◆◇ お気楽観劇日記◇◆
公演やビデオなどを・・・見たまま、聞いたままを
つらつらと書き綴ったまたまた気楽なコーナーです。

2006年11月04日(土)  花組:全ツ 『うたかたの恋/エンターザレビュー』

私たち姉妹はめちゃめちゃ『エンターザレビュー』にハマった。
珍しく東京も博多も行ってしまった作品だった。
その『エンター』見たさに全ツ・・・高額チケットに手を出してしまった。

さてさて『うたかた〜』これは麻路サンのイメージが強すぎて
そのあと本役であるはずの紫苑サンを見に東京まで行ったけど
しっくりいかなかったくらいの作品。

だからこれといって期待していなかった(悪いけど本音)

まさちゃんルドルフも想像できちゃうし、
それよりも手に取るようにわかってしまうほどの彩音嬢のマリー。
ま、ホント、期待は裏切らなかったね。

他の生徒もなんだか新公を見ているようで「なんだかなぁ。」と思ってしまった。

ただただゆみこサンのジャンは期待以上で
「本当に3拍子揃ったスターさんや。組替はもったいないなぁ。」とさえ思った。

歌えるトップ2番手はお世辞にも他組にはいない。
花組だけだったから・・・ホントに惜しい、惜しすぎる。

演出植田景子・・・と出ていた。悪い予感はしていた。当たった。

終盤のかくれんぼをする場面で『ファントムごっこ』を始めてしまった。
興ざめだ・・・柴田センセはそんなこと絶対しない。「あ〜ぁ。」

おっと、もうヒトリ・・・というかもうヒトツ
望月理世ちゃんがルドルフの家臣モーリスを演じていて
ルドルフの傍らにいつもいるんだけれども
ルドルフがジャンにマリーとのことを打ち明けたあとに
「まだ誰にも内緒だ。こいつにもまだ話していない。」みたいのことを言ったあと、
モーリスが出てきて「何をまだ伺っていないのですか?」と聞いた。
このセリフがなんだか心に残った。
りせりせが話すこのセリフが残った。

あとは本当にゆみこサンのジャンを見ていて感動したりしたくらいだった。

さあ、お待ちかねの『エンター』
組子・・・半分だし、人数少ないとどうだろう・・・。と心配していた。
でもそんな心配は全くいらなかった。

みんなとてもいい顔をしていて、本公演から比べたら驚くような配役だったりするのに
そんなことはまるで感じさせず、本当に全く目が離せない状態だった。

みつるちゃんとりせりせが堂々としてきていたし、
ヤンブラメンバーの燦ちゃん、さちこサン、らいらい・・・
そして組替してきたかすがちゃん・・・がガッシリ脇を固め、
とても充実していた。

わーっと盛り上がって場面が変わってもまたワーっと盛り上がれる。
なんと層の厚い組なんだろう・・・つくづくしみじみ思った。

ショーはこうでなくっちゃ・・・。

かすがちゃん・・・月組ではわりと個性的に見えたのだけれども
燦ちゃん、さちこサン、らいらいと4人で踊るととてもさわやかに見えた。

まさちゃんやゆみこサンの歌もやっぱり「聴きゴタエあり。」と
しか言えないことが悔しいくらいで、圧巻だった。

最後の最後・・・エトワールに絵莉サンだったことがとてもとてもうれしかった。

「うたかたはもういいけど、やっぱりエンターもっと見たいねぇ。」と
とてもとても満足をして・・・なぜか大笑いしながら帰った。


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春吉

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