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■ 涙雨の後は青空です
雨上がりの朝を迎えました。散歩道のスモモの木に可憐な花が咲いてました。
雲の合間から射した日差しを受けて楚々と咲いていました。 どこまでも無垢な白い色の花に惹かれます。
とてもとても悲しいことがありました。 お隣のご主人が亡くなりました。享年57歳、真面目で温厚なお方でした。 発病後は徐々に体力も回復され庭や畑仕事・趣味の渓流釣りも楽しんでおいででした。 ご主人の穏やかな笑顔と共に、丹精込めて作られたナスやキュウリ・トマトの鮮やかな色・瑞々しさが甦ります。 ご家族の大きな支えの中、ほんとに充実した日々をお過ごしでしたのに。。。。
告別式を終えるのを待ってたかのように降りだした雨が朝には上がり、青空が戻ってきました。 余りに急だったので、この3〜4日の出来事が夢のようでもあります。 窓の外に広がったいつもと変わらない光景を眺めてると、なおの事 実感が湧いてきません。 ぼんやりしながら、両親を送った時のことなど思い出したりしています。
悲しくてたまらない一方で、不思議な想いに包まれていました。 もう会えないし声も聞こえない、なのに生前よりもっと身近に存在を感じるのです。 言葉では上手く表現できないけど、魂がす〜っと入ってきて自分の中で生きてる、いつも一緒にいる。。そんな感じです。その想いは今でも続いています。 今はお辛いばかりのご遺族も、共にあること、見守られてることが実感できたら、少しは悲しみが癒えるのではと思っています。 涙が涸れた後は元気を出して欲しいと願っています。
我が家は良き隣人を持ちました。 家族の温かさとか団結の素晴らしさとか、生きることの意義とか、たくさん教えて頂きましたもの。
感謝の気持ちと共に "お隣どおし、これからも仲良く助け合っていきます"とお伝えして、最後のお別れをしました。 合掌
2008年03月31日(月)
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