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2004年03月21日(日) ■ |
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白い巨塔 |
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最終回は悲しみでいっぱいになりました。
”不安はない。ただ無念だ。”里見助教授から事実を聞きだして財前教授はこう言いました。
死を悟った時に不安を感じるのが普通かもと思われるのですが、
”社会への貢献度”がありそうな人。”仕事のやり残しを感ずる人”には
無念さが残るのですね。何ともくやしい事実を彼から見せ付けられました。
最終回で土壇場の段階で(表現はおかしいかも知れませんが・・)
各々の人物像がはっきりしたように思えました。
鵜飼教授はよきにつけ、あしきにつけ、
”大学病院が・・ガンセンターが・・”しか考えられず・・・
西田敏行の心の優しさをみつけました。命を終えようとしてる人が側にいた時に
どの人がどんな気持ちで向き合ってくれるかと言う事です。
”ごろうちゃん、ごろうちゃん”と言ってすがりつく西田敏行の姿を見た時に財前教授に
”よかったですね。お義父さんは貴方をこんなに愛してたのですよ”と言いたく思いました。
若村麻由美が黒木瞳を病室に呼ぶ辺りなど、つらい選択かも知れませんが、夫への”愛”を
こういう形で見せれるのも立派と言えるかも知れません。
ある監督が亡くなる時にある女優さん(妻)が
”あの女優だけには会わせない”と言ったとかで
ワイドショーで聞きましたがこれは又、”妻の意地、愛”どちらかでしょう。
でも、女性の立場から考えると妻(女優)の方のお気持ちは充分わかります。
若村麻由美は”夫への愛?”それとも別な意味での”妻の意地”を見せたのでしょうか。
野球放送の延長戦で録画をしてて、最後の方が切れたり・・いつもくやしい思いをしてる私です。
今、ドラマの最終回が続いています。
夏場は軽っぽいドラマがチョンチョンと放送されてるように感じられるんですけど、
私が飛びつけそうな”素敵なドラマ”きっとみつかると信じています。
だってね。テレビとパソコンがなければ生きていけませ〜ん状態の私に今、なっていますので!
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