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2006年08月22日(火) 2006年、新潟の夏の空


奥に見えるのは弥彦と角田。
高校卒業まで過ごした蒲原平野の空は、私の原風景のひとつです。


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先日、家族の1人を亡くし、お別れをしてきました。
連載が終わるまで、待っていてくれたのかもと思います。
数年ぶりに故郷の夏を肌で感じながら、新潟弁に戻って人と話をしてきました。

うちはお茶屋で、家の中は廊下にも茶箱が並んでいます。
後飾りに香を焚くにも、茶に香りが移っては売り物にならないからと、
焼香の香炉には、抹香の代わりにほうじ茶を粉にしたものを入れました。
お茶屋の主人だったじいちゃんも、そのほうが喜ぶことでしょう。

そんなわけで、うちはいつもと変わらず、茶の香りが漂っています。


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