yofukoの日記

2004年07月28日(水) 軍人変人凡人


↑とは某女性の言葉でしたか。
内容とは関係ありません。えへへ。




母「これ全然使えないからあげる」

ということで
母からメイベリンのボリュームエクスプレス(マスカラ)をもらいました。

使ってみたのですが、確かに微妙…
でも使っていたマスカラが終わりそうなので、使いつづけようと思います。
前に使ったメイベリンのマスからも駄目だったんだよなぁ〜
相性が悪いのか、私のまつげが悪いのか。






いま、ちょっとしたマリッジブルー疑似体験をしています。
職探し関係なのですが。
私の天邪鬼な性格が災いして、いい事に難癖をつけてしまっている気がします。
でもって、一回嫌に成ると、もうどんどん駄目になっていってしまって。
あー…このまま職探し、つづけることになりそうです。
こんな自分が嫌だぁ(涙)






しかし最近は暑いですね!
私は夏と戦うために生まれてきた女なので、近頃はもっぱら戦闘の日々です。
でも戦っているのは、私の代理のエアコン氏です。
先日なんか、「よんじゅうど」とかいってませんんでしたか?!
しかも今日の夜から台風がくるようで。
もー夏は…これだからよぉ…!
冬生まれなので、夏は本当に駄目です。
あつがなついぜ!






先日、金曜日と日曜にお船に乗ってまいりました!
もちろん自衛艦ですー(はぁと)

んで、晴海ふ頭辺りにいたのですが






自衛艦からゴーイングメリー号がモーム(海獣)と戦ってるのみました。







……や、なんか、メリー号と戦ったら
勝てそう
って思ってしまいました。

ゴムゴムよりハープーンを信じた私を許して…
(悪徳)



2004年07月24日(土) そしてまた放蕩

放蕩娘ここに極まれり。


この一週間で、家にきちんと帰ったのが三日という…
あ、明日は学校にお泊りしてきます…エヘヘ!!
月曜が発表なんで、研究してきます。
(学校お泊りなんて初めてで、遊んでしまう事確実)

あ、でも悪い事はなにもしてません。
楽しく変態な萌え語りをしてるだけでSU!
ついでにいうと、家族との仲もバッチグーでSU(喧嘩するほど仲がいいんだ…!)!




やっぱり大きく学ぶ学生も四年目となりますと、
気持のどこかで「いまじゃなきゃ出来ない事、やっておこう」的なものが
あるんでしょうか…?
ここまできてこれまでになく遊んでます。
これで卒業できなかったらお笑い草もいいとこです(笑)。

ちょっと生き急いでる感じもしますが(怖)。






そういえば!


ここニ、三年ずっと
憧れに憧れつづけていたものに、とうとう…

とうとう出会うことが出来たんです…!!…










海上自衛隊金曜カレー!!!!!






(注 : 船の中では曜日感覚が狂ってしまうため、
     毎週金曜日(以前は土曜だったらしい)には
     カレーをメニューに入れる事で、一週間の感覚を持たせているらしい)


と、いうわけで
お船でカレー食べてきました!!!

艦ごとに味は違うらしいのですが、これが、もー…
ほんっとうにうまかった!!!
や、こんなにうまいものばっかり食べてたら、そりゃー太りますよ…
ビーフカレーだったのですが、お肉もうまうま。
やー素晴らしい。ますます好きになりました、船(単純)!

あと、ヘリの着艦もみることができました。
航行中のお船にヘリがとんできて、ヘリ甲板に着艦…
まさかこれが目の前に見られる日が来るとは思いませんでした…!!

5分隊のかたは、緑とカーキの間くらいの色をしたつなぎを着てらして、
(↑航空部隊…だったとおもうんですが。ちなみにカレー作ってくださったのは4分隊(愛))
なぜかかっこよく見えました(失礼)
なので若いおねーサンにモッテモテ。
囲まれまくってました。よかったね、おにーさん〜

私は士官で爽やかさマックス、貴公子風お兄さんばかりを視姦してました☆



そして同行してくれた友人宅で一泊。
このこは大変なお料理上手で、私が

「最近ヨーグルトくらいしか食ってねー」

といったところ、
あっという間にブタの生姜焼きと、お吸い物、サラダを作ってくれました。
素材にもこだわったお宅で、もー本当に美味しかったです。
だだだって、生姜、チューブじゃないんだよ?!
ホンモノの生姜が乗っかってるんだよ?!?!(…もしかしてこれが普通ですか…?)
やー…感動。
思わず「この家の子になるー」とのたまうほどに、お世話になりました。

ごちそうさまでした!!

(悪徳)



2004年07月22日(木) 一段落

最近のバタバタがちょっと落ち着いた、と思ったら
気が抜けたのかなんなのか、体調がおかしくなってきました。
恐ろしく怪しいできものが脛に大量発生したり
喉が延々いたかったり。もー、というかんじです。


来週の月曜に学校が終了すれば、あとは二ヶ月パラダイス予定です。
でもその月曜日までが地獄です。地の底です。
無事卒業できるかは、これにかかっています。
なのに日記なんか書いてる罠。ネットって怖いワ!

しかしネットを使わないと卒業論文もかけません。
というか、私の研究はネットオンリーくらいの勢いです。
あるいみ楽チンかもしれませんが、情報の取捨選択が難しい。
嘘情報をつかまされたら、論文として最低の出来になってしまうので…


久方ぶりに、バイトをはじめようかと思います。
まだ面接にも行っていないので、どうなるか分かりませんが
憧れだったプールの受け付けバイトを…!
安時給なんてかまわないノ!プールでバイト!青春!
受かったらいいなぁ〜
でも自宅からはるか遠くなので、交通費全額支給制度なので
とってもらえない可能性大。

今週は、映画控えました。
三連休遊びすぎちゃって…ヘヘヘ…
あーあー、スパイダーマン2見たいなぁ!
あと、来週はキングアーサー!
どっちもヘタレの匂いがプンプンで、楽しみです。
でも今のところ、トロイにまさるヘタレは無いと確信しています。
大好きだ、トロイ…


最近放蕩娘をしておりまして、よくお泊りに出かけています。
いっつも同じ友人宅なのですが。
で、家に帰ると、そこは無法地帯…

なんで一日家空けただけで、こんなに汚くなるんだー!

兄弟達の整理能力の低さを、目の当たりにすると
なぜか目頭が熱くなります…。
(でも私も片付けない)



2004年07月16日(金) ジョニー

一昨日あたり、衛星放送で「ショコラ」やってたんですが
それで初めて、ジョニーデップの顔がわかりました。
パイレーツでも見たはずなんですが・・・

え、

え、

エロー!!!


わーわーなんか、見てるだけで恥ずかしくなるくらいエロイですね!!

後半しか見てないんですが、びびりました。
やー、ありゃ人気あるのも納得です。
オーランドなんて目じゃないや!(自虐)
(オーランド…好きですよ………多分)



いまいいともを見ておりまして、
「アルタの中心で愛を叫ぶ」のコーナー見てたんですが
それに出てた支店長昇進されたおじさま、素敵…!(腐)




きょうはこれから中野に行って来ます(何でかなんて聞く子はいないね…?)
エンジョイしてきます。


明日もエンジョイです。
皆さん準備はいいですか?
明日はちびっこヤング大会が開催だそうです!!

もちろん私もお邪魔予定です(今だ船に恋中)
おやしお(潜水艦)たんがいるんだって…ポ…!

(悪徳)



2004年07月14日(水) あぁぁぁ・・・

なんかもう、卒業研究的にだめっぽいです。
職探しの旅人なもので、ぜんぜん参加できてなかったんですが
久しぶりに行ったりすると、ものごっつい浮いてます。
まだ誰の名前も覚えてません。ヒィッ!半年たっちゃったのに!

おかげでさらに行きづらい雰囲気満点です。
あーもーこまったちゃん!
でも卒業したいので、ぼちぼちがんばります・・・はは、は・・・あーあー


なんて見苦しい愚痴をすみません。
なんだかんだいって元気なので、ブチブチ言ってるばかりじゃなく
行動していきたいとおもいます!

明日も面接だ、ゴー!





ということで、本日は水曜日。
毎週なぜか恒例、映画見てきました〜

今週は「69」妻夫木氏主演映画です。



未見の方は、以下の感想にネタバレが含まれるかもしれません。
どうぞご注意ください!







よろしいですか?










エンターテイメント。
この言葉に尽きると思いました。

ストーリーとしては、学生運動盛んな1969年。
ラブアンドピースの言葉が吹き荒れる時代。

主人公の妻夫木氏演じる少年は、破天荒な男の子で
海外のフェスティバルだかカーニバルだかを取材した記事を見て
その写真に写る女性が、みんなマッパだったのに惹かれ(?)
自分たちでも祭りをやろう!と画策。

そんな中で、いろんな事件を巻き起こして
ついには自分の学校をバリケード封鎖。
中には恋もまじって、はちゃめちゃに過ぎていくんですが

結局のところ・・・あれは夢落ち・・・なんでしょうか?
よくわからん。


でも映像としては良く作ってあったんじゃないかなーって、思いました。
見ていてあきないし、面白い。
でもお下品なネタがいっぱいあるから、
若い子(というか純粋な精神の持ち主)には衝撃的かもしれません。
・・・って最近の若い子は進んでますから、大丈夫だと思いますが(笑)

クドカンの脚本らしさがものすごく前面に出ていたので
彼の作品好きな方には、楽しめるのではないかなーと。

私も結構好きでした。
やりすぎな感じがいやみじゃない、といいますか。
井川遥がよかった(笑)


で、なにがエンターテイメントかと感じたかというと。
私は結構映画を見た後、その世界に浸っちゃって
なかなか抜けてこられないんですが
これはなんだか、私の上をガー――ッと通り過ぎていった感じで。
あとくされが無いというか、なんといいますか。
あとからじわーっとくる、っていうんでもないし・・・

それが悪い、というわけじゃ消してありません!
というか、これもエンターテイメントとして
一つの素晴らしい要素なんじゃないかな、と思っています。
さっぱり見られて、自分の中でプラスにもマイナスにもならない。
そんなものを求めているときに、ぴったりの映画だと思いました。

・・・

・・・相変わらずの駄文で、終了!
(悪徳)



2004年07月10日(土) 大変いまさら侍。

兄弟が「ラストサムライ」のDVDを隠し持っておりました。
ので、PS2で鑑賞!



以下 感想です。
(最近映画感想日記になってきて…すみません)
(映画ほとんどみない小童が何ぬかすかぁ!と罵ってやってください)










ネタバレ警報!










もーガン泣きです。
ボロボロなきました。めちゃめちゃ泣きました。

基本的に映画では泣かないほうなんですが、
もーもーもー、これは…!


前評判である程度は内容も知っていました。
が、
まさか海外の映画で、日本をここまできちんと理解して
それをトムクルーズ(というか大尉)の視点で描くことで
きっと誰にでも、日本の理解しづらい文化のとっかかりみたいなものを
見つけてもらえるんじゃないかなーなんて、
映画の関係者でもないくせに言ってみます(笑)

しかし、でてくる男たちがほんとにかっこいい。
その意味あいとして、ビジュアルももちろん含まれると思います。
けど、
あー言葉にするとチープで…。


日本の「敵」「味方」の概念、といいますか
敵と相対するときの心のもち方って、本当に独特ですよね。

昔の小学校時代とか、中学校時代を思い出してみると
運動会とかの応援団。
絶対に相手も応援しますよね。
「赤組はーっ、白組の善戦にーっ、エールを送るー!!」
みたいな。

私昔からあれが好きで。
今まさに自分は相手と競ってるんですよね。
負けるかもしれない。勝つかもしれない。
それは自分たちの努力しだい。
自分たちが頑張れば頑張るほど、結果はついてくる。

自分たちの味方を応援するって、その意味においてすごく重要ですよね。
仲間から応援されてるって言うのは、とっても励みになる。

そんな中でですよ。
相手応援しちゃうんですよ。
相手の名誉や誇りを、自分たちのそれと同じだけ丁重に扱う。


勝元の最後、相手軍が全員伏したシーン。
これを思い出しました。
だいぶ状況も意味も違うかもしれませんが、
なんとなく根底に同じようなものを感じて。

彼は死の目前に、完璧を目にしました。
けれど本当は、本当に完全なものは彼の死の直後に起こったのかな、なんて。




勝元とその息子(でしたっけ…?)(分かってないし)もよかったです。

天皇と同じに、私も最後のシーンばっかり語りたがってて恐縮ですが(笑)
(生き様語りはトムクルーズに任せます)

死の前、市中で彼(あ、勝元の息子ですが)の誇りである髷を切られるとき。
もうきっと、私なんかより完全に近い形で「サムライ」というものを理解していただろう大尉が
刀を抜こうとする彼を止めたとき、ものすごく胸が痛みました。
侍にとっての誇りと、もっと違う重要なナニかを
彼も一瞬のうちに、大尉の胸のうちから悟ったのかなぁ、なんて思いました。

その後彼は、父親である勝元を奪取しに向かうわけですが
その時に飛んでくる玉にあたって、死を覚悟する。

ほとんど虫の息の息子を置いて、自分は逃げていかなくてはならなかった勝元と
父に自分は駄目だから…と置いていくように促した息子。

ここのシーンに来るまでの、息子の明るい性格の描写とか
やさしさとか、可愛い笑顔とか
そういうものの後にくるからこそ、このシーンはすごく重くて
ここでもぼろ泣きしてしまいました。

髷を切られても刀を抜かず、
撃たれ様とも、仲間を、父を逃がす為に矢を射、
それほどまでに彼が守りたかったもの。

登場回数はそれほど多くはありませんでしたが、
彼の「侍」は、とても心に残りました。


小雪さんと大尉の恋もよかったです。
そのうち、ハリウッドらしいノーコーなシーンがあるのかなー
それはちょっと引くなぁ…なんて思ってたんですが
びっくりびっくり、ないんですね!エロシーン!(下世話)

いや、これはほんとにびっくりしました。
なんかハリウッド=べたべたのエロシーンなイメージあったので。

二人のキスシーンがやけにドキドキして
でもなんか綺麗で
小雪さんがトムクルーズの肩に、頭もたせかけるところなんか
一人でうわーうわー言ってしまいました(笑)

すごいよかった!


と、いまはちょっと浮かんでこないですが
ちらちら散らばって、いいシーンがいっぱいありました。
それと同じくらい突っ込みたいことはあるんですが(笑)
これだけ感動をもらって、そこを穿り返すのも何だか馬鹿らしい気がするので。


一つ気になるのは、
あ、本当に純粋に疑問なだけなんです、他意はまったくございません!
この映画を、日本人でなくトムクルーズの特別なファンでもない方が見たら
どれくらい面白いと思えるものなんでしょう?

私のように、日本人が西洋文化のこういった話をみるのとは
結構違うものなんじゃと思ったもので。





一言。

最高でした。



なんだかえらそうに感想なんて書いてる自分が、恥ずかしくなるくらいです。
(悪徳)



2004年07月09日(金)

暑いじゃなくて、熱いです。


新橋あたりでは、高層ビルの建造の関係で37度近くまで上がったそうです。
ちなみに、私は本日東京におりました。
スーツで(しかもスリーシーズン用)。

熱いよう(涙)


普段はもっぱらデスクトップPCを使っているのですが、
ワードなどのソフトがノートPCにしか入っていないので、
仕方なくひざの上に置きながら立ち上げたんですが。


ジュゥ
(肉のこげるおと)


ぎゃーーー!
なんですか、このかねつっぷり!!
必死に冷却しようとしているPCがけなげで泣けます。

仕方ないので、自分のことはさておき
PCの下にアイスノンを置いてやりました。
…お、冷却音とまった!


しかし…梅雨も明けないうちから、こんな天気が続いて
梅雨明けが恐怖ですね…。今年は猛暑決定?

ちなみに冬用ファンデーションで生き延びているので、激蒸れます(顔が)。
やっぱり夏用買わなくちゃ駄目なんでしょうか…。高いからやだなぁ・・・


明日もスーツでお出かけです。

お天気のお姉さんが言ってました。

お姉さん「この暑さは、明日で一段落します!」

え、や、明日って!

…明後日からちょっとは涼しくなるらしいですよ…(地を這うような声で)



2004年07月07日(水) 卒業怪しい。

職探しにばっかりかまけておりまして、本業がおろそかに。
このままだと、本当に卒業が怪しいです…どうしよう…(怖)

こっちを立てればあっちが立たず、にっちもさっちも行きません…。

しかも、本日は七夕。晴天です。





ということで(何が)、



本日のレディスデーは、「天国の本屋〜恋火」見てきました!

なんか映画ってはまると怖いですね…最近毎週みてるや…。
しかも今回は初一人で見てきました。
一人で見る時のほうが、なんだか感情移入しやすいみたいで
うっかり初泣きまで体験してしまいました…。ひぃ!
新宿ピカデリー地下で一人すすり泣きました…プププ。



では、感想なんかを書かせていただきます!
未観覧の方は、ご注意ください!


















ストーリーあらすじ。

(書いてるうちに、めちゃめちゃ長くなりました…。
 全然あらすじじゃないや…。適当にスルーしてくださると幸いです。
 あと、完全ネタバレです。すみません!!)




町山健太はピアニスト。
カルテットと組んでコンサートに望んでいたが、リストラにあってしまう。
もやもやとした気持ちのまま、居酒屋で飲んだくれていたところ、
気が付いたらどこか知らない場所のベッドに転がっていた。

ここは一体?

起き上がり扉を出ると、そこは奇妙な形に並べられた本棚の並ぶ場所。
壁際に置かれた舞台では、アロハを着た初老の男性が本の朗読をしている。
老人は言った。

「ここは天国。天国の本屋さ」

天国。いわずとしれた、死後の世界。

「人間の寿命というのは、100年と決められているのさ。
 それよりも短い生を送った人は、残りの人生をここで送ることになる。
 たとえば20で死んだ者は、八十年をここで暮らすということさ。」



彼いわく、健太は死んだわけではなく、短期アルバイトとして雇われたらしい。
店員はその老人ヤマキ店長、サトシと由衣。

突然の出来事に戸惑う健太の前に、翔子という女性が朗読を依頼にやってきた。
仕方なく本を開いた健太のめに、書き込まれた楽譜が写った。

―――

香夏子はバブル崩壊以前まで続いていた、花火大会を再び企画した。
昔行われていた花火大会の最後に、必ず上げられたという「恋する花火」の話と
亡くなった叔母の翔子と二人で、いつも浴衣をきて一緒に見に行っていた記憶が
彼女に開催を計画させたのだ。

恋する花火の製作者は、もう花火工場を辞めていた。
それは翔子の恋人であった、滝本という男。
彼は花火の暴発事故を起こし、ピアニストであった翔子の片耳の聴力を失わせていたのだった。
その事故から彼は花火師をやめ、さらには翔子を病気で亡くし
落ちぶれた生活を送っていた。

その滝本は、尋ねてきた香夏子をみて吃驚した。
その姿はあまりに、翔子に似ていたから。

花火を作ってくれ、と依頼する香夏子に
しかし滝本は「自分はもう花火師ではない」と断るのだった。

―――

翔子は、健太のピアニストを目指すきっかけとなった人物。
健太は何度も翔子の家へと足を運ぶ。
彼女は、片耳の聴力を失って以来、ピアノを弾けなくなっていた。

翔子は毎年の花火大会、恋する花火をみて曲を作っていた。
一年ごとに一作。10作で終わりにしようと考えていたそれは、
暴発事故から、恋する花火は打ち上げられず
未完のまま、放置されていた。
健太は、その曲をなんとか完成させようと
翔子と二人でピアノに向かった。

未完の10作目が完成するまであと少し。

「おまえ、あと少しでバイト終わりだ」

店長のヤマキの言葉に、健太は曲の完成を急いだ。

―――

花火大会当日。
香夏子は滝本を待っていた。
しかし一通りの花火が終わっても、彼は現れない。
花火大会終了のアナウンスがかかる。

花火大会は、終わってしまった。

―――

「さようなら。あなたに会えてよかった」

健太は現世に戻る車にのった。

「ありがとう」
「ありがとう」

翔子に向かって、何度も叫んだ。
失いかけていた、ピアノを弾く意味をようやくつかんだ。

―――

ドォーーーン…

え?
香夏子が振り向いた先。
それは紛れも無い、恋する花火。
退場しかけていた観客も立ち止まる。

香夏子は、打ち上げられるその場所へ走った。

―――

本屋の、普段は朗読が行われる舞台には、ピアノが鎮座している。
翔子はためらいがちに、ピアノを弾き始めた。

後ろの窓の外に、恋する花火がうちあがる。

―――

健太は、目覚めると自分がどこか外の、芝生に転がっていることに気づいた。
空には、美しい花火。
目の前には、グランドピアノ。

―――


あの世とこの世に、同時に同じ曲が流れる。
タイトルは「永遠」。翔子の10作目の曲。

香夏子と滝本は、その音を聞き 目を丸くした。

なぜ、未完のこの曲が流れているのか?



「この曲、なんていうの?」
「…永遠」

「なんで、…しってるの?」
「…さっきまで会ってたから。って、信じてくれる?」














泣いた!



これは竹内結子の一人勝ちですね、もー!

比較するのはおかしいとは分かっているんですが、
「トロイ」のブラッドピット、あれ見てて一番感じたのは
「ブラピはアキレスだろうが、刑事役だろうが、ブラピ以外の何者でもない」でした。
↑のときはそれに結構興ざめした部分があるんですが、
竹内結子氏も結構同じ匂いがしたものの、彼女のはありかなーと。
なんでだろう?ちゃんとはまってる役だからかな?

惜しむらくは、天国の本屋店員役の香里奈氏が…
モデル出身ということで、演技に期待してはいけないとは分かりつつも
もうちょっと感情の表現を大きくしてみても良かったんじゃないかなー?
いや、大きくって言うか・・・むむむ。
でも弟と再会して、すぐに訪れた別れのシーンとかでは
ちょっとウルっと来てしまいました。子役に弱いんだ…(涙)。

あと、私的に好きなのが新井浩文氏。
「青い春」という映画に出ていたのをみて、それ以来なんだか心に残っていたのですが。
けして「めちゃめちゃかっこいい!!」とか「すげ―演技うまい!」とかじゃないんですが
すごく印象に残る役者さんです。なんでだろう?


演出、というか現世と天国のシーンの切り替えもスムーズで
見ていて楽チンでした。



もひとつ、見ていて考えさせられたのは
「天国」では、現世の時の記憶が残っているらしいんです。
で、100歳分の寿命をまっとうするまで天国で暮らして、
そのあと、また現世に真っ白な状態になって転生する、と。

これって、現世で生きていたときの「死」はまだ終わりじゃなくて
天国での「死」のほうが本当の「死」ですよね。
しかも、自分が何時「死」ぬか分かっていると。
厳密には死ではなく、転生なんですが
これは現世の時の死よりも、恐怖だったりしないんでしょうか。

現世での死は、ある意味突然起こるものであって
自分の死の時期を詳しく知っているわけじゃない(自殺は別ですが)。
だんだん、正確にカウントダウンされていく自分の「死」。

これは絶望なんでしょうか。
それとも希望?

なんだか考えさせられてしまいました。




なんて話は、まぁ置いておいて。
脇役の人たちが、すごいいい味出してました。
この人たちが脇なんてもったいない!と思うくらい。

あと、ピアノを題材にする映画なので
いっぱい曲を聴けるんですが、いくつか印象的な曲がありました。
映画の雰囲気とあっていて、これまたぐぅ。
映画が終わったあとも、頭の中にリフレインしていて
しばらくは世界にひたってしまいました。


久々に、映像に頼らない「物語」をみたというのが一番の感想です。
最近の映画って、本当に映像が綺麗で
ついついそこにばかり目が行ってしまっていたんですが
これは、映像にはそんなに凝っていないけれど
その分、音やストーリーが印象的でした。


なんて、相変わらずの駄文感想、失礼いたしました!


(悪徳)



2004年07月01日(木) なんだかもーと思う瞬間

背筋を鍛えようと、えびぞりになった



瞬間



背中がつった時ー




いたいいたいいたいいたいいたいよう(涙)
一度つると、直ってもしばらく違和感がします。うぅぅ・・・






さて、皆様!
本日は七月一日。
町じゅうの店という店が「Sale」「Sale」
見ようによっちゃー「去れ」「去れ」の看板をぶら下げる時期ですね!

…いいかげん成人もしてるっていうのに、
値段で物を買うのをやめたい…。

つ、つい千円台だと買っちゃうんですよね…
1995円とか最高です。
995円とか大好物です。
あれです、あれ!
安物買いの銭失い…!


…といいつつも、今日はいい買い物が出来たと自負しておりますよ!
だって、高級品買いましたから!

2190円!!

やー…いい買い物したなぁ…(うっとり)
買い物上手な姉妹に
「珍しくまともに使えそうな服買ったじゃない」と言わしめました…!

今日卒業研究と面接に行ったのが、遠い昔のようだ…。









あ、

全然関係ないんですけれども。


昨日水曜日に、ハリーポッターとブラザーフット見てきました。


以下ネタバレ満載の感想です。
まだご覧になっていらっしゃらない方は、ご注意ください!



あ、いつものごとく…辛口…かもしれません。
基本がツッコミなのでお許しください…!





では、どうぞー!













まずはハリーポッター。

辛口から先に失礼します(駄目な方は飛ばしてください!!)



えーっと、監督さんがかわったんでしたっけ…?
全体的に面白くはあったんですが、
どこで盛り上がればいいのか分かりませんでした。
山場がない、ように感じてしまいました。

曲も?かわったんでしょうか?
ハリポといえばあの曲!っていう曲あるじゃないですか(分かりにくい)
あれが一番最初かなんかに、ちょーっと使ってるだけ(多分)で。
あんな印象的な曲が、没個性になっちゃっているような。
あの曲すごく好きなので、とても残念でした…。


あと、同じ演出を使いすぎじゃないかなー?と、
素人な見方ではございますが、思ってしまいました。

「目覚める」の表現の仕方が、
暗い画面からだんだん登場人物の顔がアップになる、の一こで。
あんまり演出が変わっても分かりにくいのかもしれませんが、
なんかもうちょっと…と思ってしまったり。

あと「時計」を使ったシーンが多かったなぁ〜
これはハーマイオニーの時間を逆戻る道具と
関連をもたせた表現だったのかもしれませんが、
ぼやーっと見てる分には
「あれ?これまた使いまわし?」ぐらいの印象しか…。
何を主題としているのかが、分かりにくかったからでしょうか?
この時計の使い方も印象的には感じられませんでした…。

最後にもう一点!(こんなコメントばっかりですみませ;)
世の中にはきっと、スネイプ先生・ドラコ・ロンとかのファンはいっぱいいると思うんですが
この三人の扱いが酷すぎるー(涙)
や、これは作品どうこうというより、完全に私個人の好みの問題なんですが…!!

とくにマルフォイが…
なんちゅーかもーーー。もーーー
原作のほう、あんまり覚えてないんですが
こんなに駄目な子でしたっけ?!?!
そうだったにしろ、とにかく前髪はやめてー(笑)!!



と、辛口はこれくらいにして。
(素人の癖にぶちぶち言っててすみません…!)

双子がかわいかったー!
髪の毛のびて、ますますかわいーですね〜☆☆
ロンも!なんだか最近ロン一押しです。

あとネビルが、将来有望株になっててびっくり。
彼かっこよくそだちそうですねー、予想より(失礼)!

にしてもハーマイオニースペシャルな映画でした。
や、いいんですが…いいんですが、もっとロンを…

それにハーマイオニーとロンをくっつけようとする動きが…!
あのCMのうっかり手をつなぐシーンだけじゃなくて。
ロンにさりげなく(や、全然無理があって、全然さりげなくなかったんですが…)
抱きついて泣くシーンがあるんですよ…。
あれはちょっとあざとすぎだよぅ!!うわーん!!

大人たちもいい味だしてましたね!
シリウスにルーピンすてきー

スタッフロールも凝っててかわいかったです。
ホグワーツの地図になぞらえて、どんどん道を進んでいくみたいに
スタッフの名前が登場するっていう形式でした。
でもちょっと見づらかったけど(笑)

しかしあんな地図あったらほしいわー
そしたら家でこそこそせずにネットできる…(切実)

以上!








で、ブラザーフット。

簡単に説明すると、現・北朝鮮と韓国の戦争に翻弄される兄弟の話でした。
靴磨きや靴作りをしつつ生計をたてている兄、ジンテと
頭もよく、学校に通っている弟のジンソク。(名前違ったらごめんなさい…!)

兄弟は非常に仲がよく、特に兄は自分が靴磨きをしてでも
弟を大学に行かせたいと思うほどの、弟煩悩っぷり。
その母親と、兄の婚約者で仲良く暮らしていたところ、
突然の戦争勃発。

一家から一人だけ招集されるところを、
弟をつれていかれそうになったため、兄も一緒に戦場に赴くことに。
兄は自分が戦功を上げることで、弟を除隊させることを目標として
敵地に危険を顧みず突っ込んでいくようになる。
そんな兄をみて、弟は悲しむ。

しかしそんな兄の行動も、だんだんと常軌を逸し始め
弟の目には、兄はただただ勲章を得たいがために戦っているように見え始めた。
反発する弟。ただ弟の幸せだけを考える兄。

あるとき、弟は共産主義の人間と疑われ、捕らえられてしまう。
その牢の鍵は閉ざされたまま、その地は戦場に。
あとにのこった黒焦げの白骨をみつけ、兄は北に投降する。

しかし仲間の手によって逃げ延びた弟は
兄が北軍で指揮をとっているという情報を得、再び戦場へ。

再開した兄はいつか再び出会って、そのときには自分の作った靴を贈ると約束し
弟を戦場から離脱させた。
自らは弟の盾となるべく、つい先ほどまでの仲間たちに銃口を向けた。




みたいな話でした(長)。

これみるときに、私、忘れていたことがあったんです。

これは、ハリウッド映画じゃなかったということを…

アジアな映画だということを…!!

アジア(っていうか日本)って、救われないENDな映画多いですよね。
しかも戦争っていう現実を、ものすごくリアルに描いたものとかも。

最近アメリカンな映画ばっかりみていたので、
どんなに悲しいことがあっても、結局はハッピーエンドなものばっかりで
気を抜いてみていたんですが。

やーすごかった。
いっしょに見ていた友人は、
「前半の描写は、ちっと見てられなかった」と言っていたのですが
ホントにそれくらいエグイ描写の連発。

大した医療設備もない前線で、傷口から蛆虫を生み出している兵士。
狂気に陥り、銃を乱射。そのあと自らの頭を打ち抜く兵士。

ほんと、きっついです。

その中で唯一のすくいは、弟の純粋さ。仲間のおもいやり。
それだけに、その仲間が(ある意味で)兄の無鉄砲に巻き込まれ死んでしまうシーンは
他のどんな視覚的にえぐいシーンよりも、心に残りました。




なんて、まじめな感想を書いた後になんなんですが、
ちょっとつっこみも(笑)

飛行機のCGびみょーーー
や、墜落してから爆発するシーンのCGは綺麗なんですよ!
その直前の空を飛んでる&墜落してくるとこのCGが…(笑)


あと弟。

弟。

見てる間中、ずっと思ってたんですが。



…これ、愛華みれ…?
    (↑宝塚花組・元トップスター)



すんげー似てるんですが!!
まじで激似なんですが!!
あーもー誰かにこのもどかしさを伝えたいです…。




…と、中途半端に感想終わり!
ここまでお付き合いありがとうございましたー!!
(悪徳)


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yofuko