皇帝の日記
目次もくもく|ぶらり過去旅|ぶらり未来旅
2004年03月31日(水) |
あんまりネタが無いです |
毎日色んな駅に出かけていくので、色んな面白い物を見かける。 けど、携帯で写真に収めて友達にメールしたら、結構満足してしまい。 結局日記には書かなかったりして。 うーん。
こないだ、新日本橋に行ったら「毎日イチローがいます」という張り紙(手書き)を看板に貼ってある店があった。 看板一面に貼ってあるため、なんの店だかわからずじまいでごわした。 なんだったんだろーな。 池袋サンシャインにはつっこまないと申し訳なくなるような商品や企画が満載。 毎日楽しいこと見つけてるのに、文章にする時間が無くてね。
ああ、あと、今日渋谷のビルにくっついてるでっかいテレビで、ジャネットを見た。 あの人、マイケルに似てる(兄妹だし)。 マイケルが踊ってると思うと、また別の楽しみを見出せる(かもしれない)
怖い企業の話が、まことしやかに流布されている。 某金融は内定を断わるとコーヒーかけられるとか、あの手の話。 中でも「五匹の狐」はかなり怖いところだとか。
あまりの人使いの荒さに疲れ果て、机の下で休んでると先輩に蹴りとばされるとか。 300人春に採っても、200人くらいに逃げられるので、10月に追加募集をするとか。 人を労働力としてしか見ていないので、試験にはほとんど意味なく、目が合ったら内定だとか。 能力は実際なんにも問われてないとか。 五匹の狐のショップ、混無差にいくと、店員の目が死んでいるとか。
あまりに恐ろしい話を聞いてしまったので、試しにネットで検索してみたら、社員さん達がネット界で会社の悪口合戦をしてた。
目が合ったら内定か・・・。 10月までに決まってなかったら、追加募集に目を合わせに行こうかな、と思った。
就職率、過去最低ですってネ。 自殺者も出てるとか。 死ぬ気になったら何でもできる気がする。 就職失敗した自殺志願者で集まって、サラ金から大金を借り出して、起業するってどうだろう。 取立てが来たら、社員全員で「死んでやるー」と窓から身を乗り出す。 うっかり落っこちて、一人二人死んでも元々なので。
寒い話はともかく、むかしケイジャンの語源について日記に書いたことがあった気がする。 ところが、どうも「アカディアン」というフランス領の民族の名前だったらしい。 今日仕事中に学報を読んでいて発見した(働け) アメリカだかカナダ領だかに生まれた子孫の話が掲載されてたんだけど。 フランス語と文化に誇りを持っている人の話だった。 フランス語で作文するんだとか。 でも使ってる単位がフィートだった。
はん。
チンドン屋のライブに行った。 うちの大学にサークルがあって、そこの卒業生と知り合いなので、その縁で。 音大生の部員もいっぱいいたし、プロの演歌歌手とかも応援で来たりして。 結構本格的で、充実の内容で1000円。 お得だった。 ドリフの曲をけっこうやったんだけど、「今日はいかりやさんのお通夜で・・・うぷっぷ」と笑ってて。 うん、そうそう、そういうテンションで送り出されて、本望だろうね。 と思った。
本格的に音楽やってる人もいるもんだから、何故かG線上のアリアとかも演奏。
それにしても狭いライブハウスの中がとても白粉臭かったでふ。
2004年03月22日(月) |
就職状況回復は別世界の話で |
こないだ便器屋さんにおじゃまして、相変わらず弊社の商品はどこが良いかとか聞かれるもんだから、急遽御社のトイレに潜入してペーパーホルダーとか洗面台などをガタガタ調べ始めたり。
こういうこと書いてると、とても就職活動が楽しそうに見えるようですが、普通に楽しい。 世の中には就活でノイローゼになる学生もいるんだそうで。 そういう風潮に一石投じたくて、企業をおちょくりながら就活そのものを楽しんでみようという壮大な意図が。 ・・・・あったかどうかは別にして。
でもまあ、何事も笑い飛ばす余裕くらいは失いたくないもんでス。
ところで、次期のカリキュラムを計算してたら、どうやら前期授業だけで済んでしまいそう。 んじゃあ後期は学校休んでヨーロッパ汽車貧乏旅行でもしようかと思った。 一カ国一ヶ月くらいのペースで貧乏宿に泊まったりとかしたらどうかな。 資金が尽きたら帰国。
卒論のことは忘れたらしいな。
いい加減作文を書いて提出しないとね。
さて、渋谷等山手線沿線ではテロを警戒して機動隊が出ている。 でもなにも中央の沿線を狙わなくても、ラッシュアワーの電車だったら地方でも200人程度は集まってる。 自分がテロするんだったら警戒のきびしい中央よりもやや外側を狙うだろう。
そう思っていたら、最寄駅に機動隊が一人だけポツリと歩いていた。 帝宅は知る人ぞ知る田舎駅にある。 こんな田舎にまで出動してくれてありがとう。 でも一人っきり。
シムシティを思い出す。
治安が悪いところにポロリと機動隊配置。
成績表取りに行った。 数年前に中国政府を騙して奨学金を手に入れた皇帝の成績は、やはり今年も騙されてるんじゃないかというほど見事。 誰かと間違えられてるんじゃないだろうかと不安になる。 三年間で可が一つだけあるが、むしろ「よくぞ我が本質を見破った」と教授を誉めてあげたいくらい。
某大手スポーツ用品屋の二次試験に呼ばれた。 一次が作文だったので、凄い倍率ながら通った。 数年前に中国政府を騙した作文技術が炸裂したわけですヨ。 で、本来通るべきところではないところに通ってしまった者の末路をお聞きくだされ。
なんせ作文には、いかに自分がスポーツを愛しているかをアピールするようなことを書かされたわけだ。 通過した人たちは、もちろん本当にスポーツを愛している人々ばかり。 しかし皇帝は運動音痴だ。 スポーツも別に普通。愛しているわけではない。 巧みに作文のテーマをぼかして、別のことを語っていたわけなんだが(見抜けよ選考者・・・)。 んで、集団面接をしたわけなんだけど、私以外、皆スーツに空間ができるほど逆三角形の体型の方ばかり。 しかも面接官の質問がのっけから「皆さんのスポーツ歴をお願いいたします」だった。
歴があることが前提らしい。 ・・・語るほどの歴はございません。
「私は甲子園に出場し・・・」 「私は飛び込みで留学して・・・」 とか、そんなことを言っている人々の中で皇帝だけ微妙な表情。
一輪車が得意です。
とは言わずに、正直にスポーツがいかに苦手かを語っておいた。 なんでお前ここにいるんだ、って空気だった。 そういうこともある。 人生には。
立ち食い蕎麦屋で、食券買わずに席についてる人いるでしょう。 ポジションとしてはあれ。
さて、今日は両国に行ったので、ついでに江戸東京博物館に寄った。 円山応挙展をやっているのだ。 応挙は天才だし、絵もさすがに見事だけど、ちょっと神経質な気がして、私は苦手かもしれない。
病弱な奥さんをモデルにして描いたという、幽霊の図を見た。 幽霊扱いされて、奥さん的にはどうだったんだろう。
ミュージアムショップで、万華鏡とか漆器とかブリキのおもちゃとか。 応挙とはなんの関係もない物をたくさん買ってみた。 ゼンマイ式の車とか。 ジージージージージーと動くのを、猫達と一緒に見守ってみた。 楽しい。
のピンチ。 もともと疲労がたまるとすぐに唇が腫れあがるんだけど。 今回はけっこう強烈に。 上唇まで腫れてる。 あとなんか顔がむくんでる気がする。 全体的に顔の表面積が5%くらい増。
今日永田町に行った。 凄い風で、今なら私は飛べると思った。 スーツ着てなかったら、コートを開いてピョンピョン飛んでみたかもしれない。 そうか、スーツを着ると言う事にはそのような抑止力が。
今日の説明会では、人の(というかまひの)意見を聞いて、メモを取ってみた。 初メモ。 家に帰ってから、自分は何を書いたのか見てみた。
「職域女性」 「ニッチ」 「植林」
断片すぎてよくわからん。 というか、その前後はなんだったのか。 とにかく、このメモの字を使って一次試験の作文を作ろうと思った。
連想ゲーム。
前にもなんだったか、駄洒落を会社のスローガンにしているところがあった。 「商いは飽きない」ってとこ。 今日の会社はもっと、よりオヤジっぽかった。
「シロートは知ろうとする」
わー・・・。 寒くていらっしゃる。 まあ経営者は大抵オヤジだから、オヤジギャグが炸裂するのは仕方ないかもしれない。 でも、言ったあと自分で笑っちゃいけないと思う。 真剣な顔で言わないと、せっかくのギャグが死んでしまう。 笑うのはあくまで客。 芸人は笑ってはいけないのだ。
と、爆笑問題が最近忘れかけている基本を語ってみる。
のっそりとやってくる、書類選考通過のお知らせ。 絶対一番初めに選んだ連中に逃げられたんだぜ。 と世の中を斜めに見ている皇帝です。 本当に、すっかりさっぱり忘れ果てた会社から二次選考のお知らせが来た。 なんなのさ。 馬鹿にすんじゃないよ、と言いながら行くけど(なにか?)。
こないだDMをくれた会社。 「○×会社ニュースvol1!!」 とか言ってたのに、今日送ってきたDM、すでに 「○×会社ニュース!今回でいよいよ最終回!!」 だった。 はや。
2004年03月14日(日) |
エントリーするまでが大変 |
エントリーシートを書くのに、最も適した環境を発見。
ファミレス。
で、ドリンクバーを頼んで、居座って書く。 すごく集中できるし、手が疲れたらすかさず周囲の人間観察ができて楽しめる。 最近のファミレスにはでかい液晶テレビもついてるから、世界のニュースがチェックできて、さらにお得感UP。
こないだ隣でグラタン食べてた親子は、観察しがいのある人たちだった。
「いいかげん娘の稼ぎあてにして生きてくのやめてよねー」 「あんたの給料なんか、ちっちゃいもんよ」 「じゃあお金返してよー」 「無理」 「やっぱあてにしてんじゃん」 「あてになるほど稼いで来な」 「文句ゆうならお金返して」 「無理」
そんな会話を延々と。 メビウスの輪を思い浮かべた。 ぐるぐる。
お会計は娘が払ってました。
段々皆様説明会にも慣れて来た頃でしょうか。 だれてる。
今日行った金属系メーカさんの説明会。 隣の女の子爆睡。 おやおや、と思っていたら、前方の男児撃沈。つっぷして本格的に眠り始める。 「お昼過ぎで、ちょっと眠いかもしれないですけど、頑張ってくださいねー」 と、まるで高校の朝会のような社員さんのお言葉。 高卒採用にも積極的に力をいれているそうだから、きっとこの前には高校生むけの説明会でも有ったのでしょう。
それが更に眠気を煽ったのか。 四方八方で次々に爆眠開始。 見ているこっちが焦るくらいの眠りぶり。
いや、でもこんなに眠っている説明会は始めてかも。
でも眠る気持ちもわかる。 こないだ行った半導体屋さんは半分眠りましたわ。 だって何言ってるかわかんねーんだもん。 パックとかチップとかプラグとか。 それ自体に愛情を抱けなさそうな雰囲気が。
薬剤師になった友達と、チャットした。 彼女は雲南大学で三週間一緒に勉強した子で、スコットランド人。 一年間働いて、一年間旅行する日々だとか。 薬の知識があって、しかも英語圏の人間だから、お金がなくなったらすぐに現地で使ってもらえるんだって。 悠悠自適。
こんど日本にも来るらしい。 会ったら4年ぶりくらいかなあ。 わー楽しみ。
ところでイギリス人は一度会った人間は、連絡のない期間がどんなに長くっても、絶対に忘れないんだとか聞いたことがある。 私が大学のシャワーをぶっ壊して水浸しにしたことなど、覚えてるだろうか・・・。 忘れてくれ。
エントリーシートや履歴書を書くのが苦手だ。 なんだか意識が朦朧としてくる。 市販の履歴書はライトボックスの上に置いて、量産する方法を編み出したから、近頃は「志望動機」の部分を書き換えるだけで済むのでいい。
でも、会社が個々で作ってる類のエントリーシートが曲者。 毎回書かせることが違う。 その上、スナップ写真を貼らせるところもあったりする。 「三ヶ月以内にとった、一番あなたらしい写真」とかいって、三ヶ月間写真など撮ったこともないことに気がつく。 しかも一人で写っているもの限定。 一人でスナップ写真に写るのって、二人旅した時くらいだろう・・・。 とりあえず明日なんか自分らしいことをしているらしい写真を撮ってみようかと。
自分・・・らしい・・・。 ウオノメを毟っているところとかかな。
なんだかシート書いているうちに、鼻が伸びるような気がする(嘘書くなよ)。
最早大抵のカルチャーギャップにはショックを受けなくなった皇帝。 だがしかし、そんな中で、身近なギャップにショックを受けてます。
こないだ、関西系の会社説明会に行った。 関西の会社でも九州の会社でも北海道の会社でも、ちゃんと東京に来てくれる。 首都圏に住んでて良かったな、と思う瞬間(受験の時も)。
ところで、この大阪系の会社。 説明会は標準語でやってくれるんだけど、時々大阪弁が出てくる。 「今日お集まりいただいた方々は、3カイ(年の意味)生です」 とか 「この商品は足をぐねった(ひねった)時につかいます」 とか。
絶好調に学生を当惑させたのは 「わが社が求める人材は、ごんたです」
え・・・・。
ごん・・・?
「ごんたと言われると、東京の方々は悪いイメージを持たれるかもしれませんが」
いえ・・・・。
なんのイメージも湧きません・・・・。
「ごんたというのは、関西ではおてんば娘とか、やんちゃ坊主という意味になります」
へえ・・・・。 トリビアだ。 最早。
しかし東京系の会社も、なまってる時がある。 こないだ説明してくれたお姉さんは、おそらくチャッキチャキの江戸っ子。 「ひいてはわが社の利益になるわけです」 と言いたかったであろう個所を 「強いてはわが社の利益になるわけです」 と言っていた。 強いてしまったか・・・・。
に行って、ストレートパーマかけてきた。 そして、いつも通り真っ直ぐ切るだけ。 ストパかけた直後は、変な跡がつかないように、髪の毛を耳にかけたりしちゃいけないのです。 皇帝の髪を全部伸ばすと6時間位かかる。
夕方頃終了したので、そのまんま学校にお仕事に行った。 でも髪を耳にかけちゃいけないから、髪の毛はダラ〜っとたらしたまま。 もちろん縛ったりしてもいけない。
貞子っぽく。
すれ違う人々にぎょっとされてみた。
前に変なメールを寄越した変な会社。 妙なテンションで「(笑)」を連発するところ。
説明会の前日にも、異常なほどのテンションの高いメールで脱力させてくれたけど、実際会ってみたら、普通の人でがっかりした。
あまりにも普通。 それどころか、親切で良い人でもあった。 良い人だけど、困ったチャン。
目下一番関わりたくない人種かもしれない。
買ったときにマナーモードに設定して以来、解除方法がわからずに、延々マナーモードだった皇帝の携帯。 ついに非マナーモードに戻す方法が判明したので、音を出してみた。 今まで家にいるときでもマナーモードで、電話がかかってきても気が付かなかったものだが、これで安心。
仕事中でも「チロリン♪チロリン♪」と鳴り響く可愛い奴。 「皇帝さん携帯買ったんだー」とか言われた。 ちなみに携帯歴4ヶ月。
携帯に迷惑電話がかかってきた。 このナンバーからかかってきたら、着信拒否にしておけばいいのだ。 しておけばいいのだが、その設定をするのは自分でやらなきゃいけない。 しょうもないので、買った時電源を入れて以来ひらいた事の無い説明書をめくってみた。
をーすごい! こんなに一杯の機能が!! 受け取った人によって、違う着メロが流れたりするんだ! しかもバイブコールと音楽を同時に使えたり。 へー。
とすっかり感心している皇帝。 今まで携帯の機能の20%くらいしか使ってなかった。 話せりゃいいやん、電話やし。 のキャッチコピー通りの使いかたしかしてなかった。
もしかしたら、私の見てないところでこの携帯踊ったり歌ったり、自分で充電できちゃったりしちゃうんじゃないだろうか。
ユビキタス。
皇帝
|