皇帝の日記
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2012年05月30日(水) 健康のため

知らん人だけど、ツイッターでマクロビやらオーガニックやらデトックスやら自然食品やらにはまっている人が居るんだ。
私も一応、食の安全や栄養バランスなどには興味があります。
面倒だから真剣に取り組んでないけど、その時代の最新情報を更新して行くのは大事な事だと思います。
で、その人が二食続けてパスタを食べたら、お腹を壊したんだわな。
ほんで「やっぱり食は大事!もう身体が浄化されて毒を受け付けないんだわ」みたいな事を言ってて。












・・・心底バカにした(ぽつり


それは身体が綺麗になったっていうか、もし本当にパスタが原因でお腹を壊したなら、相当生き物として弱ってるんだよ。
おじいちゃん、死ぬ間際にはお粥も駄目で、な勢いで弱ってるよ。
イタリア人が遺憾の意を示すよ。

なんか何周も回っちゃって、冷静な思考を欠いているんだろうなと。
自分も何か疑いも無く信じている事があったら、気をつけなきゃいけないなと思いました。

それとは関係ないのですが、常々疑問に思っていたのだけんど。
普段から健康に隅々まで気を配っている人って、伸びシロがなくていざ病気になった時に困るんじゃねえの?ってこと。

たとえば、太っていて運動もしないし、日中横になってて夜中にアイスを食べる事を愛している人(義父の事を言っているんじゃありませんよ。うふ)が心臓発作をおこしたら、やるべき事は一杯あると思うんだよね。
一日30分、犬と散歩するようになったら劇的に色々改善すると思うんだ。

いざ60、70歳になってあとは体力も体調も全てが下り坂、くらいになった時に、すでに健康に対してやれる事は全てやっている!ってなったら、年と共にそれ以上健康になる事はありえないんじゃないか。

だから私、ビールはやめない(きり。


2012年05月29日(火) 人類創世記

変な夢をみました。
母が実は生きていたというのです。
で、なんで今までその事を誰も教えてくれなかったかと言うと「あんなに死ぬ死ぬ言ってたのに、結局死ななかったから恥ずかしくて、黙ってたの」という・・・。
夢だけど、いかにも母が言いそうな事だなと思ったのだ。
ソユ事言ウ人デ〜シタ。

夢の中では何故か祖母が電話で教えてくれて、「えーじゃあお母さん今元気なの?」と聞いたら「うん。あたしも元気になったし」とわかるようなわからないような返事だった。
多分、私みとらなかったし、亡くなった後母を見てないので、もしかしてそういう事もありうるんじゃない?というサスペンス的なね。

さてイサムさんがなんと自分で服とオムツを脱いで、しゅっとおまるに座って、ちーっとした。

おおおおお。

その時歴史は動いた。
でも何故全裸なの。

そしてその後、また「ウエット。ぱーりー。ぴーぴー」と自己申告して来たので、下だけ脱がせたらしゅっとおまるに座って、ちー。

おおおおお。

もはやまぐれではない。

そして更に、椅子の背もたれに座っているナナを指差して
「きゃっと、ウォーク、ちぇあ」
と言った。

おおおおおお。

なんだ。
なんのスイッチが入ったんだ。

確実に今日、イサムさんは何か一歩を踏み出したのでありました。


2012年05月28日(月) おれごーん

ジャバ夫さんが一週間程オレゴン州はポートランドに遊びに行っておりました。

行く理由について色々言っておりましたが、要するに育児と日常からの一時離脱をしたいんですよね。
わかります。
去年は私がデンマークに逃げて行ったので、今年は君が逃げれば良いさ。
と快く(?)送り出したのでありましたが。

問題はイサムさん。

朝から晩までダディーを探しまわっています。
朝起きては「ダディー?ダディー!?」と呼びながらウロウロ。
学校でも「ダディー?」とお昼寝を拒否。
夜は夢の中で「ダディーダディー」と探し、時々寝ぼけて廊下に飛び出て行く始末。

うーん。

かわいいけどめんどくせえ(by吉田戦車

で、かわいそうなので普段自分の部屋で寝かしてるけど、一緒にベッドで寝かしつけてあげたな。
小さい子と一緒に寝るのは良い事ですよ、とみんな言いますね。
どうせすぐに大きくなっちゃうんだから、と。
僕もそう思います。

だがしかし、辛かった。
イサムさんがドンキーコングのポーズから、軸をしっかりと踏ん張って繰り出す連続蹴りが。
ドカドカドカドカ!と深夜、頭やら肩やら背中やらに容赦なく打ち込まれるのだ。
「もーやめてよー!」と、ついにはイサムさんとの間に枕4つでバリケードを築いたが。
更にそれを乗り越えて来るのだ。
なんなの。
何故なの。

けっきょく安眠できず。
むーん。

子供と一緒に寝ている親御さんは尊敬します。


2012年05月26日(土) がまん

こんばんは、背中痛いの我慢する部門です。
背中痛いみなさま、いかがお過ごしですか。

我慢するようになって良い事もあります。
まず、医療費がかからない。
良いよ良いよ〜。

月に二回の整体は、一回55ドル。
月一回のマッサージは、一回50ドル。
たわむれに二回行った鍼灸は、一回75ドル。

これらが入り乱れていた月は、背中痛いの治らない上にものすごい出費ですよ、奥さん。
な・お・ら・な・い・の・に。

治らないのにお金払うとか、なんなのさ。
でも、我慢するという作戦を取る前は「しぬーしぬーしぬー」と思っていたから、藁にもすがる思いだったわけさ。
たっけー藁だな、おい。

やや感情的になっております。
何故ならまだ痛いから。
金返せ、こら。

更に良い事には、そういった活動に費やす時間が要らなくなりました。
整体は15分程度だけれど、病院までの往復が1時間だしょ。
マッサージは近所だけど一回90分。
鍼灸もなんだかんだ60分くらいの拘束時間。

整体と鍼灸はあとから保険屋に(雀の涙程の)治療費請求しなきゃいけないから、その手間とか。

あー楽だ。
我慢すると楽。
我慢できるなら、我慢した方が良いです。

本当に我慢できなくなったら、また医者に行ってみます。
そん時はたぶん外科。


2012年05月24日(木) 鼻風邪

昨日、「神の汚れた手」をお勧めしましたが、一字違いで「神々の汚れた手」という本がありましてね。
そちらは特にお勧めしてませんので注意。
手汚し過ぎだ色んな所の神。
ちゃんと洗って。

ところで風邪はいつも通りに気管支を経由して鼻を攻撃し、今脳みそが痛いです。
やれやれだぜ。
ウイジも感染したけれど、栄養を(私から)もりもり取って、寝ているせいかすぐに治りました。
イサムさんも治ってるし、あとは私だけね。
うふふ。
ごほごほ。

さて、コツコツアクセサリーを作ってはチャム・チャームをいじっているわけですが。
やったことない作業ばかりで、実にノロノロしています。
もっとアクセサリーを作る時間が欲しいのに、写真を撮るのもサイトをまじめに作るのもなかなかに難しいのです。
もっと慣れて、システマティックにあげられるようになったら、なんも考えなくてもサクサクできるんだけど。
仕事と同じですね。
覚えるまでは粘らないと。

あとは、物を作る喜びと売る喜びはどうやら違う部門らしく。
売る方にあまり興味が無かったのだけれど(だって自分の欲しい物を作っていたからさ。
誰かが気に入って、買って行って、使っていると言うのはまた違ったところで楽しいものです。

そういえば原材料を書く時には、できるだけ作品の中で使われている面積が広そうな物から順に書いております。
それがメーカーでは常識だったのだけれど、英語校正のジャバ夫さんに「なに順ですか?」と聞かれて、どうやらラベル読みとかに興味ない人には常識じゃないらしいと言う事がわかって驚愕しました。
働いた経験は、意外なところで役立つ物ですね。
無駄な事など何も無い。


2012年05月23日(水) 風林火山

有閑マダムな皇帝も、ちょっと最近忙しかったんですよ。

原因はイサムさんです。
最近のイサムさんときたら。

人の話を聞かざること風の如く、しゃべらないこと林の如し、遊びを邪魔された時の怒りは火の如く、トイレに誘っても動かざること山の如しだからさ。

まあそういう子もいるわいな。
程度に思っていたのだけれどもが。
学校の先生に呼び出されてしまいました。

発達に問題があるんじゃないかとか、心身に問題があるんじゃないかとか、そもそも親に問題があるんじゃないかとかさ。
さあどうでしょう。
ぼへー。

学校の先生に幼少期「なんか問題あるんじゃないの?」と言われるのは、それほど新しい事ではありません。
何故ならジャバ家ではジャバ夫さんも幼稚園で言われ、義弟も言われた事があり、どちらも検査送りにされているからです。
でも二人とも大学を無事に卒業しているので、学習面で問題は無かったのでしょう。
たぶん。
我が家でも兄が幼少期に先生にいちゃもんをつけられたけれど、ちゃんと大学院も卒業したので、特に問題はありません。
たぶん。

でも本当に発達障害などの問題があったら、早く発見して、早く教育方針を決めてあげた方が後々の人生によろしい事でしょう。
私が気の迷いで教職免許をとろうと、大学で発達障害やら特殊教育やら医学の授業に出ていたのは、こういう運命の為だろうか。
結局迷いは晴れて、教職はとらなかったんだけどもさ。
人類の為に良かった。

さて、色々な医者にかかり、色々な検査をし、特に問題のなかったイサムさん。
あらまあ。
耳鼻科にも行きました。
聴力検査をしに。
耳が聞こえないのかも知れませんからね。
全く聞こえない可能性は低いけれど、どっかの周波数が聞こえてないかもしれない。
だって大好きな「カー」ですら「かい」って発音するくらいだから。

と言うわけで、小児の耳鼻科で、特別そういう検査をする医者を捜して行って来たりしたんよ。
まだしゃべれない子供のために、色々工夫されたテスト。
次々にクリアするイサムさん。
だがしかし、医者がスピーカーから猿の音を出して「猿の声は何処から聞こえるの?」と質問に「そこ!」と元気に答えるジャバ夫さん。
いや、君じゃない。

結果。

イサムさんに問題はありません。

家庭の問題は、お母さんが日本語を話している事ですが、これはお母さんが気にして話さない方が問題になる事もあるので、今まで通りにせよとの指示。
疑われていた自閉症や発達障害も特に無く。
言葉が遅いのは、発達の段階では誤差の範疇なのだとか。
周囲への無視度も、性格の範囲内での事だって。

子育てとは。
時に深く思考しなければならない。
哲学だなあ。

神の汚れた手〈上・下〉 (文春文庫)
(1986/08)
曽野 綾子
は名著ですよ、奥さん。


2012年05月21日(月) 日食観察

皆様金環日食は観れましたか?
こちらはただの日食でしたが、ちゃんと観れました。
とは言え、人々や街は特に盛り上がっているわけではなく。

ジャバ夫さんに言わせると「日食なんてもんは、オタクの娯楽だからね」だそうで。
そんなジャバ夫さんはお手製のホワイトボードと、銀紙を貼って穴をあけたブラックボードを持って、家族総出でビーチに繰り出しましたよ。
じりじり。

もちろん観察用の眼鏡など、売っておりませんでした。
でも今回眼鏡を買った人は、捨てないで持ってて下さいね。
すぐに金星が太陽を横切るイベントがありますからね。

さて背中痛い人ですが。
最近、背中痛いから色々試すのをやめて、背中痛いのをひたすら我慢する事にしました。
作戦変更。

で、どうなったかと言うと。
背中は痛いわけだけれど、我慢できない程でもないか、という感じ?
いや、痛いんだけど。

虫歯を我慢してると、段々我慢できるようになってくるあれね。
うーん。
どうなんでしょうね。
健康の為には何が正解なのでしょう。
わかりかねます。


2012年05月19日(土) イサムの母

イサムノグチの母の映画「レオニー」を観た。

一応イサムさんの名前を付けるにあたって、字で経歴は読んだけれど、自分勝手な人だなーという印象だった。
映像で彼女の人生を見てみると、やっぱり自分勝手な人であった。

おじいちゃんが日本で放映した時に録画してくれたんだけれど、最後の部分が切れてとれてなかったです。
妹のアユミ、じゃなかったアイリスがどうなったのかがわからずじまい。

とにかく我々はイサムに肩入れして観ているので、少年イサムノグチがアメリカに単身送り込まれて、身寄りを失ってホームレスになってしまう下りなど、「イサムー!」と涙無くしては観れない。

イサム・・・オムツもまだとれてないのに、一人でどうやって生きていったら良いの・・・(それはうちのイサムです。


2012年05月18日(金) テーブルマナー

結婚して4年。
ジャバ夫さんは私に色々な学校に行く機会を作ってくれて、私も色々学びました。
ハリウッド映画の特殊技術を作る学校で、Photoshopなんかも学びましたね、そういえば。
一コマ10万円もする授業を、職権乱用して無料で受けてました。
でもあんまり興味を持てなくて、楽しくもなかったので、一応やるだけはやったけど、それを続けてなんかしようとかは思わなかったぞなもし。

だがしかし。
今まさにPhotoshopと格闘中。
人生無駄な事って無いんだね。
でも興味が無かったから、もう大分忘れているよ。
人参だもの。
みつお。

さて、昨日テーブルマナーの事がちょっと出たので、その事でも書こうかと思うんだけど。
はっきりいって、ジャバ家のテーブルマナーは不思議の部類に入ります。
普段からみんなバラバラテーブルについて、ついた途端に勝手に食べ始めます。
だってお腹がすいているから。
じゃんばるじゃん。
そして自分の食事が終わると、また思い思いに席を立って去って行きます。

誕生日とか盆暮れ正月イベント時には、みんな同時に席に着きますが、家族的行事な時限定。

そして、手先が器用ではありません。
食器の使い方も自由闊達で、必殺技は素手ですが、すぐに必殺拳をくりだします。
基本、荒ぶるヴァイキングがケルトの地を襲い、皆殺しにした村の食卓に用意されていた食事をそのままガツガツ食ってる感じです。
というか、そう言う人達の末裔なので、仕方の無い事です。

僕はそれで楽だなーと思っている程度のマナーしか持ち合わせていないので、特になんとも思わないのですが、子どもらにどうやって日本式の「いただきます」「ごちそうさま」の概念とかを教えたら良いかな?とは思いますね。

義母にその事を言ったら、食前に「イッタダッキマース」と言ってくれるようになったのだけれど、発音が「eat duck must」になっている。
あひるちゃん、食べなきゃ。

あと、いつ見ても変だなーと思うのは、ナイフとフォークの使い方。
これは箸文化のわっちが口出しするような事ではないのだけれど、ジャバ家はスコットランドのなんとかいう部族の人々で、先祖代々この使い方なんだそうだけど・・・。
だけれどもだけれども。

左手のフォークで肉の右側を押さえて、右手のナイフで肉の左側を切ります。
腕は「ねこふんじゃった」のハイライト、交差弾きの形になります。



なぜ?



変なんだけど。
伝統の、と言われると急にかっこよく見えてくる不思議。

他には、フォークの歯の間にナイフを入れて切ったりします。



なぜなんだぜ?



皆さんも、今度肉を切る時にやってみて下さい。
ワイルドな感じでガッガッと切るのが、かっこ良くなるコツです。
僕は何回練習してもできません。


2012年05月17日(木) お高級レストラン

カルメールで、なんだかとっても良いレストランに行ったので、せっかくなので記録しておく。

カルメールのダウンタウンにあるホテル、オーベルジュというとこのレストラン。
日本の観光ガイドに載っていたのです。
12席しか無いとかなんとか。
でも電話したら、7席しか無いとか言われた。
減ってる。

予約は一ヶ月くらい前に入れないといけないの。
アメリカのたいていのレストランは即日予約なんだけど。
こういう予約の難しいレストランといえば、一年前から入れてたのに結局イサムさんの病気で行けなくなってしまったサンフランシスコのなんたらを思い出しますね・・・。
ふふ。

今回は4回めの結婚記念日というわけで予約したのだけれど。
あーなんだか嫌な予感・・・。

そう、ジャバ夫さんが風邪ひきました。
ばた。

私も風邪のひき始め。
でも、この機会を逃したら、絶対カルメールまでやって来てしかも子供らを誰か(療養に来ている義父母)に預けて出かけられるなんて事は、今後10年しても無いかも知れない。
うう。
というわけで、頑張って行く。
食事は修行なのか・・。
つらい・・。

食事にはシャンパンと、コース一皿一皿に合わせたワインのコースをつけまして。
食べ物はシェフに完全お任せ。
メニューは一応あって、我等夫婦の名前と記念日が印刷してあったりの演出。
メニューは使う素材が書いてあるだけで、別になんも選べないのだ。

席は10席ありました。
なんで微妙に勘定間違えてるのみんな・・。

お食事の味は、さすがと言うか非の打ち所がなく。
美味しかったです。
フレンチと和食のフュージョン。
そんだけの値段でした。
一瞬でも不味かったら、10席を全てのテーブルクロスひきをして「まちゃひこー!!」と暴れるところだ。
高級料理店のシェフって大変だな。
だって自分からハードルあげちゃうんでしょ。
値段設定で。

ワインも良かったけど、ソムリエがいちいち「こちらはカバの口の中のような香が」とか一々説明してくれるのよ。
カバの口の中は知らないわー。

シャンパンの説明は「アホみたいに高級な味です」。
ストレートですね・・・。
シュッとしてました。

最後に席を立つ前に、「シェフがご挨拶したいのです」と。
きたー。

今まで良いレストランに行っても、行く我々がどうでも良いような格好をしているせいか、テーブルマナーが北欧ヴァイキング並なせいか、一度も挨拶イベントは発生した事が無いのに。
シェフが、シェフが来るの!?
と思ったら、こっちが席を立たされ、キッチンに案内された。

え。

まさかの。
そう言うもんなの?
しかもキッチンに行く前に「シェフはシャイな無口ヤローなので、そっとしておいて下さい」とか言われる。
ええー。
そんなん怖いわー。
挨拶したいって言ったのはそっちじゃないの?
なにそれ。
今流行のツンデレとか言うヤツ?
ツンデレシェフなの?
トキなの???
ニッポニアニッポンなの????

ドキドキしながら厨房に入ると、今そこで料理を作ってるとは思えない程クリアーなキッチン。
なんもないと言える程の綺麗さ。
うーん。
そしてこちらに背を向けて作業しているシェフ。
一皿に5人掛かりで取りかかっている、何十人もの料理人達。
駄目だ。
目を合わせたら死ぬ。
呼ばれたのに、息を殺してたたずむ我々。

ウエイターさんがそっと「シェフ・・」と囁くと、ようやく振り向いたシェフ。
おお、普通な感じだ。
だがシェフの口から出て来たのは、なんというか聞き覚えのあるベチャベチャした音。


フランス、万歳。


オスカル様。
英語しゃべれないんですか?

なんとなーく薄笑いをへらへら浮かべたまま、握手して「とっても美味しゅうございました」と立ち去る我等。










なんなんでしょうね。
誰か「タイプ別、シェフが挨拶をしたがったら」攻略本を出して欲しい。

なんなのシェフの挨拶って・・・。
まあ面白かったから良い。


2012年05月16日(水) パスポートよ

ウイジのパスポートをつくらにゃならんかったり、何がなんだったり。
じみーに忙しくて、サイト立ち上げたのに全然更新できてない。。。
うう。
でも水面下で慣れないPhotoshopとか、ぽちぽちしながらロゴを作ったりしてますよ。
こつこつ。

そして風邪。
おお風邪。
いつも通り過ぎてあれですけど、一応要らない情報を追加しておくと、鼻と喉が詰まる感じの風邪ですよ。
ごほごほ。
ウイジ以外全員やられているよ。

イサムさんは別件で色んな医者通い。
明日は耳鼻科に連れてかなならんので、ついでに鼻風邪も診てくれんかね。

そして私も別件で明日は医者。
なんか人差し指の関節に、ぼこっと出ているのです。
痛くも痒くもないのだけれど、一応診てもらわないと気持ち悪いので。
グーグル先生に聞いてみたら、どうも良性腫瘍ガングリオンというのが一番近い画像なんだけど。
強そうな名前とは裏腹に、良性らしいし。
これだったら良いな、という期待を込めて。
ガングリオン。


2012年05月13日(日) モントレー

カルメ〜ルの市長は、クリントイーストウッドさんです。
豆知識。

うっかり他所者がバーに入ると、リボルバーでバンバン撃たれちゃうんだぜ。
ひゅーひゅー。
というようなならず者達の楽園ではありません。

日曜日にはルマンのレースがあるので、紳士淑女がワイナリーのテイスティングを楽しみながら「うふふふ」「おほほほ」「はははは」とたわむれております。
ワイナリーばっかり。
サンタバーバラだってワイナリーばっかりなんだけど。

ワイナリーからワイナリーへ。
斬新な旅。

さて、カルメルから海側にちょっと走ると、モントレーです。

日本人に有名なハイウエイ、ルート66はアメリカを横断しますが。
西海岸の海側をすぱっと抜けるのがハイウエイ1。
アメリカで最も古いハイウエイですので、番号は1です。
モントレーはハイウエイ1上にありますんで、理論上ではマリーナデルレイに住んでた時に走っていた1を、そのまま北上すればモントレーなわけですね。
まあ、子どもらが大きくなったら、そんな旅行も良さそうです。

モントレーには、全米で最も有名な水族館がございます。
行ってみましたよ。
泣くイサムを引きずり、ぐずるウイジを抱え。

すばらしかった!
特に静かにライトアップされた、豊富なクラゲの展示が美しい!

だが水族館は、泣き叫ぶ赤子と幼児と小学生と、叫ぶ中高生で阿鼻叫喚。
わー。
わー。

良し出よう。

1時間程で力つきて出てきました。
出口でイサムさんは扉に手を挟んで大泣きだし。
すまん、それは母の不注意だ。

水族館を出ると、イサムさんとウイジ名義で、母の日のプレゼントにクラゲのピアスをもらいました。
お母さんはピアスの穴が4つあるので、スタッドクラゲとスイングクラゲの2セット。
同時に着けると、耳の上で水族館が再現されます。
おおー。

ありがとう。
選んだのはジャバ夫さんだけど。
うふふ。


2012年05月12日(土) 行商

週末は、義父母の医者訪問に付き添いで、近郊都市カルメルに来ています。
都市っていうか、ワイナリーしかないんだけど。

サンフランシスコから車で2時間くらい南下したところにございます。
サンタバーバラからは北へ4時間ちょっと。
子どもらを背負いて。
ついでにチャム・チャームの商品も袋に詰め詰めして。

だって暇そうだからさ。
隙あらば行商しようと思ったのさ。
で、隙があったので、ホテルに着いてさっそく有閑マダム相手に、あたしサンタバーバラでジュエリーアーティストしてるのえへへ。
と、不審者丸出しで行商開始。
寝てるウイジを背負っているので、全くの危険人物って感じでもなかったのではありますが。
おしん in the U.S.A.・・・。

あー名刺作ってくれば良かった!でもそんな時間なかったし・・・く・・・。
と悔やんだけど、そんな不審者でも売れました!
大粒淡水真珠と革コードのラリエットが一本。
わーいわーい。

感動したよ。
うふふ。

帰ったら名刺作ります。


2012年05月10日(木) 女社長

日本から、じーちゃんに救援物資色々持たせて下さった皆様ありがとうございます。
色々受け取りましたぞ。
あなたのハートも!
お礼状をわしわしと書いているところです。
わしわし。

さて、最近急がしそうにしていたのにはわけがあるようなないような。

こんなサイトを作っていました。

http://chamucharm.blogspot.com/

ぽち。

アクセサリーブランド、「チャム・チャーム」たちあげました!
ついに、職人になるのです。
名探偵は引退しました。
皇帝も退位しました。
母は一度なったら辞められないので、兼業です。

実は母方が代々江戸の職人さんなので、職人になる才能はありそうなんだ。
コツコツ物を作るのが性に合っているのさ。

今の問題は、表現したいことが沢山あるのに、サイト作る技術が全然足りてないってとこでしょうか。
コツコツ直しながら更新して行きます。
沢山作ったのに、アップするのがちょっと大変で・・しょぼしょぼ。
写真撮る技術とかも、学ばないといけないのです。
あ、写真はクリックすると、細かい部分が見える仕掛けですよ。

とりあえず親戚の皆さんは、奥さんへのプレゼントなどにお悩みの際はチャム・チャームへご相談ください。


2012年05月08日(火) ご執心

いまだにじーちゃが近所のどこかに居ると思っているイサムさんは、朝突然「じーちゃ!」と叫んで探しに行ったり。
ふとテレビのスクリーンセーバーに出た家族写真のじーちゃを見て「じーちゃ?じーちゃ!」とまた探しに行ったり。

・・ちょっとせつないねえ、君。

というわけで、スカイプでじーちゃと通話させて
「じーちゃはこの薄い箱の中に帰って行ったのだよ」
と納得させる作戦に出たが。

今日もトミカで遊びながら「じーちゃ・・ぷれぜんち・・きーちゃ(汽車?)」と一人でブツブツ。
今彼の脳はじーちゃで占められている。

占められていると言えば、「お母さんの車壊れちゃった事件」もまだ頭の中に居座っているので、ふとした瞬間に「まみーずかい、ぶろくん」と呟くのだな。
車から降りる度に、タイヤを指差し確認してるんですけど。

いや、もう壊れてないから。

家に帰って来た時なら良いんだけど、外の駐車場とかでやられると、危ないのだよ。

だがしかし、行って聞かせてわかるようなイサムさんではありません。
時が解決するのを待つしか無いねえ。。。


2012年05月06日(日) お見送り

じーちゃと一緒に、動物園に行ったイサムさん。
じーちゃに連れられ、キリンさんにレタスをあげるイベントに参加したイサムさん。
じーちゃに見守られながら、人口芝の丘から、段ボールで滑り降りたイサムさん。
じーちゃと並んで、子供用の機関車に乗ったイサムさん。
じーちゃにレディオフライヤーをひいてもらうイサムさん。

じーちゃ!じーちゃ!じーちゃ!
じーちゃ万歳。

しかし、じーちゃは日本に帰らなければならない。
さてどうなることやら、と思っていたけれど、飛行機の時間が朝早かったのでイサムさんが目覚める前に、じーちゃはジャバ夫さんの車で出て行ってしまった。
ウイジをだっこして、じーちゃんの車を見送った。

ウイジもじーちゃんと朝食を食べに行ったり、楽しかったねー。
と、語りかけながら振り返ると、そこには

ガラス戸にじっとりへばりついているイサムさんが!

おおおおお。
お、遅かったね、一歩遅かったね!
不憫よのう。

「おじーちゃん、帰っちゃったよ」
と言うと、無言で車のおもちゃの世界へ行くイサムさん・・・。

またすぐ来るさ・・。


2012年05月03日(木) じーちゃ

イサムさんおじいちゃんが遊びに来てから大変です。

朝起きたら「じいちゃああああああ!!」と叫びながら、おじいちゃんの部屋まで行き
「のっくのっく」
と口で言いながらドアを叩きます。

一日中「じーちゃ、じーちゃ、じーちゃ」と連呼しながら歩いている。

こりゃあじいちゃん帰ったら大変だぜよ。

さて、学校のスケジュールもあるので、一泊二日デンマークの旅に行って来た。
サンタバーバラ近郊にある、ソルバングという小さなかわいい街。
デンマーク移民が多く住んでいた谷を、観光用に整備したところ。

一応本物のデンマークに行った事がある身として、ソルバングは全然デンマークっぽくはないです。
でも、北欧っぽいかわいい建物とお店がミシミシ並んでいるので、行ってみると面白いですよ。

そしておそらく、LAXから来たであろう、でっかい中国の観光バスがでーんと停まっていた。
街にあふれる中国人観光客の山。
何故か中国人に囲まれ、バシャバシャ写真を撮られるウイジ。

あいやー、超かわいい赤ちゃんアルなー。
写真撮るアルなー。
西洋の赤ちゃんアルなー。

という事らしい。
ジャバ夫さんが乳母車押してたから。
しかし君達、その人半分アジア人だからね。
心無しかドメスティックな雰囲気を感じないかね?

彼らは国に帰ったら近所の人とかにロス/ロス近郊旅行の土産話をしながら、ウイジの写真を見せたりするのだろうか。
「デンマーク移民の村に行ったアルな。これ、デンマークの赤ちゃんアルな」と。

その後ろで、あんまり注目されなかったイサムさん。
あー君、もう赤ちゃんじゃないんだね・・・。
としみじみした。
いつだって皆に注目されて、知らないおばちゃん集団に抱っこされまくったり、女子高生に写真撮られたりするのは、イサムさんだったのに。

今ぁ〜春が来て〜君ぃわ〜幼児になったぁ・・・。

あと、中国人のおばあちゃんが、ウイジの裸足をさすりながら「赤ちゃんの足が外に出てるなんて駄目アルよ!こんなに冷たくなってるアルよ!心配アルよー!なんでこの親は靴下履かせないアルか!?」
と、しきりに中国語で言っていたが。

東洋医学では、冷えは天敵。
万病のもととされておりますな。
大丈夫だよばあちゃん、外暖かいし・・・。
でも面倒だから中国語出来ないふりしちゃった。
ふふ。


皇帝