ひとりごと。
kakone



 お布団豆知識

今日は珍しく家でのんびり過ごしてました。
すると玄関にセールスと思しき男性が。
羽毛布団のチェックに来ましただと。いわゆる『○八』です。

うちの布団はいわゆる婚礼布団(羽毛)で、もう5年以上使ってる。手入れとかあんまりしてないので気になっていたこともあってつい話を聞いてしまいました。
布団を見せてくださいといわれ見せてしまいました。
見た途端、その男性は顔をしかめて「うわっ、コレはひどいですねぇ。せっかくのいいお布団なのに残念です。」だとさ。
カバーの布の目が開いてきて羽毛が外に出てきてるらしい。
こいつの露骨な態度で、遠い昔に良くあったエステの勧誘を思い出しました。
「そんなお肌の状態を放置しておいていいんですか?」
なんだかセリフまで共通してますわ。ぷぷ。
こいつは絶対信用してはいけないヤツだと確信(笑)。

男性「いいお品ですね。おいくらで買いました?」
私「40万ちょっと」
男性「うちは羽毛のリサイクルをしてますので下取りで20万でとりますが、いかがですか?」
私「それは下取りして新しいのをお宅で買えということですか?」
男性「そうです。いいお品が買えますよ〜。」

馬鹿者っ。
その布団は確かにいい値段はしたがセットで30万ぐらいだ。その掛け布団だけを20万で下取りできるはずがないぃぃ。
そう思いながらも、モジモジと「こういうことは主人に相談しませんと」と言ってみたら「ご家庭のことは奥様がしっかり管理なさらないと」と食い下がってきた。
ふふん、そう来たか〜。ならばこちらも最終手段を。
「せっかくですが、婚礼布団ということもあり、思い出の品ですので簡単に手放すことは出来ません。」
に〜ちゃん、ちょっとひるみました。
そこでとどめを。
「(伏せ目がちに)買ってくれた母の形見ですし・・・」
注:母は健在です(^_^;)
○八さん、スゴスゴとお帰りになりました。
やったね!

家の布団の事をかんがえるいいきっかけになりました。
で、さっそく布団メーカー(西川)のお客様相談室に電話をかけて、いろいろ聞いてみました。

そこで仕入れた情報。
・布団は消耗品なので羽毛・羊毛にかかわらず5年を過ぎたら買い替えをおすすめしている。
・だからといって、5年を過ぎている布団がダメだと言う訳ではなく支障がなければ使い続けてもいい。
・羽毛布団の羽毛が縫い目等をすり抜けて出てくるのはある程度仕方がないこと。(綿ホコリと同じ)
・羽毛の出方が余りにひどい場合(何度も掃除機をかけなくてはならなくなったとか、布団のカサが減ってきたとか)、リフォームという手があり、物にもよるがシングル掛け布団で5〜7万ぐらいである。

以上のことから、うちの布団は買いなおす必要はないということです。羽毛の出方がもう少しひどくなったときにリフォームの見積もりをしてもらってその金額をみてから買い替えかリフォームかを検討すればいいってさ。

羽毛布団のお手入れについても聞いてみました。
・日に干す回数は多すぎないように。
・長時間、日光に当てないように。
・カバーは通気性のいい柔らかな素材を選ぶこと。
・時々小さく折りたたんで布団の中の空気の入れ替えをする。
・クリーニングの後は羽毛の出方がひどくなることもあるのでご了承ください。
などなど、そのほかにも色々教えてもらいました。

今日はいいお勉強になりました♪
皆さんも参考にしてね(なるか?)。

追記
エステの勧誘を撃退するのによく使ったセリフ。
「あなたのお肌を見てると、こちらのエステでは効果がないかと思われますけど(真顔で)。」
若い頃、肌の状態だけには自信があったのよね。
遠い20代前半の思い出だわ。
今はもう・・・(涙)。

2004年08月06日(金)
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