凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

もくじ前の日次の日


2004年12月28日(火)

アイが冬休みになったとたん、偏頭痛がずっと続いていた。
治まらないまま、クリスマスあたりに姪と母が遊びに来た。
正直、「あぁもう寝込んじゃうだろうなぁあたし。
薬でだましだましなんとか子供二人の相手しているのに、この上高校生と老人の世話までプラスされちゃ、体がもつわけない。
おまけに姪達到着と同時に月のものまで始まるし。
あぁこの頭痛はそのせいか。整理通が重い私は寝込むの必至だ。」
なんて、覚悟していたが、意外となんとか体はもった。
いつもならまとわりついてくる子供達がターゲットが増えたおかげで母や姪にまとわりついている。
それだけでものすごく楽。
その間、家事をやるわけだけれど、お客様じゃないから食事もいつもと同じく適当。
うちの田舎育ちの姪に少しでも街の免疫をつけさせておかなきゃ、とせっせと街中に連れ出しウィンドウショッピングやら何やら、アイとアユム連れでそれはそれはハードに出掛けまわったけれど、その間、頭痛はなんとか治まっていた。
アレー整理前なんとかってやつだったのかなぁ。
だから始まったら治まるのかしら?
などと思ったりしてたが、姪と母が帰り、親子三人になったとたん、頭痛復活。
あぁやっぱり。ストレスなんだこれ。
私のストレスは子供というより、孤独な事、なんだ。
何かを誰かの為にやって、それを見てくれる人がいてくれないと駄目なんだ。
今回、姪の前で、後数年すればこの子もこうやって子育てしてるかもしれない。
その時に私達親子のこの姿を思い出し無意識に真似したりして模索しながら子育てしていくだろう。
この瞬間も、その時の参考になるように。
そう思いながら、アイ達に接していた。
それは全然ストレスにはならず、むしろ心地よく、私自身、優しい気分でアイ達に接する事が出来た。
アイも「お母さん今日優しい」なんて言ってたし(←反省しろ)

自分を見ている誰かが居る。そう思うだけで、こんなに気分が違うのか。
私は誰かに誉めてもらいたい良い格好しーなんだ。
だから、自分を見てくれる人がいないと駄目なんだ。ガキだ。
へこむ。


2004年12月22日(水) プレゼントの出所

さて、冬休みに突入してしまった。
明日からお弁当も作らなくていいし、
まったり朝寝坊して自堕落な生活を送ろう。
身軽な核家族だから出来ることよね。
有難いと思わなきゃ。

うちは特にサンタさんがどうこうという話はしない。
だって夢を与えたっていつか現実を知るわけだし、それまで夢とはいえ子供相手に嘘をつき続けるのが後ろめたいから。
トナカイってどうやって飛ぶの?とか聞かれても説明できない。
世間の親は「トナカイの鞍とそりに半重力装置が付いてて…」とでも言うのだろうか?

サンタさんはフィンランドに居て、お父さんがサンタさんにプレゼントをお願いする、とその程度で話していた。
でもサンタさんは忙しいから宅急便で送ってきたりするよ、とか。(笑)
今年はどうなんだろう。
五歳になって色んな事が分かるようになったし、もうプレゼントの出所は分かってるのかな?

「クリスマスのプレゼントは何をお願いしたの?」とアイに聞いてみる。
「なんたらかんたら(おもちゃの名前なんかおぼえられないっつーの)」
「誰にお願いしたの?」としれっと聞いてみるとアイは驚いたように私を凝視。
あら、私が知ってれば手に入ると思っているのね。甘いよ。
「あら、誰にもお願いしてないの?間に合うの?」(←意地悪)
さ、どうするかな。手紙でも書き始めるのかな。
靴下でも用意し始めるのかな。

アイはあわてて受話器を取ると電話をかけ出した。
どこへかけるんだろう?と見てると「おとうさん?あのね、プレゼントはね」
ふーん。クリスマスプレゼントはお父さんが買ってくれると分かってるのかな。
「お父さんにプレゼント買ってってお願いしたの?」と聞くと「ううん。お父さんに言って、サンタさんにお願いしてもらうの」との事。
あら、まだ信じてるのか。ほー。

昨夜のトリビアで「サンタは良い子には赤いサンタがプレゼントを持ってきて、悪い子には黒いサンタが動物の臓物をくれてあげく叩いて地獄へ連れて行く」というのがあった。
アイは硬直していた。
へー使えるじゃんコレ。
いくつまで使えるかわからないけど。

ちなみにプレゼントはアマゾンで注文済み。
トイザラスは安くてもこの時期人が多いしラッピングしてくれないし、手間隙考えるとアマゾンがずっと楽。
アイに聞かれたら「お父さんがインターネットでフィンランドのサンタさんにメールで注文する」とでも教えよう。
事実を繋ぎ合わせているだけでまるっきり嘘ってわけじゃないものね。


2004年12月20日(月) 自転車に乗れた日

片方だけ補助輪をはずしていた自転車。
後ろを持って走らせれば、なんか補助なしてもいけそうだったので
意を決して、もう片方もはずしてスタンドをとりつけた。
「えーこわいー」と言いながらもアイは破顔。嬉しくてたまらない様子。
「補助なしになったらもうバカにされないね」と嬉しそう。
おお。バカにされてる、と子供心に感じてたのね、正解。
あんた補助なしの子にバカにされてたもんね。

後ろを支え、自転車と共に走る。
ベビーカーに拘束されたままのアユムが降ろせと泣き叫ぶ。
すまん。あんた背負って自転車を押して走るのは無理。
無視してアイと走る。
うわぁ息が。ぜいぜいぜい。
スタートが難しいらしく、漕ぎ出せないが、そこを支えてやれば後は走れるようになった。
しばらくすると、そのスタートも克服できた。
「できた〜!!」と叫ぶアイ。
嬉しいらしく、猛スピードで走り回る。
途中でお友達の男の子が来る。
「補助はずれたの?」と一緒に走り回ってくれる。
おお走れ走れ。
今日はアイの「自転車に乗れた日」だ。
その瞬間ってかなり気持ちいいらしいよね。

男の子のママさんが来て「アイちゃん補助はずれたのね!」と喜んで下さる。
「これでアイちゃんは自分で自転車に乗ってもらって、アユムちゃんだけ乗せて自転車でいけば、買い物とかもずいぶん楽になるね」
……あの……
「あ!そっか!お母さんが乗れないんだったっけ!」
そうです。はい。

やっぱり次は私が特訓する番かなー
自転車の必要性は確かに感じてるのよね…
だとしたら、アイに内緒で練習しないと。
でもどこで。アイ以上に子供達にバカにされそう。とほほ。


2004年12月18日(土) さよならベビーベッド

アイとアユムで使ったベビーベッドが引き取られていった。

ベビーベッドとしてより物置用の棚として使われた期間のほうが長かったようで、でも所詮ベビーベッドなので、棚としての使い勝手はかなり悪かった。
これですっきり整理できて、そのスペースにアイの学習机でも置こう、とあれこれ考え、無くなる日をちょっと心待ちにしていたのに。
いざ、無くなると、そのぽっかり空いたスペースが妙に寂しかった。

初めてベビーベッドがうちにその姿を現した日、「今、腹の中にいる赤ん坊がこれに寝るのかぁ」といきなり出産育児が視覚に強烈に焼き付けられ、腹が(肝が?)据わった気がしたっけ。
心の準備は整ってなくても迎える準備は進めなきゃいけないわけで。
ベビーベッドの大きさが、赤ん坊の存在の大きさみたいで、どっかりのしかかった気分だった。

もちろん、ベビーベッドが無くなっても、子供達は無くならないけれど(笑)
とても、とても、切なくなってしまったのが自分でも意外。
できればベッドに付いてた棚部分だけでも返してと言いに行きたい位。
新生児の頃の服やクーハンなんかはさっさと人にあげたり処分したりして、それが減っていくのが快感ですらあったのに。
ベビーベッドってまた別物なのかな。
己の感情なのに、理解できない。
ベビーベッドフェチ?(←違う)

ベビーベッドに眠る次の赤ちゃんは今頃病院のベッドかな。
退院したら、見に行かせてもらおう。
アイとアユムを連れて、ベビーベッドに眠る赤ん坊を見に。


2004年12月17日(金) 師走

転勤族が多い土地柄、集合住宅内も出入りが激しい。
昨年あたり越してきたと思ったご家族がもう転居。
数少ないアイと同じ学年の子だったのに。
来年入学を機に話す機会も増えるかなーと思っていたのでちょっとがっかり。
「転勤?」と聞くと「いや、家を建てたの」との事。
おぉー一戸建てですかー。
聞くと近くの新興住宅地。
校区はかなり変わるのでもうお別れだ。
転勤族なのに、故郷でなく、この地を終の棲家に選んだ決定打はなんだったんだろう。
人生色々だなぁ。

などと思って引越し業者さんの出入りを見ながら立ち話をしていたら、臨月突入した上の階の奥さんが破水して先ほど入院したとの事。
おぉいよいよなのね。
病院の主義で性別は教えてもらえないらしいけど、どちらなのかしら楽しみ。
アユムのおゆずりのベビーグッズを本格的に持っていってあげないと。
とりあえず、ベビーベッドを急いで渡さなきゃね。

なんか、周りは色々と慌しい。
滞って腐れていっているのは私だけか。


2004年12月16日(木) 涙腺故障中

「にほ●ごであそぼ」で薩摩男児然としたご老人が方言で「アメニモマケズ」を暗唱(?)していた。
それを聞いていたら涙がこぼれてきた。

なんだなんだ。私の涙腺はどうなってるんだ。
どこが涙のツボなんだ。
精神的にまいってるって事?
この番組自体がツボなの?
でも好きなのはUAの「ドレミ●テレビ」だけど。
ドレミノズンド?で涙がこぼれてくるのはまぁ仕方ない。
UAの声が好きだし、なんか歌詞が意味不明ながらもそれなりに切ない気分になる。

でも「に●んごであそぼ」で泣けるって。
ってか、幼児向け番組みて何故泣く自分。

方言の「アメニモマケズ」に負けじとアイが原文の「アメニモマケズ」を暗唱していた。
「私も言えるのよ聞いて聞いて!」という自己アピールなんだろうなぁ。
親としてはここで誉めてあげないといけないのよね多分。
なんて、考えてから我が子への誉め言葉を探す自分になんかへこむ。
あ、また涙。


2004年12月14日(火) クリスマス会

幼稚園のクリスマス会。
キリスト系?の幼稚園なので、クリスマス会といってもお祭りめいたものでなく、厳粛なものらしい。
暗闇の中で年長児が灯かりをともしたロウソクを一本一本持ってホール内を進んでいく。
看護婦の戴帽式みたい。
私語は厳禁。歩く時も音を立ててはいけない。
緊張した面持ちでロウソクを片手にそろそろと歩く園児達。

アイは聖劇とやらに出演。
キリスト生誕の劇で、年長児の中の数人がやる。
凄いじゃんアイ!
とろいくせにこういう人前に出てヤルの大好きなんだよねあんた。
誰に似たんだろう?夫の父かな。

劇が始まった。
さぁアイの出番まであと少し…
しかし退屈しきっているアユムはすでに限界。
開始10分でだましだましあげてた菓子も尽きた。
眠い時間でもある。退屈この上ないので機嫌最悪。
宇宙語をじゃべりまくり奇声を発しまくり、そうこうしているうちにウ●チ臭が…

結局、アイの出番の前に外へ出るしかなくなった。
こう騒ぎ立てていては迷惑をかけるばかりだ。

園庭でアユムを放牧しながら、何しに来たんだか…とため息。
来年はアイは小学校。
アユムはしゃべるようになっているだろう。
参観日に「つまんないからはやくかえろーー!!」と絶叫されるようになったりして。
はぁ。(ため息)


2004年12月13日(月)

TVでN●Kの「にほんごで●そぼ」をやっていた。
子供が欠けたお椀を持って「あめじゆとてちてけんじや」を暗唱していた。
何故か涙がぼろぼろこぼれてきた。

あぁもう情緒不安定だ。

子供をもってから自分でもわけもわからない涙がよくこぼれる。
色んな事が怖くて、色んな事が悲しくて、嬉しくて、恐ろしくて、
感情の波が激しくて、それも予期せぬ所でやってくるので辛い。


2004年12月11日(土)

土日の時間のつぶし方にいつも頭を悩ませているのだけれど。
とりあえず、スイミングは曜日が自由選択なので(だから入会した)土曜日にアイだけスクールバスに乗せて行かせた。
ついでに、時間も二時間までレッスンを受けられるので、初めて「今日は二時間行っておいで」と送り出した。
今週は一回も行ってなかったので元をとらないと。貧乏性。

ところが、アイは間違えて一時間で戻ってきてしまった。
アイがいない間アユムをお昼寝させようと思っていたのに予定が狂う。
仕方ないので公園に自転車の練習に行く。

公園は首から鍵をぶらさげた小学生の溜まり場。
たまに近くの保育園帰りの園児が制服のままやってくる。
補助輪をつけたアイにどうみてもせいぜい年中だろうと思われる小さい女の子が「まだ補助輪つけてるのー?」と言う。
アイもへこむが、親もへこむ。
「今、練習中なんだよねー」と流すが、アイの補助輪姿を「あんなに大きいのにまだつけてるの?」と言わんばかりに目で追う子供が多くなってきた。
いい加減はずさなきゃいけないだろうなぁ。
片方だけでもはずすか。

なんとか夕方まで時間をつぶし、へこんだ気分のまま戻るとエントランスでママさんと会った。
「今からイルミネーション見に行くの」
おお。臨月のお腹で子供二人連れて夜の街中まで出掛けるのか。
えらいなぁ。
いや、臨月だから、活発に動き回らなきゃいけないってのもあるのだろうけれど。
ご主人がベビーカーを車に乗せて近くまでやってくる。
「いってらっしゃいー」と見送り、更にへこむ。
世間の父親はああやって夜の外出も厭わないというのに。
臨月の妻を思いやって荷物を持ったり車をまわしたりしてくれるのに。
だから、臨月であろうと、子供二人連れていようと、安心して動き回れるのだ。
その夫に対する安心感と信頼感は私は感じる事が出来ないものだ。
私は夫と共に生活する限り、あの「ささやかな当たり前」を味わう事はないわけだ。
私が言い出さない限り、夫は外出なんてしようとしないし、夫の外出は徒歩10分だ。
徒歩10分のビデオ屋に子供を連れて行くだけの事で「今日はちゃんと子供と出掛けただろう」と怒る人だ。
子供と出掛けるのに「どうして子供にサービスしなきゃいけないんだ」と言う人だ…

へこんだ気持ちのまま、夕飯を何にしようか…とぼんやり考える。
ああその前に洗濯物しまわなきゃ。
今日は飛んで行ってないだろう。
戻ってこないスイミングキャップを思いまた気分が沈む。

何があったわけでもない。
私が勝手に落ち込んでいるだけだ。わかってるけど。


2004年12月09日(木)

同じ集合住宅内の奥様からお誕生会のお誘い。
気持ちだけのプレゼントと子供の手作りカード持参が恒例になっている。
奥様方はいつも互いに行き来してお茶しあっているので当然集まる。
ついでに声をかけていただいたであろう私も便乗させていただく。
次回のアイの誕生会の時の参考にさせていただかないとね。

小さい頃はろうそくを吹き消してケーキをついばみお菓子を食べ室内で遊びまわっていた子供達も、もうマンネリしているのかすぐに外へ遊びに行くようになってきた。
「ひみつ基地に行く!」「アユムちゃんも来る?」
おぉアユムも仲間に入れてくれるのかい?でもアユムは1歳児だからねぇ。
「アイちゃんのママも来る?秘密だけど、特別に教えてあげるよ?!」
おぉ嬉しい。
男性の秘密の申し出を断るほど場数踏んでいない女なのよあたし。
なんとなく断りきれなくて、手を引かれるままアユムを抱いて子供達と一緒に外へ。
まぁ、場所だけ見て先に帰らせてもらおう。

ところがこの秘密基地。結構歩いた先の林の中だった。
「あっちは行っちゃ駄目なんだよ。ほーむれすがいるから」
え、そんな。こんな薄暗い林の中で、しかもホームレスさんが寝泊りできる死角が出来るような場所に女の子も含む小学生達が隠れて遊んでるなんて、物騒この上ないじゃないか。
木々の向こうには国道を走る車が見える。
あれに引っ張り込まれてつれていかれたら終わりじゃん。
さすがに先に帰るわけもいかず、夕暮れ前に帰宅を促し、一緒に連れ帰った。

子供の頃は秘密基地とか誰でも作ったよね。
でも大概それは人目につきにくい所で。
そして、私自身、そこを見つけた大人に、思い出したくも無い記憶を植え付けられた。

気をつけようね。変な大人がいたら近づいたら駄目だよ。
一人で違うところへ行かないようにしようね。
皆と一緒に遊ばなきゃね。
色々言い聞かせる。口うるさい大人と思われてもいいから、忘れないで。

帰宅して、奥様方とお茶。
「一緒に行っちゃったからびっくりした」「有難う大変だったでしょう?」とあれこれやさしい言葉をかけていただく。
奥様方とゆっくりお話は出来なかったけど、子供達と遊べたからいいか。
おしゃべりしてる間に子供が連れ去られたりしてたらどんなに後悔する誕生会になったかしれないし。

アユムのために、座る場所や歩きやすいように木々を取り除いてくれたり、子供達はとても優しかった。
有難う。その優しい心のまま、成長していって欲しい。

ちょっとまとまらないけど。
誕生会、いつまでも、元気なあなた達の成長を祝って行きたい。


2004年12月08日(水) 生キズ

園バスから降りるなりアイが「おかあさん、アイちゃんみて何か気付かない?」と神妙な面持ちで言う。
えーなんだっての?お昼寝から今まさに起きたばかりで機嫌の悪いアユムを抱いててこっちはそんな余裕無いんだけど。
ちょうど同じ集合住宅内のママさんが帰宅。
「クリスマスプレゼント買いに行ったのよ」「あー、うちも用意しなきゃー」などと世間話をしてるとママさんが「あいちゃんどうしたの足!?」と驚く。
見ると膝小僧が血まみれ。げ。
恨めしげ&何故か誇らしげに「幼稚園で縄跳びで転んだ」
げーハイソックスまで血が垂れてるじゃん。
早く洗濯しないと染みになるー(←母親として最初に思ったのがこれでは問題かと)

アイの膝小僧は生傷が絶えない。
やっと先週だか転んで出来たでっかいかさぶたがとれたと思ったらこんどは縄跳びだと。
公園とかで遊ぶ時はなるべくズボンはかせてるんだけど、それでも防ぎきれない。
活発だからでなく、どんくさいから、なんだろうなぁ。

「みんながかわいそうーとかいたそうーとか言ったけど、あいちゃん泣かなかったよ」と言う。
誇らしげなのはそれか。
「今、はっけっきゅうがバイキンやっつけているんだよねー」と傷口を凝視するアイ。
はいはい。次は血小板がかさぶた作るからね。

しかし砂だらけ埃だらけで真っ白に汚れている傷口にばんそうこ貼っただけっていう処置はどうかと。
血は流れっぱなしで膝は血まみれだし。
せめて砂と血を洗い流してからばんそうこ貼って欲しかったなぁ。
たくさんの園児相手で忙しい先生にそこまで望むのは酷か。

傷跡だらけの汚い膝付近。
「凄いなぁ。アイが頑張って元気に遊んでる証拠だね。」と感心。

年頃になる頃は消えてればいいけど。
この足じゃ生足でミニは無理だぞ。

ちなみにブラウスにも血が。しくしくしく。落ちるかしら。


2004年12月07日(火) 洗濯物の行方

先週アイがスイミングに行ったのが金曜日。
洗濯して干したのが翌日土曜日。
全国的に大荒れの天気だったこの週末に、外に干したのが間違いだった。
スイミングキャップがなくなっているのに気付いたのが翌朝日曜日。
あー風で飛んでったかなぁ…と下を見ると、斜め下のお宅の庭の隅っこに落ちているのを発見。
取りに行かなきゃ、と思うが、日曜の朝九時前に落ちた洗濯物を拾いに訪ねるのも気がひけた。
そうこうしているうちにT君宅との待ち合わせ時間。
やむをえず、帰宅してから夕方位に訪ねよう、と外出。

ボーイスカウトの体験も済み、帰宅した午後。
下のお庭を覗いてみると、スイミングキャップが無くなっていた。

あ、落ちてるの見つけてくれたんだな。
どうしよう、無くなっているのに拾いに行くのもなんかか間抜けっぽい。
下のお宅とはそれなりに頂き物のおすそ分けしあったりしてそれなりに交流しているつもりだけれど、斜め下のお宅の奥さんとはあまり顔を合わせる機会がないので挨拶程度しかしたことが無い。
ちょっと訪ねるのに躊躇したのはそういう薄い付き合いしかしていないお宅だったから。

キャップには大きくアイのフルネームを書いていたので落とし主は分かるわけだし、ひょっとしたら届けて下さるかも。
そうでなくても、よく掲示板に落し物の洗濯物とか掲示してあるし、そこに貼っててもらえるかもな。
でもでっかく平仮名でフルネーム付きのスイミングキャップだよ。
晒し者だなぁはずかしー。でも仕方ないか。
なんて、気楽に考えていた日曜日。

今日現在、スイミングキャップはどこにも見当たりません。
こっそり郵便受けに入れておいてくださるとかー
それとも子供さんが持ってきてくれるとか?
などと、あれこれ勝手に想像して過ごしていたのですが。

やっぱり、捨てられたんでしょうか?

でも、あのお宅のお子さん、アイよりかなり上ではあるけれど、アイが小さい頃は何度か遊んでもらった事があるので、四歳のお誕生会の時はお誘いしたのよね。
でも、お母さんと全然面識が無かったせいか、用事があるから、と遠慮されたのだった。
まったく知らない人、というわけでもないはずなんだけど。
届けてくれそうな良い感じの奥さんだったからさ。
夏に子供の遠足の時、水筒に氷を入れ忘れたからって遠足先までわざわざ氷届けにいったりしてた子煩悩な奥さんだったし。

あぁそれとも、うちと分かって、捨てられたのかしら?
あのお宅なら別に困っててもいいや、なんて思われて?

なんか考えがどんどん暗いほうに走っていってしまう。
だって名前書いてたのに
子供のスイミングキャップだから、無くしたら買わなきゃ代わりが無いって分かるだろうに。

あぁでもすぐ拾いにいかなかった私が悪いのよね。
もっと密に近所付き合いしてなかったのも悪かったわけだし。
でも下の階は5家族。そのうち3家族は立ち話程度の世間話はたまにするのよ。
私にしては頑張っているんだけど。
運悪く世間話をしたことが無い2家族のうちの1つだったわけで。
頑張りが足りないって事だよなぁ。

なんかへこみまくり。

明日は上の階のY君のお誕生会にお誘いを受けている。
今日はプレゼント買いにいかなきゃ。
昨日は下の階のNちゃんから冬用コートのお譲りを貰ったから、お礼にちょっとした何かを買って持っていこう。

私は私なりにご近所付き合い頑張ってるんだけどなぁ。
なんか全否定された感じでかなりへこみ気味。

あ、泣きそう。くそ。ぐだぐだ考えてたって何もならないのに。
馬鹿の考え休むに似たり。
休んだから、動こう。
キャップは諦め。
新しいのを今週買うことにして、洗濯ばさみの強力なのを大量買い込もう。
さ、雨降る前に鼻水たらしたアユムつれて買い物行くぞ!!!
ちくしょう!!!
負けるもんか〜!!!!!


2004年12月05日(日) 一日体験

ボーイスカウトの活動日。
参加人数は子供7人位。
更にその兄弟児が何人かついでに参加といったもよう。
どこの大概一家総出。
父親は運転手として渋々付き合わされてるのかしら。
いずれにせよ、母親だけの参加はうちだけのよう。

アイは張り切ってはしゃぎまわる。
人見知りというものを知らない子なので、初対面の子にでもガンガンくっついていく。
五分後には一緒に走り回ってるのでその点は便利な娘だ。
担当の方の説明にも「質問のある人は」と言われると「はい!!」と元気に手をあげて質問する。
土を前に何を作るか悩んで途方にくれている子供達をよそに、真っ先に袋から土を出して一心不乱に作り始める。
手がかからない子という感じはそれなりにあったけど、こうやって見ると本当にアイは楽。
自分の世界を持っているからほっといても勝手に何かやってる。
いいのか悪いのか分からないけれど、今の所助かっている。
あぁほんとうに楽しそう。やっぱりアイはこういうの好きだよね。
参加させて体験させてあげたいけれど。

問題はこの鼻水垂れ流して咳をしながらうろちょろ走り回るアユム。
椅子によじ登り机によじ登りドアを開け外に出たがりトイレで遊びたがり
椅子ごとひっくりかえって転んで泣いて、あげく昼近くなると眠くなって大暴れ。
初めての場所で興味津々遊びたくて仕方ないのに、睡魔は容赦なく襲ってくる。
眠い遊びたい眠い遊びたいのに眠いーーーーー!!!!と不機嫌この上なく泣き喚く。
あぁもう観念して寝ろってば。
抱いても暴れる床に寝転んで喚きまくる。
他のお母さん達に話を聞く事も出来やしない。

ボロボロになって帰宅。
遊び足りないアイは公園へ行くと寒風吹きすさぶ中外へ出ようとする。
鼻水垂れ流し咳き込みながらもついて行こうとするアユム。
あぁもう私、精神的にも肉体的にも限界なんですが。

公園から戻ると(←結局行ったし)アユムもさすがに疲れたらしく、夕方四時半に寝て翌朝まで熟睡した。
なんのかのいってやっぱりアユムにはハードだったろうなぁ。

次回は街頭で募金活動とクリスマス会。
アユム連れで外に立ちっぱなしは無理。
お料理持ち寄って参加ってのも無理。
アユム連れて更に荷物なんて持てません。

とりあえず、入隊は保留にさせてもらおう。
アイはやる気満々だけど、アユム連れでは私がもたない。
アユムが二歳になった位にまた考えてみる事にしよう。
すまん、アイ。


2004年12月03日(金)

集合住宅内のママさんがしきりにボーイスカウト入会を勧めてくる。
正直、日曜日にまで子供の行事で振り回されるのはうんざりだけれど、現在、土日の過ごし方にちょっと弱っているのは事実。
夫が居てもどうせどこかへ行こうと言い出すはずも無い。
いつも出掛ける先は私が探して連れて行かなきゃいけないわけだし。
親子でいるより子供同士の方が楽しい年齢にもなってきているし。
ボーイスカウトかぁ。
そういう手もありかなぁとちょっと考える。

「今度の日曜は陶芸教室なの。見学に来ません?」と誘われる。
アイに聞くと「いく!」と二つ返事。
まぁいいか。とりあえず見学という事で行ってみるか。
参加という事で連絡をした昨日。

今朝からアユム発熱。
はぁ。そっか、アユムが居るとこういう事態があるわけだよね。
ボーイスカウトはアイ達の年齢は常に保護者同伴だ。
熱出したアユムを連れて行くわけもいかないし、預ける先があるわけでもない。
一人で二人の子供を育ててる今、きちんとした予定の元に行動するのは無理がある。
ボーイスカウトは見学だけして入会はとりあえず保留にするしかないか。

とりあえず、病院で薬を貰ってきた。
これでアユムの熱が日曜までに下がる事を祈ろう。


しかしなんで子供って何かある前になると必ず熱出すんだろうね。
親のいつもと違う様子を察して、なんていうけどそんなんエスパーがお前。
動物的勘ってやつ?
1歳児なんてチンパンジー以下の知能だもんね。
動物的本能ってヤツの方が強いって事なのかなぁ。畜生め。


2004年12月01日(水) 補助輪

「しろつめくさ」「首飾り」で検索されてました。
なんかほのぼの。なのにこんな日記ですみません(猛省)

アイも年長。
なのに自転車はまだ補助付き。
「まだほじょつきなのー?」と子供達に言われる事が多くなった。
無理も無かろう。
同じ集合住宅内の年中の男の子達は皆補助なんかとっくにはずれてるし。
同じ歳の男の子ももちろん。
小1のお姉ちゃん達はもっと大きなインチの自転車で走り回っている。
補助輪をガガガガ言わせて走っている幼稚園児はアイくらいだ。
そのうち年少の子(これも男の子ばかり)に先を越されるぞ。
そうなるとプライドの高いっつーか、打たれ弱いアイが「もう乗らない!」と言い出すのは目に見えている。

「最初補助を傾けて地面に届かないようにして慣らすといいよ」とママさんが教えてくれた。
「うちは片方だけはずして慣らした」「うちは一気にはずした」と色々。
「何回か転べば乗れるようになるよ」
その何回か、がへたれのアイには辛いようで。
とりあえず、両方傾ける案を採用させてもらう。
何せ親である私が自転車に乗れないのでどう教えればいいのか分からないんだよなー
アイの補助輪が取れたら私が大人用の自転車につけて練習させてもらおうかしら…
大人用三輪車(?)に乗るのとどっちが恥ずかしいかしら…
ある意味羞恥プレイ(←違う)

補助輪傾け自転車のアイ試乗。
が、思いっきり本人も傾いて乗ってるし(汗
まぁいいか。そのうち慣れるだろう。多分。頑張ってくれ。
自分の事は棚の上状態まっしぐらの母であった。





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