雑感
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2006年09月09日(土) 小幸

秋冬の勉強のテーマをしぼって、それにあったセミナーを
探して個人的な出張の計画を立てていたらわくわくしてきた。
テーマは自分には難しすぎるのだけど何とか末端の知識でも
得たいと思ったらエネルギーが出てきた。
東京かジュネーブでのセミナーを思案中とAさんに
送ったら、東京でごはん食べましょうと返事があった。
もうずいぶん長いこと会っていないし、顔も見たいので
東京にしようかな。

帰宅してブックカバーの仕上げ。エンジの花模様に黄土色の無地
をはぎ合わせたら、しっとりとした秋の風情が出てきた。
エーデルワイスの白い花びらのアップリケを縫いつけたら
極上の文庫カバーの出来上がり。もうひとつ似た感じで
ペーパーバックのを作っているが、色の組み合わせがぼんやり
していまいちインパクトに欠ける。

カバーのおかげでヴィーナーノイシュタットからの帰りの
コンパートメントで気持ちよく読書できた。
整体で首の痛みも取れたし、なんだかすがすがしい気分に
なる。



2006年09月06日(水) ホッカイドウ

久しぶりに夏が戻ってきた。
こんないい日を逃してはもったいないと、一時滞在中の
彼と一緒に植物園まで散歩した。
植物園は、カフェレストランになっていて広大な庭を眺め
つつ食事ができる。
いざメニューを見ると食べるものはそんなにない。
ワインカルテの分厚さに驚いた。
ノイジードラー湖のゲルバームスカテラーという品種を
オーダーした。マスカットの甘やかな芳香が鼻腔を通じて
身体全体に取り込まれるような感覚がある。
喉越しはしゃきっとした辛口。
最近のお気に入り。
合いの手に、ホッカイドウという名前のかぼちゃの煮たのに、
パルメザンチーズの薄切りにルッコラサラダ、ドレッシング
は甘めのバルザミコ。
これとバゲットで軽い食事が出来上がる。
彼はあいにくアルコールを飲まないので、ムスカテラーの
芳香だけ楽しんでいる。
戒律とはいえ、こんなときは無宗教の身でよかったと
思う。人生の何パーセント分の楽しみをセープしなくて
いいのだから。


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