インコの巣の観察日記
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この前、スペイン・ワーナーのHPで、トロイのスペイン語版トレーラーを見ました。
いやぁ面白かったですよ。相変わらず、イメージと合わない声質の人が吹き変えてるし(爆)
往々にして、スペイン国内で公開される外国映画(つまりはハリウッド映画なんだけれど)って、
「何で、この役者の吹き替えがこの人なん??」ってことが多い。ま、日本でもそうですけれど。
このスペイン語版トレーラーでも、Brad PittとそしてOrland Bloomの声が激しくイメージに合ってなかった(笑)
でも、英語のナレーションやセリフがどのようにスペイン語に置き換わるか、その違いを聞くのが面白かったです。
トロイ上陸作戦の時、アキレスが「不滅の栄光をその手に掴め!!」って自分の部下たちにかける言葉、
英語では確か、Immortality, It’s yours!! だったと思いますが、これが ¡ La inmortalidad, es tuya! となり、
最強の戦士はそのまんま、un gran guerreroだし、Hector兄ちゃんの For TROY!! は、¡ Por TROYA !
アナウンサーだとか、声優さんの話す言葉って一応ちゃんとした標準語だから、すごく聞き取りやすいです(笑)
英語版、スペイン語版と見て、じゃぁ他の言語はどうなんだろう??と、ドイツ語版を見ると...
もう、全く違う映画に思えました(爆) いやぁ言葉の響きだけで、こうも印象が変わるとは。
下に、各国の公式サイトのアドレス張っておきますので、興味ある方はどうぞ。
http://www.warnerbros.fr/movies/troy/ フランス語版
http://www.warnerbros.de/movies/troy/ ドイツ語版
http://www.warnerbros.es/movies/troy/ スペイン語版
しかし、Hector兄ちゃんがドイツ語喋っていてもあんまり違和感ないのは、彼が半分ドイツ人だから??(笑)
そして...Orland Bloomが話すフランス語に違和感を感じなかったのは、彼の役名がParisだから??(爆)
さっき、Wolfsburgの日程表を見たら...今節は日曜日開催だったんですね。
ありゃりゃ...Facundo Quirogaくん、困った事態になっちゃったね。
せっかくドイツから飛んでくるキミが一番楽だって思っていたのに...月曜便は設定がないのよね(爆)
唯一のヨーロッパ便が飛んでない日となると...ウチの地元に降りてくれるの??(笑)
えっ!!??...Facundoくんだけじゃなくって、Diegoも日曜日に試合??なんてこったい!!(苦笑)
さて...昨夜パラグアイ戦を前半だけ見ました。途中、居眠りした箇所あったけれど...(爆)
で、私の感想なんですけれど...「Bielsaってやっぱり、チームの作り方上手いなぁ。」でした。
つまり、オーバーエイジと言う3枚のカードのうち2枚をAyalaとHeinzeと言うディフェンスの選手に使ったと言うことです。
長いリーグ戦でも当然のことですが、殊に短期決戦のコンペティションでは、守備の安定が何よりも大事。
後ろがしっかりしていて、初めて攻勢に出ることが出来る。守備に不安を抱えているチームが安定して力を発揮できるはずがない。
アテネで戦うアルゼンチン代表を、「反則や!!」って言ってる人は多いみたい。
まぁ、確かにあのメンバーは、あり得ないほどに豪華でそして強い(まだ、1試合しか闘ってないけれど...)
私はGabiとAyalaの召集こそがアルゼンチンの、Bielsa監督の “反則技”だと思っている。
あり得ないでしょう...23歳以下の若者たちの大会に、Ayalaさんって!!(笑)
そのAyalaさんとW杯南米予選、そしてCopa Americaと一緒に闘ってきたGabiは、
Bielsa監督だけでなく、Ayalaにとっても信頼できる頼もしいパートナーとなった。
彼ら2人の能力の高さ、安定性は...ちょっと図抜けてると思いませんか??
そこに加わるのがColoccini。コロ助はU-23世代だけれど、経験値は恐ろしく高いからね。
毎シーズンのようにチームを変わるのは、安定性に繋がらないかもしれないけれど、
でも、その苦労が彼を強くしたのも事実。AtleticoでもVillarrealでも若いけれど中心選手としてチームを支えてきた。
そんな彼らと対象的だったのが、我が日本代表。もう、目も当てられないほどの混乱振りだった。
早い時間に失点して、混乱に陥って...立て直す術を誰も知らなかった。
修正が全く出来ないまま、時間だけが過ぎて行き、45分が終わったという感じでした。
そこで思い出したのが...6月の頭に行われたブラジル vs アルゼンチンのW杯予選でした。
あの時のアルゼンチン代表はAyalaがサスペンションで、不安定なGKの前には78年生まれの経験の少ないDFが3人。
結果は...見るも無残。たった1人の選手を止めることが出来ずに3-1の完敗。
どうして、日本は3枚のカードのうち2枚しか使わず、しかもDFラインに誰も入れなかったのだろう。
確かに、アジアカップの開催時期が悪かったと言うのもあります。あれさえなければ、
GKを曽ヶ端ではなく、川口にすることが出来ただろうし、DFラインに宮本なり中澤なりを入れることが出来たはず。
そして、ドイツから合流した小野と違って、もっと長い間チームに帯同させることが出来ただろう。
相手のパラグアイ代表がCBにGamarraを入れ、彼がCapitanを務めているのとは非常に対照的だったと思いませんか??
しかも、彼らもアルゼンチン代表と同じようにコパ アメリカと言う、大きなコンペティションを五輪のメンバーで乗り切っている。
親善試合、それもホームでの試合ばかりをこなして調整してきた日本代表との、この経験の差は...
埋めようもないほどに大きいのかもしれないと、そう感じたのでした。
もう、負けてしまったことはどうしようもない。残るイタリア戦とガーナ戦に全力で立ち向かい、そして勝つしか道はない。
若い日本代表が、どうやって自分たちを立て直すか、それが出来るのか出来ないのか、しっかりと見極めたいと思います。
それにしても...相変わらずアジャストが苦手と言うか、日本人は突発事故に弱いなぁ(涙)
試合前日にスタジアムの芝を確かめられなかったって...そんなの予想の範囲内じゃない??
ってか、そんなの「別に。だってダメなものはダメ。仕方ないじゃん」って大らかさが必要なんだろうな。
最後に、Espanyolネタを少し。
タムどん、おめでとう!! 祝・代表召集です!!
アラゴネスのじいちゃんが召集したのは、以下のようなメンバーです。
Lista de convocados.
Reyes (Arsenal)
Fernando Torres (Atlético)
Del Horno (Athletic)
Puyol (Barcelona)
Joaquín y Juanito (Betis)
Romero, Valerón y Víctor (Deportivo)
Tamudo (Espanyol)
Casillas, Iván Helguera, Morientes, Michel Salgado y Raúl (Real Madrid)
López Rekarte y Xabi Alonso (Real Sociedad)
Cañizares, Marchena, Vicente, Albelda y Baraja (Valencia)
わ〜い、Lopez Rekarteも初めて呼ばれたぞぉ〜。あんなに調子良くてもずっと声かけてもらえなくて、悔しかっただけに、喜びも一入です(感涙)
それから、今日EspanyolはPresentacionです。しかし、今年はMontjuicのスタジアムではなく、
ユネスコの支援を受けてバルセロナ市とその周辺地域で現在行われてる、Fòrum Barcelona2004の一環として、
そのフォーラム会場でプレゼンテーションを行います。スタジアム以外でのPresentacionはクラブ史上初めてとのことです。
どうして、Espanyolがこのフォーラムに参加するかと言えば、恐らくメインの会場が、
Sant Adria Besosって、練習場がある場所だからなのか??(笑)
それにしても...京都もそうですが、Barcelonaも国際会議だとか学会の開催が多い街だよなぁ。
お昼間にプレゼンテーションを行い、夜はUdineseとの試合です。
このお披露目試合で、ようやく2004-05シーズンの開幕も近づいたと感じます(笑)
今夜のUdinese戦、つまりバルセロナ市杯ですが、過去2年Espanyolは負けてます(苦笑)
それぞれ、ParmaそしてChievo Veronaがトロフィーを持って帰っちゃいました。
Espanyolが最近勝利したのは、3年前に、Olimpiakos del Pireo (ギリシャのオリンピアコス・ピレウス)に
3-0で勝った試合です。当時の監督はPocoちゃんだっけ??
Udineseとも実は過去に対戦しておりまして、1999年に彼らはEl Ciutat de Barcelonaに招待され、その時は1-1の引き分けに終わりました。
今夜は、久しぶりにEspanyolの勝利が見られますように!!
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