皇帝の日記
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東京にジャバ一族と居たとき、あまりの暑さに三歩歩めず、というのは大げさじゃなくて本当に。 ジャバママと一緒に、ホテルのすぐ下にある本屋さんに行こうと、連れ立って出たら、信号ひとつ分歩いてギブアップと宣言されてしまいました。 ママ、本屋にたどり着けず。
ジャバパパママは体調も万全ではなかったので、二人を置いて、ジャバ弟、弟嫁と鎌倉まで行ったのだが、これも暑さに悩まされた。 北鎌倉から鎌倉までダラダラ歩きの旅。 適当なところでカキ氷休憩とか、ところてん休憩(不評)とか、ケーキ休憩とかしていた。 日本人って我慢強いよね・・・。
この猛暑の中歩く日本のサラリーマンを見て、ジャバさん一言「なんで背広?」 全くその通りだ。 この気候で、最初に背広着て会社に行かなきゃ駄目とか言い出した人は子孫に泣いて謝ると良い。
3箇所くらい。 ロスはあんま刺されないけれど、サンタバーバラは適度に森で、蚊がわくのね。
そんなサンタバーバラ、7月4日から山火事が続いていて、山火事史上三番目の大火事になっているらしい。 今記録更新中。 ハイウエイとかジャバさんの実家とか、全然火事が見えないほど離れているのに、灰が降ってきたりして、車が汚れる。 道路の視界が悪くなって危ないわね。 ギリシアも燃えているというし、地球やばい。
またテーブルコーディネートの人から連絡があって、何事かと思ったら、「やっぱりテーブルは四角にしたい!」って言われた。 でも私が丸テーブルを選んだのにはわけがあって、私のゲストが遠くからやってくるから、来れなかったり来れたりして、増えたり減ったりしても、簡単に椅子が増やせるように、なのです。 そんなわけで、テーブルは丸。 こりゃあ来年まで大変そうな予感だ。 メルアド教えなきゃ良かった(え)
そんな大変なアメリカ式結婚式を、コーディネーターの力を一切借りずに、自力で成し遂げた韓国人女性とベトナム人男性の結婚式に行ってきた。 二人はジャバさんのお友達で、新郎のほうとは、皇帝も数回遊びに行ったことがあるのだ。 チマチョゴリを着た新婦のお母様と、アオザイを着た新郎のお母様が、勝手に各自の言語で宣誓を読み上げていた。 そして、カトリックの神父(新郎側)とプロテスタントの牧師(新婦側)が勝手に誓いをたてさせあって、無事に二人は夫婦となったのです。 ぱぱぱぱーん。
神父さんから聖餅をもらったりした。 儀式はカトリックの方が長いので、全て終わるまで、一時間半も、立ったり座ったり手を上げたり隣人を抱きしめたり、忙しかった。
お互いアメリカ文化圏の外なので、全て伝統にのっとって、アレンジを加えなかったそうな。 ゲストがフォークでグラスをチンチン鳴らしたら、新郎と新婦はちゅーちゅーしいないといけないとこまで、伝統のまま。 それをパスすると、縁起が悪くなるらしい。 「縁起物」という言葉に弱いアジア人であった・・。
サンディエゴの明るい日差しの中、屋外でよいお式でした。
結婚式の準備に追われる熊達。
先週片付けながらもサンタバーバラまで行って、写真屋さんの面接2件と、テーブルコーディネートの打ち合わせをしていたのだ。 何もかもセット価格でやってくれて、オプションを付けるだけの日本の式場の方が、5000倍楽です。
テーブルクロスの色、材質から始まって、レイヤーをどうつけるのかとか、挙句コーナーを蝶々結びにするのか、バラ結びにするのかとか、レースはアイボリーか白かとか延々と細かく選ばなくてはならない。
勝手に決めてくださって、全然かまわなくってよ(ぼそ)
写真屋さんは結局、アジア人の式を多くこなしている女性に決定。 アメリカの式だけしか経験の無いカメラマンてば、やたらちゅーちゅーしている写真を撮りたがるのだ。 ちゅーちゅーしてれば「愛してます」と写真で表現できるなどと、簡単に思っている写真家は失格。 ついでにその手の映画監督も失格。
ロスに戻ってから、ドレス屋にアポをとって、ドレスの試着もしてきた。 アポはジャバさんに電話かけてもらおうかなーと思っていたのだが、モデルが「ブライドメイドだから私がする!」と張り切って電話を掛け捲ってくれた。 ブライドメイドって実はメイドさんなのだそうな。 読んで字のごとく。 しかしメイドが必要なほど大変な準備って。
で、モデルに付き合ってもらって、試着大会。 二軒目のお店で、イタリアンクラシック(とデザイナーが言っていた)なドレスを着てみたら、「これだ!」となったので、それに決定。 他のお店のドレスも綺麗で、どれも同じように素敵でしたが、ここのドレスは足の長さとか体型とかをスレンダーに見せつつ、全体にバランスの取れたドレスだったので、きっと私(チビ)のために作られたんだ、と思った。
ちなみにこのお店 http://www.lezu.com コレクションの中には載ってないドレスを選び申したが。 クリーム絞ったみたいな、ブワブワのスカートは足が悲しい程短く見えてましたとさ。 背の高い人向け。
明日はまたサンタバーバラに行って、花屋の面接に行ってくる。 何故準備に一年かかるのか、よくわかったよ・・・。
あと一週間ぐらいかかるかも、とか思っていた片付けだが、なんかある瞬間を境に、パシュッと目処が立ち、しゅるしゅる終わった。 この「ある境」を「第一次掃除展開中発想転換理論」として、多く世間に広めたい(言ってみただけ)。
さて、引っ越してから同居人が増えた。 家がでかいので、それぞれに部屋と水周りが付いて、キッチン、プール共同で、大体7人ぐらいで住んでいる。 それぞれ仕事を持っていたりするので、居たり居なかったり。 平均的に、昼間は2〜3人、夜は5〜6人が熊のようにうろうろしている状態。
前の家から居た、モデルさん(178)と舅さん(190↑↓)も居て、更に舅の彼女(175↑↓)、ジャバさん(180↑↓)の幼馴染(190↑↓)などのラインナップで、防犯上何の問題もないと言えましょう。 皆で立ち話してると、皇帝(150)は首が痛い。 あ、あとアジア人のプログラマーの人が居て、その人はわりと近い距離に生きている、170↑↓。
同居人が多いと、しょっちゅう客も来る。 皆客好きなので、特に問題はない。
しかし時に招かざる客というのが居て、その人は要するに、馬に蹴られて死んじまえな人なのである。
それが前の家の時は、モデルに一目ぼれして頻繁に来ていた男の子であった。 傍から見ているだけで、明らかにふられているのに、こりもせずせっせと遊びに来ては、むげにあしらわれて、しょんぼりしながら帰っていくのだ。 それは別に良いんですけど、はっきり言って、モデルの居ないときに来た彼は、とても困るのだ。 「パソコンの使い方がわからない」とか、「面白いビデオを見つけた」とか口実を作ってやって来るため、一緒に映画を見る羽目になったりする。 たまにならいいけど、毎日は勘弁してくれ、と思っていた。 しかし引越しとともに諦めたらしい。 ほっとした。ほー。
だがしかし、今回の家では、舅に一目ぼれした馬女が憑いて来たのだ。 別に人様の色恋沙汰に口出す義理ではないが、皇帝は無条件に既存カップル支援型なので(面倒くさいから)、そのような邪まな気持ちを持った人は、来ないで欲しい。
しかも、舅の彼女が居ないときを見計らって「パソコンの使い方がわからない」と遊びに来るのだ。 (その口実は現代人的なのか・・・) 舅は大抵家に居るので、その役が他に回っていくことは無いのだが、舅も馬女も、声がでかいのだ。 そして、日曜日の朝とか平日の夜に、でかい声で会話するのが、廊下の吹き抜けを通じて各部屋に響き渡る・・・。
あと一ヶ月、舅の彼女は旅行しているので、毎日来るんですねー。 あう。
2007年08月25日(土) |
お久しぶりです(よろ |
ご無沙汰です。 ネットにあがれたりあがれあかったり、ふらーん。 メールのお返事、もう少しお待ちくだされ。 元気に活動しています。
日本でどんなどきどきわくわく大冒険があったか、おいおい書くこともあるので、それはお楽しみに。 うふ。
さて、無事アメリカに一度戻ってきたのだが、なんと皇帝のいない間に、ジャバさんが引っ越していたので、帰るなり片付けに追われる私。 あうー。 物の所定を決めて、段ボールを開けて、物を入れて、動かして、考えて、有り得ない所から荷物が出てきて、散らかして、片付けて。。。。
無限とも思われるこの作業。
むううう。
ドラマとかでアメリカ人がいろんな物をガレージに積み上げているのを見たことがあるだろうか。 実際にそれを目の当たりにした驚きったら。 皇帝「○○が無いんだけどー」 ジャバ「無い物はガレージにあると思う」 と言われて、見に行ってみれば、片付けるのが面倒くさかったであろう、ありとあらゆる物が無造作に押しつぶされている。
ぎょえーーーー。
この中から何か探すのは不可能だ。 ああああ。 とかいっているうちに、一週間以上たつわ。 あう。
うろうろしていたら、「熊のように働いてるね」とジャバさんに言われた。
うろうろ。
全国の汗っかきの皆、水分補給してるかーい。
体感温度とかじゃなくて、38度って。 地球やばい。
ジャバ一族がやってきて、皇帝の分まで都内のけっこう良いホテル(俗物めー)に部屋を取ってくれていたので、泊りがけで都内観光案内をしていたのだ。 で、あした家族と食事会なので、皇帝だけ帰ってきた。
実は今晩東京湾の花火大会が有って、一族はそれはそれはたいそう行きたがって、協賛者席を買うまでしていたのだ。 でも皇帝は横浜に帰ります。 ばいびー。
というわけで、お台場付近に一族を残し、皇帝は一回ホテルに帰り、荷物をまとめた。 まとめまとめ。 しかし今日も暑かった。 ゆりかもめの駅なんか、花火客でごったがえして、冷房も効いているやらどうやらってなもんで、具合が悪くなりそうだった。 その上、花火が終わったら皆が駅に突撃して、動けなくなって、熱気が立ち込めるのだろうな。 高速道路は4時から封鎖だから、きっとタクシーも拾えない。 それでも行くと言うのだから、よっぽど花火が好きなんだ。 がんばれジャバさん。 とか思いながら。
ふと、重低音が部屋に響いた。 窓を見ると、そこに見事な花火が・・・・。
あ、窓から見える・・・。
でもこのことはジャバさんには言わないでおこうと思った。
世の中には、知らなくていいこともある。
母方の祖父に、結婚の挨拶に行ってきた。 祖父はだいぶ前からベッドから動けない状態なので、お見舞いをかねて、家族とジャバさんとホームに。 暑いのでちょっと具合が悪そうでありましたが、はっきりと意識があり、ちゃんと報告できた(と思う)。
意識はあるが、本人の動かせる部分が少ないので、表情の微妙な変化でコミュニケーションを取るしかないのだ。 「結婚しますよ」と言ったら、うなずいていたので、わかっているに違いない。
ジャバさんを見たとき、驚いたのか相当むせていましたが。
シーパラダイスに行ったりした。 海辺なので風が半端なく強く吹き付けて来ていて、それは困ったけれど、涼しかった。
次の日川越に行ったら、無風の上蒸し風呂。 内陸って!!!!!!!!!
33度だったらしいが、体感温度35度だ(変わらん)。
地球ヤバい。
じゃばさんがやってきました。 なりたから、わいきゃっとにのって、よこはまにきました。 ばすのなかで、さいふおおとしました。
ぼくわ、わらいながらおこりました。
ちょっとこころでないていました。
どうも体調を崩しっぱなしなので、緑のものを食べてみると良いんでないかと思った。
ピーマンと豚の炒め物シメジ憑き。 ほうれん草と長ネギの中華炒めエリンギ憑き豆板醤過ぎ。 茹でた枝豆。 いつの間にかしおれた大根の味噌汁。 突然冷蔵庫に現れたサラダ(それは誰かが食べようとしていたのでは・・・)。
これだけ青ければ、体にも良いだろう。
しかしほうれん草は火を通すと、がっかりするほど小さくしぼんでしまう。 がっかり食材コンテストでは、かなり上位に食い込むだろう。
そういえば、明日っからジャバさんが日本でうろうろするので、不定期更新。 八景島とかに連れてってあげようかと思っている。
皇帝
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