皇帝の日記
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2008年05月31日(土) 10倍とか

アバクロの日本通販見てたら、ひどいのでは10倍の値段がついてるのが有った。
アメリカンイーグルとか、別にそんなにまで良いブランドじゃないですよ。
悪くはないけど、普通。
確かにカッティングも良いし、生地も柔らかいけど。
あとは好みの問題だけど。
ジーンズに100ドル以上は出せねえ、おら。

さて、今回の滞在中、最も力を入れているのが、ロッキーのハートをゲット大作戦。

毎日ブラッシング大作戦をしているが、そもそも本犬がブラッシング嫌いなので、これは点数にならず。
ロッキーの毛の掃除に悩まされていた、お手伝いさん達には喜ばれている。

おやつ大作戦。
おやつは穫れた毛と交換にあげている。
これでブラッシングでマイナスになった皇帝の印象が、プラスマイナスゼロに。

そもそも犬を飼った事のない皇帝は、どうしたら犬の気持ちをゲットできるのか、よくわかっていない。
犬好きの友達には、「犬は甘やかしているだけではなく、時々ぴしっとしつけないと、駄目。犬も飼い主も混乱してしまう」と教えてもらったのだが、猫しか面倒見た事ないから、どうしても甘やかす一方。
これでは犬との信頼関係は築けない。
というか、ロッキーはすでに、皇帝をジャバさんの新しいペットか何かだと思っている。

そこで、お散歩大作戦。
義父母は膝が悪いので、山道を散歩できないため、ロッキーはもっぱら家の敷地内を散歩しているだけなのだ。
これを、外に連れ出してみる。
毎日小一時間、長くて二時間くらい山道を連れ回す。

ロッキーはハスキー。
元々アラスカやシベリアで、そりを引ける犬なのである。
だから冒険は大好き。
毎日耳としっぽをクリクリさせながら、皇帝を引っ張っていく(引っ張っちゃ駄目なんだけど。。。)
これでだいぶ、ロッキーの中で皇帝のポイントは上がったんじゃないだろうか。

この犬の習性として、真っすぐ行ったら行きっぱなしというのがある。
なぜなら、冒険に帰り道はいらないから。
だから、家に向かって引き返そうとすると、「なんで?」という顔をする。
そこで、家から誰かが車を出すタイミングを見計らって出発し、一本道の山を下っていくと、やがて下界で用事を済ませた車が、逆に山を登って戻ってくるので、乗せてもらって帰る事にした。

こんなに心砕いて世話をしているのに、彼の頭の中で、そりを引くチームの、後ろの方の犬、とか思われてたら悲しい。

今日は、こないだクルージングの運転をしてくれたキャプテンが
「前は海が荒れてて悪かったね!お詫びに今度は俺の大きな船に乗せてあげるよ!」
と言ってくれたので、朝から海に出ていた。
3階立て屋上付き、9ベッドルームの船で、全く揺れなかったが、実は皇帝は前回も船酔いしてないのだ。
お詫びしてもらえるべき人は皆旅立ってしまったのだよ。


2008年05月30日(金) 7分丈

友達がサンタバーバラで「アバクロ(Abercrombie & fitch)有った!」と大興奮だったので、日本で人気があるらしいアバクロを見に行ってみた。
7分丈のジーンズが、日本人の足の長さにぴったり(普通丈として。。。)との事だったので、履いてみたら、確かにぴったり。。。。

それと、パーカーも試着してみたが、袖がやけに長く、三回も折り返さなければならなかった。
誰に着せる事を想定してるんだ!(皇帝ではないのは確か)

でもって、試着してたら、義母が買ってくれると言ったので、ダメージ加工のそのジーンズを買ってもらった。
日本からの友達も数名、同じのを買ってたから、帰国したらお揃いですね。
ふふふ。

で、家に帰って早速履いたら、義父に「新しいパンツは無いのか」とか、ホームドラマみたいな事聞かれた。
このパンツは始めっから穴があいてて、それがお洒落なの!と、これまたホームドラマみたいな返事をしてみた。


そういえば、友達とアメリカの結婚事情を話していて、以下のことに気がついたのだが。

アメリカの家庭は結構激しく崩壊しているので、ロスに来てからルームメイトでも友達でも、まだまともに両親そろって家族を続けている人にあったことない。
元の両親が仲良しなのは、ジャバ家だけ。
こうなって来ると、確率としてすごい。
多くのの家庭が憎しみあい、傷つけ合い、崩壊に導かれている感じ。
アメリカ社会は、本当に根元から駄目になっているのが、よくわかる。
そして、それを追う日本。

だから、お洒落だから、欧米で流行だから、気軽に結婚、離婚、再婚しちゃえってのは、間違っていると思う。
それは自由だが、誰も本当に離婚再婚を気軽にはしていないし、その現象の下では、お互い苦しんでいるわけだ。

結婚しないで子供を産み育てるフランススタイルも、実際やってる人の子供が、実母と父親の新しい恋人の間で、激しく混乱しているのを見ると、自由万歳!とは言い難いもんがある。
病気になっても、誰に言ったら良いかわからないなんて、責任者出てこい!と思った。
そして病気の子供を、「今日は父側で面倒見る日だから」とか言って、車で搬送して来る母親に絶句。

離婚しなかったから良い家庭かというと、そうでもなく。
実際、取り返しがつかないほどいがみ合っている夫婦間の子供(成人後)も、妙に悲観主義だったり、自暴自棄だったり。
その不幸感満タンな子供たちが、更に結婚し、今やアメリカは3、4世代負のスパイラルに入ってきている様相。
皆良い人で、明るいのに、やけに打たれ弱かったりするのだ。

だから、愛情とは何かってところを、もっと真剣に考える時が有っても良いんじゃないかな、と思う。
家族間だけでなく、夫婦間でも。


2008年05月29日(木) 白鳥の湖

義弟が結婚したとき、白鳥のいる湖が有る個人の邸宅を借りて、結婚式をした。

そのため、式の前に、家の主人から「白鳥は美しく見えて危険。攻撃性があって、襲いかかってくることもある」とか説明された。
その話をふまえて、ジャバさんと白鳥のまねをしながら、「シャー!!」とか言いながら、カメラに向かって襲いかかるアクションを取ったのだが。

編集で、その前後が消されてしまっていた。
そのシーンだけ見ると、なんだかいかれた男女が、「シャー!!」と叫びながら、カメラに五本指そろえた手を激しく突き出している映像なのだ。

脈絡を入れてあげてください。


2008年05月28日(水) 犬の毛

結婚式が終わるまでと、顔や手を徹底的に日差しから守る生活をしていたが、終わったとたんに無防備になり、すでに指輪の痕が見えるくらいに手が焼けた。
こんがり。

式が終わるまでと、徹底的にダイエットしていたのが、終わったとたんにジムに行かず、外食ばかりして暴飲暴食していたら、あっというまに顔にニキビが出てきた。
痛い痛い。

今相当ひどい様子ですよ、私は。

ひどいと言えば、義弟の式のビデオを三台のカメラで逐一撮影していたのだが、その編集に立ち会った。
編集前のマスターに、お客が鼻をほじっているのが映っていた。
もちろんそのシーンはカットするが、ゲストと言えど油断ならねえなあ、と思った。
思わず爆笑したのは、その油断しきったお客さん、鼻をほじった後に、彼氏のほっぺたをなでなでしているのだ。
ほじったその手で。
ああ、本当に油断ならねえっす。

今日は義母と皿を焼くことに。
ジャバさんがお菓子を入れておくお盆を欲しがっていたので、比較的簡単なお盆と、ミニロッキーを作成。
ふと見ると、義母はロボットを作っていた。
アバンギャルド。
明日乾燥したら焼く予定。

昨日漉いた紙は、まだ乾かないので、暖炉の前に置いてみた。
多分厚すぎるんだと思うのだが。
加減を知らない。

そうそう、シベリアンハスキーのロッキーは、毛をすかれるのが大嫌い。
トリマーさん泣かせで、ついに店に来ないでくれと言われてしまったほど。
でも一応、家族には嫌々ながらブラッシングさせてくれるのだ。
油断してると頭突きされるが。
昨日今日と、せっせと毛をすいてあげたら、今日庭のハミングバード(ハチ鳥)の巣がふかふかしていた。
すかれた毛を巣の材料にしているらしい。
ロッキー初めて誰かの役に立つ。


2008年05月27日(火) 案内

友達が一週間ほど滞在していたので、一緒にバスでいろいろ巡ってみた。
今までジャバさんが車で連れてってくれるばかりの観光だったので、バスを覚える良いチャンス。
バス路線図を手に入れ、ぐるぐる。

ゲッティセンターにも、初バスで行ってみた。
ら、降りる駅を一個間違える。
間違えたので、運転手さんに戻り方と、メトロバスに乗り換える方法を聞いたら、迷子になったかわいそうな女の子(小学生)と思われたらしく、バスの一日無料券とかもらった。

まあなぜ小学生なのかというと、その時はパンダのリュックを背負っていたので。。。

人の親切に支えられながら、まだまだロスも捨てたもんじゃねえなあ、とふうてんの皇帝は思ったのであった。

ところで、皆に祝われて、結婚式を無事挙げ、「これからはジャバさんをうんと大切にします」などと殊勝なことを言っていたのに、今ジャバさんをロスに置き去りにして、サンタバーバラに来ている。
一週間ほど義父母宅にホームステイするのだ。

なんか式の前に、一週間くらいホームステイしたいねーとか言っていたのだ。
言ったら実行に移すのがアメリカ人。
「今度うちに来てください」
なんて社交辞令で言ったら、「では明日行きます」と本当に来ちゃうのがアメリカ人。

いつか本当にホームステイする気ではあったが、こんなに早くとは。

ホームステイの間は、義母の芸術活動をお手伝いする。
茶碗を焼いたり、紙を作ったり、写真を加工して額に入れたりする。
あと、油絵を描いたりする。
自分の家じゃないから、思う存分絵の具をぶちまけられるというものです。

ジャバさん、洗濯物は程々にためておいてね。


2008年05月26日(月) ぽつねん

皆無事に送り出しました。
もう一人帰国を確認すれば、全員無事帰国です。
遠足は家に戻るまでが遠足。

結婚式以外に自分的に印象的だったことなど。
(式中は全てが印象的で、まだ漠然としているので、特に何かを挙げるのが難しいざます。)
1、友達がものすごい船に酔った。でも生還。
2、友達がものひどく日に焼けた。でも生還。
3、家がプレゼントで埋まる。

あんなに酔ってしまって、トラウマになってしまうのではないかと心配。
心に傷が残ってやしないだろうか。

あと、プレゼントはいっこずつあけて見てます。
そして、アメリカ人はのんびり屋さんなので、のんびり写真の現像を待って、のんびり写真を選んで、のんびりお礼カードを業者に頼んで、のんびりカードを作成して、のんびりお礼状を出すようなので、気長に待ってやってください。
プレゼント、いくつかはもう使っています。
キッチン系とかマッサージ系は、すぐさま使われています。
そして東京バナナはアメリカ人に大好評です。

そういえば、トラブルもあった。
大事には至っていないけど、ワースト3は
1、ヘアアーティストが、リハーサル当日歯が抜けて、歯医者に行き遅刻。
2、式当日、支度部屋に昼飯のデリバリーが届かず。
3、フラワーアーティストのミスで、ブーケの数足りず。

リハーサルの途中で抜けて、髪の毛がぐるぐるになって出てきたのは、遅刻した美容師さんに巻かれたためだった。

まあ無事に出来たからよし。


2008年05月23日(金) 無事

無事良い式を挙げることができました。
どんな素晴らしい式でも、友達や家族がいなければ、成功しないのでございます。
イベントは参加する人が作るんだな、としみじみ思いました。

来てくれた方、来れなかったけどお祝いの言葉をくれた方、ありがとうございます!

まだまだ友達が来ているので、しばらくツアーガイドをしていて、なかなかオンラインになりませんが、落ち着いたら改めてお礼参り(?)に行くぜ!


2008年05月14日(水) 再会へむけ

友達が遊びにくるのがすごい楽しみ過ぎたらしく、昨日の夜、皆を出迎えてる夢を見た。
起こり得そうな会話を、夢の中でしばらく交わした後、「げへへ。。。」と実際に眠りながら笑っている声で目がさめた。
ジャバさんが隣で、薄目開けて見てた。
せめて新妻、もっとかわいく「うふふ」とか笑えば良いものを。

早く遊びに来てください。
部屋が散らかる前に(そっちか!)。


2008年05月13日(火) スパ

花嫁は結婚式の前にスパやエステに通うらしい。
とゆーことを聞いたのは、つい先週のこと。
ジャバさんが慌てて、日曜日にサンタバーバラフォーシーズンズのスパに予約をしてくれたので、行ってきた。

式の直前は、肌に異常が起きると困るから、エステとかしちゃいけないらしい。
だから最後の週末チャンスだったのだな。

そして、昨日の日曜日と言えば、母の日。
ジャバママも予約を入れて、二人で行ってきたのだった。

ふだん、そんなにスパに来る人がいないのか、設備自体が2人から4人程度の収容力しかない感じ。
でもって、母の日にスパをプレゼントする人が多いのか、混んでいた。

体中塩でもまれて、顔をクリームでもまれた。
結果、手も足も顎も、目に見えて細くなったが、今朝また元に戻っていた。

やっぱり直前にやらないと、無意味なんじゃないのか。
でも直前は禁止。

罠みたいだ。

明日からお客さんが来たり出たり来たり出たりするので、更新乱れます。


2008年05月12日(月) のびた式片付け

部屋のお片づけ中。
いや、じりじり片付けてはいたのだが、あちこちにはみ出た物を押し込むだけで、根本的に片付いたような片付いてないような・・・。
ジャバさんにいたっては、箪笥に入らない服をまとめて実家に置きにいったりしている。
真に片付いたとは言えないな、それは。

ともあれ、なんとかスペースが出来てきたので、今までとにかく置くだけだった家具などを、「格好良く配置する」というレベルにまできた。
まあ、格好良い配置を模索するわけだが。
それが中々格好良くならない。

いや、そもそも家具のテイストが、ジャバさんの好きな東洋アンティークの箪笥、前の住人が置いていったIKEAのプラスチック箪笥、なんか子供用らしい、絵の描いてある箪笥、など、幅広く乱れているので、どうしても格好良くならないのだ。

テレビがどこにも入らず、けっきょくアンティーク棚に斜めに入っている。
画面を正面から見れない罠。

兄夫婦にもらった、北欧デザインの紙のランタンは、今までベットの足側に垂らしていたが、頭側に垂らしたら、主電気を消す前の非常灯としても使えるようになった。

配置換えして成功したのは、ランタンだけ。

ドラえもんの片付けラッカー並み。


2008年05月11日(日) 追われる者

普通、結婚式の準備はカップルの女性側が熱心らしく、それはアメリカでも一緒。
お嫁さんが、あれがいいこれがいいと言いながら、積極的に走り回るらしい。
でも皇帝は英語が出来ない。
なので、通常お嫁さんがやることを、ほとんどジャバさんがやってきた。
リストを作ったり、シャンペングラスを揃えたり、細かいところまで仕事中もやっていた(それは駄目だろう)。
仕事をしながら、式の準備なんて大変だったと思うのだが、あまり文句を言われたことはない。

でもさすがに疲れてきたらしく、ジャバ鼻の横に大きなできものが出来てしまった。
申し訳ないのう、と思いながら、せめて頑張って食事を作ったら、食べながらしみじみと、
「幸せはご飯の中にあるんだよね・・・」
とか、青い鳥を探し始めていた。

迷惑をかけるのう・・・。

まあまだ一週間あるので、少しのんびりしようかと思う。


2008年05月10日(土) 追いすぎ

ジャバさんが、いつも予定のぎりぎりまで何もしない人なので、それは個人的なものなのかと思っていたが、どうやら国民性らしい。
というのも、プランナーもパティシエもバンドも、土壇場になってから、突然働き出すのだ。
・・・何故もっと前に動かないのか・・・。
今更クッションの色が合わないから、アイボリーにしようとか、ケーキの装飾を増やそうとか、オープニングはバック(バッハのことらしい)に変更とか。
何故二ヶ月前に言わないのか。
何故二週間前なのか。

そして、ジャバさんの友達も、二ヶ月前にホテルの予約をしていればディスカウントできたのに。
そもそも高級リゾート地だから、200ドル以下の部屋は見つけにくいし、すぐに予約が埋まってしまうのだ。
今更予約入れようとして、安い部屋がない!とかパニックになっている。
君たち・・・。

まだ見ぬ夫の友達たちよ。
類友なのか。

そんなお友達に、ジャバさん
「テントと寝袋持ってくれば、山に泊まれるよ」
とか言っている。
しかも、
「ナイスアイディアだね!」
とか友達も言っている。
いいのか。
いいならいいさ。
テントの中でスーツに着替えるのか。

そんなわけだから、リハーサルディナー会場に、テントが設営されていても、皆さんあまり気にしないように。


2008年05月09日(金) ちょこれーと

チョコシェイクを台所で作っていたら、うっかりシェーカーの蓋が開いてしまい、激しく飛散させた皇帝です。
朝からブルー。
パジャマすらチョコ色に染まる。

今日は天気がいいので布団干し。
そういえば、アメリカ人は布団を干さない。
埃がつくと思っているのか。
理由は不明だが、布団干してる人どころか、洗濯物を外で干している人も見かけない。
こんなに乾燥しているんだから、洗濯物乾き放題なのに。

たまにデリケートな衣類を家の中で陰干しするが、ものの一時間でぱりぱりに乾く。

まあそんなわけなので、結婚式に来る人は顔面クリームをお忘れなく。
間違いなくぱさぱさになれます。


2008年05月08日(木) ハメハメハ

そんなわけで、毎日ちゃんと会社に通っているジャバさん。
10時始業なので、朝9時には出て行く。
夜は結構遅くて、毎日10時くらいに帰ってくる。
日本では10時帰宅など当たり前だが、9時5時のアメリカでは珍しい。

さて、昨日は曇りだった。
太陽が出ないと、気温が著しく下がってしまうカリフォルニア。
肌寒いですね〜、と思いながら、太陽も出てないことだし、庭を三時間近くかけて掃除。
大量の落ち葉が道路側に吹きだまっており、それを回収するだけで一仕事だったのだ。

そうこうしているうちに、夕方7時。
日没は近頃8時なので、まだまだ明るい中、ジャバさんが早めに帰ってきた。
やけに早いですね〜と言うと、
「だって、今日は天気悪いから、皆帰っちゃったの」
とか言う。

ええええええええええ!!?
天気悪いって!???
太陽出てないだけじゃん?????

「太陽ないと仕事できないからね」
えええええええええええええ??????????
仕事って、IT関係なのに!?

カリフォルニアトリビア。
曇り休業。

そうか、どうりで昨日はお手伝いさんも30分遅刻してきた(そして、時間どーりに帰る)。


2008年05月07日(水) 追い込み

そろそろ結婚式なので、色々準備している。
家に友達が泊まるので、布団を干したり、ペットボトルの水を買ってきたり。

ジャバさんとはファーストダンスの練習を、寝る前と出かける前に一回ずつ。
振付師の人が、頑張ってくれてしまったので、色んなパターンがあり、とりあえず動きの順番を覚えるのが精一杯。

更に、日本ではありえないことだと思うのだが、ホテルの人がメニューを紛失したり、式を挙げる人が式場を忘れたり(ちゃんと手帳に書いておこうよ・・)。

そして、ジャバさんは仕事をしているので、家にいない。
皇帝も頑張って英語で電話に出たり、メールを書いたりしているのに、時々業者が意味わからなくなって、ジャバさんの職場に電話かけたりしているのだ。

しっかりしてくれ、プランナー。


2008年05月06日(火) バチュレットパーティー

独身最後の女の子だらけのパーティーが開催されていた週末。
こちらで友達を作る機会等なかったものの、5人ものニューフレンズが、自腹を切って参戦してくれた。
子持ちはベビーシッターを雇ってまで。
ありがたや。

各自、めいいっぱい「女の子らしい」と思うものを持ち寄り、死ぬほど女の子らしい週末を満喫するという趣向で催された。
大量の紙袋を車に詰め込み、二台でパームスプリングに出発。
パームスプリングでは、ホテルではなく、建築雑誌に毎回乗るような、リゾートハウスに宿泊。
プール、ジャグジー、BBQセットなどが備え付け。

食事は、三食プロのコック(ルームメイトね)が用意してくれ、プールサイドでゴロゴロしながら、カクテルやアイスティーを傾け、カードゲームをしながら、ネイルやトリートメントをする。

基本的にルームメイト+αなので、しょっちゅう近況報告をし合っているも、さらにダラダラ話しまくる。
これぞ女の子ナイト。

一般に男女平等論が勧められて、女性の社会進出をうたいながら、女性の男性化が求められ続けた私の世代は、女の子っぽいことをするのに、多少抵抗感がある。

しかし、やはり女の子は女の子を満喫する自由もなければなるまい。

普段男職場で、力仕事に従事しているコックさんも、手荒れのケアやフットバス、マッサージなどフルコースをして、「自分の手じゃないみたい♪」とうきうき。

皆で「私の彼の困ったところは・・・」などと話を回し、普段パートナーから得られない同意を得て、ストレスを発散し、帰路につく頃には、すっきりリラックスしていた。

さて、女の子が女の子ナイトを開催している間、置いていかれた男児達は、LAで男児ナイトを開催していた。
「男らしさ」を追求する、暗黒の男児ナイトとは、何をするのかというと。
ショットでアルコール耐久レース。
ハラペーニョいっき食い我慢大会。
吐く。
更にアルコール。
トイレから離れられずに、便器を抱えたまま就寝。

誰も褒めてくれないのに、何故苦行に身を投じるのか。
ついでに、そんな状況でまともに会話できていないはずなのに、狂乱の果てに、何故「俺、ようやくボブと知り合えた」とか言うのか。
その状況から、お互いの何が分かり合えるというのだ。
かようにも違うジェンダーの溝に、眩暈さえ覚える。

女の子ナイトでは最後「年に二回くらい、女の子ばっかりでこういう会を催しましょうね〜」と幕を閉じたのだが。
男児ナイトでは「月一で男だけで馬鹿騒ぎしようぜ!」で幕を閉じたらしい。

そういえば、女の子会話集で判明したこと。
男児例外なく、脱いだ後の服を何らかの形で散乱させていることが判明。
時々汚れたTシャツなどが、ベッドの隙間から発見される。
テリトリーを主張しているのか?


2008年05月02日(金) 指紋とる

先週、グリーンカードのために指紋をとられてきた。
国家安全のために、永住権を持ってアメリカに住む人間は、全員10本の指の指紋を登録しなければならない。
しかも、ぽんぽんっと取るのではなく、指の端から端までぐるりと取るのである。
ぐりぐり押し付けられる感じ。

しかし皇帝の指は、乾燥して皺皺、という理由から、再採取の可能性があるらしい。
皺。

乾燥して皺皺じゃなくて、そもそも皺皺なんですが。

最採取の可能性があるとしたら、通達は一週間後。
手続きが遅れるじゃないさ。

しかし、日本で外国人の指紋とられるのが、人権侵害だとかメディアをにぎわせていたが、別に指紋取られたからって、だからなんだという気がしないでもない。
普通の人は、指紋登録されても、別にねえ。
身元不明の死体にならないで済んでいいじゃないさ。
そいうもんでもないのかな。


2008年05月01日(木) 野良猫

野良ではないと思うのだが、家の周りに常時二匹くらい見かける。
ロシアンブルーっぽいのと、牛柄の猫。
NYには野良猫がいないから、野鼠が多いそうな。
良かった、LAにはまだ猫がうろつくだけの余地が有って。

さて、今週からジャバさんがオフィス勤め。
朝起きて会社に行く。
夜遅く帰って来る。
まあ、普通に。

普通なのに、初のことで、妙に張り切ってしまう夫婦。
朝やけに早く起きて、お弁当(と言っても、みかん(ジャバママ作)と水筒持たせるだけですが・・・)を用意したり、目玉焼きにベーコンを焼いてみたり(でも米飯)。

ジャバさんも、デートにでも行くのかというくらいに、身支度をばっちり整える。
Tシャツに、ワイシャツを合わせたりして、「これアメカジ」とか言っている。

後一週間で飽きると思うが、とりあえず今は楽しく出勤。


皇帝