Estrellitaの日記
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2001年11月13日(火) |
11月12日続き ついにフランスにホームページ開設! 11月13日 名取さんと伴奏あわせ |
今日はこの後、僕にとって歴史的な1日となった。
なんと!フランスにホームページを開設してしまったのだ! しかし、これから毎日フランス語で日記を書くというはなかなかしんどいことだ。 たぶん1,2行しか書けないだろう。いや、書く時間がないといったほうが正解か。早い話、ここに書いていることを全部和文仏訳すればよいことだ。大変! まぁ少しずつやっていこうと思う。 そんなことがあって、スペースバンクを13時半ごろ出た。 このところ4,5日風呂に入っていないので、昼間500円で入れる五反田のカプセルホテルのお昼寝コースに入った。久しぶりの風呂は気持ちがよかった。しかし、ちょうど、1時半から2時半にかけてだったので、掃除の人たちが忙しく働いていて1人入っている私が「迷惑」をかけたような気がした。ちょうど1時間あるので、残りの時間NHKの国会中継をしばし見た。なにかまた田中外務大臣のことをいろいろと批判している。私にはまったく分からない国の財政上の問題を討論している。天文学的数字の世界だ。 2時40分にここを出て、三和銀行、大崎郵便局へ向かった。各々、支払いを済ませた。セゾンカード、税金、アメリカへの楽譜のための送金。郵便局からローソンで楽器のローンの支払いを済ませ、また五反田に引き戻り、駅前の三井住友銀行でパソコンの延滞していたローンの振込みをした。それから、ビッグエコーに入り、4時から6時半までサクソフォンの練習をした。(実際、集中してできたのは正味2時間に過ぎなかったが。) 内容はロングトーン、スケール(長調)、エチュード、曲の順番に進めた。スケールは結構調子がよかった。指が滑らかに回り、息もよく通る。テンポは4部音符100、120の2段階で繰り返した。エチュードは最初にデクエ16〜19、フェルリング15,16、ロワイヨン4、8の8曲。この4は今日のエチュードで1番難しかった。8分の5拍子なのだが、アーティキュレーションがややこしい。スラ−とタンギングのヴァリエーションで「混乱」する。特に5〜11小節目がパニックだ。簡単そうで難しい。次の8はゆっくりやればそれよりまだ楽な曲。付点4分音符120で落ち着いてさらった。次回は少し速めてみよう! 曲は明日の伴奏あわせの曲「トップ・オブ・ザワールド」、「チムチム・チェリー」、「エストレリータ」の3曲。このうち2曲は今度の土曜日も吹くので細心の注意を払って練習した。最後の曲を吹いていたら時間が来てしまった。ビッグエコーを出た。 2時間半で367円だった。 この後、松屋での牛丼の食事を経て、またスペースバンクに入った。19時25分〜21時57分滞在した。この間にメールのチェック、新しいページの開拓などをした。特にフランス語圏のサクソフォンに関するホームページはたくさん見ることができた。近いうちリンク集にも加えて皆さんに紹介できればと思っている。 帰り、大崎広小路近くのあおい書店で「フランス語立体読解術」なる本を買った。 バスで帰宅。メールチェック、ホームページチェック、ゲーム(ボーリング)の後、ワードで下書きをしている。
11月13日朝、7時30分起床。母からの電話で起こされる。 いつかは一人で起きたいものだ!
今日はどうすればよいか迷ってしまう。結局、大井町からバスに乗っていつものように大崎広小路に行きスペースバンクに入る。8時を過ぎていた。 メールチェック(管理者の田野倉さんからお願いであるリンク集「クラシックライヴを楽しむ会」への変更実行した)、自分のホームページチェックを済ませてから、エンピツのほかの人の日記を読むことにした。とくに「古畑亜紀」さんの日記は印象的だった。あまりにすばらしかったので、自分だけのお気に入りリンク集に追加した。こんなことを言ったら本人におこられそうだが、写真ももっと使えばよいと思った。唯一、一枚の白黒写真は昔の銀幕の映画女優のように「綺麗」だった。 田野倉さんは今、ニューヨーク滞在中らしいが、昨夜の飛行機墜落事故で本当に心配である。(私はこのニュースの詳細をフランスの検索エンジン"Voila"で読んだ。)
13時19分過ぎスペースバンクを出る。980円だった。 すぐにビッグエコーの隣のEXCELSIORに入り、今日、伴奏合わせ予定の名取さんへ電話する。 東京音大正門で18時に待ち合わせなのだが、今になって、まだ2度ぐらいしか行ったことがないこの音大がどこだかうろ覚えのような気がしてきた。 電話に名取さんの母が出た。 「何度も電話して、いつも留守番電話ばかりだと言っておりましたよ。」 私はここのところ、電話の着信音がいつも鳴るのが好きではないので「バイブ」にしていた。そのため、うっかり聞き逃すこともしばしば。あまり留守電も頻繁にチェックはしていなかった。2,3日の分をまとめて聞いていた。これからはきちんと聞くことにしよう。(思わぬ仕事も逃すかもしれない)。 ビッグエコーで練習をした。14時16分練習開始。 いつもの日課のロングトーン、スケール、デクエのエチュード20,21の2曲。(あいかわらず高音サイドキーの操作は不自由だ!)使用リードは9, 8, 7, 5(3/30)の4枚。 8と5がよく鳴りフラジオのコントロールもしやすい。 今日は、(東京音大のある)池袋に行くということで、今使っている楽器を買ったヤマハ池袋店で、最近どうも気になっていたアジャスト・スクリューのバランスを調整してもらうため電話を入れた。4時半から5時に行くと伝えた。その他、パソコンに詳しい小池さんへ「僕のリンク集、楽譜の出版社のホームページが増えてきているのですが、やはり許可のメールはしないといけないですよね?」返事は「いや、大丈夫だ。それでも1度日本語で書いたものを翻訳して送っておいたほうがいい。」とのこと。 そういうことで練習はせいぜい4時までというところか。2時から5時までの3時間で入ったが、2時間半で出ることに決めた。残りの時間は今日伴奏合わせをする3曲を一通り通して池袋へ向かった。今日は電車の調子がおかしく新宿―高田馬場・間で停止した。 5時過ぎにヤマハに着いて少し待たされた。その間、新しい楽譜をチェックしたが特になし。その後、「音楽の素晴らしさを語ってくれました」という小冊子を見つけ、その中の広告に「クロード・ドゥラングル コンサート」を見つけすぐにプロ・アルテミュジケで予約した。東京音大の場所を受付の人に訊いた(あまり正確な返事はもらえず駅前付近の地図と住所を親切に教えてもらえただけだった。)リペア(修理)は5時45分ごろ終了した。 地図と住所をたよりに東京音大へ向かった。途中分からなくなり、2度人に道を訊いた。とても親切に教えてくれた。 6時10分と遅刻してしまった。録音係の友達と一緒に待っていてくれた。
合わせは「エストレリータ」から。もうすでに土曜日にマクドナルドで吹いた曲だが、名取さんはテンポの捕らえ方がかなり遅く感じられた。そのためかどうか知らないが私は数箇所ブレスのとり方が遅くなった。イントロが終わったところで止めて私も録音をとることにした。もう1度、最初から繰り返して始め、全部通した。音楽の流れは自然で心地よかった。(私が)フレージングのとりそこない(ブレスの遅れ)をしたのが吹き終えて、「残念」に感じた。私が出したかった付点音符の躍動感はかろうじて出せた。2回目通す時、私は大胆にも「イントロをもう少し前向きに速くしてください」と注文をした。これは果たして適切な指示だったか、いまだに悩んでいる。2回目の時、クライマックスの実音DのフラジオをPPで出そうとして音がつまって出なかったのは少し悔しい。それでも、全体の流れは1回目よりはるかに良かった(これは後で録音を聴き比べての感想)。次に「トップ・オブ・ザ・ワールド」。伴奏の動きが重たく感じ、私も重たくなる。いや、それでもあえて軽く吹こうと心がけた。これはもともとフルートの楽譜でやたらアーティキュレーションが細かく書いてある。サクソフォンで吹く時、いらないものもあるのではないか。それでも「できるだけ楽譜に忠実に」を実行した。ピッチベンドは嫌味にならない程度に入れてみた。ジャズメンはこういうことを無意識に入れるが、私の場合、「ためしに」入れる程度。それでも、下手に吹いたのではないかと後でいつも後悔する。この曲も2回通す。 お次は「チムチムチェリー」。私はこの曲を間違えてとらえていた。最初からスィングするものかと思って、「もっとスィングして」と指示を与えたら、「楽譜には3小節目からと出ています」といわれた。確かに楽譜にはそう出ているので正解だ。しかし私はこの印刷はあまり好きではない。もっと「ジャジー」でいいじゃないか。途中、ピアノのアドリヴソロがあるが、はっきりいって、名取さんには向いてないかもしれない。2回目合わせた時、サクソフォンのアドリヴソロでピアノとずれたのは本当に悔しい。この曲は全部で3回合わせた。後で録音を聞いてみて、私も向いてないことに気づいた。もう1度、「エストレリータ」を合わせて、18時50分となり終了。 今度は21日当日のリハーサルだ。校門のところで別れた。「今日来た道を同じように帰ればいいのですよね?」は余計な言葉だったと、今反省している。 のどが渇いてすぐ缶コーヒーを100円で飲む。 今日は付き添いの人(ひょっとして彼?)がいたので想像以上に緊張した。二人の世界に私はあてられっぱなしだった。誤解かもしれないが。(自分の思い通りの音楽まではいかなかった。) 帰りも道に迷ってしまい、池袋までかなり時間がかかった。途中、歩きながら何度も繰り返し今の録音を聴いた。「エストレリータ」の出来が一番よかった。 池袋―大井町290円でまっすぐ帰った。電車の中でも同じ録音を繰り返し聴いた。 20時過ぎ帰宅。メール、ホームページをチェック。それからこの日記を、ワードを使って下書きしている。これからエンピツの書き込み欄にコピー&貼り付けしようと思う。もう23時17分だ。 今日のお気に入りMD、J.S.バッハのフルートソナタ第1楽章、ポンセの「エストレリータ」。 やはり、M.ミュールのバッハはすごい!何度も繰り返し聞く価値あり。音の流れ、ニュアンス、ヴィヴラート、アーティキュレーション、どれをとっても素晴らしい。そのまま真似しても勉強になると私は思う。 もう一つ、名取さん「エストレリータ」の伴奏に拍手!
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