インコの巣の観察日記
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2004年10月30日(土) オスカル セラーノのルーツを訪ねて

今週末、Espanyolと対戦する王家の谷ことVillarrealも国王杯1回戦敗退組に仲間入り(苦笑)

ここもBarcelona近郊の町Gironaに2-1で負けておりました。これで1部20チーム中5チーム敗退ですネ。



Villarrealですが、木曜日にGironaで試合を行った後、Castellonには戻らず、明日の試合までBarcelonaで練習するようですね。

木曜日にGironaと対戦したVillarrealは試合後そのまま滞在、翌金曜の午前は当地で練習を行い、そして午後にBarcelona入り。

そのまま、試合当日までDiagonal通り沿いのホテルにてConcentracionだそうで...

土曜日の練習はEspanyolの練習場であるCiudad Deportiva de Sant Adriaで行うことになったとのこと。

このVillarrealの申し出を受け、Espanyolは練習場を譲ることに同意。試合前日の非公開練習の場所はMontjuicのOlimpicoです。




El Mundo DeportivoにDaniのコメントとしてこんな風に書いてありました。

Dani: "Hay que olvidar la derrota de la Copa"


「今更悔やんでもどうしようも出来ないから、もう忘れなきゃいけない」とDaniは言ってます。


そうだよね...あの敗戦はもう忘れなきゃ。 この敗戦、相当に彼らを打ちのめしたらしいです。

確かに、今シーズンはLigaではここ数年で最高のスタートを切って、希望に満ちていただけに、

落ち込み方も激しいわけでして...だからこそ、もうあの敗戦は忘れて、

気持ちを入れ替えてVillarrealに対しなければならない。



Mauricioさんも自分自身に言い聞かせていましたね。

"fue duro caer así en la Copa, pero no sirve de nada pensar más en este tipo de cosas".


PK負けと言うのは、やっぱり堪えたみたいだけれど、でも、

「この手のことは、これ以上考えたとしても、何の役にも立たない。」その通りだと思う。

「我々の次なる目標はVillarrealに勝つことなのだ」期待しております、Mauricioさん!!



以下、公式から拾い読みです。


「彼らは非常に良いfutbolをしているし、ここ数年強力な補強を行ってきた。これはとても重要なことだ。」

「Rogerのことは、本当に残念だ。僕たちと彼との関係は大切なものなんだ。彼が回復出来るよう僕たちの支援と愛情をここから送るよ。」




ご存知かと思いますが、元EspanyolistaのRoger Garciaが膝の十字靭帯を傷め、

どんなに早くても復帰は6ヵ月後、今シーズン絶望となってしまいました。

Pochettinoは1年半、彼と一緒にプレーしている(99/00と00/01の途中まで)ので、良く知った彼のこと心配してるみたいです。



それから、Espanyolに関してのあんまり嬉しくない数字と記事がMARCAに載っておりましたが、これに関してもコメントしておりました。

ネガティブな記事の内容は何かと言えば、それは2003年の1月以来、Espanyolは逆転勝ちが出来ていないということです。

先制されると、追いつくだけで手一杯。逆転のゴールがず〜〜〜っと奪えておりません(涙)


先制されながら勝った試合...確かにあるのですが、それはGavá やCornellá相手の、つまりAmistoso。練習試合なんですよ。

これに関してPochettinoは言いました。

「2004年のシーズン、EspanyolはLigaの四強の一角なんだ。逆転のことについては、僕は気にしていない。

僕が興味あるのは、これまでと同じ道を行くってことだけさ。」





王家の谷戦、Lotina監督は再び4-2-3-1に戻すんじゃないか、と言われているようです。

De laPeñaがスタメンに戻ってくると、各紙書いてますね。Maxiについては意見分かれてる。

果たして、MaxiなのかそれともFredsonなのか...私はMaxiに1票です(笑)





El Mundo DeportivoにOscar Serranoのルーツを訪ねて...が載ってました。

彼が初めてプレーしたのは、4歳の時の'baby–fútbol'だったんですね(笑)可愛いかっだろうなぁ...。



で、このOscarくん、実はBarcaのユースにいたことあるんだそうです。

斜め読みなんで、間違ってるかもしれないですが、彼はBarcaのCadeteとJuvenilに3シーズンいたようです。

つまり、15歳〜17歳ぐらいにかけて間、彼は“La Masia”に居たんですね。

でも、彼の青と臙脂のキャリアはそこで終わってしまった。


99/00シーズンにVilobí のJuvenilに移っているので、多分、18歳になる直前までBarcaにいたのでしょう。

その後、VilobíやGuíxols,と言ったTercera Division、つまり4部のチームでプレー。

(検索したら、01/02シーズンの得点王のところに、当時GuíxolsでプレーしていたOscar Serranoの名前が出てきました。)

その後02/03シーズンにFigueresへ移籍して、今シーズンからEspanyolへ。

でも、最初彼はEspanyol Bの選手として呼ばれたんですよね。


で、どうやらこのOscar Serranoですが...以前Villarrealからも声掛けてもらっていたみたいだし、

さらには、今シーズンEspanyolと契約を結ぶ前、Racing de Santanderも彼に接触してきていたとか...。

この2チーム、逃した魚は大きかったと思っているのかしら??(笑)



Oscarは言いました。Espanyolのはとても居心地が良いと。皆が自分にすごく良くしてくれると。

そして、De la PeñaやTamudoと言った選手たちが常に自分に助言を与えてくれて、自分は変わったと。

特にRaul Tamudoは個人的にも良い付き合いをしてくれて“真の友”と呼べる存在だって。



彼の家には、BeckhamのCamisetaがあります。Real Madrid戦の後、交換したから。

そしてBeckhamの他にJoaquinのCamisetaもあると言ってる。でもRonaldinhoのはまだないって(笑)

そうやって、色々な選手と対戦してCamisetaが増えていくだけOscarも成長して行くのだと思う。



いつかは、壁にブチ当たることでしょう。挫折のないまま成長することは在り得ないから。

でも、それを乗り越えられるだけの強さを彼は持っていると思うから、私は心配していません。

何よりも、彼を支えてくれる仲間がいるのだから。


だから...今は何も恐れずに突き進んで欲しいです。思い切りの良さ、大胆さ、それは若さの特権だぞ、Oscar!!(笑)



で、私のMarc Bertranは??って勝手に所有形容詞つけちゃったけれど...ホントLotina監督、お願いしますよ!!(笑)

マジで、どっかSegunda Aでも良いので里子に出してもらって、プレーさせてやって下さいな。




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