴルトベルグ変奏曲のグールド81年度版があったので
やっと買った。55年度版とセットになっているのがオンライン
で手に入るがソニーのでいいかと妥協した。
グールド版は55年、ザルツブルグ音楽祭ライブ版、81年版が
あって、いつもはライブ版で聴いていたが、やっと81年版を
聴くことができる。テンポは前のよりかなりゆっくりしていて
音の強弱のつけかたがはっきりしている。
いつも聴きなれたペースの速いライブ版が軽快でいいけど、
81年ものもじっくり聴いていくと味わい深いだろうなあ。
グールドはこのCDが発売された数日後に急死した。
この世での仕事納めをしたかのように。まるでゴルトベルグを
演奏するために生まれてきたみたいだった。
次は55年のを買うかな。

ついでにグールドのバッハの3声のインヴェンション。これもいい。

3枚目は、ドヴルザークのチェロコンツェルトをバレンボイム指揮
シカゴシンフォニー、ソリストはデュ・プレ。
1971年の録音で、病魔がデュ・プレに襲い掛かってた時期だろうか。
夫婦で演奏というのはいいなと思って購入。
カザルスもロストロポービッチ版も持っているので、後は
ヨーヨーマのを買えば言うことない。

無造作に積んだCDが溜まって来たので、本棚を一段空けてバッハコーナー
を作った。いつの間にかバッハが増えてきた。
グールドのをまだいくつか買う予定なので、これからも増えるだろう。
CDを整理して気のついたこと。嫌いなモーツァルトなのにけっこうCDを
持っている。べトはパートナーの御気に入りがそのままコレクションに
なっている。あまり好きじゃない。
ブルックナー、ショスタコビッチはじわじわと増えるのだろか。
シンフォニーはほぼ持っているので、あとは指揮者で同じ曲目を
買うことになるのだろう。


2007年06月19日(火) 和柄の布

以前から和柄の布をオークションに出している。
これはと自分が思った生地を仕入れて、気に入って購入してくれる
人がいるとやはり嬉しい。
この一枚の布がどんなものになるのかな。
ブラウスになるのか、小物のバッグになるのかを想像すると
こちらまで楽しくなってくる。

しばらく買う人も少なくてそのままにしてあったが週末
私の選んだ布を大変気に入ってくださった方がいて出品の
半分以上落札してくれた。

こういう細々としたオークションはお金儲けよりもまず
日本の布を広めたいという気持ちの方が強いように思う。
もう少し安く提供できたらいいのだけど、如何せん送料が
ずいぶんかかってなかなか難しい。


2007年06月17日(日) バッハ イングリシュスイート

最近バッハのピアノ曲を聴くことが多い。
先週のバレンボイムの平均律(ブック2)のコンサート
に行く前からグールドのやリヒテルの購入してすっかり
バッハフリークだ。
グールドのバッハはもっと聴きたいのでまだまだたくさん
CDを買わないといけない。楽しくも散在の元かな。

今日も、1区のEMIで、バッハのコーナーで見ていたら、
ゴルトベルク変奏曲が大量入荷していた。グールドの1955
年の録音はあったけど1982年のが見つからない。
state of wonderというタイトルでこの2つの録音が合体した
CDはオンラインで手に入るので買わなかった。
結局グールドのイングリッシュスイートとカザルスの4枚組の
セットを購入。ドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴きたくて
探していたrお得版が見つかってラッキー。
チェロはロストロポービッチかデュ・プレもいいなと思って
迷ったが結局カザルスのにした。

今活躍してるクラシックやオペラの演奏家や歌手は歴史的名盤と
常に比較されるのでほんとに因果な職業だと思う。




2007年06月15日(金) メンテナンス

3年ぶりくらいにロードレーサーをメンテに出した。
タイヤを交換したいなと思っていたのだが、シーズンになる
頃にはお小遣いが足りなくて何となくそのままになって
しまっていたのだった。ブレーキシューも磨耗していたみたい
だし、であまり遠出はできずに、ドナウ沿岸を散歩する程度
に乗っていた。

専門店のお兄さんはタイヤをみて、前輪はまだ大丈夫。
後輪だけ交換しようと提案してくれた。前にもママチャリ
のタイヤを履き替えたくて持ち込んだとき、後輪だけ交換
すれば大丈夫と太鼓判を押してくれた。
持ち込む前は少し汚れを落としてきたけれど、お兄さん
には掃除が行き届いているとは思えなかったみたいで
言葉にはしなかったけど、ため息でもっと自転車を大切
にするように言われたような気がした。

ママチャリといえどもそれなりの値段で買ったのでなかなか
堂々としている。気安く乗るせいか手入れもいい加減で汚れ
ていてもほっといた。いつも気になるけれど、降りたらすぐ
忘れてしまった。

ロードよりも山チャリよりもしっかり私のために働いて
くれたので今度からは大切にするぞと心に決めた。


2007年06月14日(木) 自分に限界を設けない

アンソニー・ロビンズの本を時折開いて読んでいる。
ネガティブに陥りがちな気分を変えるときにはとても
役に立つ本だ。

目に付いた言葉。自分でここまでと限界を作らない。
限界を作るとそこから伸びないし、成長の芽が摘み取られて
しまうからだという。

5年前の日記をふと読み返してみた。
当時は走り始めたばかりでハーフマラソンでさえ最後の
3,4キロでペースが落ちて疲れて脚が止まりそうになる
瞬間さえあった。今は倍のフルを走っているのに調子の
よいときは脚が止まるなんて想像もできない。

限界を作らないようにしてきたからこそ、しっかり
走れるいまの自分があるのかなと思う。

仕事や生活の面、経済的なこともこんな風に思えるよう
になれば未来はずいぶん変わるのだろうなあ。


2007年06月12日(火) Tapering off

taperという英単語は、細いろうそく、だんだんと弱くなっていくという
意味だけど、ふと心にこの単語が現れた。

Aさんとはもう7年くらいの友人つきあいで、私にとっては
けっこう大切な人間なのだが(向こうはどうおもっているか
さっぱりだけど)、1昨年くらいから話題が合わなくなって
共通の趣味でも話をすることがあまりなくなってきた。

私自身はあまり変わっていないと思うのだけど、Aさんは
年々寡黙になっていくようで、以前は大きな声で話していた
のにだんだんと小声でぼそぼそ話をするようになったのに
気がついた。物事に対しても以前なら、強気の姿勢で構えて
いたのに最近はあきらめモードが入っているような印象が
ある。

5月になってからまったく音信不通で、私からメールしよう
にも書くことがなくて困る。
この関係は、tapering offなのかなあ。
5年前に私が精神的な危機にあったとき、深夜でもメールを
毎日のように返信してくれて大いに恩義があるので、細々と
でも、ずっとお付き合いしてもらえると嬉しいのだけど、
こうも話題が噛み合わないとこちらから話題を探すのも
しんどいことだ。


2007年06月08日(金) ドン・カルロス・オペラ座人事

先週、フランス語ヴァージョンのドン・カルロスを聴いてきた。
国立オペラ座ではイタリア語の4幕ものしか聴いたことが
なかったので、5幕ものはどんなのか興味があった。
1幕を聴いたおかげで物語の詳細な部分がよくわかったが、
冗長な面もある。5時間も聴くのはしんどい。


1幕と2幕の間は30分以上で長くて席に着いていたら、
いきなりオケが演奏を始めて主人公たちは休憩所のサロンから
オペラハウス中を移動して、最後に舞台で歌っている。
この間、観客はサロンでお茶を飲んだり食事の最中だったので
半分も席に戻っていない状態だった。
新しい演出なんだなあと感心した。

このヴァージョンでは、カルロスと父王のフィリップ2世
との親子の確執が際立っているように見えた。
婚約者を父王に取られて母と呼ばなければならない恋人への
思いや、宗教上の対立、数々の陰謀に翻弄されてなかなか不幸な
人生のカルロスだった。

オペラ座といえば、水曜に2010年からのオペラ座ディレクター
と音楽監督が任命された。
有力候補だったテノール歌手シコフは結局任命されなかった。
シコフはグーゼンヴァウアー首相の肝いりで間違いないと言われた
のだが。首相の力もたいしたことなさそうだ。音楽監督は小澤から
ヴェルザーモストへ。やはりオーストリア人指揮者がいいのだろう。
オペラ座やザルツブルグ音楽祭の主催者の人事はこの国では
政局と同じくらい白熱する。
それくらい、世間ではオペラに関心が高い証拠でもある。




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