雑感
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2002年07月31日(水) チロルを走る

9月のマラソンがなかなか決まらなかったが、時刻表とにらめっこ
してチロルマラソンを申し込んだ。10月の1週に3カ国(独、スイス、
墺)のボーデン湖マラソンがあって食指が動いたが電車で8時間は
いくら何でも遠すぎる。
チロルなら電車で5時間半、一日目はヴェルグルで一泊して
マラソンのあとはザルツブルクに移動するというのもいい案だ。
ヴェルグルからクーフシュタインを往復するルートで平坦な
アスファルトのコースらしい。制限時間は6時間なのでのんびり
走れる。

その前の9月の1週目に職場の人たちと10Kに参加することに
した。体調の関係から15日のバッハウはどうやらパスになるだろう。
22日は元気があればウィーンリングのハーフか10K・・・
週末は暇なしになりそう。

10月もたくさん大会があるが、夏休み休暇を取り損ねそうなので
思い切ってローザンヌかベネチア、あるいはダブリンを申し込もう
かな。景色のいいところを走るのは最高のバカンスだと思う。
でも月1でフルにでて身体がもつのかしら・・


2002年07月30日(火) 雨だれを聴きながら

今日明日で月間走行距離を100キロの大台に乗せるつもりで
外に出ようとしたとき、大粒の雨が降ってきた。疲れてぐったりして
横になっていた時間が惜しい。

大きな雨音が聞こえてくる。窓を開け放つといっぺんに水が
吹き込んできた。
それでも中庭の木々を雨粒越しに見ていると何となく落ち着いて
くる。ショパンの雨だれよりも30%くらい落ちるペースが
速い雨音・・・窓枠にあたると、ぶっつんぶっつんと変な音色に
なる。雨音以外何も聞こえない部屋だ。

止まないならそれでもいいか。明日だけで18キロ行けるかしら・・
ちょっと厳しいかな。ランパン、ランシャツ姿で雨を眺めている。


2002年07月29日(月) さんざんな一日

夕食材料をたっぷり買いこんで帰宅し、玄関のスイッチを入れた
つもりだった、・・・が電気がつかない。電源が落ちたのかと思って
すべてのスイッチを点検する。
どうやら安全装置自体がやられたらしい・・・

あちこち触ってみても効果なく、しかたなく彼に電話を入れる。
知り合いのWさんに電話して助けてもらうようにと言うが、あまり
親しい人ではないので躊躇していた。
こうしている間にも冷凍庫の中身がどんどん解凍している。
自分の無力さをひしひしと感じ、しょうもないことで涙がにじんで
きた。ひょっとしたら、請求書の名義変更をしなかったので請求書が
届かずに電源を切られたのかなと思い、ウィーンエネルギーに電話して
みるも営業時間は過ぎていた。
電気とガスが止まっただけで生活自体が成り立たない現代生活に
愕然とする。携帯電話もバッテリーが残り少なくなり、お湯も
パソコンも使えない。


そうこしている間に電話があり、Wさんに来てもらうよう手配したという。
3時間ほど待ってみたが来なかった。このままだと食品がだめに
なるので、買ってきた冷凍食品もアイスもお豆腐も意を決して
全部処分した。
心配の根源の食品を処分したら急に元気が出てきて、日のある間に
できることはして、明日は電力会社に一番に電話しようと思って
寝ることにした。


Wさんが来たのは、あたりが真っ暗になり睡眠薬を飲んで寝ようと
した頃だった。エレベータ横のメインの配電盤を調べてもらったら
私の部屋の電源が切られていた。エレベータ会社の人が間違って
切ったらしい。
Wさんは、今日の食品の損害分をこの会社に請求するように言って
くれたが、電気が復旧しただけで満足で私としては何も言うつもりは
ない。困ったことがあれば、これからは直接電話するようにと帰っていった。
他者の親切にすがることができない性分はもう直しようがないが、
これでやっていくしかないのだろう。

世帯主として家のメンテ全般を切り盛りするのはなかなか大変な
ことだと感じる一日だった。


2002年07月24日(水) ウアラウプ

碧色の海を眺めにいこうか、それともチロルの山歩き・・・
ウアラウプ(休暇)の選定に悩む。
夏前にロードレーサーを購入したので休暇はなし!と思っていたが
以外と安く行けそうなのでまだ考えて見ることにした。

インターネットでパック旅行の売れ残りを探すと6,7万円でフライト
4つ星ホテル1週間ハーフボードのプランがぞろぞろ出てきた。
クレタ島、マルタ島・・コルフ・・ずっと前に見たエーゲ海の碧色が
頭をよぎる。あのときは、10月の試験を前に一人合宿としゃれ込んで
ザッキントス島にいた。
でも海を見に行くなら9月のオフシーズンがさらに安くなる。
ビーチに人の姿も少なくなるし、本を2,3冊と水彩絵の具でも持参
すれば天気の悪い日だって楽しく過ごせるだろう。

一方、秋のマラソンの合宿をかねてチロルの山々を1日かけてマラニック
するのもいいなあとカタログを眺めて思う。地元でマウンテンバイク
を借りることもできるし・・運動したあとはホテルのサウナとプ―ルで
のんびりできる。

行くか行かないか迷って、カタログを検索しているこの瞬間が極めて
至福の時間なのかもしれない。


2002年07月21日(日) ウィーンを走る

久しぶりに本屋で過ごした。"Laufen rund um wien"というガイド
ブックを購入。ランニングに適したウィーンの場所がたくさん
紹介されていて、まだ行ったこともない地名が出てくる。
ウィーンの森はちょっと手ごわい。森といえど標高500
メートルはあるので、ちょっとしたトレイルランになる、
いくつか組み合わせると一日マラニックと称して楽しめそうな
ルートだ。

土曜日朝から、ドナウ川上流に向かってロードレーサーで
出かけた。運河沿いに走って数キロ、大きな新ドナウ川が目の
前に広がった。時速は20キロ弱で、のんびり走ってるのだが
かなりの発汗量。こまめに給水する。河川敷で、たくさんの
ロードレーサーに出会う。派手なレーサージャージにレーパン、
ヘルメットが20台もいっせいに走るとずいぶん目立つ。
自転車も高級そう。

普段は自宅と会社の往復でたまに、プラターまで走りにいく
程度の生活圏を、自転車やランニングでもう少し広げてみたい
なと思った。


2002年07月13日(土) 自転車の修理とホルンダ―風味のビール

仕事帰りに自転車の修理に行った。
2年前にそこで買ったのだが、後輪の泥除けは真っ二つに割れ、ライトは
ケーブルが切れて、ひどい状態だった。
部品を取り寄せるので完治には2週間ほどかかる。
通勤用に使いはじめてから、信号で止まるたびにこまめに磨いてきたが、
泥除けはライトはいつのまにか壊れてしまい、繋ぎ合わせてもすぐに
外れてしまった。

しばらくは通勤ジョグで、天気のよい日はロードレーサーで通うことに
なるだろう。
修理のあと、ビヤホールへ。いつも飲み初めは、ちょっぴり甘めの黒
ビール。黒板に手書きの文字でホルンダ―風味のビールとある。
「試しに飲んでみるよ。」
「ちょっと味見させて」
細長いグラスの上、2センチの白黄色の泡の底から、甘ったるい、
それでいて鼻腔につんと香りが突き刺してくる。一口ぐいっと
飲むと、喉から胃へと甘やかなそれでいて、凛々しい味が流れ込んで
いく。
「これ、おいしいね。お持ち帰りできるかな」
店員に聞くと、1リットルか2リットル瓶があるそうだ。2本オーダー。
1本、4ユーロ。瓶代が2ユーロ10セント。高いけれどおいしい。
早速自宅で飲みなおす。瞬く間に半分なくなった。
スーパーでいろんな種類のビールを買うが、ホルンダ―味のビールは
ない。この夏はホルンダ―風味でいこう。このビヤホールには何度も
通うことになりそうだ。


2002年07月05日(金) 冬のマラソン

新しい自転車にかまけていたら、10日以上も日記を更新して
いなかった。(汗)

さあ、夏の週末は自転車で駆けよう!と思っている。ロードレーサー
というものは買って乗ればいいわけじゃないようだ。路上で頻繁に
パンクするらしいから、メンテの知識をもってないと、遠くに行け
ない。

自転車に乗ろうと思ったのは、平日に走ることが常態化できるよう
になって、わざわざ週末に走らなくてもよくなったからだろう。
しいて言えば、日常生活であまりいいことがないので趣味を増やして
憂さをはらそうとしているのかも・・

今は夏の真っ盛りだけど、秋冬のマラソンもどこを走るか決めないと
いけない。マラソンは季節の先取り感抜群!
9月にスイスの山岳マラソンに出たいなあと思ったが、制限時間
6時間30分だとぎりぎりだし、26キロから1000メートルの
上りとなると脚がもつかどうか怪しいので断念することに・・
アイガーやユングフラウを拝めないのが残念。2000メートルから
見下ろす景色はさぞきれいなんだろうな・・
次回は脚を鍛えて登攀してみたいものだ。

11月はかの有名な福知山を申し込んだ。ゴール手前の登り坂をがんば
れば完走できるだろう。でも9月のレースを決めないと普段のトレを
がんばろうという気にならない。


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