インコの巣の観察日記
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2005年01月16日(日) |
リーガ エスパニョーラ 第19節 アスレティック対エスパニョール プレビュー |
LiverpoolとManchester Unitedの試合、90分集中して、ちゃんと見たはずなのに、
どうも中途半端な感じがするのは、自分自身の“視点”が固定されてなかったから...そんな気がする。
どう言う事かと言えば、LiverpoolにしろManchester Unitedにしろ、
どちらか一方に肩入れして応援して試合を見ていたわけでなく、
ある特定の選手の動きに注目して見ていたわけでなく、
誰にも拘らずに、全体の流れを追いながら見ていたのでなく、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラって見方をしていたために、何も残ってない(笑)
そうなんです。私は昨日、Morientesを追いかけたり、Luis Garciaを追いかけたり、
あるいはある時間帯はGabiばかり見ていたり...と、何もかも中途半端だったんです。
まさにコマ切れで見ていたような感覚しか残っていません(苦笑)
Liverpoolの闘い方がヘッポッコだったせいか、気付いたらGabiを見てたって時間が長かった。
だから、彼のプレーの印象が一番良く残ってる。Gabi...頑張ってたなぁ。
試合開始前のGabiを見た時に「うわぁ〜、Gabiってばメッチャ嬉しそうやん!!」と思った。
Morientes、そして最後にPellegrinoと握手を交わしたときのGabi、いつも以上に嬉しそうに見えた。
きっと、楽しみにしてたんだろうな。相手チームのCBは同郷人だし、
自分が対峙するであろう相手チームのFWはスペイン時代を思い出させる人。
ペナルティーエリア内でMorientesのボールをかっさらったGabiのプレー
実況スレでは絶叫してる人もいたけれど「うめぇぇぇぇ!!」って声がMUファンからは上がってた。
あのタックル、試合中何度か見せてくれていたけれど、ファールは採られなかったですよね。
審判の笛の基準がそうだったのかもしれないけれど、でも私はGabiも上手くなったと思います。
私にDFと言うか「CBのプレーとは」を教えてくれたのは、Real Madrid時代のHierroと
そしてRafael Alkortaです。特に、Rafaさんのプレーぶりには随分と影響を受けました。
「私の好きなCB」「私の好きなDF」の基礎を形作ったのはこの人ですから。
そんなRafa Alkortaのプレーで一番好きだったのは、深く抉るスライディングタックルでした。
もうね、ホレボレするほどに美しく潔く...溜息しか出なかった。
だから、私はPochettinoがスライディングしても、Gabiが滑っても、
「ぎゃぁ〜〜!!」とムンクの叫び状態になることはないです。
そりゃぁ引っ掛けてしまう危険性はあるし、事実Mauricioはそれで何度かPK与えてるし(苦笑)
それでも...あれこそ、CBの醍醐味だと思ってるから。だから、あのプレーは好き。
Gabi...今はSBやってるけれど、でも彼にはCBとしてのDNAが組み込まれてると思う(笑)
PSG時代の彼のプレーを見て「アタシ、Gabiのプレー好き!!」と思った理由の1つには、
そこに「Rafaさんの系譜」を見たからと言うのは間違いない。そしてそれはPochettinoが好きだと言う理由と同じ。
ファンの贔屓目なんでしょうが、私はGabiのプレーを見てると「誰の影響を受けたのか一目瞭然」といつも思う。
だって似てるんだもん。敢えて誰かは言わないけれど(笑)、私の感覚がそう捉える。
Gabiにはやっぱり...CBの血が濃く流れてる(笑)
だから、東本の言うことには「えぇ!!そうかぁ??」とツッコミ入れたくなる(爆)
試合前のGabiの気持ちの高揚...「おもしれぇ。相手にとって不足ナシ!!」って思ったんでしょうね。
今の自分ながら、MorientesにだってBarosにだってLuis Garciaにだって負けない自信があるのでしょう。
そんなGabiのこと、いつの間にかみんな「エインセ」と言うようになりましたね。
彼がPucelaにいた時やPSGにいた時は日本では「ハインツェ」と書かれていたし、実況中継の中でもそう呼ばれていた。
だから私がスペイン人と同じように「エインセがね...」と言うと、Ligaファンでさえ「エインセって??」と聞き返してきた(笑)
Premiershipの現地実況でも「エインセ」と言われてるし、こっちが主流になるのかもね、。
- Athletic戦 予想スタメン -
EFEによる予想スタメンは以下の通りです。
Athletic Club: Aranzubia; Iraola, Murillo, Gurpegui, Casas; Orbaiz, Tiko; Etxeberria, Yeste, Ezquerro; y Llorente.
Espanyol: Kameni, Ibarra, Lopo, Pochettino, David García, Ito, Morales, Maxi, De la Peña, Amavisca y Jonathan.
Arbitro: Muñiz Fernández (Comité asturiano).
Campo: San Mamés.
Hora: 17:00
昨日の召集メンバーには名前のあったFredson Camaraですが、ドクターストップが掛かりました。
理由は...インフルエンザです(困) 他の選手にうつす可能性もあるのでBilbao行きは取りやめ。
結局17名の選手をLotinaは連れて行くことになりました。
一方のAthleticもエースストライカーのUrzaizをケガで欠きます。
と言うことで、この試合はUrzaizに代わって先発予想されるLlorenteと
Tamudoの代わりに先発予想されるJonathan、2人のcanteranosの戦いとなりそうです。
この闘い、絶対に負けられない!! Jonathanなら大丈夫だよ。きっと...立派に努めを果たしてくれると信じてるよ!!
ですが、実はEspanyolにとってEl Catedralは鬼門でして...(苦笑) 00/01シーズン以来勝ってない。
最近の戦績は1分2敗なんですよ。最後に勝ったのは2001年4月15日。0-1の勝利でした。
まぁLos LeonesはCatedralでは強いからなぁ...。
このAthletic戦の後、続けてFueraでのDeportivo戦、CasaでのBetis戦を挟んで
FueraでのReal Madrid戦を闘うEspanyol。さらにはCamp NouでのDerbyも控えていて...
ここしばらく重要な、厳しく激しい試合が待ち受けてるのですが、イヤなことに、
De la Peña、ItoそしてIbarraが黄紙4枚のリーチ状態なんですよ(苦笑)
お願いだから、全員一緒にお休みってのだけは避けてくださいませ!!
特に、Ito。今、怪我人多くて中盤の底出来る人少ないんですから。
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