2001年12月17日(月)
朝日ソノラマという出版社がある。 小学生のときは、少年少女SFシリーズを読破した。 筒井康隆の「時をかける少女」など、秀作が多々あった。 NHKでドラマ化されてるものも多い。 「謎の転校生」「赤外音楽」・・思い出多いシリーズだ。 その朝日ソノラマの出版しているマンガ雑誌に 「ネムキ」というのがある。隔月刊発売。 http://page.freett.com/Jam/ 詳しくはここのHPにまとめられている。(無断リンクであるが(^_^;) とにかく素晴らしい雑誌であることは間違いない。 作家陣は、皆、絵がうまく、ストーリーも読み込ませるものばかり。 書店では、少女漫画にカテゴライズされてるらしいが、 (少女漫画のコーナーにおいてあることが多い(^_^;) 性別関係なくのめり込ませること間違いなし。 自称ネムキ普及委員の私が言うのだから間違いはない(笑)
さて、そのネムキで連載しているチキタGUGUの2巻が発売された。 待ちに待った発売。 TONOは最近メチャクチャ気になる作家さんだ。 絵柄はかわいい系。 だけど、極悪な内容をさらっと書き込む。 絵柄にダマされちゃ駄目だ。かなりキテる。 チキタは百年育てると妖怪にとってめちゃくちゃ美味な人間になる。 現時点では流す涙でさえ、妖怪にとっては毒なのだが。 その百年をチキタと過ごすラー・ラム・デラル。 二人の関係は次第に変化していく。 それは友情というものには遠いかもしれない。 だけど、確実に何かをラー・ラム・デラルの中に育てる。 「あったかいもの」とラー・ラム・デラルは表現する。
連載の方ではものすごい展開になっているのだけれど、ここに書くのは控える。 とにかく一読を勧める。 どこかスコーンと抜けた感覚を味わえる。
笑いたい方には「ナバナバ・パラダイス犬童医院」シリーズをどうぞ。 シュールな笑いがいっぱい入ってる。
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