インコの巣の観察日記
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2006年05月15日(月) |
Fiestaで見つけた人 |
FAカップの結果には満足しているであろう友人からメールを貰った。
「毎度毎度、際どいですね。ある意味、とても応援し甲斐のあるチームかもしれない、エスパニョールって(笑)」
「全く、ホントにその通りだなぁ。こんなにドラマティックなチームって他にないよ。
どんな映画やドラマを見るよりも、このチームを応援する方が遥かに苦しくて、辛くて、
でも、遥かに楽しくて嬉しい。だってそこにあるのは、全てが真実の物語だから。」と、
携帯を握り締めながら呟いた。
きっと、そう思うのは私だけではないはず...だから、別のインコ仲間にこんなメールを送ってみた。
「Espanyolは凄いチームでしょ??僅か2シーズンの間に、歓喜と悲嘆と辛苦と至福と、色んなものを
体験させてくれたでしょ??(笑) もう、これでアナタはインコから生涯離れられないですよ(爆)」
すると彼は返信してくれた「生涯ペリコです!!」と。あぁ、彼も不治の病に侵されたか...(笑)
Espanyolはね...とってもエモーショナルで、そしてパッションを感じられるチームだと思うから。
だから、こうやって...みんな病に侵され、離れられなくなる。
今朝、出勤前に録画確認のためにTVをつけた。すると、ちょうどロスタイムのゴール直後だった。
それから、試合後のFiestaまで見ていたのだけれど...鳥肌たった。
なんて凄い試合したんだろう!!と、改めて怖くなった。
何度手で拭っても、涙が止まらないMauricio Pochettino。
彼が試合後に涙を見せたのは、あの時以来だな。
4年前の宮城...鉛色した空の下で号泣して以来。
でも...あの時と違って、悲しみの色はなかったから、暖かい涙だったから、
彼の泣き顔見ても苦しくなかった。
また、忘れられない思い出、忘れられない至福の瞬間を、
私にくれた彼に、心からの感謝を。Mauricio、ありがとう...。
それにしても...化粧する前に見てよかったよ。だって...涙でグチャグチャになるところだったから(笑)
どうでも良い話ですが...この試合後の大騒ぎの中で、私は、マイクを片手に
選手を捕まえてインタを試みる地元ラジオ局、RAC1のEduardoさんを見つけて、
涙流しながらも、一人で大喜びしてました(爆) いやぁ、やっぱり男前だと思います、あの人...(笑)
夕方、「この試合録画し忘れた!!」と言う、焦ったメールを貰ったのですが、
他に「私も忘れた!!」とか、あるいは「失敗した!!」って方はいらっしゃいませんか??
もし宜しければ、私がDVDをお送り致しますよ!! 1枚も2枚も一緒だし...(笑)
土曜日、ベンチ入りメンバーからも外れていたPochettinoは、
David Garciaと同じように、ベンチ脇で私服のまま戦況を見つめていたのですが、
(トラック・スーツを上から羽織っていたから、そうは見えなかったかもしれないけれど...:笑)
彼ってば、Mendizorrozaの試合、ラジオで聞きながらMontjuicの試合見てたんですね。
自分が戦っていないからピッチに立ってる選手以上に余計に歯がゆくて、苦しかったんじゃないかなぁ...。
でも、私は何故か、彼がSegundaでプレーするって想像出来ないのです。「あり得ない」って思ってしまう。
だから「絶対に落ちない」とも思っていたのですが...でも、昨日書いたように
“Segundaの試合を見に行くこと”など、具体的にイロイロと考えたのは事実。
そして、こんなことも考えた。
「う〜ん、Segundaに落ちたら何が困るって...Pablitoのことなんだよね。
彼、アルゼンチン代表のレギュラーを狙わなくてはならない選手なんだもの。
Segundaでなんてプレーさせられないよ!! もし、落ちたらどっかprimeraのチームに
Cedidoで出して欲しいよなぁ...云々」
どうしても、彼のこととなると溺愛してしまうと言うか(笑)、まぁそれだけ期待してるんだけれど、
だからこそ、Segundaでは絶対にプレーさせられないなぁ...と、思ったわけです。
何故か、この点だけは譲れなくて、Segundaに片足以上突っ込んでいた、あの13分弱の間、
私は凄く冷静にPablitoの身の振り方を考えていたのでした(笑)
でも、ホントに、こんな心配しなくて済むようになって...良かった!!(嬉)
最後に、Espanyolのニュースを少し。
御存知のように、残留を決めたその夜、試合後にLotina監督が正式に退任を表明致しました。
一説によると、彼はAthletic de Bilbaoの次期監督候補に挙がっているとか...。
それから、Lopoの退団も明らかになり、その他ではギリシャへ行くだろうと言われているDidier Domi、
レンタルバックされるJuanfran、そしてMartin Posseも、このLa Real戦が
EspanyolのCamisetaを着て戦う最後の試合となるようです。
また、新しいシーズンの開始時期ですが...バカンス明け、再召集は7月10だという事です。
El Mundo DeportivoのCorominasくんに関する記事...その見出しがEl niño de oroだった。
やっぱり、彼はEspanyolの輝ける未来の象徴なんだと、思います(笑)
Jonathan帰ってきたら...彼と一緒に、インコの未来を支えていって欲しいな。
Real Sociedad戦のレビューは、気長にお待ち下さい(笑)
まずは、イロイロと記事拾って整理しなきゃネ。
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