皇帝の日記
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2003年12月31日(水) |
来年もよろしくお願いしますー。 |
さて、今年一杯本当にサイトの改装しなかったッス。 やべえ。 まだテキサスにいるって雰囲気のまんま来ちゃったよ。 それもありだ。
来年は年女! 私の誕生年は甲子申なので、私が腰巻に「申」と書いて誰かにプレゼントすると、その人は一生健脚で、寝たきりにならないとか言う話。 一枚五千円とかでパンツ売ろうかと思った。
今年を振り返ってみると、トータルでは大変な年だったと思う。 オフィシャルな手続きとかの問題も色々あったし。 ビザとかね。 あと、検定試験で本当に受験生な感じで、あんまり遊びにもいけなかった。 下半期はアルコールすらすっかり抜けてたし。 忙しかったんだなー。 なんと半年で5キロ落ちました。 この小さな身体のどこからそんなに取れるのと言うくらい。 肌も荒れたさ。 でも笑い飛ばせる余裕は失いたくないっす。 階段からも落ちたな、そういえば。 温かく見守ってくれた家族も大変だったと思います。 来年もよろしく(嫌なよろしくだ)
年明けにレポート提出が七件あって、来年ものっけから忙しい予感だけど、風水師によると二月からの運気は上々だそう。 そして今年の八月がもっとも運気の下がった時期だったんだって。 あれが最悪だというのなら、結構平気だ。私の人生。
皆様良いお年を〜。
研究室で助手とか研究員をしている人は、親元でない場合本気出して清貧だと思う。
風呂にも入れないし、髪も切れない。 洗濯だって満足にできないのだ。
そんな酸っぱい香りの方々に囲まれている職場では、寒い冬も、夏に比べたら相当ましだと思うようにしている。
今日は年末だったので(かどうか知らないが)暖房が切られていた。 それがこれから大学から追い出される、しがない研究室に対する嫌がらせだとしても、マイナスにとらえない柔軟な心がけが大切。
今の仕事環境で耐えることができるのだから、けっこうどこ行っても私は平気だと思います。
いま特に書くことないんですが。
アパレル関係者の話を聞いたところ、G●P商品の原価は噂では10%だとか。 だからアウトレットで信じられない値段で出てても、原価割れはほとんど起こらないらしい。 世界展開の強み。
どっかの国で売れなくなったものも、地球の裏で売れる。 だから残り物の心配もあまりない。
エゴからエコへ。
皇帝ガンガン面接してきました。 一日4,5個の面接って、このフォーラム結構タフなスケジュール。 ここは口八丁の皇帝。 二社の面接にあっさり通ってみた。 この先の段階に進んだ時に、ボロが出てくるんだろうな、と思っている。
面接官「あなたは面接の時、会社の何を見ていますか?」 (皇帝の心の声「はい、主に面接官のほくろの数を数えています。何故か皆さん目じりにほくろがございます」) 皇帝「その会社で働いている方々の、表情を見ています」
面接官「あなたの希望している職種に必要なものは何だと思いますか?三つ挙げてください」 (皇帝心の声「三つですか。一つにまかりませんか?」) 皇帝「はい、一つ目は〜〜〜で、それがもっとも求められていることだと思います(と言いながら二個目を必死で考えてる)」
面接官「最後に何かこちら側に質問はございますか?」 (皇帝心の声「何故あなたの左右の耳は形が違うんですか?」) 皇帝「御社での、女性の育児休暇の実際の利用率と、休暇後の職場への復帰率は現在どの程度でしょうか?」
言いたいことが言えない。 社会人になるのって辛いなあ。
英語で履歴書かいてます(いつまで・・・) そして色々アピールポイントを書き出してみたのですが、
Awarded 2001 Chinese government Scholarship for Academic excellence.
だの
Sound knowledge of American culture with one year of in-country experience.
だの。 けして嘘ではないのに、何故か英語にするとうそ臭いです。 excellenceとかがうそ臭いのでしょうか。
手を叩いて笑う人くらいうそ臭い。
韓国語の先生がDVDを持ってきた。 韓国人の感受性を文化と共に知ってほしい。 そう思った先生が、選りすぐった三本のミュージックビデオを紹介してくれると言う。
一本目は時代劇風。 宮廷奥深くに暮らす皇后を、東の敵国の軍が追いつめて、刺し殺す。 皇后は最後、毅然として死ぬのだ。 さらに、皇后に密かに思いを寄せていた男性も、銃殺される。 バシバシ銃を撃ちまくり、手裏剣まで投げてあたりは血の海。 最後のシーンは焼かれる皇后を大写し。 思いっきり燃えてます。
二本目はJSA風。 兵士が北の敵国の兵に追われ、彼の国の果てで味方の裏切りにあう。 愛していた女が二重スパイで、毒をあおって白目むいて死ぬ。 世話役の女の子のおじいさんを誤って撃ち殺してしまう。 その後同国の兵士と同士討ちになる。 何も知らない世話役の北の少女は、ただ彼の死を悲しむのであった。 白い雪景色には赤い液体が容赦なく振りまかれる映像。
三本目は典型的(と先生はおっさった)恋愛もの。 結婚して仲むつまじい二人。妻に横恋慕する夫の友人。だが、夫はある日西の国の技師のミスから、飛行機事故で妻の目の前で墜落死してしまう。 嘆き悲しむ妻を温かく見守る、夫の友人。 そんなある日、夫の友人の見ている前で、妻は夫の形見の飛行機を運転し、わざと墜落して夫の後を追うのであった。
それら全ては、可憐なる恋愛ミュージックのプロモーション映像だ。 先生は感激して目を潤ませながら「皆さん、韓国人の感受性というか、感情と言うものを理解していただけたでしょうか」とおっさるんですが、 生徒たち呆然。
理解しました。 激しい人々だという事を。 あと、東西南北敵国なんだな、と思った。 そのうえ自国にはスパイまで。 心休まる時がない。
バイリンガルを採りたいと言っている業者には二種類ある。
一つは、外資系などで本当に業務が英語で行われている会社。 この場合、英語ができないと仕事に支障があるわけで、全社員英語スピーカーであることが大前提なわけだ。 当然DMなんかも英語で来るし、ブースに座ってる人もネイティブだったり。
もう一つは、今現在英語を話せる人がいないから、新規で英語スピーカーが必要な会社。 こういう会社は、履歴書は日本語で出させるし、もちろんブースの人間も日本語オンリー。
後者と思われる企業から、たどたどしい英語DMを貰った。 涙が出そうだった。 頑張れ。 でも文法思いっきり間違えてるぞ。 頑張れ。
それと、変なDMといえば、「2002年フォーラムに参加しませんか?」というもの。 一昨日来やがれと言う事でしょうか。 暗に。
大手アパレル会社の社長さんは、ワンマンで有名。 本当に、期待を裏切らないワンマンっぷりを見てきた。
K-1のステージのようなところに学生を大量に集め、自分の半生をまず、「その時歴史は動いた(NHK)」風に編集したビデオで見せます。 そして場内の照明が一旦落ちて、テレビチャンピョン風のアナウンサーが「さあ、いまその方が、皆さんの目の前に!!」と叫んで、スポットライト4個浴びながら社長入場。 うわー。
見ているほうが恥ずかしいです。
でも最前列に座っている女の子など、両手を胸の前に組んで、尊敬の眼差しでステージを食い入るように見つめています。
やべー。
そして延々自分のことを話しつづける社長。 学生の質問タイムになっても、聞かれたことには答えず自分の話したいことだけをしゃべりつづける社長。
まじこの会社大丈夫か。
本気で大丈夫ではなく、この二年売上ががっくりと落ち込んでるこの会社。 その原因について問われても「3年前があまりに売れたので、その反動。すぐ持ち直す」とのお答え。 具体的な原因究明とか対策とかないらしい。
来年以降の戦略についてまず「婦人物の強化」と述べて、少なくとも売上の40パーセント以上を婦人物にしたい、とのお考えらしいです。 なるほどね。 でもその次の戦略が
「紳士物の強化」
え? だってパーセンテージで見てったら、両方強化したら割合変わんないよ? そしてその次の戦略。
「婦人下着の強化」
ああ、わかった。 なんにも考えてないんだ。 つまり。
やばい、また嫌いになるかも。英語ちゃん。
始めはすっごく嫌いだったんだ。 それがだんだん、君の存在が必要だってことに気がついて。 付き合い始めたら、すぐに君無しでは水も買えない生活になっていたんだよ。 僕にはあまり選ぶ権利はなかったけど。 それでも君と不器用な僕、上手くやってきたじゃないか。 そりゃ最近は忙しくて、少し君との距離をあけていたかもしれない。 だからって酷いよ。 こんなにも急に。 君の存在が重くのしかかるなんて。
と、英語ちゃんとの付き合いを簡単にまとめてみました。 まるで恋。
つかですね、こう、「英語の履歴書.com」とかサイトを開きながら、緑色の顔色でカキカキしているわけですよ。 役に立つかどうか(提出を求められるかどうかも)わからない履歴書をですね。 月曜日に韓国語の試験が待っているというのに。
カキカキカキカキカキカキカキカキカキカキ。
拷問で、何にも使わない穴を掘らせて、またそれを埋める。掘らせる。埋める。を繰り返すってのあるじゃないですか。 まさにその術中におちいったかのような錯覚を覚えてます。 SPIも、必ずしも全部の企業がやるわけじゃないじゃん・・・。
いやー・・・英語の履歴書ってさあ・・・・ブチブチ。
フォーラムに来る企業は、とりあえず春の新卒採用の前にバイリンガルに唾付けとこうってわけよ。 皇帝は基準から外れてる(英語ネイティブレベルって募集はどうかと思いますよ。じゃあネイティブ雇えってばよ)ので、気軽に受けようかと思ったんですが。 でもね、春の一般募集の時にもエントリー出してる企業があるわけよ。 そすると、二回、別の条件でエントリーするわけじゃない(特別採用なので、フォーラム採用の方が基本給が高く設定されている場合もあるのです)。 するってーと、例え腕試しでも、悪い印象って残せないじゃん。 ぶちぶち。
今はとりあえず中国語圏に進出している企業を中心にチェックしてる。
いやー向こうも困るでしょうね。 英語バイリンガル募集して、中国語がきたらさー(まだ人事)。
の説明を聞いてきた。 具体的にはJICAとか。 口がやたら軽いんだわ。 でも生き生きと仕事しているのは伝わってきた。
説明してくれたお兄さんとか、人の役に立ちたくて陸上自衛隊に入隊したものの、北海道ミサイル部隊に配属されて方向性の違いを認識して方向転換したんだとか。 よかったですね、早くずれに気がついて。 でなきゃ今ごろ怖い目見てたかもよ。
もう一個来ていた別の団体の人はすっごくやる気なさそうだった。 悪口だから具体的な団体名は出しませんが。 もう、説明もしたくないって気持ちがビンビン伝わってきた。 OBの人が 「立地条件がいいので、お昼ご飯どこにに食べに行こうかな、って同僚と考えるのも楽しいのです」 と言った直後に 「私なんかもう15年も勤めてるからね。楽しいのはまあ最初の2、3ねんまでですよ?」 と笑えるくらい感じ悪い。 そして全て語尾が上がっている。
「海外赴任先は人事が考慮してくれる?それで、産休制度も充実してる?うん、やっぱり環境はいいですね?」
いや、聞かれてもさあ?
バイリンガルのために毎年密かに就職フォーラムが行われているのをご存知だろうか。 去年参加した子から推薦されて、その存在を知ったのだが。 バイリンガルとまではいえないだの、企業が求めている人材と違うからだの、おなかが痛いだの、偏平足だからだのと言って、今まで何気に参加申し込みを避けてきたのだが、先日ついに 「just go go go!!!!!」 と怒鳴られて申し込みをした。
いや〜何が躊躇させるって、「英文の履歴書をお持ちください」ってあなた。
「英語以外の言語(中国語朝鮮語ドイツ語等)の人材も同時募集」とか言ってるくせに履歴書は英語オンリで、ブースでの説明も英語って。
やはり当日は胃下垂で欠席しようか・・・。
を丸くする。
そういう問題がSPIなわけだ。 だが皇帝の頭はどこまでも四角い。 きっと丸い部屋も四角く掃くに違いない。
けっきょくわからない問題は、我が家で唯一の理科系の父に解いてもらった。 小学校の時も中学校の時も高校の時も、算数数学でお世話になりました。 しかしその時教わったことは綺麗に洗い流されて、父はまたも白紙の娘の頭に数字を書き込むはめに。
まず式を立てることも困難だけれど、立ち上がった式が計算するたびに答え違うってどういうことですか。
分数の割り算が得意な子は人生苦労しないって言うじゃない?私は苦手だったのよ・・・・。(おもひでぽろぽろ)
2003年12月06日(土) |
良いことを言ってみよう |
皇帝は何だかんだいってデスクワークに向いてないと思う。 靴底減らしながら色んな人と出会う仕事がいい。 資材調達とか魅力的な響きだと思う。 営業や企画も楽しそう。 表に出ないで、縁の下の力持ちみたいに影でウロウロしたい。 いてもいなくても良い人間には成りたくないと思ったりした。 どんな仕事でも、やっぱあの人がいてくれないと、と言われるような働きをしたいわけよ。 そしてゆくゆくは暗黒街のボスとして日本の政治の裏側に君臨して、世界の暗部を牛耳りたい。
あれ?
スーツ作ったりした。 伊勢丹が学校に安売り屋を三日間出してくれるから利用しました〜。 すごく色々なアドバイスをしてくれながら採寸して、普段の半額! これはねらい目。 しかし「お客様の身長ですと・・・」「お客様は小柄ですから・・・」 と、こんなに小さい小さい言われたのは、成人式の振袖作ったとき以来だよ。 パンツスーツにしたかったのに、「面接では絶対にスカートの方が受けがいい!!」(←なんでだよ)と押し切られて、結局スカートとパンツ両方作った。 あらゆる袖と裾を詰めてもらって、最後に「じゃあ肩もおつめしますね・・・」と皇帝のがっちりとした肩に手をかけ・・・「あ、肩はこのままで」と引き下がる店員。 しかもフォローしたいらしく「いやー、僕は肩がないから羨ましい」
・・・そんな微妙な慰め要らない・・・。
資格試験一段落。 中国語ではもう今後受ける予定はなし。 自分で出せる精一杯のスコアはもうあらかた叩き出しました。 あとは最後のTECCの結果待ちで。
前回TECCの実施方法に物申したじゃないですか。 メールで匿名でベネッセにも物申したんだけど、そしたらおもっくそ受験料値上げしやがった。 つまり、試験監督の質を上げるためにね。 7000円とちょっとくらい。 うわタケー!! その割に知名度ちっとも上げてないのはいただけない!
いただけないので今回の受験で最後です。 最後だと思ったせいか、のびのびと力を出し切ったよ。 結果が楽しみだす。
一月のTOEICでいい点出せたらもう資格試験は終わりで、SPIに全力投球しようかと。 今日ちょっとSPIやってみたんだけど、数関係がからっきしわからん。 問題だ。 再来週末に模擬試験の予約入れてきたから、ちょっと集中して頑張ってみます。 とほ〜。
業界のことを説明するのであって、企業のことを説明するんじゃない。 しかしまあ会社の代表として説明しに来るんだから、半分くらいは自社の話になってしまっても仕方がないと思う。 だいたい同じ業界ではあっても他社のことは詳しくは説明できないし。
でも物事には限度がある。 レジャー業界説明に来たXXランド! 「皆様、クリスマスは是非ミ●キーとすごしてくださいね!」 って宣伝してんじゃなーい!! 「2006年にXXXというアトラクションを用意しております。これがその写真です。是非来てください」 だから宣伝用の時間じゃなーい!! 学生、拍手とかするんじゃなーい!! 「TDLはTDSとの差別化をはかり・・・」 って自社製品を略語で呼ぶんじゃなーい!!
いやー、説明会ってそれだけで会社の性格でますね。 日×旅行は何言ってるのかちっともまとまってなかった。 創立100年を意識するあまり、100年を強調するだけして、中身の説明がおろそか。
しかしね、学校に会社の方から出向いてくる説明会だから、こっちの立場もアグレッシブになれるわけで。 きっとこっちから企業の方に説明聞きに行ったら、すごく腰低くなって、余裕見せて観察なんかできないと思う。 今のうちだよ、こんな風に攻撃的に呟いていられるのは。
皇帝
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