ひとりごと。
kakone



 復活!

ネットで公開している日記にこのことを書くべきかどうかすごく迷っていたけど、やっぱり書くことにした。

ここ約3週間、私はすごく悩んでいた。
始まりはShakiの脳波の検査だった。検査の結果は脳波に異常はなく何の問題もなかったのだが、検査の待合室で一緒になった1歳10ヶ月の自閉症の女の子のママの話を聞いて一気にブル〜になってしまった。その子が自閉症とわかった症状が、ことごとくShakiに当てはまるのだ!
心配になってネットで調べてみたら、ますます不安になるような情報ばかり・・・。簡単に情報が入るのは便利だけれども、怖くてネットさえ開けない状態だった。

その時点でShakiは意味のある言葉を言わなかったけど、そんなに気にしていなかった。でも、あらためて見ていると、呼んでも振り返らないし、私の言っている意味も全くわかってないようだ。自分の世界に没頭し、周りに無関心。子供番組を見てもマネをしないし。お友達と一緒にいても1人遊びをしているし。同じ月齢のお子さんに比べて明らかにコミュニケーション能力が????だった。
その他にもここに書ききれないことがどんどん気になってきた。昨日まではかわいいと思っていた動作さえも素直にかわいいと思えなくなってしまってちょっと参ってしまった。

耳は聞こえてると思ったけど、心配なので耳鼻科も受診した。結果は異常無しだったけど・・・。他のママたちの意見や母の意見も聞いてみて「心配ないよ〜」って言われたけどやっぱり心配。私と遊んでいる時はよく笑い超かわいいのだけどやっぱり心配。
一番気になったのは指差しを全くせず、私の手を引っ張り目的のものを私に取らせると言う「クレーン」だった。(←ネットの情報によると自閉症特有らしい)

今週の月曜に不安がMAXに達し、保健所の発育相談にTELして相談してみた。そしたら保健婦さんが親切に相談にのってくれ、2ヶ月に1回、鹿児島の病院から専門の先生が来る発達相談があり、金曜に1コマ空きがあるので予約を入れてくれた。
もしかしたら診断名がつくかもしれないけど、専門家に見てもらえるということで少し安心した。何ともなければいうことはないし、もし何らかの問題があったとしても早くから対処できるし。

保健所に相談をした午後、なんとShakiが発音は不明瞭ながら「ちょーだい」と「ど〜ぞ」を言い出したのだ!まだまだ低い確率ながら欲しいものを指差したりしてるし!
午後はMokoちゃんと遊んだのだけど、いつもは1人遊びに没頭するShakiがMokoちゃんと一緒に遊んでいたりする。どういうこと??
火曜日もMokoちゃんに「ど〜じょ〜」って言いながらブロックを手渡してるし。
水曜日はHCに出席したけど他のお子チャマと楽しそうに走り回ってるし、バイキング会場では「おいで〜」というと振り返り後をついて来る。
木曜にはだんだん相談に行くのが恥ずかしくなってきた。

そして相談の当日、保健婦さんと先生はShakiと一緒に遊びながらShakiの行動を見てくださり、発達の度合いをチェックしてくれた。
結果は運動性、社会性は月齢相当の発達をしているとのこと。心配していた自閉症等のコミュニケーションの障害も今の時点ではないとのこと。
ネットで調べた文字による情報についていくつか質問したけれども、専門の先生が丁寧に説明してくれて、私の思っていたものとはずいぶん違った。
まぁ、普通に発達していても、2歳以降にそういう傾向が出て来る場合もあるので、そのときはまた相談してくださいとのことだった。

ただ、実際問題として言語においては6ヶ月程度の遅れがみられるとのこと。(1年半しか生きてないのに6ヶ月も遅れてしまった^^;)でも救われたのは私のやり方で間違っていないとおっしゃってくれたことだった。
今後はいままでどおりにShakiに接し、さらにShakiの興味を広げるような遊びに誘ってあげてなくてはいけないらしい。声を出すような体を使った激しい遊びも必要らしい。(今でも十分やってるつもりなんだけど、これ以上??)

とにかく、思い切って相談に行ってよかった。これでネットももう怖くない。
でも、Shakiはあいかわらず呼んでも振り返らず、指差しもあまりせず、ほとんどの会話を「ばっば〜っぷ」で済ましているけどね。
Shakiのおしゃべりを聞くのはまだまだ先のことだろうし、それまではやきもきして心配な毎日には変わりないけど、とりあえず今日のところはホッとした。

と、いうわけで今日からネット復活であ〜る。


2002年12月13日(金)
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