皇帝の日記
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ライフ・イズ・ビューティフルを見た。 戦場のピアニストでは「おいおい、そこで君は生き残るか」という驚きで終わり。 ライフの方は「おいおい、そこで君は死ぬか」という驚きで終わる。 アメリカ映画だったら絶対に死なない。
戦争映画を作る理由というのは監督ごとに色々主張はあるだろうが、悲劇を忘れずに、繰り返さずに、というのが大前提であると思う。 だから、より悲惨で、より救い難いものの方が優れている。 そういう映画は、大抵一回見ればもういい。 何回も見たくなる戦争映画というのは失敗だ。
戦争映画は長編でもかまわない。 次は見ないかもしれないから。
蛍の墓だって何回も見たいとは思わない。 気温が高くなってくると思い出すんですが。
というか、ソウルの昔の呼び名が漢陽(ハニャン)なんだそうな。 へー。
で、皇帝の行くところは漢陽大学。 結構な倍率だったそうで、今日は一日天狗になってました。 この運の良さで、宝くじでもあたらないだろうか。 それにしてもジャンボ宝くじのCM、「結婚資金に三億円」っていくらなんでも高すぎやしないだろうか。 マハラジャの家にでも嫁ぐのだろうか。
さて、「パリのアメリカ人」を見た。 けっこう昔のミュージカル映画だ。 話自体は他愛もないが、音楽はかなり有名なナンバーばかり。
しかしパリでもそんなテンションか、アメリカ人・・・。
夏休み三週間、韓国に行くことになった。 なったものの、一体韓国のどの辺に行くのかわからない。 漢陽というところ。 どこだろうね(人事)
いや、学校が学費を負担してくれるから、こっちは選びようがなかったというか。 大抵の知り合いはソウルにいるから、普通にソウルに行きたい。 漢陽。 読み方もわからないが、大丈夫だろうか。 学費は払わなくていいかもしれないが、飛行機代は出さねば。 現地集合って書いてある。 着の身着のまま集合して大丈夫だろうか。 エンピツと消しゴムさえ持っていけば勉強できる。
・・・・野宿だろうか。
明日学校で聞いてきます。
イラン映画、少女の髪飾りを見た。 これは静かな映画。 青春映画というか。
それにしても、主人公が凄い大根役者に見える。 言葉がわからないから、本当は大根じゃないのかもしれない。 いや、でも明らかに抑揚がない話し方とか、退屈な動きとか。 どうなんだろう。 国際映画祭ではその辺は問題にされないのだろうか。
話自体も大変他愛ない単純な物語。 でも単純な物語が、イコール作品として失敗かというと、それは違うと思う。 世の中に語りつがれる名作が、全て複雑な物語ではないわけだし。
で、少女の髪飾りがそういう名作系かというと、それもちょっと違う。 明日にはすっかり話の内容を忘れていそう。 でも見たほうがいい。 見た後、薄焼きのパンが食べたくなる。 それだけは確か。
戦場のピアニストを見た。
なんか見る物がちょっと前に話題になったものシリーズになっているけど、それはそのときに日本にいなかったのも関係して、このような選出になっているため。 と思われるけど。 どうなんだろう。 最近出たばかりのやつはレンタル料金が高いからね。 今流行っているものは、またそのうち安くなってから見ると思われ。
さてピアニスト。 あんなに死体を出さなくてもいいんじゃないかと思う。 死体映画だろうか。 シンドラーのリストが出たときに(確か母と映画館で見たけど)残虐シーンにはそれなりの配慮がされていたと思う。 色を消すとか。
残虐さが、真実だとかそうでないとか、そんなことではなくてですね。
シンドラーから数年。 死体がインフラを起こしているというのが通説のようですが。 安易に死体を使いすぎているんじゃないかと思う。 死を扱うなとは言わないけど、死体は扱わなくても良い。
ホラー映画としてはD級だ。 音楽は素晴らしいです。
シカゴ見た。 今月は芸術鑑賞強化習慣。
あんまり、言われるほどには面白くなかったかも。 女優の顔は面白かった(あ)。
ラストのダンスシーンは、もっと豪華にしても良かったんじゃない? 後味が今一なんだわ。 でも顔は面白かった(しつこい)
アメリ観た。 ヒロインのアメりはともかく、ヒーローの坊やはパックンに似ている。
あと、フランス語はかなり英語に近いところがあるなあと思ったりした。 実は時々ロシア語も似ている。 ヨーロッパ人が英語を学ぶのを怠っているのをみるとむかつくが、ペラペラ話すのを見せ付けられても腹が立つ。
でもだからと言って、自分が韓国語を勉強してみるとなかなか手ごわい。 まあ、つべこべ言わずに勉強しろってことだ。
去年まであった語●研究所というのがなくなって、国際関係に場所を明渡した。
国●教養学部というところがあって、国●教育学部と同じ、旧語研ビルに入っている。 そればかりか、この二つの学部は事務所は同じ階の同じ部屋の中にあって、しかも机は隣り合わせになっている。
教育のほうに用があって、うっかり教養のほうのデスクのお姉さんに話し掛けたら、 「ああ?うちは教養学部ですけど?(なんか含んでる)」 とのおっしゃりよう。 それでまあ、隣のデスクに行って、用事を果たした。 それから、そのまま国際教育の人に元々ここにあった語研の職員さんのGさんは勤めているかと聞いたら 「旧語研は教養学部に変ったんです。うちは教育学部ですけど?(なんか含んでる)」 と述べられた。 んで、隣のデスクに同じ質問をしたりした。
生まれたてホヤホヤの癖に鼻息が荒いな。 と、旧語研の人間は思ったのでした。
ハリーポッターに出てくる、ドビーさん。 あの目のクリクリした、CGの妖精さん。
・・・・ロシア大統領のプー(口封じ)。
いや、似てるか似てないかはともかくとして、クレムリンがわざわざハリウッドに事の真意を正しに行ったとか行かないとか、その噂の方が気になる。 あの国にもインフレとかマフィアとかチェルノブイリの遺産とかチェチェンの紛争とか、なんか色々やるべきことが山積みあるような気がするんだけど。
でも官僚の関心事はドビー。
きっと、映画館で「あ」って思った幕僚がいるんだろうな。 思わず手にしていたピロシキを取り落とすほど「似てる」とか思っちゃったのだろうか。 まあでも、悪い役ではないよね。
靴下貰って喜んでるだけで。
エビータ(マドンナ)のDVD観た。 全編に渡って、よく頑張りましたという感じ。 そして、どこまでいってもバンデラスの濃いい顔が追いかけてきて、精神的に追いつめられました。 ああ・・・。
デビ夫人と、エバ・ペロン。
いえ、別に何でもないです。
廊下で電話している生徒が 「ううん、こないだは眉毛ありがとね」 と言っていた。
前後の脈絡が気になる。
霊験あらたかかどうか。 内定の出た一社。 あそこ、最終面接の帰りに、会社の近所の神社で五円玉をお賽銭箱に投げてきた。
ところが賽銭箱が五円玉をはじき返した。 カキーンと金属音も高らかに。
しかも外に飛び出た五円玉が見当たらなかった。 これはご縁がないのだろうと思っていた。
神様は冷やかすのがお好き。
化粧品て片付かない。 基礎化粧品以外の化粧品を使い切ったことがない。 そんなわけで、心を鬼にして、同色系のものは古い順に捨て、試供品は捨て、使わないものは捨て。 一杯捨ててみたものの、まだまだ、十個の顔が十年くらい塗ってられるくらいの量がある。 はてさてどうしたもんか。
捨てる技術を学びに行こうか。 その前に捨てるか。
2004年05月14日(金) |
我輩って言ってる人見たことない |
もうそろそろ、就職活動に見切りをつけたいと思っている。 今週までばたばた選考が残っていたが、来週からほぼ最終選考のみになってくるから、嫌でも終わるわけだが。
それにしても、志望度の落ちまくる会社から、また選考の知らせが届いている。 その文面が「一次選考通過いたしました」 三次選考だよ。 間違えるなよ。 頼むよ。 これ以上脱力させないでくれよ。
さて、水天宮の方にある会社の面接に行った時。 待合室で会った女の子が「私、駅の前の神社に合格祈願に行ったんですぅ」と言ってた。 いいけど。 安産の神様だよね。
神様って、管轄外だとどれだけご利益を発揮してくれるもんなんだろう、と思った。 それともその子は安産になるかもしれないけど。
フランス文学ってポルノだ。 というふうに、昔フラ語の教授が呟いていた。 読む前からそう信じて疑っていなかったが、つい先日フランスの古典文学に触れる機会があって、色々見たら、やっぱりポルノだった。 日本語の解説には「格調高いフランス語で綴られた・・」とか書いてある。
格調高いポルノ。
高級娼婦くらいにわけのわからないステータスだ。
就職活動を同じくやっている皆さんコンニチハ。 誓約書は提出しても10月までは法的拘束力が発生しないので、とりあえず出しておけ。 と言われて本当に出しましたが。 飲み会とかに呼ばれて、断わるかもしれないと思いつつ行くのは胃に悪いな、と思ったりした。 一寸の良心。
顔直視できないだろうな。
皇帝は暑いのが全然平気なので、高いほうの気温に関してはあんまり話題に上らない。 昨日北海道から来た人が、今は桜の季節だといっていたのが印象的でした。
皇帝の足の形はおかしい。 おかしいというか、指が扇形に広がっている。 したがって、パンプスなどはあまりはかないほうがいい。
で、たまに足にフィットする革靴なんか見つけちゃうと、捨てられない。 捨てられないで、もう六年以上履きつづけているローファーがある。 こないだ靴底が駄目になったので、修理に出したら、修理のおじさんがものすごい気合をいれて直してくれたものだから、綺麗になってしまった。 なってしまってかまわないのだが、今朝方、靴箱に並んだ時に、どの靴だったかわからなくなり、捜すのに手間取った。 ちょっと爪先が擦れてボロいのも味だと思っている。
ロシア文学に出てくる貧しい役人っぽい。
選考が進むたんびに、志望度の落ちる会社ってどうだろう。 でも、向こうからは次ぎ来い次ぎ来いと言われて、結局面接に行くのに。 行けばまた、志望度が落ちてしまう。 で、今日もまた行って、また志望度が以前より落ちたんだけど。
なんなんだかな。 もう5回も呼ばれて行っている。 次は最終面接だし。 益々志望度が落ちるんだろうか。
どうでもいいけど選考は三回以内にしてください。
こないだ面接の前に、待合室で一緒になったこと話し込んだりした。 その子の第一志望は広告業界で、いかに自分がその業界に行きたいのかを熱く語ってくれた。 夢を語る時の学生は輝いている。 で、全然関係ない糸偏業界の面接だったんだけど。
面接中、彼女はいかに糸偏関係を愛しているのかを熱く語っていた。 熱い・・・。 まあどうせ相手も、何%内定蹴るかなあ、とか考えながら面接してんだから。 お互い様だぜ。
より迫真の演技ができたもん勝ち。
こないだ、子供用教材の会社に行った。 面接の待合室に、積み木とかおもちゃが沢山展示してあった。 そんな魅惑の部屋にいながら、学生たちはみな緊張の面持ちで気をつけして待っている。 皇帝は年寄りなので、立っているのが辛くなり、その辺に座り込んでディスプレイ用の積み木で遊び始めた。
僕はもう大人だから、積み木でも相当上手に遊べます。 巨大なお城を作ったり、恐竜や宇宙船を作って、童心に帰って遊んだ。 いや、童心というより、本気で熱中してた。 遊びなんかじゃない。 真剣だ。 スーツも邪魔だと言わんばかりに。
そのうちに受付のお姉さんがやってきて、「今度は何作るんですかー?」とか聞きに来たり。 散々色んなものを床一杯作り倒した挙句、名前を呼ばれたので、片付けずに面接に直行。 帰りに片付けようと思っていたのに、出口は違うところから出されて、結局まんま帰った。 ・・・完成させたかった・・・月のお城・・・。
それにしても、山ほど人がいたのに、遊んでるのは皇帝だけ。 なんで皆遊ばなかったんだろう。 あのおもちゃたちは、暇つぶしに置かれていたんじゃなかったんだろうか。 まあ、他の子が積み木に手を出したら、僕は本気で怒って追い返しただろうけど。
受かりましたが。 何か。
ゴールデンながら、ちっともゴールデンじゃない休暇な皇帝。 つーか、大手ほど休日に試験をやりたがるのはどういった作用なのか。 そして、そういうところは大抵会場を東京大学にしたがるのはなぜなのか。 ついでに東大のトイレが汚いのはいかがしたものか。
さて、こないだ大学付属の高校の校長と会って飲んだ。 朝礼の話になったりした。 彼は朝礼の時間を三十秒以上一分以内と決めているそうな。 僕は教育現場についてはからっきし知識がないんですが。 知識はないなりに、短すぎやしないかと思いました。 彼は朝礼のある日は、早起きなので朝礼は嫌いだと言っていた。 嫌いさはその短さからすでに伺える。
やらなきゃいいのに。 そこまで思い切りはよくないのか。
えびボクサーという映画をレンタルDVDで見た。
海老。 なんかの手違いで7フィートにまででかくなってしまった海老が、ボクサーになってTVに出演する話だ。
海老。 そんだけ。
ボクサーが海老である、というただそれだけのモチベーションで、映画を作ってしまったうっかりさんがイギリスにいたらしい。
D級映画でしたよ。
映画よりも、おまけでついていた6本分くらいの新作映画情報がことごとくD級ホラー映画で、そっちの方が面白かった。 新作情報というのはせいぜい一本につき2〜3分しかない。 D級映画の中身なんか、そのくらいに凝縮して丁度いいのだ。 一本借りて、7本分の映画が見れた。
お得だ。
皇帝
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