凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2012年04月30日(月)

連休前半終了。

思ったとおり、引きこもりの三日間だった。
あぁストレス。
だって家にだらだらぐたぐたしている人達に
三度三度飯を作ってあげなきゃいけないのがどれだけストレスか。

せめて食べたいものでも言えばいいものを
「なんでもいい」と丸投げして何一つ考えようとしない。
ましてや「食べに行こうか」と提案する事など100%無い。
動物園の動物へ餌をやるような気分。


せめてもの気分転換に、子ども達を連れて市民プールへ。
スイミングに燃えているアユムの上達振りをアイに見てもらおうと思って。

アユムは張り切ってアイにバタフライを披露。
しかし傍から見ていてもなんかおぼれているような泳ぎ。
でもかなづちの私からみると、3泳法泳げるだけで二人ともすごいと思う。
お金と時間と手間隙をかけた甲斐があったというもの。
でも本人達は自分ひとりの力で泳げるようになった気分なんだろうな。
子どもってそんなもんだ。


見ると休日家族サービスのお父さん達が多い。
当然か。
熱心に背泳ぎを我が子に教えている人。
背中にしがみつく複数の我が子を振り落としたり一緒にもぐったりして遊んでいる人。
あぁいう父親だったら、高いお金かけてスイミング習わせなくても
休日に徹底的に教えてくれるんだろうなぁ。
少なくとも、過去の彼達は、皆スポーツマンだったから
今頃休日は野球なりなんなり我が子に教えているんだろうなぁ。
なんて、また過去を振り返る。

犬も三日飼えば情がうつると聞いた。
一緒に暮らせば、イヤでも夫婦になっていくんだと思っていた若い頃。
結婚15年で離婚した人が職場にいて、15年暮らしても別れるんだという事実に驚いた若い頃。

今なら、あの頃の自分がどんなに考えが甘かったか分かる。
15年一緒にいようと20年一緒にいようと嫌なものはイヤで、変わることはないんだ。

結婚して休日がこんなに憂鬱になるなんて夢にも思わなかった。


2012年04月26日(木)

G.W.が始まる。
けど、うちは子ども達も夫もカレンダーどおりなので
大型連休といった感じでもない。
アイにいたっては、連休も部活だし。
いつものだらだらと引きこもりの休日になりそう。

それではアユムが可哀相。
せめて近くの公園にでも連れて行ってあげなきゃ。
そう思うけど、休日の近くの公園って、父親との親子連れが多い。
そうだよねぇ
よそのご主人はたまの休日に子どもの遊び相手したりしてくれるんだよなぁ。
一家で外食に出かけたりするんだよねぇ。

(以下、愚痴29行削除)

実家から「連休は泊まりにおいで」と義姉さんがメールをくれた。
気を使ってもらって有難い。本当に有難う。
でも、里帰りするにも先立つものがない。
ガソリン代も痛いし高速代にお土産代に宿泊費代わりに親に渡すお小遣いも。
経済的に余裕が無いという事は、すべてにおいて余裕が無くなる。

普通の休日だけでも、朝から晩まで引きこもりの夫と、
どこか遊びに連れて行かなきゃ、と子ども達の相手でうんざりなのに
連休となると、何をどうしてやればいいのか。

これで平日パート勤め始めたら
休日も家族サービスで自分が休める日なんかなくなるんだよなぁ。
去年のパート勤めでそれがストレスだった。
去年より今年の方が家計は逼迫しているのに
パート探しにいまいち熱心になれないのはそこがあるから。
家族サービスを、夫婦で分担してくれない。
私がすべて一人でやらなきゃいけないつまらなさ。

休日に出かけるという発想がない夫に外出の相談は出来ない。
自分ですべて下調べしてだいたい見当をつけて話すしかない。
「●●に子どもを連れて行こうかと思うんだけど」
「別にいいけど俺お金ないよ」
夫の言葉はそれだけで終わる。
あとは全部私が決断準備手配運転何もかも。

「●●行きたいね」
「いいねぇ調べてみようか」
独身の頃付き合ってた人達とはそう言って相談して決めるのが楽しかった。
男の人は皆そうなんだと思っていた。

過去を振り返っても仕方ないか。



夫はさっそく今日別会社の面接に行くとか言いやがった。
そんなの当日の出勤前に言うって。
相変わらず自分のペースで生きている。
前回みたく、辞めてから探されるよりましか。
あの時も「言ってたっけ?五月いっぱいで仕事辞めるって」って
五月に言われたんだった。
この時期になると辞めたくなるのか?
まぁもういいや。
前回みたく、鬱の同僚に感化されて自分も鬱気味になって
カウンセリング行かれるよりまし。
ただ、前回より確実に歳を取っている分
再就職はかなり難しいというか、もう無いんじゃない?って思うんだけど。

思うけど、言うとまたなんか責任転嫁されるから黙っている。
あぁ公務員の彼と結婚すれば良かった。

過去を振り返りたくもなる。


2012年04月22日(日)

この時期はどこもPTA役員関係で頭が痛い人が多いと思う。
で、ご他聞にもれず、私も、委員を引き受けてしまった。

だって、委員決めの懇談会、出席者6人って!
そのうち半数が経験者って!
消去法で引き受けざるを得なくなってしまったわけで。
「どうですか?」と担任から笑顔で一人ひとりに聞かれて(って3人だけど)断われなかった小心者。
結局三人とも委員引き受けちゃったし。

「懇談会に出るからよー」と他のママには言われてしまった。
曰く、懇談会は欠席して、当日かかってくる知らない番号からの
電話には出ない、というのが委員逃れのテクニック…というのは、
小学校の時に学んだはずだったのに。
中学もそうだったか。

いや、百歩譲って委員はいいとして、更にその中で委員長と副委員長、いわゆる役員選出があるのが怖いのだ。
ヒラの委員は言われたとおり動けばなんとかなるんだけど
三役になると、指示を出す立場で、それはあまりにも大変というか
それってやっぱり器ってのがあって、誰しもが出来る役職ではないと思う。
だって小学校のPTA役員やっている人って、中学でも「やりたい」って委員立候補する人いるんだもの。
あぁいうのをやるのが好きで、実際やりこなせる人って世の中にいるんだから
そういう人にやってほしい…
人間としてのキャパが日々の生活でいっぱいいっぱいの自分には
人の為に人の上に立って動くってのは絶対に無理…と思っている段階で
もう駄目な人間。

そんなこんなで担任に「委員はやむをえず引き受けたけど、
役員は絶対無理です」と電話で話したら、
「委員を引き受けてもらっただけで良いですよ」とあっさり承知された。

そっかー懇談会に出たばっかりに委員を引き受けざるを得ない状況になってしまったうえに、
役員までとなったら、誰も懇談会に出なくなるもんなぁ。

ってか、委員を引き受けていいけど、懇談会は欠席って人もいたわけだから、
そういう人の中で役員を引き受けてくれそうな人を学校も事前調査で把握してるから、
しぶしぶ引き受けた素人に無理強いはしないって事なのかな?

真偽の程は分からないけれど、
「なんでもとりあえず言ってみるもんだ」というのは学んだ。


ちょっと一安心。
初めての中学のPTA委員。
さて、どうなるやら…

って、それより夫がすでに来月で退社する気配。
私も早くパート探さないと
生活の基盤が危ういのに学校の委員なんて悠長な事言ってる場合じゃない今年度。
あぁまた片頭痛再発。


2012年04月11日(水)

新学期。

アイもアユムも「新しいクラスはどう?」と聞くと「ふつー」という。
「何も変わらない」と。

何も変わらない日常が続くのは、一般的に有難い事なんだけど
アイの場合、変わらない事は、どうなのだろう?
でも部活は「辞めない」というし、例の友達も
部活の大勢で遊んだ時は
適度な距離を置いてなんとかやれたとかで
本人、必死で前向きに頑張っていこうと考えている様子。

いじらしいというか、痛々しいというか。

小学校の時の女の担任が、アイがクラスで置かれている状況をやっと把握した時
「強い子です」と泣きながら誉めて励ましてくれた事があったけど。

確かに、聞くと「小学校の頃よりマシ」と言うけど。


強くなった、というのか
「どうせ何をしても嫌われるんだ」と自分で自分を見放した感も受けるんだけど。


「高校になったら周囲が変わるから。中学までは義務教育だから色んな子がいるけど、高校は価値観なり将来の目標なり学力なりが近い方向の子が集まる所なので、中学より過ごしやすいから」と今は話している。

小学校の頃は「中学になると周囲が大人になるから変わる」と話して聞かせていたけど、それはどうだったんだろう。
中学になったら「高校になったら」と言っている私は、嘘をついて成り行きに任せて何の手も打たないでいる卑怯な大人なんだろうか。
必死で耐えている間、アイはどんなモノを得て、どんなモノを失っているんだろう。
私は、アイの人生の中の大事な時期で、取り返しのつかない事をしているんだろうか。

それでもアイは、クラスの自己紹介一覧を見ながら、「この子と友達になろうかな」と前向きに呟いている。
差し伸べた手を振り払われ続けているアイ。
それでも毎日ちゃんと登校して行くアイ。


親として、どうしたらいいんだろう。


2012年04月09日(月)

アイの学校の裏サイトを見つけた。

…これ、アイだ。

書き込み読んでて分かった。



なんか、その年齢特有の内容なわけだけど
受け止める側としては、読むのはしんどい。

まぁ、私も中学の時なんか
どうやったらなんの問題もなく家を出られるか、とか考えてたし
親に対しては憎しみしかなかったし

アイの感情は親にではなく、対人関係で、色んな感情が渦巻いているようで。
相変わらず部活で「死ね」と言われている様子。


でもここはアイの毒吐き場で
ここでストレス発散しているんだろう
その場を奪わないようにしてあげないと。

あぁいう掲示板の感情の垂れ流し的便所のラクガキは
書く人の憂さ晴らしの為に存在するのであって
それを読んでどう思うかってのは二の次で。
だから、読まなかった事にしよう。

我が子がこっそり便所にラクガキしないと
ストレス発散できない子なのは、
親としてどうかしてあげないといけないのかとも思うけど
そこまで監視するのもどうかとも思うし。


なんて、あれこれ思いながらも、気分は重い。
我が子のネガティブな面を延々読むのってこんなにしんどいんだなぁ。
人付きあいが苦手なアイなので
なんとかしてあげなきゃ、と、頑張っているつもりなんだけど。

そういう私自身が人と接するのが嫌いなので
ジレンマというか、ストレスというか。


無邪気に複数の友達と転げまわって遊ぶアユムに救われる気分。


2012年04月08日(日)

新年度スタート。
アイはちょっと憂鬱気味。
あの、アイを訳も泣く毛嫌いしている女の子と同じクラスになったから。

一年の時の3者面談で、担任には「部活の人間関係で悩んでいる」と相談し
「部活を辞めてもその子と同じクラスになったら避けられない」
「その子の事が理由で不登校になったら困るので、今後同じクラスにしないで欲しい」と頼んだのに、見事無視されたわけか。
「頼りにならない担任」という評判だったけど、納得した。

「仲が悪い」のレベルじゃないわけで、
一方的に罵られ続けて、アイの全存在が気に入らない、と真っ向からアイに言い放つ子なわけで。
朝、顔を見た途端「死ね」と言う子と、どうやっていけと。
避けても、相手がわざわざ寄ってきて「あんたうざくてしかたないのよ」と言ってくる子に。

とりあえず、今度の家庭訪問で、新しい担任の先生には、その旨話しておかないと。
毎日全存在をクラスでも部活でもその子から否定され続けるのは、アイも辛すぎるだろう。
確かに、社会に出たら、そういういわれの無い思いや理不尽な目にも合う事もあるだろう。
どんな人ともなんとか折り合いをつけてやっていかなきゃいけないだろう。
でも、社会じゃなく、逃げ場の無い学校という閉鎖社会での、心に余裕が無い思春期の多感な時期に、そういう思いを味わい続けるのは、心にどれだけ取り返しのつかない傷をつけてしまうことになるか。
それを思うと、なんとかしてあげなければ、と思うんだけど。

なんか、やっぱり先生ってそんなにアテにしちゃいけないんだな、と再認識。
授業のノルマ進めるので手一杯で、子ども達の人間関係にまでタッチする余裕はないよね。
きっと生徒が不登校になるかなにか問題を起こしてからでないと、「大丈夫、やっていけている」と判断してほおっておかれるんだろうなぁ。

生徒の声だけでなく、保護者である私の声も無視された結果に腹を立てている。


2012年04月05日(木) ゆく春や

ご近所さんが引っ越していった。
マンション内で唯一のアイの同級生。
赤ん坊の時から知ってる幼馴染。
もうこのマンションにアイの同級生は一人もいない。

ママさんが体を壊してしまって
夫婦の田舎に帰る事にしたそうだ。
元々本社は田舎の方にあるので
仕事上はなんの問題も無いそう。

うちも、夫婦田舎は同じだけど。
帰っても仕事は無いし。
私の実家は兄夫婦、夫の生家は義弟夫婦が継いでくれているので帰る場所もない。

「帰る場所」はどこにもないんだなぁと。

勿論、夫と別れたら、私は一人で田舎に「帰る」かもしれないけど
子ども達には、今のこの家が「帰る場所」なわけだし。


なんか、色々寂しい、春。


ママさんは故郷で体を治して欲しい。
どうか、元気で。


2012年04月04日(水) 新年度

新年度。
アイは中2
アユムは小3になった。

アイは「入りたい部活がない」と消去法でしぶしぶ入部した部活にどっぷりはまっている。
「とりあえず一年だけ続けてみたら?」と勧めた部活だったけど
アイには合っていた様子。

途中、アイを何故かしつこく嫌う子の言葉の暴力の酷さに、退部を決意して先生に言ったけど、とりあえず保留にされた。
その間、気が変わったそうで、今のところ続けている。

先生の言葉「それであんたは部活を辞めて、その子は続けていくってのは悔しくないの?」というのが効いたらしい。

それは私も話してはいたんだけど、やっぱり親が言うのと先生が言うのでは、内容は同じでも受け止め方が違うんだろうなぁ。

その子とは相変わらずのようだけど、それでも部活で自分の実力が上がっているのを実感できるのがやりがいがある様子。

色んな人に相談して意見に耳を傾けて自分の道を選んで欲しい。


アユムはスイミングでやっと平泳ぎマスター。
八ヶ月かかった。
どんくさいと思っていたアイは七ヶ月でマスターしたんだけど。

案外アイって私が思っていたほど運動音痴じゃないんだなぁと認識を新たにした。
体育も4+だし、少なくとも3しか取った事が無い私より全然運動神経良いよなぁ。

アユムはバタフライ習得に燃えている。
理由は、アイがバタフライを習った事が無いので泳ぎ方を知らないから。
アイの時は、「とりあえず3泳法マスター出来れば中学の体育で困らないだろう」と平泳ぎをマスターした段階でスイミング退会したのだった。
記録が伸びなくて本人もやる気を無くしていたし。

アユムも、3泳法をマスターしたから、スイミングを習わせる目的はもうクリアーしたので、退会させていいんだけど、「お姉ちゃんはバタフライ泳げないんだよね?あたしが教えてあげるね!」と本人がやる気に燃えているから、とりあえず他にやりたいスポーツが見つかるまで家計が許す限り継続予定。

アイは今年は英検準2級受験。今年中に合格を目指している。
来年は受験生だし、検定とかに時間を割けるのって今年しかないだろうから。
漢検受験は拒否された。
まぁ、英検受験が済んでから考える事にしよう。
英検に合格したら、アイは英語教室を辞める予定。
家計も助かるし、アイも部活に専念できる、とやる気。
の、わりに、受験勉強しない。
あと二ヶ月なのに大丈夫なのか?

英語教室、アユムは今月から一クラス上のレベルのクラスになる。
先生が「アユムちゃんは上のレベルでもやっていけそうなんですけど」とクラス替えを勧めてくれた。
アユムとしては、同級生や下級生と楽しく遊べる今のクラスが楽しいそうなんだけど、そろそろ「英語遊び」から卒業してもいいかな、と私も思ったので、「とりあえず上のクラスで体験を」という事になった次第。

アユムは「お試しで上のクラスに行くんでしょ?イヤだったら皆と同じクラスに戻っていいんでしょ?」と言うが、レベルに合ったクラスでやって欲しいので、微妙な所。
新しいクラスに馴染んでくれるといいけど。


私は、パートは補欠採用?
「今後欠員が出たら、求人しないでそちらに連絡入れますので登録しておきます。」という状況。
何年後か分からない連絡をぼんやり待っているわけもいかないので、やっぱりパート探ししなきゃ、という状況。
あと、市役所の臨時の職員にも登録書類を出しているけど、採用確率は五分五分らしいので、こちらも当てにならないし。

今日もフリーの求人情報誌貰いに行こう。


そんなこんなの新年度です。





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