凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年06月28日(月) しまっちゃうおじさん

台所の引出しを開ける。
TVのリモコンが出てきた。
…おい。

冷蔵庫を開ける。
台拭きが出てきた。
……おい。

ゴミ箱からスリッパが。
ソファーの後ろからかじりかけのパンが。

犯人はアユム。
最近の彼女は“しまっちゃうおじさん”(byぼのぼの?)になっている。
なんでも手当たり次第あらゆる所へあらゆる物をしまっちゃうのだ。
困った。
思いもかけない所から出てくるのでなんというか…
出てくるのはまだいいんだけど、しまわれてしまったら探せない。

携帯が無くなって二日。
電源が切れているのでかけても呼び出し音はならない。
どこにあるんだ〜
別に困らないからいいけどさ。(←いいのか?)

しまっちゃうおじさん、頼むから、しまうまえにちゃんと「しまっちゃうよ〜」と一声かけてくれ。(←無理)



************:

城島&和田、オリンピック&オールスター出場で連日スポーツニュースに出ているよう。
和田投手のサイトの掲示板で「今日の城島選手と和田選手はとても淫靡な感じがしました」などという書き込みを発見してのけぞる。
うぅむ。色んな見方があるものだ。
そういえばアテネ出場が決まった日の試合、完投した和田と城島が試合終了後のマウンドで、二人とも笑顔も無く緊張した面持ちで互いの顔を見つめあい、固く握手を交わしていた。
「俺達の目標はアテネだ!」「はい!」という心の声が聞こえるようだと思った私もいかがなものかと。
いやいや、私はなんといっても和田&新垣のカップリングが好きだから。
でも最近新垣君はやたらおばかおすぎ事杉内君の事をインタビューでも答えるんだよね。
「杉内の分も投げなければ」とかなんとか。
おっきなクマのぬいぐるみをかかえて病院へお見舞いに行ったとかなんとか。
いやんそっちとラブラブなの?(←おい?)
それじゃ和田選手にほれ込んで一緒に自主トレ頑張った寺原の立場は?(←おい)
と、いう具合に、そういう目で見ればいくらでも見れてしまうのも楽しいダイエーホークスナインなのでした。(←違うって)

壊れてます。


2004年06月27日(日)

雨の中、ショッピングモールへ。
子供二人を私が連れて行ける遊び場所はここが限界。

こどもの広場で遊ぶ。
例によって積木は他の子が独占。
アイは自力で交渉。
私は面倒なので傍観。

しばらくするとむくれたアイが広場から走り出してきた。
「ひどいんだよ!かしてって言ったのに全然かしてくれないの!つみきはみんなのだから、かわりばんこでつかわなきゃだめだよ!っていったのに!」
怒りが治まらないアイ。
うんうん、それは正論だ。
しかしだからといって子供には通用しまい。
「そう、いじわるな子がいたね。アイはちゃんと貸してあげたのにね。」となだめる。

そういう綺麗事が通用する幸せな世界はカミサマの有り難い教えで固められたあんたの幼稚園内くらいなもんだ。
だから、同じ集合住宅の幼稚園OBの子供達とは普通に遊べるのに、保育園卒の子にはパシリかなんかのようにいいようにあしらわれて泣かされたりするんだ。
そして、要領良く生き延びて行くのは、アイ達の幼稚園内のような夢の世界でなく、この保育園卒の子達のように現実に生きている人間なんだ。

アイが差し伸べた善意の手は払いのけられる事が多い。
アイよ。理不尽な事なんか山ほどある。
子供の世界はなおさらだ。
アイの善意だって誉められる事を期待しての善意だ。偽善だ。
今のアイは胸糞悪い偽善者だ。
それでも、子供の世界の理不尽さに負けず、その偽善を貫き通して行ってくれ。
そうすれば、多分あんたの偽善も本当の善になっていくだろう。

って何エラソウに言ってんだ私。
そのためには親がフォローしていかなきゃいけないんだよね。
はぁ。そんな容量ないのに。
どうすればいいんだか。
人との接し方なんか、こっちが教えて欲しいくらいだ。
ってか、そんなうざいの考えたくない。
なんかもう壊れまくってます。




***********

職人大道選手復活で良かった。
打席に立った時は鳥肌モノでしたね。
初打席ツーベースヒット。
ズレータの活躍でDHの席を取られてしまってるけど、残り60試合(だっけ?)活躍してほしいものです。
それにしてもグーリン。なんのかのと言って勝ってますなぁ。
不思議キャラだ。


2004年06月25日(金)

ちょっと壊れかけ。
天気のせいかな。
鈍い頭痛が続いている。

アユムは最近「おねえちゃん」と似た発音をする。
「あれ?今、おねえちゃんって言った?」と思う回数が増えてきている。
最初の言葉が「おかあさん」でも「おとうさん」でもなく「おねえちゃん」か。
それも良かろう。
まったく同じ環境で価値観で同じように育てられた同性だ。
親子より共感しあえる部分が多いだろう。
親なんか順番どおりにいけばあんた達より先に死ぬんだから、その後の人生仲良い姉妹で生きていって欲しい。

とは、思うけど、同性って仲悪い事が多いよね。
親より、お互いを頼りあう姉妹になって欲しいものだ。


あぁアユムがうんちくさい。
梅雨時のアンモニア臭は辛いなぁ。
ふぁ部リーズぶっかけてやりたくなるよこいつに。


2004年06月24日(木) 世間話は大事

玄関先で赤ん坊を抱いた上の部屋の奥さんに会う。
うわぁ生まれたてだぁ。うわぁうわぁ。
生まれたての生き物は人間でも犬でも猫でもコモドオオトカゲでも可愛い。(と、思う。多分。)
下の男の子を連れていたので「S君、凄いねおにいちゃんだねー」と声をかける。
世間話ついでに「S君、赤ちゃん返りとか大丈夫?」と話す。
「最近、以前にも増して足音が凄いから、S君ストレス溜まってるのかなーと思って」とさりげに音が気になる旨を伝える。
おぉ凄いぞあたし。嫌な人間だ。嫌味っぽいかも。ひゅーひゅー。
「S君、大きくなったら弟と一緒に遊べるねー楽しみだねー」と笑顔でS君の頭を撫でてやる。
ちゃんとフォローしとかないとね。
産後間もない奥さんに気苦労の種を増やしてしまったかな。
まぁ仕方ないさ。
奥さんと赤ん坊が寝てる間、家で騒げない姉弟は集合住宅内の家庭を訪問しまくって遊び場所を探し回っている。
うちだって何度ターゲットになったか。
ご近所付き合いを円滑にするためにも我慢できるとこは我慢するけど、我慢してやっているって事は知ってもらっておかないとね。

いいぞあたし。すげー嫌な人間だ。
いいもん別に。だってこっちは嫌な思いしてるんだし。
これこそお互い様だ。ふふーん。
でも嫌な顔なんかしないよ。
会ったらちゃんと笑顔で世間話するさ。
「私も三人目欲しくなっちゃう〜」なんて笑いながらこれっぽっちも心にない事を言ったりね。
だって大人だもん。けっ。


2004年06月23日(水) 気になる生活音

真上の部屋は小1の女の子と年中の男の子の二人姉弟。
二人ともとにかくパワフル。
ご夫婦は子供を保育園に預けて共働き。
園の送り迎えは近くに住む親にやってもらっている。
仕事が終わると子供を実家に迎えに行って帰宅。
それから食事の支度なので共働きの家庭の子供達は夜が遅くなる。
保育園はお昼寝があるから子供達は夜遅くても元気。
11時過ぎても走りまわる足音がする。
しかしこちらは昼寝時間もない幼稚園。
夜は9時には寝床の中。
しかししかし、頭上は子供達が走り回る足音、襖の開け閉めの音、おもちゃを落とす音、etc。
うとうとしてもそれらの音でビクッと目が覚めてしまう。
「なんの音?」と聞くアイに「上の部屋のEちゃんとS君が遊んでる音だよ。うるさいでしょう?走り回ると下の部屋の人はうるさいんだよ。うちも気をつけようね。」と教える。

こちらも子供がいるわけだしお互い様と言いたいところだけれど、うちは女の子二人だしアイはお人形遊びやお絵かきが好きなインドア派だ。
とっくみあいの喧嘩ごっこして遊ぶ男の子とじゃ出す騒音は比べ物にならない。
しかし奥さんは音についてまったく無関心らしく一度も「うるさくない?」と聞いてきたためしがない。
うちなんか階下の奥さんにはいつも「赤ん坊の泣き声がうるさくてすみません」とか会うたび謝って、おすそ分けだのなんだの持っていって気を配っているけど。

その奥さんが今月めでたく男の子出産。
はぁ、男の子かぁ…と悪いが溜息。
これで何年先かの騒音の元が増えたわけか。
ちょっと憂鬱になる。


2004年06月22日(火) 食事

そういえば最近まともなモノ食べてないなぁ。
朝、アイを幼稚園へ送り出し、一息ついた時間。
朝食にカップラーメンをすすりながら思った。

腹は減るので何か胃袋に入れる。
何かでいっぱいになればとりあえずそれでいい。
今朝の朝食はアイにはロールパンにレタスとチーズとハムをはさんだサンドイッチと牛乳。
バナナ半分。
しかしアイは「ジャムが良い」と言って食べない。
仕方ないので別のロールパンにジャムを塗ってやる。
ミニトマトはやっぱり手付けず。
栄養のえの字もありゃしない。
アユムは歯がまだ生えそろっていないのでレタスもハムも食べることが出来ない。
昨夜のカボチャとにんじんのグラタンの残りにご飯を混ぜたモノを食べさせる。
それに牛乳とバナナ。
トマトは舌で押し出し拒否。ちっ。
こんな朝ご飯じゃ駄目なんだろうなーと思いつつ、私は子供達が食べ終わった後に適当に残り物をつまんだりして済ませる。

考えてみれば、ちゃんとした(?)外食って最後に行ったの何年前だっけ?
アイが生まれてから大概ファミレスかせいぜい焼肉。
肉があまり好きでないのでファミレスでハンバーグも注文せず焼肉店ではサラダバーしか食べるものが無い。
家で作る食べ物も子供が食べやすいようなものや味付けばかり作っていたので普通の食べ物の味がわからなくなってきている。
たまにはちゃんとした食べ物を食べたいなぁ。
でももう既に自分が何を食べたいのか分からない。
そして適当に食べ物を探し胃袋に詰め込む作業をする。

あぁ食事や料理が好きな女性ってそれだけで人生幸せだよね。
そういう女性と結婚した男性も家の料理が美味しいとほんと幸せだろうな。
食べる事、それを作る事って幸せへの第一歩だよな。
それをきちんと積み重ねていけば、幸せな家庭になり、健康な身体になり、幸せな人生に繋がっていくと思う。
子供達は料理好きな子に育てなきゃ…って私がどうやって?(嘆息)






******************

荒金の活躍で見事サヨナラ勝ちした日ハム戦初日。
感極まった荒金が思わず放り投げたヘルメットが三瀬の顔面直撃。
鼻血を出した三瀬。
それに気が付き指差して大笑いのカズミ達ナイン。
鼻を押さえて苦笑いの三瀬。
これは絶対今年の珍プレー好プレーに間違いなく出るだろう(笑)
楽しみにしてよっと♪
しかし竹岡投手はどこ行ったのかな。
男田口もいつの間にか二軍に行ってるし、岡本も上がってきたと思ったら、また二軍落ちしてるし。
一昨年の開幕投手田之上はどうしてるのかなぁ。
若手が活躍するのは楽しいけれど、かつて活躍したベテランが上がってこないのは淋しいなぁ。


2004年06月20日(日)

暑さで意識朦朧。
のぼせた頭が鈍く痛み出してくる。
あぁ頭痛だ。
でもまだこの程度なら市販の頭痛薬で治まる痛さだな。
薬箱を引っ張り出す。
無い。
この二十年程切らしたことが無い市販の頭痛薬がない。
しまった。油断してた。
いつもどこかに頭痛薬はある。
バッグの中にも、引出しの中にも、化粧ポーチの中にも、あそこにもここにも。
探すが、無い。
どんどん気持ちが焦って来る。
どうしようどうしようどうしよう。薬が無い。どうしよう。
だんだん自分が必死になっているのがわかる。
部屋中ひっかきまわして薬を探す。
どうしよう薬が無いどうしようどうしようどうしよう
不安が焦りが恐怖に変わる
どうしよう頭痛が酷くなるどうしようどうしようどうしよう寝込むわけにはいかない私一人なんだし寝込んだら子供の世話は誰がどうしよう薬がないとどうしよう

ひっかきまわしたバッグの中からやっと見つけ出す。
でも、これ、何年前のなんだろう。
このバッグを使ってたのって、アイが生まれた頃位かしら。
かまわず薬を飲む。
体中の逆流した血が、やっと静かに落ち着いていくような気分。

市販の頭痛薬なんか気休めだ。
本当の頭痛にはこんなもの何錠飲んだって効果ない。
それでも飲まずにいられない。
他に、不安を打ち消す術がない。


2004年06月16日(水) 三重苦

○ッキーマウスが嫌いだ。
子供の頃、あのネズミの滑らかな動きが気持ち悪かった。
もっとしゃきしゃき動けと言いたくなる。
だから、○ィズニーアニメが嫌いだ。キャラも嫌いだ。

夏が嫌いだ。
暑くて死にそうになる。
強い日差しが目に辛く、頭痛がしてくる。
夏になると偏頭痛が悪化し、秋口まで寝込む事が多い。
うちの一族は高血圧一族で、夏に倒れる人が多い。

乗り物が嫌いだ。
酔うからだ。
自分で運転する車でも酔う人間だ。
自分で運転しながら吐いたこともある女だ。
遊園地なんか行く人間の気が知れない。
なんで金払って乗り物に乗って具合悪くならなきゃいけないんだ。

あぁ。なのに。

夏休み、東京ネズミーランドに行く事にしてしまった。
夫の交通費一人分が会社持ちになるのでその分安く行けるし、こういう機会でもないと、夫がわざわざネズミーランドにまで子供達を連れて行こうと考えないだろうからだ。
アイのまわりもネズミーランドに行った子は得意気に話す。
アイは黙って聞くしかなかったわけで。

はぁ。夫とは現地合流なわけだから、炎天下、私が一人で一歳児とアイと三人分の荷物を抱えて飛行機に乗って東京まで移動しなきゃいけないのか。
ベビーカーを持っていくしかないか。
でもうちのはA型とバギーだ。
A型は重いしバギーは荷物を入れる所が無い。
今からB型を買うのは悔しい。
レンタルするか。それも面倒だ。
どちらにせよ両手は塞がる訳だから、荷物は背中に背負うしかないわけか。
アユムのおむつと、念のため離乳食と、三人分の着替えと、おやつに飲み物に…
そして炎天下のネズミーランドで子連れで行列に延々並ぶのか。
ぐずる子供達、おむつ替えスペースとトイレを探して走り回る自分。
想像するだけで眩暈がして寝込みそう。

TVでネズミーランドが出るたび、「ここにいくんだよね?」とアイは嬉しげに画面を指す。
「夏休みになったら、ひこうきに乗っておとうさんのとこに行くんだよね。」
と何度も聞く。
園の先生にも「なつやすみになったら○ィズニーランドにいくの。」と話す。
ああ。そんなに楽しみなのか。
「バズ(なんとかかんとか)のに乗りたい」とすでにお目当てのアトラクションがあるらしい。
はぁ………がんばるしかないか…(遠い目)
とりあえず、頭痛薬を山ほど持っていかないと。
その前にかかりつけの脳神経外科でCT撮ってもらってからにしようかな。
今年はまだ撮ってなかったもんね確か。
帰ってきたら寝込むの覚悟で行かないと。
荷物だけホテルに先に宅急便で送ってしまおうか。

なんでこんなに夏が駄目なのかなー
なんでこんなに乗り物が駄目なのかなー
○ィズニーが駄目なのは全然困らないからいいけど。


2004年06月14日(月) 園も大変

アイ、やっと幼稚園復帰。
アユムにうつらなくて良かった。
私がますますアユムにかかりきりになると、アイの腹痛が増すから。
あぁなんて繊細で(?)面倒くさい子なんだろう。
いや、私が育てたからなんだろうけどさ。はいはい。(←空に向かって唾を吐く)

それでも病み上がりの園はハードだったらしく、帰るなり「今日はおうちで粘土してあそぶ」と言う。
聞くと今日はマラソンだったらしい。ひぇぇ。
一応熱が39度出て、吐き気が続いて数回吐いて…と欠席中の容態を先生あてのメモに書いて渡してはいたんだけど。
無視かい。
「○ちゃんが給食の時ゲロした」と言う。
へーそれじゃ保健室で休んで早退したのかしら、と聞くと「おゆうぎかいのれんしゅうした」との事。
そっかー幼稚園ってゲロしても休ませず普通に日課を進めるんだーすげー
子供達って親の想像以上に過酷な幼稚園生活を送っているのかもしれないなぁ。

連絡帳をあけるとプリントが数枚。
これって…欠席中に園でやったプリント?
「これ、おうちでやってねって先生がくれたの?」と聞くと「うん」ひぇぇぇ。
幼稚園なのに宿題(?)っすか〜(汗
やっていかないと親の家庭での子供への接し方がバレバレというか、顰蹙モノなのかもしれないし。
泣く泣くプリントをやらせる。ってか、私が泣いてどうする。

連絡帳には秋のマーチング大会のチケット申し込みの案内。
この月って運動会もあるじゃない。うわー。
残暑厳しき園庭で運動会の練習にくわえてマーチングの練習もするのか〜
大変だなぁ園児達。
「アイはポンポンなの。かるいかららっきー」
確かに、炎天下大太鼓とか抱えてる子は死にそうだよね。
あんたはラッキーだ。
死にそうな顔で楽器を演奏する子の分も笑顔でポンポン振って踊りまくれ。

幼稚園も年長になるとハードなんだなぁ。


2004年06月09日(水)

へこみへこみへこみまくり〜♪(←壊れた)

朝、起きるなりアイが「おなかいたい」と言い出した。
おやおや、いつもの腹痛は食事中か食後なのに。
それも最近は回数が減りつつあったのに。

いつもの腹痛時の処置→温かい牛乳を飲ませる→整腸剤を飲ませる→カイロをあててしばらく休ませる→痛みが消えるまでお腹をさすりつづけてやる
を、一通りやったが一向に「なおった」と言う気配がない。
腹痛時の処置としてこれが正しいのかどうか分からないが、アイの場合精神的なモノなので、この流れでいつも治まるのだ。
しかし今日はむしろどんどん痛みが増すよう。
うーん、でもかかりつけの医者に見てもらっても「精神的なものから来ているから」と言われ薬ももらえないし…
とりあえず園を休ませ様子を見ようとしたら、いきなり思い切り吐いた。
あらら。
熱は無い。便も普通便を一回。状態はまぁまぁ。
しかし三回目吐く頃にはさすがに顔色が悪くなってぐったりしてきた。
精神的なものでここまではないだろう、と病院へ連れて行く。
待合室で診察券を出す間また嘔吐。
病院の皆様すみません。
吐瀉物まみれで診察室へ。

結果、「胃腸に来る風邪」だそうです。
俗に言う「嘔吐下痢症」とかの仲間ですね。
まだ下痢してないけど。
ってことは、吐き気が二日は続くわけか。
はぁ。

夫から「携帯の写真、HPにアップしました」と能天気なメール。
暇なのね。いいなぁ。ってか、アドレス知らないんですけど。
「FTPでアップしたのでダウンしてください」
だからー素人の私にはそれがなんの事がさっぱりわからないんですってば。
見て欲しければHPのアドレス教えろって。
あぁもうどうでもいいや。
こっちは二人の子供の世話で忙しいから貴方にかまってる暇無いの。


2004年06月08日(火) 三人目

去年越して来た奥さんがおめでた。
「この辺の病院ってどこがいいの?」と聞かれ、とりあえず、自分が出産した病院はどこどこだけど、と教える。
県内では色んな意味で有名な産院だ。
「インターネットの掲示板とかで調べたけどそこってあんまり評判良くないよね」と言われる。
「インターネットの掲示板ってどこの?」と思わず突っ込みたくなるが流す。

そう、私が出産して入院してる時、友達が見舞いに来て「良かった、実は知り合いがこの病院の違うとこで出産して死んだのよ」とか後で言われた。
「友達は逆子で足が出てきて“あぁだめだ”って足を押し戻されて帝王切開になった」とか。
いや、私も足が出てましたけど。
確かに押し戻されてましたけど。
まぁ通院する人が多ければ多いほど色んなケースも出てくるよね。

結局奥さんは無難に総合病院に決めたそうだ。
「それがさー!笑っちゃう!予定日いつだと思う?一月一日よ!」
おぉそれは忘れ様が無い日だこと。
「冗談じゃない色々高くつくじゃない!年内に産むわよ〜!」と笑う。
「どう?同級生の三人目!今からでも間に合うかもよ?!」
いや、夫いないんですけど、ってか、もうセックスするの嫌なんで。


2004年06月07日(月)

夫が突然帰ってきた。
月一回帰省手当て(?)が出るので使わなきゃ勿体無い、という理由らしい。
アイは大喜びで夫にまとわりついていた。
そりゃそうだろう。
しつけのためやらなにやらでしかったり注意したり口うるさい私と違って夫は単なる遊び相手だ。
育児のおいしいとこだけつまみ食いして「自分はちゃんと育児を“手伝って”ます」と胸を張って言うむかつく男だ。
だから子供にとっても夫は「おいしい」存在なわけだ。
楽しい事しかしない人間なのだから、いると楽しいし嬉しいわけだ。
しかしそれが「必要」なのか?となると話は違ってくると思う。
だって現に夫がいなくてもこうして三人でちゃんと生活はまわっているんだし。
居たら「便利」だけど、居ないと「困る」といった存在ではない。
居るのも、夫である必要性はない。
「おいしい存在」なら田舎の母もそうだし。
私が相手をしない事も母は喜んで相手するからアイは母が来るのが好きだ。
そう考えるとうちの場合、父親の必要性って「経済面」の一言につきるわけだなぁ。
って事は、夫が失業したら、夫の必要性ってまったく無くなるって事なのかな。

ちなみに夫は単身赴任生活が「楽しくて仕方ない」らしい。
断言しやがった。
もともと独身時代住んでた土地なので、知り合いは山ほどいる。
見知らぬ土地じゃないので過去探索とかもして楽しいらしい。
いいなぁ。
私も人生リセットして独身時代に一人タイムスリップしてみたいよ。
自分の時間が自分だけのものだったあの僅かな時間に。
期間限定だから余計楽しめるだろうしね。

「ここ一・二年、鬱病だったんだよ。気が付かなかった?」などと言いやがった。
ほう。それは気づきませんでした。
「私もここ一・二年は妊婦だったり出産したり大変だったんですけど。気が付かなかった?」
そう言い返したかったけど止めた。
夫にとってはどうでも良い事だろうから。
環境変わって鬱もふっとんだみたいだし良かったですね。

あぁ見事に愚痴というか悪口しか出てこない。

夫が赴任先へ帰っていって、いつもの親子三人の生活が戻ってきた。
「ちょっとさびしいねぇ」とアイが言ったのは朝一回だけだった。

こんな中途半端にアイを甘やかすだけ甘やかして「さて時間切れさようなら」と消えるんなら赴任期間が終わるまでずっといない方がふんぎりついていいのに。
生殺しみたいでかえってアイが可哀想だ。



王監督1000勝おめでとうございます。
記念すべき日を東京で迎えられて本当に良かったですね。
ダイエーのセールに行ってみようかなと思うけど金欠ゆえ無理。
記念バッジが欲しい。しくしく。


2004年06月01日(火) フリースペース

アユムは歩く。歩く歩く。
一歳なりたてなんだからそこまで歩かんでも良かろうにと思うくらい歩く。
もうハイハイなんかやってらんないわ〜♪といった感じ。つまんないなー。
どうせ長い人生二足歩行なんだからさー
四つんばいで移動するのを許される時期をもっと謳歌してもいいじゃんー

公民館の育児スペースを覗いて見る。
勝手に遊んで勝手に帰って良いフリースペースだ。
受け付けに記入後、名前と月齢を書いたシールを子供に貼って適当に遊ばせる。
アイは特に人見知りをするというわけでもないが、私にくっついたまま離れないできょろきょろと周囲を観察している。
まぁ初めてな場所だしな。
生き物の本能として多少警戒はしないと。

それでも適当に放牧してみると、とことこ歩いておもちゃのところにいっては止まり、戻っては止まり、と観察だかマーキングだかしている。
世話人らしい年配の女性がアユムのシールを見て「あら!一歳0ヶ月?上手に歩くわね!」と声をかけてくれる。
はぁ。有難うゴザイマス。
早く歩くのが偉いわけでもないだろうから特に嬉しくもないけど。
多分この女性はこうして色々話し掛けて母親同士の会話のきっかけを作ってくれようとしてるんだろうな。

女性は近くにいた親子に「ほら!この子一歳なりたてなのにあんよ上手よ!あなたも頑張って歩かないとね!」と笑顔で語りかける。
傍らでハイハイしてる男の子を見ると一歳二ヶ月と書かれたシール。
母親は苦笑いで女性に会釈。

だからさー…
子育て中の母親にそれは辛いよ。
本人善意でもって話し掛けてくれているつもりだろうから余計ね。

フリースペース。多分もういかないだろうな。
あの分じゃ「まだおむつ取れないの?この子はもう取れてるよ!頑張らなきゃ!」とか言われるんだろうし。
人の言葉に感情が浮き沈みするのがしんどいし。

幸せに暮らすコツは他人と自分を比べない事だって誰かが言ってたよ。





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