凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2012年03月29日(木)

夫が仕事で失敗して降格、減給処分になった。
毎月の収入が五万減る。
「今の会社は居られてあと一年ってとこかもしれない」という。

やっぱり、私が夫に感じている夫の欠点は、会社の人も感じているのかもしれない。
仕事の上ではそうではないのだろう、と自分に言い聞かせていたけれど。

言葉と実行が伴わない。
口程に実力が無い。
自分の失敗に気がつかない。
自分がした事を覚えていないで他人のせいにする。
何がアクシデントがあると、まず他人の仕業と思い込み、周囲を疑う。
何があっても自分に非は絶対ないと信じて疑わない。

それは家庭の中でだけだと思いたかった。
会社でもやっぱりそうだったんだろう。

「冤罪って感じなんだけど」
「こっちの言い分は山ほどあるんだけど」

夫の言葉に、いや、職場の人は、もっと言いたい事が山ほどあるだろうと思う。
思いながらも、反論しても頭から「オレの言い分を聞いてくれない」と他人の意見を受け付けないので、黙って聞くだけにしておく。


夫の唯一の取り得というか、ただひとつの世間の夫並みだった「経済力」という項目が消えつつある。
いや、もう消えたのか?

この男と家庭という形態を続けていく理由は
もうただ子どもをちゃんと成人するまで育てる事、という事一点のみ。
子どもがいなければ、とっくに別れているだろう。
この鎹がある事が幸福なのか不幸なのか。
分からないけれど、鎹達を不幸にしてはいけないと思う。

生きるってなんだろう。なんて
中学生みたいな事を胃の辺りに重さを感じながらぼんやり思う。





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