日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

『夏の王』 - 2001年11月21日(水)

●『夏の王』(O・R・メリング)読了
 メリングの4作目。いつものようにケルト系のフェアリーテイル。彼女の作品は全部読んでいるのだけど、その仲ではこれが一番面白いと思う。今までは好きなんだけど、読んでいく時の面白さにかける感じがしてました。キャラクターの心理よりも妖精世界の描写の魅力で読んでいたのですが、今回は人物の心理にテーマがあったのが私の好みに合ってました。
 私が本を読む時中心に読む人物関係と心理描写が、メリングはいつも物足りないのだけど、今回そこが突っ込まれていて良かったです。いつも通り妖精の描写は大満足だし。今回得に押し花のところが上手いなって思いました。あと、夜中にやってくる妖精達の可愛いとこも。
 『妖精王の月』の後日憚にもあたるのだけど前作の細かい内容をすっかり忘れているので(爆)どこがどう繋がってるのかはわかりませんでした。前作を知らなくても楽しめるってことで(笑)。


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 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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